本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020年4月1日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉・秩父労働基準監督署は、墜落防止措置を講じなかったとして、建築工事業の㈲N住建(埼玉県秩父市)と同社取締役を安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置など)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。
平成30年12月1日、秩父市羊山公園の羊の飼育小屋で屋根材の取付け工事を労働者に行わせた際、囲いや手すり、覆いなどを設けさせていなかった疑い。
作業をしていた労働者3人のうち、1人が屋根上の端から墜落して頭を打ち、死亡した。
羊小屋の軒高は約2.9メートルで、屋根の勾配は24度だった。
墜落した労働者は同社に雇用されていたが常勤ではなく、屋根工事という特殊な作業を行わせるために選任された経験者だった。
同労基署によると、墜落防止措置を講じなかった理由として、経済的理由や工期が短かった点、作業現場がそれほど高所ではなかった点を挙げているという。
https://www.rodo.co.jp/column/89377/
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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