2020年4月18日22時50分に京都新聞から下記趣旨の記事が、チェーン撤去後のブランコの写真付きでネット配信されていた。
17日午後3時10分ごろ、滋賀県彦根市正法寺町の市の公園「旭森地区ふれあい広場」にあるブランコのチェーンが外れ、遊んでいた近くの小学生の男児(10)が落下し、鎖骨を折る重傷を負った。
金具のボルトの腐食が原因という。
市は、このブランコを同日から使用禁止にした。
彦根市によると、男児が1人乗りブランコで遊んでいる最中、チェーンと上部の鉄棒をつなぐ金具のボルトが破損。
男児は一時、脳しんとうで意識がもうろうとしたが、命に別条はないという。
ボルトは老朽化によるさびが見つかった。
ブランコは同公園ができた1996年に設置され、その後は年2回点検していたが、前回の今年1月21日の点検時は異常に気付かなかったという。
市は事故を受け、ブランコのチェーンを外して使用禁止にした。
18日から市が管轄する全約350カ所の公園について遊具の安全点検を行い、再発防止に取り組むとしている。
市都市計画課は、「点検や管理に不備があった。けがをした方や市民におわびする」と話した。
https://www.47news.jp/localnews/4731179.html
4月18日8時59分にFNN PRIME(関西テレビ)からは、留め具が折れたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男の子がブランコに乗っているときにチェーンの一番上と本体をつなぐ部分の留め具が折れたということで、警察が折れた詳しい原因を調べています。
https://www.fnn.jp/articles/-/33811
4月18日13時23分にmBS NEWSからは、フックの留め具が壊れたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、ブランコ本体とチェーンをつなぐフックの留め具が壊れ、遊んでいた10歳の男の子が右の鎖骨を折るなどの重傷を負ったということです。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20200418/GE00032628.shtml
4月21日20時20分に京都新聞からは、定期点検では細かい部分を目視できなかったなど、下記趣旨の記事が折れたボルトとU字金具の写真付きでネット配信されていた。
市は20日、緊急点検した市内の全公園・児童遊園にある遊具のうち、同様の金具を使ったブランコなど遊具58台を当面の間、使用禁止にしたと発表した。
事故は17日昼に「旭森地区ふれあい広場」(同市正法寺町)で発生。
小学5年の男児(10)がブランコを使用中、鎖と上部の鉄棒をつなぐ金具のボルト(長さ4センチ)が折れ、落下した男児が鎖骨を折った。
ボルトは腐食が進んでおり、さびが見つかった。
市は年2回、独自マニュアルに沿って遊具を点検しているが、「細かい部分を目視できなかった」(都市計画課)とミスを認めた。
18日の緊急点検の結果、同様の金具を使う市内のブランコ45台も十分点検できていなかったとして、使用禁止にした。
ほかにもシーソーや滑り台、ジャングルジムなど、不備があった遊具13台も対象とした。
都市計画課は、「今後、遊具メーカーから講習を受けるなどして点検方法を見直し、再発防止に取り組む」としている。
https://this.kiji.is/625292913992533089?c=39546741839462401
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。