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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202011191927分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後、愛知県武豊町の火力発電所の建設現場で、40代くらいの男性作業員が上昇したゴンドラに安全ベルトのフックをかけていたため宙づりとなり、死亡しました。  

 

19日午後015分ごろ、武豊町竜宮の「JERA武豊火力発電所」の建設現場で、作業員の男性がゴンドラに安全ベルトのフックをかけて配線作業をしていたところ、上昇し、宙づりとなりました。  

 

ゴンドラはおよそ19メートルの高さまで上昇し、男性は救急隊に救助されましたが、意識不明の状態で搬送され、およそ1時間後に病院で死亡が確認されました。  

 

男性が安全ベルトのフックを誤ってゴンドラにかけた可能性もあるとみて、警察がいきさつを詳しく調べています。  

 

1116日には、今回の現場と同じ敷地内にある変電施設でも、72歳の男性作業員が意識不明となる作業事故が起きていました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e287be95497797a843f764b97c182359e198f4

 

 

1120649分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、ゴンドラに引っ張られて宙づりになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

40代くらいの男性作業員がゴンドラに引っ張られ、19メートルの高さで宙づり状態になりました。

 

何らかの原因でゴンドラが上昇したということです。  

 

11月16日には、隣にある武豊火力変電所でも作業員が鉄柱と重機の間に挟まれる事故がありました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/59d999e8f8ad136d6ef225c4ce5b8a01d12c974c

 

 

1119190分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、全身をハーネスで圧迫されて死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

40歳代ぐらいの男性作業員が、転落防止用安全ベルト「ハーネス」のフックを作業用ゴンドラに掛けた状態で配線作業中、ゴンドラが上昇したため、逆さまの状態で宙づりになりました。  

 

男性は全身をハーネスで圧迫され、搬送先の病院で死亡しました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff70bd0dd44e09ee72eab9eb915912431ad4a7bb 

 

 

1119197分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、1階の足場上で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転記省略)

 

男性は、1階の足場で命綱をゴンドラに掛け配線作業をしていたところ、突然、ゴンドラが上昇し、およそ20メートルの高さで宙づりになったということです。

 





 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/79956f6626b8e2e4a6060c3b70a4c2fb8efe3c1e 

 

 

 

 

 

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202011181520分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月初め、六ヶ所村にある風力発電所で、発電に使う風車から油が漏れ出して、周囲の畑や住宅などに飛び散っていたことがわかり、発電所の運営会社などは、飛び散った油を洗い流すとともに、周辺の土などに影響がなかったか調べることにしています。

六ヶ所村で風力発電所を運営する会社などによりますと、今月4日、村内のM風力発電所で、発電に使う風車5基のうち、1基から、最大でおよそ160リットルの油が漏れ出しました。


漏れ出した油は、風車を回すために使われている潤滑油で、前日に、メーカーの作業員が誤って油を排出するバルブを開けたまま、風車の補修作業をしたことが原因と見られるということです。


油は発電所の周囲にある畑や住宅などに飛び散り、風車からおよそ600メートル離れた場所でも確認されたということです。


運営会社とメーカーは、住宅などに飛び散った油を洗い流すとともに、周辺の土に影響が出ていないか詳しく調べています。


発電所を運営するM風力発電は、「地元の方々にご心配をかけ、申し訳なく思います。影響が広がらないよう、しっかり対処していきます」と話しています。


また、風車を製造した日立製作所は「関係者にご迷惑をかけ、大変申し訳なく思います。真摯に対応していきます」とコメントしています。

 

 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20201118/6080010536.html

 

 

 

 

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20201119180分に新潟日報から、下記趣旨の記事が写真と映像付きでネット配信されていた。

 

石油採掘の井戸跡が多数残る新潟市秋葉区の秋葉丘陵で18日、秋葉消防署などが転落事故に備えた救助訓練を行った。

実際の油井戸を使った訓練は8年ぶり。

参加者は大型の三脚を使って井戸に入り、実践的な救出作業を体験した。

秋葉区では明治から1996年まで、石油の商業採掘が行われた。

 

区の調査では、埋め戻されていない油井戸が300カ所以上点在し、中には深さ200メートルに達するものもあるとされる。

 

遊歩道から外れて歩く人や、山菜採りの人などが誤って転落する恐れがある。

 

ロープや看板などの対策を取っているが、落ち葉や倒木で隠れ、落とし穴のようになった場所もある。

同署は2012年まで、こうした井戸を使った救助訓練を行っていたが、井戸が腐食するなどしたため中止。

 

その後、訓練を経験していない署員も増えたことから、新たに、適した井戸を探して実施した。

訓練には同署のほか、同市消防局特別高度救助隊と西蒲消防署の計23人が参加した。

 

参加者は、直径2メートル、深さ5メートルの井戸内の酸素濃度や有毒ガスの有無を確認した後、穴の上に三脚を設置。


転落者に見立てた人形に「もうちょっとですよ」と声を掛けながら、1人がロープを使って降下し、救出した。

現場到着までの道中の安全策も確認した。

秋葉消防署の岡・地域防災課長(56)は、「救助の際は使う資機材も多く、他の隊との連携が不可欠。道中は天気が悪ければ、昼間でもライトが必要だといった問題も確認できた」と話した。

 

※ブログ者注;以下は映像の2コマ。1コマ目は声掛けしている様子。

 



 

 

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20201119582274.html 

 

 

 

 

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202011181942分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神奈川・湯河原町で撮影された車両火災の映像。

黒煙と激しい炎を上げて燃える赤い車。

車の左側から、消防隊員がホースを持って近づこうとしている。

すると、次の瞬間、2度の爆発音が鳴り響き、一段と激しい炎が上がった。

 

18日午前10時すぎ、湯河原町で発生したこの火災。

走行中に焦げ臭さを感じた運転手が、コンビニの駐車場に停車したところ、ボンネットから出火したという。

 

目撃者:

「(最初は)30cmくらいかな、火柱がバーって上がっていて、その後、煙がワーッて出てきて...

 

火はおよそ20分後に消し止められたが、この火災でコンビニの看板が溶ける被害が出た。

 

車に乗っていた男女2人を含め、けが人はいないという。

 

※ブログ者注;以下は爆発音とともに白煙があがっている1コマ。

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7825ed6661af8c180040ebc105a39f459739ef36

 

 

11192057分に日テレNEWS24からは、ボンネットを開けたところ出火したという記事がネット配信されていた。(本文転記省略)

 

https://www.news24.jp/articles/2020/11/19/07765661.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

翌日、韓国LG社製のバッテリーを搭載したEV車で火災が相次いでいるとの記事が、たまたま目に入った。

関係があるかどうかは不明だが、気になったので併せて紹介する。

 

202011191421分 YAHOOニュース;ロイター)

 

現代自動車製の電気自動車(EV)でバッテリー火災が相次いでいる問題で、韓国の消費者約200人が集団で提訴した。

弁護団が明らかにした。

 

同社に供給されているバッテリーは韓国LG化学製で、専門家によると、問題の製品をすべて交換した場合、両社は最大でおよそ560億円の損失を被る可能性があるという。  

 

問題の車は、現代自製のEV「コナ」。

 

原告は現代自に対し、部品のうち最も高価なバッテリーパックの交換を要求。

 

また、弁護団の1人によると、車の価値が下がったとして、原告1人当たり約75万円の支払いを求めている。

 

現代自はすでにコナ74000台以上をリコールしている。  

また米GMは先週、EV68000台をリコールすると発表。

5件の火災と、2件の負傷事故を受けた措置だ。  

 

対象車両のバッテリーはいずれも韓国LG化学製で、同じ製品が現代自にも供給されている。  

 

専門家は、環境負荷の少ない車の売り上げが世界的に上昇する中、今回の問題はEV需要に影響を与えかねないと懸念している。  

 

だが、いま最も頭を抱えているのは、現代自とLG化学だ。

 

業界の専門家によると、問題のバッテリーをすべて交換した場合、両社は最大およそ560億円の損失を被る可能性があるという。  

 

現代自はロイターの取材に対し、火災の原因は明らかになっていないとしたうえで、供給会社や関係省庁の協力を得て調査中だとしている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/459a53befa3dbf4c056812c721f59818695d2cfb 

 

 

 

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202011171652分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

水害に強い住宅を開発しようと、長野市の住宅メーカーなどが、通常より強度を高めた建物を使って浸水時の水圧に耐えられるかどうか実証実験を行いました。

水害に強い住宅の開発は、去年の台風19号で、浸水で住宅が壊れる被害が出たことなどを受けて、長野市の住宅メーカーと信州大学工学部の研究室が去年12月から共同で進めています。


17日は、長野市の信州大学のキャンパス内に設置された実験用の建物を使い、浸水時の水圧に耐えられるかどうか、実験が行われました。


水圧は水が押し寄せてくる方向ではなく、水位によって決まるため、実験しやすいよう、建物の内側を住宅の外側の壁とみなし、中に水を注ぎ込みました。


建物には強度を高めた鉄筋コンクリートの壁と割れにくい窓ガラスなどが用いられていて、水圧が3トンに達するという3メートルの高さまで水を入れても、窓やドアの隙間からわずかに水が漏れ出たものの、壊れることはありませんでした。


地下室に使われる技術を応用したということで、今後は、川の決壊などで勢いよく流れてくる水や、長時間の浸水などへの対応を研究し、商品化を目指したいとしています。


実験を行った住宅メーカー「ミツヤジーホーム」の安江会長は、「住宅づくりを通して水害の被害を少なくすることに挑戦していきたい。浸水想定区域に水害に強い住宅を建てられれば、地域の活性化にもつながるのではないか」と話していました。

 







 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20201117/1010015949.html

 

 

11171929分にYAHOOニュース(信越放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年の台風19号をはじめ、全国で水害が多発するなか、信州大学工学部の遠藤洋平助教と、長野市の住宅メーカー・ミツヤジーホームが、浸水に耐えられるよう作った建物の実験を行いました。

 

長野市の工学部のキャンパスには幅18メートル、奥行き27メートルの実験用の鉄筋コンクリートの建物が設置され、壁や窓、ドアに水圧をかけて水漏れがないかなど性能を確かめました。

 

窓には通常の倍程度の厚さがある防犯用の二重ガラスを使い、玄関のドアは枠の部分を補強してありますが、いずれも市販されているもので、施工の方法も工夫されています。

 

3メートルの浸水を想定した実験では、若干の水漏れはありましたが、最も深いところで3トンという強い水圧にも耐えることができました。

 

遠藤助教は、実際には氾濫して流れてくる水に対する特性と、すき間対策をどうするかの2点が今後の研究のポイントになると話しています。

 

一緒に実験を行ったミツヤジーホームでは、今回培ったノウハウを今後の住宅の設計にも取り入れていくことにしています。

 

※ブログ者注)以下は音声のみの情報がテロップ表示されていた画面。











 
 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea7bb20a6c6c7780623c0912de6ac800d428af34

 

 

 

(2021年10月28日 修正1 ;追記)

202110271645分にNHK首都圏からは、被災者の依頼で建設した耐浸水住宅が完成したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

おととしの台風19号の豪雨災害で浸水による住宅の被害が相次いだことから、長野市の住宅メーカーなどが、1階部分が水につかった場合でも壊れたり流されたりしないという住宅を完成させました。

住宅は、長野市の住宅メーカーと信州大学工学部の研究室が共同で開発したもので、台風19号で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保に被災者の依頼を受けて建設しました。

住宅メーカーによりますと、この住宅は、川の水が流れてきても水圧に耐え、浸水しにくくするために、強度を高めた鉄筋コンクリート造の壁と割れにくい窓ガラスなどを用いているほか、浮力で流されるのを防ぐため、基礎の部分に重しを入れて、多数のくいで建物と固定しています。

それでも、流木や土砂で窓が壊れるなどして1階部分が水につかった場合、2階にあるキッチンやトイレなどの設備で生活できる設計にしているということです。

住宅の総工費は、通常よりも3割ほど高いということです。

住宅メーカーの安江会長は、「水位が下がって避難先から家に戻ってすぐに生活ができるように設計した。水害が相次ぐ中、住宅技術の力を結集して被害の軽減につなげたい」と話しています。



https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211027/1000071930.html

 

 

  

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202011171714分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前9時ごろ、たつの市誉田町で、いずれも60代の男性の清掃作業員2人がバキュームカーを使い、マンホールの中の汚泥を取り除く作業中、相次いで倒れました。


2人は一時、意識がもうろうとしていたということですが、救急車が駆けつけたときには自分で立ち上がることができ、病院に搬送され治療を受けていますが、命に別状はないということです。


たつの市によりますと、マンホールは直径がおよそ90センチ、深さがおよそ1メートルあり、市の委託で清掃作業を行っていたということです。


警察によりますと、作業員は「作業前にふたをあけて有毒ガスの計測をしたが、異常はなかった」と話しているということですが、消防の調査では、現場付近から硫化水素が検出されたということです。


このため警察は、2人がマンホールのなかにたまっていた硫化水素を吸い込んだものとみて、事故のいきさつについて詳しく調べています。

 

 



 
 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20201117/2020010654.html

 

 

11171632分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、皮革工場専用の下水管だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県たつの市で、下水管の清掃をしていた男性作業員2人が、マンホールから上がってきた有毒ガス(硫化水素)を吸い込み、一時意識もうろうとなって病院に運ばれました。

 

17日午前9時すぎ、たつの市誉田町広山で、69歳と64歳の男性作業員2人が下水管の清掃を行っていました。

 

2人がマンホールを開けて作業をしていたところ、有毒な硫化水素を吸い込み、一時、意識もうろうとなって病院に運ばれました。

 

2人はすぐに意識を取り戻し、命に別条はないということです。

 

警察によると、2人が清掃していたのは近くの皮革工場から汚水を流す専用の下水管で、事前に有毒ガスが発生していないことを確認したうえで作業を始めたということです。

 

硫化水素は作業の途中で発生したとみられ、警察は発生の経緯などを詳しく調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/76c077449d361df721217d449af58abd3ee9edc8

 

 

 

 

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202011171753分に山梨放送から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

17日朝、中央市で高齢の男性がトラックと住宅の塀の間に体を挟まれる事故があった。

 

男性は意識不明の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。

亡くなったのは中央市布施のアパート経営河西さん(男性、77歳)。


警察や消防によると、17日午前9時ごろ、中央市布施の路上で前輪を側溝に落としたトラックの運転手がアウトリガーと呼ばれる支柱を使って車体を持ち上げていたところ、車体がバランスを崩して傾いた。

 

この弾みで、作業を手伝っていた河西さんがトラックの車体と住宅の塀の間に体をはさまれ、河西さんは病院に運ばれたが、まもなく死亡した。


警察が事故の状況などを調べている。

 

https://www.ybs.jp/tv/wnews/news16505552.html

 

 

11171816分にNHK山梨からは、右前輪が脱輪していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前9時ごろ、中央市布施の市道で道路脇の側溝に右前輪が脱輪したトラックを持ち上げる作業をしていた、近くに住むアパート経営、河西さん(77)が、バランスを崩したトラックとブロック塀の間に挟まれました。


河西さんは現場にいた人に助け出され、甲府市内の病院に運ばれましたが、死亡しました。
死因は外傷性窒息死でした。


警察によりますと、脱輪したトラックは甲府市の50代の男性が運転していたもので、河西さんは、男性が、車体を安定させるアウトリガーと呼ばれる装置でトラックを持ち上げようとしていたのを手伝っていたとみられるということです。

 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20201117/1040011532.html 

 

 

 

 

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202011171236分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

札幌市北区のドラッグストアで商品を積んだ台車が倒れて男性が下敷きとなる事故があり、男性は搬送先の病院で死亡しました。

 

事故があったのは札幌市北区北34条西11丁目のSドラッグ北34条西店です。

 

17日午前8時ごろ、千葉さん(男性、56歳)がトラックから荷降ろしをしていたところ、商品を積んだ台車が倒れ、下敷きになりました。

 

千葉さんは病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

 

倒れた台車には酒や飲料水などが入った段ボールが積まれていたということで、重さは数百キロあったとみられています。

 

警察が事故当時の状況を詳しく調べています。

 





 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f431597181ed058824986ee69057fdf5bc9c721

 

 

11172050分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、荷物をトラックから降ろす機械に異常はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

江別市の千葉さん(56)が運搬用のコンテナの下敷きになり、病院に救急搬送されましたが、まもなく死亡しました。  

 

コンテナは高さ約160センチの鉄製で、飲料水や酒類の段ボールが積まれており、重さは数百キロあったとみられています。  

 

荷物をトラックから降ろす機械には異常はなく、警察は千葉さんが1人で作業していて下敷きになったとみて詳しく調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b38d0db4d591818a61841f92504d7fcde79be9dd

 

 

11171332分に北海道新聞からは、積み荷が崩れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

荷物搬入口付近で、江別市文京台、会社員千葉さん(56)が積み荷を載せた台車の下敷きになっているのを、通り掛かりの男性が見つけ、119番した。

 

千葉さんは全身を強く打ち、間もなく死亡した。

 

札幌北署などによると、積み荷は段ボール箱で、商品の飲料水などが入っていた。

 

同署は千葉さんが1人で台車を使ってトラックから荷下ろし作業中、何らかの原因で積み荷が崩れ、倒れた台車の下敷きになったとみている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/482385/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

STVの映像から推定すると、トラック後部のスロープから下ろしていた時に台車が倒れたということかもしれない。

 

 

 

 

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20191125日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10207/

 

 

(2020年11月23日 修正2 ;追記)

 

202011161853分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、工事業者の社長らが書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は16日、工事の下請け業者の社長(38)と元請け業者の代表(43)の2人を、安全対策を怠った業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

 

下請け業者の社長は安全確認をせずに鉄パイプを固定していた金具を外し、誤って落とした疑いが持たれています。

 

【取材に対し下請け業者の社長は…】

「”防護ネット”を設置した上で解体作業に入ったのが、その時の対策です」

 

しかし、足場の下にあった落下防止用のネットは、結び目の一部が外れていて、鉄パイプはすり抜けて落下したとみられます。

 

【記者リポート】

「当時も、あのようにコーンを置いて、ビルから1メートルほどの間隔を通行規制していました。しかし、鉄パイプが落下したのは10メートルほど離れた場所でした」

 

当時、現場では誘導員や立て看板は配置されていましたが、通行規制の範囲は1メートルほどでした。

 

国は、こうした作業の際、「周辺道路の規制」などを義務付けていますが、具体的な基準はなく、業者任せなのが現状です。

 

【足場解体業者は…】

「全てを立ち入り禁止や通行止めには出来ないと思うので、職人の私たちは注意しながら、人が通る時には止めるような作業をするしかない」

 

事故からまもなく1年。

具体的な対策が求められます。

 
※ブログ者注;以下は事故当時の映像の2コマ。(第1報では未紹介)



 


https://news.yahoo.co.jp/articles/852387dc1edbd2fe9a2aebc868402ee923ad0b47

 

 

11161942分に和歌山放送からは、4日前の落下事故も判断材料の一つだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、現場では鉄材が地面に落ちるのを防ぐネットの一部が外れていました。

 

事故の4日前にも鉄材が落ちたことなどから、警察は、事故が再び起きる可能性を考慮しながら安全対策を万全にして作業を進める義務に違反したと判断したということです。

 

https://wbs.co.jp/news/2020/11/16/152489.html

 

 

(2022年1月14日 修正3 ;追記)

20221131132分に毎日新聞からは、業務上過失致死容疑で社長が起訴された、パイプが建物に固定されていないのに落ちないと思い込んで留め具を緩めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

和歌山地検は12日、注意義務を怠りパイプを落下させたとして、現場で作業していた下請けの建設会社「H社」(和歌山市)の本田社長(39)を業務上過失致死罪で起訴した。
地検は認否を明らかにしていない。

起訴状などによると、本田被告は落下防止用ネットを設置せず、鉄パイプが建物に固定されていないのに落ちないと思い込んで留め具を緩めて落下させ、男性を死亡させたとされる。

現場では事故4日前にも鉄パイプが落下。

ネット設置など、再発防止策を講じることを工事発注者に約束していたが、これら業務上の注意義務も怠ったとしている。

事故を巡っては、本田被告とH社が労働安全衛生法違反容疑でも書類送検されていたが、不起訴処分(起訴猶予)となった。

また、元請け建設業者で現場責任者だった男性代表(44)も両容疑で書類送検されていたが、地検は「刑事責任を問えるほど、過失を共有しているとはいえない」などとして不起訴処分にした。

https://mainichi.jp/articles/20220113/k00/00m/040/056000c

 

 

  

 

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20201116953分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオで発生した放火殺人事件を受け、市消防局は事業所向けに火災時の避難行動を解説する動画を作成した。

 

避難をイメージしやすくするのが狙いで、研修や訓練などにも生かす。

 

市消防局は「動画を活用し、少しでも火災の被害をなくしていきたい」としている。

 

動画は約14分間の「総集編」などで、市消防局が事件を受けて3月にまとめた「火災から命を守る避難の指針」を基に作成した。

 

架空の事業所を舞台にし、消防局の職員らが社員として出演。

 

煙を吸わないよう姿勢を低くして移動したり、2階のベランダの手すりにぶら下がって地上に下りたりする方法を実演している。

 

予防部予防課の山之内・文化財係長は、「火災時は瞬時の判断が求められる。避難のポイントを分かりやすく伝え、シミュレーションできるように作成した」と語る。

 

9日には市消防活動総合センター(南区)で動画を活用した研修や訓練があり、南区内の44事業所の防火管理者など70人が参加。

 

動画の上映後、消防隊員の訓練用の施設で実際に木を燃やし、煙が充満した部屋から姿勢を低くして避難した。

 

服に着火した際に床を転がって火を消したり、煙の侵入を防ぐためテープで扉に目張りをしたりなど、動画に登場した対策を体験。

参加した50代男性は「煙の怖さを実感した。会社に戻って社員と共有したい」と話した。

 

動画は市消防局のホームページhttps://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000271405.htmlで閲覧できる。

 

https://mainichi.jp/articles/20201116/k00/00m/040/030000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、動画の3コマ。

セリフは棒読みではなく、なかなか緊迫感あり。

「職員が出演」とあることから、セリフのある出演者は俳優の卵かな?と思ったほどだ。

 



 

 

 

 

 

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20201117199分にCBCから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新型コロナウイルス検査を受けた人などの個人情報を紛失しました。

 

名古屋市によりますと、16日午後6時ごろ、北区保健福祉センターの駐車場でドライブスルー検査を実施中、名簿1枚が風に吹かれて飛ばされました。

 

名簿には、検査を受けた13人分の氏名、電話番号、車のナンバーなどと、関連のある患者7人分の氏名や居住地区が掲載され、まだ見つかっていません。

 

個人情報漏洩による被害は確認されていないということで、名古屋市は「個人情報を扱っている重要性を職員に周知徹底する」とコメントしています。

 

 

 

https://hicbc.com/news/article/?id=0004F98B

 

 

1117229分に読売新聞からは、バインダーに挟んでいた名簿が飛ばされたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

センターによると、16日夕、同市北区に設けたドライブスルー式のPCR検査所で、職員がバインダーに挟んだ名簿で来訪者の本人確認をしていたところ、風で飛ばされたという。

 

付近を捜したが見つからなかった。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201117-OYT1T50274/ 

 

 

11171859分に名古屋テレビからは、今後は用紙をテープで固定するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市の職員が検査していた際、突風でバインダーに挟んだ名簿が飛ばされたということです。

北区保健福祉センターは検査した人らに謝罪し、今後は用紙をテープで固定するなどして再発防止に努めるということです。

 

https://www.nagoyatv.com/news/?id=003663

 

 

 

 

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202011181959分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日の午前10時すぎ、大仙市にある大曲仙北広域消防本部に、仙北市内の90代の男性の家族から、救急車の出動要請がありました。


消防本部は、最寄りの角館消防署に自動音声で出動指令を出しましたが、屋外に連絡を伝えるスピーカの電源を入れ忘れ、屋外で訓練していた署員が指令に気づくのが遅れ、救急車の出動がおよそ7分遅れたということです。


その後、救急車が出動し、90代の男性は病院に搬送されました。


男性は体調不良で、搬送前から意識はあり、病院で手当てを受けていますが、消防本部は、医師の話などから、搬送の遅れによる影響はなかったとしています。


大曲仙北広域消防本部は、「ご本人と家族には大変なご迷惑とご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。出動の手順を改めて確認し、再発防止に努めたい」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20201118/6010008758.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「スピーカーの電源を入れ忘れた」と報じられている件、出動指令が出るたびに電源を入れているのだろうか?


それとも、夜間は苦情が出るので切っていて、朝になって当直が入れているのだろうか?


委細不明だが、なんとなく後者のような気がする。

 

 

 

 

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20201117937分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前9時半ごろ、福井市恐神町にある建設会社の資材置き場で、土木作業員の安村さん(男性、46歳)が作業をしていたところ、高さ1.5メートル、幅3.2メートルの鉄板が突然倒れ、立てかけてあった別の鉄板との間に体が挟まれました。


現場にいた同僚が消防に通報し、安村さんは病院に搬送されて手当てを受けましたが、胸などを強く打っていて死亡しました。


警察によりますと、安村さんは当時、工事現場から回収してきた鉄板を同僚と2人で片づける作業をしていて、鉄板は1枚800キロの重さがあったということです。


警察は、現場の関係者から話を聞くなどして事故の原因や安全管理の状況などを調べています。

 



 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20201117/3050006298.html

 

 

 

 

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20201115138分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、測定器の写真付きでネット配信されていた。

 

本格的な冬が近付き、新型コロナウイルスの感染予防のための換気が、多くの人の悩みの種になっている。

 

そこで、知識の蓄積と自分たちの健康管理のため、毎日新聞北海道報道部(札幌市)に空気のよどみや温度・湿度をチェックできる「空気質測定器」を置くことにした。

 

目指すのは「二酸化炭素(CO2)濃度800㏙以下、湿度40%以上」の環境の維持だが、これが意外と難しい。

 

きっかけは、冬の換気について取材した斉藤雅也・札幌市立大教授(建築環境学)に、学内の対策で測定器を活用していると聞いたことだ。

 

斉藤教授にアドバイザーをお願いすることにした。

 

まずは購入から。

 

ネット通販サイトで「CO2測定器」「空気測定器」などと検索すると、多くの商品が出てくる。

価格は4000円程度から数万円まで幅広い。

「記事にするなら数値を記録できるタイプ(データロガー)がいい」との助言を受け、その中では最安値だった1万円台前半の機器を買った。

CO2濃度、温度、湿度の三つが測定できる。

 

斉藤教授によると、欧州の空調関係の学会は、新型コロナ対策としてCO2濃度が800㏙以下となる換気を推奨しているという。

 

もちろんCO2が感染を引き起こすわけではないが、濃度が高いとそれだけ空気がよどんでいることを意味する。

 

その空間に感染者がいた場合は、ウイルスを含んだマイクロ飛沫(ひまつ)を浴びてクラスター(感染者集団)が発生しやすくなる。

 

ちなみに、日本の建築物衛生法が定める建物内のCO2濃度基準は1000㏙以下。

測定器は1000㏙を超えると警告音が鳴るように設定した。

 

職場が閑散とする昼過ぎにスイッチを入れたところ、表示された数値は600㏙台。

ひとまずほっとした。

 

報道部は9階建てビルの2階にあり、「ビル内の換気システムが働いていて、人が少なければ窓を開けなくても大丈夫。全ての机が人で埋まるような状況なら、窓を開けて換気した方がいい」と斉藤教授。

 

通常、ビルの大半は換気口などで外気を取り込める設計になっており、一般住宅も24時間換気システムがあれば、CO2濃度はさほど上がらないという。

 

1日の変動を見ると、誰もいなくなる深夜から早朝は、おおむね400㏙台に下がる。

 

夕方から夜にかけては800㏙近くになるので、気付いたら窓を数分開けるようにした。

 

濃度は人数に比例して上がるが、特に会話したり食事したりすると高くなるそうだ。

 

一方、驚いたのが職場の湿度の低さだ。

 

空気が乾燥すると、のどや鼻の中の粘膜の機能が弱まり、ウイルスが侵入しやすくなるほか、飛沫も遠くに飛びやすくなることが分かっている。

 

インフルエンザ予防も含めて、屋内湿度は4050%を目安に調整するのが良いとされる。

 

だが、測定器が示す湿度は30%台前半。

冬は、外気を取り込むと一般的には湿度が下がるため、窓を開けた後は20%台になることも。

 

卓上の加湿器を2台置いている同じフロア内の他部署で測って、やっと40%前後という具合だった。

 

斉藤教授も「冬の室内は総じて湿度が低い。相対的に低湿度の空気を送るエアコンも、乾燥を助長する」と指摘する。

 

上げる方策として、

▽加湿器を置く

▽お湯を沸かす

▽植物を置いて水をやる

などを教わったが、広いフロアを潤す加湿器はすぐに用意できず、植物もシクラメンの小さい鉢植えしかない。

 

試しに、近くにお湯を入れた水差しを置いてみたが、大きな変動はなし。

 

そもそも測定器周辺だけ湿度を上げても意味はなく、宿題とすることにした。

 

    ◇

 

空気質測定器を使った調査や環境改善の取り組みを、今後も随時報告します。

 

https://mainichi.jp/articles/20201115/k00/00m/040/012000c

 

 

 

 

 

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20201114101分にYAHOOニュース(下野新聞)から、下記趣旨の記事がイメージ図付きでネット配信されていた。

 

相次ぐ電車とシカの接触事故を防ごうと、東武鉄道(東京都)は13日から、試験的に東武日光、佐野、東上線の3路線を走行する一部電車に、人には聞こえない超音波を発する「鹿笛」の取り付けを始めた。

 

シカが嫌がる超音波を発して線路外に逃がし、接触事故の減少を狙う。  

 

東武鉄道によると、鹿笛は長さ5.5センチ、幅2.4センチ、高さ2.8センチ。

筒状で空気が通り、時速48キロ以上の速度になると超音波を発する。

 

400メートル先まで届いて列車の接近をシカに伝え、線路上から逃がす仕組み。

先頭車両の下部に2種類の鹿笛を取り付ける。  

 

東武鉄道の全路線と、相互直通している野岩、会津鉄道線内では、20174月から203月の3年間で85件の電車とシカとの接触事故が起きた。

 

このうち約8割の67件が日光線の新栃木駅以北で発生し、佐野線や東上線でも接触事故が起きている。  

 

シカは列車の走行でレールなどに付着した鉄分をなめに線路内に来るとされ、鹿笛の導入で衝突事故を減らし、運休などのダイヤの乱れや車両の破損を防ぐ。  

 

導入する3路線では、運行する半数から3分の1程度の先頭車両に鹿笛を取り付ける予定。

今後、効果を検証する。

 

東武鉄道の担当者は「お客さまにご迷惑をお掛けしないよう、鹿笛で接触事故を減らしたい」と話している。


https://news.yahoo.co.jp/articles/c245c82d169448a623238fb9b345ab1af4dc97ec

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今月初めには、JR西日本岡山支社のオオカミ遠吠え装置を紹介した。

各社とも知恵を絞っているようだ。

 

 

 

 

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202011152129分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

14日午後8時ごろ、山口県上関(かみのせき)町の本土側と長島を結ぶ上関大橋(全長220メートル)で、橋と県道のつなぎ目に幅88メートルにわたってできた約20センチの段差に乗用車1台が衝突する事故があった。

 

車には30代女性と10代男性が乗っていたが、命に別条はないという。

 

橋は直後に全面通行止めとなり、県は15日午後6時から緊急車両のみ通行可能としたが、一般車の通行のめどは立っていない。

 

県警柳井署や町によると、本土側から入ってすぐの場所でコンクリート製の橋に何らかの理由で段差ができたという。

 

橋には送水管が通っているが、損傷はなかった。

 

橋を管理する県は片側車線に砕石を敷いて段差をなくし、アスファルトで舗装する応急処置をした。

 

県や国土交通省の職員が目視で調査したが、ひび割れなどは確認できなかった。

 

上関大橋は本土側と長島を結ぶ唯一の道路で、長島には町の人口2601人の半数にあたる1357人(いずれも1日現在)が暮らしている。

 

町は15日、移動のために住民を船でピストン輸送し、島に取り残された釣り客らについては県が15日夕に橋を約2時間通れるようにした。

 

https://mainichi.jp/articles/20201115/k00/00m/040/268000c 

 

 

11152257分に読売新聞からは、2人は軽傷だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

乗っていた男女2人が軽傷を負った。

 

段差は道路と橋の接続部分に生じていた。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201115-OYT1T50207/

 

 

1115155分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、橋桁が跳ね上がったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県の調査に同行した山口大大学院の麻生稔彦教授(橋りょう工学)は15日、約1時間半の目視調査で「橋全体にひび割れなど重篤な損傷は見られない」と述べた。

 

橋桁が何らかの原因で跳ね上がったとの見解を示し、「初めて見るケース。橋桁の端を詳細に見るべきだ」とした。

 

山口県は、15日午後6時から救急車やパトカーなど緊急車両を原則通行させると発表した。

 

専門家たちを交え現地調査し、橋の強度は保たれていると確認できたため、緊急車両に加え、対岸の長島へ帰宅できなかった町民や釣りなどで島を訪れ足止めされていた人たちの車に限り、1台ずつ通す。    

 

ただし、16日以降は原則、緊急車両の通行だけに制限するという。

調査で原因が特定できなかったため、慎重を期すことにしたという。

 

県によると、段差の発生に関連するような事故や自然災害は発生していないという。  

 

上関大橋は県が管理する同町の室津半島側と長島とを結ぶ唯一の道路で、長さ220メートル、幅8メートル。

橋は1969年に完成した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4819dc4347dc36955f800fda081367cb065ffe15

 

 

(2021年10月31日 修正1 ;追記)

202122570分に中国新聞からは、橋桁をつなぎとめる鋼材8本が破断していた、同じような破断は15年前に橋の反対側でも起きていたが、今回破断した場所では確認されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

山口県上関町の上関大橋で本土の室津側の路面に約20センチの段差が生じた問題で、段差の原因となった鋼材の破断が2006年に対岸の長島側でも発生していたことが24日、分かった。

橋を管理する県は15年前の損傷を公表していない。

長島側の破断は、老朽化に伴う補修・補強工事前の06年2月の超音波探傷試験で見つかった。

橋桁を垂直につなぎ留める全18本の鋼材のうち、7本が破断。

室津側では確認されなかった。

その後、長島側の橋台のコンクリートを取り除いて半数の9本を調べた結果、全てに腐食が広がっていた。
水の浸透が要因とみられる。

県は、長島側だけケーブル4本を外付けし、橋桁を橋台に固定して補強。
当時は交通規制をしていない。

室津側を補強しなかった理由を県道路整備課は、「目視の点検でも異常がなく、様子を見ていた」とする。

室津側の段差は昨年11月14日に発生。
全18本の鋼材のうち、8本の破断が判明した。
腐食などが疑われるとした。

桁全体が均一に浮き上がっていることから、残り10本も破断か抜け出していると推定した。

上関大橋は1969年に完成。

県は17年度の目視点検で、4段階ある健全度で2番目に良好な「予防保全段階」とした。

超音波探傷試験は15年前からしておらず、その間に鋼材の腐食が進んだ恐れもある。

県は、段差の原因や復旧対策について専門家の検討会議を設置。

非公開の会合で15年前の鋼材の破断を説明したとするが、報道陣など会議の外部には説明してこなかった。

同課は、「今回は室津側で起きたことで、隠していたわけではない。当時は橋も浮き上がらず、一連の補修工事で対応した」と説明している。

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=729849&comment_sub_id=0&category_id=112

 

2021216日付で日経クロステック/日経コンストラクションからは、橋台上の桁端部には常に上向きの力がかかるので桁の浮き上がりを抑えるため橋座と鋼材でつないでいたなど下記趣旨の記事が、橋の構造図や破断した鋼材の写真付きでネット配信されていた。

上関大橋(山口県上関町)で、15年前にも反対側で破断が起こっていたことが、日経クロステック/日経コンストラクションの取材で分かった。

橋を管理する山口県はその事実を公表せず、もう1つの「時限爆弾」を放置していた。

事故が起こった上関大橋は、室津半島と長島を結ぶ長さ220mのプレストレスト・コンクリート(PC)箱桁橋だ。
1969
年に完成した。

中央部がヒンジの「ドゥルックバンド」と呼ぶ構造形式を採用している。

2本の橋脚を中心に、それぞれシーソーのようになっていて、橋台上の桁端部には常に上向きの力がかかる。

桁の浮き上がりを抑えるために橋座と鉛直PC鋼棒でつないでいた。

そのPC鋼棒の破断によって20201114日夜、室津側の桁端部が突然跳ね上がり、路面に約20cmの段差が生じた。

この段差は、通りかかった自動車の衝突事故を引き起こしていた。
一つ間違えば、落橋しかねない致命的な損傷だ。

コンクリート内への水の浸入で腐食したとみられる。

鉛直PC鋼棒は、桁や橋台のコンクリート内部に埋め込まれているので、目視では点検できない。

そのため、橋を管理する県は、PC鋼棒の腐食状態などをチェックせず、17年度の定期点検で健全度を2番目に良好なIIと判定していた。

事故後に橋座の前面にある突起部をはつって調べたところ、18本の鉛直PC鋼棒のうち、8本の破断を確認できた。

桁全体が浮き上がっているので、他の10本も見えない箇所で破断したか、あるいは抜け出ていると考えられる。

・・・

(以降、有料)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01565/021200001/

 

20218101920分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、排水できない構造で雨水が橋台と橋桁の間にたまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

専門家らでつくる復旧検討会議が同日開かれ、結論づけた。

座長の麻生稔彦山口大大学院教授(橋りょう工学)らが説明。

視認や長さの測定などから、全18本の鋼棒すべてが破断していると推定。

原因として、排水できない構造で、雨水が橋台と橋桁の間にたまり、腐食しやすかったとした。

二つある橋桁のうち、室津側が浮き上がり、長島側にもたれかかっているため、橋のどこに力がかかっているのかを確認できない状態であることも説明。

麻生教授は、「安全が保証されていない状態。まずは橋桁の位置を直すことが大切」と話した。

点検方法については、15年前に判明していた長島側の損傷履歴を反映した方法になっていなかった点を指摘した。

県は今後、3月に打ち込んだ「グラウンドアンカー」と呼ばれる鋼のワイヤ4本をさらに押し込むことで段差を解消する予定。

来月以降に着工し、来年3月までの完了を目指す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b6d77aa9c44e2e3f5fa26c2634bf44f6050ad8f

 

202110291231分にYAHOOニュース(山口放送)からは、復旧工事が始まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

上関大橋の本復旧工事が始まった。

上関大橋の本復旧工事は28日から始まっていて、29日は足場を設置する作業が行なわれた。

県では応急復旧工事を行い、これ以上、段差が広がらないよう固定するなどしていたが、本復旧工事では、すでに設置している4本のアンカーを引っ張り橋桁を押さえつけて段差を解消させ、事故前の状況に戻すという。

県では本復旧工事を来年3月末までに完了させる計画。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50b3c1eb6476f7c054bb6dd204f70628f167212c

 

(ブログ者コメント)

橋桁を支える鋼材がある場所に水が浸み込みやすい構造だったという趣旨の報道だが、なぜ、そんな設計になったのだろう?

同じタイプの橋は他にもあると思うが、大丈夫なのだろうか?

  

  

 

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202011131739分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前11時前、都城市高木町の「A豆腐製造所」で「ガスが爆発した」と消防に通報がありました。

この爆発で、10代と20代の男性と60代の女性の、従業員合わせて3人が腕などにやけどをするなどして病院に搬送されました。

いずれも、命に別状はないということですが、このうち20代の男性と60代の女性の2人が治療のため入院したということです。

当時3人は、製造所内で焼き豆腐を作っていて、警察によりますと、ガスの出が悪かったため、5リットルのガスボンベをお湯を張ったバケツに入れて温めていたということです。

警察では、ガスボンベが温められたことで、ボンベからガスが漏れて引火した可能性があるとみて,従業員から当時の状況を聞くなどして、事故の原因を調べています。

 





 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201113/5060007848.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「こんな人もいる」的情報を2日続けて紹介することになろうとは・・・。

これも意味ある偶然の一致か?

 

 

 




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20201111130分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1111日は、鮭の日です。

漢字の「鮭」のつくりが「十一十一」に分解できることにちなむそう。

 

秋鮭が旬を迎えています。

「秋鮭(生)」。

スーパーでこのように表示されたサケを買って、生で食べた30代の男性がアニサキス食中毒になりました。

 

先月、千葉県船橋市でのことです。

男性は「生と書いてあったから、生で食べた」といいます。

 

表示の読み違えなのですが、調べてみると、この手の勘違いは意外と日常に潜んでいそうなのです。

 

船橋市保健所によると、男性はルイベ風に食べようと、買った切り身をしばらく冷凍庫に入れてシャリッとさせた後、調味液に浸し、一口大に切って食べたとのこと。

生で食べられると思っての行動であったことがうかがえます。

 

しかし、この表示は「生で食べられる」という意味ではなく、切り身は加熱用でした。

 

販売したスーパーは保健所に対し、「冷凍物ではないという意味で(生)と表示した」と答えています

 

https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/eisei/001/p085389.html

 

食品表示法では、、パック詰めされている魚介類について、生のまま食べることができるものには「生食用」「刺し身用」「そのままお召し上がりになれます」といった文言で、生食用であることを表示するよう義務づけています。

 

一方、加熱が必要な魚介類に「加熱用」と表示する義務はありません(※)。

 

「生」という表現は、新鮮であることを強調する際や、塩サケ、塩サバなどの塩蔵物と対比する意味で使われます。

スーパーの表示はルールの範囲内だったと言えます。

 

ただ、食中毒になった男性は、表示の意味するところを説明されても「それは分からなかった」と、納得がいかない様子だったといいます。

 

また、保健所が市内の魚屋やスーパーなどに注意喚起をしたところ、いくつかの店から「同じような勘違い例がたまにある」と反応があったそう。

 

「生」という表示をやめて「加熱用」の表示に変更しているという店も。

担当者は「表示誤認による食中毒事例は市内で初めてのことでしたが、実際には『生』が生で食べられるの意味だという誤認が一定数発生しているようです」と話します。

 

さて、ここまで読んで「サケはそもそも生食厳禁。生で食べるならサーモンなのでは」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

確かに、天然物のサケにはアニサキスなどの寄生虫がいることがあるため、基本的に生では食べられません。

 

ただ、問題は「サケ」、「サーモン」という呼び名。

刺し身やすしだねなど生で食べる養殖物がサーモン、天然物をサケと呼ぶ傾向があるものの、「サーモン」が生食用を意味すると決まっているわけではありません。

 

この二つの名称についての明確な規定はなく、同じサケ科の魚でも、場合によって商品名が「サケ」だったり「サーモン」と名乗ったりします。

「サーモン」の表示が、即、生食の目安にはなりません。

 

間違いを防ぐポイントは、「生食用」「刺し身用」など、生のままで食べられるとはっきり書いてあるものを選ぶこと。

こうした表示のない魚介類は、「生」だけの表示のものも含め、加熱調理して食べてください。

 

実は、この食中毒事件の話を最初に聞いた時には、「『生』を生食用と勘違いするなんて、そんなことがあるのか!」と驚いたのです。

 

でも取材をしてみて、「表示のルールを知らなければ、あり得ること」とも思えてきました。

 

食品表示は複雑で、買い物の経験を通じて知識を得ていく人が多いと思うのですが、普段は台所仕事をせず食品を買い慣れていない人や、日本語が堪能でない人もいます。

 

知識を前提にせず、誰が買うにしてもなるべく誤解を起こさないという視点からすると、「生」表示には工夫の余地がありそうです。

 

※例外として、生かきは生食用か加熱用かを表示するよう
 義務づけられています。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASNCB4TRCNCBUCFI005.html?pn=5

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇本ブログでは以前、軽自動車だから軽油を給油した・・・そんな人もいるという情報を紹介したことがあるが、それ以来の「こんな人もいる」的情報だ。

 

〇また、「静電気安全指針は、どんな人が見るかわからないからガチガチの内容にしている」という情報をブログ者コメントとして記載したこともあるが、その意味を改めて認識した。

 

2012124日 神戸市の居酒屋で複数のカセットボンベに金槌で穴を開けていて爆発、客や通行人など8人が重軽傷

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1294/

 

 

 

 

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202011161853分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都は16日、墨田区内の保育園で給食を食べた1~6歳の園児28人に、一時的に腕や顔に発疹などの症状が出たと発表した。

 

都によると、墨田区保健所は、きつねうどんのスープから検出された化学物質「ヒスタミン」が原因の食中毒と断定。

 

給食の調理業者が、ヒスタミンが入っていた市販のだしパックをメーカーによって定められた調理法よりも長く煮て、抽出された可能性があるとみている。

 

都によると、ヒスタミンは赤身魚などで繁殖する菌によって生成されるといい、使用済みのだしパックから微量が検出された。

 

だしパックのメーカーは煮る時間を10分間としていたが、給食の調理業者は45分間煮ていた。

 

都は「記載されている用法を守ってほしい」と呼びかけている。

 

保育園では、11日昼にきつねうどんなどの給食を提供。

園児75人を含め91人が食べた。

 

園児28人に発疹などが出たが、1時間ほどで収まり、いずれも軽症だった。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/201116/afr2011160029-n1.html

 

 

※以下は、ネタ元と思われる東京都の発表資料。

 

20201116日 福祉保健局)

 

【探知】

 

1111日(水曜日)午後215分、墨田区内保育園の園長から墨田区保健所に「給食喫食後、園児20名から30名が腕や顔に発疹の症状を呈している。」旨の連絡があった。

 

【調査結果】

 

墨田区保健所は、探知後ただちに食中毒の調査を開始した。

 

・患者は、同園の園児28名で、1111日(水曜日)午前1100分から給食を喫食したところ、同日午前1110分から午後020分にかけて、顔や腕に発疹を呈していた。

 

・患者の共通食は同園で提供された給食のみで、全員がきつねうどんを喫食していた。

 

・同園で提供された給食についてヒスタミンの検査をしたところ、検食(きつねうどん、きざみ揚げ)から8mg/100g20mg/100gを検出した。

残品(だしパック)は5mg/100g未満であった。

 

【決定】

 

墨田区保健所は、本日、以下の理由により、本件を1111日(水曜日)に同園で調理、提供された給食のきつねうどんを原因とする食中毒と断定した。

 

・患者の共通食は保育園の給食のみで、全員がきつねうどんを喫食していた。

 

・同園で提供された給食についてヒスタミンの検査を実施したところ、検食(きつねうどん、きざみ揚げ)から8mg/100g20mg/100gを検出した。

 

・患者の症状及び潜伏期間が同物質によるものと一致していた。

 

・医師から食中毒の届出があった。 

 

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/pressshokuhin201116.html

 

 

 

(2020年12月14日 修正1 ;追記)

 

20201212150分に朝日新聞からは、煮だし時間は無関係、加工前の魚の管理に問題があった可能性ありという識者の意見などが、下記趣旨でネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

11月半ば、東京都墨田区の保育園の給食で食中毒が起きた。

 

発疹など症状は軽かったが、原因の可能性がある食材として浮上したのが「だしパック」だったことから、関係者に議論を呼んでいる。

 

都の食品監視課によると、当日のメニューはきつねうどん、カボチャサラダ、バナナ、麦茶。

 

午前11時ごろから食事を始め、10分後から1時間20分後にかけて、園児28人の顔や腕に発疹が現れた。

 

いずれも軽症で1時間ほどで回復。同じ給食を食べた職員らに発症はなかったという。

 

 

【ヒスタミンを検出】

 

症状からヒスタミンによる食中毒を疑い、都が検査をしたところ、きつねうどんから100グラムあたり8ミリグラムのヒスタミンを検出(スープ、麺、具すべてを含めた値)。

 

この日のメニューでヒスタミンを含み得るものは、だしに使われたカツオ節のほかにないため、都ではだしパックのカツオ節が原因食材の可能性があるとして、流通状況などを調べている。

 

保育園の給食を調理した事業者によると、使用しただしパックは継続的に使ってきたメーカーのもので、これまでに問題はなかったという。

 

ヒスタミンとは何か。

 

藤井建夫・東京家政大学大学院客員教授(食品微生物学)によると、マグロやカツオなどの赤身魚に多く含まれるアミノ酸の一種が、漁獲後に、魚に付着している細菌の作用で変化して生成される。

 

漁獲後の魚の温度管理が不適切だったりすると、細菌が繁殖してできる。

 

他の多くの食中毒は加熱によって防げるが、ヒスタミンはいったん生成されると調理の加熱程度では分解されない。

 

厚生労働省の統計では、ヒスタミン食中毒は2011年~19年に94件発生。

ただ、症状は比較的軽く、死者は出ていない。

 

症状は似ているが、体質によって免疫の仕組みでヒスタミンができて起きる食物アレルギーとは別物だ。

 

今年5月には大津市の保育施設で「サバのカレー焼き」、2月には大阪府東大阪市の子ども関連施設で「ウルメイワシ」などでも起きている。

 

藤井客員教授によると、成人が発症するほどの量が含まれている場合は、食べたときにピリピリとした刺激を感じることが多いという。

 

食品安全委員会の資料では、成人では、最も少ない例で22ミリグラムの摂取で食中毒が報告されている。

 

ただ、少なくとも過去2年の食中毒は、いずれも魚肉を食べた例だ。

 

乾物のカツオ節で食中毒が起こりうるのか。

 

製造業者や流通業者などでつくる日本鰹節(かつおぶし)協会によると、カツオ節の原料となるカツオは通常、遠洋での漁獲後すぐに船上で冷凍され、その後の水揚げも加工場までの運搬も、すべて冷凍された状態で行われるという。

 

藤井客員教授は、「原料の魚が加工されるまでの過程のどこかで温度管理がうまくいかなかったことが考えられなくはないが、カツオ節で食中毒というのは聞いたことがない」と話す。

 

 

【煮出し時間は無関係】

 

また今回は、だしパックを15分煮出した後、鍋にそのまま30分漬け置いており、一部に調理時間の長さの関連を疑う報道もあった。

 

しかし、藤井客員教授は、ヒスタミンは熱に強く、長く煮るほど毒性が高まるという性質のものではないと指摘。

「調理法の問題ではない」とする。

 

だし殻をこす必要がないだしパックは近年人気を集めており、調査会社の富士経済は、販売量が24年に11年比で200%近い伸びになると予測する。

 

だしをしっかり取ってうまみを利かせると、薄味でもおいしい料理が作れることから、給食現場でも活用が進む。

 

調理を担当した事業者は、「いずれにしてもヒスタミン食中毒を発生させたことは事実で、園児や保護者には大変申し訳なく思っている。原因究明のため、都の調査に最大限協力する」と話す。

 

現在はだしパックは使わず、昆布でだしを取っているという。

 

一色賢司・北海道大学名誉教授(食品衛生学)によると、例えば衛生管理の悪い海外の漁船で取った魚が混ざったり、流通のどこかで冷凍施設が壊れていたりすれば、可能性はゼロではないが、国内に流通するだしパック一般の衛生管理は行き届いている、という。

 

原因がだしパックというのが事実なら、極めて特異な事例と指摘。

 

「漁船から加工までの管理状況を詳しく調べる必要があるが、今回の事例で消費者がカツオ節やだしパックの使用を控える必要はないだろう」という。

 

【最近のヒスタミン食中毒の例】

 

2020年  地域  原因食材(一部推定)     発症者

1月 東京都  ブリの照り焼き(飲食店)    11

1月 埼玉県  ブリの照り焼き風(中学校)    8

2月 大阪府  ウルメイワシ(子ども関連施設) 46

3月 熊本県  サバのオーブン焼き(福祉施設) 30

5月 滋賀県  サバのカレー焼き(保育施設)  15

6月 愛知県  マグロハンバーグ(飲食店)    2

8月 鳥取県  あぶりガツオ(飲食店)      3

8月 鹿児島県 カジキマグロの刺し身(弁当)   4

 

https://digital.asahi.com/articles/ASNDC3QR2NCSUTFL00P.html?pn=5

 

 

 

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1ケ月ほど前、202010162236分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

日本原燃(青森県六ケ所村)は16日、使用済み核燃料再処理工場の放射線管理区域外で、7月にトラックから出火したのは、火元となったエンジン部分に鳥の巣があったことが原因と発表した。

 

放射性物質の漏えいはなかった。

 

原燃によると、巣は直径約10センチ。

4月の定期点検時にはなかったという。

 

今後、運行前の点検でエンジンルーム内に可燃物がないか確認する。

 

同社は「安全管理を徹底し、再発防止に努める」としている。

 

火災は7月3日午前8時35分ごろ発生。

トラックのエンジン部分から火と煙が出た。

 

https://www.sankei.com/life/news/201016/lif2010160064-n1.html

 

 

以下は、ネタ元と思われる1016日付の日本原燃プレスリリース。

 

202073日に発生した再処理事業所構内の一般廃棄物処理建屋(管理区域外)前の駐車スペースにおける、事業所内物品(事務用品・什器備品等)運搬車両の火煙について、今般、火煙の原因と対策を取りまとめましたので、お知らせします。

 

【原因】

 

運搬車両のエンジンおよび排出ガス浄化装置1の作動中に、エンジンルーム内にある排気マニホールド2とターボチャージャー3の接続部分の熱が上昇し、同接続部分にあった木くず(鳥の巣)が発火して火煙が発生したと判断しました。

 

1 排出ガス浄化装置:
ディーゼル車の排出ガスに含まれる煤(すす)を除去するために、フィルターで捕集し、定期的に燃焼させる装置

 

2 排気マニホールド:
エンジンの各気筒からの排気を1本の管(マフラー)に集めるために使用される部品

 

3 ターボチャージャー:
エンジンに多くの空気を取り込むための過給器

 

【対策】

 

1)本運搬業務における対策

 

運搬車両のエンジンルーム内の可燃物(鳥の巣、枯れ草等)の確認を含めた運行前日常点検を実施し、安全管理を徹底するとともに、点検結果を当社が確認することとした。

 

2)本運搬業務以外への水平展開

 

当社構内に入構するすべての車両において、エンジンルーム内の可燃物(鳥の巣、枯れ草等)の確認を含めた運行前日常点検を実施し、安全管理の徹底を義務付ける。

 

 

202073日にお知らせした内容

 

本日、835分頃、再処理事業所構内の一般廃棄物処理建屋(管理区域外)近傍において、作業開始前に協力会社作業員が廃棄物運搬車両を確認した際に、異臭を感じてエンジン部分を確認したところ、火煙を確認したことから、直ちに消火器により消火するとともに、公設消防に通報しました。


公設消防による現場確認の結果、920分に火災と判断されるとともに、鎮火が確認されました。
本事象による負傷者はおりません。

原因については調査中です。

 

https://www.jnfl.co.jp/ja/release/press/2020/detail/20201016-1.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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