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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024525144分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前9時すぎ、宇城市松橋町古保山の鉄骨製作工場で、1人で鉄骨を磨く作業をしていたベトナム国籍の会社員、グエンさん(24)が作業台から落ちてきた鉄骨に下半身を挟まれました。

音に気づいてかけつけた別の作業員が消防に通報し、病院に搬送されましたが、およそ1時間後、外傷性ショックのため、死亡が確認されました。

警察によりますと、鉄骨は長さ11メートル、重さ4トンのH鋼と呼ばれる鋼材で、グエンさんは高さおよそ90センチの作業台に鉄骨を乗せて磨く作業をしていたということです。

警察が従業員から話をきくなどして、当時の詳しい状況を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20240525/5000022129.html

 

 

 

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20245221621分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

これからの季節、子どもが使うことが多い浮具についてです。

腕と胸につけるタイプの浮具を誤って使い、3歳の男の子がおぼれる事故が起き、国民生活センターが注意を呼びかけています。

浮具をつけたマネキン。
プールに入れると顔を水面につけ、うつぶせになってしまいました。

これは、腕と胸につけるタイプの浮具を誤って背中側につけ、子どもがおぼれる様子を再現したものです。

国民生活センターによりますと、去年8月、プールで遊んでいた3歳の男の子が保護者が目を離した際におぼれ、一時、心肺停止となる事故がありました。

男の子は腕と胸が一体となった浮具を前後逆にしてつけたため、背中の浮力で体がうつぶせになり、おぼれました。

販売中のこのタイプの浮具は多くが海外製で、本体には英語で正しい使い方が表記されているということです。

国民生活センターは、正しい使い方を確認するとともに、できる限りライフジャケットを使い、保護者が子どもから目を離さないよう呼びかけています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/a86201c637ff07a14e4478dc2683824690f3a17a

 

522日付でYAHOOニュース(オトナンサー)からは、当該浮き具は海や川での使用には適さないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

子どもが間違った方法でアームリング付き浮き具を着用したことにより、溺れる事故が発生しているとして、注意を呼び掛けています。

左右のアームリングと胸部の浮き具が一体となった「アームリング付き浮き具」と呼ばれる製品があります。

主に子どもがプールに入る際に、溺水防止のために使うことが多く、店舗や通販サイトでは、さまざまな形状の製品が販売されています。

そんな中、国民生活センターは、子どもが間違った方法でアームリング付き浮き具を着用したことが原因で溺れる事故が発生しているとして、注意を呼び掛けています。

国民生活センターによると、20238月、屋外のレジャープールで3歳の男の子がアームリング付き浮き具を着用し、保護者と一緒に遊んでいたところ、保護者がわずかに目を離した隙に溺れる事故が発生したということです。

男の子はすぐに救出されましたが、一時心停止の状態だったといいます。

男の子が使用していたアームリング付き浮き具は、浮力体が胸側にくるように着用するものでしたが、事故当時、男の子は浮力体を背中側に着用していたということです。

本体には英語による注意表示があるのみで、日本語の表示などはなかったといいます。

国民生活センターは、アームリング付き浮き具はライフジャケットとは異なり、命を守るためのものではないことを理解した上で正しく使うよう、アドバイスしています。

また、アームリング付き浮き具は、着用の向きやベルトなどの緩みによって溺水の危険が高まると指摘。

必ず正しい向きを確認し、浮力体が体に密着するように正しく着用するよう、注意を呼び掛けています。

このほか、子どもが水遊びをする際は、必ず保護者(監督者)も一緒に入り、万が一の場合に備え、すぐに手を差し伸べられるように寄り添うよう必要があるといいます。

なお、アームリング付き浮き具は、海や川などの自然領域での使用には適さないということです。

海や川などでは、子どもの体に適したサイズのライフジャケットを正しく着用するよう、呼び掛けています。

https://otonanswer.jp/post/205107/

 

 

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202452250分に読売新聞から、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。

福岡空港で今月、日本航空機が滑走路手前の停止線を越えた問題で、日航機側から「滑走路手前で停止」という指示への復唱がなかった点を、管制官が「復唱確認」で指摘していなかったことがわかった。

復唱確認の徹底は、東京・羽田空港での衝突事故を受けた緊急対策の主要項目の一つ。

国土交通省は、各空港の管制官に改めて周知したほか、詳しい状況を調べて再発防止を図る。

日航312便は10日昼、駐機場から誘導路を経て滑走路南端へ向かう途中、滑走路につながる「取付誘導路E6」で停止線を越えた。

管制指示は「E6の滑走路手前で停止せよ。(その後)滑走路を走行し、(別の)取付誘導路から出て平行誘導路の走行を予定せよ」という内容だった。

滑走路ではジェイエア機が離陸滑走を始めており、停止線越えに気付いた管制官の指示で両機は緊急停止した。

複数の国交省関係者によると、312便側は「滑走路手前で停止」を復唱しないまま、管制官にその後の滑走路と誘導路の走行について確認を求めた。

管制官はそれに応じる形で滑走路などの走行を改めて指示したが、「停止」をすぐに復唱するよう求めなかった。

312便には交信を担った機長昇格訓練中のパイロットのほか、機長と副操縦士も同乗したが、認識の誤りに気付けず停止線を越えた。

指示・許可に対するパイロットの復唱と、それを管制官らが聞き取る復唱確認は、管制交信の基本動作。

復唱に欠落や誤りがあれば、管制官は指摘して再度、復唱させる必要がある。

日航516便と海上保安庁機が羽田空港C滑走路で衝突した1月の事故翌日、国交省は緊急対策の一環として、「特に、滑走路への進入や手前待機など、滑走路の使用に関する許可・指示をした場合、復唱確認を確実に実施すること」と国内の管制官に指示していた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240522-OYT1T50005/

 

 

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2024521201分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高速道路のトンネルの入り口には、「350m」「2500m」などのように、トンネルの長さが表示されています。

しかし、5000m以上の長いトンネルはあまり見かけません。

なぜなのでしょうか。

トンネルの入り口には、トンネルの名称が書かれた看板とともに長さが表示されていますが、実は5000m以上の距離のトンネルはあまり多くありません。

その一方で、トンネルが終わったと思ったらまたすぐに次のトンネルに進入するような、複数のトンネルが連続する区間も存在します。

通常であれば、1本のトンネルにまとめてしまえばいいと思う人もいるかもしれませんが、これにはある法令が関係しています。

道路法では、河川や海の下に設けられる「水底トンネル」や、それに類するトンネルとして長さが5000m以上の「長大トンネル」、水際にあって路面の高さが水面の高さ以下のトンネルについては、通行を禁止したり制限したりできると定められています。

これは、トンネルの構造を保全したり、交通の危険を防止したりすることを目的に実施されているもので、特に危険物を積載した大型車両の通行は禁止です。

危険物とは、火薬類および火薬類以外の爆発性物質、毒物・劇物およびその他の有毒性物質、水または空気と作用して発火性を有する物質で、例えば石油を運搬する大型のタンクローリーや薬品などを積むトラックなどが該当します。

通行が禁止される理由は、トンネル内で万が一事故が発生した場合、後続車が渋滞するなど、緊急車両が事故地点まで容易に辿り着けず救助に時間がかかったり、被害が大きくなると復旧に時間がかかったりするなどの傾向があるためです。

その際、もし危険物を運ぶタンクローリーなどがトンネル内で事故を起こすと、積載物によっては大規模火災や爆発を招くなど、被害が甚大となる恐れがあります。

過去には、ガス欠車両をきっかけにした複数台が絡む事故にタンクローリーが巻き込まれて炎上した例や、危険物を載せたトラックがカーブを曲がりきれず横転して炎上した例など、復旧に著しく時間を要した事例もありました。

そのため、原則として危険物を運搬するタンクローリーなどは、長大トンネルの通行が制限されているのです。

首都圏の長大トンネルとしては、首都高中央環状線の山手トンネル(18600m)、首都高神奈川7号横浜北線の横浜北トンネル(5900m)、関越道の関越トンネル(11055m)、東京湾アクアラインのアクアトンネル(9610m)があります。

通行禁止の対象となっている危険物を積載した大型車両は、トンネル内に進入することができないため、トンネルの手前のICから一般道へ迂回しなければなりません。

この規制には罰則があり、通行が制限されているクルマが長大トンネルを走行した場合、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。

なお、この通行禁止の規制を回避するために、5000mに満たないように建設されたトンネルもあり、例えば中部横断道の樽峠トンネル(表示上は5000m)や三遠南信道の青崩峠トンネル(4998m)、新名神高速の箕面トンネル(4990m)などは、危険物積載車でも通行が可能です。

※ ※ ※

一方で、災害発生時などには、復旧のために石油などを被災地に迅速に運搬することが必要です。

そのため、被災地などから要望がある場合、ほかの一般車両を排除し、前後に誘導車がつくなど安全が確保されていることを条件に、現在では長大トンネルでもタンクローリーなどの通行が可能となるよう、規制が緩和されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0275c996f5c27db8c1bde5fef94488940c096025 

 

 

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202452250分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

21日午前10時45分頃、東京都練馬区石神井町の都道で、「子どもの首が車の窓に挟まり、抜けない」と車を運転していた母親(34)から119番があった。

警視庁幹部によると、後部座席にいた女児(2)が意識不明の状態で救急搬送され、約1時間半後に死亡が確認された。

母親は電動で開閉する「パワーウィンドー」を「後方を確認せずに閉めた」と話しており、警視庁が当時の状況を調べている。

捜査関係者によると、母親が赤信号で停車した際、右後部座席に1人で乗っていた女児に声をかけたが返事がなく、様子を確認したところ、女児の首が窓ガラスに挟まっているのに気付いた。

他に同乗者はいなかった。

母親は、「事故の前に運転席にある窓のスイッチを操作した。換気のため開けていた前後4か所の窓のうち、右後部座席以外を閉めたつもりだったが、後ろを確認していなかった」などと説明しているという。

車はミニバンで、右側の後部座席にはチャイルドシートが設置されていた。

母親は女児がベルトを装着していなかったと話しており、警視庁は女児がチャイルドシートか座席の上に立って窓から顔を出した際、閉まった窓に挟まれた可能性があるとみている。

ミニバンのメーカーによると、同一車種のパワーウィンドーには、窓が閉まる時に異物が挟まると自動停止し、窓が少し開く事故防止機能がある。

ただ、窓が完全に閉まる直前に異物が挟まった場合や、スイッチで窓を閉める操作を続けた時は、この機能が作動しない可能性があるという。

現場は西武池袋線・石神井公園駅から西に約800メートルの住宅街。

事故当時、現場近くで作業をしていた造園業の男性(49)は、母親が車内で「子どもが挟まれた。どうしよう」と取り乱しながら電話している様子を目撃したという。

直後に救急車が到着したといい、男性は「子どもが亡くなったと聞き、本当にかわいそうだ」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240522-OYT1T50009/ 

 

521152分にNHK首都圏からは、車のパワーウインドウによる事故はこの15年で少なくとも12件あったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

こども家庭庁は、ホームページでハンドブックを公表し子どもの事故を防ぐポイントを紹介しています。

ハンドブックによりますと、パワーウインドーに挟まれる事故は、特に0歳から3歳くらいの子どもに注意が必要だということです。

そのうえで、事故を防ぐ対策として、窓を閉める際には子どもの顔や手が出ていないか、大人が近くで確認しながら操作するよう呼びかけています。

また、子どもが自分で窓を開けたり閉めたりすることができないように、窓をロックする機能の活用も促しています。

車のパワーウインドーでけがをした事故は、この15年間で少なくとも12件にのぼっています。

消費者庁と国民生活センターが管理しているデータベースによりますと、車のパワーウインドーで指や体を挟まれるなどしてけがをしたケースは、今回の事故を除いて2009年9月以降、少なくとも12件にのぼります。

このうち、6割近くの7件は10歳未満の子どもで、2015年には女の子が指を挟まれて切断したほか、2010年には幼児が首を挟まれ意識不明の重体となっています。

JAF=日本自動車連盟は、車のパワーウインドーで挟まれる事故の防止を呼びかけるため、どのくらいの力があるか実験を行い、公開しています。

JAFは、パワーウインドーが閉まる力の強さを検証するため、野菜を使って実験を行いました。

その結果、物が挟まったことを感知する機能がついていないタイプの車では、窓が大根に接触したあとも止まることなく上がり続け、大根を切断して閉まりました。

また、実験では、8歳の男の子に協力してもらい窓に直接手を掛けて閉まるのを止められるか検証しましたが、両手でも無理だったということで、大人でも相当な力が必要だとしています。

JAF東京支部によりますと、こうした事故を防ぐためには、子どもが窓のスイッチを操作できないよう運転席でロックするとともに、6歳未満に義務づけられているチャイルドシートを正しく使用する必要があるということです。

また、親などが運転席に座った状態で後部座席の窓を開け閉めする際は十分に安全確認を行い、「窓を閉めるよ」などと声をかけ注意を促すことが重要だとしています。

JAF東京支部の由水さんは、「パワーウインドーが作動してしまっても手で止めようとせず、慌てずに窓を下げるスイッチを操作することが大切だ。挟み込みを防止する機能が備わっていたとしても、子どもの細い指などは感知されないおそれもあるため、油断せず安全対策を行ってほしい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240521/1000104754.html 

 

 

 

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20245201940分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県富岡市の群馬サファリパークで20日午後0時半すぎ、女性飼育員(21)がマレーバクに右腕をかまれて重傷を負った。

ドクターヘリで搬送されて治療を受けているという。

同パークによると、飼育員がかまれたのはマレーバク3頭がいる展示場。

飼育員は13歳の雌(体長約180センチ、体重約400キロ)に1人でブラシをかけていた。

半袖を着ていて袖のない部分をかまれたといい、別の職員が駆けつけて119番通報したという。

かみついたバクはおとなしい性格で、子ども(雄、生後約1カ月)がじゃれついてきた際に体を起こして飼育員と接触する形になり、かみついたという。

同パークは、雌が子どもを別の雄と勘違いして追い払おうとし、その勢いで飼育員をかんだ可能性があるとみている。

飼育員は入社12カ月で、入社以来、かまれた雌を含めバクを担当していた。

同パークでは20229月、動物とふれあえるゾーン内で児童2人が相次いでカピバラにかまれ、けがをしている。

https://www.asahi.com/articles/ASS5N3FC9S5NUUHB00HM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

521188分に東日本放送からは、子どもが来たのでちょっとどきなさいよ程度のことだった可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後0時半ごろ、群馬県富岡市の群馬サファリパークで21歳の女性飼育員が公開中のマレーバクに右腕をかまれました。

4年前に群馬サファリパークで撮影された映像では、マレーバクは気持ちよさそうに寝転んでブラッシングを受けています。

事故が起きたのは、このブラッシングの時間でした。

ブラッシングを受けていたマレーバクの母親に、4月に生まれたばかりの子どもが後ろから近寄ります。

すると突然、起き上がり、飼育員の右腕を複数箇所かんだということです。

おとなしいイメージのバクですが、人を襲うことはあるのでしょうか。

動物研究家 パンク町田さん:
「普段はおとなしいですね。
特に人に飼育されていたマレーバクは人を襲うような動物じゃない。
子どもがいることで警戒心が強くなっていたと思う。
マレーバクからすると、子どもが来たからちょっとどきなさいよ程度のことだと思う。
マレーバクとしてはそこまで悪気はなかったと思う」

かまれた女性飼育員はドクターヘリで病院に搬送。

サファリパークによりますと、骨折はないものの重傷だということです。

群馬サファリパーク広報課 杉本課長:
「ブラッシング中に事故が起こっていますので、当面の間ブラッシングをしない」

群馬サファリパークでは、人と同じ空間に入らないようにするなど対策をし、公開を継続するということです。



https://www.khb-tv.co.jp/news/15275010

 

 

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20245201657分にYAHOOニュース(東日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前7時半ごろ、石巻港に係留していたパナマ船籍の貨物船の倉庫内で倒れている作業員2人がつかりました。

作業員はいずれも50代男性で、石巻市の病院に搬送されましたが、このうち石巻市の57歳男性が意識不明の重体だということです。

貨物船は18日から石巻港に係留してパームヤシの殻の積み込みを行っていて、2人は20日の午前7時半ごろから倉庫内で準備作業をしていました。

パームヤシの殻は石巻市のバイオマス発電所で燃料として使う予定でしたが、国内での期限が切れたことから、タイへ輸出することになっていたということです。

倉庫は荷物を運ぶ際には密閉されていますが、当時は作業のため開いた状態でした。

倉庫内では有毒なガスは確認されず、換気が不十分で酸素が不足していた可能性があるということです。

石巻海上保安署は業務上過失致傷の疑いも視野に、事故の詳しい原因と安全管理が正しく行われていたかを調べています。

国内では過去に、貨物船から木材チップを取り出す作業をしていた際に作業員が酸欠で倒れる事故が発生しています。

貨物船の甲板の下には、船倉と呼ばれる貨物を積み込む場所が設置されています。

厚生労働省によりますと、過去には船倉内の空気中の酸素が木材チップに吸収され炭酸ガスを排出したことで酸素不足になり、作業員が酸欠になった事故が発生しているということです。

今回、貨物船では18日から船倉内にパームヤシの殻を積み込む作業が行われていました。

石巻海上保安署によりますと、パームヤシの殻は酸素を吸収しやすいということで、屋根状のカバーを開けて作業していたものの、作業開始当時、船倉の低い部分では酸欠状態になっていた可能性もあるとしています。

厚生労働省は、作業開始前に酸素濃度の測定や船倉内に備え付けられている可搬式の換気装置の使用を呼び掛けていて、宮城労働局は今回、これらの安全衛生管理が行われていたのか調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca312f81dae466ad76fa243b1208a825439277d7 

 

520196分にYAHOOニュース(河北新報)からは、回復した男性には二酸化炭素中毒の症状がみられた、ヤシ殻が酸素を吸収し二酸化炭素を出すという植物の特性を失っていなかったことが原因か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前7時半ごろ、宮城県石巻市の石巻港雲雀野ふ頭に係留中のパナマ船籍の貨物船「EVER FELICITY」(9589トン)の船倉内で、作業員2人が倒れているのを別の作業員が発見した。

石巻海上保安署によると、石巻市の男性(57)は酸欠状態で意識不明の重体。

宮城県大崎市の男性(53)は回復したが、二酸化炭素中毒の症状が見られた。

2人はパームヤシ殻を積み込む作業をしており、事故時はクレーンで上から船倉内にパームヤシ殻をならす機材を搬入していた。

海保は、パームヤシ殻が暗い所で酸素を吸収し、二酸化炭素を出すという植物の特性を失わなかったため、二酸化炭素が船倉内にたまったとみて調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8871e9b8bc7b4e2240b30d8838f146ed657be1aa

 

5201858分にYAHOOニュース(宮城テレビ)からは、2人は倉庫に入り、すぐに酸欠で意識を失ったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

船には、酸素を吸収しやすいパームヤシ殻が積まれていて、2人は倉庫に入り、すぐに酸欠で意識を失ったとみられるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/be9f546f9da0e3cd39fe586cb953c495af031e7d

 

5202053分に朝日新聞からは、積み込み予定5000トンのうち3500トンが積み込まれていた、積み込んだヤシ殻の表面をならす機材を積み込む作業中だった、直前まで倉庫の扉が閉まっていたことも原因だった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

石巻海上保安署によると、2人は酸欠で意識を失った。

救急搬送されたが、同市の男性(57)は意識不明の重体、大崎市の男性(53)は容体が安定し帰宅したという。

船はパナマ船籍で、15日から石巻港に係留し、パームヤシ殻を積んでいた。

事故当時、積み込む予定量5千トンのうち、約3500トンが積み込まれていたという。

2人は、積んだパームヤシ殻の表面をならす機材を倉庫内に積み込む作業中だった。

2人は。積んであったパームヤシ殻の上で倒れていたという。

署は、作業直前まで倉庫の扉が閉まっていたことや、パームヤシ殻は酸素を吸収しやすい特性があることが原因の可能性もあるとして調べている。

パームヤシ殻はパーム油を生産することで出る。

海外から輸入され、バイオマス燃料として国内で使われている。

石巻市では今年、「石巻ひばり野バイオマス発電所」の営業運転が始まった。

署によると、この船に積んでいたのはその余剰分を他国に送るためのものだという。

https://www.asahi.com/articles/ASS5N3SV2S5NUNHB003M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

(ブログ者コメント)

上記情報から推定すると、前日までにヤシ殻3500トンを積み込んだ後、船倉の屋根や扉を閉め、事故当日、残りのヤシ殻を積み込む準備をするために屋根や扉を開け、酸素濃度測定などをしないまま船倉に下りて行った・・・ということかもしれない。

もしそうだったとすれば、船倉内は結構広い空間だし、昨日の今日に、まさか酸欠状態になっているとは思いもつかなかったのかもしれない。

 

 

 

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2024522180分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府河内長野市のイベントで男児(4)の右腕に液体がかかり、やけどを負った事案で、男児が当時着ていた服から瞬間接着剤の主成分が検出されたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。

この成分は布などに付着すると、素材によっては100度近くの高熱を発する可能性もあるといい、大阪府警が当時の状況を調べている。

捜査関係者によると、主成分は「シアノアクリレート系樹脂」で、男児が着ていたパーカーの袖の付着物から検出された。

この成分を含む接着剤は布や紙など繊維質の素材に付着すると、浸透して固まる過程で化学反応が進み、高熱を発することがある。

府警によると、男児と母親は19日、河内長野市役所の駐車場で市制70年記念のイベントを見学。

午前9時50分ごろ、男児がうずくまって泣いているのに母親が気付き、男児が着ていたパーカの袖をまくったところ、水ぶくれができていた。

その後、現場で警戒警備にあたっていた警察官に申告した。

イベント会場には受付のテントやキッチンカーが複数設営されていたほか、だんじりも並び、多数の来場者で混雑していた。

瞬間接着剤については、やけどの恐れがあるとして、消費者団体や業界団体が注意を呼びかけている。

東京都消費生活総合センターには、紙に垂れた接着剤をティッシュで拭き取った際に指先がやけどして皮膚が傷ついた相談事例も寄せられているという。

同センターの担当者は接着剤によるやけどについて、「子供は大人より皮膚が薄く、やけどの影響を受けやすい」とした上で、万が一、接着剤が体に付着した場合は「タオルなどで拭き取らず、ぬるま湯につけて落としてほしい」と呼びかける。

全国の接着剤メーカーでつくる「日本接着剤工業会」(東京都)はホームページで「接着剤を着衣などにこぼしてしまったら、急激に発熱してやけどをすることがある。あわてて脱がずに大量の水をかけてから徐々にはがすか、脱げない場合は、はさみなどで切り取って」としている。

https://www.sankei.com/article/20240522-WFQQDQK5GJILVMGIJA7EUBXFBU/

 

5221912分にmBS NEWSからは、パーカーの右袖部分が濡れていた、当該成分はポリエステル系やアセテート系の衣類に付着すると100℃前後まで温度が上がるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今月19日、河内長野市役所の駐車場で行われていた「だんじりパレード」で、4歳の男の子に何らかの液体がかかり、右腕に全治二週間のやけどをしました。

男の子の母親は、「子どもが突然泣き始め、パーカーの右袖部分が濡れていた」などと説明していました。

捜査関係者によりますと、警察がその後、男の子の服に付着した物質を鑑定したところ、瞬間接着剤に含まれる「シアノアクリレート系樹脂」が検出されたということです。

警察は当時の状況を詳しく調べています。

 

《国民生活センターの発表》

国民生活センターの過去の発表によりますと、シアノアクリレートは、繊維と化学反応を起こして、発熱する性質を持っています。

特に、ポリエステル系、アセテート系の衣類に付着した場合、100℃前後まで温度が上昇することも確認されているということです。

さらに、ゼリー状より液状の接着剤、有色の生地、厚手の生地の方が温度が上昇するというテスト結果もあるということです。

センターは、瞬間接着剤でやけどするおそれがあることを認識し、使用上の注意を守って使用することを推奨しています。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240522/GE00057599.shtml

 

5241737分にNHK関西からは、近くにいた人が使っていたネイルグルー液がかかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察が調べた結果、当時、男の子の近くで爪に塗る「ネイルグルー」と呼ばれる液体を使っていた人がいたことが分かりました。

この液体にも同じ成分が含まれていたということです。

警察は、現場の状況などから「ネイルグルー」が誤って男の子にかかった可能性が高いとしています。

ネイリストの民間資格の認定を行うNPO法人によりますと、「ネイルグルー」は爪にプラスチック製のつけ爪やアクセサリーをつける際に使われる接着剤で、化粧品店やドラッグストアなどで販売されています。

主にボトルに入っているものとチューブ式のものがあり、▽ボトルの場合は細いブラシにつけて、▽チューブ式は押し出して爪に塗ります。

両面テープなどと比べて接着する力が強いのが特徴で、製品の多くに瞬間接着剤と同じ成分の「シアノアクリレート系樹脂」が含まれているということです。

業界団体の「日本接着剤工業会」は、この成分を含むネイルグルーが衣服についた場合は、まず大量の水をかけて温度を下げたうえで、服を少しずつ脱ぐか、脱げない場合は生地をはさみで切り取るなどしてほしいとしています。

そのうえで、「ネイルグルーや瞬間接着剤を使う際は衣服につかないよう注意するとともに、まわりに人がいないかどうか必ず確認してほしい」と呼びかけています。

大阪・東大阪市にある日曜大工用品の販売会社は、「シアノアクリレート系樹脂」を含む瞬間接着剤について、やけどのおそれがあるとして動画投稿サイトに注意を呼びかける動画を投稿しています。

この動画では、作業用の手袋に瞬間接着剤を付着させたうえで、手袋の中の温度がどのように変化するか、実験を行っています。

接着剤を数滴たらすと、手袋からはすぐに白い煙のようなものが上がり、温度がぐんぐん上昇していきます。

そして、最後は温度計の数値が82度まで上がりました。



https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240524/2000084557.html  

 

5241746分にYAHOOニュース(近畿大学医学部主任教授の寄稿文)からは、海外でも同種18事例が報告されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

みなさんは、家庭でよく使われている「瞬間接着剤」や「ネイルグルー」に危険が潜んでいることをご存知でしょうか?

これらの製品には、「シアノアクリレート」という成分が含まれています。

・・・

2021年に、ポルトガルの小児外科から、シアノアクリレート接着剤による子供の火傷症例が報告されています。

症例1は、2歳男児が誤って「スーパーグルー」を綿製の長袖シャツに着用したまま手首と手に垂らしてしまったケースです。
母親が速やかに衣服を脱がせ、水道水で洗浄したため、軽度の火傷ですみました。

症例2は、5歳女児がネイルグルーを綿製のレギンスに着用したまま太ももと手首に垂らした例です。
その結果、Ⅱ度の火傷を負ってしまいました。

幸い、適切な処置により、両症例とも後遺症なく回復したとのことです。

文献によると、これまでに18例の小児シアノアクリレート火傷が報告されており、そのうち半数はⅢ度の深い火傷だったそうです。

シアノアクリレート製品の危険性について、消費者への情報が不足しているのではないでしょうか。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1278179a2d8af4fb910a5957006dc5b152a9f8a3 

 

 

※以下は、産経新聞掲載事例のネタ元記事。(指先写真&アドバイス付き

(平成30年3月22日 東京都消費生活総合センター)

「相談事例」

ホームセンターで強力瞬間接着剤を購入した。

使用前に注意事項を読んだので、「布・革に接着する と発熱する」ということは知っていた。

厚紙の上で強力瞬間接着剤を使用していたら一滴垂れてしまった。

なかなか乾かないので、それをティッシュで拭き取ったら、指にものすごい熱さを感じた。

慌ててティッシュを指から剥がしたら、米粒大に指の皮がえぐり取られ、 出血した。(50 歳代 女性)

【ココに注意!・・・東京都消費生活総合センターからのアドバイス】

★瞬間接着剤には、布や衣服等に付着すると発熱し、火傷のおそれがあるものがあります。

シアノアクリレートという化学物質を主成分とする瞬間接着剤は、布・革など繊維質のものに付着すると、染み込んで広がり、硬化反応が急激に進み、反応熱で急激に温度が上がることがあります。

このタイプの瞬間接着剤には、「布や衣服等に付着すると発熱し、火傷のおそれがあるので注意する」といった表示がされていますので、使用前に、必ず注意事項を確認しましょう。

★瞬間接着剤をティッシュなどで拭き取るときは十分注意しましょう!

上記事例は、ティッシュで拭き取った際に、瞬間接着剤がティッシュに染み込んで広がったことで発熱し、熱いと感じて慌ててティッシュを剥がしたため、接着していた皮ごとはぎ取ってしまい出血にまで至ったと考えられます。

ティッシュも繊維質のものであり、注意が必要です。

瞬間接着剤をティッシュなどで拭き取るときは、 染み込んだ接着剤が指に付かないよう十分注意しましょう。

★指に接着してしまったティッシュを無理に剥がすのは危険です!

万が一、指に接着してしまった場合でも、ティッシュなどを無理に剥がしてはいけません。

ぬるま湯(熱さを感じたなど緊急の場合は水)の中でゆっくりもみほぐしながら剥がすようにしましょう。

★事故にあったときは消費生活センターに情報提供してください。

製造事業者等に対し再発防止策の検討を申し入れるなど、事例によっては、事故の再発防止や商品・サ ービスの改良につなげることが出来る場合があります。

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/sodan/kinkyu/documents/180322.pdf

 

 

 

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2024518181分にTBS NEWS(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午後020分ごろ、射水市小島のS電工・富山工場で、58歳の男性会社員がガラスの耐久性を高める添加剤を製造中に、粉砕機に詰まった異物を取り除こうとして誤って左手を巻き込みました。

この事故で男性会社員は病院に搬送されましたが、左手の指に重傷を負いました。

警察は事故の原因を調べています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tut/1177934?display=1

 

 

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2024516 72分にYAHOOニュース(マネーポストEB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

42日、台湾のメディアは日本から輸入したいちご約472kgとキンカン約102kgの残留農薬が規定値を超えていたとして、すべて廃棄または積み戻しすることを発表した。

国内でも、2月に福島県産の小松菜が、3月には高知県産のにらが、残留農薬の規定値を大幅に超過していたとして回収されている。

 【表】海外で使用禁止の国もある食品添加物

現在、日本で認可されている農薬は4000種類以上に及び、使用量も世界的にみてトップクラスだという。

国産食品が安心・安全を標榜するブランドだったのは、いまや昔。

われわれが気づかぬうちに、警戒すべき“危険食品”になり始めているのだ。

 

【国産食品の不都合な真実・前後編の後編。前編から読む】

 

【農薬が多い作物は病気になりやすい】

世界各国が危険視しているにもかかわらず、日本では漫然と使用されている農薬のひとつとして、『本当は危ない国産食品』の著書があるジャーナリストの奥野修司さんは、除草剤「グリホサート」をあげる。

 

「アメリカでは健康被害に関する訴訟がいくつも起きており、今年に入ってからも、グリホサートでがんになったと主張する人に対して、企業側に約23億ドルの支払いを命じる評決が出ました。
日本では一部の団体が残留基準の見直しを要請しているものの、使用規制はありません」

日本が“寛容”なのは、基準値だけに留まらない。

立命館大学生命科学部教授の久保幹(もとき)さんが解説する。

 

「農薬の扱いについても、諸外国よりかなり緩い。
例えば、塩素系の殺虫剤『クロルピクリン』は、アメリカでは扱える人が限られているうえ、防護服に専用のマスクをつけてまくことが義務付けられていますが、日本では現状、厳しい制約なしに使うことができる。
それゆえ、使用法を誤って救急車で運ばれたり、命を落とすような事故も起きています」
(久保さん・以下同)

農薬まみれの作物は、外からの害にも弱い。

 

「私たちの調査によって、農作物全体から抗酸化物質である『ファイトケミカル』が減っていることが明らかになっています。
植物がファイトケミカルを作るのは、害虫などから身を守ることが目的であるため、農薬によって駆逐されれば生成する必要がなくなります。
しかし、ファイトケミカルの少ない農作物は病気になりやすく、収穫後も腐りやすい。
給食の国産小麦から基準値を超えたカビ毒が検出されたのも、農薬や化学肥料で育ったことも一因と考えられます」

農作物をも弱らせ、世界中で問題視されている農薬が、なぜ日本では堂々と使われているのか。

 

「日本における農業の発展は、農薬を作る化学メーカーのバックアップなしには実現しなかった。
官民一体となって成長してきており、切っても切れない関係です。
加えて、いちごやメロンなどにブランド名をつけて出荷するためには、定められた農薬を規定通りに使う必要があるのです。
加えて、日本人は見た目が整った虫のついていない野菜や果物を好む傾向にあり、有機栽培であっても、形の悪い農作物には買い手が付きづらい。
消費者のニーズに応えるためにも農薬が必要と考える作り手も少なくありません」

 

【代替品が亡い限り危険でも使い続ける】

世界と比較して規制が甘いのは、食品添加物も同様。

食品ジャーナリストの郡司和夫さんが語る。

 

「インスタント食品や総菜パンなど、手軽に手に入る食べ物の多くに、諸外国が“NO”をつきつけた添加物が使われています。
その中でも特に危険視されているのは、保湿剤の『プロピレングリコール』。
生麺や餃子の皮などに使われますが、ドイツでは腎臓障害を起こすリスクがあるので使用に規制がかけられています。
パンのふくらみを増すために利用される『臭素酸カリウム』も、発がん性が指摘され、EUでは使用が禁じられています」
(郡司さん・以下同)

危険な添加物が使われ続ける理由は、日本における添加物対策に「予防的視点」が抜け落ちているためだと郡司さんは指摘する。

 

EUでは、リスクがあると明らかになった時点で、実際に健康被害が出る前段階であっても禁止しますが、日本では被害がない限り、代替品が見つかるまで使い続ける。
パーム油などに使用される酸化防止剤のBHAも、1982年に名古屋市立大学の実験でラットに発がん性が認められました。
しかし、人間への被害が確認できていないことを理由に、いまだに使われています。
さらにやっかいなのは、日本の食品表示では、『香料』『調味料』といった形で、食品添加物の『一括表示』が認められていて、複数の添加物が組み合わされていても個別の名称を表示しなくていい仕組みになっていること。
そのため、見抜くことができないケースも少なくありません」

 

【安全な食品を売っている場所で買う】

農作物も加工食品も“国産”が安全を担保するブランドではなくなったいまの日本で、少しでも体にいい食品を手に入れるためにはどう行動すべきか。

 

「国産食品すべてが危険というわけではありません。
無農薬栽培をしている農家や、添加物を使用していないメーカーは数多くある。
心がけるべきは、安全な食品を売っている場所で買うこと。
例えば、野菜や果物は商業施設などのマルシェを利用したり、近隣の農家と直接取引したりするといい。
生協などでも、農薬や化学肥料の使用を減らした食品を販売しています」

久保さんは「残留農薬の多い食品から切り替えるべし」とアドバイスする。

 

「お茶やきゅうりなど、農薬が残りやすいものから、無農薬を選ぶように意識するといい。
また、農薬や化学肥料で育った葉物野菜ほど緑の色が濃く、安全で栄養価が高いものほど色が薄い。
見分ける際の一助としてください。
形が多少いびつでも、農薬にまみれていないものを積極的に選ぶ消費者が増えれば、使用制限へ大きなうねりが起こるかもしれません」
(久保さん)

あなたの選ぶ食品が、未来を変えるかもしれない。


※女性セブン2024523日号

https://news.yahoo.co.jp/articles/f284a40627c9bd6a60728f8d6e78d5419f03c3de 

 

 

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202451700分にYAHOOニュース(四国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

516日正午すぎ、徳島市金沢にある県営住宅の8階にある鉄製の防火扉が突然開き、近くにいた住人2人がけがをする事故が起きました。

この日、徳島市では最大瞬間風速21.2mを観測する強風が吹いていて、この風が事故の原因とみられています。

この事故をうけ、17日、徳島県では担当の職員や防災設備の設置業者ら5人が、同様の防火扉のある小松島市と石井町の県営住宅で点検を行いました。

点検では、熱感知器で異常を感じた際に防火扉が正常に作動するか、扉に劣化や傷みはないかなどを確認し、異常は見つかりませんでした。

(徳島県住宅課 栁本課長補佐):
「事故原因を究明し、メーカーとも協力しながら、今後このようなことが起こらないように、同様の団地について対策を講じたいと考えている」


https://news.yahoo.co.jp/articles/39180acd446da8f1a98e13e084275bd73190b5c4

 

5171740分にNHK徳島からは、壁に固定していた金具が外れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日、徳島市の県営住宅で、エレベーター前に設置されている防火扉が開き、通りかかった住民2人がぶつかって腰や頭を打撲するなどのけがをしました。

防火扉は、ふだんは金具で壁に固定されていますが、県は強風で防火扉があおられたとみていて、17日急きょ、防火扉を備えている県営住宅の点検を行いました。

このうち、小松島市の「小松島団地」では、県の職員や業者が、防火扉を引っ張って壁に固定する金具が壊れていないことや、稼働するときにゆっくり閉まるかなどを確認していました。

県は、今回の点検で故障が見つかれば速やかに修理することにしています。

また、16日の事故で防火扉を固定する金具が外れた原因などを詳しく調べて対応を検討することにしています。

県住宅課の柳本課長補佐は、「施設のせいで住民がけがをしてしまったのは非常に残念に思う。事故の原因を明らかにして必要な対策を講じ、同じ事故が起こらないようにしたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240517/8020020258.html

 

(ブログ者コメント)

〇NHK徳島の映像を見ると、現場は風の通り道だった感がある。

〇ブログ者も同日16時ごろ、出先で用事を済ませ駐車場に戻ってくると、警察官が2名、車のそばにいて、隣に駐車した車のドアが、開けた際に風にあおられ、お宅の車に傷をつけたと告げられた。

広い駐車場なのに、わざわざ隣に車を停めるとは・・・。
こちらはワザワザ、間を開けて駐車していたのに・・・。

「トナラー」問題を知ってはいたが、実際に我が身に実害が降りかかってみると、風のせいなら仕方がないとは思いつつも、少々腹が立った。

 

 

 

 

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20245141855分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前7時すぎ、大分市にある「日本製鉄九州製鉄所大分地区」の従業員から、「男性従業員の姿が見えなくなった」と警察に通報がありました。

警察官などが捜索したところ、およそ4時間後の14日昼前、溶かした鉄が入った直径5メートル、深さ4メートルの「溶鋼鍋」と呼ばれる設備から人の骨のようなものが見つかったということです。

警察によりますと、行方が分からなくなっているのは30歳の男性従業員で、13日午後7時からのシフトに入って勤務にあたり、鋼を溶かして鉄をつくる作業を担当していたということです。

溶鋼鍋は男性が作業していた場所から5メートルほど下にあり、会社によりますと、中の鉄の温度は1000度以上あったということです。

警察は、男性が転落した可能性もあるとみて調べています。

日本製鉄九州製鉄所大分地区は「引き続き、関係当局の調査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240514/k10014448991000.html  

 

5141716分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前11時ごろ、大分市西ノ洲の日本製鉄九州製鉄所大分地区の工場の溶鋼鍋から人骨のようなものが複数見つかった。

工場内では30歳の男性社員が行方不明になっており、大分県警大分中央署が関係を調べている。

署と同社によると、溶鋼鍋は直径約5メートルで、深さ約4メートル。

溶けた鉄から不純物を取り除く工程で使われており、内部の温度は千度以上になる。

行方不明の社員は13日午後7時ごろから勤務し、金属を精製する作業に従事していたという。

同工場では、出勤していた男性社員の姿が見えないとして、14日午前7時5分ごろ、保安センターが110番していた。

現場はJR高城駅から北に約2キロの沿岸部。

https://www.sankei.com/article/20240514-YVWLMVUAURIQ3BRHMCTFOSCBE4/

 

5141826分に産経新聞からは、同種事故は過去にも複数発生しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

金属などを溶かす高温の炉に作業員が転落する死亡事故は、過去にも複数発生している。

炉内が1500度以上の高温になるケースもあるだけに、安全対策の徹底が求められる。

平成16年8月には、大阪市西淀川区の製鋼工場で、溶鉱炉(深さ4メートル、直径6メートル)上部の鉄の投入口近くの足場上で飛び散った鉄くずを集めていた男性社員(38)が炉内に転落し、全身やけどで間もなく死亡した。

また24年5月には、愛知県西尾市吉良町の自動車部品を作る工場で、鉄の粉を約1500度の高温で溶かす溶解炉(深さ2メートル、上部直径1・2メートル)に男性社員(58)が転落。
炉の中から人骨の一部が発見された。

さらに同年7月、福島県いわき市南台の製紙工場で、古紙を溶かす溶解炉(深さ10メートル、直径5メートル)に、点検作業中の男性社員(36)が転落。

炉内はらせん状の刃が回転する構造もあった。

警察がDNA鑑定などを行い、行方不明となっていた社員の死亡が確認された。

https://www.sankei.com/article/20240514-GAVEFU2XQZJ2VBBY7JFG43L22M/ 

 

(ブログ者コメント)

西尾市といわき市の事例については、過去に本ブログでも紹介スミ。

 

 

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20245141540分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前850分ごろ、札幌市中央区南5条西1丁目の立体駐車場の工事現場で、約5メートルの高さから縦10センチ・横5センチほどの金属製とみられる「カラビナ」が落下しました。

「カラビナ」は現場の下を1人で歩いていた札幌市豊平区の30歳の女性の頭を直撃。

女性は頭を打撲したほか擦り傷を負い、病院に搬送されましたが軽傷です。

当時、現場では足場を組んで解体作業をしていて、ロープの両端に「カラビナ」を装着し資材を上下に移動させていたということです。

警察によりますと、一方の「カラビナ」の装着が甘く、資材を動かした際に1つが外れ落下したとみられています。

現場では立入禁止のエリアを作り通行に規制をかけていて、女性は当時設けられた「通行帯」を歩いていたところ、飛んできた「カラビナ」が直撃したということです。

警察は工事業者の現場の管理状況などを詳しく調べることにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/42f4096d5d8758fc3f29905cbb979d6ad78f9bb2 

 

 

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20245131847分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大地震の直前、ある「異常」がはるか上空で観測されていたという複数の報告がある。

京都大の研究チームは、この異常が起こる物理的なメカニズムを解明したと発表した。

ただ、慎重な見方をする地震学者も多い。

地震予知につながる可能性はあるのか。

この異常は、上空約601000キロにわたって広がる「電離圏」と呼ばれる領域で観測されてきた。

太陽からの強い紫外線で大気中に含まれる窒素や酸素の原子が電離して、電子やイオンが多く存在しており、特に上空300キロ程度で電子の密度が高くなる。

京都大の梅野健教授(通信工学)によると、東日本大震災(2011年)や熊本地震(16年)、今年1月の能登半島地震など、規模の大きな地震が起きる40分から1時間ほど前に、この電離圏に含まれる電子の密度に変化が生じる現象が見られてきたという。

北海道大の研究チームも、いずれも大津波をもたらしたスマトラ沖地震(04年)、チリ地震(10年)などで、直前に震源域付近上空の電離圏に含まれる電子の密度が相対的に高くなっていたと11年に報告している。

 

【異常が起こるメカニズムを提唱】

電離圏の電子数は、国土地理院が全国約1300カ所に設置しているGNSS(全球測位衛星システム)観測網を活用することでリアルタイムに把握できる。

測位衛星から受信局に送信された電波は、電離圏を通過する際にわずかに遅延を起こすため、その差を利用して電離圏内の電子の密度を測定する仕組みだ。

ただ、なぜそうした異常が起きるのかは分かっていなかった。

そこで梅野教授らのチームは、これまで大地震を起こした断層面付近で、水を含む粘土が見つかっていたことに着目。

本震が起きる前の微小な岩盤の破壊による摩擦などで、粘土を含む岩盤が高温高圧になると仮定した。

水は、高温高圧の状況下では、液体と気体の区別がつかない「超臨界」と呼ばれる特殊な状態になり、電気を通さない絶縁体となる。

このため、摩擦によって岩盤が正の電気(+)を帯び、電離圏内にある電子(-)を地表に引き寄せ、周囲より密度が高くなると考えた。

これを実証するため、チームは細いステンレス管に粘土と水を封入して加圧し、周囲を電気ヒーターで加熱する簡易的な装置を作製して実験。

実際に帯電することが分かったとして、243月に静電気学会が発行する国際学術誌に発表した。

梅野教授は、「異常の説明ができる初めてのモデルができた。観測・解析を続けて、モデルとの整合性を確認していく。将来的には地震予知のシステムの実現を目指したい」と意気込む。

 

【宇宙からの観測計画】

GNSSによる観測だけではなく、人工衛星を電離圏に打ち上げ、地震発生前にどのような変化が起きるかを直接観測する、日本初の計画も進んでいる。

日本大と静岡県立大の共同研究チームは、重さ約10キロの箱形の超小型衛星(キューブサット)を開発している。

2本の折りたたみ式の棒(長さ約15メートル)の先端に観測センサーを搭載し、電子密度を観測しながら高度550キロを周回する。

地震に先行する現象の研究の先端を担うため、「前奏曲」という意味の「プレリュード」と命名した。

プレリュードは232月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「革新的衛星技術実証プログラム」に採用された。

25年度中にもイプシロンロケットで打ち上げられる予定だ。

地震と電離圏異常の関係を調べる人工衛星は、04年にフランスが打ち上げた例がある。

その際も、マグニチュード48以上の地震が発生する4時間前までに、地上から電離圏に届く電波が弱くなる現象が確認された。

電子の密度が高くなったためと考えられる。

プレリュードによる観測を担当する静岡県立大の鴨川仁特任教授(地球電磁気学)は、「フランスの研究では十分なデータが取れていなかった。全地球的に高精度なデータを集め、地震と電離圏の関係が『真』なのかどうかを確かめていきたい」と話す。

中国などの海外諸国でも、こうした電離圏と地震の関係についての研究は進められているという。

ただ、鴨川特任教授は「地震と電離圏異常の関係は証明されたレベルとは言えない」と、慎重な見方も崩さない。

 

【「コンセンサス得られていない」指摘も】

そもそも地震予知について、日本政府は「科学的に困難」と位置づけている。

これまでに動物の行動や微小な地殻変動、地下水位の変化などからさまざまな予知が試みられてきたが、うまくいった試しはない。

国の地震予知連絡会の委員で、地震と水の関係に詳しい東京工業大の中島淳一教授(地震学)は、京都大のチームが提唱したメカニズムについて、「本震の前に微小な岩盤の破壊が起こることが前提とされているが、その破壊自体がこれまでに地震計などで観測されていてもよいはず。電子の密度だけを変化させるとは考えにくい」と疑問を呈する。

その上で、「地震と電離圏の関係はまだコンセンサスを得られてはいない。予知に向けては一つ一つ検証を重ねる必要がある」と指摘した。

元気象庁幹部は、「地下10キロを優に超える深さの電位の変化が、地上数百キロの電離層の状態に影響を与えるというメカニズムは腑(ふ)に落ちないが、懐疑的とまでは言えない。もっと検証データがほしい」と話す。

https://mainichi.jp/articles/20240512/k00/00m/040/176000c 

 

(ブログ者コメント)

地震と電離層の関連については本ブログでも、電気通信大学の早川名誉教授や今回報道された梅野教授の研究などを紹介している。

 

 

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202451250分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中国政府と取引関係にあるIT企業(本社・上海)が、X(旧ツイッター)のアカウントを通じて、世論工作を仕掛けるシステムを開発した疑いがあることがわかった。

このシステムを紹介する営業用資料とみられる文書がインターネットに流出していた。

日本の情報機関も入手して本物とみて分析を進めており、中国の対外世論工作との関連を詳しく調べている。

ネットに流出した文書は約20ページで、上海に拠点を置く「安洵信息技術有限公司」のものとみられる。

2月中旬、同社の別の内部資料とされる約580ファイルとともに、IT技術者らがネット上で情報を共有するサービス「ギットハブ」に公開された。

読売新聞が入手した文書には、表紙に中国語で<ツイッター世論誘導統制システム 製品紹介資料>という題名と、2022年の第1版であることが書かれている。

システムの目的は中国国外の世論を監視し、工作を仕掛けることとし、冒頭には<好ましくない反動的な世論を検知するニーズに応えるためにシステムを構築した><社会の安定には、公安機関が世論をコントロールすることが極めて重要>などと示している。

文書などによると、このシステムを使って他人のXのアカウントに不正URLを送信し、クリックさせることでアカウントを乗っ取ることができる。

その結果、本来は外部から閲覧できないダイレクトメッセージを盗み見たり、中国当局の意に沿った意見を勝手に投稿したりすることが可能になる。

日本政府関係者によると、近年、他人に乗っ取られたとみられるXのアカウントが、中国語や日本語で中国の反体制派を批判するケースが相次いでいる。

こうしたシステムが使われている可能性がある。

同社のホームページ(現在は閉鎖)によると、同社は2010年に設立され、北京や四川、江蘇、浙江省に拠点がある。

スパイの摘発などを行う国家安全省にIT製品を納入する業者に選定されたほか、国全体の治安維持にあたる公安省や、地方警察の公安当局を「パートナー」として紹介。

各機関から贈られた感謝状も掲載していた。

流出した約580ファイルには同社の契約台帳も含まれ、利用者の多くが地方都市の公安当局だった。

通信アプリ「テレグラム」向けの工作システムとみられる製品を地方の公安当局に販売した記録も残されていた。

読売新聞は同社に電話やメールで問い合わせたが、11日夜までに回答はない。

同社の動向を20年から注視している台湾のサイバーセキュリティー企業「TeamT5」チーフアナリストのチャールズ・リー氏は、資料に記載されている工作の手口などから「本物の流出文書と確信している」との見方を示した。

さらに「中国が世論工作のために西側諸国のSNSを利用する意志と能力を持っていることを示す初の証拠だ」と指摘した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240511-OYT1T50118/

 

 

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20245132059分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日、広島市中区の「エディオンピースウイング広島」で、バックスタンド側の屋根の下にワイヤーでつり下げられていた長さ15メートル、重さ70キロのステンレス製の棒がワイヤーとともにおよそ40メートルの高さから観客席に落下しました。

落下したバックスタンド側の席には観客を入れておらず、けが人はいませんでした。

スタジアムを所有する広島市や指定管理者のサンフレッチェ広島などが12日、現場を調査しましたが、棒をつり下げていた4本のワイヤーのうち1本が切れていたことが広島市への取材でわかりました。

広島市などは棒が落下した原因を詳しく調べていて、わかりしだい公表するということです。

広島市とサンフレッチェは12日と13日の2日間で観客席の上の屋根に設置されている照明などを点検し安全を確認したということで、15日行われるJリーグの試合は同じ場所に旗を掲げないなどの対応を取って開催することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240513/k10014448161000.html 

 

514121分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、巻き付いた旗を直すためバトンを降ろし、再び上昇させた直後だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

サッカースタジアムで重さ70キロのバトンが無人の観客席に落下した事故は、強度のある吊り下げワイヤが何らかの原因で切れたことがわかりました。

この事故は、11日、午後3時過ぎ、エディオンピースウィング広島で、試合中、スタンド屋根付近から旗を吊るす重さ70キロのバトンがおよそ40メートル下の無人の観客席に落下したものです。

広島市によりますと、落下の直前、スタッフがバトンに巻き付いた旗を直すため、一旦バトンを降ろし、再び電動の巻き上げ機で上昇させた、ほぼ直後に、太さ4ミリのワイヤが切れ落下したということです。

広島市は、詳しい原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d5a714feff88fc586e6bc0486617d7a53e4c069

 

 (2024年5月31日 修正1 ;追記)

20245301722分にYAHOOニュース(RCC)からは、巻き上げていた際に突風が吹き、巻き上げ機が正常に作動できなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

エディオンピースウイング広島で、旗を掲出するバトンが落下した問題について、広島市は突風による機械の故障が原因とする調査結果をまとめました。


【写真を見る】エディオンピースウイング広島で旗掲出のバトン落下
「突風の影響でワイヤ巻き上げ機が正常に作動せず」 吊りバトン装置は撤去へ

ピースウイングでは、今月11日、サンフレッチェ広島レジーナの試合中に、フラッグを掲出するための「吊りバトン」がスタンドに落下しました。

スタンドは観客に開放されていなかったため、けが人はいませんでした。

広島市などの調査によりますと、当日、風によってバトンに旗が巻きついたため、運営スタッフがハーフタイムに一度、バトンを下ろして直した後、リモコン操作で再び上昇させました。

この際、突風が吹いたため、バトンを吊るすワイヤがゆるみ、電動式の巻き上げ機が正常に作動できなくなったため、落下したということです。

今回の事態を受けて広島市は、吊りバトン装置は撤去することにしました。

新たなフラッグ掲出場所は、スタジアム南東部分に、ことし夏頃までに設置する予定だということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e5bff65b4fc49ed6992d48aff24ac08adf24b6

 

5301816分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、突風でバトンが揺れ正常に巻かれなかった結果、バトンが一番上に上っても巻き上げ機が停止せず、負荷がかかって破損したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

広島市のサッカースタジアムで重さ70キロのバトンが落下した事故は、バトンを吊るしていた電動の巻き上げ機が突風によって誤作動を起こすなど、複数の要因が重なって起きたことが関係者への取材でわかりました。

この事故は、今月11日「エディオンピースウィング広島」で試合中、スタンドの屋根付近から旗を吊るす重さ70キロのバトンがおよそ40メートル下の客席に落下したものです。

広島市が24日までに行った調査によりますと、電動の巻き上げ機を使って吊り上げる作業中に突風が吹いてバトンが揺れ、ワイヤーが正常に巻かれなかったことが判明。

その結果、バトンが一番上に上がっても巻き上げ機が停止せず、想定を上回る負荷がかかり、ワイヤーを巻きとるドラムとモーターの接続箇所が破損するなどし、落下したことがわかりました。

市は今回の事故を受け、観客席上部のバトンを撤去し、夏ごろまでにはスタジアム南東部の入口付近にフラッグを掲げる場所を設置する方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e93ef22c4f68535a9a6726cc6e8f2a52f136153

 

 

 

 

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20245101951分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。

神戸市役所の設備点検中に転落し後遺症を負った男性(28)が、「安全性を欠いていた」などとして市や派遣先の会社に計約19千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、神戸地裁であった。

天野裁判長は、市と会社に約14千万円の賠償を連帯して支払うよう命じた。

判決によると、男性は派遣社員だった20177月、市役所本庁舎3号館にある熱感知器の点検のため、2階と3階の踊り場にある点検口の扉を開けてダクトスペースへ進入。

しかし吹き抜けの構造で床がなく、約5.8メートル下に転落し、脊髄(せきずい)損傷による下半身まひの後遺症を負った。

男性は8階から順に下の階へと点検を始め、他の階は点検口の先のダクトスペースに熱感知器があったが、この階は点検口がありながら、その先に床のない構造だった。

判決は、事故のあった階の点検口の鍵が壊れて開閉できる状態だったうえ、床のない危険な箇所だと男性に伝わっていなかったと指摘。

「市が措置を適切に講じていれば事故が発生していなかった高度の蓋然(がいぜん)性が認められる」として、市の賠償責任を認定した。

現場を指揮した派遣先のメンテナンス会社「K管理」(京都市)に対しても、危険事項などを確認しなかった注意義務違反があったと認めた。

賠償額について判決は、後遺障害による逸失利益を約7610万円、将来の介護費を約5460万円、慰謝料を約3110万円などと算定。

男性本人にも一定の過失があったとして、1割を過失相殺した。

市は取材に「判決内容を確認した上で、対応を検討する」。

京津管理は「担当者不在のため回答できない」としている。

https://www.asahi.com/articles/ASS5B3FPCS5BPIHB00XM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n 

 

 

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20245101831分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

研磨機のボルトが露出した危険な状態で従業員に作業させたとして、神戸西労働基準監督署は10日、労働安全衛生法違反の疑いで、金属加工などを手がける会社「N鍍金」(大阪市西淀川区)と同社の50代の男性社長を書類送検した。

書類送検容疑は、同社神戸三田工場(神戸市北区)で、鏡面研磨機の回転軸を固定するボルトを、埋め込み型にしたりカバーを付けたりすることなく危険な状態で従業員に作業させた疑い。

同署は認否を明らかにしていない。

同署によると、昨年7月には、この機械で作業していた男性が衣服をボルトに巻き込まれ死亡する事故が起こっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8cae1399f16b559a937ffce22c983e24c4d67c2d

 

 

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20245101810分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

地震で倒壊したがれきの下から救出された人が、当初は元気で会話していたのに容体が急変して亡くなることがあります。

筋肉が長時間圧迫されて毒素ができ、救出された際に毒素が体内を巡ることで起きる「クラッシュ症候群」(CS)です。

 

【圧迫が取れると…】

事故や地震で柱や家具などの重い物に手足などが長時間挟まれ、筋肉が圧迫されると、筋肉細胞が損傷を受け、ミオグロビンと呼ばれるたんぱく質や乳酸、カリウムなどがたまります。

これらは高濃度になると毒になります。

そして、救出の際に圧迫が取れると、たまった毒素が一気に体中に回り、腎臓や心臓にダメージを与えます。

2次世界大戦中のロンドン大空襲でこの患者の事例が報告され、本格的な医学研究が始まりました。

日本では1995年の阪神大震災で372人のCS患者が出て、その後、50人が亡くなりました。

救出直後は意識があって会話もできたため、軽症と診断され、病院で医師らがほかの重症患者を診ているうちに急に亡くなった事例もありました。

当時、国内ではCSがあまり知られておらず、震災後、「防ぎ得た死」として対策の必要性が認識されました。

 

【訓練、能登で実践】

313日、兵庫県三木市で国際緊急援助隊の訓練が行われました。

海外で大規模災害が起きた際に政府から派遣されるチームです。

その中で、CS患者の救助も行われました。

倒壊した建物の中で女性が下半身を挟まれたという設定です。

がれきをくぐって女性の元にたどり着いた隊員は、

▽どれくらいの時間挟まれていたのか
▽挟まれた下半身の感覚はあるのか

などを聞き取り、「もう少しで助けが来ますよ」と励まし続けました。

そして、毒素を薄めるための点滴2リットルや腎不全を防ぐ薬などを投与してから、がれきを持ち上げて女性を外に運び出し、待機していた救急車で医療機関に搬送しました。

訓練に参加したNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(広島県)の医師・稲葉さんは、能登半島地震で実際にCSに対応しました。

16日夜、石川県 珠洲(すず)市の住宅倒壊現場で90歳代の女性が124時間ぶりに救出された際、CSを防ぐために3回の点滴を行いました。

稲葉さんは「何度も国際緊急援助隊の訓練に参加した経験がとても役に立った」と話します。

この病気に詳しい日本医科大多摩永山病院(東京都)助教の阪本さんは、「いつ大規模な災害が起きるかわかりません。医療関係者だけでなく、消防、警察、自衛隊の関係者、そして一般市民にもっとCSについて知ってもらいたいです」と指摘します。

実際に災害が起きて、人が手足などをがれきに挟まれた現場に居合わせたら、私たちには何ができるでしょうか。

自分の身の安全を確保することを前提に、

▽すぐに救助を呼ぶ
▽不用意にがれきを撤去しない
▽のどの渇きを訴える場合は水を飲ませる
▽到着した救急隊に患者の状況を伝える

などの対応が助けになります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eda390a71787ca17f992e6eaed776c651bd5c1cc  

 

 

 

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20245102049分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後、北海道紋別市の牧場の牛舎で、清掃作業をしていた69歳の男性が頭から排水桝に落下し、搬送先の病院で死亡が確認されました。

死亡したのは、紋別市上渚滑町の三木さん69歳です。

10日午後1時ごろ、紋別市上渚滑町の牧場で「頭から井戸に突っ込んでいる」と消防に通報が入りました。

警察によりますと、三木さんは、牛舎の汚水を貯めている排水桝を清掃していて、頭から排水桝に落下しました。

排水桝は直径60センチ、深さ1メートルで、三木さんは上半身が排水桝から抜け出せなくなり、逆さになった状態で身動きが取れなくなったということです。

落下直後、三木さんは「落ちてしまった。助けてくれ」と助けを求めました。

作業員3人で、三木さんを引き上げようとしましたができず、牽引ロープを足首に巻きつけてトラクターで引き上げて、ようやく救け出しました。

三木さんは落下してから約10分後に救出されたものの、意識はなく、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。

三木さんの死因はわかっておらず、警察は当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/febd35baa6094e9b9596d9dc0b88e6a6d91c0069

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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