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2014年9月3日付で山口新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市消防局は22日、消防司令センターの職員が8月31日夜の救急出動指令で誤った建物を伝えたため、救急隊の到着が5分遅れる事案があったと発表した。
病院に搬送された女性(61)は検査のため入院したが、命に別条はないという。
同局の現場誤認による到着の遅れは、昨年11月5日、同16日、同年12月4日に続いて4回目。
同局によると、8月31日午後6時55分に女性の娘から「腹痛と嘔吐の症状を訴えている」と119番があり、同センターで職員2人が対応した。
職員1人が女性の暮らす公営住宅の住所を聞き取り、もう1人が指令システムで検索したが、番地以下を入力しなかったため、同じ町内にある別の公営住宅を出動場所として選択。
2人は、聞きとった住所と照合せずに出動指令を出したという。
同7時15分に救急隊が指示された公営住宅に到着したが、同7時16分に女性の親族からの電話連絡で、出動場所が間違っていたことが判明。
同7時20分に女性が住む公営住宅に到着して救急車に収容した。
同局は、昨年10月に新しい消防司令システムを導入してから現場誤認による到着の遅れが相次いだことを受け、2月に消防通信運用マニュアルを作成。
出動場所は通報者から聞き取った情報で特定し、複数人での確認も徹底すると定めていたが、今回の出動指令では、いずれも守られていなかった。
2日に市役所で会見を開いた義満局長は、「昨年末に同種事故を発生させ、再発防止に取り組むさなかのことで、患者さん、関係者、市民にあらためておわび申し上げる」と頭を下げた。
出典URL
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2014/0903/5.html
2014年9月3日付で読売新聞山口版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女性(61)の娘から携帯電話で、救急車の要請があった。
指令センターの男性消防士長(55)が住所を聞き取り、メモしたが、男性主任(48)が位置情報通知システムへの入力を誤り、現場から約270m離れた別の住所を画面に表示。
間違いに気づかないまま、救急隊員を出動させた。
女性宅にいた親族が、救急車が別の場所に向かっているのに気付き、指令センターに連絡したため、間違いが判明した。
市消防局では昨年11、12月にも計3回、救急出動の現場を間違い、2月に義満局長ら6人を訓告や厳重注意とした。
同月にマニュアルを作成し、メモと画面表示を照合するように定めたが、今回は怠っていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20140902-OYTNT50223.html
(ブログ者コメント)
昨年3回の場所間違い事例は、下記参照。
2013年12月5日掲載
[プチ昔の事例] 2013年11月 山口県下関市で119番通報場所が自動表示されるシステムの理解不足で近所の違う場所に行き救急搬送が遅れる事例がこの1ケ月で3件発生 (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3481/
2014年9月2日7時48分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月31日午後3時35分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅で、利用客から「ホームの上から物が落ちてきた」と駅員に連絡があった。
調べたところ、直径約3cm、長さ約7cm、重さ約100gのステンレス製パイプがホーム中央の階段付近に落ちていた。けが人や電車運行への影響はなかった。
近鉄によると、パイプは配線の接続に使うもので、30日未明に行った工事の際、表示板の上に置き忘れたとみられるという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140902/waf14090207480006-n1.htm
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年9月2日付の奈良新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
約3mの高さに設置されている行き先表示機から落下した。
30日未明に無線LANの接続作業をしていた作業員が置き忘れたとみられる。
2014年8月30日23時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月31日付で毎日新聞大阪版からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
30日午後7時30分頃、大阪市北区堂島3、NTTテレパーク堂島第1ビル(8階建て、高さ約35m)の屋上に立つ電波塔の頂上付近(地上から約115m)で、炎が上がっているのを通行人が見つけ119番した。
市消防局のはしご車の放水が届かないため、消防隊員が水を入れたポリタンクなどを運び上げて消火、防護ネットなど約50m2を焼いて、約2時間半後に消えた。けが人はなかった。
警察の発表では、この日は午後3時頃までバーナーを使って電波塔の撤去工事が行われていた。
その後は、屋上の扉は施錠されて現場は無人だった。
警察は、失火の可能性があるとみて出火原因を調べる。
一帯はオフィスビルや飲食店などが立ち並び、消火作業を見上げる通行人らで一時、騒然とした。
近くの無職男性(65)は、「電波塔から火の粉が雨のように降ってきた。塔が倒れたらと思い、怖かった」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140830-OYT1T50156.html?from=ycont_top_txt
http://mainichi.jp/area/news/20140831ddn041040009000c.html
2014年8月30日22時33分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時40分ごろ、宮古市佐原の復興のために建設が進められている市道の工事現場で、ブルドーザーを使って整地作業をしていた男性(58)が倒れているのが見つかった。
男性は病院に運ばれたが、ブルドーザーにひかれたあとがあり、まもなく死亡した。
警察によると、男性が倒れていた場所の近くには、1mほどの高さで土が盛り上がっているところがあったという。
警察では、ブルドーザーがこの土に乗り上げた際に男性が運転席から誤って転落し、そのまま動いていたブルドーザーにひかれたとみて、現場の状況をくわしく調べている。
県内の被災地では、復興工事の本格化にともなって、ことし6月までの半年間に労災事故で15人が死亡していることから、岩手労働局が工事現場の安全管理の徹底を呼びかけていた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044216731.html?t=1409440771186
2014年8月30日20時6分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月30日21時29分に共同通信から、8月30日19時8分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時5分ごろ、名古屋市北区丸新町のタイヤ販売店「J店」の倉庫で、従業員の男性(35)が荷物用エレベーターの床と1階の天井部分に挟まれているのを、「助けてくれ」という声を聞き付けて駆け付けた同僚の男性従業員が発見。
男性は胸と首を挟まれており、病院に運ばれたが、死亡が確認された。
警察によると、倉庫は4階建て。
男性は、エレベーターでタイヤ3本を1階から2階に上げる作業中だった。
タイヤと一緒にエレベーターに乗った男性が、何らかの弾みで倒れ、胸から上がかご部分からはみ出して1階の天井との間に挟まれたとみられる。
警察が、当時の作業状況などを調べている。
かごは高さ3m、幅1.5m、奥行き2m。
警察によると、エレベーターは人の昇降を想定しておらず、かごの中に操作ボタンはなく、建物側の各階出入口に設置されていた。
また、扉の代わりに手で開閉する格子状の柵があるが、柵は閉まっていなかったという。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014083090191049.html
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014083001001817.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20140830/4215171.html
キーワード;リフト、業務用エレベーター
2014年8月30日付で読売新聞京都版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
府南部6市町でつくる城南衛生管理組合(管理者=山本宇治市長)が、基準値を超えるダイオキシン類を含むばいじんを大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪市)の埋め立て処分場へ搬入していた問題で、同組合議会の審査会が29日、開かれた。
組合は、基準値オーバーの原因について、「焼却炉にある集じん機の古くなったフィルターに吸着した高濃度物質の塊が混じった可能性が高い」と説明した。
組合によると、今年6月に基準値の2.37倍にあたるダイオキシン類が検出されたばいじんは、ごみ焼却場「クリーン21長谷山」(城陽市)で、集じん機のフィルターが交換時期(約4年)を迎えた焼却炉から出ていたという。
集じん機は、搬入前日に圧力低下などが起きていたといい、何らかの異常でフィルターにたまった大量の高濃度物質がはがれ落ちたと考えられる。
2010年の基準値超えのばいじんが出た際も、フィルターは交換直前だった。
また、組合は、同センターから受けた搬入停止処分で、クリーン21長谷山の保管場所に約580トンの焼却灰が堆積し、9月5日頃には容量を超える見通しであることも明らかにした。
ばいじんも約370トンあり、10月下旬には限界に達するという。
組合は、ごみ処理を滞らせないため、保管場所の拡張を検討する。
山本管理者は、審査会で、「重大性の認識や危機管理、法令順守への意識の欠如が最大の原因で、深く反省しなければならない」と謝罪。その上で、「信頼回復に全力で取り組んでおり、1日も早い処分解除をお願いしたい」と述べた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20140829-OYTNT50406.html
2014年8月30日付で朝日新聞新潟版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2012年5月、新潟市中央区のフェリー乗り場に着岸していた佐渡汽船のカーフェリー内で男性(当時79)がトラックに轢かれて死亡した事故で、国の運輸委員会は29日、「佐渡汽船側が車両下方の点検を定めていなかったことが事故につながった可能性がある」とする報告書を公表した。
報告書によると、男性にはアルツハイマー型認知症の疑いがあり、車輌陸揚げ作業中に車輌甲板に立ち入り、トラックの下に入っていたため轢かれたと考えられるという。
(ブログ者コメント)
「車両下方の点検を定めていなかった」という部分、報告書には、以下のように記載されている。
A社が、単独での乗船が船舶の安全運航を損ねる者の輸送に関する対応要領(監視員の配置、付添人の要求等)及び車両の陸揚げ作業時における車両下方の点検要領を定めていなかったことは、本事故の発生に関与した可能性があると考えられる。
また事故の経緯が、下記趣旨で記載されていた。
男性は佐渡で警察に不審者として通報され、親族が新潟港で出迎える旨を申し出て、佐渡から新潟までの乗船が許可された。
船会社は、警察から男性を引き合わされた際、軽度の認知症であることを伝えられた。
船客長は、男性を職員から見えやすい客室に案内し、船員は船内巡視の際などに男性に注意していた。
しかし入港作業のため、監視を続けられなかったものと考えられる。
出典URL
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/ship/detail.php?id=4351
2014年8月29日17時38分に日テレNEWS24(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前8時20分ごろ、高浜市神明町の建設作業現場で、会社員の男性(45)がショベルカーに油をさす作業をしていたところ、後ろからバックで入ってきたトラックとショベルカーの間に挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、骨盤骨折などでまもなく死亡した。
トラックの運転手は男性に気がつかなかったと話しているといい、警察は事故が起きた状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.news24.jp/nnn/news86220847.html
2014年8月28日19時37分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月28日付で同社HPにも同趣旨のニュースリリースが掲載されていた。
28日午後4時半ごろ、仙台市宮城野区にあるJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所から「タンクから煙が出ている」と消防に通報があった。
このため、化学消防車など26台が次々に駆けつけて消火作業を行い、午後6時前に火は消し止められた。
消防などによると、この火事で高さおよそ30m、直径およそ60mのタンク内に仮置きしていたウレタン資材が燃えたほか、60代の男性作業員1人が煙を吸って病院に運ばれたという。
同社によると、火事があったのは、プラスチックの原料のナフサを貯蔵しておくためのタンクで、当時はタンク内の溶接部分を補修しており、ナフサは入っていなかったという。
仙台製油所では、去年9月にも配電盤が焼ける火事が起きている。
仙台製油所は、「去年の火事を受け、安全と防災への取り組みを進めてきたが、再びこのような事態を起こし、申し訳ない。原因を究明した上で、再発防止に努めたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20140828/4160681.html
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/20140828_01_1026053.html
8月29日20時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月30日13時41分に読売新聞から、8月30日11時2分に新潟日報モアからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県南魚沼市を流れる伊田川で28日、魚が300匹以上死んでいるのが見つかった。
川の水から高濃度の塩素が検出され、県が排出源を調査していたところ、同市教育委員会が29日、「市立塩沢小学校のプールから高濃度の塩素を含む水を川に排水した」と発表した。
同小では今週初め、使用期限切れの固形塩素剤を処分するため、計約40kg分もの塩素剤をプールに投入しており、水中の塩素成分が極めて高濃度になっていたらしい。
市教委は、「基礎知識が足りなかった。申し訳ない」と謝罪している。
県環境対策課などによると、28日午後3時半ごろから、伊田川の島渡橋(同市島新田)付近などで、ウグイやアユなどの死骸が見つかった。
県職員は約300匹を確認。「長さ100mにわたり、約4mの川幅に、びっしりと魚が浮いて流れていた」との証言もあった。
川面には塩素臭が漂い、同日午後4時40分ごろ採取された川の水から、県の検査で1ℓあたり2mg以上の残留塩素が検出された。
遊泳用プールの水質基準値の2倍以上にあたる。
このため県は、原因としてプールを疑い、同日午後6時過ぎ、現場の上流にある同小に連絡していた。
市教委によると、同小では、プールの担当教諭が25、26の両日、使用期限切れの固形塩素剤計約40kgを、廃棄するためにプールに投入していた。
塩素剤の使用量は通常、1日2〜6kgで、その10倍近かった。
28日午後2〜3時ごろ、プールのろ過装置の洗浄を請け負った業者が、プールの水を使って洗浄。作業後、事情を知らずに、水約1トンを伊田川に排水していた。
担当教諭は、塩素剤を水に溶かして自然に塩素を揮発させるつもりだったという。
しかし塩素剤メーカーは、「日ごろ使う量なら1日で揮発するが、40kgも入れれば1週間程度かかるのではないか」と指摘。「塩素剤は扱いを間違うと有毒な塩素ガスを発生する。廃棄は原則として、専門の産業廃棄物処理業者に依頼してほしい」と訴える。
市教委は、「一度に処分しようと大量に投入したのは基礎知識が足りなかった」と話す。
県は、「29日の検査では伊田川の水から塩素は検出されず、今後は心配ない」としている。
同校ではこれまでも余った塩素剤をプールに投入して放置し、塩素濃度を下げていた。
県教育委員会によると、プールで使う塩素剤の処分方法についての規定はない。県教委は29日、塩素剤の処分方法などについて、他の小中学校からも聞き取りを始めた。
県環境対策課によると、伊田川だけでウグイなど約300匹が死んだ。
また、魚沼漁協がアユの販売所から聞き取り調査をしたところ、伊田川下流の魚野川でいけすに放してあったおとり用アユは3か所で計44匹が死んでいた。
同漁協は年6000万~7000万円かけてアユやイワナなどを放流しており、市と損害賠償について協議を始めた。
出典URL
http://mainichi.jp/feature/news/20140830k0000m040074000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140829-OYT1T50127.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20140830131838.html
(2014年11月14日 修正1 ;追記)
2014年11月12日17時44分にNHK新潟から、塩素剤投入を業者に知らせなかったなどとして2教諭が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月13日0時27分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、南魚沼市の川で魚が大量に死んでいるのが見つかったことについて、南魚沼署は、小学校のプールの水を塩素濃度が高いまま排水していたとして、12日、小学校の教諭2人を新潟県内水面漁業調整規則(有害物の遺棄禁止)に違反したとして、書類送検した。
これはことし8月末、南魚沼市の伊田川などでウグイやアユなどの魚が少なくとも300匹近く死んでいるのが見つかったもので、近くの小学校のプールの水を塩素濃度が高いまま排水し、川に流れ出たことが原因だと分かった。
同署によると、30代教諭は8月25、26の両日、今季使わなかった固形塩素剤をプールに投入して処分していたのに、同28日に濾過器の点検作業に来た業者に伝えず、気化せずに塩素濃度が高いままのプールの水約1トンを伊田川に通じる川に排水させた疑いがある。
また、40代教諭は同日、高濃度の塩素水溶液が残った減菌装置に水を入れ続け、塩素濃度の高い水約850ℓを川に排水した疑いがある。
2人の教諭が在籍する小学校の岡村校長は、「子どもの教育をする学校ではあってはならないことで、事態を重く受け止めている。再発防止のための改善に職員全員で取り組みたい」と話している。
南魚沼市教育委員会では、来週19日に、市内の小中学校向けに、塩素濃度の測定方法などプール管理のしかたの研修を行うという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033144681.html?t=1415828481499
2014年8月30日13時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月29日11時51分に伊賀タウン情報ユーから、8月30日付で毎日新聞三重版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県伊賀市立友生小の給食調理場の洗浄室(広さ約32m2)で28日、9月1日からの給食開始に備え、食器の洗浄作業をしていた女性調理員3人が気分が悪くなり、うち、長く洗浄室にいた49歳と58歳の2人が一時入院、54歳の1人が手当を受けていたことが29日、わかった。市教委が同日発表した。
一酸化炭素中毒とみられるが、いずれも症状は軽いという。
この日は夏休み中で、児童に被害などはなかった。
警察は労災事故と判断、業務上過失傷害の疑いもあるとみて調べる。
市教委によると、3人は28日午前8時30分頃に作業を開始。同9時30分頃に、ガスボイラー式の食器洗浄機に点火した。
同11時頃になって、相次いで体のふらつきや顔がほてるなどの症状が出た。
同11時30分頃には3人とも作業ができなくなり、休憩室に移動。横になるなどして休憩していたが、頭痛や嘔吐の症状を訴える調理員もおり、教頭が午後3時30分頃、3人を車で市立上野総合市民病院へ搬送。
同6時頃、医師から、3人とも一酸化炭素中毒の診断を受けたという。
洗浄室は地下1階。本来は東側にある窓を開けて作業するが、この日は虫が入ってくることから閉めたままで、エアコンをつけた状態で食器洗浄機を使っていた。
一方の扉は開け、換気扇は一部で使っていたが、不十分だったとみられる。
今回の事故で、学校が警察へ通報したのは、調理員に最初の症状が出てから約8時間後。公表は翌日だった。
市教委の伊室教育次長は取材に、「容体の確認を優先したため、警察への通報が結果的に遅くなった。公表のタイミングも逃した」と釈明した。
市教委は9月1日から予定していた同校の給食を見合わせ、施設を点検。2日から給食を始めるという。
入院していた2人は、29日に退院した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140830-OYT1T50018.html
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2014/08/2-2.html
http://mainichi.jp/area/mie/news/20140830ddlk24040324000c.html
(2014年9月16日 修正1 ;追記)
2014年8月30日付の伊勢新聞紙面に、事故当時のやや詳細な状況が下記趣旨で掲載されていた。
食器とトレイを洗浄機に搬入後、1時間ほどで1人が体がふらついたため、休憩室に移動した。
しばらくして戻ると、他の2人は苦しそうな状態で、洗浄機にもたれたり、体がふらついていた。
休憩室で横になって休んだが回復せず、1人は嘔吐した。
病院で、医師から警察に連絡するよう言われて、6時40分ごろ、警察に連絡した。
作業していた食器洗浄室は中央にボイラーがあり、蒸気で洗浄するシステムという。
市教委は会見で、「熱中症かと思っていたという話もあり、状況や3人の健康状態の把握を優先した。医師に言われるまで、警察に通報しなければならないと思ってなかった」との認識を示した。
2014年8月28日22時48分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28午前9時半頃、富山市八尾町の八尾小学校の校庭で、「おわら風の盆」の特設ステージの設営作業をしていた61歳の男性に、ステージの背景として取り付ける予定だった縦4m、横1mのパネル7枚が、重なった状態で倒れかかった。
警察によると、パネルは重さが1枚で30kgあり、7枚で合わせて200kg余りあったという。
男性は腰や胸の骨を折る大けがをして病院に運ばれたが、命に別状はないという。
男性は看板の製作会社を営んでいて、祭りの主催者の依頼でパネルを製作し、事故が起きる30分前から他の作業員2人とともにパネルを取り付ける作業をしていたという。
警察は、一緒にいた作業員から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3064155141.html?t=1409262683982
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年8月29日付の北日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
パネルはステージ上にまとめて立て掛けてあり、男性らが移動させようとした際に倒れた。
2014年8月26日付で朝日新聞愛知版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊田労基署は25日、豊田市広久手町の自動車部品製造業「T社」と安全管理責任者の男性常務(64)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、同社と常務は6月13日、同社工場内のプレス機で男性派遣社員(50)が左手首を切断する大けがを負った際、設置が義務づけられている安全装置をプレス機につけていなかった疑い。
常務は、「安全装置をつけておらず、危険な状態だと認識していた」などと容疑を認めているという。
(ブログ者コメント)
プレス機には最初から安全装置はついていないのだろうか?と疑問に思い、調べてみたところ、労安則第131条に、やり方は下記以外にも例示されてはいるが、いずれも事業者がつけるように定められていた。
『事業者は、プレス機械及びシヤー(以下「プレス等」という。)については、安全囲いを設ける等当該プレス等を用いて作業を行う労働者の身体の一部が危険限界に入らないような措置を講じなければならない。ただし、スライド又は刃物による危険を防止するための機構を有するプレス等については、この限りでない。』
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47F04101000032.html
2014年8月25日20時23分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR九州は25日、九州新幹線が7月14日に緊急停止したトラブルについて、コンプレッサー関係の弁に約0.2mmの鉄粉が挟まり、空気圧が低下したことが原因と発表した。
鉄粉はコンプレッサーの除湿装置の弁に付着し、弁が開いた状態となり、空気が漏れて自動非常ブレーキが作動した。
メンテナンス作業で、弁を覆うカバーを取り付ける際に、カバーに付着した鉄粉が弁に入ったとみられる。
同社は対策として今月22日から、微細な異物を確実に取り除けるように、メンテナンス時にカバーを洗浄液で洗う方法を取っている。
トラブルは14日夜、新水俣(熊本県水俣市)~出水(鹿児島県出水市)間で、博多発鹿児島中央行き「つばめ」のブレーキが作動し、出水駅の約1km手前で立ち往生した。
乗客にけがはなかったが、車内で約1時間待機させられるなどの影響が出た。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140826k0000m040084000c.html
(ブログ者コメント)
設備に不具合が生じた場合、安全サイドに設備が作動する。
これが、フェイルセーフの考え方だ。
2014年8月26日9時59分にNHK津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後8時45分ごろ、四日市市大協町にある「コスモ石油 四日市製油所」で「タンクの上の部分で炎があがっている」と、作業員から消防に通報があった。
消防などによると、プロパンガスを貯蔵している直径およそ15mの丸いタンクの上の部分で、内部のガスの圧力を調整する安全装置の役割を持つ配管部分から炎が出たと見られている。
炎は高さおよそ2mで、消防などでタンクを放水して冷やしながら中のガスを抜き取るなどした結果、出火からおよそ10時間たった26日午前6時半すぎに鎮火した。
消防によると有害物質は出ておらず、けが人もいなかった。
四日市市には26日夜、雷注意報が出ていて、消防はタンクの上の部分に雷が落ちた可能性もあるとみて、炎が出た詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3076487081.html?t=1409086107539
(ブログ者コメント)
ブログ者は、過去に1度か2度、球形タンクに落雷があって上部で火が出たという記事を見た覚えがある。
確認のためネットで検索したところ、以下の資料の14ページに1件、1975年倉敷事例が、タイトルだけだが掲載されていた。
http://www.janu-s.co.jp/risk/s201101.pdf
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年8月27日付の伊勢新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
タンク上部安全装置から、約2mの火柱が上がった。
消防など車両13台が出動し、タンクに散水して冷却。
他のタンクに液化ガスを移して、約10時間後に鎮火した。
2014年8月28日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
周防大島町小松の一本松川の橋で25日午後2時45分ごろ、同町職員の男性(35)が倒れてきたクレーン車と橋のガードレールの間に挟まれ、27日死亡した。
死因は、首を圧迫されたことによる低酸素脳症。
現場では来月の防災訓練の準備中で、男性も準備にあたっていた。
クレーン車は、土のうをつり下ろす作業中だったという。
(2014年9月16日 修正1 ;追記)
2014年8月28日付の山口新聞紙面に、当時の詳細な様子が下記趣旨で掲載されていた。
クレーン付きトラックで土嚢を川底に吊り下ろす作業をしていて、横転したトラックと橋のガードレールに挟まれた。
警察などによると、職員は午後1時ごろから、同僚2人とともに、9月に実施する防災訓練の放水用に水をせきとめる作業をしていた。
職員がトラック(3トン)のそばでクレーンを操縦し、橋上から約2.5m下の一本松川(幅約4m)に土嚢を吊り下ろそうとして、トラックが横転したらしい。
トラックを固定する4本の支柱は設置されていた。
同町は、現場そばのグラウンドで9月14日に予定している防災訓練は実施するが、放水の中止を決めた。
2014年8月25日12時51分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月26日付で毎日新聞神奈川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前11時ごろ、川崎市川崎区千鳥町にある屋外のスクラップ置き場から黒煙が上がっていると、119番通報があった。
警察によると、中国向け輸出用の非鉄金属を扱う港栄作業のスクラップ置き場で、作業員が金属やプラスチックなどを含むスクラップの山を重機を使って平らにする作業中に出火したという。
現場は、羽田空港の南西約4kmにある埋め立て地の一角。
消防によると、30m×50mにわたって約500m3が燃えており、消防車20台などで消火作業をしている。
いまのところけが人などの情報は入っていないという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG8T3T6VG8TULOB002.html
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20140826ddlk14040272000c.html
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年8月26日付と27日付の神奈川新聞紙面に、以下の補足的情報が掲載されていた。
警察などによると、現場は、自動車や木材など輸出用貨物の一時保管施設(約19万m2)の一部で、市が川崎港湾物流協同組合に貸与していた。
出火当時、約600トンの金属類のスクラップがあり、業者による集積作業中に出火したという。
この火災は、出火から、約22時間後の26日午前8時55分ごろに鎮火した。
現場では、約2ケ月半前にも火災があったばかりだ。
消防によると、現場では6月上旬、金属くず約200m3が燃える火災が発生、鎮火までに約12時間を要した。
出火原因は特定できていないが、自然発火の可能性が高く、消防は夏場の高温も影響したとみている。
川崎港は国内有数の金属クズの集積地で、2012年の取扱量は約138万トン。国内全体(1656万トン)の約8%を占める。約102万トンが輸出用で、9割は韓国、中国でリサイクルされるという。
現場周辺で働く男性(60)は、「(廃家電に含まれる)バッテリーや電池など、何が火元になるか分からない」と指摘。不測の事態に備え、集積場に消火器を置くなどして対応している。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。