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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201487日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

87126分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後1時15分ごろ、愛知県扶桑町の私立誠信高校から、グラウンドで試合中だった同高野球部投手の2年男子生徒が「マウンド上で落雷を受けた」と119番があった。

男子生徒は病院に搬送されたが、7午前0時35分ごろ、多臓器不全で死亡した。

ほかの部員らにけがはなかった。


同校によると、野球部は旭丘高と練習試合をしていた。

1試合目の後、昼食を挟んで午後0時40分ごろに2試合目を開始した。
大粒の雨が降ってきたため、2回表の誠信高の攻撃中の0時50分ごろ、5分ほど試合を中断。雨がやみ、晴れ間が出たため再開したが、2回裏の旭丘高の攻撃で男子生徒が最初の打者に3球目を投げた直後、マウンド上で雷に打たれた。


この日は愛知県全域に午前中から雷注意報が出ていたが、学校は発令を把握していなかった。

名古屋地方気象台によると、落雷当時、扶桑町付近は大気の状態が不安定で、急速に雷雲が発達していた。


高野連は落雷防止策として、全国の高校野球部に「天気情報を気象台や民間の天気情報会社から入手し、把握に努める」、「注意喚起は落雷地点が試合会場から40km以内に近づいた時をめどとする」などと通達している。


バックネット裏で試合を見守っていた野球部の部長(51)は「雷には敏感に対応しないといけないと日ごろから思ってきたが、当時は青空が見え、雷が落ちるとは想像できなかった」と話した。

誠信高ではグラウンドのバックネットの支柱の上に避雷針計12本を設置して備えていたが、マウンドまでの距離があったためか、事故を防げなかった。

雷に詳しい中部大学(愛知県)の角紳一教授(高電圧工学)によると、周囲に避雷針があっても、グラウンドのような広い場所では落雷の危険性があるという。「避雷針の高さにもよるが、避雷針から30m離れると雷が落ちる可能性は高くなる」と指摘する。

さらに雷の音は12~13kmの距離までしか届かないといわれ、「ゴロゴロと聞こえたら近くに来ていると思った方がいい。すぐに安全な場所に避難することが大原則」と言う。

 

角教授は「後で非難されようとも、学校側や主催者は中止を決断することが何よりも大切。再開するとしても、気象庁などのデータから雷が遠ざかったことを確認することが必要だ」と話している。

 

出典URL

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014080702000096.html

http://www.asahi.com/articles/ASG865X2MG86OIPE02F.html

 

 

88510分に朝日新聞からは、1967年からの主な落雷事故を含めた下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

 

雷による事故は、過去にもたびたび起きている。


1967年8月には、北アルプスで集団登山中だった長野県立高校の生徒ら46人の近くに雷が落ち、11人が死亡、13人が重軽傷を負った。

87年8月には高知県でサーフィンをしていた高校生ら6人が死亡した。

今年も青森県で6月、漁船で作業をしていた男性が落雷を受けて亡くなった。
警察白書によると、2005年からの5年間で、落雷による死者・行方不明者は全国で計14人いる。

 

落雷から身を守るにはどうすればいいのか。
雷に詳しい中部大学の角紳一教授(高電圧工学)は「避雷針がついた建物のなかに避難するのが最も効果的。自動車や電車など金属で囲まれた物の中も比較的安全」と話す。

 

雷は高いところに落ちる傾向がある。

グラウンドやゴルフ場など開けた場所では人に落ちやすく、できるだけ早く安全な建物や車の中に避難するか、逃げ込む空間がないところでは、しゃがんで出来るだけ背を低くする。その場合も、付近に落雷があれば電流が地面を流れるため、足はそろえて地面との接触面を小さくしたほうがいいという。


屋内に逃げた場合でも、電線を通じて電流が流れ込むことがあるため、電化製品に触ったり、固定電話を使ったりするのは控えた方がいいとする。


一般に、電柱や煙突など高さが5m以上の物体があれば、その頂点を45°以上の角度で見上げる範囲が安全とされる。

ただしその場合にも、電柱などに落ちた雷は柱の側面から横に放電するため、この「側撃」から身を守るには4m以上離れなければならない。
特に、木の近くは非常に危険だ。水分の多い人間の体は木よりも電気を通しやすく、幹を流れる電流を引き寄せてしまう恐れがある。


また、昔から言われている「金属を身につけていると雷が落ちやすい」という説は近年は誤りとされている。角教授は「装飾品程度では気にする必要はない。むしろ姿勢を低くする努力をした方がいい」と話す。

 

出典URL

http://digital.asahi.com/articles/ASG875J3JG87OIPE021.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG875J3JG87OIPE021

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

字数制限の関係で出典などは省略するが、当時、雷鳴は聞こえていなかったという報道と、遠くで鳴っていたという報道の、2通りの報道がある。

 

 

 

 

 

 

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201485828分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鏡川は大丈夫か? 高知県内で記録的な大雨が降った3日、高知市民にそんな不安が広がった。

豪雨と満潮が重なり、水位がどんどん上昇する。氾濫危険水位を超え、「あわや」という状況が続いた。

ぎりぎりでそれを免れた背景には、上流の鏡ダム(高知市鏡)で水量をコントロールする高知県職員がいた。

 

3日朝、鏡ダム管理事務所の町田チーフ(57)は、祈るような気持ちで出勤した。
「これ以上、降らんとってくれ!」


1日から断続的に降り続けた雨は、3日午前に激しくなった。

鏡ダム上流域にある高知県の雨量計は、午前9時までの1時間で82.5ミリを記録。ダムへの流入量も一気に増えた。


このころ、西原所長(59)は、ダムを望む鏡ダム管理事務所で前例のない決断を下す。
「ただし書き操作をやろう」


鏡ダムは普段、流入量に応じてゲートの開閉をコンピューターで管理している。

「ただし書き操作」は、マニュアルによる例外的な手動操作。高知県が30年ほど前に定めた。

ダムの貯水量が8割を超えた場合に適用し、流入量に合わせて放流量を増やす措置だ。判断はすべて人間。これまで誰も経験したことがない。


午前10時15分。
鏡ダムは毎秒1422トンの流入量を記録した。67年のダム完成以降、最大の流入量だ。
前例のない操作に入る事務所に対し、担当課を通じて尾﨑知事から要請が入った。
「鏡川の水位が上がるのを遅らせてもらえないか?」
満潮とほぼ同時刻の出来事だった。

 

高知県都の中心部付近では、鏡川の濁流が土手の車をのみ込む。ポリタンクや流木が流されていく。川沿いの住民が、その様子を心配そうに見守っていた。
3日正午前、高知市東石立町のマンションに住む橋本さん(69)は「どんどん水位が上がっていく。台風でもこんなことはなかった。これ以上、増水したら危ない」。


高知県河川課によると、3日午前11時半、鏡川は東石立町で今回の最大水位の4.84mに達し、氾濫危険水位を0.24m上回った。2日前の同時刻の水位は0.18m。この間の急激な水位上昇を物語る。


西原所長は「ただし書き操作」を指示し、職員に声を掛けた。
「ダムとしてできる、精いっぱいのことをやろう!」

水位計、雨量計、レーダー。それらを注意深く目視しながら、町田チーフが放流ゲートを操作する機器の前に座った。5~10分間隔で、ゲートの開き具合を変えていく。
それも数cm単位で。

西原所長が言った「精いっぱいのこと」とは、満潮時の放流量を極力抑え、ダムの水位を上げていくことだった。毎秒1422トンを記録した最大流入量に対し、放流量はその半分近い毎秒798トンに抑えた。
鏡ダムの水位は77mを超えると、あふれる。3日正午すぎには76mに迫っていた。あと、約1mだった。


高知県は4日、鏡ダム下流の宗安寺水位観測所が記録した「洪水調節の効果」を発表した。

「ただし書き操作」にどの程度の効果があったのか。

発表によると、宗安寺での最高水位は推定0.91m低減したという。


97年から鏡ダム管理事務所に勤める町田チーフは「想像以上に雨が降って、どきどきした。レーダーの赤色がなかなか変わらなくて」。西原所長も「越流したらどうしようかと不安だった。いっぱいいっぱいだったが、雨が収まって良かった」。


今度は台風11号が接近している。西原所長は「まだまだ終わってない」と気を引き締めている。

 

出典URL

http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=323973&nwIW=1&nwVt=knd

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

こういった安全確保のための見えないところでの努力が表に出ることは珍しいと思い、紹介する。

 

 

 

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2014852331分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後8時30分ごろ、青森県弘前市北瓦ケ町の路上で、弘前ねぷたまつりの運行直前の大型ねぷたに参加者の男性(49)が頭を挟まれ、死亡した。


消防などによると、ねぷた内には、ねぷたを上下させる電動式の昇降機がついており、中にいた男性は降りてきた昇降機に頭を挟まれた。

男性は、ねぷたを引っ張る役割だったという。


市観光政策課によると、事故を受け、祭りは途中で中止になった。


今年の弘前ねぷたまつりは1日に開幕し、7日までの予定。ねぷた82台が参加している。

 

出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG857JF4G85UBNB00Y.html

 

 

87日付で読売新聞青森版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

合同運行の出発準備をしていた扇ねぷた(高さ7.7m、幅7.1m)の中で、男性が挟まれた。

 

市などによると、ねぷたは台車の上に鏡絵を描いた扇を載せ、街中を練り歩く。

電線の下をくぐる時などに扇が上下して伸縮する。

今回は何らかの原因で昇降機が上下した際、骨組みの鉄骨に挟まれたとみられる。

 

このねぷたは3日の合同運行の際、解散場所近くで昇降機の不具合が起き、約30分立ち往生。後続ねぷたが渋滞し主催者は「他団体に迷惑をかけないように」と注意した。

このねぷた団体は5日、主催者側に「不具合は直った」と答えていた。

 

運行の改善点について、参加団体側からは「骨組みの知識をもたずに運行すると事故になる」「町内運行を山車の点検と訓練に充ててから合同運行に臨んでいる」などの意見が出た。

 

参加団体協議会の会長は「安全のために、昇降機などは熟練者がきちんと扱うようにしなければならない」と話した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140806-OYTNT50543.html?from=ycont_top_txt

 

 

862322分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

事故の直前、誰かが「油圧を上げろ」と指示したのを合図に昇降機が動き始めたとみられることが、市の調査で分かった。

警察は、業務上過失致死の疑いで関係者から事情を聴いている。


まつりを主催する市や弘前商工会議所などは6日と7日のまつりを中止した。

市によると、事故による中止は1958年にねぷたの合同運行が始まって以来初めて。

 

主催者と参加団体の会合が6日に開かれ、再発防止のための安全マニュアルを作ることを決めた。


警察などによると、男性が参加するねぷたの昇降機の点検口(45cm四方)から内部に頭を入れていたところ、ねぶたの高さを調節する昇降機が動いて頭部をはさまれた。


まつり関係者によると、事故のあったねぷたは3日夜の運行の際、昇降機の不具合でねぷたの高さを下げられず、電線をくぐれずに約30分立ち往生した。

警察は、死亡事故との関連の有無を調べる。
 


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140807k0000m040127000c.html

 

 

861941分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

主催団体の一つの弘前市は6日、昇降機の不具合を点検中に誤って機械が作動し、挟まれた可能性があると明らかにした。

昇降機は3日にも不具合があり、直したばかりだったという。

 

市によると、男性は昇降機の油圧ジャッキを点検しようと、ねぷた内部に入って点検口から頭や腕を乗り出し、作業をしていたとみられる。

 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014080601001558.html

 

 

87日付で東奥日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同愛好会のねぷたの高さを調節する昇降機や骨組みは今年更新され、事故2日前の3日夜には昇降機が一時作動しなくなるトラブルが起きていたことが6日、分かった。

 

男性は今年初めて愛好会に参加し、昇降機の操作や点検をほぼ一人で担当していたことも、まつり関係者らの話で分かった。

 

出典URL

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140807083808.asp

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

201487日付の東奥日報紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

昇降機の種類は、油圧式やチェーン式など、さまざま。

今回のねぷたは、昇降機の老朽化に伴い、今年からチェーンで扇を上下させるタイプに更新していた。

同じチェーン式でも、古いタイプのものには、今回のねぷたに設置されていた点検口はない。

ねぷた参加団体協議会の会長は、「2003年にもねぷた内の昇降機で腕を切断する事故があったことから、昇降機そのものの扱いについて、今後の課題として考えないといけない」と話した。

 

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201486日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後1時半ごろ、横浜市港南区港南1丁目の工事現場で会社員の女性(55)が作業車2台の間に全身を挟まれ、まもなく死亡した。

 

警察によると、女性は運転してきたコンクリートミキサー車から降り、車の後方に回ったところ、無人の車が後退してきたという。

現場はやや傾斜しており、車止めは置いていたが、何らかの原因で乗り越えたとみられるという。

 

 

 

 

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201484197分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし2月、弘前公園で桜の剪定をしていた作業員の男性が木から転落し死亡した事故で、弘前労基署は、安全対策を怠ったとして、公園を管理する団体と安全管理の責任者を4日、労安法違反の疑いで書類送検した。


この事故は、ことし2月、弘前市の弘前公園で桜の木の剪定をするため木に登っていた42歳のアルバイト作業員の男性が、9mほどの高さから転落し死亡したもの。


労安法では、高さ1.5mを超える場所での作業には、安全を確保するための設備を設けることが義務づけられているが、同署によると、事故当時、現場にはしごは設置されておらず、男性は木につかまって登っていたという。


同署は、安全対策を怠ったことが事故につながったとして、弘前市みどりの協会と安全管理の責任者だった50歳の男性主査を4日、書類送検した。


弘前市みどりの協会の木村事務局長は、「同じような事故を二度と起こさないよう対策を講じていきたい」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083533131.html?t=1407186784382

 

 

 

 

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201485日付で毎日新聞奈良版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前11時50分ごろ、奈良市紀寺町、寝具リース「M社」(本社・東大阪市)奈良営業所の倉庫(4階建て)内で、上昇中の貨物用エレベーター(幅約2.2m、高さ約1.75m、奥行き約1.3m)の金属製ワイヤ(直径約1cm)が切れ、2階(高さ約2m)付近から落下した。

乗っていた社員の男性(43)が両足かかと骨折など重傷。


警察によると、男性が助けを求め、別の社員が119番。

エレベーターは最大積載量は500kgで、1階から3階に上がっていた。

当時は布団など約80kgを積み、男性1人が作業中だった。

外部の業者による点検は、7月下旬に受けたという。


警察は、業務上過失傷害容疑も視野に捜査している。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/nara/news/20140805ddlk29040594000c.html

 

 

 

キーワード; 荷物用リフト 荷物用エレベーター 業務用エレベーター

 

 

 

 

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2014841439分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前9時すぎ、太田市新田金井町の住宅資材などを作っている「T社工場」で、古い設備の解体工事を行っていたところ、塩素系のガスが入ったボンベが破損した。

警察などによると、このガスが隣にある冷蔵設備を製造する工場に漏れ出し、作業員の男女合わせて10人がガスを吸い込んで気分の悪化を訴え、太田市などの病院に運ばれた。

消防によると、全員意識があり、症状はいずれも軽いという。

警察によると、当時は、解体用の大型機械を使って作業をしていて、誤って塩素系ガスが入った40ℓ入りのボンベを破損したということで、警察で詳しい経緯を調べている。


現場は、太田市の中心部からおよそ8kmほどの郊外で、周辺の住民への影響はなかった。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063529271.html?t=1407187203867

 

 

841218分にmsn産経ニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

塩素ガスのようなものが漏れ、隣接する工場にいた10人が搬送された。のどや目の痛みを訴えたが、いずれも軽症とみられる。


警察などによると、工場内にある浄化槽の解体作業中にガスが漏れたとみられる。
 


出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140804/dst14080412180008-n1.htm

 

 

85日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場は合成樹脂の製造工場で、建物の解体中だった。

重機で作業中、地面に埋まっていた塩素ガスのボンベを誤って壊し、ガスが漏れたとみられるという。

 

 

85日付で毎日新聞群馬版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、工場内では解体業者が重機で整地しており、地下に埋設されたボンベに誤って触れ、バルブが開いてしまったという。

消防隊員が午前10時ごろにバルブを閉じ、漏れは止まった。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20140805ddlk10040098000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道内容から推察するに、ボンベ内には結構多くのガスが入っていた模様だが、そのようなボンベが埋設されていたという報道は、正しいのだろうか?

操業時にボンベを埋設して使用することなど考えられないし、途中まで使用したボンベを廃棄目的で敷地内に埋めることも考え難い。

ピットなどに置かれていた可能性も考えられるが、それなら解体工事に入る前に撤去していた筈だし・・・。

状況が、どうもよく分らない。

 

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

201485日付の上毛新聞紙面に、ボンベは古くから埋まっていたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

建物の解体中、地下に埋まっていたボンベに重機で誤って触れ、ガスが漏れた。

建物は、プラスチック製品の梱包作業に使っていたが、老朽化のため、7月から業者が解体していた。

 

ボンベは古くから埋まっていたとみられ、同社、業者とも存在を知らなかったらしい。

 

発生から約1時間後に駆け付けた消防隊員がボンベの弁を閉め、ガスの噴出が収まった。

隣接する企業の従業員が異臭に気付き、119番通報した。

 

 

 

 

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201484033分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後3時20分ごろ、上川管内上川町日東の留辺志部川で、釣りをしていた男性(36)が倒れたと、一緒にいた友人から消防を通じて110番通報があった。

警察は、使っていた釣り竿か釣り糸が近くの高圧電線に触れるなどして感電したとみている。

男性はドクターヘリで旭川市内の病院に搬送されたが意識はあり、命に別条はないという。


警察によると、男性の竿は長さ約9mのカーボン製で、事故当時、竿を立て先端を上に向ける形で仕掛けを作っていた。

突然「バシン」という音がしたため友人が駆け寄ると、男性が倒れていたという。

 

出典URL

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/554916.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

釣り竿などが電線に触れて感電した事例は過去にもあり、本ブログでは、以下の事例を掲載している。

 

2012129日 阿久根市の線路内で釣竿を持った中学生が感電して全身やけど

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1317/

 

20111224日 青森市で川のカモを捕えようとして炭素繊維製の道具がJR奥羽線の架線に近づき、感電して重傷

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1166/

 

 

 

 

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201483日付で東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午後6時50分ごろ、江東区の亀戸天神社の境内で開かれていた夏祭り会場で、模擬店で使われていたカセットこんろのボンベ1本が爆発した。警察によると、16~77歳の男女4人が腕や顔に軽いやけどをした。

 

警察などによると、夏祭りは地元町会主催の納涼踊りで、午後6時半に始まった。

模擬店では地元住人が調理。爆発したボンベはフランクフルトをゆでる鍋をあたためていた。

鍋を段ボールで囲うなどしたため、ボンベが高温になり、爆発した可能性が高いという。

やけどをした4人は模擬店のテント内にいた。

会場は親子連れら約50人でにぎわっていた。

 

目撃者によると、テントの天井に達するほどの火柱が上がった。調理中の女性が顔を押さえ、周囲にいた人が水にぬらしたタオルを手渡した。中学2年の女子生徒は突然の出来事に「女の子が悲鳴を上げ、母親らが子どもに近づかせないようにしていた。みんな落ち着かない様子だった」と話した。

 

昨年8月、京都府福知山市の花火大会で屋台が爆発炎上し3人が死亡した事故があった。

これを受け、都は1日に改正火災予防条例を施行したばかりだった。

条例では、祭りや花火大会など多数の人出がある大規模な催しで火気器具を使う場合、消火器の準備や、露店の開設を消防署に届けることを義務付けている。

町内での祭りなど小さな催しは、改正条例の対象にならないという。

 

出典URL

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014080302000119.html

 

 

2014822311分にmsn産経ニュースからも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

警察は、鍋の熱がガスボンベに伝わって破裂したとみている。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140802/dst14080223110014-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

コンロ全体を覆うような大きな鍋かと思っていたが、msn産経ニュース掲載の写真を見ると、そう大きな鍋でもない。

とすれば、報道どおり、コンロを囲っていた段ボールが原因だったのかもしれない。

ちなみに、その段ボールは、テレビ報道によれば、風よけのために使っていた由。

 

 

 

 

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2014821852分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前11時40分ごろ、長崎市深堀町のF造船工場で、建造中のケミカルタンカーの船首部分で爆発があり、男性作業員6人がやけどなどのけがを負い、病院に搬送された。うち1人が重傷だが、意識はあるという。

警察が爆発原因を調べている。


工場によると、このタンカーは6月にも火災が発生し、作業員1人が死亡した。今回とは別の作業をしていたという。


船首側の空のタンク内で爆発があり、6人は爆風で負傷したとみられる。

同工場は、タンクを塗装した際に出た可燃性のガスが内部に残っていた可能性があるとみている。

 

タンカーは2万5千トンで約半年前から建造を始め、今年10月末に完成予定だった。

 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140802/dst14080218500009-n1.htm

 

 

201483126分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前11時45分頃、長崎市深堀町のF造船工場で「爆発音がした」と119番があった。

警察によると、作業員男性(53)が内臓破裂の重傷を負ったほか、20~60歳代の作業員男性5人も病院に搬送されたが、やけどや打撲などの軽傷で、いずれも命に別条はないという。

 

警察によると、爆発は、建造中のタンカー(約2万5000トン)の船首付近で起きた。

消防車7台、救急車4台が出動。タンカーの壁や床が焦げたが、すぐに消火された。

 

けがをした作業員らは、現場付近で溶接作業などをしていたという。

警察は、溶接の火花が、何らかの原因で発生した可燃性ガスに引火した可能性があるとみて調べている。

 

現場はJR長崎駅の南西約10kmにあり、近くには三菱重工長崎造船所などの工場が立ち並び、周辺には住宅もある。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140802-OYT1T50047.html

 

 

83日付で毎日新聞西部版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

工場によると、現場は船首部分の機械室と船のバランスを取るためのタンク付近で、6人は電気溶接の作業中だった。

 

同じタンカーでは6月にも船首部分で火災が発生し、作業員1人が死亡した。

今回は、6月の事故現場とは離れた場所だったという。


関係者によると、作業員は有毒ガスなどの検知後に現場に入ったが、溶接で出た火花が何らかのガスに引火した可能性があるという。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20140803ddp041040015000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

6月の火災事故は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4008/

 

 

 

(2017年3月3日 修正1 ;追記)

 

2017311943分にNHK長崎から、前日塗装作業した情報を溶接会社に伝えていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

長崎労基署は、下請けの作業員らに必要な情報を伝えていなかったなどとして、福岡市の造船会社と工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、福岡市のF造船と、事故が起きた長崎工場の工場長の64歳の取締役。

 

同署によると、爆発は、事故の前日に別の下請け会社が行った塗装作業の塗料から空気より重い可燃性のガスが発生し、空気と混ざり合って滞留していたところに溶接の火花が引火して起きたと考えられるという。


同署が調べた結果、F造船は、溶接作業を担当した下請け会社や作業員に、前日に近くで塗装作業が行われたことを伝えていないなど、労働災害を防ぐための措置をしていなかった疑いが強まったという。

 

同署によるとと、6人のうち1人は下半身不随になった。

F造船は、「被害者におわびするとともに事故を真摯に受け止め、再発防止に努めていきます」としている。

 

出典

爆発事故で造船会社を書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034353881.html?t=1488402515726 

 

 

32日付で毎日新聞長崎版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

前日に別の下請け会社が爆発場所で塗装作業をしており、塗料から蒸発した可燃性ガスなどが残り、溶接作業の際に引火したとみられる。

 

送検容疑は、同社と工場長が2つの下請け会社に、それぞれの作業内容について連絡を怠ったとしている。

 

出典

造船爆発事故 容疑で会社など書類送検 長崎労基署

http://mainichi.jp/articles/20170302/ddl/k42/040/268000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

201683日付の毎日新聞西部版では、「作業員は有毒ガスなどの検知後に現場に入った」と報じられている。

床より低い場所を測定しなかったなど、検知場所不適だったのだろうか?

それとも・・・。

 

 

 

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201482日付で毎日新聞福島中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前10時20分ごろ、いわき市小名浜の銅精錬工場「小名浜製錬所」で「白煙が出ている」と従業員が119番通報した。

警察などによると、硫酸を製造する過程で生じる三酸化硫黄を約10%含むガスが配管のバルブから漏れた。

 

先月29~31日にプラントの定期点検を行った際にバルブを閉め忘れたのが原因という。

噴出は2~3分間続き、同物質が推定0.345m3流出したものの、同社はけが人や環境への影響はないとしている。

 

今後は、バルブが閉じていないとガスが供給されない装置を導入する方針という。

 

同工場の別の炉では先月1日、溶けた高温の銅が漏れ、付近の電気ケーブルに引火する火災が発生。

1月にも、また別の炉で水蒸気爆発が起き、作業員1人が負傷する事故が起きている。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「バルブが閉じてないとガスが供給されない装置を導入する」という報道から考えると、開いていたのは単なるドレン、ベント弁ではなく、例えば大気放出スタックにつながるバルブとかだったのかもしれない。

 

先月1日の火災事例は、下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4067/

 

1月の水蒸気爆発事例は、下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3593/

 

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

201482日付の福島民報紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

同社が硫酸の製造プラントを停止し、約3分後にガス漏れは止まった。

警察などによると、硫酸を製造する過程で出る3酸化硫黄を1割程度含むガスで、屋外の配管から漏れたとみられる。

3酸化硫黄を含むガスは、水と反応すると有害ガスに変わる可能性があるという。

 

同社では、7月29日から7月31日まで、定期点検のためプラントを停止し、プラントの配管のバルブを開けた状態にしていた。

1日に運転を再開した際、バルブが開いたままになっていたため、ガス漏れが発生した。

 

同社は今後、空気を送り込むバルブが閉じた状態でしかガスが供給されない機能を追加する。

 

 

 

 

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201481日付で朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後1時ごろ、黒部市宇奈月町の黒部川左岸の崖から、送電鉄塔の塗装の下見をしていた会社員の男性(38)が転落したと、同僚から119番通報があった。

 

警察などが捜索し、約4時間後に転落地点から約150m下で男性を発見したが、既に死亡していた。

 

警察によると、現場は関西電力小屋平ダムから黒部川の下流約800m。

男性は、同僚4人と幅50cmほどの鉄塔点検道を歩いていたという。

 

 

 

 

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201475日付の北日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

4日午後4時50分ごろ、富山市梅沢町の製薬会社「K社」本社工場で同社員の男性(40)が倒れてきた工作機械にぶつかり、病院に運ばれたが、胸の骨を折るなどの重傷。

 

警察によると、男性は工場3階で同僚と重さ900kg超の工作機械を載せた台車をエレベーター内に移動する際、工作機械のバランスが崩れ、倒れてきた。

 

 

 

 

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201482日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関市教育委員会は1日、同市平賀の市立富岡小学校西側の水路で死んだ魚約100匹を見つけたと発表した。

 

教諭が前日にプールの塩素剤注入装置の操作を誤ったため、通常より3倍以上も高くなった濃度の水が排水溝を通じて流出した可能性が高いという。

 

市教委によると、水路は幅80cm、水深10cm。

この日朝、オイカワやムツなどの魚約100匹が死んでいるのが、約200mにわたって見つかった。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログでは、以下のような同種事例を紹介済。

 

2014826日掲載

2012819日 岐阜市の中学校でプールから高濃度の塩素系消毒剤が川に流出、魚500匹が死ぬ

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2162/

 

2014624日掲載

2012618日 岐阜市の中学校プールで消毒用塩素の投入バルブ操作ミスで高濃度塩素を含んだ水が川に流出、魚1000匹が死ぬ

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1962/

 

 

 

 

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201482日付で朝日新聞山口版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7月31日午後4時すぎ、宇部市小串の宇部興産海運沖の山出荷センターで、ベルトコンベヤーを清掃していた男性社員(48)がダンパーに頭を挟まれた。

男性は、意識不明の重体という。

 

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

201482日付の山口新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

警察によると、男性は同センター内でベルトコンベヤーの分岐箇所内を一人で清掃作業中、何らかの原因で切り替え機具に挟まれたらしい。

 

 

 

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201481日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午後3時ごろ、岩手町川口の缶詰め工場で、会社員の男性(55)が座った状態で意識がないのを同僚が見つけ119番通報したが、現場で死亡が確認された。

 

警察によると、男性は同僚と電気工事の作業中で、感電死とみられるという。

 

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

201481日付の岩手日報紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

警察によると、男性ら3人は午前9時半から作業を始めた。

午後1時半ごろ、1人で配電盤の作業をしていた男性と連絡がとれないことから、同僚が工場内を探したところ、配電盤前で座り込んだ状態で発見された。

 

 

 

 

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201481239分に北國新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8101分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午後5時35分ごろ、能登町越坂のホテル内にある炉端焼き飲食店の厨房で、女性従業員4人が倒れているとフロントの女 性従業員が119番通報した。

 

同店で当時、飲食していた能登町の児童5人と千葉県流山市の児童22人、女性従業員5人の計32人に一酸化炭素(CO)中毒の 疑いがあり、病院に搬送された。

9人が入院し、 このうち50代から70代の女性従業員5人が重症となった。

 

店は古民家をホテル敷地内に移築した建物で、郷土料理などを提供。公社によると、床面積175m2で64席ある。

 

出典URL

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20140801101.htm

http://mainichi.jp/select/news/20140801k0000m040091000c.html

 

 

82日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

従業員5人は7月31日午後5時ごろから、座敷の囲炉裏風テーブルの炭に火を付け始めた。

小学生が午後5時半ごろに入店した直後、従業員の1人が吐き気を感じ、ホテルのフロント係に助けを求めに行った。

フロント係が厨房に駆け付けたところ、複数の女性従業員が倒れていたため119番通報した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20140802ddlk17040656000c.html

 

 

811913分にNHK金沢からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

一酸化炭素中毒の症状を訴えて入院した50代の女性従業員の1人が、入院先の病院でNHKのインタビューに応じ、当時の状況を説明した。


女性従業員は、「食事の準備などの仕事をしているとだんだん具合が悪くなり、ほかの従業員と、『めまいがして何か変だね』と話していたら、次第に立っているのもつらい状態になった。それでもなんとかフロントまでたどり着き救急車を呼んでもらったが、ほかの従業員4人はその場で倒れ駆けつけた救急隊員に運びだされていた。意識がもうろうとする中、子どもたちの中にも具合が悪くなった子がいるという話も聞こえてきた」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023460321.html?t=1406930154414

 

 

821518分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施設内は冷房をかけて窓を閉め切り、9つある換気扇がすべて稼働していなかったことが1日わかった。

換気扇を適切に使用するためのマニュアルなどもなく、警察は、一酸化炭素中毒を引き起こす換気不足の可能性があるとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。

 

公社によると、施設では炭火を使うことが多く、暑い時期は窓を閉め、冷房を使う。

密閉されることから一酸化炭素を屋外に逃がすための換気が必要で、施設には、換気扇が壁に5つと天井に3つ、調理場に1つの計9つある。

スイッチは調理場内にあり、食事スペース用の8つは1か所に固まっている。

施設は29年間営業している。

 

北村理事長(57)らは同日、金沢市で記者会見し、「換気扇使用などのマニュアルはなかった」と述べ、搬送された勤務歴9年の女性従業員らの経験任せだったことを明らかにした。

読売新聞の取材に対し、女性従業員の親族は「スイッチをつけたつもりだったと話している」と語った。

 

施設で一酸化炭素中毒事故はこれまでなかったという。

北村理事長は、今後、マニュアルの明文化や研修、警報器の設置などの対策が必要との認識を示した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140802-OYT1T50021.html

 

 

811913分にNHK金沢からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

公社は1日、換気扇を稼働させる従業員が日によって変わっていたことを明らかにした。

出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023457211.html?t=1406930225348

 

 

82日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この日は店を貸し切り、持ち込んだ魚や野菜を炭火で焼くため、小学生39人と保護者10人がテーブル6卓に分かれて座っていた。
しかし、5カ所の窓はいずれも閉め切られていた。天井や壁、厨房に計9台あった換気扇もフロント係が駆け付けた時にはいずれも止まったままだった。


女性従業員の1人は毎日新聞の取材に、「暑さで冷房を利かすため、室内の窓を閉め、換気扇を使わなかった。忙しくて(換気する必要に)気付かなかった」と証言した。

公社によると、9台の換気扇のスイッチは全て厨房内にあり、通常は複数の従業員のうちリーダー格が操作するのが習慣となっていた。しかし、誰が操作するのか明確なルールは定められていなかった。
 


出典URL
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20140802ddlk17040656000c.html

 

 

 

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平成26731日付で厚労省HPに「平成25年に発生した酸素欠乏症等の労働災害発生状況について」というタイトルの文書が掲載されていた。

当該文書には、以下などの情報が掲載されている。

 

○酸欠、硫化水素中毒ともに、5件の労働災害が発生した。

○過去20年の発生状況をグラフで表示。

 

出典URL

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei35/h25_01.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

掲載されている酸欠5事例のうち、1番目の事例のみ、本ブログで紹介済。

312日 美濃市の木材加工会社の集じん機内で木くずがくすぶり、CO2消火器で火が消えたことを確認しようと中に入った人と助けに行った人、計3人が酸欠で死亡

  http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2738/

 

掲載されている硫化水素中毒5事例は、全て本ブログで紹介済。

510日 港区の下水道工事現場で地中の鋼管の中で作業中に水中に落ちて死亡

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2856/

530日 佐世保市の水産会社でうろこなどの廃棄物を貯める深さ1.7mの汚水槽から廃棄物取り出し中、3人が硫化水素中毒で死傷

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2910/

610日 阿蘇市の漬物工場でサイロの中から漬物取り出し中に硫化水素中毒、一時意識不明、助けに入った人も倒れるが命に別条なし

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2935/

713日 弘前市の養豚場で浄化槽修理中、硫化水素中毒で2人死亡

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3052/

918日 佐賀県唐津市の水産加工会社で魚を洗った汚水をためるタンクの中で2人が硫化水素中毒で死亡

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3280/

 

 

 

 

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20147311814分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午前11時10分ごろ、小国町にある日本重化学工業の工場で、金属を合成する作業をしていたところ、金属から急に火が出た。
従業員などが消火作業を行い、火は、すぐに消し止められたが、近くにいた作業員の男性(31)が顔や手などにやけどをした。
男性は病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。


日本重化学工業によると、この工場では合金などの製造を行っていて、男性は当時、チタンとタンタルという金属で作った粉末状の合金を、バケツからトレーに移す作業をしていたという。
この合金は火が出やすい性質があることから、作業をする際には、必ずヘルメットや防護メガネを着用していたという。


当時、男性はひとりでこの作業にあたっていたということで、警察は、ほかの従業員からも話を聞くなどして、火が出た原因を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023431461.html?t=1406841451623

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

201481日付の山形新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

警察によると、男性は同事業所の第3特殊工場で作業をしていた。

チタンとタンタルに水を加えてかき混ぜ、ろ過したものをシャベル状の用具で容器に移していた。

その際に、何らかの原因で引火し、瞬間的に炎が上がった。

両腕のやけどが重いという。

 

作業は男性1人で行っていたが、工場内にいた他の従業員が炎に気付き、119番通報した。

 

 

 

 

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2014812040分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日、宇城市小川町のM製材所から火が出て周辺の住宅などに燃え広がり、あわせて7棟、3230m2が全焼した。
けが人はいなかった。


警察などは火事の原因を調べるため、1日も午前9時ごろから現場検証を行った結果、製材所の建物の中にある木くずを集める集じん機付近の焼け方が激しいことがわかったという。


また、周辺の住民が出火直後に製材所の建物の屋根のダクト付近から火が出ているのを目撃しているということで、警察は、集じん機付近から出火した可能性があるとみて引き続き原因を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003478931.html?t=1406930503065

 

 

 

 

(2014年8月25日 修正1 ;追記)

 

201482日付の熊本日日新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

製材所内では、直径約30cmのホースを通して木くずを集め、2本のダクトで排気する仕組みだった。

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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