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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年9月1日付で、毎日新聞長崎版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

31日午前11時50分ごろ、長崎市の溶接物製造会社「K工業」の工場敷地で、爆発音がして、炎が出ていると119番があった。

 警察によると、火災は工場の外壁に設置された箱形の配電盤(長さ8m、高さ2.5m、幅1.4m)と防じんネットの一部を焼いて鎮火。 延焼はなく、工場敷地にいた約70人の従業員も無事だった。

火の気がない場所で配電盤のショートが原因とみられるが、焼け跡には普段は置かれていないスプレー缶のような残骸も見つかっており、配電盤を使用する際に発生した微弱な火花が、高温で気化した缶の内容物に引火した可能性も考えられるとして、消防などが詳しく調べている。


出典URL■■■



(2011年10月2日 修正1 ;追記)

2011年9月1日付の長崎新聞紙面では、以下の表現になっていた。

配電盤や溶接機などを収めた倉庫(長さ8m、高さ2.5m、幅1.4m)から出火した。

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2011年9月3日1時6分に朝日新聞から、9月2日16時13分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日正午すぎ、神戸市の金属加工工場で、男性従業員(37)が重さ13トンの鉄製扉(縦約6.5m、横約6m)を閉めようとしたところ、扉が強風で倒れた。男性は扉の下敷きになり、右足を骨折して重傷。

当時は台風12号の影響で風が強く、神戸気象台によると、正午ごろの神戸市内の風速は17mだった。


  (出典URL)■■■
                  ■■■
  

 
(ブログ者コメント)

強風下、門扉を開閉しようとして下敷きになった事例は、本ブログでも何件か掲載している。
この会社の安全担当部署の人が、その情報を知り活用していたら今回の事故は防げた可能性があると思うと、残念だ。



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2011年9月2日23時1分に、NHK松江から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前11時半ごろ、出雲市のコンクリート製品の製造工場で、トラックの荷台で男性がコンクリート製の壁の下敷きになっているのを会社の関係者が見つけ、消防に通報した。
下敷きになっていたのは、運送会社の運転手(45歳)で、全身を強く打っていて病院に運ばれたが,まもなく死亡が確認された。

警察によると、クレーンの無線のリモコンを操作して、1人で重さ2.5トンのL字型のコンクリート製の壁を荷台に積み込む作業を行っていたという。
トラックにはあわせて5つのコンクリート製の壁を積み込むことになっていて、見つかったときにはすでに4つが積み込まれていたという。

警察は、作業中に何らかの原因でコンクリート製の壁の下敷きになったものとみて事故の原因を調べている。


出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)



(2011年11月26日 修正1 ;追記)

2011年11月23日2時6分に、msn産経ニュース島根から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

出雲労基署は22日、労安法違反の疑いで、出雲市の有限会社、T運送と安全管理を受け持つ60代の男性業務部長を書類送検した。

同署によると、9月2日、取引先の同市内のコンクリート製造工場敷地で、同社の40代の男性が移動式クレーンの荷台上でラジコン操作してコンクリート擁壁をつり上げたところ、クレーンが重量に耐えられず、旋回ポスト付近のボルトが破断してアーム部分が傾き、下敷きになって死亡した。

調べで、クレーンの定格荷重が0.6トン以下なのに、擁壁は2.53トンあった。


出典URL■■■

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2011年9月2日23時06分と20分に朝日新聞から、同日20時41分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前10時20分(日本時間)ごろ、太平洋上空を飛行中のロサンゼルス発成田行きの日本航空61便の機内で、乗客が持ち込んだ無線機器から炎が上がった。
水をかけるなどしてすぐに消えたが、乗客の男性1人が指先に軽いやけどを負った。運航に影響はなかった。

国交省などによると、炎が出たのはパソコン用の無線LANルーター(縦5cm、横10cm、厚さ1.5cm)からとみられる。
ビジネスクラスにいた40代の男性がトイレに行こうとして、電動リクライニングシートの倒していた背もたれを元に戻そうと動かした際、座面と背もたれの間に挟まって壊れ、炎が出た。座席に約5cm四方の焦げ跡が残ったという。

同省によると、機内での無線機器の使用は禁じられているが、持ち込みに制限はないという。


出典URL■■■
            ■■■
            ■■■



(ブログ者コメント)

□ルーターからの出火事例をネットで調べた結果、電源アダプターに異常電流が発生して焼けたという事例はあったが、ルーター本体からの出火事例は見当らなかった。
□ただ、同じような大きさの無線LANルーターの紹介記事に「電源内蔵」という記述があった。もし今回のルーターも電源内蔵であれば、壊れた時に電源がショートした可能性がある。


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2011年9月2日13時52分にmsn産経ニュース大阪から、同日15時54分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前8時55分ごろ、東大阪市の生コンクリート会社「M社」敷地内にある3階建ての立体駐車場で、軽乗用車を載せて降りてきた昇降台と床の間に、この会社の臨時従業員(日雇い勤務)の男性(73)が挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。

警察によると、昇降台の操作ボタンは1階にあり、女性従業員(43)が3階から車を降ろそうと安全を確認した上でボタンを押したが、昇降台が降りきる前にその場から離れたという。

当該立体駐車場は従業員専用。女性は、「操作している時は誰もいなかった」と説明しているという。

警察は、女性が目を離したすきに男性が昇降台の下に立ち入ったとみて、詳しい事故原因を調べている。


出典URL■■■
            ■■■



(ブログ者コメント)

□3階から昇降台が降り切るのに、そう時間はかからないだろう。この女性、わずかの時間だからと甘く考え、その場を離れたのだろうか?

□一方、下に入った男性は、昇降台がゆっくり動いていたので、降りてきていることに気がつかなかったのかもしれない。

□産業現場でも、作業中にその場を離れたために事故が起きたとは、しばしば聞く話だ。 特に、何かを動かしたり圧力を加えているような場合、その場を離れる時には、よくよく注意が必要だ。







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2011年9月1日22時41分に読売新聞から、同日16時51分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午後1時20分頃、中央区晴海のビル建設現場で、男性作業員2人が乗った鉄製ゴンドラ(縦5.6m、横4.1m)が、高さ約13mの所から落下した。
この事故で、ゴンドラに乗っていた作業員Aさん(54)が全身を強く打って死亡。Bさん(37)もゴンドラから投げ出され、胸の骨などを折る重傷を負った。
警察では、工事の安全管理にミスがあった可能性があるとみて、状況を調べている。

警察によると、現場では地上17階建てのオフィスビルを建設中で、2人はゴンドラに乗って、ビル内の駐車場の支柱を立てる作業をしていた。
ゴンドラはワイヤ4本で吊り下げられていたが、ワイヤを吊り下げている固定具のボルトが外れていたという。


出典URL■■■



(2012年5月21日 修正1 ;追記)
 
2012年5月17日付で毎日新聞東京版から、天井板にワイヤーを固定するねじの選定ミスが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この事故で、警視庁捜査1課は16日、鹿島建設のグループ会社で、この現場の施工管理を行った「鹿島クレス」の男性社員(24)を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。

容疑は、ビル13階部分の天井板に、ゴンドラをつるワイヤを固定する際、業者に対し、施工図で指定された物より耐力の低いねじを打ち込むよう誤って指示したとしている。
ワイヤは4本あり、計16本のねじで固定されていたが、ゴンドラの重さに耐えられず、ねじはすべて脱落した。


同課によると、男性社員はこの作業工程の現場責任者で、「ねじの品番を確認することなく業者に指示し、打ち込ませた責任は私にある」と供述している。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120517ddlk13040298000c.html
 
 
また16日14時56分にANNニュースからは、短いネジだったと具体的に報道されていた。
 
『ゴンドラをつるワイヤが設計図に書かれたものより短いネジで天井部分に固定されていたことが分かった。』
 
出典URL
http://webnews.asahi.co.jp/ann_s_220516026.html
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2011年9月1日20時46分に、NHK長野から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前9時すぎ、塩尻市にある市営住宅の建設現場で、ワイヤーでつり上げられていた重さおよそ4.5トンのモーターが3mほどの高さから突然、落下した。
この事故で、近くで作業していた会社員(58歳)がモーターの下敷きになり、胸などを強く打ってまもなく死亡した。

警察によると、当時、現場ではつり上げたモーターを地面にくいを打ち込む機械に取りつける作業が行われていたという。

警察では、モーターが落下した原因とともに、現場の安全管理に問題がなかったかを詳しく調べている。


出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)


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2011年9月1日18時00分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR東海は1日、東京駅日本橋口コンコースの天井に設置された点検口のふたが開き、天井裏にあった重さ約560gの板片(縦約30cm、横約23cm、厚さ約0.8cm)が約4.7m下の地上に落下したと発表した。けが人はなかった。

JR東海によると、落下したのは天井裏で作業する際に工具類を点検口の上に置かないよう設置されたケイ酸カルシウム製の板材(縦約60cm、横約30cm)の一部。
1日午前8時25分ごろ、点検口のふた(縦横約47cm)が勝手に開き、板片が落下したのを駅利用客が目撃した。
7月25日に天井裏を目視で点検した際には板材は割れていなかった。

JR東海は「何らかの理由で板材が割れて破片が点検口の上に落ち、重みや東日本大震災の余震などの影響でふたが緩んだ可能性がある」としている。


出典URL■■■


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2011年9月1日2時53分に、msn産経ニュース群馬から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

31日午前11時50分ごろ、昭和村の食品加工会社「Mフーズ」の作業場で、タマネギの薄皮をむく作業をしていたパート従業員の女性(49)が皮むき機に右腕を挟まれた。女性は重傷。

警察によると、女性は、落ちたタマネギを拾おうとして、「誤って機械に腕を挟まれた」と説明しているという。

警察で詳しい事故の状況や安全管理態勢を調べている。


出典URL■■■



(2011年10月2日 修正1 ;追記)

2011年9月1日付の上毛新聞紙面には、以下の趣旨の記事が掲載されていた。

□ベルトコンベアーのベルトとローラーの間に右腕を挟まれた。
□エアコンプレッサーを使い、ベルトコンベアーで運ばれてくるタマネギの皮を剥いていた。




(2012年1月16日 修正2 ;追記)  
 
2012年1月14日付の朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
よって、タイトルも若干、修正した。
 
□女性は、右腕を切断していた。 

□沼田労基署は13日、同社と社長(63)を労安法違反の疑いで書類送検したと発表した。
同署によると、従業員がコンベアーに巻き込まれる危険があったのに、同社は覆いや囲いを付けず、非常停止装置も備えていなかった疑いがある。
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2011年8月30日付でJESCOからプレスリリースがあり、また8月31日に毎日新聞愛知版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

平成23年8月30日(火)午前9時30分頃、豊田PCB廃棄物処理施設1階蒸留エリアにおいて、定期点検時に計器洗浄に用いたPCB含有廃液が防液堤内に漏洩した。 (PCB濃度443mg/kg、漏洩量は1ℓ未満。)
漏洩した洗浄液はすでに回収しており、これによるPCB等の施設外への漏洩や作業員への影響はない。

1.5月に行った定期点検時に計器洗浄に用いたPCB含有廃液を順次処理していくため、蒸留エリアの防液堤内で一時的にポリタンクで保管していた。

2.8月30日午前9時30分の巡回点検の際、床に液だまりができているのを発見した。 このため、直ちに拭き取りによる回収作業を実施した。
なお、当該エリアは1日に3回巡回点検を行っており、それ以前の点検では異常は確認されていない。

3.漏れた廃液の量は1ℓ未満、PCB濃度は443mg/kg 。エリア外への漏出はなかった。
エリア内の空気中のPCB濃度についても、常時監視装置で異常は認められていないため、外部への漏洩はなく、周辺環境への影響はないことを確認している。

4.原因は、廃液を保管していたポリタンクにひび割れが発生し、そこから中の廃液が漏れたもの。

5.当事業所で保管している他のポリタンクについては、応急の措置として、シートで堰を造り、その中に保管することとした。
恒久対策については、早急に検討し実施する。

同事業所では昨年に廃液漏れ事故などトラブルが相次ぎ、約2カ月操業を停止。事故防止のための再生計画を作成し、3月4日に操業を再開していた。


出典URL■■■
            ■■■



(ブログ者コメント)

昨年11月19日に発生した排気管からの漏洩事故は、本ブログに掲載済。
今回の報道を機に、その後に起きたトラブルを含めた新情報を当該記事に追記した。



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2011年8月30日に、朝日新聞鳥取版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前8時ごろ、鳥取市の住宅工事現場で、大工(60)が2階部分から約3.5m下のコンクリート基礎部分に転落。病院に運ばれたが、頭の骨を折るなどして、約1時間後に死亡が確認された。
警察によると、作業の準備中で、ヘルメットは被っていなかったという。




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2011年9月1日付の読売新聞神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

川崎市は31日、東日本大震災で天井が崩落した、ミューザ川崎シンフォニーホールの事故調査の中間報告を発表した。

天井の部材や接合部の強度計算が「必要十分に行われたとは考えられない」とし、接合部品の金具の強度不足を崩落の主要因に挙げた。

中間報告は、市の依頼を受けた日本建築防災協会がまとめた。

同ホールのつり天井は凹凸が多く、板の重さが1m2あたり約100kgと、一般的な体育館の天井板より数倍重いと指摘。
このため複雑な揺れが起き、部材や部品の負荷が大きかったとした。
特に、天井をつり下げるフック状金具の変形に着目し、金具の耐力不足を推定した上で、これが崩落につながったとの見方を示した。

さらに天井の耐震性について、施工業者側の計算書や議事録を元に分析した結果、天井下地の部材や接合部の強度計算が不十分だったとも指摘した。

中間報告を踏まえ、市は「業者側に不備があった可能性が高い」とみており、来年3月の最終報告を待って賠償請求するかを判断する。
市は2003年末、ホールを建築主から約212億円で購入。今後、約19億円を投じて修復する計画で、より強固な部材を採用するなどして再発を防ぐとしている。


出典URL■■■



(2012年2月17日 修正1 ;追記)
 
2012年2月15日付の朝日新聞川崎版(聞蔵)から、施工不良もあった旨、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この事故に関し、川崎市は14日、天井板の吊り下げに必要な補強部品が設計図よりも4ケ所で不足していたと発表した。
市の被害調査委員会は、崩落に影響を与えた可能性があるとみて調べている。
 
市によると、不足していた部品は天井板を吊り下げる棚を補強する鋼材。長さ6~8mで、たすきがけにして使う。設計図では、この部品の設置箇所は22ケ所になっていたが、実際には18ケ所しかなかった。
 
また、ホール壁面内部にある防災用の石膏ボード約0.5m2と下地の軽量鉄骨3本に、バーナーなどで切断したとみられる跡があった。
 
鋼材をめぐる設計図と現状の食い違いについて調査委が問い合わせたところ、施工した共同企業体(JV)の中心だった清水建設は「資料が残っておらず回答できない」、設計業者で市に建物を譲渡した都市再生機構(UR)は「詳細は不明」と答えたという。



(2012年3月15日 修正2 ;追記)

 
2012年3月12日付で神奈川新聞から、被害調査の最終報告書が公表されたと、下記趣旨でネット配信されていた。
 
川崎市は12日、日本建築防災協会に委託した被害調査の最終報告書を公表した。

天井の吊り元に設置されたフック状金具の強度不足などから「フック状金具や溶接部分のいずれかに最大耐力を超える力がかかった」との見方を示した。
市は設置者(UR都市機構)などに対し、損害賠償請求など法的対応を進める考えだ。


調査結果では、フック状金具の標準的な設置間隔が、使用された製品のカタログの注意事項の記載内容よりも長いことが判明。
崩落部分はこうした状態で整備されていた箇所が多くを占めた。
天井と鉄骨をつなぐボルトの溶接強度にも問題があったとしている。


こうした状況から、「地震によって、天井の下地組みの接合部のうちフック状金具(あるいは溶接部分)のいずれかに最大耐力を超える力がかかり、この部分が壊れて天井が垂下。
隣接する下地組みも支援できなくなり、連鎖的に天井が落下していったであろうことが、計算や実験結果から説明できる」と結論付けた。


これまでの調査で、譲渡契約時の図面上にある天井下地を支える筋交いの設置箇所数が4カ所少ないことが判明。
この点について、最終報告書では「筋交いが偏っていることによるねじれにより、大きく揺れた可能性がある」と報告した。


このほか、天井板に大きく複雑な揺れを生じさせた推測要因として、天井板の重さ・形状(凹凸状)や下地組みの吊り長さの長短などを挙げた。
天井落下が始まった場所の特定には至らなかった。


出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203120040/
 
 
また3月13日付の毎日新聞からは、別な視点から報告書の内容を伝える記事がネット配信されていた。

調査報告書によると、上部の鉄骨から天井をつり下げるフック状の金属固定具は大部分が変形しており、天井を支える器具の中では強度が最小だった。

また、崩落原因として、90cm間隔で垂直に使用すべき固定具が、実際は1.2~1.5m間隔で斜めに使用されていた箇所もあったことなどを指摘。
関係者の聞き取り調査などから、設計や施工を担当した6社が必要な強度計算をしていなかったことも確認した。


また、ホール最上部とつり天井の間に設置される「筋交い」と呼ばれる鉄骨が一部不設置だった問題で「偏った設置によるねじれで大きく揺れた可能性がある」と被害の拡大要因になった可能性に触れた。

UR神奈川地域支社は「最終報告書を入手して詳細に内容を検討したい」とコメント。
施工した清水建設は「当社は設計・工事管理者の指示に基づき施工した。筋交いの不足についても、設計者により設置を中止するという変更がなされた」と話している。


出典URL
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120313ddlk14040189000c.html
 
 

(2013年8月12日 修正3 ;追記)

 

2013892040分にNHK首都圏NEWS WEBから、設計業者ら8社が訴えられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

川崎市は、ことし4月に再開するまで、およそ18億7000万円をかけて改修工事を行っているが、9日、天井をつり下げていたフック状の金具が本来より広い間隔で取り付けられるなど、ホールを設計した業者や工事を担当した業者が安全に配慮する義務を怠ったため天井がはがれ落ちたとして、合わせて8社を相手取り、20億5000万円余りの損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。


当時、設計を担当した独立行政法人の都市再生機構は「訴状が届きしだい、内容を検討のうえ、適切に対応したい」とコメントしている。
また、工事を担当した清水建設は「訴状の内容を確認し、適切に対応していきたい」としている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20130809/3669061.html

 

 

 

 

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2011年8月31日0時20分にNHK首都圏から、8月30日22時45分に日刊スポーツから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 30日午後2時20分ごろ、川崎市にある運輸会社「Mターミナル川崎事業所」に隣接する岸壁で作業をしていた男性の行方がわからなくなったと、消防に通報があった。

消防の水難救助隊が付近の水中を捜索したところ、午後4時すぎに、岸壁近くの運河の水深4mほどのところに男性が沈んでいるのを見つけ、救助したが、すでに死亡していた。

警察によると、死亡したのは、運輸会社の関連会社社員(47)。現場は工場や倉庫が並ぶ一帯で、午前10時半ごろ1人で、海水に油が漏れ出していないか調査に出かけたという。
警察は、作業中に誤って運河に転落し、溺れたとみて、当時の状況を調べている。


出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
     ■■■

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2011年8月30日16時16分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午後1時40分ごろ、荒川区町屋のビルで、塗装工事のために組まれていた4階部分の足場から、鉄パイプ1本が落下し、近くの路上を歩いていた小学生の男児2人の足に当たった。男児らはいずれも軽傷。

警察は、工事を行っていた塗装会社が十分に安全を確保する義務を怠っていた可能性もあるとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。

 警察によると、鉄パイプは長さ約30cm、直径約4cm。塗装作業は終わっており、足場を解体している途中だった。


出典URL■■■


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2011年8月30日19時7分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

医療事故防止などに取り組む日本医療機能評価機構は、30日、医療事故につながりかねない「ヒヤリ・ハット事例」の報告が、昨年1年間分で529医療機関から56万24件あったと発表した。

機構では、より多くの医療機関の参加を促そうと、昨年から報告形式を一部簡易化したため、医療機関数、報告件数とも前年比で倍増した。事故につながれば死亡や重篤状態に至ったと考えられる事例も2676件あった。

事例の内訳では、薬の種類や量を間違えた「薬剤」関連が18万6424件で最多。
次いで、リハビリ中の転倒など「療養上の世話」が12万7918件、栄養補給チューブの接続ミスといった「ドレーン・チューブ」が9万797件など。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

ヒヤリハット発掘活用運動の拡がりを示す事例として、情報提供します。




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2011年8月30日12時49分にNHK大分から、同日18時00分にTOSニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前9時半過ぎ、大分市の産業廃棄物の処理場から「敷地内の土管に男性が転落し、呼びかけにも応じない」との通報が消防にあった。
駆けつけた消防が水面に浮いている状態の男性の救助にあたり、およそ30分後に助け出したが、搬送先の病院で死亡が確認された。

警察によると、男性(60代)は今朝から、処分された産業廃棄物の水を抜くために埋められている土管の上で水抜きの作業をしていたが、姿が見えなくなったため土管の中を確認したところ、男性が転落していたという。

消防によると、土管は直径が2m前後で、深さは5m以上あり、底には1mほど水がたまっているという。
警察や消防が詳しい状況を調べている。


出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
            
 ■■■



(2011年9月1日 修正1 ;追記)

2011年8月31日付で、朝日新聞大分版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前9時30分ごろ、大分市産廃処理場で、会社員のAさん(60)が土管の中に倒れているのを廃材を持ち込んだ男性が発見した。
警察によると、土管は直径1.3m、深さ5~6m。Aさんは産廃会社の社員で、男性の積み荷を下ろす予定だったという。
Aさんに目立った外傷はなく、近くでは硫化水素ガスが発生していたという。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

各社の報道内容にバラツキがあるのは仕方がないが、ここまで内容が違うのも珍しい。
ネットで確認した範囲では、大分放送、テレビ朝日からも、このニュースが報道されていたが、全て水抜き作業中という内容だった。
朝日新聞だけが独自取材したのかもしれない。



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2011年8月29日19時23分に、NHK札幌から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前7時半ごろ、岩内町にある野束川で「油の臭いがしている」と住民から消防に通報があった。
警察などが調べたところ、近くにある、道路のアスファルトなどを製造する「N社北海道支店後志合材所」から、地下水路などを通じて重油が川に流れ出ていた。

会社によると、重油はアスファルトを製造する際の燃料などで、工場内のタンクに入れていたが、27日夕方、従業員がタンクの弁を開けたまま、閉め忘れていたという。

漏れた重油はあわせて7トンに上り、会社などが川への排水口や河口付近にオイルフェンスや吸着マットを設置し、これまでに5トン近くを回収したという。
消防によると、これまでのところ、重油の流出による環境などへ影響はないとみられる。 警察は工場の関係者から事情を聞くなどして、重油が漏れたいきさつなどを調べている


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2011年8月27日付で、朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

甲斐市の住宅建設現場で、23日午前10時ごろ、クレーンで吊り上げた梁(長さ約2.5m、重さ約16kg)が近くで作業していた大工(43)の上に落下。
大工は頭を強く打ち、26日午後、脳損傷で死亡した。



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2011年8月24日付で、朝日新聞横浜版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8月22日午後4時半ごろ、横浜市の市電保存館で、約3.3m高さにある厚さ約2cmの石膏製の天井板が2.7m×1.8mにわたって落下しているのを、巡回中の職員が見つけた。
館内には約10人の入場者がいたが、けが人はなく、鉄道模型のジオラマや車両が破損した。

市によると、展示スペース上階の住宅部分で給水管が漏水し、天井ボードが水を含んだ重みで落下したらしい。
同館では、2月に水漏れによる火災検知器の誤作動があったが、詳細が分からず対策をとらなかったという。



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2011年8月24日付で、朝日新聞静岡版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市で11日未明に発生した住宅3軒が全半焼するなどした火災で、現場近くの路上にある地下式消火栓のバルブが開かず、消防は近くの貯水槽から水を引いて放水していたことが分かった。
消防によると、バルブが錆びついていたことが原因で、23日に市の水道局が修理したという。

消防は、「維持管理できていなかったのが一番の問題。不備があったと反省している。
今後は水道局とも協力して点検していきたい」と話した。
消火栓の点検時には家庭の水道に濁りが出る可能性があるため、市民の理解や協力を求めていくという。




  (ブログ者コメント)

産業現場にも、非常時にしか使わない設備がある。 それらについても、イザという時に機能を発揮できるよう、定期的に点検しておくことが大切だ。



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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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