2021年5月28日18時30分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市のJR三ノ宮駅前で2019年4月、市営バスが横断歩道に突っ込み、歩行者6人が死傷した事故で、国の事業用自動車事故調査委員会は28日、報告書を公表した。
事故原因としては、運転手がブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性が指摘されていたが、停留所で外国人への道案内に時間をとられ、先を急ごうとしたことが影響したとみられると指摘した。
報告書によると、ドライブレコーダーの記録や速度の分析などから、ブレーキとアクセルの踏み間違えが原因だった可能性が高いと指摘。
事故発生前、停留所で前扉から乗車してきた外国人に道を尋ねられ、約2分の時間を要した。
外国人がバスを降りた2秒後、運転手は前方確認が不十分なままバスを発進させ、前扉は発進した後に閉じていた。
これに対し、運転手は調査委の聞き取りに「道を尋ねられるのは日常的で特段焦ることはなかった」と説明したが、報告書は「先を急ぐ感情が生じ、いつもと違う手順をした可能性がある」と指摘した。
さらに、運転手は外国人に対応する際、運転席座面の左端まで尻をずらしていたが、「通常の着座位置に座り直すことなく、やや前傾姿勢のまま」でバスを発進させており、報告書は、このこともペダル操作の誤りにつながった可能性があるとした。
再発防止策として、チラシの配布など簡単な道案内の方法を提案した。
この事故をめぐっては、市営バスの運転手が自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪で起訴され、神戸地裁が2019年10月に言い渡した禁錮3年6カ月の実刑判決が確定した。
https://digital.asahi.com/articles/ASP5X5CTNP5WUTIL01Y.html?pn=2
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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