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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

この装置については、シカ対策から始まり「クマどん」を開発、その後、鳥よけ装置の開発につながったという経緯を過去に何回か紹介スミ。
今回の報道には、より詳しい開発経緯が記されていたので、改めて紹介する。

 

20257191527分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

空港のない山梨県の小さな自動車用品製造会社が、航空業界の期待を集めている。

鳥が近寄りにくくなる「鳥よけ装置」を開発したためで、航空機と鳥がぶつかるバードストライクの防止に一定の効果があるとして国内9空港が試験導入した。

本格導入に移行した空港もある。

エンジンに鳥が吸い込まれると出力低下を招き、大事故につながる恐れもあり、同社は「命を守るために少しでも役に立てれば」としている

開発したのは富士河口湖町の「ティ・エム・ワークス」。
総勢10人の会社だ。

装置は鳥が嫌がる高周波の音を出し、200メートル程度の範囲で効果があるという。

滑走路周辺に設置する。

鳥取空港では2023年度、滑走路周辺で1568羽のカラスが確認された。

装置導入後の24年度は1270羽で、約2割減った。

 

■シカよけから

轟社長(60)は「航空業界に進出できるなんて思ってもいなかった」と語る。

転機は18年。「シカよけ装置」の販売を始めたことだった。

富士山周辺では当時、シカと車の衝突事故が多発していた。

知人から対策を頼まれ、シカが嫌がる周波数の音が出る装置を作ると、シカが列車にぶつかる事故に悩んでいた鉄道業界からも、注文が舞い込んだ。

「他の動物にも効果があるかもしれない」。

周波数を調整し、カラス被害に悩む近所のゴミ収集所に設置すると、効果てきめん。

ゴミを荒らされる被害がぴたりとやんだ。

カラス撃退などの話は岡山県瀬戸内市に伝わった。

ノリ養殖場に21年、装置を設置すると、カモによる食害は例年より3割ほど減ったという。

 

■口コミで

23年までの5年間でみると、国内の空港では年平均で1300件を超えるバードストライクが起きている。

鳥を寄せ付けない装置があるらしい――

評判は口コミで航空業界にも広まった。

23年3月、全国で初めて石見空港(島根県)が設置。

これまでに中部空港(愛知県)など9空港が試験的に導入した。

関西空港では24年3月の試験導入後、鳥の出現数とバードストライクが減少したといい、今年6月上旬に本格導入した。

担当者は「安全確保や運航遅延率の低下などのため、効果に期待している」と話す。

「装置が生かせる可能性を探りたい」。
轟さんは装置の活用領域をさらに広げたい考えだ。

その一つが養鶏。
野鳥が鶏舎に近づかないようにすることで、鳥インフルエンザウイルスへの感染防止に役立てる構想だ。

装置の名称は「バードソニック」。
販売価格は約30万円だという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250719-OYT1T50081/

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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