2018年2月2日16時6分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時半すぎ、大手エアコンメーカー「ダイキン工業」の子会社で、草津市にある「ダイキンレクザムエレクトロニクス」の工場から、「作業中だった女性が気分が悪いと話している」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、工場内にいた従業員の男女6人が気分が悪いと訴えたため、いずれも病院に搬送した。
このうちの女性1人はめまいや吐き気の症状があったということだが、まもなく回復し、ほかの5人も症状は軽いという。
警察などによると、この工場ではエアコンの室外機に組み込むプリント基板を製造していて、従業員たちは基板に防水のための液体を塗る作業を行っていたという。
警察によると、従業員の1人は通常は回している換気扇のスイッチを入れ忘れたと話しているという。
警察は、換気が不十分だったとみて、現場の状況などを詳しく調べている。
「ダイキンレクザムエレクトロニクス」は、「排気用設備のスイッチを入れ忘れたことが原因です。しっかりと周知し、今後、再発防止に向けて取り組んでいきます」とコメントしている。
出典
『草津の工場で換気不十分か搬送』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064953061.html
2月2日23時6分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10~50代の派遣社員6人が病院に搬送され、50代の女性が軽度の中毒症状となったが、他の5人に体調の異常はなかった。
警察や同社によると、6人は約50m2の作業場で、エアコンに使うプリント基板にはけを使って防湿材を塗っていた。
現場責任者が排気ダクトを作動させるのを忘れていたという。
出典
『有機溶剤吸い6人搬送 滋賀のダイキン系列工場、排気忘れ』
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180202000127
2月2日付でびわ湖放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、6人は2日午前8時ごろから2時間ほど作業をしていたが、上司が排気ダクトのスイッチを入れ忘れていたため、コーティング剤に含まれる有害物質を吸い込んだと見られている
出典
『スイッチ入れ忘れ 6人体調不良』
http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_today.php
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。