2014年11月12日0時48分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後9時すぎ、北見市大通東7丁目にある建設中の市民温水プールから煙が出ていると、消防に通報があった。
消防車など9台が出動し、火はおよそ20分後に消し止められたが、建物の中の更衣室に保管してあった設置予定の照明器具などが焼けたという。
また警察などによると、20代の作業員の男性1人が煙を吸い、一酸化炭素中毒の疑いで病院で手当をうけているが、意識はあるという。
このプールは、北見市の中心部にあった製粉会社の工場の跡地に、北見市が建設しているものだという。
警察と消防で現場検証をするなどして、原因を詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141112/3127281.html
2014年10月7日21時23分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月9日付で毎日新聞青森版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時半すぎ、むつ市奥内のごみ処理施設、「アックスグリーン」で、ガスタンクの点検に訪れていた作業員2人が相次いで頭痛を訴え、救急車で市内の病院に運ばれた。
施設を管理する「下北地域広域行政事務組合」によると、同じ場所で作業していた3人も一緒に医師の診察を受けたところ、5人とも一酸化炭素中毒と診断されたが、いずれも症状は軽く、高圧酸素療法などで回復し、8日昼には全員退院した。
組合によると、5人は7日午前9時ごろから、ごみを焼却した際に発生する水素と一酸化炭素と二酸化炭素の混合ガスをためておく、直径11m、高さ14mのタンクの中に入り、4年に1度の定期点検を行っていたという。
約40分後に作業員1人が頭痛や吐き気を訴え、その後、他の4人も症状を訴えた。
組合では、作業前に行ったタンクの中にたまっているガスの濃度を測る検査が不十分だったとみて、詳しい事故の原因を調べることにしている。
携帯していたガス検知器の警報音は鳴らなかったという。
記者会見した組合の川西事務局長は、「このような事故を絶対に起こさないよう、今後は、点検作業の手順を見直すなど安全作業に努めます」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085206871.html?t=1412712571782
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20141009ddlk02040057000c.html
(2014年12月2日 修正1 ;追記)
2014年11月29日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設を管理する下北地域広域行政事務組合は28日、ガス配管のバルブにすき間が生じ、ガスが逆流したのが原因とみられるとの調査結果をまとめた。
同日開いた事務組合の議会臨時会で報告した。
事務組合は管理運営会社を厳重注意し、再発防止策の提出も指示した。
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、「バルブにすき間が生じ」という表現が気になる。
もしかして、ガス配管に仕切り板を入れず、バルブ閉だけで遮断していたということだろうか?
まさかとは思うが・・・。
(2015年1月20日 修正2 ;追記)
2014年11月29日付の東奥日報紙面に、バルブが完全に閉じていなかったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
2015年1月17日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ガスの出口側配管にあるバルブの不具合が原因とみられることが28日、分かった。
同事務組合によると、タンクからガスを供給するガスホルダー出口のバルブが何らかの原因で完全に閉じておらず、配管内に残留していた一酸化炭素ガスがタンク内に逆流し、事故に至った。
バルブの不具合に加え、点検に先だってタンク内部の安全を確かめるガス検知作業が不十分だった可能性もあり、確認を急いでいる。
同事務組合によると、作業員5人は既に回復しているという。
2014年9月20日付で読売新聞熊本版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月19日19時4分にNHK熊本からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
八代市水道局は19日、同市坂本町田上地区で簡易水道の水源に油のようなものが確認された問題について、水源地に隣接するJAやつしろ坂本支所ライスセンターの敷地から漏れた灯油が原因とみられると発表した。
灯油の流出量は約200ℓとみられ、同JAなどが周辺土壌への影響を調べている。
同地区は山あいの集落で、水源地の地下約30mからくみ上げた水を処理して65世帯128人に供給。
異常が判明した11日朝から断水が続き、市が給水車を派遣している。
発表によると、ライスセンターの屋外タンク(容量405ℓ)から建屋内のボイラーに灯油を供給する鉄製パイプに亀裂(長さ1cm、幅1mm)が見つかった。
同JAがタンクを調べたところ、バルブが開いており、8日の点検時に約200ℓ入っていた灯油が空になっていた。
この時期はボイラーを使わないため、バルブは通常閉めた状態だという。
給水再開は早くても30日以降になる見通し。
記者会見した同JAの田島組合長は、「住民の皆様に大変迷惑をかけた。おわびしたい」と陳謝した。
一方、同水道局は住民の健康調査を実施。女性2人(75歳と62歳)が、水を飲んで嘔吐や下痢などの症状を一時訴えていたが、現在は回復している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20140919-OYTNT50082.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004723061.html?t=1411162567158
(ブログ者コメント)
漏洩した液体が地下水を汚染し、健康被害が出た事例として紹介する。
2014年9月5日2時12分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月5日1時39分に共同通信から、9月5日19時43分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後9時前、和歌山市の化学薬品会社「G社」の工場から、「従業員が倒れている」と消防に通報があった。
警察によると、従業員の男性(28)が、染料を製造する、縦およそ2m、直径およそ1m50cmの円柱型の「硝化釜」の中で倒れているのが見つかり、心肺停止で病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡が確認された。
タンク外で一緒に作業していたもう1人の男性(25)も気分が悪いと訴えている。
2人は、染料を製造したあと、釜の中を化学薬品を使って洗い、ごみを取り除いていたということで、警察と消防は、作業中に何らかの中毒症状を起こした疑いがあるとみて、会社やほかの従業員から話を聞いて、十分な換気が行われていたかなど、詳しい状況を調べている。
会社によると、染料の製造過程では硝酸が使われていたという。
硝酸は誤った使い方をすると有毒なガスが発生するおそれもあるという。
消防によると、工場の関係者は「作業現場で硝酸ガスが発生していた」と話しているという。
会社のホームページによると、この工場では染料や化学薬品などを製造しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014361011000.html
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090401002099.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044362441.html?t=1409957872810
2014年9月5日付で毎日新聞京筑版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月5日付で読売新聞九州版と朝日新聞京筑版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後4時半ごろ、「石灰石採掘の地下トンネルから作業員が出られなくなった」と119番があった。
同町馬場の宇部興産苅田セメント工場のトンネルに消防署員が駆けつけると、トンネル内ケーブル補修工事の作業員の男性5人(20~69歳)がめまいなどを訴えており、病院に運ばれた。
一酸化炭素中毒とみられ、2人はICU(集中治療室)にいるが、いずれも命には別条はないという。
宇部興産などによると、作業員は、協栄電気(門司区)の1人と西海電工(行橋市)の4人。
トンネル内で補修工事をしていたところ、息苦しくなるなどしたという。
入口から現場までは約60mあり、自力で外に出た作業員が通報した。
補修工事のため発電機を回したところ不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒になった可能性が強いという。
消防によると、5人のうち3人は自力でトンネルの外に出ていて受け答えもはっきりしていたが、トンネル内にいた2人のうち1人は座り込み、別の1人は倒れていた。
警察などによると、トンネルは地表から4mの深さにあり、縦3m、横2m50cm、総延長約4km。セメント原料の石灰石を、町内の採石場から沿岸部の工場に運ぶベルトコンベヤーがある。
警察は今後、事故原因を調べる。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20140905ddlk40040536000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140905-OYS1T50006.html
(2015年2月23日 修正1 ;追記)
2015年2月20日付で朝日新聞京築版(聞蔵)から、換気しないままガソリン燃料の発電機を稼働させていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(タイトルも修正した)
行橋労基署は19日、行橋市の電気工事業「西海電工」の代表者(53)と北九州市の電気工事会社「協栄電気」の現場責任者(70)の2人を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、2人は昨年9月4日、鉱山から宇部興産苅田セメント工場まで石灰石を運ぶ延長4kmのベルトコンベヤーの地下トンネル内(苅田町馬場)で、換気をしないままガソリンが燃料の発電機を稼働させた疑いがある。
発電機は、電動工具の電源にしていた。
書類送検された2人を含む計5人の作業員が急性一酸化炭素中毒になって病院に運ばれた。
2014年8月30日13時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月29日11時51分に伊賀タウン情報ユーから、8月30日付で毎日新聞三重版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県伊賀市立友生小の給食調理場の洗浄室(広さ約32m2)で28日、9月1日からの給食開始に備え、食器の洗浄作業をしていた女性調理員3人が気分が悪くなり、うち、長く洗浄室にいた49歳と58歳の2人が一時入院、54歳の1人が手当を受けていたことが29日、わかった。市教委が同日発表した。
一酸化炭素中毒とみられるが、いずれも症状は軽いという。
この日は夏休み中で、児童に被害などはなかった。
警察は労災事故と判断、業務上過失傷害の疑いもあるとみて調べる。
市教委によると、3人は28日午前8時30分頃に作業を開始。同9時30分頃に、ガスボイラー式の食器洗浄機に点火した。
同11時頃になって、相次いで体のふらつきや顔がほてるなどの症状が出た。
同11時30分頃には3人とも作業ができなくなり、休憩室に移動。横になるなどして休憩していたが、頭痛や嘔吐の症状を訴える調理員もおり、教頭が午後3時30分頃、3人を車で市立上野総合市民病院へ搬送。
同6時頃、医師から、3人とも一酸化炭素中毒の診断を受けたという。
洗浄室は地下1階。本来は東側にある窓を開けて作業するが、この日は虫が入ってくることから閉めたままで、エアコンをつけた状態で食器洗浄機を使っていた。
一方の扉は開け、換気扇は一部で使っていたが、不十分だったとみられる。
今回の事故で、学校が警察へ通報したのは、調理員に最初の症状が出てから約8時間後。公表は翌日だった。
市教委の伊室教育次長は取材に、「容体の確認を優先したため、警察への通報が結果的に遅くなった。公表のタイミングも逃した」と釈明した。
市教委は9月1日から予定していた同校の給食を見合わせ、施設を点検。2日から給食を始めるという。
入院していた2人は、29日に退院した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140830-OYT1T50018.html
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2014/08/2-2.html
http://mainichi.jp/area/mie/news/20140830ddlk24040324000c.html
(2014年9月16日 修正1 ;追記)
2014年8月30日付の伊勢新聞紙面に、事故当時のやや詳細な状況が下記趣旨で掲載されていた。
食器とトレイを洗浄機に搬入後、1時間ほどで1人が体がふらついたため、休憩室に移動した。
しばらくして戻ると、他の2人は苦しそうな状態で、洗浄機にもたれたり、体がふらついていた。
休憩室で横になって休んだが回復せず、1人は嘔吐した。
病院で、医師から警察に連絡するよう言われて、6時40分ごろ、警察に連絡した。
作業していた食器洗浄室は中央にボイラーがあり、蒸気で洗浄するシステムという。
市教委は会見で、「熱中症かと思っていたという話もあり、状況や3人の健康状態の把握を優先した。医師に言われるまで、警察に通報しなければならないと思ってなかった」との認識を示した。
2014年8月1日2時39分に北國新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月1日0時1分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後5時35分ごろ、能登町越坂のホテル内にある炉端焼き飲食店の厨房で、女性従業員4人が倒れているとフロントの女 性従業員が119番通報した。
同店で当時、飲食していた能登町の児童5人と千葉県流山市の児童22人、女性従業員5人の計32人に一酸化炭素(CO)中毒の 疑いがあり、病院に搬送された。
9人が入院し、 このうち50代から70代の女性従業員5人が重症となった。
店は古民家をホテル敷地内に移築した建物で、郷土料理などを提供。公社によると、床面積175m2で64席ある。
出典URL
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20140801101.htm
http://mainichi.jp/select/news/20140801k0000m040091000c.html
8月2日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
従業員5人は7月31日午後5時ごろから、座敷の囲炉裏風テーブルの炭に火を付け始めた。
小学生が午後5時半ごろに入店した直後、従業員の1人が吐き気を感じ、ホテルのフロント係に助けを求めに行った。
フロント係が厨房に駆け付けたところ、複数の女性従業員が倒れていたため119番通報した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20140802ddlk17040656000c.html
8月1日19時13分にNHK金沢からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一酸化炭素中毒の症状を訴えて入院した50代の女性従業員の1人が、入院先の病院でNHKのインタビューに応じ、当時の状況を説明した。
女性従業員は、「食事の準備などの仕事をしているとだんだん具合が悪くなり、ほかの従業員と、『めまいがして何か変だね』と話していたら、次第に立っているのもつらい状態になった。それでもなんとかフロントまでたどり着き救急車を呼んでもらったが、ほかの従業員4人はその場で倒れ駆けつけた救急隊員に運びだされていた。意識がもうろうとする中、子どもたちの中にも具合が悪くなった子がいるという話も聞こえてきた」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023460321.html?t=1406930154414
8月2日15時18分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設内は冷房をかけて窓を閉め切り、9つある換気扇がすべて稼働していなかったことが1日わかった。
換気扇を適切に使用するためのマニュアルなどもなく、警察は、一酸化炭素中毒を引き起こす換気不足の可能性があるとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。
公社によると、施設では炭火を使うことが多く、暑い時期は窓を閉め、冷房を使う。
密閉されることから一酸化炭素を屋外に逃がすための換気が必要で、施設には、換気扇が壁に5つと天井に3つ、調理場に1つの計9つある。
スイッチは調理場内にあり、食事スペース用の8つは1か所に固まっている。
施設は29年間営業している。
北村理事長(57)らは同日、金沢市で記者会見し、「換気扇使用などのマニュアルはなかった」と述べ、搬送された勤務歴9年の女性従業員らの経験任せだったことを明らかにした。
読売新聞の取材に対し、女性従業員の親族は「スイッチをつけたつもりだったと話している」と語った。
施設で一酸化炭素中毒事故はこれまでなかったという。
北村理事長は、今後、マニュアルの明文化や研修、警報器の設置などの対策が必要との認識を示した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140802-OYT1T50021.html
8月1日19時13分にNHK金沢からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公社は1日、換気扇を稼働させる従業員が日によって変わっていたことを明らかにした。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023457211.html?t=1406930225348
8月2日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この日は店を貸し切り、持ち込んだ魚や野菜を炭火で焼くため、小学生39人と保護者10人がテーブル6卓に分かれて座っていた。
しかし、5カ所の窓はいずれも閉め切られていた。天井や壁、厨房に計9台あった換気扇もフロント係が駆け付けた時にはいずれも止まったままだった。
女性従業員の1人は毎日新聞の取材に、「暑さで冷房を利かすため、室内の窓を閉め、換気扇を使わなかった。忙しくて(換気する必要に)気付かなかった」と証言した。
公社によると、9台の換気扇のスイッチは全て厨房内にあり、通常は複数の従業員のうちリーダー格が操作するのが習慣となっていた。しかし、誰が操作するのか明確なルールは定められていなかった。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20140802ddlk17040656000c.html
2014年7月23日0時37分に東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後8時10分ごろ、愛知県小牧市大草の段ボール箱製造会社「S社」から「ガス漏れがあり、2人が倒れた」と119番があり、39歳と24歳の男性従業員2人が病院に搬送された。いずれも意識があり、命に別条はない。
警察は、何らかのガスを吸引し、意識がもうろうとなったとみている。
現場には腐敗臭が立ちこめていた。
警察によると、39歳の従業員が排水溝を清掃中に倒れ、助けようとした24歳の従業員も倒れたという。
民間の信用調査会社によると、S社は前身の企業が1968年に創業し、包装用の紙製品などを製造している。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014072201002331.html
2014年7月20日2時3分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月20日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後2時5分ごろ、福岡県新宮町緑ケ浜3のパン製造販売会社「F社」の福岡工場で「排ガスのような臭いがして3人の具合が悪い」と119番があった。
他の従業員も体調不良を訴え、男女計32人が病院に搬送された。
いずれも意識はあり、命に別条はない。
同社によると、異臭がしたのは2階建て工場の1階で、工場にいた従業員約200人のうち、パンを焼くラインの周辺にいた32人がのどの痛みなどを訴え搬送された。
生地を冷凍するために使う冷媒用フロンガスを通すパイプのボルトが1カ所破損しており、そこからフロンガスが漏れ出ていたという。
同社は、「フロンガスは通常無臭で無害だが、パンを焼くための熱に反応して異臭となった可能性がある」としている。
パイプは、生地を冷凍する場所とパンを焼く場所の間にあるという。
同日夕方から工場の一部を除いて操業を再開した。生産への影響はないという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140720k0000m040031000c.html
(ブログ者コメント)
フロンが熱分解し中毒事故になった事例は、過去にもある。
フロンを使用している設備や配管のそばに裸火使用設備がある場合など、この点にも留意しておいたほうがよいかもしれない。
(出典;職場のあんぜんサイト)
冷凍機解体作業中、残っていたフロン502が溶断の炎で熱分解し、発生した塩素、塩化水素等で2人が中毒
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=000817
2014年6月29日21時19分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月30日8時3分に北海道新聞から、6月30日1時12分にテレ朝ニュースから、6月30日14時53分に読売新聞から、7月1日10時40分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時30分ごろ、北海道登別市登別温泉町の「N病院」の職員から、「貯水タンクの中に男性2人が倒れている」と110番通報があった。
警察署員らが、病院内の貯水タンクで男性2人が湯に浮いているのを発見。2人は約2時間後に死亡が確認された。
警察などによると、行方不明の職員の家族から28日夜、「病院から帰ってこない」と連絡があったため、29日午前から職員が院内を捜していた。
警察などによると、貯水タンクはFRP製で温泉大浴室がある棟の2階にあり、幅2m、奥行き1m、高さ1.5m。
タンクには、温泉治療に使う硫黄泉がためられている。
タンク内から硫化水素が検出され、2人とも硫化水素中毒が死因とみられている。
病院によると、タンクには約60℃の源泉がタンクの半分ぐらいまで入っており、普段は職員が立ち入らない。
28日に浴室を利用した患者から「湯が出ない」との声が寄せられ、40代と30代の設備担当職員2人がタンクを点検しにいったとみられるという。
タンクの上部には作業用の穴が開いていて、中にはしごが掛けられていた。
警察が調べたところ、タンクの底に温泉成分の汚泥がたまり、タンクの蓋も開いていた。
警察によると、当時、2人はタンクの底にたまった泥を取り除く作業をしていたが、泥を自動で排出する装置が何らかの原因で作動しなかったため、バケツですくい上げていたという。
ふだん、タンクの中に人が入ることは想定されていないということで、警察と労基署では、安全管理に問題がなかったか、引き続き調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG6Y5TH2G6YIIPE02C.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/548304.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000029727.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140630-OYT1T50074.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140701/5605733.html
2014年6月21日付で読売新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後1時15分頃、立山黒部アルペンルートの立山トンネル内で、水槽の清掃をしていた作業員が息苦しさを訴え、県警の室堂警備派出所に通報した。
警察によると、立山黒部貫光(富山市)と立山貫光ターミナル(同)の男性作業員3人(40歳~64歳)が一酸化炭素中毒の疑いで軽傷。
救出にあたった同社の男性従業員ら7人(21歳~60歳)も気分の悪さを訴え、病院で検査を受けた。
同社によると、現場は室堂平(標高2450m)側の入り口から約1kmの地点にあるトンネル脇の作業部屋で、水槽(高さ2.2m、幅3.7m、奥行き101m)には、室堂ターミナルなどの生活用水がためられていた。
作業員6人が水を抜いて清掃していたところ、3人の気分が悪くなり、同社の救護班8人が救助にあたったという。
警察によると、救助の際、作業部屋には軽傷の3人が倒れていた。
近くでは、水槽から水を抜くための発電機が稼働しており、警察は、発電機の排ガスによる事故の可能性があるとみて調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20140620-OYTNT50567.html
(ブログ者コメント)
閉所で発電機を使っていてCO中毒になった事故は、この事故の5日前、6月15日に大谷石採石場跡の空洞で起きたばかりだ。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4019/
映画撮影中のアイドルグループメンバーにも中毒症状が出たということで、この種の事故にしては結構大きく報道されていたが、今回事故の関係者は、あの事故を知らなかったのだろうか?
あるいは、知ってはいたが管理が万全ではなかったのだろうか?
(2014年7月8日 修正1 ;追記)
2014年6月21日付の北日本新聞紙面に、排ガスは排風機で送り出していたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
病院に搬送された3人は、同日朝からトンネル脇の横坑にある水槽を清掃していた。
警察は、高圧洗浄機の動力として使っていた発電機からの排ガスが原因の可能性もあるとみて調べている。
立山黒部貫光によると、当時は安全マニュアルに従い、排ガスは排風機で送り出していたという。
2014年6月15日21時39分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月16日付で下野新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前2時5分頃、宇都宮市大谷町の採石場跡の空洞内で、映画の撮影中だった女性アイドルグループ「Ⅾ組.inc」のメンバー5人と撮影スタッフ5人の計10人が、気分が悪いと訴えて病院に搬送された。
10人は18~43歳の男女で、一酸化炭素(CO)中毒とみられる。いずれも軽症。
警察発表によると、現場は、建材などに使われる大谷石の採石場跡で、14日午前9時頃から撮影を始め、照明用の電源としてガソリンを燃料とする発電機3台を動かしていた。
警察は、発電機の排ガスによるCO中毒とみて調べている。
当時、空洞内にはスタッフら48人がいた。
映画は、テレビ朝日と東映が昨年公開した「S魔女学園」の第2弾。
テレビ朝日は、「撮影中の安全には十分注意しておりましたが、こうした結果となり、深く反省しております。今後なお一層、安全管理を徹底してまいります」などとのコメントを出した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140615-OYT1T50085.html?from=ycont_top_txt
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20140616/1627090
一方、6月16日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
採石場跡の観光資源化に取り組む関係者は、迷惑顔だった。
現場は、大谷市の採石場跡地を観光資源として公開する「大谷資料館」から南へ約1kmほど離れた場所で、同資料館とは無関係。
資料館オーナーの大久保さんは、「うちの坑内では発電機は使わせず、坑外から電気を引いており、安全管理は徹底している」と強調した。
(ブログ者コメント)
今回の空洞がどの程度の大きさだったかは不明だが、48人も中にいたことから考えると、結構広い空洞だったのかもしれない。
しかし、仮にいくら広かったにしても、17時間も発電機3台を動かしっ放し?にすればCO濃度が上がってしかるべし・・・という気がする。
この点、「大谷資料館」のやり方に学ぶべきだった。
閉所で発電機やエンジンを動かすなどしていてCO中毒になった事例は過去に数多くあり、本ブログでも、以下などの事例を紹介済。
2014年3月3日掲載
釧路市の水産加工場でカニゆで中に7人が軽度のCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3704/
2013年8月20日掲載
新見市の食肉工場で冷蔵室の床をガソリン燃料の機械で剥がしていて7人がCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3144/
2012年1月24日掲載
北名古屋市でマンホール内にエンジン付き排水ポンプを入れて作業中に6人がCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1265/
2011年6月5日掲載
別海町の水産加工場でホタテ運搬用フォークリフトの排ガスで13人がCO中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/453/
※他の事例は、「CO中毒」などのキーワードでブログ内検索が可能。
2014年6月14日21時26分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時35分ごろ、さいたま市大宮区吉敷町の「M安田生命大宮吉敷町ビル」で、エレベーター内で塗装作業をしていた男性2人が倒れているのを同僚の男性(40)が発見し、ビルの清掃員が119番通報した。
2人はいずれも埼玉県戸田市の塗装会社経営のSさん(46)と同社の塗装工Tさん(46)で、救急隊員が駆け付けたときは死亡していた。
警察によると、Sさんら2人は同日午前8時半ごろから、8階に停止したエレベーター内で内壁の塗り替え作業をしており、液状の剥離剤を使って古い塗料を剥がしていたという。
2人に目立った外傷はなかった。
警察は、剥離剤などから有毒物質が発生し吸い込んだ可能性もあるとみて、詳しい死因を調べる。
午後から作業を手伝う予定だった同僚の男性がエレベーターの扉が閉まり、呼びかけにも返答がなかったため、扉をこじ開けたところ、2人が倒れていた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140614/dst14061421260010-n1.htm
(ブログ者コメント)
閉所での塗装作業において、換気は基本のはず。
それなのに、なぜ扉が閉まっていた?閉めていた?のだろうか?
その理由を考えてみるに、扉の内側の塗料を剥がすため、ちょっとぐらいの間なら大丈夫だろうなどと考え、扉を閉めて作業していた・・・そんなことも考えられる。
もしそうだったとすれば、考えが甘かった、危険予知が足りなかったことになる。
ただ、仮に有機溶剤中毒だったとしても、よほどの高濃度でない限り、瞬間的に倒れたとは考え難い。
早く作業を済ませて扉を開けようと一度に大量の剥離剤を塗った?
原因は定かではないが、それにしても、気分が悪くなった時に扉を開けるとか、非常用連絡ボタンを押して救助を求めるなど、できなかったのだろうか?
2014年5月29日10時34分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日付の朝日新聞ちば首都圏版紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
28日午前11時ごろ、市川市須和田1のマンホール内で、ポンプで雨水の排水工事をしていた男性作業員(53)が倒れた。男性は意識不明の重体。
救助しようとした39~42歳の同僚男性3人も気分が悪くなったが、軽症とみられる。
警察などによると、工事中にポンプのホースが外れ白い煙が立ちこめ、換気のためエンジンを切っていったん中断。
約20分後にホースをつなぎ直そうと、地上にいた男性作業員がマンホール内に入ったところ、内部の足場の上に倒れたという。
同僚3人は、男性作業員を助けようと中に入ったが、すぐに気分が悪くなり、自力で脱出して119番通報した。
警察は、ポンプトラブルの際にエンジンから排出された排気ガスが充満し、一酸化炭素(CO)中毒になった可能性があるとみている。
同工事は、市川市発注の下水道工事。
市河川・下水道整備課によると、マンホールは深さが約6mあり、水を排出するホースが地上から底まで届かないため、中間部分の足場にエンジン付きポンプを置いていた。
作業員らの搬送後に市消防局が酸素濃度を測定したところ、約16.5%で通常よりやや低かったという。
同課は「工事業者への注意喚起を行い、再発防止に努める」としている。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/195506
(ブログ者コメント)
「20分も換気したのだからもう大丈夫だろう」、あるいは「白い煙がなくなったので大丈夫だろう」などと思ってガス検知器で確認することなく、中に入ったのだろうか?
もしそうだったとすれば、定性的評価ではなく、定量的評価をすべきだった。
定量的評価をするためにはガス検知器が必須アイテム。
マンホール内にエンジンポンプを置いていたのだから、酸素濃度やCO濃度を測定できる検知器を準備していたと思うのだが・・・。
準備はしていたが使わなかった?それとも準備していなかった?
(2014年6月6日 修正1 ;追記)
2014年6月3日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
それに伴い、タイトルも変更した。
市川市は2日、意識不明の重体となっていた男性作業員が1日に死亡したと発表した。
2014年5月27日11時38分に福島放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月27日付でテレビユー福島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日正午ごろ、動物用医薬品の研究開発や製造などを行っている郡山市安積町笹川のN工業本社工場第二工場で、従業員4人が吐き気がするなどと訴え、病院で診察を受けた。
男性1人と女性3人が入院した。いずれも軽症という。
他に5人が診察を受けたが、けがはなかった。
警察の調べでは、工場内で酸化エチレンガスの漏出警報ランプが点灯していた。
酸化エチレンガスは、薬品を作る際に容器や原料を殺菌するために使っていた。
吸入すると吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が出るという。
工場の担当者によると、殺菌室の開け閉めをする扉のハンドルの締め付けが弱かったために中からガスが漏れた可能性があるという。
現時点で外部への影響はないとみている。
同社によると、入院した4人は牛用の塗り薬を作る製造工程で働いていた。
正午ごろ、従業員から「気持ちが悪い」と訴えがあり、吐き気や嘔吐などの症状が現れた。
同社関係者が4人を車で市内の病院に運んだ。
他の5人は症状は出ていなかったが、同じ職場だったため大事を取って病院に行った。
警察には午後4時50分ごろ通報した。
同社の担当者は「原因を調査し、早急に再発防止策を講じる」としている。
警察と労基は、27日朝から立ち入り調査を行う。
現場はJR郡山駅から南西に約5km。
4号国道バイパス沿いで、約300m西側に安積三小がある。
出典URL
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2014052710
(2014年6月15日 修正1 ;追記)
2014年5月27日付の福島民報紙面に、事故時の詳しい状況などが、下記趣旨で掲載されていた。
医薬品を殺菌する「滅菌室」付近から酸化エチレンガスが漏れた可能性が高いことが27日、関係者の話しで分かった。
同社によると、滅菌室はステンレス製で、「容器室」と「充填室」の2部屋にまたがる。
殺菌でガスを注入する際は滅菌器内は真空で、通常、ガスが器外に漏れることはないという。
滅菌室は、殺菌前に従業員がハンドルで開閉する仕組み。
10数年使用しており、最後に点検したのは、昨年3月だった。
外部業者が26日午後3時ごろに行ったサンプリング調査によると、現場付近の酸化エチレンガス濃度は最大で14ppm以上だった。
労安法によると、事業者が守る作業環境濃度は1ppm以下となっている。
同社によると、従業員が搬送された病院が警察に通報するまで、同社は警察に通報しなかった。
毒物・劇物取締法では、毒物などが飛散し、多数の者に危害が及ぶ恐れのある場合、直ちに警察などに届け出るよう定めている。
滅菌室付近で複数の従業員が体調不良を訴えたことなどから、同社は26日午後0時半までにラインを停止。
この時点で、ガスが漏れている可能性があると認識していたという。
同社は、「現状を確認する作業に追われていた」などと説明した。
一方、福島民友紙面にも、事故時の詳しい状況を報じる記事が下記趣旨で掲載されていた。
(5月27日付)
第2工場にいる従業員が「吐き気がする」など体調不良を訴えた。
同社が確認したところ、酸化エチレンガスが漏れたことを示す警報のランプが点灯していた。
警報ランプは、酸化エチレンガスの大気中濃度が10ppm以上で点灯、50ppm以上になると警報音が鳴る設定。当時、警報音は鳴らなかったという。
(5月29日付)
従業員が滅菌室のドアを十分に閉めていなかった可能性があることが28日、同社への取材で分かった。
滅菌室は、ドアのハンドルを一定回数回すことで密閉されるという。
警察などは同日も引き続き、立ち入り調査した。滅菌室も調べたが、滅菌室のドアは一定回数回すことで密閉され、ガス漏れは確認されなかったという。
(2015年4月10日 修正2 ;追記)
2015年4月8日19時57分にNHK福島から、安全対策不十分で責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
郡山労基署は、安全対策が十分でなかったとして、工場を経営する会社と責任者を、8日、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、郡山市安積町の動物用医薬品の製造メーカー「N工業」と生産部門の責任者だった元生産部長の男性(52)。
この事故は、去年5月26日、「N工業」の工場で、薬の原料や容器の殺菌作業に使う「エチレンオキシド」という有毒なガスが漏れ出して、従業員6人が体調不良を訴えたもの。
同署の調べによると、ガス漏れを知らせる警告ランプが点灯した後、元栓を閉める作業や従業員の避難の対応が遅れるなど、有毒なガスを扱うための安全対策が十分でなかったとして、会社と元生産部長に労安法違反の疑いがもたれている。
同署によると、会社側は必要な安全対策をとっていなかったことを認め、すでに再発防止策を講じているとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053866561.html?t=1428530213262
キーワード;エチレンオキサイド
2014年4月17日14時30分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前8時ごろ、兵庫県香美町の香住漁港で、海中で防砂堤工事をしていた潜水士2人が意識を失うなどした。
海保によると一酸化炭素(CO)中毒とみられ、1人(60)が意識不明の重体、もう1人(29)が軽症のもよう。
海保によると、2人は17日午前7時20分ごろから海に潜り、ブロックを据え付ける作業を開始。
船上のコンプレッサーから送られた空気を吸っていた。
詳しい原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140417/waf14041714300029-n1.htm
(ブログ者コメント)
どのようなコンプレッサーを使っていたか不明だが、エンジン駆動の排ガスが混入した、あるいは給油式コンプレッサーを使っていたことなどが考えられる。
2014年3月31日23時3分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
厚生労働省は31日、平成24年度に家庭で殺虫剤を吸い込むなどの健康被害が前年度比77件増の1101件となり、昭和54年度の調査開始以降、最多だったと発表した。死亡例はなかった。
スプレー式殺虫剤の噴霧被害などが増加しており、一度の噴射で長時間の効果をうたう「ワンプッシュ式」の蚊取り剤などによる事故も、22年度26件、23年度52件、24年度73件と急増。
原因は、子どものいたずらが約7割で、自宅の玄関ホールでほぼ全量を噴射し、家族が舌や皮膚のしびれを訴えた例などがあった。
殺虫剤が296件と最多で、洗浄剤175件、漂白剤127件、芳香・消臭・脱臭剤87件、除菌剤44件の順に多かった。
男児(4)が自動噴射型の消臭剤をのぞき込んでいた際に噴射し、両眼に入ったケースもあった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140331/dst14033123070016-n1.htm
2013年9月24日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
元記事は下記。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3280/
(2014年3月11日 修正2 ;追記)
2014年3月6日付で毎日新聞佐賀版から、転落防止措置を講じなかったなどとして担当部長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月5日19時17分にNHK佐賀から、3月6日付で朝日新聞西部版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
唐津労基署は5日、同社と汚水処理施設の男性担当部長(56)を、労安法違反容疑で書類送検した。ともに容疑を認めているという。
一方、県警は、業務上過失致死容疑などを視野に捜査を続けている。
同署によると、K社は、タンク内の硫化水素などの濃度測定をする際に転落する危険があるため、タンクの蓋の周りに高さ75cm以上の柵を設けるか、安全帯をつけさせるなどの転落防止措置をとる必要があったにもかかわらず、怠った疑いがあるという。
蓋の3方には高さ89cmの柵があるが、1方には取り付けておらず、安全帯もつけていなかったという。
硫化水素中毒の危険を知らせる標識設置も怠ったとしている。
一方、2人がタンク内に入った理由は不明という。
同社は、「厳粛に受け止めています。事故のあとは安全対策や安全教育を徹底しており、2度とこのような事故が起きないよう会社をあげて取り組んでいます」と話している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/saga/news/20140306ddlk41040453000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5085726581.html?t=1394053274921
2014年1月17日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
元記事は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3585/
(2014年3月7日 修正1 ;追記)
2014年2月28日付で神奈川新聞から、マンホール下流の仕切り弁が開いていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(当該情報に基づき、第1報ともどもタイトルを修正した)
下流側にある止水用の仕切り弁が開いていたことが27日、関係者への取材で分かった。
警察、労基、市の3者が同日、現場で状況を確認した。事業者も立ち会った。
事故が起きたのは、圧送管の老朽化した空気弁の交換作業中。
空気弁を外したところ、管内から硫化水素や汚水があふれ出た。
安全措置として、マンホールの上流側と下流側にある仕切り弁を事前に締めて止水したはずだったが、下流側で弁が開き、汚水が流れていた。
警察は、人的な過失や器具の不具合の有無など、慎重に調べを進める見通し。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1402270028/
本件、2014年1月22日付で神奈川新聞から、仕切り弁閉止時の状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
関係者によると、この工事を行うため、昨年12月にマンホールの上流側と下流側でそれぞれ、仕切り弁を使って事前に止水していた。二つの仕切り弁の間にあるマンホール内で汚水があふれ出ないための安全措置だった。
ところが、圧送管から空気バルブを外した際に出てきた汚水は、深さ約2.3mのマンホールからあふれるほどの量だった。「マンホールで人がおぼれている」という内容の119番通報もあった。
止水、空気バルブ交換ともに行ったのは、上下水道修理などを行う都内企業の神奈川支社。
上流側の止水には工事発注者の横須賀市の職員も立ち会い、仕切り弁で締め切ったことを確認しているといい、下流側での止水が十分でなかったり、仕切り弁に不具合があった可能性があるという。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401220002/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。