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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20259360分にYAHOOニュース(TBS NEWS )から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1971(昭和46)年の晩秋の頃、川崎市多摩区の生田緑地で行われていた「斜面崩壊実験」は、突如として大惨事へと変わりました。

 【写真を見る】カメラが記録していた事故の瞬間【連続写真】

 

50年前の慰霊碑

向ヶ丘遊園駅を背にして住宅地を歩くと、ほどなく生田緑地と呼ばれる緑地に着きます。

その中に、ひっそりと慰霊碑があります。

慰霊碑には一文字「鎮」と刻まれています。

裏から見ると、科学技術庁と川崎市の文字。

この広大な緑地では、かつて科学技術庁を中心に「豪雨の際に繰り返し起こる崖崩れ」のメカニズムを解明するための実験が行われました。

事故を防ぐためのその実験で、現実の事故が起き、15人の命が失われたのです。

 

■研究者と、テレビ新聞等のカメラも集め この実験は、関東地方に広がるローム台地で繰り返される崖崩れの仕組みを解明するため、人工的に散水し豪雨を再現、どの程度の降雨で崩壊が起きるのかを調べる計画でした。

試験地は、傾斜およそ30度、幅100メートルの斜面。

実験はテレビや新聞の取材陣を集め、観測のための機器やカメラなども斜面下から50メートル離れた場所に設置されていました。

 

■「起きないぞ」で、少しずつ水量を増やし…

現場の「崖」は、散水によって水分を含むことで、もっと「マイルドな崖崩れ」を起こすはずでした。

しかし、丸1日散水しても、なかなか崖崩れは起きません。

「何も起きないぞ」とじりじりした雰囲気の中で、実験は少しずつ水量を増やしていきました。

そして、散水開始から3日。 総雨量が470ミリに達したとき、轟音とともに斜面は一気に崩れ落ちたのです。

 

■予想外の「大災害」に

崩れた土砂の量はおよそ270立方メートル。

秒速17メートルという猛スピードで流れ下り、防護柵を押し倒して池にまで達しました。

想定をはるかに上回る規模でした。

この崩壊により、研究者や報道関係者あわせて25人が巻き込まれ、15人が死亡、10人が重軽傷を負いました。

事故の瞬間はカメラが記録しており、衝撃的な映像とともに全国に伝えられました。

その連続写真がこれです。

 

■甘かった予測

そして 後の調査で、安全対策の不備が次々と浮かび上がりました。

報道関係者への避難指示は徹底されず、警察や消防への連絡も行われていませんでした。

到達時間の予測は56秒とされていたのに、実際にはわずか23秒で押し寄せました。

崩壊の起点となったのは、丘の頂に残されていた固まりの弱い堆積物でした。

狩野川台風で流れ込んだ土砂や工事残土が混在し、予期せぬ弱点となっていたと報告されています。

 

■それでも実験は今に生きる

事故後、実験責任者ら2人が業務上過失致死傷の罪で起訴されました。

しかし裁判所は「当時の学問水準では予測不可能だった」と判断。

1987年、無罪判決が確定しました。

昭和30年代以降、集中豪雨による土砂災害が社会問題化していた中で、この実験は、科学的な根拠に基づいた安全基準を確立しようとした先駆的試みでした。

実験は悲劇的な事故に終わりましたが、その過程で得られたデータや教訓は、防災工学や地盤研究に大きな影響を与え、現在も災害予測や都市防災の基盤として生かされています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/627f45e20d2ca125e9a30fabc8f4fbdf08ca69bb

 

 

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20258181615分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪・ミナミで18日に起きたビル火災で、大阪市消防局の消防士2人が死亡した。

死亡したのは、いずれも市消防局浪速消防署に勤務する男性消防司令(55)と男性消防士(22)。

ともに消火活動中に建物内に取り残され、6階から搬送されたが、病院で死亡が確認されたという。

全国の消防士は、常に危険と隣り合わせの現場で消火活動を行っている。

このため火災の救助活動中などに殉職する消防士も少なくない。

総務省消防庁によると、消防士や消防団員の犠牲者は、令和元年から5年までに27人にのぼる。

関西では平成156月、神戸市西区の民家火災で、住民救出のため1階居間に十数人の消防隊員が入ったところ、突然、2階部分が崩落。
4
人の消防士が亡くなり、9人が負傷する事故があった。

https://www.sankei.com/article/20250818-LU6I6P73OZMURICQJUBNPNCKOM/ 

 

 

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(ブログ者コメント)

〇ビル外壁の広告シートが隣接ビル上階への炎の侵入ルートになったらしい件、火災直前の様子とは異なるかもしれないが、グーグルストリートビューによれば、こんな感じでシートが設置されていた模様。

 

〇殉職した消防隊員2名の方は到着したわずか10分後に逃げ場を失い窒息死したと報じられているが、空気呼吸器のボンベ容量が小さすぎたということはないだろうか?

 

20258182315分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午前950分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町(そうえもんちょう)の雑居ビルで「建物の1階から煙が出ている」と近隣店舗の女性から119番があった。

大阪府警南署によると、消火活動中だった大阪市消防局の男性隊員2人が病院に搬送されたが、死亡が確認された。

ほかに、2030代の消防隊員4人と20代女性がけがや熱中症で搬送されたが、いずれも命に別条はないという。

現場では7階建てと5階建ての雑居ビル2棟が燃え、計約100平方メートルを焼いて約9時間後に消し止められた。

府警と市消防局が出火原因を調べている。

消防隊員が死亡する事故を受けて、市消防局は原因を究明する検証委員会を設置する方針を示した。

市消防局によると、死亡したのはいずれも浪速消防署に勤務する、消防司令の森さん(55)と、消防士の長友さん(22)。

森さんらは、同僚らと3人で火災のあった7階建てビルの1階からフロアを上がっていったという。

自力で脱出した30代隊員から連絡を受け、別の消防隊員がビルに入り、6階で倒れていた2人を発見して救出した。

2人は、消火活動中にビル内に取り残されたとみられる。

火災を受け、大阪市の横山英幸市長は、この日、報道陣の取材に応じ、建物内で崩落が起きて2人が逃げ場を失った可能性があると説明した。

府警南署によると、現場の雑居ビル2棟には飲食店や事務所などが入居している。

飲食店にいた客などは火災に気づいて避難したという。

火災のあったビル2棟のうち火元がどちらかは分かっておらず、府警と市消防局が詳しい出火場所の特定を急いでいる。

現場は大阪・ミナミの中心部・道頓堀の近くで、普段から多くの観光客や買い物客でにぎわっている。火当時は約60台の消防車や警察車両が駆けつけ、周囲に煙が立ちこめるなど、一時、騒然となった。

近くの店舗で働く30代の女性は「午前10時前に大きな爆発音が聞こえ、外に出たら近くのビルから炎がすごい勢いで上がっていた」と話した。

たこ焼き店の男性店員(53)は「ビルの1階部分から火花がパチパチと出ているのが見えた。そのうち黒煙がものすごくなり、周囲にいた人たちも騒然となった。10分ほどで炎がビル全体を包んだ」と振り返った。

https://mainichi.jp/articles/20250818/k00/00m/040/197000c

 

818230分に読売新聞からは、2棟は内部で一部がつながっていた、2023年の消防立ち入り検査では6項目の不備があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場のビル2棟は内部で一部がつながっており、飲食店などが入居。市消防局によると、2023年6月の立ち入り検査で、年2回の避難訓練の実施や火災報知機の設置状況など6項目で法令違反があったとして、是正を求める行政指導を受けたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250818-OYT1T50159/

 

819045分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、5階から上は階段で上る、67階は空室で荷物置き場のようになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この火事で焼けたのは火元とみられる5階建てビルの地下13階、延焼した7階建てビルの56階、少なくとも100平方メートル。

大阪市によると、死亡した森さんと長友さんは延焼したビル内部の崩落によって閉じ込められた可能性があるといいます。

崩落したフロアにいた他複数の隊員は出口方面に退避ができたものの、2人は出口に向かうことができず、その後、煙などにのまれたとみられます。

2人が見つかった6階には何があったのか。

ビルの内部を知る人物に話を聞くことができました。

延焼したビルの工事関係者 :
4階まではエレベーターがあって、5階からはエレベーターがなく階段のみになっている。67階は空室。荷物置きのようになっている、倉庫みたいになっていると。テナントではなくて」

午後7時過ぎ、火は消し止められました。

この火事では、亡くなった2人の消防隊員の他に、消防隊員3人と現場近くにいた20代の女性も煙を吸うなどして搬送されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c78caeb988340a8f809e9e30bb4bb4ca053ab217 

 

8月19日19時46分に産経新聞からは、1階から上階に進んでいく途中、5階で天井部分が崩落し逃げ道を失ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

横山市長や市消防局によると、死亡した浪速消防署の消防司令、森さん(55)と消防士、長友さん(22)の2人は現場到着後、30代の男性隊員との計3人で1階から上階へ進んでいった。

7階建てビルの5階で消火活動中に天井部分が崩落し、二手に分かれる形となった。

死亡した2人は逃げ道を失い、上の階へ避難する中で死亡した可能性があるという。

先に分かれた30代隊員は自力で脱出。

別の隊員が2人の救助に向かい、6階で見つけたものの、搬送先の病院で死亡が確認された。

現場ビルは上階からの避難に使える階段が1つしかない構造だった。

https://www.sankei.com/article/20250819-PFY4DIJYKNLR5OUF7E5HPUMRGI/  

 

82080分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)からは、消防隊が現場に到着した約10分後に事故に遭った、死因は窒息だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は19日に司法解剖の結果、2人の死因は酸素欠乏による「窒息」だったと発表した。

死亡推定時刻は、消防隊が現場に到着してから約10分後の午前1010分ごろだという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd8d82581c8d7bd27905a20f2bb7218a8b900b7 

 

819622分にYAHOOニュース(日テレNEWS)からは、搬送された女性は近くのビルで飲食していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

別の消防隊員3人と近くのビルで飲食をしていた女性のあわせて4人も緊急搬送されましたが、命に別条はないということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc9cd73ec2a94117633a5abcb9731702b2bf09bc 

 

8月21日21時5分に産経新聞からは、空調の室外機付近が激しく燃えていた、火は外壁の装飾広告を伝って上方に延焼した、5階で崩落した天井には内装に木材などが使われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場ビル2棟のうち6階建てビル南側の屋外に設置された空調用の室外機付近が激しく燃えていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

大阪市消防局は外壁に設置されていた装飾広告を伝って上方に延焼したと推定。

装飾広告の介在によって隣接する7階建てビルにも一気に火が燃え移り、隊員の逃げ遅れにつながった可能性がある。

室外機は6階建てビル1階の屋外に設置され、すぐ近くに装飾広告があった。

大阪府警は室外機周辺が出火元の可能性があるとみて捜査。

付近にはごみのような燃えかすもあったという。

市消防局は、装飾広告の火が隣接する7階建てビルの5階部分の窓ガラスを焼損し、そこから建物内に延焼したとみている。

市によると、6階建てビルの外壁に設置されていた洋菓子の装飾広告は縦約86メートル、横約42メートル。

建築基準法では、現場のような防火地域内で高さ3メートル以上の看板を設ける場合、主要部分を不燃材料でつくることが義務付けられており、府警や消防は広告に使用された素材が適切だったかどうかも調べる。

消防士2名は6階部分に取り残され、搬送先で死亡が確認された。
死因はいずれも窒息死だった。

活動中に5階の天井部分が崩落し、退路がふさがれたとみられる。

ビルは鉄筋コンクリート造で床や壁といった主要構造部に崩落はないが、内装に木材などが使用されており、天井材が焼け落ちた可能性があるという。

https://www.sankei.com/article/20250821-ZGMFM4HV6FLBLKCDKEUTL4RKYQ/

 

8211940分に毎日新聞からは、5階の窓ガラスが割れ、そこから内部に火が回ったらしい、火元とみられる場所には複数の室外機が設置されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

亡くなった隊員2人は7階建てビルの5階で取り残された人の捜索や消火活動をしていたとされる。

この最中に5階の天井が崩落して建物から退避できなくなり、窒息死したとみられている。

市消防局は、延焼した炎の熱で2人がいた5階の窓ガラスが焼損し、そこから内部に火が回ったと推定。

天井には木材が使われていたことから焼け落ちたとみて経緯を調査する。

捜査関係者などによると、火元とみられる6階建てビルは、1階の南側屋外に設置された室外機周辺が特に燃えていたことが確認された。

入居店舗の関係者によると、この場所には各フロアの空調とつながる室外機が複数取り付けられていた。

火災前には周囲に多数のごみも落ちていたという。

https://mainichi.jp/articles/20250821/k00/00m/040/287000c 

 

8211845分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、室外機付近にゴミがあると繁殖した虫が内部に侵入し漏電の原因になることがあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

室外機周りの火災を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。

NITE製品安全広報課 岡田さん :
「製品に起因しない事故で多かったのが、外部からの延焼。外から燃え広がった・燃え移ったなど室外機で特に多い」  

外部からの延焼事故は5年間で93件起きているということです。

たばこの火の不始末はもってのほかですが、想定外のものが出火につながることも…。

岡田さん :
「水の入ったペットボトルを置いていると、ペットボトルによって太陽の光が一点に集中し、近くにもし可燃物があれば、その可燃物に収斂(しゅうれん)して火災が起きる可能性がある」  

また、放置したごみが思いもよらぬ出火を招くことも…。

岡田さん :
「ごみに虫が集まってきて、虫が繁殖してしまうと、近くにある室外機の内部、製品内部に(虫が)侵入してしまう。
本来は電気が通らない場所に電気が通ってしまい、内部から発火する可能性もある。
定期的に室外機周りに物を置いていないか、汚れていないか、何か異常がないかを確認」

https://news.yahoo.co.jp/articles/9668fda3bbbcfd65de7c0be2b1da4968a0443b0e 

 

8月21日18時30分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)からは、室外機は棚に置かれていたと読み取ることもできる下記趣旨の記事が当該場所の写真付きでネット配信されていた。

これは3年前に撮影された現場の画像。

6階建てビル1階に室外機らしきものがあるのがわかる。

出火直後とみられる現場の映像では、室外機らしきものがある6階建てビルの1階側面が激しく燃えている。

その一方で、室外機とみられる部分には、前を塞ぐように棚のようなものが置かれている。

その後、火は瞬く間にビルの上へ燃え広がっていった。

警察は、室外機周辺が火元となった可能性があるとみて、詳しい出火原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c46da45629c425e87e114686aabf4327e844ddb9  

8月23日5時0分に毎日新聞からは、取材に応じた火元ビル入居店舗の店長?は「焦げ臭い臭いに気付き外を見たが異常なし、5分ほどで臭いが更に増したので再び外に行くと室外機付近で火柱が立っていた、周囲には普段からタバコの吸い殻などが散乱していた」と話したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

出火当時に火元とみられるビルの入居店舗にいた男性が毎日新聞の取材に応じた。

「焦げ臭いにおいがして店の外に出ると、室外機付近から大きな火柱が上がっていた」と振り返り、避難の状況など緊迫した一部始終を語った。

当時、店は営業中で、従業員5人のほかに410人ほどの客が2階にいたという。

異変を感じたのは午前940分ごろだった。

焦げ臭いにおいが、店内に立ち込めてきた。
「ウインナーが焼けているような……。

店のメニューにあるので、最初はそのにおいかなと思った」。

しかし、外から漂ってきているとすぐに気づいた。

気になった男性は、道頓堀川に面した南側の勝手口から外の様子をうかがった。

勝手口付近には、各フロアの空調からつながった室外機がビルの壁面や地面に複数設置されていた。

周囲には普段から、たばこの吸い殻などのごみも散乱していたという。

ただ、この時は不自然な点は感じず、においの原因も分からなかった。

店に戻ったが、5分ほどたつと焦げ臭いにおいはさらに増した。

再び勝手口に行くと、地面に置かれた室外機とその付近で1メートルを超える火柱が立っていた。

「火事や!」

男性はすぐに他の従業員に「急いでお客さんを外に出して」と呼び掛けた。

自分は約30メートル先にある交番に駆け込んで火事を知らせ、再び店に駆け戻った。

店の固定電話から119番し、2階の客を火の手が及んでいない北側の入り口に誘導した。

全ての客と従業員の避難を確認した後で男性はもう一度店内に戻り、取り残された人がいないかトイレなどを見て回った。

室外機付近の炎を確認してから、5分ほどの出来事だった。

男性が屋外に避難してビルを見ると、炎はあっという間に建物全体を包み、東側の7階建てビルにも燃え移った。

自身が働く店の中は、黒煙が立ち込めていた。

https://mainichi.jp/articles/20250822/k00/00m/040/228000c?cx_testId=0&cx_testVariant=cx_0&cx_artPos=2#cxrecs_s  

 

 

 

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20257241837分にYAHOOニュース(高知放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高知海上保安部は、巡視船「とさ」が備えるべき救命胴衣を約15か月間にわたり備え付けないまま航行していたと発表しました。

救命胴衣が備えられていなかったのは、高知海上保安部の巡視船「とさ」です。

高知海上保安部によりますと、巡視船「とさ」の航海区域が遠洋から近海に変わったことで、職員が船舶の火災や沈没などで船外に脱出する際に着用する特殊な救命胴衣45着が不要になったと思い込み、去年2月に船から下ろして廃棄しました。

また、法定備品に変更があった際に船舶安全法に基づいて受けるべき臨時の検査も受けていなかったということです。

船舶救命設備規則では近海の航行でもこの救命胴衣は必要で、 巡視船「とさ」は去年2月から今年7月中旬まで規則に違反する装備のまま航行を続けていました。

今回の件について今後、上部組織の第五管区海上保安本部警備救難部・刑事課が船舶安全法違反で捜査するということで、高知海上保安部の佐藤部長は「法執行機関である当部の巡視船が法定備品を備え付けないまま航行していたことは国民の信頼を損ねるものであり誠に遺憾だ。今後このようなことが起こらないよう所属職員への指導を徹底する」とのコメントを出しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c876c07e9201e823a459e849aa6711ec69a1359

 

 

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2025724838分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛媛県新居浜市消防本部南消防署の救急車が5月、患者を搬送中にガソリンが少なくなり、別の救急車に患者と救急隊員を乗せ替えて病院に搬送していたことがわかった。

搬送に遅れが出たが、患者の容体に影響はなかったという。

消防の担当者は読売新聞の取材に、市消防本部の全消防署員に再発防止の注意喚起をしたと明かし、「早め早めに給油すべきで、認識が甘かった」と述べた。

消防の担当者によると、市消防本部に5月22日午後4時30分頃、患者搬送の119番があり、他の現場で業務を終えて南消防署に戻る途中だった救急車が対応。

患者を乗せ、救急隊員が容体を確認しながら搬送先を探したが、すぐに見つからなかった。

約40分後、救急車のガソリン残量が少なくなり、警告ランプが点灯していることに気づき、代わりの救急車の出動を要請した。

南消防署から2台目の救急車と、ガソリン入りの携行缶を積んだ資機材運搬用の軽トラックが出動。

患者を2台目に乗せ替え、救急隊員も乗り込んで病院に搬送した。

1台目は携行缶から給油した後、ガソリンスタンドにも立ち寄って南消防署に戻ったという。

ガソリン不足に陥った救急車は、この日、午前中から出動が相次いだが、午後1時40分頃から1時間ほど南消防署で待機していた。

消防の担当者は「待機中にガソリンを入れる時間があった」と語った。

総務省消防庁救急企画室の担当者は「人命を預かる救急車のガス欠は致命的な問題」と指摘。

救急車は装備が多くて車両が重いことなどから燃費が悪いことに触れ、「車両管理を徹底すべきだった。注意喚起にとどまらず、出動前に複数の隊員でチェックするなどの具体的対策が有効ではないか」と対応を求めた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250723-OYT1T50186/

 

7241543分にYAHOOニュース(南海放送)からは、燃料半分で給油する規則だったが、相次ぐ出動の中、どの時点で半分になっていたかは把握していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新居浜市消防本部によりますと522日の夕方、119番通報で出動した南消防署の救急車が患者を乗せて病院に向かっていたところ、搬送先が見つからないままおよそ40分経過したところで、ガソリンの残量が少なくなっていることを示す警告ランプが点灯しているのに気づいたということです。

そのため別の救急車の出動を要請し、患者を乗せ換えて市内の病院に搬送、患者の容体に影響はなかったということです。

新居浜市消防本部は、ガソリンの残量が半分になると給油する規則を設けているということです。

この日は救急出動が相次いでいたということですが、どの時点で半分以下になっていたか残量を把握していませんでした。

消防本部は今回の事案を受け、救急車の燃料の残量確認や燃料が少ない場合の速やかな給油など職員に注意喚起の通知を出し、再発防止に努めるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac3da4fcc2923bd4976cf9e50a2486346a46949a

 

 

 

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2025741633分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛媛県松前町にある警察学校で3日、射撃の訓練をしていた女性警察官2人が同時に太ももに痛みを訴えました。

跳弾が当たったとみられています。

警察が4日に発表しました。 事故があったのは、

松前町にある愛媛県警の警察学校の射撃場です。

警察によりますと3日午後3時40分頃、県内の警察署に勤務する10代と20代の女性巡査が訓練で標的に向けた実弾の発射訓練中、2人がほぼ同時に太ももに痛みを訴えました。

2人の近くには跳ね返ったとみられる実弾があったということです。

調査の結果、10代の巡査が撃った実弾が跳ね、20代の巡査の右太ももに当たったあと、さらに跳ね返って10代の巡査の左太ももに当たったとみられています。

2人とも弾の当たった場所が少し赤く腫れた程度で、出血や衣服の破損はなく、本人たちの申し出で病院での受診も行われていません。

愛媛県警は「訓練の内容や設備に問題はなく、安全管理は適切に行われていた」と説明。

再発防止のため、跳弾が発生した可能性がある場所の特定や原因を調べています。

この射撃場は鉄筋コンクリート造りの平屋建て。

2008年に建て替えられて以降、跳弾が人に当たったのは、初めてということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b49a0de316f0704e8952e8215723dbaf1ea3ff52

 

 

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20256301045分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が訓練デモの写真付きでネット配信されていた。

ダスキンは30日、地震などで倒壊した家屋を再現した訓練設備のレンタル事業を始めた。

防災訓練を行う自治体などに売り込む。

訓練設備は東京の防災コンサルティング会社「減災ソリューションズ」(加古嘉信社長)が開発。

2016年の熊本地震などを参考に、1階が崩れて人が閉じ込められる2階建ての木造家屋を再現した。

トラックで搬送できるのも特徴。

両社は27日に大阪府吹田市で相互協力協定を結んだ。

訓練のデモンストレーションが披露され、ノコギリを使って2階の床などに穴を開け、1階に閉じ込められている被災者を救出した。

ダスキンは22年夏から、災害発生時に避難所を設営したり、物資を貸し出ししたりする防災サポートサービス事業を展開。

24年元日の能登半島地震で、石川県の子会社の従業員が倒壊した自宅で亡くなったことが、今回のレンタル事業のきっかけという。

ダスキンの大久保社長は、「両社の強みを生かして地域防災の実現に向けたサービスを展開し、提供価値の向上を図る」などと語った。

レンタル料金は12日で44万円から。

https://mainichi.jp/articles/20250630/k00/00m/040/040000c

 

 

 

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20256181447分にTBS NEWS から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午後0時半ごろ、東京・小金井市東町の木造2階建て住宅で「煙が出ている」と近くに住む男性から通報がありました。

火はおよそ3時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で住民の50代男性1人がやけどをしたほか、消火活動にあたっていた消防隊員3人と消防団員1人のあわせて4人が熱中症とみられる症状を訴え、病院に運ばれました。

4人は炎や煙を防ぐ防火衣を着ていたということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1986395?display=1

 

6181828分に東京新聞からは、都心の最高気温は34.4℃だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午後0時半ごろ、小金井市内で住宅火災が発生。

消火活動にあたった消防隊員3人と消防団員1人、計4人の男性が搬送された。

この4人とは別に18日午後3時現在で、熱中症の疑いで1594歳の男女57人を救急搬送した。
うち90歳以上の男性1人が重篤な症状となっている。

関東地方は18日も太平洋高気圧に覆われ、梅雨明けしたかのような厳しい暑さが続いた。

群馬県桐生市で気温が36.5度まで上がるなど、内陸部を中心に連日の猛暑日(最高気温35度以上)となる所が続出した。

各地の最高気温は、神奈川県海老名市で36.4度、栃木県佐野市と茨城県大子(だいご)町で36.2度、東京都府中市で36度、埼玉県熊谷市で35.8度、東京都心で34.4度、千葉県船橋市で34.3度など。

平年を610度ほど上回る所が目立った。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/412565

 

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202541562分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火災ではやけど、煙の吸い込みで命を落とすこともある。

そんな危険から、人々を守る「防火戸」を知っているだろうか。

実は、避難方向に迷ったときの“助け”にもなるという。

 【画像】通れるのを知っている?大きな防火扉の「くぐり戸」

詳しい役割や作動したらするべき行動を、東京消防庁の担当者に教えてもらった。

 

■避難までの“時間稼ぎ”をする

そもそも、防火戸は「防火扉(ドア)」や「防火シャッター」をまとめた呼称だ。

通常の扉やシャッターより、素材や構造で耐火性能などを強化していて、最低でも20分、製品によっては1時間、炎や煙を遮るそう。

火災が広がることを防ぎつつ、安全な場所に避難するまでの“時間稼ぎ”もするのだ。

マンションや商業施設など、人々の出入りが多い場所に設置されていることが多いという。

「なぜ扉とシャッターがあるのかというと、広い通路を扉でふさごうとすると、大きくて重くなるんですね。
広い場所は防火シャッターがある。
階段の近くなど、狭い場所は防火扉があるとイメージしてもらえればと思います」

防火扉や防火シャッターは、熱や煙を感知すると自動で作動するものが多い。

一般の人が動かすことは少ないが、作動したら知っておいてほしいポイントもあるという。

まず、防火扉は「閉まっていても開けられる」こと。

基本的に鍵はついていないので、作動後も動かせることを、知らない人が多いそうだ。

大きな防火扉だと重そうに見えるが、一部が「くぐり戸」という小さな扉になっていて、そこから出入りできる。

自動的に閉まるので、閉め忘れの心配もないという。

「大きな鉄の扉が出現したような感じに見えてしまうことがありますが、焦らずに通って避難してもらえればと思います」

 

■防火シャッターが作動しても慌てない

一方、防火シャッターは「作動中に下をくぐらない」ことを徹底してほしい。

最近の製品には、シャッターが人や物に接触すると停止する「危害防止装置」が搭載されているが、古い製品では挟まれたりして事故につながる可能性もあるという。

「防火シャッターは閉鎖すると開けることは困難になります。
ただ、基本的には近くに通れる扉が併設されているので、避難経路に進みたいなら周りを探してみてください」

防火シャッターの近くには、防火扉も併設されていることが多いので、慌てずに。

見当たらない場合は、近くに緑色の「誘導灯」があるので、そちらに向かってほしいという。

 

■迷ったら防火戸を目指そう

そして防火戸は「避難方向のヒントになる」ことも覚えておきたい。

防火扉や防火シャッターの近くにある扉は、基本的に「押して開いた方向」に移動すると、避難経路のルートに通じるようになっているという。

「避難経路のルートにつながる防火戸には、上部などに緑色の誘導灯も設置されています。
迷った場合は『誘導灯を目指して防火戸の先へ逃げる』と考えていただければ」

しかし、火災時には思わぬ状況でパニックを起こしてしまうことがある。

例えば、防火戸はあまり目立たないので、平常時は「そこに扉などがある」と認識しにくい。

いざ火災があって作動すると「閉じ込められた」と混乱する人も多いそうだ。

「職場や住宅など、普段過ごしている建物がどうなっているか。防火戸はどこにあって、作動するとどこが閉まるのかを、イメージされるといいかもしれません」

ちょっとした意識で予防できるので、心当たりがあるなら気を付けてほしい。

火災時は避難経路がふさがれてしまったりすることも考えられる。

防火扉や防火シャッターがあるからといって油断はせず、身の安全を最優先に避難することも忘れないでおきたい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/832674af0d4f52ac61d86988b19031748b39aae2

 

 

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20253141850分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

自衛隊の松本駐屯地(長野県松本市)でレンジャー訓練中に高さ15メートルから重さ7キロの機関銃が落下。
地上にいた隊員に当たり、死亡しました。

自衛隊は原因を調べるとともに再発防止に努めるとしています。

落下した機関銃は「5.56mm機関銃MINIMI」。
長さはおよそ1メートル、重さはおよそ7キロです。

陸上自衛隊によりますと13日午後645分ごろ、松本駐屯地で、塔からロープで降りるレンジャー訓練中に隊員の持っていた機関銃がおよそ15メートル落下。

地上で安全管理をしていた2等陸曹・41歳の男性の胸に当たりました。

隊員は病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に「心損傷」で死亡しました。

訓練はヘリから地上への降下を想定したもので、隊員が塔の上で降下の準備をしていたところ、何らかの原因で機関銃を取り付けていたひもが外れ落下したとみられています。

陸上自衛隊によりますと、夜間訓練のため当時は「真っ暗」だったということです。

事故調査委員会を設置して詳しい原因を調べています。

自衛隊は「速やかに事故原因を究明し、2度とこのような事故を起こすことがないよう全力で対応していきたい』とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a02a8b045155aaa6babd657662eb33759f934b3f

 

314172分に毎日新聞からは、銃は2か所で固定し肩にかけていたが銃口側のひもが外れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

訓練は機関銃を所持したままロープを伝って降下するもので、約30人が参加。

機関銃は前後2カ所で固定されたナイロン製のひもが付いており、各隊員は肩にかけていた。

隊員の1人が訓練塔から下りる直前に何らかの原因で銃口側のひもが外れ、機関銃が落下したとみられる。

第三者の介在は確認されていないという。

https://mainichi.jp/articles/20250314/k00/00m/040/187000c

 

314188分に読売新聞からは、銃はたすき掛けにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

別の男性隊員が、機関銃についたひもをたすき掛けした状態で訓練塔(高さ15メートル)から降りた際、ひもが外れて機関銃が落下し、小林2曹の左胸に当たった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250314-OYT1T50127/

 

314132分にYAHOOニュース(長野放送)からは、銃口を下にして保持していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

陸上自衛隊によりますと、訓練中の隊員はベルトをつけて機関銃の銃口を下に保持していましたが、降下準備中に何らかの原因で銃口側のひもが外れ、機関銃が落下したということです。

どういう状況で外れたのか、降下塔では何をしていたのかなどは確認中としています。

事故当時は、30人が機関銃を保持したままロープで高さ15mの降下塔から下りる訓練をしていました。

亡くなった隊員は地上のどこにいたのかなどは確認中だということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa10220a400582d37343018b3d4a906b9e56ed66 

 

 

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20252251919分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年12月10日の午前5時前、下呂市萩原町の国道で救急車が道路脇に衝突して炎上し、医師と看護師、救急隊員のあわせて3人がけがをしました。

下呂市消防本部によりますと、救急車は下呂市の病院から転院する患者を約50キロ離れた高山市の病院に搬送して戻る途中で、運転していた職員は前日の朝に出勤したあと、出動が重なって、仮眠がほとんど取れず、注意力が散漫になっていたということです。

このため、市は再発防止策として、2月から救急車の運転員を原則、2人体制にして交代で休憩をとれるようにしています。

また、こうした体制をすべての消防署で確保できるよう、職員の定員を4人増やして、97人とする条例の改正案を25日に開会した市議会に提出しました。

下呂市では脳神経外科の常勤の専門医が4年前にいなくなったことなどから、去年は市外への救急搬送が566件とその10年前の2倍以上に増えています。

下呂市消防本部は「2度と同様の事故が起きないよう、今後も職員の負担軽減など再発防止策に努め、市民の安心安全のためにまい進します」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20250225/3080015297.html

 

昨年20241213210分にFNNプライムオンライン(東海テレビ)からは、事故時の状況などが下記趣旨でネット配信されていた。

岐阜県下呂市の国道41号で1210日早朝、救急車がガードパイプに衝突して炎上し、乗っていた救急隊員など男女3人がケガをしました。

運転していた29歳の隊員はほぼ仮眠なしで20時間連続の勤務をしていて、背景に「医師不足」を指摘する声があがっています。

 

救急車が黒コゲに早朝の国道で救急車が事故を起こし炎上

1210日午前5時前、下呂市萩原町上呂の国道41号で、市の中消防署の救急車がガードパイプに衝突し、激しい炎を上げて燃えました。

現場のガードパイプには今でもはっきりと焼け焦げた跡が残っています。

患者は乗っていませんでしたが、救急隊員ら6人のうち、助手席にいた救急隊長で34歳の男性、31歳の男性医師、51歳の女性看護師の3人が、足や肩を打撲するケガをしました。

目撃した人:
「火はだいぶ高く上がっていたと思います。23mぐらいですかね。ケガをされたお医師さんたちが震えていたので、家から温かいコーヒーを持ってきて飲んでもらって。」

 

運転していた隊員は「ほぼ仮眠なし」で「約100キロの運転」

警察が過失運転致傷などの疑いを視野に捜査していますが、事故から3日が経ち、経緯もわかってきました。

下呂市消防本部によると、救急車を運転していたのは29歳の男性隊員でした。

前日の午前8時半から24時間の勤務に入り、深夜の0時半から朝7時までは仮眠をとる予定でした。

しかし、仮眠時間に入った直後の午前050分に出動要請が入り、心疾患の男性患者(57)の自宅へ急行。

一旦、市内の下呂温泉病院へ搬送したものの、症状が重くて対応できず、およそ50キロ離れた高山赤十字病院まで転院させることになりました。

事故が起きたのは、そこから下呂市内へ戻ってきたところ。

ほぼ仮眠なし、20時間連続勤務の隊員による運転でした。

下呂市消防本部の遠藤消防長:
「こういった夜間における長距離の救急搬送は数年前からずっとありまして、それを知りながらほかっておいたわれわれ管理職の責任は大きいと思っております。仮眠も取れずに休憩もできずに、そのまま業務にあたった。救急隊員が3人乗っていたわけですけども、3人についてはみんな同じで、みんな寝ていない。」

 

市議が議会で指摘した「地域の医師不足」の声

13日に開かれた下呂市議会で、市議が事故について発言しました。

鷲見市議:
「今回の事故は、医師不足により下呂温泉病院の機能が十分発揮されず、市外への転院搬送が増え、隊員の負担が増していることも一因のようです。」

事故の背景に、地域の医師不足があると指摘の声が上がりました。

下呂市消防本部の遠藤消防長:
「重症度が高いものは、市外の3次救急医療機関である高山赤十字病院や中濃厚生病院。現場到着から病院収容までに要する平均時間は約34.4分となっております。」

下呂市では、深夜の連続出動を抑える対策や、転院先の病院から戻るなど今回の事故と同様のケースがあった場合には30分おきの休憩を義務化するなど、再発防止策を早急に検討するとしています。

https://www.fnn.jp/articles/-/801821 

 

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〇想定の2倍の量の火薬を使った理由については、調べた範囲では情報は見つからなかった。

2021年の同種事例(火薬の量を間違えて迫撃砲の弾が演習場の外に飛び出した)については本ブログでも紹介スミ。
当該事例の対応としては、砲弾の火薬量を事前に減らし最大4kmしか飛ばない状態で搬入するなどと報じられていた。
 https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11992/ 


以下は今回情報の元記事。

2025241752分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

陸上自衛隊は、3日午後、滋賀県にある演習場で、訓練中に発射した砲弾1発の落下場所が確認できていないと4日、発表しました。

想定よりも2倍の量の火薬を使用して発射したということで、演習場の外に落下した可能性も否定できないとして、確認を進めています。

陸上自衛隊によりますと、3日午後2時40分ごろ、滋賀県高島市にある饗庭野演習場で、訓練中に発射した砲弾のうち1発が目標地点を外れて、落下場所が確認できていないということです。

砲弾は、射程が20キロ以上ある「155ミリりゅう弾」で、演習場の外の山林に落下した可能性も否定できないとしています。

訓練は、岡山県にある日本原駐屯地に所属する中部方面特科連隊が行い、演習場の東側からおよそ4キロ先の西側の目標地点に向けて発射していたということです。

訓練を撮影した映像などから、発射の際に使用した火薬の量が想定の2倍だったことが確認できたということで、飛距離が伸びた可能性があるとしています。

また、今回の訓練で使用した砲弾は、地面に落下した時に爆発する設定でしたが、実際に爆発したかどうかは確認できていないということです。

これまでのところ、けが人など被害に関する情報は入っていないということです。

陸上自衛隊はこの演習場での射撃を中止し、関係自治体に説明するとともに、数百人態勢で砲弾の捜索を行っています。

饗庭野演習場は、高島市役所から北西に5キロ余り離れた広さおよそ2400ヘクタールの演習場で、2018年と2021年には迫撃砲の射撃訓練中に砲弾が演習場の外に落下する事故が起きています。

今回の訓練を管轄する陸上自衛隊中部方面隊の小林総監は「このような事案が起きてしまい、国民の皆様にご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありません。同様の事案の再発防止に努めてきたところですが、今後、このようなことがないよう抜本的な再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

 

【防衛省報道官「極めて深刻に受け止め」】

防衛省の安居院報道官は記者会見で「これまでのところ、部外から被害の連絡はないが、地元の皆さまにご心配をおかけしていることを、大変、申し訳なく思っている」と述べ、陳謝しました。

そのうえで「同じような事案の再発防止に努めてきた中で、このような事案が起き、何らかの不十分な点があったと認識しており、極めて深刻に受け止めている。原因を究明して、再発防止を徹底していく」と述べました。

 

【饗庭野演習場とは】

饗庭野演習場は、近畿や中国地方などを管轄する陸上自衛隊中部方面隊の管内では唯一、大型の砲弾の射撃訓練ができる演習場です。

頻繁に射撃訓練が行われ、高島市がホームページに掲載している訓練予定では、先週から今週にかけてほぼ毎日、射撃訓練が行われる予定になっていました。

一方で、東西の直線距離は8キロほどと、北海道などの演習場と比べると手狭で、演習場の外に実弾が落下する事故がこれまでに2回、起きています。

このうち2018年11月には、迫撃砲の弾1発が演習場の外を通る国道付近に落下し、衝撃で飛び散ったアスファルトなどの破片が車にぶつかり、窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。

また、2021年6月にも、迫撃砲の射撃訓練中に砲弾1発が演習場の外に飛び、国道を越えて道路工事現場の近くに落下しました。

この事故について、陸上自衛隊は、確認が不十分なまま本来より火薬の量が多い弾薬を使ったのが原因だとする調査結果を公表し、再発防止のため安全教育の徹底を図るとしています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250204/2000091337.html  

 

(2025年7月27日 修正1 ;追記)

20257261915分にYAHOOニュース(時事通信)からは、準備係は装填係に火薬を渡した後は手ぶらでしゃがむ手順だったが次の発射に備え火薬を持って立っていたので装填係は未装填と勘違いし2つ目の火薬を装填したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

陸上自衛隊饗庭野演習場(滋賀県高島市)で2月、実弾射撃訓練中に砲弾1発が行方不明となった事故で、陸自は26日、隊員の勘違いや確認不足などにより、通常の2倍の火薬を挿入したことが原因とする調査結果を公表した。  

陸自は同日、県と市に経緯と再発防止策を説明し、謝罪した。  

事故は23日に発生。

日本原駐屯地(岡山県奈義町)の部隊が同演習場で訓練中、155ミリりゅう弾砲1発が約4キロ先の的周辺に着弾せず、行方不明となった。

陸自が演習場内の地中で発見された金属片を分析した結果、今月11日に不明弾の一部と特定された。

調査結果によると、訓練で火薬の準備係の隊員は、火薬を挿入係の隊員に渡した後は何も持たずにしゃがむ手順だったが、実際には次の発射に備えて新たな火薬を持ち、立っていた。

このため挿入係は火薬を挿入していたのにしていないと思い込み、砲身内を確認せずに二つ目の火薬を挿入した。  

現場を指揮する砲班長は2人の動作を確認せずに射撃を命令。

火薬の量が2倍になったことで、砲弾は的からさらに約2キロ先に着弾したとみられる。

隊員らの動きをチェックする安全係もミスを見落としていた。

陸自は砲弾と火薬の配置を見直すなどの再発防止策を取り、近く関係者らの懲戒処分を行う方針。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/67e074f0835d59211b2867705c54506a920a30db

 

726190分に産経新聞からは、装填未了と勘違いした隊員が準備係?に装薬を要求した、今後は弾と装薬を1つずつセットで置くようにするなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

陸自によると、訓練は中部方面特科連隊第3大隊(岡山県)が実施。

火薬が詰まった「装薬」を砲身に入れる隊員が、装塡(そうてん)を終えていないと勘違いして別の隊員に装薬を要求した。

その結果、本来は1つだけ使うはずの装薬が2つ入った状態で発射され、着弾予定地点を大きく越えた。

陸自は射撃訓練時に、弾と装薬を1つずつセットで置くよう運用を改め、誤装塡がないようにするなどの再発防止策を取るとしている。

https://www.sankei.com/article/20250726-7XWPQ4W6INJHPLDTCMAQ3JRSGI/

 

 


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先日、「ライブ119」の使い方情報を本ブログで紹介したばかり。
「ライブ118」の使い方も「ライブ119」と同じだ。

以下は元記事。

20251181333分にYAHOOニュース(時事通信 )から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海上保安庁は18日、海の事件や事故を海保に知らせる「118番」通報を受けた際、通報者がスマートフォンで撮影した動画を受信したり、救命救急に必要な動画を通報者に送信したりできるシステムの運用を開始した。  

ただ、118番は間違いや無言電話が99%を占めており、認知度アップが課題となっている。  

システムの名称は「Live(ライブ)118」。

通報を受けた後、海保から通報者にURLをショートメッセージで送り、専用サイトにアクセスしてもらう仕組みで、送信する動画は、やけどの手当や止血、気道異物除去など9種類ある。

担当者は「救命率の向上につなげたい」と意気込む。  

運用開始に先立ち、本庁で行われた訓練では、プレジャーボート上で急病人が発生したとの想定で、通報者から急病人の様子を撮った動画を受け取る一方、心肺蘇生法を解説した動画を送り、「正しく圧迫できています」などと呼び掛けていた。  

118番は、海難事故での迅速な救助につなげるほか、社会問題となっていた密航や密輸、不審船の情報提供を募ろうと、20005月にスタートした。

ただ、有効な架電件数は年間5000件程度と横ばいの一方、非有効件数は毎年全体のおよそ99%を占めている。

24年は、有効が4792件に対し、非有効は約395000件に上った。  

時報の「117」や、消費者ホットライン「188」との混同が一因とみられるが、詳しい原因は不明で、担当者は「認知度アップに努めるしかない」。

海保は、毎年118日を「118番の日」と定め、各地で周知活動に取り組んでいる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4c542dbb135322a7e86b03dc17a400291c5dc7a

 

 

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20251171755分に中国放送から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

広島県江田島市の海上自衛隊の射撃場で17日、爆破訓練の最中に林に火が燃え移った可能性のある火事があり、付近の山林に延焼しています。

警察と消防によりますと 17日午前940分ごろ、広島県江田島市江田島町津久茂の山林で「山手から炎が見える」と通報がありました。

海上自衛隊第一術科学校によりますと、午前9時半ごろ、長浜射撃場で隊員が、機雷の除去をする想定で少量の爆薬を用いて爆破をする訓練をしていたところ、山林に火が燃え移った可能性があるということです。

現在、詳細を調査しているとしています。

消防によりますと、日中は約20台の消防車やヘリコプターが消火活動にあたりましたが、火の勢いはおさまっていないということです。

日没後は隊員の安全が確保できないとして、山に入っての消火活動は18日午前8時から再開する予定です。

ただ、民家などへ延焼する可能性がある場合には、夜間でも消火活動を行うということです。

ヘリコプターでの消火活動も夜間は取りやめるとしています。

広島県の危機管理課によりますと、湯崎知事が午後0時半に自衛隊に災害派遣を要請しました。

日中には自衛隊や県のヘリコプターも上空から消火活動をおこないました。

江田島市によりますと、山火事の延焼を受け、自主避難を受け入れるために現在、江田島町の宮ノ原交流プラザに避難所を開設しています。

また、現場の山に近い特別養護老人ホームの約150人が、市内の別の施設に避難しています。

これまでにけが人の情報は入っていません。

海上自衛隊第一術科学校長の小杉海将補は「火災発生についてご迷惑をお掛けした江田島市民および関係者に対し、大変申し訳なく思っています。原因究明を行うと共に再発防止に努めていきます」とコメントしています。

※海上自衛隊第一術科学校は、使用していた爆薬について当初ダイナマイトと発表していましたが、ダイナマイトではないことが判明したと発表しました。
記事内容を修正しています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1672840?display=1

 

 

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「ライブ119」は119番通報時、消防が必要と判断した場合にはスマホ保有の有無を尋ねられ、持っていると答えればショートメールが送られてくるので、それを開いてメッセージ通りに操作する。
詳細は東京消防庁HPの下記記事参照。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/119/live119.html 
今年1月20日に放映されたフジテレビのドラマ「エマージェンシーコール」でも、その手順どおりに進められる場面があった。

以下は元記事。

202511419時42分にYAHOOニュース(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月、山形市で起きた車両火災が発生した交通事故で、その場を通りかかり救護活動を行った3人に、きょう、山形市消防本部から感謝状が贈られました。

 【写真を見る】車両火災での ”とっさの判断”と”世代を超えた連携” 負傷者を救護した「半歩の勇気」(山形)

3人のとっさの行動とは。

山形市消防本部から感謝状が贈られたのは、山形明正高校3年の佐藤さん(男性、18歳)と 安孫子さん(男性、17歳)、そして山形市の会社員、井上さん(男性、55歳)の3人です。

3人は去年123日の午前820分ごろ、山形市白山で起きた車2台が絡む事故で、救護活動を行いました。

井上さん:
「いきなりドーンという音が後ろから聞こえたので、振り向いたら、交差点で車が衝突したらしくて、(車)1台は炎上していて、これはまずいと思って」

事故当時、徒歩で通勤途中だった井上さん。

すぐに乗っている人を確認するために車へ駆け寄り、その場に居合わせた通学途中の佐藤さんや安孫子さんも加わって、車に乗っていた幼児に服をかけてあたためるなどして、救護活動を行いました。

 

■世代を超えた「連携」

井上さん:
「使い方がよく分からなかったので、一応彼らに聞いて、そしたらちゃんと作動して・・・」

スマートフォンに不慣れだという井上さん。

現場の様子を確認するために、消防から状況をリアルタイムで消防に送る映像伝送サービス「Live(ライブ)119(いちいちきゅう)」を使うよう指示を受けましたが、そこで手助けをしたのが、佐藤さんでした。

佐藤さん:
Live119の特集を見たことがあってそれが頭にあったので、あの時もそんなに慌てずにカメラを作動できたのかなと思います」

安孫子さん:
「結構、寒くて、小さい子なんかは泣いていたりしていたので、少しでもお手伝いすることができました」

 

■「半歩の勇気を持って」

幸いにも車に乗っていた4人は軽傷で済みましたが、炎上した車はその後、全焼。

山形市消防本部は、一歩遅ければ、乗っていた人が火災に巻き込まれていた可能性もあったとして、3人の行動をたたえました。

井上さん:
「その半歩の勇気を持って、大きい一歩である必要はないので、1センチでも1ミリでもいいので、小さい半歩を大事にしてほしいなと」

https://news.yahoo.co.jp/articles/56f1565e9442f468f948cb23a52fa3addd5528af

 

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20241124日14時29分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

茨城県大洗町は、町中心部で導入の準備を進めていたAI(人工知能)搭載のカメラによる火災監視システムの試験運用を開始し、14日、報道陣に公開した。

24時間稼働で火災の発生を迅速に捉え、迅速な消火活動につなげるのが狙いで、来年1月に本格運用を始めるという。

町などによると、AIによる火災検知システムの導入は県内自治体では初。

消防本部に火災のライブ映像が直接送信されるシステムの導入では全国初という。

カメラは先月、町役場に近い町消防本部の訓練塔の最上部(高さ約18メートル)に設置された。

半径800メートルの範囲を360度撮影でき、高さ30センチほどの炎や煙でも認識できるのが特長。

AIが炎や煙を検知すると、町消防本部のモニターにライブ映像と地図上の位置が表示される。

導入費は1500万円。

この日、式典後に行われたデモンストレーションでは、消防本部の敷地でたいた発煙筒の煙をカメラが感知。

すると、クローズアップした映像が消防本部のモニターに表示され、警報音が鳴り響いた。

町内では、夜間に留守宅や空き家などが火元となって近隣に被害が広がるケースが起きている。

2018年には一度に6軒が、21年には8軒が、それぞれ焼ける火災があった。

システムの本格運用に向け、国井町長は「人口が減少する中、AIを活用して地域を見守る取り組みの意義は大きい。住民や観光客の安全安心をさらに高めることができる」と話す。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20241114-OYT1T50176/ 

 

 

 

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20241161223分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大牟田市消防本部(福岡県)は5日、救急用薬剤「アドレナリン」を一時紛失し、点検を怠ったとして、同本部警防課の消防司令補の男性を同日付で戒告の懲戒処分にした。

発表によると、救急救命士でもある消防司令補は10月23日夜、アドレナリン容器(1ミリ・リットル入り)3本を収納したポーチをウエストバッグに入れて、急病者の搬送に出動。

その際、ポーチを落とした。

消防司令補はその後も出勤していたが、始業時と退勤時の点検を怠っていたため、紛失に気付いたのは29日だった。

搬送した急病者の家人に確認したところ、急病者方の近くの溝でポーチを見つけ保管していたことが分かった。

未使用の状態で回収したという。

桑畑消防長は「今後は再発防止を徹底し、信頼回復に向け業務に精励していく」とおわびした。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20241106-OYTNT50065/

 

1152234分にNHK福岡からは、今後は必要と判断された場合のみ現場に携行するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防本部では、業務終了後にはアドレナリンを専用の保管庫で保管し、業務開始時と終了後に点検することになっていますが、職員はこの確認を怠っていたということです。

6日後の10月29日に紛失に気付き、出動先を探したところ、この家の住民が道路の側溝に落ちていたポーチを拾い、保管していることが分かり、その日のうちに3本すべてを回収しました。

消防本部では今後は業務中はアドレナリンを救急車内の鍵付きの収納庫で保管し、必要と判断された場合のみ、現場に携行するなど再発防止に努めるということです。

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20241105/5010026113.html

 

(ブログ者コメント)

上記事例の情報調査中、今年だけで同様な事例2件が報じられていた。

20240830 1032分 十日町タウン情報)

 ※包装状態アドレナリンの写真付き

十日町地域消防署南分署で、救急車に積載する救急用薬剤「アドレナリン」1本が紛失したことが29日(木)に分かりました。

消防本部では薬剤を発見した際は、開封せずに本部警防課救急室まで連絡するよう呼び掛けています。

消防本部によりますと、826日(月)の午前930分、南分署の救急自動車点検のときに、通常10本積載している「アドレナリン注0.1%シリンジ(1ml)」が9本しかないことが分かり、薬剤管理表や資機材在庫状況から1本紛失していることが確認されました。

消防では現在も捜索していますが、発見には至っていません。

アドレナリンは医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律で劇薬に指定されていて、救急車積載数を毎朝点検するとともに、心肺停止事案等の出動後にも確認することとされています。

・・・

https://tokamachi.yukiguni.town/l-news/210190.html  

 

2024815() 1958分 TBS NEWS ;中国放送)

東広島市消防局は15日、救急車に保管されていた劇薬「アドレナリン」を紛失したと発表しました。

紛失が確認されたのは、東広島消防署東分署の救急車内に保管していた救急用薬剤「アドレナリン」1本です。

市消防によりますと、14日の点検時に6本あるはずの「アドレナリン注 0.1%シリンジ(1ml)」が5本しかないことに気付き、在庫を確認したところ、1本の紛失が発覚したということです。

アドレナリンは、心肺停止状態の患者に使用する薬剤で、「劇薬」に指定されています。

市消防によりますと、アドレナリンは、救急車内のカギが付いた棚に保管されていました。

722日に2本使用した後、補充をしたことまでは確認できているということですが、それ以降、毎朝行う点検で薬剤の本数を数えておらず、いつ紛失したのかは分かっていないということです。

市消防は15日に東広島警察署に紛失届を提出するとともに、管内の救急車の薬剤保管状況を緊急点検。

ほかの救急車から同様の紛失は確認されていないとしています。

・・・

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1361380?display=1 

 

 

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202466日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13911/

 

(2024年10月24日 修正3 ;追記)

2024101682分にYAHOOニュース(東洋経済オンライン:軍事ジャーナリストの寄稿文)からは、ヘルメットの頭頂部を爆発方向に向けるよう指導していなかったのではないか、今もって旧式の手榴弾を使っていることも問題だなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

7月に出た報告書では、2曹が手榴弾の破片が飛び散る際の軌道や防護の体勢を正しく認識しておらず、指揮官も指導していなかったことが原因と結論づけた。

だが、述べられている対策ではさらなる事故が起こる可能性がある。

・・・

報告書には触れていない事実が存在する。

掩体壕に隠れても、破片は放物線を描いて飛んでくるので被弾する。

このため他国の軍隊では手榴弾の投擲訓練では掩体壕に隠れるだけではなく、退避壕の中でもヘルメットの頭頂部を手榴弾の爆発する方向に向けることによって頭部、顔面、頸部を保護する。

これを行っていれば、件の2曹の被弾は顔面と頸部だったので防げたはずだ。

これは必ずしも遮蔽物がない実戦でも有用な防御方法だ。

だが、このような指導を陸自では行ってこなかった。

陸自では教範を見直すといっているが、現状どうなるは不明だ。

この事故で使用されたのは、米軍でも使用されていたM26破片型手榴弾だ。

M2650年代に開発され米軍で採用された。

陸自では昭和62年度から豊和工業が製造したものを調達しているが、現在では調達されていない。

米軍はすでに、その後継のM67手榴弾を採用して、M26は現在では使用されていない。

M26は全方位に、一定範囲で均一に軽量な破片が飛び散るように設計されている。

軽量な破片は空気抵抗で急速に速度低下するので、投擲者は爆発から充分な距離を保つことができて安全が確保されるように設計されている。

これは、その前に使用されていたMk2に問題があったから改良された結果だ。

だが陸自ではそのもっと旧式なMk2を大量に保有し、訓練でも使用している。

これは極めて危険だ。

Mk2手榴弾は陸自では「MK2破片手榴弾」の名称で採用され、その形状から通常パイナップルと呼ばれている。

一般の人間がイメージする手榴弾だ。

アメリカ軍では第1次世界大戦の直後に採用されて、第2次世界大戦でも使用された。

1950年代にM26手榴弾が開発された後もベトナム戦争でも使用されたが、危険であるために米軍ではベトナム戦争後に使用を停止した。

・・・

ところが先述のように、陸自ではその危険な手榴弾を大量に保有し、現役に留めている。

しかも製造は60年以上は前であり、炸薬や信管も劣化している可能性がある。

その意味でも危険であり、本来処分すべき代物だ。

今後、手榴弾投擲訓練でこれを使用し続けるならば、さらなる被害者が出る可能性がある。

また掩体壕がない実戦において隊員が死傷する可能性も高くなる。

・・・

しかも面妖なのは、陸幕広報によるとMk2は米国製だけでなく国内でも製造されたが、ライセンス生産かどうか、わからず、M26もライセンス生産ではないという。

ライセンス生産とはメーカーの同意を得て、設計図や仕様書を得、使用料を払って生産するものだ。

陸自のMk2M26は単にコピーしたものである可能性がある。

そうであればオリジナルより劣っている可能性がある。

それが今回の事故の原因に影響している可能性も否定できない。

Mk2は全部廃棄処分にして、新型の手榴弾を導入し、米軍や諸外国の教範を研究して安全対策を抜本的に見直す必要がある。

同様にM26も廃棄し、相互運用互換性の面からは米軍と同じM67破片手榴弾、あるいは同等のものの採用が求められる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa22b9fd8e9a4c9b57164ebd3d405cade658e5ee 



 
(2025年6月27日 修正4 ;追記)

20256261744分にYAHOOニュース(テレビ山梨)からは、起訴されていた2人の隊員は過失を認めるには難があるとして不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山梨県の北富士演習場で自衛隊員が手りゅう弾を使った訓練中に死亡した事故で、甲府地検は書類送検された隊員2人を嫌疑不十分で不起訴処分としました。


 【写真を見る】「過失を認めるには難がある」手りゅう弾の訓練中に破片が当たり隊員死亡 監督する立場の隊員2人を不起訴 甲府地検

この事故は去年5月、陸上自衛隊・北富士演習場で行われた訓練で手りゅう弾の破片が当時29歳の男性隊員の頭にあたって死亡し、訓練を監督する立場にあった2人の隊員が業務上過失致死の疑いで書類送検されたものです。

甲府地検はきょう26日付けで2人の隊員を嫌疑不十分で不起訴としました。

不起訴の理由について甲府地検は「過失を認めるには難があるものと判断した」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbe883bc13eab98cbe4d66fda36d68c662b3b9be

 

 

 

 

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20241041940分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長年の射撃訓練で難聴を発症し、その後聴力が低下し続けたのは、国が適切な予防措置や指導を行わなかったためだとして、陸上自衛隊北部方面総監部(札幌市)所属の中村1等陸尉(男性、50歳)=北海道恵庭市=が4日、国に約9200万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こしたと明らかにした。
提訴は7月25日付。

訴状などによると、中村1尉は1993年の入隊後、2022年まで毎年射撃などの騒音を伴う業務に従事していた。

入隊時、聴力に異常はなかったが、97年から耳鳴りが始まり、21年9月には同僚の話が聞き取れないほど悪化したため、病院を受診。

国から公務災害と認定された。

記者会見した中村1尉は、公務災害と認定されていない21年より前の難聴症状について、陸自が聴力が低下した隊員に受診を促したり、十分な教育・啓発を行ったりしていなかったためだと主張。

「自覚症状が乏しい隊員も多い。訴訟を通じて若い隊員に(難聴になる危険性を)知ってほしい」と訴えた。

陸上幕僚監部広報室の話:
「係属中の訴訟に関することはお答えできない。」

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024100400997&g=soc

 

1042032分に毎日新聞からは、原告は隊員に対する年2回の精密健診を求めている、騒音業務隊員に対し遮音率の高い耳栓が支給されていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日に札幌市内で記者会見した中村さんは、「周囲でも職業性難聴を患う隊員は多い。隊員が年2回の精密な健診を受け、適切な配慮を受けられるようになってほしい」と訴えた。

訴状などによると、中村さんは1993年に入隊後、射撃訓練の衝撃音で耳鳴りを覚えはじめ、2021年に後遺障害9級相当と診断され公務災害の認定を受けた。

現在は補聴器なしでは生活が難しいというが、陸自は射撃など騒音業務を行う隊員に対し必要な検査を怠り、遮音率の高い耳栓を支給せず、被害防止の教育も不十分だとしている。

https://mainichi.jp/articles/20241004/k00/00m/040/250000c 

 

 

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202491163分にYAHOOニュース(KOREA WAVE)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ソウルのアパートや宿泊施設に設置されている緊急脱出用の「緩降機」が、正しく管理されていないことが多く、市民の多くはその使用方法さえ知らない現状が浮き彫りとなった。

特に最近、富川市(プチョンシ)のホテル火災で19人が死傷した事故後、緩降機の重要性に注目が集まっている。

緩降機は高層建築物で火災が発生した際、ロープを使用して安全に降下するための装置だが、多くの市民は普段は目にする機会が少なく、使用方法についても詳しく知らない。

緩降機が設置されていても、しばしば収納家具の奥やカーテンの後ろに隠れているなど、緊急時にすぐ取り出せない場所に保管されていることが多い。

記者が訪れたソウル市内の宿泊施設では、緩降機の保管場所がテーブルの下にあり、ホコリが積もっていた。

宿泊客の多くはその存在すら知らず、実際に使用しようとすると、ロープを取り出し、壁のフックにかけるだけで数分を要した。

火災時の「ゴールデンタイム」である7分以内に脱出することは困難なようだ。

また、緩降機のフックを窓際の固定リングに取り付ける際、長期間使用されていないためリングが緩んでおり、力を入れて回さなければしっかりと固定されなかった。

一部の市民は、法的に緩降機を設置することが義務付けられていても、実際に使用できなければ意味がないと指摘している。

消火器やAED(自動体外式除細動器)と同様に、学校や職場での緩降機使用訓練の機会が必要だとの声も上がっている。

専門家は、緩降機を利用する際にはいくつかの重要なステップがあることを強調している。

使用前には支柱がしっかりと固定されているか確認し、降下中には腕を上げずに体を支えるようにする必要があると警告している。

また、緩降機は常に目立つ場所に設置し、緊急時に迅速に取り出せるよう管理されるべきだとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e448cfe72f145898832f6bdb8f651cc6241335b

 

(ブログ者コメント)

〇数えたことはないが、おそらくブログ者はこれまで100軒以上のホテルに泊まっている。

しかし、ベランダに下の階に降りる非常口があるのを目にしたことはあるが、緩降機に意識が向いた記憶はない。

室内にあれば、邪魔だなあ・・・とか、これは何だ?という気になると思うので、室内には設置されていなかったのかもしれないが・・・。

〇そこで緩降機とはいかなるものか調べたところ、以下の記事が見つかった。

御参考まで。

2023329日 NHK首都圏;多数の写真付き)

みなさん、ちょっと思い出してください。

マンションのベランダや、ビルの屋上などで見たことがある「避難〇〇」と書かれたアレ。 

「避難するときに使うんだよね」

そう、その通りです。 

では、その「避難○○」の使い方、知っていますか?

私は知りませんでした。 

「その時」が来たら使うんだろう程度で… 

火災が起きて、マンションなどの高い建物から避難するとき、もし階段が炎に包まれていたら… 

もう1つの避難手段、それが「避難器具」になります。

「使い方を知ることが、あなたの命を救う」 

ハラハラ・ドキドキの体験で感じたことをお話します。

■こんにちは! 5分以内に脱出してください

アナウンサー(原)みずから防災体験をする「#防災やってみた」

 

このシリーズの怖いところは、本当に何も知らされずに体験現場に向かうことです。

案内されたのは、都内のとある施設の2階。 

迎えてくださったのは、都市防災の専門家 工学院大学の村上正浩教授です。 

そこで、いきなりの指示が…

・・・

■避難器具 その(1)「避難はしご」

・・・

■避難器具 その(2) 「緩降機(かんこうき)」

今回の体験は意外とイケるかも!と思った原を、真のハラハラ・ドキドキが待っていました。

村上)こちらも避難器具なんですが、気が付きました?

原)なんでしょう、この「私の部屋にある、使われていないフィットネスバイクのようなもの」は。

村上)見慣れないかもしれませんが、こちらは『カンコウキ』と呼ばれる避難器具です。 
“緩”やかに “降”りる“機”械で『緩降機』

意識しないと気付きませんが、都内では約3万2千棟に設置されているそう(総務省消防庁による)。

飲食店などが入る商業用ビルやホテルなどに多く設置されているそうです。 

街を探してみると…

カラオケボックスのこれ、居酒屋のこれ、ホテルのこれも…実は緩降機です。


村上)では原さんも、この緩降機を体験してみましょう。隣のビルで。

この2階建ての施設からではないの!? 

そして、連れていかれたのは、一瞬想像したけれど信じたくなかった、ビルの屋上…

・・・

■避難器具 その(3)「救助袋」

・・・

■使い方を知ることが、あなたの命を救う

4階の高さから身ひとつで降りる…もう一度したいとは思いませんが、いざというときには冷静に避難できそう、という自信がついたのは事実です。 

今回体験したのは、あくまでも1つの避難経路が塞がれてしまった場合の「代替手段」。 

階段などでの避難ができない時の、いわば最後の手段です。 

使う可能性は非常に低いと思いますが、火災の時に避難できる方法が目の前にあるのに、知らないがために使えない。 

そんな状況にならないためにも、まずは使い方を知っておくことが大切だと感じました。 

では、もう一度聞きますね。 

あなたの近くにある「避難○○」の使い方、知っていますか?

https://www.nhk.or.jp/shutoken/shutobo/20230329a.html 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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