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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20233231746分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3月11日に出雲市の交差点で、パトカーが軽乗用車と衝突した事故で、警察はパトカーがサイレンを鳴らさず交差点へ進入したことが事故の原因だったとして、運転していた女性巡査を書類送検しました。

道交法違反の疑いで書類送検されたのは、出雲警察署の24歳の女性巡査です。

警察によりますと、3月11日午後1時ごろ、パトカーで緊急走行をしていた際に出雲市白枝町の赤信号の交差点にサイレンを鳴らさずに進入し、青信号で直進してきた軽乗用車と衝突したということです。

この事故によるけが人はいませんでした。

警察によりますと、女性巡査の運転するパトカーは、事故の起きた交差点に「人が倒れている」との通報を受けてサイレンを鳴らし、赤色灯をつけて緊急走行していたものの、現場である交差点に近づいた際に、同乗していた19歳の男性巡査が交差点に進入する前に判断を誤ってサイレンを止めたということです。

このため、パトカーに気付くのが遅れた軽乗用車と衝突したということです。

調べに対し、女性巡査は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

出雲警察署は、「市民を守る立場の警察官が事故を起こしたことは、指導が至ってなかった。再発防止に向け指導、教養に努めて参ります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a67e6b5387d469fda53225fd8745a9081717bace

 

3232024分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、事故前に停止ボタンの操作に関する会話や指示はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故は311日に市内の交差点で発生し、パトカーは通報を受けて緊急走行していました。

しかし、本来は赤色灯を点灯させると共にサイレンを鳴らしながら交差点に入る必要がありましたが、助手席の19歳の男性巡査が、通報現場だった交差点に入る直前に停止ボタンを押してサイレンを止めていました。

現場に到着し緊急走行の必要がなくなればサイレンは鳴らさないことになっているものの、この事故では、その前に停止ボタンが押され、パトカーは緊急走行の要件を欠いた状態で交差点に進入したことになり、道路交通法違反の赤信号無視が成立するとしています。

事故の前に男性巡査と女性巡査との間で停止ボタンの操作に関して会話や指示はなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5b461990862a80bb3fd44da617119e76a67328

 

(ブログ者コメント)

運転していた女性巡査に連絡もせず、勝手に停止ボタンを押した男性巡査の過失による事故。

運転していた女性巡査も、いくら緊急走行中だといっても、赤信号の交差点に進入する場合は速度を緩め、周囲に注意を払っていたはずなのだが・・・。

 

 

 

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20233191442分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県八千代市消防本部は、装着型のカメラで撮影した現場映像を本部でリアルタイムに確認できるシステムを4月から運用する。

インターネットを使って通話もできる仕組みで、現場と本部との連携を円滑にし、迅速な人命救助につなげる。

現場映像や音声の同時発信を可能にするのは、クラウド録画サービス最大手「セーフィー」(東京都品川区)が開発したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」。

市消防本部では、2021年11月から様々な現場での実証実験を重ね、本格導入を決めた。

救助活動などにあたる隊員が小型カメラ(縦8・4センチ、幅5・5センチ、厚さ3センチ、重さ約160グラム)を胸に装着して火災現場に入ることで、燃えさかる建物の様子などが本部にリアルタイムで伝わる。

スマートフォンを利用した映像発信では、隊員1人が撮影に専念することになるうえ、現場を多角的に捉えることが難しかったという。

市消防本部では6日、新しいシステムを使った訓練が行われ、建物に入った隊員のカメラから送られてくる映像が本部の大型モニターに映し出された。

本部では、中継映像や隊員の声を確認しながら現場に指示を送った。

市消防本部によると、こうしたシステムの利用は建設現場などで広がっているが、消防への導入は全国でも珍しいという。

4月から本部や市内の五つの消防署に計7台を配置し、ドローンによる上空からの映像と合わせた活用も進める。

市消防本部警防課の担当者は、「将来的には、医療機関との情報共有も検討していきたい」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230314-OYT1T50248/ 

 

36181分にNHK千葉からは、6日に行われた訓練の様子について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防隊員が撮影した現場の映像を消防本部がリアルタイムで確認できるシステムを千葉県八千代市が導入することになり、6日、システムを使った訓練が公開されました。

このシステムは、現場と司令室をインターネットで結び、映像のほか通話も同時にできる仕組みで、千葉県八千代市は来月1日から市内の5つあるすべての消防署に導入することになりました。

これを前に、6日はシステムを使った災害訓練が行われ、参加した隊員はカメラが付いた専用の機器を胸に装着して火災現場に入り、通話機能を使って現場の状況を報告していました。

消防本部の司令室では、現場から届けられる報告と映像を確認しながら、周囲に危険が潜んでいないかなど、指揮にあたっていました。

八千代市消防本部によりますと、映像だけでなく通話も同時にできる今回のようなシステムの導入は全国でも珍しいということです。

八千代市消防本部警防課の池部副主幹は、「リアルタイムで把握できるので、現場の支援に非常に有効だ。隊員の安全を確保することで、いち早い人命救助にもつなげていきたい」と話していました。











https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230306/1080020125.html

 

 

 

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20233101656分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午前730分ごろ、香川県高松市の県道で、救急車を止めて病人を搬送中の高松南消防署の救急隊員と自転車が衝突しました。

 【写真】事故があった県道(高松市室新町)

警察によりますと、救急隊員は体調不良の女性を救急車に運び、運転席に乗り移るため車から外に出たところ、路肩を走ってきた自転車とぶつかったということです。

この事故で、救急隊員(47)と自転車に乗っていた男性(27)が足に軽いけがをしました。

体調不良の女性は、代わりの救急車で市内の病院に搬送されました。

体調の急変などの情報は入っていないということです。



https://news.yahoo.co.jp/articles/feb2383a09f08b12138b39c478a0c6600707ea45  

 

3101054分にYAHOOニュース(山陽放送)からは、後部座席を降りたところ接触したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう(10日)午前730ごろ、高松市室新町の県道で、体調不良の女性を病院に搬送するために停車していた救急車の救急隊員(47)が、運転席に移動しようと後部座席を降りたところ、路肩を走ってきた自転車の男性(27)と接触しました。

この事故で、救急隊員と自転車の男性2人が転倒し、ともに足に軽いケガをしました。

体調不良の女性は、別の救急車で病院に搬送されたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96380eaac9e22dd26cd11af44e6063dec5f0a0bd 

 

3101343分にNHK香川からは、署員には車から降りる際には周囲を確認するよう注意喚起していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午前7時半すぎ、高松市室新町の県道の路肩で、急病人を搬送しようとしていた救急隊員の男性が救急車から降りようとしたところ、路肩を進んできた自転車と衝突しました。

警察と消防によりますと、この事故で、救急隊員の男性と自転車に乗っていた男性は、それぞれ軽傷の見込みだということで、搬送中だった急病人も別の救急車で病院に搬送され、容態に変化はなかったということです。

救急隊員が所属する高松南消防署によりますと、署員には救急車と消防車から降りる際には、周囲を確認し安全を確保するよう注意喚起をしていたということで、今回の事故を受けて、改めて注意喚起を行ったということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20230310/8030015409.html 

 

(ブログ者コメント)

詳細状況は不明だが、周囲を確認しなかった消防隊員よりも、救急活動中の救急車の横をスーッと通り抜けようとした自転車のほうに非がありそうに感じた。

 

 

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2022820日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正5として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12672/
  

 

(2023年1月30日 修正5 ;追記)

20231232116分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、初期消火に当たった店舗関係者は消防に対し見取り図で示しながら説明したが消防はその記録映像を公開していないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(以下は約8分にわたる報道の全文)

20228月、消防隊員1人が殉職した静岡市葵区呉服町のビル火災をめぐり、初期消火に当たっていた店舗関係者がメディアに対し、初めて証言しました。

「火災の火元を伝えたのに、消火活動に活かされなかった」。

この関係者と静岡市消防局とのやりとりを記録した映像は公開されず、「不都合な情報を隠している」と指摘する声もあります。

20228月、消防隊員1人が殉職した静岡市葵区呉服町のビル火災で隊員がつけていたカメラの映像です。

<消防士>:
 
「煙の色変わった?」
 
「ちょっと白っぽくなりました」
 
「了解」

この緊迫した消火活動の様子は、静岡市への情報公開請求によって開示されました。

しかし、この映像には”肝心な記録”が抜け落ちているといいます。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「僕は、はっきり、自分が見た範囲で、『火元はここですよ』という説明は、見取り図で『ここが燃えていました』という話は(現場で)させてもらっている」

初めてインタビューに答えた火災の火元となった店舗で働いていたAさん。

初期消火にもあたっていたAさんは、「火元の場所を伝えたのに、それが生かされなかった」と、当時の消防の対応を疑問視します。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「給湯室があって『一番熱の温度が高いんだけど、ここって何かありましたか』と聞かれたときに、『火元はそこじゃないと思います、完全にこっちですね』と、僕ははっきり指している」

火災現場の見取り図をみると、Aさんが消防の現場本部に伝えたビル火災の火元は、店舗奥の倉庫兼休憩室だったと話します。

しかし、消防は、Aさんの情報とは異なる店舗入り口付近を火元と推定。

先行部隊が、給湯室など誤った場所の確認に時間を費やし、結果、火元の特定に1時間もかかったのです。

現場の状況が変化する中、3番目の部隊が火元を特定。

しかし、その部隊の男性隊員が何らかの理由で逃げ遅れ、死亡しました。

なぜ、火元の情報がありながら、別の場所から調査に入ったのか。

静岡市消防局は事故調査委員会を設置し、経緯を検証していますが、協議はすべて非公開。

火元を知らせたというAさんと消防とのやり取りは、個人情報の保護を理由に公開されていません。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「正直、僕としても納得いかない。間違っていることは間違っていることだし、しっかり正すという意味であれば(映像を)使っていただいて構わないし、逆に隠しているのであれば、見せていただいた方が解決するのであれば出していただいて構わない」

SBSでは、本人の許可をもとに、Aさんとのやりとりが記録された映像の公開を静岡市に求めました。

しかし…

<静岡市消防局 警防課 坪井参事>:
「誰がどういう理由であっても開示できないものは開示できない。映されている個人の許可を得ている場合についても同様に開示できない」

Q.判断のミスがあったと公表してもいいのでは?

「別区画から活動した理由についても事故調査委員会の回答を待っているので、差し控えます」

情報公開制度に詳しい専門家は、消防局の対応に疑問を呈します。

<情報公開制度に詳しい 同志社大学 小黒純教授>:
「個人が特定できる可能性があるとして不開示の理由、要するに公開できない理由にするのはかなり無理がある。不都合な情報があって隠しているんじゃないかと感じてしまいます。感じること自体も市のやっていることとしてはあまりいいことじゃない。行政と市民との間の信頼関係が生まれない」

静岡市消防局をめぐっては、この1年間だけでも、患者搬送中の救急車があおり運転を受けていた事案や訓練中に落下した隊員が重傷を負った事故などを公にしてこなかった経緯があります。

Q.消防局の体質としてオープンにすることを極端に避ける傾向にあるように見受けられるが、市長にはどう映る?

<静岡市 田辺信宏市長>
「私もそういう体質があると、記者の問題意識と同感です。静岡市消防の在り方に非常に危機感を持っています」

消防の広域化によって、現在、静岡県島田市を含む32町も管轄する静岡市消防局。

2020年には、吉田町の工場火災で3人が殉職しましたが、そのうち2人は元々は島田消防署採用の隊員でした。

消防局に対して、島田市の染谷市長は…。

<島田市 染谷絹代市長>:
「(吉田町工場火災の)2人の遺族から『うちの夫は島田消防署勤務だったなら、こんな目にはあわなかった』と言われた時に、もう本当に守ってあげられなかったことに自らを責めたし、二度とこういうことは起こさないと。ところが、2年も経たずして、この8月に、また事故がありました。(ビル火災で殉職した)男性隊員の奥さんは、2歳のお子さんとまだ6月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱いての葬儀でした。ご遺族は何が一番してほしいかと言えば、真実を知りたいんです。なんで、私の夫は亡くならなければならなかったのかということです」

男性隊員はなぜ、亡くなったのか。

火元の情報を提供したAさんは、消防が現場の状況を複合的に見て判断した可能性に理解を示しつつも、真実を明らかにしてほしいと願います。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「誰にでも間違いはあるので、それが組織だろうが、会社だろうが、人間だろうが、間違いは間違いなので、間違いを認めてもらって、しっかり今後、そういうことがないようにしてもらえれば、僕は何も望むことはないです」





https://news.yahoo.co.jp/articles/28dc44be4a081a5fd09b082d9dc43dbf7ae83c4f

 

(ブログ者コメント)

情報伝達ルートあるいは指揮命令系統に問題があったのではないか?と思わせる報道だ。

大事なのは責任追及ではなく再発防止。
事故原因究明を使命の一つとする消防は、どこに問題があったのかを詳らかに検証し、他の消防にも教訓として情報提供してほしいものだ。

 

(2023年2月13日 修正6 ;追記)

2023212842分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、退避の意味のジャスチャーが伝わっていなかった可能性あり、広域化後に局内でジェスチャーの統一したルールはなかった、退出時に命綱替わりのホースが引かれたため手元からホースが離れた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

行方不明になる直前に同僚隊員と交わした帰還などを意味するジェスチャーについて、意図が伝わらなかった可能性を示唆する意見が事故調査委員会で出ていることが11日、関係者への取材で分かった。

解釈の食い違いから、結果的に男性がはぐれてしまった可能性がある。  

関係者によると、男性と同僚隊員2人は屋内進入後に3階飲食店倉庫が火元であることを特定し、倉庫の扉近くの廊下で帰還指示を受けた。

先頭にいた男性は、2番手の隊員が送った、入り口方向に手を動かすなどの退出の意思表示や、命綱でもあった消防ホースを床に置くジェスチャーなどに対し、うなずいたが、その後に行方不明になったという。  

同局は16年に32町を管轄として広域化した。

同局によると、局内でジェスチャーに関する統一ルールはなく、屋内進入の訓練では応用としてジェスチャーを交える機会はあるものの、顔面を覆うマスクに搭載された拡声器による口頭での意思疎通が基本という。

男性に近い関係者は、「本人は生前、了解の場合は必ず親指を立てるハンドサインをするようにしていると言っていた」と証言する。

「(行方不明直前に他の隊員と交わしたとされる)うなずきは了解の意味だったのか?煙で視界が悪い中、ジェスチャーの意図が正しく伝わったのか?」と疑問の声を上げる。

有識者による事故調査委員会は、現場を退出できなかった原因を洗い出し、そこに至る背景的要因を分析しているという。

男性の当時の心理状態や日頃の訓練方法なども確認し、ジェスチャーで共通理解が図れる状態だったのか、慎重に検証しているとみられる。

火災は213日に発生から半年を迎える。  

【命綱失った可能性も】

男性と同僚隊員2人は消防ホースを命綱代わりにしていたが、3階入り口付近で待機していた駿河特別高度救助隊の現場隊長が3人に帰還命令を出した後、「よれを直すためにホースを一度引っ張った」と話していることが11日、関係者への取材で分かった。

退出時に最後尾にいた男性は、命綱代わりのホースが手元から離れていた可能性もある。

隊長は帰還命令の直後にホースを引いたと述べているという。

一方、関係者によると、同僚隊員のうち1人は「ホースをたどって退出している途中に、ホースが動いた感覚がある」と証言しており、ホースを引いたタイミングは食い違っている。

3人は進入時、原則とされる互いを結ぶロープを装着していなかった。

事故調査委員会はホースが引かれた事実について把握しているといい、同局が当時の状況を詳しく調べているとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/831eb5170da5ba1fa0363b828e4dec9908e01bd9 

 

(2023年3月8日 修正7 ;追記)

2023371911分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、タバコの火の不始末が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

関係者によりますと、消防による火災調査の結果、従業員のたばこの吸い殻が十分に消火されないまま、ごみ箱に捨てられたことで出火したと結論付けられたということです。

これまでに、建物西側にある倉庫が火元であることがわかっていたほか、この倉庫内の特に焼損が激しい場所からたばこの吸い殻が見つかっていました。

また、倉庫は、従業員が休憩などで利用していたということで、冷蔵庫や段ボール、それに衣類などが置かれていたということです。

警察は、出火当時店内にいた客や従業員らから聞き取りを行うなどし、業務上失火の疑いなどを視野に調べを進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea2479bbb50da4547e6c83da84291a1b0aafb7e9

 

 (2023年8月2日 修正8 ;追記)

2023811839分にNHK静岡からは、「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性あり」などと指摘された事故報告書が公表された、死亡した隊員はホースをつたって退出する方法の訓練を受けていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故調査委員会は、1日、報告書を市に提出しました。

報告書によりますと、3人は当時、消防局の活動基準で定められている隊員どうしをロープでつなぐ手法はとらず、地面に置いたホースをつたって退出しようとしましたが、山本さんはこの退出方法を訓練した経験がなかったということです。

報告書では、事故の要因については本人が亡くなっていることから「特定できなかった」とした上で、現場でとられた退出方法について、「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性がある」などと指摘しました。

その上で、今後の再発防止策として、「手順が明確に定まっていない方法や訓練経験のない方法が現場で安易に選択されないよう、安全意識を徹底することが求められる」と提言しました。

静岡市消防局は、1日午後、この報告書を市のホームページで公表しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230801/3030021050.html

 

81日付でテレビ静岡からは、死亡した隊員はホースの筒先を持たず1人で火元の部屋に入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

今回の調査では、事故原因の特定には至らなかったということですが、要因として3点をあげています。

・死亡した隊員がホースの筒先を持たずに1人で火元の部屋に入ったこと。

・退出命令が出た時に、他の隊員が退出していないことに気付かなかったこと。

・気付いた後にすぐに隊員を見つけ出せなかったこと。

そして、これらの背景に
「『安全』よりも『作業性や効率性』を優先していた」
「隊員同士の意思統一が図られていなかった」
「活動方針の伝達が十分でなかった」、

これらの可能性が指摘されています。

https://www.sut-tv.com/news/indiv/22893/

 

※以下は訓練要領の問題点に関する報告書の記述。(p87/116

https://www.city.shizuoka.lg.jp/000987833.pdf  

 

(2023年8月18日 修正9 ;追記)

20238151946分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、事故当時に現場で活動していた元隊員は調査委員会の検証結果に疑問を呈しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

殉職した消防士と一緒に消火活動に当たった元消防隊員は、事故調査委員会の検証結果について疑問の声を上げています。

「間違いなくいえるのは、僕らが行った行動に間違いがいまのところは僕は見当たらない」

確信をもって当時の状況を振り返るのは、1年前のビル火災の現場で殉職した隊員と同じ3人組のチームで活動していた元消防隊員です。

男性隊員が亡くなった原因について、静岡市消防局の事故調査委員会は、男性隊員が行方不明になっていることを同僚の隊員が気づかなかったことなど、複数の要因が重なって起こったと結論付けました。

しかし、男性隊員と同じチームで消火活動を行っていた元消防士は、屋内への進入や退出の判断について間違いはなかったはずだと主張しています。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員> :
「(退出の際に)この距離で細かくうなづいているのを知っているんで、間違いなく意思統一ができたと感じた。
最終的には何があったのかって、本当にそこはわからない。
わからないですよね」

その上で、報告書では現場で行われた消火活動の検証が十分に行われていないと指摘しました。

事故調査委員会の報告書によりますと、男性隊員らの前に進入した隊は、活動環境を整えるため、煙を外に出そうと火元の対角線上に位置する給湯室に入り、東側の窓を開けたとしています。

一方、元消防隊員は、この窓を開けたことで、火元の煙や火がさらに中央の通路に広がった可能性があると指摘。

火元のすぐそばの呉服町通り側から排煙するべきだったと主張します。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員> :

「間違いなく進言はしているんですよ。ここ開けられないんですかって。
ここを開けることは火災を助長させる行為の1つにつながる可能性は少なからず(ある)」

こうした意見に対し、静岡市消防局は排煙する場所は「給湯室側の窓」以外になかったと反論します。

<静岡市消防局 長井警防課長>

Qそこをそもそも空気を逃がすために、開けるという選択肢はなかった?

「なかった。
南側のビルの関係者からこちらの建物の中に進入できるという情報を得たものですから、そちらを検索途中にこちらの扉があることを確認している。
北東側の給湯室の窓以外に煙などを逃がす開口部はございません」

休みの日にも公園で筋トレをし、管内にある消火栓の位置を確認するなど、消防に対して熱心に向き合った男性隊員。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員>

「間違いなく、このままだったら絶対に絶対に事故が起きます。
もうちょっと現場の声を聞いたほうがよいと思いますよ」

9か月かけて検証した「事故調査報告書」は、男性隊員に胸を張って報告できるものなのか。

二度と同じような被害を繰り返さないために、組織内でのコミュニケーションを増やし、組織の風通しをよくする必要がありそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/014df27540aefa39c853caa3050d42eee81baa42 

 

 

  

  

 

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202311482分にYAHOOニュース(徳島新聞)から下記趣旨の記事が、課題取り組み中の写真付きでネット配信されていた。

ロープを使った救助技術「ロープレスキュー」の国際競技会「GRIMPDAY(グリンプデイ)」で、徳島県内の消防士5人が所属する日本代表チーム「JAPAN WEST 9PM」が初優勝した。

2度目の出場で、日本勢では初の栄冠。

中心選手の一人として活躍した板野東部消防組合消防本部の岸本さん(39=北島町江尻=は、「今まで取り組んできたことが評価された」と喜んでいる。

競技会は20229710日、ベルギー各地の遊園地や博物館、採石場などで行われた。

さまざまな事故を想定した11の課題が当日会場で発表され、各チームが救出する速さや正確さを競った。

欧米やアジアの24チームが出場した。

日本代表は中四国の13人で構成し、うち県人は5人。

岸本さんは要救助者の元に向かい、森さん(34=徳島市川内町金岡=はロープを引き上げるシステム構築を担当。

藤川さん(35=吉野川市鴨島町山路=は要救助者役を務めた。

辻さん(44=北島町鯛浜=と森岡さん(34=徳島市国府町和田=は、飲食料調達などのサポート役を担った。

岸本さんの任務はレスキュアーと呼ばれる。
救出方法を考え、現場で機敏な判断を求められる中心選手だ。

遊園地の遊具が地上50メートルの高さで止まった想定の課題では、遊具の上から垂らされたロープを伝って遊具に到達。
強風の中、遊具と自身を別のロープで固定するなど工夫し、要救助者を安全に運び出した。

チームの総得点は、平均の約800点を大きく上回る998点。
2
位の英国代表とは6点差だった。

競技会には17年に西日本と東日本の2チームが初出場。

その時の西日本チームにいた辻さんらの影響で、県人メンバーが増えた。

チーム名の「9PM」は中四国9県の集まりを意味する。

各県のキャンプ場や廃校などで訓練を重ね、下位に沈んだ前回の課題を克服した。

岸本さんは「競技会出場を通じ、日本ではなかなかできない実践的な訓練ができた。身に付けた技術の普及に努めるとともに、災害時の救出活動に生かしたい」と意気込んでいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca024ee551d5426ea0c4f67e44b2d6d7a65c8e8

 

 

 

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202319723分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

警視庁は9日、東京空港署警備課長代理の女性警部(56)が、東京都大田区の署内で誤って実弾1発を発射したと発表した。

左わき下に装着したホルスターから拳銃を取り出そうとして作業台に拳銃をぶつけ、暴発させたという。

近くに同僚1人もいたが、けが人はいなかった。

署によると、女性警部は勤務を終えた9日午前020分ごろ、署地下1階の職員用通路に設置された作業台の前で、拳銃から弾を抜くため拳銃をホルスターから取り出そうとしたところ、勢い余って拳銃を台の角にぶつけて発射。

拳銃に安全装置はなく、発射された実弾は通路内で見つかった。

警部は「ホルスターが固く、拳銃を取り出そうと力を入れてしまった」と説明しているという。

署は「拳銃の適正な取り扱いについて指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。

https://www.asahi.com/articles/ASR192DYHR19UTIL001.html

 

 

 

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20221230710分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【消防車が救急現場に来ることもある】

「火事ですか? 救急ですか?」  
119
番に電話を掛けると、まずこのように質問されます。

「救急です」と答えると、救急隊がこれから向かう場所や、急病やケガの状況などを聞かれます。

そして通報後、しばらくするとサイレンが聞こえてきますが、実際には赤い消防車(ポンプ車)が先に来たり、白い救急車と一緒に消防車が駆け付けることがあります。

火事ではないのに、なぜ消防車まで来るのでしょうか。

救急要請を受けて消防車が出場することがありますが、これはPA連携や救急支援活動と呼ばれるものです。

Pは消防ポンプ車(Pumper)、Aは救急車(Ambulance)を指します。

消防隊と救急隊が連携して救急活動にあたるというものです。

救急隊は通常、31組で活動しますが、3人では手が足りなくなることがあります。

例えば多くの救急資器材が必要になる場合や、足場が不安定な山道だったり狭い階段だったりと搬送しにくい場所、安全の確保が必要な事件・事故、野次馬の整理に追われる繁華街などの現場では、救急隊員3人だけだと活動が難航することがあります。

このような状況が通報の時点で想定される場合、消防隊も駆け付けるようにしているのです。

また、救急隊がすぐ現場へ向かうのが難しいとき、代わって近くの消防隊が先に駆け付けるケースもあります。

総務省消防庁の『令和3年版 消防白書』によると、2020年の全国の救急出動件数は5933277件でした。

これは平均すると1日およそ16211件で、約5.3秒に1回の割合で出動したことになります。

この救急出動件数は、2020年は前年から1割ほど減ったものの、長期的に見ると高齢化を受けて増加傾向が続いており10年前と比べると約8.6%増に。

一方の救急隊もそれにあわせて増設が続いていますが、10年前と比べると約7.6%増にとどまっています(2021年は5302隊)。

言うまでもありませんが、救急隊員も救急車も数に限りがあるのです。

その上、現在は、新型コロナウイルス感染症の流行で受け入れ病院の選定に時間がかかる「救急搬送困難事案」も増加。

救急隊は搬送を終えるまで傷病者に付きっきりとなるため、昼夜を問わず“出ずっぱり”の状態になることもめずらしくありません。

PA連携は、そんな多忙な救急隊の負担を軽減し、かつ、傷病者のもとにいち早く駆け付ける取り組みなのです。

 

【救急出動のうちPA連携は何割?】

では、実際にどのくらいの割合がPA連携の出動なのでしょうか。

東京消防庁の場合、2021年中の救急件数743703件のうち、PA連携はおよそ2割弱の134144件でした。

ちなみに消防隊にも救急技術の資格を持った隊員が配置されているため、基本的な救護処置は、消防隊でも可能です。

救急要請がありPA連携で出動した場合、基本的には消防隊だけでなく救急隊も現場に向かいますが、東京消防庁によると、消防隊が先着した時点で傷病の事実がなかったり、本人が搬送を頑なに辞退したりする場合は、救急隊を途上で引き揚げさせることもあるといいます。

このように、忙しい救急隊の負担を軽減し、現場到着時間を少しでも短縮する取り組みのPA連携ですが、12月に入り、状況は再び逼迫(ひっぱく)してきています。

厚生労働省の専門家会議(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード、第112回、1228日開催)の資料では、次のように指摘されています。

「救急医療について、冬場は通常でも医療提供体制に負荷がかかるところ、全国的に救急搬送困難事案数は増加しており、今夏の感染拡大のピークを超えている。
年末年始の救急医療提供体制の確保には注意が必要」

これを裏付けるかのように、東京消防庁は20221226日、公式ツイッターで「救急車の出動率が95%を超えているため、現在非常編成した救急車31台を含む310台で運用していますが、通報を受けてから救急車の到着までに時間を要する場合があります」とツイート。

ウェブサイトでは「コロナ禍で大変な今こそ救急車の適正利用にご協力を」と呼び掛けています。

こうした状況は、東京に限らず、横浜消防局や大阪市消防局などでも同様であり、各地で「救急逼迫」が起きています。

東京消防庁管内では、2021年度に救急搬送された人の51.4%は、軽易で入院を要しない軽症でした。

救急車を呼ぶか迷ったら、救急安心センター(♯7119、一部地域で実施)に電話したり、全国版救急受診アプリ「Q助」を活用したりしましょう。

本当に病院に行く必要のある人のもとに救急車が一刻も早く到着できるよう、一人ひとりの普段からの感染予防と理解・協力が必要とされています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fecce7557046dfd40de02862fb88379a2f730797 

 


 

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202212392分にYAHOOニュース(FNN PRIME;福島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ドラマ「silent」は、耳が聞こえなくなった元恋人と再会した女性を中心とした人間模様を描いたラブストーリーだ。

この人気ドラマをきっかけに、消防隊員が“手話”をいかした新たな取り組みを始めている。

 【画像】手話を学ぶ消防隊員 

 

【障がい者の安心に】

「誰1人取り残さない」…
その決意の下、郡山消防本部では3年前から隊員が手話の研修を受け、耳の不自由な人をスムーズに救急搬送できるよう、対応力を強化してきた。

郡山消防本部・吉田さん:
「現場で直接、聴覚障がい者の方とコミュニケーションが取れることで、より安心をして頂ける事に繋がるのではないか。」

 

【ドラマをきっかけに新たな取り組み】

郡山消防本部では202211月から、手話を交え、火災への注意などを呼びかける動画の配信を始めた。

そのきっかけとなったのが、ドラマ「silent」。 
耳が聞こえなくなった元恋人と再会した女性が、現実と向き合いながら寄り添い、乗り越えていこうとするラブストーリーだ。

ドラマのヒットを追い風に、手話を使った救急の取り組みを知ってもらい、聴覚障がい者には防火への意識を高めてもらうのが狙い。

消防隊員に手話を指導する渡邉さんも、この取り組みに期待を寄せている。

郡山市障がい福祉課・渡邉手話通話士:
「火事の時にどういう風に動いていいかも分からないと思いますし、そういった時に消防職員からの”大丈夫”というような手話の声かけがあるだけでも、心強く感じると思いますし、安心に繋がると思います。
(聴覚障がい者が)こういったことを知る事で、日々の生活で気を付ける事が増えてくると思いますし、大事故とか火災に繋がらないように心構えも出来ると思いますので、すごく良い効果だと思います。」

 

【救助・防火に手話を生かす】

新たに撮影した動画は、郡山消防本部の公式ユーチューブチャンネルで順次アップする予定。

郡山消防喜久田基幹分署・蛭田さん:
「この手話が、救急・救助など何らかの現場でいきてくれば良いかなと思います。
障がいをお持ちの方にも、全員に火災予防を伝えられたらなと思います。」

 

【通報システム導入も進む】

郡山消防本部では、聴覚障がいがある人から通報を受ける際の対応も強化している。

文字で救急要請などの通報ができる専用のアプリ「NET119緊急通報システム」を2年前から導入している。

※消防本部に事前申請が必要。
 
現在は、福島県内のほとんどの消防で導入されていて、このシステムを活用し、救急・事故・火災などの対応にあたっている。

命を守る情報は、すべての人に届くものでないといけない。

駆け付けた隊員と手話でコミュニケーションが取れたり、文字で緊急通報ができるということは、耳の不自由な人の安心にもつながりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa5fc939b11381c7b5fe4037d4252c30c24cd6f7  

 

 

 

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2022124857分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県警田川署は2日、署内で総務課の男性警部補(44)が拳銃の手入れをしている際に、誤って銃弾1発を発射したと発表した。
けが人はいなかった。

署によると、警部補は2日夕、拳銃格納所で拳銃の実弾を外した後、分解して部品の点検をした。

その後、組み立てて弾を詰めたが、その前に引き金を引かなければならなかったことに気づき、弾を外して、上に向けて引き金を引いた。

しかし、弾は1発残っていて発射され、天井近くの壁に当たり、穴が開いた。

警部補は「銃弾は全て抜いたと思っていた」と話しているという。

https://www.asahi.com/articles/ASQD42P7RQD2TIPE01H.html

 

1222337分に九州朝日放送からは、複数の拳銃の定期点検を2人で行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県田川市の警察署で、拳銃の点検をしていた警察官が誤って銃を発射する事故がありました。

田川警察署によりますと、2日午後5時半ごろ、署内の拳銃格納所で40代の男性警部補が銃の手入れを行っていたところ、誤って一発発射しました。

発射された弾は室内の壁にあたり、穴が開きました。

部屋にはもう一人警察官がいましたが、けがはありません。

田川署では、2日午後4時半ごろから定期的な点検を行っていて、2人は管理する複数の銃を組み立て直し、動作確認を繰り返し行っていました。

そして当該の銃の点検の際、弾を抜くのを忘れていたということです。

田川署では「拳銃の安全管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

https://kbc.co.jp/news/article.php?id=9405298&ymd=2022-12-02

 

 

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202211201112分にYAHOOニュース(乗りものニュース;軍事フォトライターの寄稿文?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【ブロアー車全国配備のきっかけとなった大事故】

20221112日と13日に、静岡県で行われた「第6回緊急消防援助隊全国合同訓練」では、実に多彩な緊急車両が登場したのですが、その中にひときわ目を引く消防車両がありました。

それが「大型ブロアー車」および「特別高度工作車(ブロアー車)」です。

 【まるでリモコン戦車!】全国唯一、那覇市消防のみが保有する「ハイパーミストブロアー車」ほか  

これらブロアー車は、車体後部に超大型の扇風機を搭載しているのが特徴です。

あまり見かけない消防車両ですが、東京消防庁を始めとして横浜市や川崎市、京都市や大阪市など、大都市を守備範囲とする消防局に配備されています。

ある意味、とても特殊な消防車両といえるブロアー車ですが、なぜ、大都市の消防局だけに配備されているのでしょうか。

その背景には、2005(平成17)年に発生した「JR福知山線脱線事故」の教訓がありました。

2005(平成17)年425日午前918分頃、兵庫県尼崎市にあるJR福知山線の塚口駅と尼崎駅の区間で、速度超過したJR福知山線がカーブを曲がり切れず、脱線しました。

レールから外れた列車は、線路に隣接していたマンションに激しくぶつかり、乗客と運転手合わせて107名もの死者を出し、562名が負傷するといった大惨事を引き起こします。

尼崎市消防局は、この事故の10年ほど前に発生した阪神淡路大震災の教訓から、迅速な救助活動を実施、さらには異常を感じた近隣住民の多くが救助活動を支援しています。

しかし、現場ではマンションの駐車場などに停めてあった自動車などからガソリン漏れが発生し、気化した可燃性ガスが充満している環境でした。

そのため、押しつぶされた列車に閉じ込められた乗客が二酸化炭素で酸欠に陥ったほか、消防隊員らも溶断用のガスバーナーや火花を散らすエンジンカッターといった救助用の装備が使えず、被災者の救出活動は困難を極めたのです。

 

【東京ドームを膨らますことも可能な性能とは?】

こうしたJR福知山線脱線事故の教訓から、総務省消防庁によって、東京および一部の政令指定都市の特別高度救助隊に、まず「大型ブロアー車」が、その後、ほかの政令指定都市などに「特別高度工作車(ブロアー車)」が配備されるようになりました。

これらブロアー車ですが、一例によると最大送風能力は1時間あたり21万立方メートルもの送風量を持っているとか。

これがどのくらいの性能かというと、ペチャンコに潰れた東京ドームを5時間で膨らませることができる規模だといわれています。

また、大型ブロアーが発生させる強力な送風力を活かして、閉鎖空間に向けて、外部から強制的に新鮮な空気を送り込むことが可能です。

これにより、閉鎖空間の中に充満した煙や有毒ガス、蒸気、熱気などを排出・換気することができ、前出のJR福知山線脱線事故で起きたような可燃性ガスが充満した場所でも、迅速かつ安全に救助活動を実施できるようになりました。

さらに、この大型ファンは、ホースを接続することで霧状の水を噴霧放水することもできるため、爆発的に延焼する「フラッシュオーバー」と呼ばれる火災現象を抑制することもできます。

その一方で、長く伸びる地下街やトンネル、高層ビルなどでは、いくら巨大なファンだとしても遠くまで風を届けることは困難です。

そこで登場するのが、車両中央に搭載している可搬式の小型ファンです。

まず大型ファンで陽圧換気を行ったあとに、この小型ファンを奥へ設置することで、より広い面積の陽圧換気を行うことができるといいます。

「万が一の事故の際、困難な現場であっても、可能な限り犠牲者を少なくする。一人でも多く助け出す」。

こうした消防士たちの思いが形になったものの1つが、この大型ブロアー車ならびに特別高度工作車だといえるでしょう。

ちなみに、2019年にはこれらブロアー車の進化系ともいえる、自走式大量噴霧放水大型ブロアー車、通称「ハイパーミストブロアー車」というのが沖縄県の那覇市消防局に配備されています。

武若雅哉(軍事フォトライター)

https://news.yahoo.co.jp/articles/08b594184001faaefc2192a560b9baff8fd1651d  

 

(ブログ者コメント)

静岡県で実施された訓練の概要は本ブログでも紹介スミ。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12877/  

また、ハイパーミストブロワー車についても2019年に紹介している。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9471/

 

 

 

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202211191217分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、過去に押収したミニチュア銃の写真付きでネット配信されていた。

神奈川県警は18日、銃の取り扱いの講習会の準備をしていた県警の男性職員が全長約7センチのミニチュア銃を誤って発射する事故があり、職員が手にけがをしたと発表した。

県警によると、発射できない状態だという認識で取り扱っていたという。

事故は18日午後3時ごろ、科学捜査研究所(横浜市中区)の会議室で起きた。

銃の取り扱いを学ぶ講習会の準備をしていた同所の男性技術職員(32)が、ミニチュア銃を両手で扱っていた際、誤って弾が発射された。
左の手のひらをけがして救急搬送されたが、命に別状はないという。

県警によると、銃は過去の事件の押収品で、研修で使うために保管していた。

キーホルダーのような見た目で全長は約7センチ。
装てんできる弾の口径は2ミリで、殺傷能力がある。

弾は入っていたが、県警は事前に鑑定し、発射できない状態だと判断していたという。

県警薬物銃器対策課は「鑑定が誤っていたわけではない」とした上で、「安全管理を徹底して再発防止に努める」とコメントした。

今回の事故との関連は不明だが、県警が2020年に摘発した事件で押収されたミニチュア拳銃2丁は回転弾倉式を模しており、全長は73ミリ~75ミリ。
直径28ミリ程度の鋼球が弾倉に込められ、県警の検証ではベニヤ板(厚さ25ミリ)7枚を貫通した。

この事件で銃刀法違反容疑で逮捕された人物は、インターネットでロシアから購入したと話したという。

https://mainichi.jp/articles/20221119/k00/00m/040/069000c

 

 

 

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20221117175分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午後、埼玉県越谷市の消防署で、訓練中の隊員が消防車のはしごに両足首を挟まれ、 大ケガをする事故がありました。

消防によりますと、午後140分ごろ、越谷市消防局・谷中分署で「はしごに足が挟まった」と本部に連絡がありました。

谷中分署では17日、5階建ての建物で火災から逃げ遅れた人を救出する訓練が行われていました。

その際、はしごの伸縮を操作していた別の隊員が操作を誤り、20代の男性隊員がはしごに両足首を挟まれたということです。

男性は当時、地上から高さ10メートルほどの場所で救助した人を建物から下ろして誘導する役をしていたということです。

男性はその後、ドクターヘリで病院へ搬送され、両足首を骨折したとみられるということです。

消防などは公務災害とみて、事故の原因を詳しく調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/f4689865dbdcd5fc5e6838bb2fb8f4c933e48203

 

1119838分にYAHOOニュース(埼玉新聞)からは、はしご車に乗って建物に近づいていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県越谷市は17日、男性消防隊員(27)が救助訓練中、はしご車に両足首を挟まれ、骨折する重傷を負ったと発表した。

市消防局によると、男性隊員は17日午後1時40分ごろ、市消防署谷中分署で、5階建て建物の火災から逃げ遅れた人を救助する訓練に参加。

高さ約15メートルに延ばしたはしご車に乗って建物に近づき、救助人の誘導役を担っていた。

その際に何らかの原因ではしご車が縮み、両足首が挟まれたという。

男性はドクターヘリで埼玉医科大学総合医療センター(川越市)に搬送された。

市消防局は、事故原因や当時の様子を詳しく調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3b2678c66d4ea5a73d126d09fc6766f874152ae

 

 

 






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20221116612分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【静岡で17年ぶり2度目の開催】

20221112日と13日、静岡県において「第6回緊急消防援助隊全国合同訓練」が行われました。

これは、1995(平成7)年に発生した阪神・淡路大震災を契機として創設された緊急消防援助隊、通称「緊援隊(または緊消隊)」の消火や救助技術、そして指揮や連携活動などの能力を向上させるため、おおむね5年に1度のペースで行われている大規模な実動訓練です。

とはいえ、新型コロナの影響などから実施が延期されたことで、前回(第5回)から7年空いての開催となりました。

6回目となった今大会は、発生が危惧されている南海トラフ地震を想定した内容で、静岡県内で開催されるのは2005(平成17)年以来、17年ぶり2回目とのこと。

すべての都道府県から約700隊、計3000人超の隊員が参加したほか、消防団や警察、自衛隊、海上保安庁、そしてDMAT(災害派遣医療チーム)などの機関も参加するなど、過去最大の規模で実施されました。

また、今回は土砂災害や風水害の機動支援を行う消防部隊や、化学剤や生物剤、放射能汚染といった、NBC災害に対応した特殊部隊なども多く参加していたのが特徴です。

なぜ、全国の消防機関が1か所に集まって、これだけ大規模な訓練を行う必要があるのか。

それは、近年多発する自然災害に対して、いかに迅速に行動することができるか、どれだけの部隊を一斉に投入できるのか、投入された部隊をいかにして効率的に稼働させ、迅速な人命救助に繋げるのか、こういった点を演練し、問題の洗い出しを行うのが目的だからです。

ほかにも今大会では、会場に訪れることができない市民にも消防の救助活動を知ってもらえるよう、消防の全国訓練では初となるYouTubeでのライブ配信が行われるなど、新たな取り組みも行われていました。

まず12日のサブ会場となった遠州灘海浜公園では、想定上の津波被害にあった静岡県磐田市を舞台にした訓練が行われました。

その内容は救助だけではなく、化学系の部隊まで投入され、かなり臨場感のあるものでした。

 

【津波災害なのに有毒ガスを想定 なぜ?】

ここでは、想定する発災から24時間が経過し、海水が引いたという状況から訓練が開始されます。

まずは、地元の磐田市消防による有毒ガスなどの検知活動です。

なぜ、有毒ガス検知から開始されるのかといえば、多くの家屋が津波に流された場合、可燃性のガスやその他の有毒物質も漏洩している可能性があるからです。

この危険な環境に部隊を投入することは、二次災害を発生させる可能性があるため、まずは救助隊の安全を確保するという観点から訓練が始まりました。

説明によると、仮にこの有毒ガス検知作業中に要救助者を発見しても、検知作業に係る隊員は少数であるため、要救助者の情報を本部に伝達するのみで、彼らが直接救助活動にあたることは稀だそうです。

これは要救助者を見捨てているワケではなく、増援に来る多くの部隊を受け入れ、一斉に救助活動に当たる方が、より効率的で安全に多くの要救助者に対処することが可能であると考えられているからです。

とはいえ、緊急を要する場合には、ガス検知作業を中断して人命救助にあたる場合もあるとのハナシでした。

こうした検知作業と平行して行われているのが、ドローンによる局地的な被害状況の確認と、増援部隊の受け入れです。

発災から既に24時間以上経過しているため、続々と現地に到着する遠方の部隊を、次々と指定された駐車スペースへと誘導します。

遠方から集まった救助隊の隊長などに対して行われるのが、その段階での被害状況の報告と、担当する救助作業の割り振りです。

これは想定上の被害地域である磐田市消防が音頭を取って行われます。

ここでポイントとなるのは、たとえ上位組織である総務省消防庁の職員が駆け付けたとしても、指揮を執るのは地元消防だという点です。

総務省消防庁の職員は、あくまでも地元消防のサポートに徹するそうです。

各救助隊に必要な指示が与えられると、各隊はそれぞれの救助活動場所へと向かっていきます。

ただ、近年の地震災害を受けての想定といえたのが、救助活動中に2度目の地震を検知するという点でした。

次々と搬出される想定上の被災者たちを救急車に乗せ、病院などへと後送している最中に新たな地震を検知、これにより二次災害の恐れがあるとして、全救助隊へ一時退避命令が発令されたところで、初日の訓練を終えました。

 

【あえて遠方部隊同士でチーム組ませる意義とは?】

他方で、この津波被害への対応訓練を行っている会場の隣では、地震によって発生した大規模な火災への対応訓練も行われていました。

想定上、次々と延焼する住宅火災。
取り残された住民を助け出しますが、トリアージの結果、助けるのが難しいと判断されることも。

それでも、住民基本台帳に基づいて、残る全ての住民を探し出します。

時を同じくして、住宅の延焼火災とは異なる原因で、大規模な工場からも火が出ます。

出火を確認した磐田市消防は、地上からの放水に加え、ヘリコプターからの空中消火を要請。

静岡空港を仮の拠点としていた各地の防災・消防ヘリコプターが次々と燃え上がる工場へと放水し、大ごとになる前に鎮火させていました。

2日目となる13日は、静岡空港の西側にある県有地において、南海トラフ地震で発生した「多重衝突事故」「地下施設での火災」「列車の脱線事故」「土砂災害」など多くのシナリオが想定され、これらに対処するための救助活動が一斉に行われました。

全国から集結した緊急消防援助隊は、このように指定された現場での救助活動に従事したのですが、今回の訓練の肝ともいえる「連携」に関して興味深い調整がされていました。

それが「遠方の救助隊同士でチームを組ませて救助に当たらせる」ということです。

たとえば、近隣の救助隊同士であれば、日頃の訓練でも連携しやすいため、大きな問題は発生しません。

それに対して、たとえば北海道の部隊と九州の部隊は、普段接する機会がありません。

そのため、今回の訓練では、あえて遠方の部隊をワンチームにすることで、お互いに連携方法を模索させていたのです。

ちなみに、これだけ大規模な訓練が行われるということから、静岡県に設置された訓練会場付近には多くの市民が集まっていました。

なかには遠方から駆け付けたと思われるファンの姿も。

なにせ、全国の緊急車両が一堂に会するため、これ以上の撮影機会はないでしょう。

また、将来の消防士になるかもしれないチビッ子たちも多く見に来ており、老若男女問わず、普段はなかなか見ることができない消防士らの活動に目を輝かせていたのが、印象的でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6507a61a31766c4be2bbdcdcb556448c94267ab2 

 

(ブログ者コメント)

4ケ月前、この訓練が行われることになった経緯や今回の訓練計画などが消防庁からユーチューブにアップされていた。(13分)

以下は今回訓練計画説明映像の一部。





















https://www.youtube.com/watch?v=hv59fwnHpIY 






 

 

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20221013191分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

110番通報の新たなシステムについてです。

通報する人が現場の映像や画像を警察に送信できるというシステムの試験運用が、今月から全国で始まっています。

 【写真を見る】110番通報が変わる 映像・画像の送信が可能に 記者が体験

県内で、1日におよそ160件、年間およそ6万件の通報がある110番。

今月から、新しいシステムの試験運用が始まっています。

(宮崎県警察本部通信指令課 岡本理事官) :
「通報者の目の前で起きている現場の状況について、映像や画像の送信を受けることで、視覚による現場の確認や情報収集を行うことが可能になります」

110番通報を受けた警察が映像などが必要と判断すると、通報者のスマホにショートメッセージが届きます。

そこから通報者が映像や画像を送信するシステムです。

(長友記者) :
「目の前で事故が起きたという想定で、110番通報をしてみます」

目の前の状態やけが人の有無などを伝え、警察が映像が必要だと判断すると・・・

(通信指令室) :
110番で映像を送っていただけると助かります。ご協力をいただけますか?

(長友幸生記者)
「はい」

スマートフォンに「警察です」と書かれたショートメッセージが届き、URLが送られてきました。

そして、伝えられたアクセスコードを入力し、「GPS機能で通報者の位置情報を取得すること」などに同意すると、映像の送信が始まります。

(通信指令室) :
「今、事故現場の状況が届いております。もう少し右を映していただけますか」

これまでの音声だけではなく、映像や画像を送ることができるこのシステム。

通報者が撮影した映像は、通信指令室だけではなく、現場に向かう警察官にもリアルタイムで共有されます。

(宮崎県警察本部通信指令課 岡本理事官) :
「より迅速、かつ的確に現場状況を把握し、必要な警察力を現場に投入し、早期に事件・事故への対応を図ろうという趣旨で導入されました。警察が初動対応をする多くの現場での活用が期待できます」

事故だけではなく、災害や行方不明者の捜索など、多くの現場での活用が期待されるこのシステム。
来年4月から本運用が始まります。

 

(スタジオ)
撮影に夢中になって事故などに合わないように、通報者自身の安全確保にも注意しなければいけません。

また、リアルタイムでの撮影だけではなく、通報前に撮っていた写真や映像も送ることができるようになっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b80f75ae109eb8da674f294be2b8fdb3c8f90d43 

 

 

 

 

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20228141840分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日夜10時ごろ、静岡市葵区呉服町のビルの3階の飲食店から火が出て、ビルの3階と2階の一部が焼け、3階から1人が遺体で見つかりました。

飲食店の従業員や客は無事でしたが、消防によりますと、消火活動をしていた静岡市消防局駿河消防署の消防司令補、山本さん(男性、37歳)と連絡が取れなくなっていて、亡くなったのは山本さんと見られ、警察は身元の確認を急ぐとともに、詳しいいきさつを調べています。

消防によりますと、山本さんは消火活動のため、午後10時50分に2人の消防隊員と一緒にホースを持ってビルに入りましたが、およそ10分後に退出命令が出た直後に連絡がとれなくなったということで、当時の対応に問題がなかったか検証するとしています。

この火事を受けて、14日夕方、田辺市長が会見し、「2年前に別の場所で起きた火災で職員が殉職し、安全管理に努めてきたなかで、このような事故が起きてしまったことを重く受け止めている。徹底的に原因を究明するよう指示した」と話しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220814/3030016960.html

 

814238分に読売新聞からは、隊員3人が3階で火元調査し15分後に戻ろうとしたところ最後尾にいた山本さんの姿が見えなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同消防局によると、午後10時頃に隊員らが到着。

火元を特定するため、山本さんは他の隊員3人と午後10時50分頃に進入した。

1人が3階のエレベーター近くで待機し、山本さんを含む3人が周辺を調べた。

約15分後に戻ろうとしたところ、最後尾にいた山本さんの姿が見えなくなったという。

14日午前2時25分頃、3階で1人の遺体が発見された。

市消防局の管内では、2020年7月に吉田町の工場倉庫で発生した火災で、消防隊員ら4人が殉職した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220814-OYT1T50192/

 

814217分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、ビルは感知器不足などの不備を指摘されていたが改善報告は出されていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ビルは、2016年に消防が行った立ち入り検査の際、階段部分の感知器不足など不備があったことが確認されていますが、消防はこれまでに改善の報告を受けていなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/af79403ebe4804e151baf47461096a0918d98f0b

 

8171856分にNHK静岡からは、遺体は奥の倉庫の中で見つかった、通常はロープで隊員同士をつなぐが、今回は足元の視界が確保されていたためロープは使わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察が、DNA鑑定などで確認を進めた結果、遺体は、現場で消火活動にあたり連絡が取れなくなっていた静岡市消防局駿河消防署の消防司令補、山本さん(37)と確認されました。
死因は焼死でした。

消防によりますと、山本さんは、飲食店の奥にある従業員の更衣室などに使われていた倉庫の中で見つかったということです。

また、山本さんは2人の隊員と一緒に消火活動に入りましたが、通常はロープで隊員同士を繋ぐのに、今回は足元の視界が確保されていたためロープは使わなかったということです。

この倉庫の焼け方が激しかったと見られることから、警察は、出火原因とともに、消防の当時の安全管理や指揮などに問題がなかったかなど調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220817/3030016985.html

 

8172017分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、遺体が見つかった倉庫が火元らしい、急に激しくなった火に巻き込まれた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性隊員は別の隊員2人と火元を確認するため、火災発生からおよそ1時間後にビル内に入っていました。

男性隊員の遺体が見つかったのは、ビル3階の一番奥にある倉庫。

ここは飲食店の倉庫兼更衣室で実況見分の結果、最も損傷が激しく、今回の火事の火元とみられています。

発見された遺体の状況などから、警察や消防は退避命令が出た後、1人で現場に取り残された男性隊員が何らかの理由で急に激しくなった火に巻き込まれた可能性もあると分析しています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/c98edda37646c00bcbdf863d8bb822ef41e36d93 

 

817194分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、火の不始末だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

倉庫は従業員の着替えや休憩に使われていて、同じビルの別の飲食店の店長は「更衣室が火元だった」と聞いていたということです。

同じビルの別の飲食店・店長:
 
「(火元となった)上の飲食店の人からは更衣室の火の不始末と聞いています。注意不足としか言いようがないですね。こんなこと起こると思わなかったので、自分たちも気をつけなきゃいけないですね」。

出火当時店内にいた客はテレビ静岡の取材に対し、「火災報知器が鳴って焦げたにおいがしたあと煙が漂ってきた。店員の指示に従い階段を使って外に避難した」と話しています。

当時店内にいた店員やおよそ30人の客は避難して無事でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/81de743b7a484c388d7900430590f7f07a1b5e7f 

 

818日付でテレビ静岡からは、火元とみられる倉庫兼休憩室でタバコの吸い殻が複数見つかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局のこれまでの調べで、火元は山本さんが見つかった倉庫兼休憩室で、この部屋から紙タバコの吸い殻が複数見つかったことがわかりました。

また、部屋には段ボールや従業員の衣類など燃え移りやすいものも置かれていました。

静岡市消防局は、吸い殻が見つかった付近が特に激しく焼けていたことから、出火原因はタバコの不始末とみて、山本さんが死亡した経緯などについて調べを進めています。

また、静岡市消防局は消防隊員が死亡した状況や出火原因を特定した上で報告書をとりまとめ、再発防止に生かしていく方針です。

https://www.sut-tv.com/news/indiv/17660/ 

 

(2022年8月27日 修正1 ;追記)

20228251838分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、消火活動時はロープで隊員同士をつないでいたが、火元確認時は視界が確保されていたため消防ホースをたどるだけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

これまでに、出火からおよそ1時間後に火元確認のためビルに入った3人の隊員は、基準となっている「隊員同士をロープで結ぶ」という手法を取らず、消防ホースをたどって進入と退出の経路を確保する手法をとったことが分かっています。  

一方で、消火活動のため2度ビル内に入った、亡くなった消防士らとは別の3人の隊員らは、基準通りに隊員同士をロープでつなぎ、はぐれないようにしていたことが新たにわかりました。  

静岡市消防局は、火災発生後の会見で…。

静岡市消防局:
「今回はある程度床面付近での視界が確保出来ていたと解釈されるため、(ホースを)退出に利用していた。現時点では、活動に対しては問題は無かったと理解している」  

手法については問題がなかったとしていますが、今後、判断が正しかったか検証を進める方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/78c0829c898471d0ce6cb8a984ddc33b91d45c3b 

 

(2022年9月4日 修正2; 追記)

2022922045分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、吉田町の倉庫火災殉職事故を教訓につくられた支援隊との情報連携がうまくいってなかったかもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局は、関係者から火元の情報を聞いていたにもかかわらず、別の部屋を検索していたことがわかりました。

その提言をしたのは、2020年、3人の隊員が殉職した工場火災を受けてつくられた安全管理に特化した部隊でした。

<火災現場を見た人>
「従業員の消し忘れかなんかで燃えちゃった。(現場では)『更衣室でタバコの消し忘れがあって』と言っていた」

静岡市消防局によりますと、当時、飲食店の関係者から火元は倉庫兼休憩室と聞き取り、現場部隊に伝えていたと言います。

ところが、亡くなった男性隊員の部隊より先に到着し、2度の火元確認を試みた先行の救助隊は、いずれも出火元とは逆の位置=入り口付近にある給湯室やトイレ付近の確認作業をしていたことがわかりました。

結果、火元が確定しないまま、火災発生から1時間が経過。

男性隊員の部隊が3度目の進入で火元を特定するも、何らかの理由で男性隊員1人が火災に巻き込まれました。

火元の情報がありながら、別の部屋の確認に時間を費やした消火活動。

関係者によると、その活動指針を現場本部に提言したのは、災害機動指揮支援隊でした。

20207月、静岡県吉田町で起きた大規模な工場火災では、静岡市消防局の隊員3人が殉職。

この火災を教訓につくられたのが、現場の安全を俯瞰的に見て、消火活動の助言をする災害機動指揮支援隊でした。

静岡市消防局は、屋内進入の判断の経緯などは事故調査委員会で検証するとコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/733c3abf4255fcd98413174e42622322dad3f997

 

(2022年10月6日 修正3 ;追記)

20221051847分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、退出前に隣の隊員が身体に触れ退出と声をかけていた、動きが無くなると95dBの音が鳴る警報器を携帯していたが鳴らなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日、市議会企業消防委員会で市消防局は現場の図面を示し、経緯などについて説明しました。

それによりますと、山本さんの隊の3人は、山本さんを先頭に青の線の経路で現場に進入。

午後1055分ごろ、火元を発見し放水。

およそ5分後、指示を受け退出をする際、真ん中にいた隊員が山本さんの体に触れ、「退出」と声をかけましたが、その3分後の午後113分、山本さんがいないことに気が付いたということです。

山本さんは、所有者に一定時間動きがなかった場合、走行中の電車内より大きい95デシベルの音が鳴る警報器を携帯していましたが、捜索にあたった隊員らは音を確認していないと言います。

警報器が何らかの理由で作動していなかった可能性があります。 

市消防局は13日に外部の有識者らで作る事故調査委員会を設置し、20231月をめどに原因などについてまとめた報告書を公表するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc05c44d8540e01540cbf08943f78b10e7f29400 

 

105203分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、警報器は45秒以上静止していると大きな音が出るようになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

こちらは火災のあった飲食店が入るビル3階の見取り図です。

消防はまず、1隊目と2隊目が煙や熱気が確認された建物東側に進入しましたが、火元は確認できませんでした。

その後、南側にある倉庫兼休憩室が火元との情報があり、山本さんを含む3隊目が火元の近くまで進入し放水を開始しました。

しかし、隊長から退出の指示が出たため、隊員はホースを辿りながら来た通路を戻りましたが、山本さんは戻らなかったということです。

・・・

警報機は45秒以上静止しているなど、異常を感知すると大きな音が出るようになっています。


https://news.yahoo.co.jp/articles/88c42b75ba9f66b99efe0ac9a33d7efc3f7ccb9b 

 

105209分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、警報器は高温が続いても鳴る、鳴っていれば外にいた隊長にも聞こえていたはずなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

<長沼静岡市議> :
45秒停止したり、高温の状態が長時間続くと(音が)連続するというようにカタログに書いてありますけども」

<静岡市消防局警防課長>
 
「今回の火災対応の時の距離からすれば、建物の外で待機している隊長には聞こえる距離だと判断しております」

火元への進入前、身に着けた警報器が作動することを確かめていたものの、隊員が行方不明になった際、警報器の音は確認できませんでした。

このため、居場所が分からず、813日午後11時頃からあわせて16回捜索を行い、約3時間半後、心肺停止の状態で隊員が見つかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5cdb01e35f553a67b74c81205d301c5913f1d48b

 

(2022年11月15日 修正4 ;追記)

202211141846分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、ビル地下にあった居酒屋では押し寄せた消火の水で店内がメチャメチャになり、3ケ月たった今でも営業再開が危ぶまれる状態だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

梅田記者:
「火災があったビルの地下にある居酒屋。
消火活動による水が流れてきて、今も休業状態が続いている。
片づけ作業も進んでいるが、壁には大量のカビがある」

火災の影響は、3カ月たった今も色濃く残っていました。

ビルの地下1階に店を構えていた「府中かしわで」では、消火活動の水が店内に押し寄せたそうです。

府中かしわで オーナー 市川さん:
「(消火後にきたときは)どこもかしこも店中、隅から隅まで雨が降っているようなそんな状況。
ぽたぽたではなく、カッパ着るかしてないと濡れちゃうような状況。
一体いつまで続くんだという。
自分もまさかというか、状況を受け入れるのには時間がかかった」  

浸水で家電や電気系統は全て故障し、地下ということで十分な換気もできず、店内の至るところにはカビが発生しています。

水を吸った床もゆがんでしまい、現状の被害総額は5000万円以上にも上るそうです。 

姉妹店舗や新規店舗の応援を得て、営業再開に向け準備し、雇用も何とか維持しようとしていますが、営業再開には店を一度解体しなければならないといいます。

府中かしわで オーナー 市川さん:
「本当にここに戻れるかどうかも今心配なところ。
ちゃんと全額保険で出るのかというのが、明確になっていない不安は大きい。
そろそろ賃料も発生してきてしまいそうな流れにもなっていて、どうしていっていいか分からない」

火災で生じた店存続の危機。
今後の方針は12月中にも決めたいということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abde1de6effa9d3239b5336bce855941fc1c2cbb

 

 

  

  

 

   

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20228141830分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午後3時10分ごろ、登米市消防本部の駐車場で、職員5人が要救助者にロープや浮き輪を渡すための「救命索発射銃」と呼ばれる銃を使った訓練をしていたところ、銃が暴発しました。

弾は幅が63ミリ、長さが100ミリのゴム製で、敷地と道路を越えて、およそ80メートル離れた場所に駐車していた散水車にあたりました。

散水車に人はおらず、けがをした人はいませんでしたが、助手席のドアとガラスが破損しました。

登米市消防本部は、「歩行者等の有無の安全確認は行っていたものの、一歩間違えれば、大事故につながる」とした上で、「原因の調査を進め、再発防止に努めたい」としています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/4177e0cc74a73eaf583f8478af2d7034db1be9e9

 

8141658分に産経新聞からは、空気圧の調整や発射角度が不適切だった可能性がある、この訓練は年に2~3回、飛距離50mで実施していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市消防本部は14日、救命索発射銃の訓練で誤ってゴム弾を敷地外まで約80メートル飛ばし、近くにある会社の車のガラスとドアを破損させたと発表した。

空気圧の調節や発射角度が適切でなかった可能性があるという。

13日午後3時10分ごろ、消防本部の駐車場で署員5人が訓練中、口径63ミリの救命索発射銃を発射。

ロープの付いたゴム弾が飛びすぎ、駐車されていた工事車両の助手席のガラスが割れ、ドアがへこんだ。

救命索発射銃は水難事故などで使われ、遠方や高所にロープを付けたゴム弾を飛ばす。

登米市では年2~3回、約50メートルの飛距離で訓練している。

https://www.sankei.com/article/20220814-VSG42BGXWRPCHCMHZB3SCLXNBM/

 

815742分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、訓練時は空気圧を調整し70m以上は飛ばないようにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市消防本部は14日、救助用のロープを遠方に届ける空気銃を訓練で使用した際、ゴム製の弾が敷地を飛び越え、隣接する会社に止めてあった車を破損したと発表した。
けが人はなかった。

発表によると、13日午後3時10分頃、同本部の駐車場で同市消防署の職員が銃を使用。

ゴム製の弾が約80メートル先の道路工事の散水車に当たり、助手席側のドアとガラスを破損した。

お盆期間で工事は行われておらず、周囲に人はいなかった。

訓練時は銃の空気の圧力を下げ、弾の飛距離が70メートルを超えないようにしていた。

弾が飛びすぎた原因はわかっておらず、同本部で調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1ee2291e3e51f98fa2267c737c98c59d3ac489d

 

(ブログ者コメント)

情報を総合すると、青ルートで飛ばすところ赤ルートで飛んでしまった、ということかもしれない。

 

 

 

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202289910分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新型コロナウイルスの感染の再拡大や熱中症などで、地域によって救急車の稼働率が90%を超える日があるなど、ひっ迫した状況となっています。

そんななか、SNSでは救急車に関して、あるユーザーの投稿が話題に。

どういった内容なのでしょうか。

バク@精神科医/新刊発売中!!@DrYumekuiBaku)さんは、精神科専門医としてさまざまな分野の精神科領域の治療に従事しています。

そんなバクさんは、救急車が来たときの一般車両の対応について、SNSに以下のように投稿。

「救急車が来た時減速して避けつつハザードたくと救急車からしたら『あのクルマはめっちゃ譲る気満々やな!安心して横抜けれるやで!』と思えるらしいので、運転中に道を緊急車両に譲る時はハザードたいてあげてください。
 
(情報元は関西の救急隊員さん。地域差あるかもですが後続車にも伝わるし良いと思う)」

この投稿を読んだユーザーからは、「めっちゃ分かります」「私もハザードします」といった共感や、「なるほど、今まで端に寄ってたけどハザードたくようにします」という声が寄せられています。

実際に救急車を運転しているというユーザーからは、「救急車に気づいてるか気づいていないかは本当に重要です」との意見も見られました。

また、救急車についての対応を知らないドライバーもいるようで、「これをやると後続車に抜かれるのでモヤモヤする」との声も見られています。

今回の投稿の経緯について、バクさんは以下のように話します。

「最近緊急車両を見る機会が非常に増え、過去同乗していたドクターカーで聞いた記憶から投稿しました。実際車内から見ているとわかりやすかったです」  

投稿の反響はさまざまだったようで、これについて以下のように話します。

「『もちろんそうしている』という意見がかなり多かったのですが、『ハザードは逆に危険』『停車より徐行の方が良い』などのご意見もありました。怖いなと思ったのは『緊急車両に道を譲ったら後続車にすごい勢いで抜かされた』という内容です。救急車の事故を招きかねず譲ることの難しさを感じました」

本来、救急車が接近してきた際は、道路交通法40条で、道路の左側に寄って一時停止しなければいけないと定められています。

ハザードランプの本来の使用方法については、夜間に幅5.5m以上の道路に駐停車するときと、通園通学バスの乗降時のために駐停車させているときに用いられることが定められており、これは道路交通法第18条、26条にて規定されています。

では、今回の投稿のようなケースではどうなのでしょうか。

元警察官のBさんは以下のように話します。

「緊急車両が近づいてきたときにハザードを点灯させるというのは正直なところ法律で定められたものではないので、良いとは言い切れないかと思います。ただし、特に罰則などもありません」  

法律上だけで見ると、救急車が近づいてきた際のハザードの使い方は本来の目的ではないといえます。

しかし、救急車が接近してくるなどお互いの意思疎通が必要な状況では、ハザードランプで合図を示すのも大切な行動のひとつといえるでしょう。

※ ※ ※  

今回の反響があった投稿を受け、バクさんはユーザーに向けて以下のような想いを話しています。

「コロナ禍の昨今、移動手段を公共交通機関から自家用車へ変えた人もいると思います。 道路は常に流動的で緊急車両が来た時の対応として徐行か停車かなどの最善は、その時々で変わります。しかし最善でなくとも少しの配慮で十分だと思います。 『お先にどうぞ』というゆとりの気持ちを持ち、元気&無事故で走行することで支援される医療がとても多くありますので、気をつけてもらえますと幸いです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/20de8024b228288f142186c8aa14acaccd544590 

 

(ブログ者コメント)

ブログ者は房総半島の山の中の410号線で1ケ月ほど前、後ろにピタリとつかれたことがある。

せっつかれるのはイヤなので、見通しの良い直線道路に出た際、対向車がいないことを確認したうえで、お先にどうぞとハザードを点滅しながら減速した。

しかし後続車は追い抜くことなく、一緒に減速している。

ん・・・?

意図が伝わってないかな?と思っていると、気が付いたらしく、数秒後に追い抜いて行った。

あの車も当初、前の車がハザードをチカチカさせた意味を理解できていなかったのかもしれない。

 

 

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20227251547分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

出版取次大手のT社(東京都新宿区)は、2022721日深夜に発生した物流センターでの漏水事故によって書籍約2万冊が水に濡れ、書店への配送に遅れが生じたとした。

25日、同社広報がJ-CASTニュースの取材に明かした。

■スプリンクラー水道管が破裂  

漏水が起きたのは同社の西台雑誌センター(東京都板橋区)。

担当者によると、同センターでは月刊誌を中心に一日約100万冊の取り扱いがある。  

721日深夜、施設内のスプリンクラー水道管が破裂。

設備は22日午後までに復旧したものの、23日発売の雑誌など約2万冊の書籍が水に濡れた。

書籍の汚損と復旧作業の影響で、書店への配送遅れや配送冊数の変更などが生じた。

22日以降、書店側には事故の影響について個別に連絡。

また、汚損した雑誌分については、出版社から新たに仕入れるなどの対応をしている。  

ツイッター上では全国の書店の公式アカウントが、今回の事故の影響で雑誌の入荷が遅れるという報告を相次いで投稿していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d902bf4efe657239fc83ffe47784c97b21d046ed

 

(ブログ者コメント)

報じられた記事は、これ一つしか見つからなかった。
T
社のHPにはトラブルが起きたという情報のみ。
破裂原因は不明だ。

 

 

 

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2022721638分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日、沖縄県伊良部島の港に接岸していた巡視船で、機関砲の実弾8発が誤って発射された問題で、船長が機関砲に実弾が装てんされていない状態だと思い込んで訓練の実施を指示していたことなどから、宮古島海上保安部は、船長と乗組員の意思疎通に問題があったとみて調べています。

この問題は、19日の午前11時10分ごろ、伊良部島の長山港に接岸していた巡視船「しもじ」で、船首付近に搭載された20ミリ機関砲から実弾8発が陸側に向かって誤って発射されたものです。

海上保安部によりますと、その日の朝、乗組員7人が機関砲の点検を行い実弾を装てんしていましたが、船長は別の乗組員に対し、実弾を使わない「空撃ち」と呼ばれる射撃訓練を行うよう指示したということです。

この時、機関砲の照準は港の北側のやぶにあわせていて、弾はその一帯に着弾したとみられていますが、これまでの捜索では見つかっていません。

船長が機関砲に実弾が装てんされていない状態だと思い込んで「空撃ち」を行うよう指示していたことなどから、海上保安部は船長と乗組員の意思疎通に問題があったとみて、詳しく調べています。

海上保安部では、再発防止策が徹底されるまで、同様の訓練や洋上での射撃訓練を中止するとしています。







https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220721/5090019216.html  

 

7201846分に毎日新聞からは、弾薬箱と機関砲をつなぐレールに実弾を入れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沖縄県の離島・伊良部(いらぶ)島(宮古島市)の港に停泊中の巡視船「しもじ」(200トン)から20ミリ機関砲の実弾8発が陸側に誤射された問題で、巡視船が所属する宮古島海上保安部は20日、男性船長(52)が、弾がセットされている認識がないまま「空撃ち」の訓練を指示したのが原因と発表した。

海保によると、20日の洋上射撃訓練に備え、乗組員7人が19日午前8時半ごろから船内で点検や訓練を実施。

その際に乗組員が弾薬箱と機関砲をつなぐレールに実弾を入れ、操舵(そうだ)室内のスイッチを押せば発射される状態だった。

しかし船長は装塡(そうてん)に気付かないまま、弾は使わず射撃の動作を確認する「空撃ち」の訓練を指示。

港北側の崖に8発が発射されたという。

けが人はいないが、港に止めていた海保職員の車に、誤射で破損し飛散した砲口の栓によるものとみられる傷が確認された。

宮古島海保の福本部長は、「一歩間違えば大変な惨事になっていた。前代未聞の事態を引き起こし、言い訳も弁解も通用しない」と陳謝した。

再発防止策が徹底されるまで、20ミリ機関砲の取り扱い訓練や洋上射撃訓練は控えるという。

https://mainichi.jp/articles/20220720/k00/00m/040/302000c

 

7201240分に沖縄タイムスからは、通常の訓練では発射前に弾薬箱から砲身までの連結を切らないといけないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福本部長は誤射の原因について、操法(取り扱い)訓練で弾薬箱に実弾を入れた乗組員と、発射の指示を出す船長の意思疎通が取れていなかったと説明した。

通常の操法訓練では、発射の際に弾薬箱から砲身までの連結を切らないといけないが、発射できる状態のまま船長が確認せず発射の指示を出したという。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/994585

 

721752分に沖縄タイムスからは、細かな作業についてマニュアルに書かれているか海保が精査中など、下記趣旨の記事が機関砲の概略構造図付きでネット配信されていた。

発射の際、砲口に取り付けていた金属製の栓が壊れて飛散し、駐車場の車両のフロントガラスにひびが入るなど、同保安部職員の車両2台とオートバイ1台に被害があった。

民間施設への被害は確認されていない。

誤射は19日午前11時過ぎに発生。

点検整備を終え、20日の洋上射撃訓練に備えて乗組員が弾薬箱へ実弾を入れた。

その後、船長の一等海上保安正(52)の判断で機関砲の操法訓練を実施したが、船長は弾薬箱から砲身までの連結が解除された状態と誤認識し、確認しないまま、別の乗組員に発射ボタンを押す指示を出した。

船長や乗組員の細かな作業についてマニュアルに書かれてあるのか、同部で精査している。

実弾での誤射は海上保安庁全体でも初めて。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/994963 

 

(ブログ者コメント)

万一の場合を考慮し、空撃ちする時は砲身を海のほうに向けておく・・・といった対応は、これまでとられていなかったのだろうか?


(2022年7月27日 修正1 ;追記)

202272618時51分に産経新聞からは、陸側に砲を向けないなどの対策が発表された、発射音が違っていたため射撃を中止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

第11管区海上保安本部(那覇)は26日、「陸側に砲を向けない」などの再発防止策を発表した。

着弾場所は現在も分かっていない。

その他には、訓練前に実弾がないことの確認徹底や、武器担当者による研修実施を挙げた。

マニュアルの手順が守られなかったとして、法令違反についても調査していることも明らかにした。

11管によると、誤射は19日午前に発生。

意思疎通の不足により、実弾が装塡されていることを認識していなかった船長の指示で、陸側に向けて発射した。

模擬弾にはない発砲音がしたため、射撃を中断したという。

https://www.sankei.com/article/20220726-MLXKCBPEWZLWHIB4FQPVJ7DYCQ/

 

726182分にNHK沖縄からは、当日?手順の確認だけでなく実射撃訓練も行うと変更されたが、ブリーフィングは実施されなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

問題の発生から1週間となった26日、海上保安庁は、原因や再発防止策などについて明らかにしました。

それによりますと、翌日に予定していた洋上訓練を前に、船長から乗組員に対し、機関砲の取り扱いについて、手順の確認だけではなく、実際に射撃訓練を行うと変更が指示されましたが、その際、ブリーフィングが実施されなかったということです。

この時、機関砲には実弾が連結され発射できる状態になっていましたが、船長は、その事実を認識していなかったということです。

このため、乗組員の意思疎通の不足などが原因だったとして、海上保安庁は再発防止に向け、全国の海上保安本部などに対し、訓練前のブリーフィングの実施の徹底や陸側に機関砲を向けないことなどを呼びかけました。

宮古島海上保安部は、本庁がまとめた再発防止策を踏まえ、近く独自の対策をとりまとめ、公表することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220726/5090019299.html 

 

(ブログ者コメント)

NHK沖縄の報道から考えると、変更管理に問題があったということかもしれない。 

 

(2022年8月2日 修正2 ;追記)

2022730624分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、「しもじ」では過去にも訓練マニュアル違反があったが、他の巡視船ではなかった、今後は9隻の巡視船が個別に定めていた訓練マニュアルを統一するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同巡視船で訓練手順のマニュアル違反が常態化していた。

29日、宮古島海上保安部が「今回も含めて3回、マニュアルを守らず訓練前日に実弾を給弾していた」と発表した。

同部によると、巡視船しもじの現船長の乗船期間(3年目)中に実施した洋上射撃訓練で、今回を含めて3回、乗組員が「訓練当日の作業を軽減するため」との理由で、前日に実弾を給弾していた。

洋上射撃訓練の実施総数について、「詳細は答えられないが、少なくとも年に1回以上実施している」とした。

同部では、しもじを含め同型巡視船が9隻所属しているが、しもじ以外での訓練前日の実弾の給弾は「なかった」とした。

また、しもじでの過去2回の前日の給弾が今回の乗組員と同じ人物かについては「確認できていない」とした。

同部によると、巡視船しもじのマニュアルでは、実弾について「必要な時以外に弾薬庫から弾薬を出さない」と定めており、本来は訓練当日に給弾するべきものだった。  

同部は改めて、誤射原因として「マニュアル不順守と意思疎通の不足、機関砲の構造の理解不足があった」と説明した。  

その上で、海上保安庁が26日に発表した再発防止策

(1)実弾有無や命令内容確認とブリーフィングの徹底
(2)砲身を陸地側に向けないことなどをマニュアルに反映
(3)訓練に関わる緊急点検、構造・操作に関わる研修の実施

に加えて、独自策として、弾薬庫に実弾を格納することを含めて「所属巡視船の着岸中の実弾給弾を全面的に禁止する」とした。

また、現在、同部所属の巡視船9隻がそれぞれ訓練手順マニュアルを定めている状態にあることを説明し、「乗組員の異動で混乱をきたす」として、各マニュアルを統一化するとした。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b12805fad6a0bf33b27eed40476dce03e1f003f

 

(2022年12月24日 修正3 ;追記)

202212231922分に毎日新聞からは、翌日の射撃訓練に備え実弾も装填したが、実弾装填を船長に報告していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海上保安庁は23日、当時の船長ら3人を停職などの懲戒処分にした。

11管区海上保安本部(那覇)の一條本部長ら2人については、厳重注意などの説諭処分とした。

一條本部長は記者会見で「前代未聞の重大事故。信用を失墜させ深くおわびする」と謝罪し、再発防止の徹底を強調した。

誤射は719日に発生。

乗組員が20ミリ機関砲を点検し、翌日の海上射撃訓練に備えて模擬弾と実弾を装塡(そうてん)した。

その後、実弾の装塡を報告されていなかった船長の指示で、訓練前に別の乗組員が陸側に発射。

模擬弾にはない発砲音に気づき、射撃を中断したという。

実弾は見つかっていないが、近くの林に着弾したとみられ、被害は確認されていない。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20221223/k00/00m/040/331000c

 

  

  

  

 

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202271891分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

神戸市消防局は17日深夜、市内で同日昼間にあった団地の火災で心肺停止状態の女性(56)を3階の部屋から救助中、約5メートルの高さから地上に落下させる事故を起こしたと発表した。

女性は搬送先の病院で死亡が確認された。

事故との因果関係は不明だが、同消防局は「あり得ないミス」とする。

一体何があったのか。

同消防局と兵庫県警神戸北署によると、火災は午後4時すぎ、同市北区君影町1のUR都市機構鈴蘭台第5団地7号棟(5階建て)の3階の一室で発生。

同40分ごろ、はしごでベランダから進入した消防隊員が、心肺停止状態の女性を室内で発見したという。  

近くに住む30代の女性は火災当時を振り返り、「バチン、バチンと音がしたので避難した。振り返ると、(出火した)部屋のベランダから黒色の煙が上がり、灰が舞っていた」と話す。  

同消防局と同署によると、まだ火が完全に消えていない中、3階のベランダにいた隊員2人と地上の2人が協力して地上への救助を試みる。

女性にハーネス型の救助器具を装着し、ロープと接続して活動を開始。

1メートルほど降ろしたところで、女性の足が建物の壁に接触し、バランスが崩れて救助器具から抜け、下半身から芝生に落ちたという。  

その後、すぐに病院に搬送されたが、落下から約1時間後に死亡が確認された。

事故との因果関係は「司法解剖の後に確定するため不明」とするが、同消防局の担当者は「要救助者を落下させることはあってはならない不手際で、今までにもなかった。原因を究明し、再発防止に努める」と話した。

神戸北署によると、検視の結果、女性は右太ももの骨折と右側頭部に約5センチのすり傷を負っていたという。

司法解剖し、詳しい死因を調べる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6510d2f5225d498534cd72ffe698179f15739e2

 

7211742分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、縛帯という器具を女性の体に装着して降ろしていた、死因は焼死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神戸市消防局によりますと、心肺停止状態だった住人の50代の女性をベランダから救助する際に、縛帯という器具を女性の体に装着して降ろしていたところ、女性の左足が壁にあたってバランスが崩れ、約5m下の地面に落下したということです。  

女性はその後、病院で死亡が確認されました。

司法解剖の結果、死因は焼死で、落下事故は原因ではないと判明しましたが、神戸市消防局は7月21日に改めて事故について謝罪しました。

(神戸市消防局 濱田警防部長) :
 「救助活動中に要救助者を落下させることはあってならないことで、お亡くなりになられた女性とご遺族にお詫びを申し上げます」  

神戸市消防局では今後、検証委員会を立ち上げ、事故原因をさらに詳しく調べるとしています。













https://news.yahoo.co.jp/articles/5254e8a204592c0443d581ea6474e941e9c5f3a0 

 

7211725分にYAHOOニュース(神戸新聞からは、縛帯が外れたため落下した、今後は落下制止器具も併用するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同消防局によると、降下する際に女性の足がバルコニーの下部に接触してバランスを崩し、取り付けたハーネス型の救助器具「縛帯」が何らかの原因で外れたという。

当時は部屋と地上で計4人の隊員が救助に当たっていた。  

神戸北署によると、検視の結果、女性には右脚を骨折するなどの外傷があったが、同消防局は「現時点で落下によるけがの有無は確認していない」とした。  

同消防局は事故の原因を分析するため、8月に救助の専門家らによる検証委員会を立ち上げるほか、今後は縛帯に加え、落下を制止する器具も併用して救助活動を行うという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/528748a655975fc72b3fb2ae914e8d3be4f141ab

 

(ブログ者コメント)

バランスが崩れた際に両腕がスポッと抜けた、あるいは器具の取り付けミスといった原因が考えられそうだ。

 

(2022年11月30日 修正1 ;追記)

20221129206分にYAHOOニュース(サンテレビ)からは、事故報告書がまとまった、推定原因は火傷の影響で臀部とハーネスがずれたことや圧迫しないようハーネスを少し緩めて締めたことだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20227月、神戸市北区君影町の共同住宅で起きた火事では、消防が建物の3階部分から心肺停止状態の女性(56)を救助する際に落下させる事故がありました。

女性の死因は焼死で、落下事故とは直接の関係はありませんでしたが、神戸市消防局は大学教授などでつくる検証会を開き、事故原因を分析してきました。

3回の会合を経て検証会がまとめた報告書によりますと、女性が負ったやけどの影響で臀部と救助用ハーネスの間が滑りズレが生じたことや、ベルトを締める際、圧迫しないよう少し緩めて締めたことなどが落下原因と推定されるということです。

検証会は再発防止に向けて「要救助者の状態に応じた活動を実施する」としています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/f1a49aeb7daed0cc8513f54cc7eaf798d3fecc9c

 

11291717分にNHK兵庫からも同趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受けて、市消防局は再発防止策などを検討するための検証会を設置し、当時の状況を再現した落下実験などを重ねてきましたが、このほど報告書がまとまり、29日に公表されました。

それによりますと、落下した原因として、女性を持ち上げる時の動きや火事によるやけどの影響で固定していたでん部と救助器具がずれたことや、女性の肩や股にベルトを締める際、圧迫しないよう少し緩めて締めたことなどが推定されるとしています。

その上で、再発防止に向けて、救助する人の意識の有無ややけどの程度など、状況に応じた救助活動ができるよう、さらに訓練を重ねることや、より安全性の高い救助器具を民間の事業者とともに開発していくことなどを挙げています。

市消防局は、「刻々と変化する現場での危険の予知を今まで以上に行えるよう、訓練や研修を充実させ、再発防止につなげたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20221129/2020020293.html

 

  

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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