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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021910140分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、54m消防車の写真付きでネット配信されていた。

消防署の前を通る。
ぴかぴかに手入れされた消防車が並ぶ。
中でも大きくて特徴的なのが、はしご車。

ところで、このはしご、どのくらいの高さまで届くのだろう。

大都市では、見上げるような高層のビルが次々と建てられているが――。

消防車両のトップメーカー「モリタ」(本社・兵庫県三田市)は、はしご車で9割弱のシェアを誇る。

そのラインアップで最も高いのは54メートルのはしご車だ。

マンションだと、18階あたりまで伸ばせることになる。

車体は長さ12メートル、幅25メートル、総重量約25トン。

法律上、車体をこれ以上は大きくできず、「今の技術力で対応できるのは、この高さが限界」とモリタの商品開発部。
54
メートルが国内で最も高いはしご車とされる。

54メートルはしご車は、2013年の金沢市を始めとして、愛知県岡崎市、徳島市などに6台が納入されている。

124千万円程度。

ビルが林立する東京や大阪といった大都市が率先して導入するのでは、と想像するのは素人考えらしい。

東京消防庁に聞くと、はしご車は30メートルが主力だ。
その上は40メートルで、40メートル超の導入は検討されていない。

その理由として、消防法でいう31メートル(11階相当)超の高層建築物には様々な初期消火、避難施設の設置が義務づけられていることが一つ。

例えば、スプリンクラーは原則11階以上の階に設置される。

また、消防ヘリコプターを8機保有しており、屋上からの救助に対応できる、としている。

「東京は高さを求めず、機動性の高い3040メートル級を必要とするところがあるのでは」(モリタ)

1933年、モリタは日本初のはしご車(木製はしごで高さ60=18メートル)を開発した。

今では15メートルから54メートルまで、6段階の高さがそろう。

街には街の事情がある。
どんな消防車を配備するかは、その消防戦略次第となる。

徳島市では8月末現在、54メートルはしご車が、はしごをいっぱいに伸ばして活動した例はまだない。

以前から50メートルはしご車を持ち、車両の更新時にダウンサイズも検討された。

だが、30メートルと比べても、管内で54メートルのはしご車が進入できないという場所は意外と少なく、「高さという最大のメリットを消す必要はないと判断した」と徳島市消防局。

持たない不安より、持っている安心が大切だ。

https://digital.asahi.com/articles/ASP992VGRP8ZUTIL00Z.html?pn=6&unlock=1#continuehere

 

 

 

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20219590分にYAHOOニュース(ベストカー)から下記趣旨の記事が、7枚のイラスト付きでネット配信されていた。

「もし自車が水に浸かったら、そしてそれが海水だったら、決して自分で動かそうとせず、すぐに消防署へ連絡すること」という鉄則がある。

エンジンが水に浸かった車両は、再びエンジンを始動しようとすると深刻なダメージを起こす可能性があり、さらに海水の場合は発火、つまり車両火災が発生する可能性があるからだ。

以下、東日本大震災の際に被災地で活動し、多くの車両火災に直面した著者が、そのメカニズムと対処法を解説します。

■海水に車体が浸かると炎上する可能性がある

筆者が東日本大震災の夜に目にしたのは、避難する被災者を乗せた自動車が海水に浸かり次々と炎上していく一面の火の海であった。

陸上自衛隊の災害派遣部隊として担当地域である久慈市に到着した21時少し前のことである。

翌日、夜明けとともに行動を開始し、車内で生きながらにして焼かれたご遺体の収容にあたった。

自動車が海水に浸かると炎上することは、2018年の台風21号により兵庫県の神戸港や尼崎西宮芦屋港にて発生した約20件の車両火災や、西宮市の人工島にある自動車のオークション会場が冠水して保管していた中古車など計約190台が炎上したことでも注目されている。

図「海水に車体が浸かると自動車は炎上するおそれがある」のとおり、淡水は電気を通さないが、海水は電気を通すため、普通の自動車がバッテリーの端子位置まで海水に浸かった場合、車体が炎上するおそれがある。

図「車体の電子回路の短絡による炎上」のとおり、電気を通す海水に車体の電気系統が浸かることで、本来の電流が流れているべき電気回路以外の場所で、2点が相対的に低いインピーダンス(電圧と電流の比)で電気的に接続される状態、日本語で「ショート」と略される現象が発生し、流れてはならない場所に電流が流れてしまうため、電子機器が誤動作を起こしたり、設計値を超える大電流が流れた異常発熱による半導体、抵抗器、コンデンサなどの電子部品の破損や高温による発火、発煙による有毒ガスの発生などが起きる。

情報機器の場合はデータ消失のおそれもある。

走行用モーターに電力を供給する大電力バッテリーを搭載したハイブリッド車や電気自動車には、ショートした瞬間にブレーカーを落としてシャットダウンする安全機構が設けられているが、普通の自動車にはそうした安全策が講じられていないことが多い。

バッテリーメーカーもバッテリーを海水に浸けるなどの試験は行っているし、自動車メーカーも塩水路での走行試験や融雪剤への耐性試験なども行ってはいる。

しかし、それぞれの試験では「安全」であっても、バッテリーが車体の電子回路に接続され通電している状態で、電気を通しやすい海水に浸かると炎上しやすいことは事実であり、過信してはならない。

 「ショート」は、地震などの避難後の家屋で生じる「通電火災」の原因の一つでもある。

筆者も札幌の真駒内駐屯地にて勤務していた時期、米軍進駐時代に建てた教会が老朽化により傾き、鉄骨が配線を切断したことによる火災現場に遭遇したことある。

氷点下の真冬であったため、ショートが発生した鉄骨付近が焼けた程度であったが、地震などで避難する際は電気のブレーカーを必ず落とすことを心掛けるべきだ。

塩害によるショートの問題は住居の電気設備でも問題となっている。

一般的に海岸から2kmの範囲にある電気設備には塩害対策が施されているが、気候変動により毎年のように訪れる、以前よりも強度を増した台風は、塩害対策を施している地域よりも内陸にまで海水を飛ばすようになり、その電気設備に塩の結晶が付着している様子が報道されるようになった。

自動車にも住居にも、気候などの変化に合わせた新たな対策が求められるようになっている。

■炎上し始めた車両からの救出法

図の「車両火災の一時的鎮静化方法」にあるように、乗用車で主に出火する場所はエンジンルームか燃料タンクの上にあるトランクルームである。

内部で火災が発生しているボンネットやトランクを、決して開けはならない。

図「燃焼の3要素」のように、火は酸素と温度と可燃物が揃うことで燃え続ける。

密閉された空間での火災では酸素が不足し不完全燃焼によって火の勢いが衰え、可燃性の一酸化炭素ガスが溜まった状態になる。

この状態で窓やドアを開くなどにより、密閉空間に急速に外気が入ると、熱された一酸化炭素に酸素が結合する二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発(爆燃)を引き起こす"backdraft"現象が発生するおそれがあるためだ。

エンジンルーム内の火災を完全に消火することはできないが、車内に取り残された乗員を救出するための時間の余裕を獲得できる程度に火勢を弱めることはできる。

手順は「孔を開けて密閉空間に消火剤を噴射する」だ。

エンジンルームの場合はエンジンを取り囲むようにボンネットに4カ所孔を開け、その孔に消火器のノズルを差し込み、車体の下から消火剤が出るまで充分に噴射する。

ボンネットに孔を開けるのは通常、フーリガンツールと呼ばれる破壊工具が使用されるが、ツルハシでも同じことができる。

沿岸部の車両には片手で扱えて分解できるツルハシを車内に備えておくことが望ましい。

破壊工具のスパイクを用いてボンネットに孔を開けるが、静音設計の乗用車ではボンネットの裏側に内張りが施してあることがあるので、消火剤がボンネットの裏側と内張りの間に噴射されることの無いように、確実にボンネットを貫通させることが重要だ。

消火器を使用する時は、消火剤がエンジンルームの下から噴出しているかを確認する。

トランクルーム内の火災はテールランプを破壊すれば、配線を通す穴などが設けられているので、そこに消火器のノズルを差し込む。

火は、酸素と温度と可燃物が揃うことで燃え続ける。

図「燃焼の3要素」のように、自動車内に燃料が残っている場合は可燃物として気化した燃料が存在しており、火災により熱せられた車体の温度も高い。

この方法は、ボンネットやトランクを開けずに消火剤を入れることで酸素が欠乏している状態を維持しているに過ぎないため、完全に消火することは難しく、再び火の勢いが強まるおそれがある。

乗員を救出する時間稼ぎのために、一時的に火を弱めるための方法であると認識すべきだ。

■熱傷について救急隊には「手のひら何個分か」と口の周りについて伝える

熱傷(やけど)は、皮膚の表面が赤くなる程度であれば日焼けと変わりないが、"水ぶくれや変色している部分"の面積が体表面全体に占める面積の10%以上に及ぶ場合は、直ちに病院で治療を受けなければならない。

熱傷面積を算出する方法として、成人では「9の法則」がよく知られる。

しかし、小児では「5の法則」になったりと、記憶の維持や実際の計算は専門職以外は難しい。

そこで、手掌法(しゅしょうほう)という、本人の手のひらの面積が、体表面面積のおおよそ1%に相当することを憶えておく。

傷病者自身の手のひらを基準に、素早く熱傷面積を割り出す。

救急隊には「手のひら何個分」と伝えればよい。

手掌法は誤差が男性で20%、女性で30%あるが、火災現場では厳密さよりもスピードを重視し、手のひら10個分以上の面積に水ぶくれや変色がある場合は危険と判断する。

火災現場は危険であること、他にも傷病者が発生していることを忘れてはならない。

図「皮膚構造と熱傷深度区分」のように、熱傷は、その深さによってIIII度まで3段階に分類されている。

熱傷の深さは「温度×熱の作用した時間」で決まる。

高温ではなくても、長時間接触していると熱傷になる。
いわゆる「低温やけど」だ。

長い間歩いているうちに足にできる水ぶくれも、靴と足の間に起きる長時間の摩擦熱によるものだ。

車内でも、トランスミッションの真上など、低温やけどになりやすい場所があるので注意する。

■重症度の判断

体表面の熱傷面積に関わらず、顔面や口の周りが焼けている場合は、気道熱傷のおそれがある。

かすれ声や息苦しさなどがないか観察する。

熱い空気を吸い込み気道が腫れてしまうと、空気の通り道が塞がり呼吸できなくなってしまうため、一刻を争う。

手、足の関節部分、股間の熱傷にも注意する。

関節部分の熱傷が原因で、後に動きが悪くなり生活に影響することがある(野口英世の左手)

股間の熱傷は排尿困難、排便困難などの後遺症を残すおそれがあるため、早い段階からの適切な治療が必要だ。

衣服の下に熱傷を負っている場合は、すぐに脱がせず、まず水をかけて冷やした後に、衣服を脱がせるか切り取る。

衣服が皮膚に貼り付いている場合は、はがさずに、そのままの状態にする。

熱傷部位には原則として、軟膏や消毒薬を用いず、に病院へと運ぶ。

これらを用いて熱傷部位が変色すると、先述の重症度を正確に判定できなくなるからだ。

時間が経つにつれ腫れてくるので、指輪や腕時計、ベルトなどは早期に外しておく。

III度熱傷では、皮膚が白や茶色に変色し、場合によっては炭のようになる。

III度熱傷では痛覚神経も損傷しており、本人が痛みを感じていないこともある。

◆水ぶくれ、

変色の熱傷範囲が10(手のひら10個分)程度の場合 水道水や湧き水など清潔な流水があれば、熱傷を負った直後に、患部を流水で30分以上、または痛みがとれるまで冷却を続ける(流水には患部を洗浄する効果もある)

傷口からの感染のおそれがあるため、川の水などは避けること。

同様に、感染予防のため、水ぶくれを潰してはならない。

清潔な流水が無い場合は、熱傷部位をペットボトルなどの飲料水で洗い、清潔なガーゼで余分な水分を拭き取ったのち、清潔なビニール素材(食品用ラップフィルムや食品パッケージの内側、保温用レスキューシートなど)で熱傷部位を覆い、その上から濡らしたタオルを当てるなど、気化熱により冷却を続ける。

ガーゼなどの水分を吸収する素材を患部に、直接、当ててはならない。
患部に貼り付いて、はがれにくくなるからだ。

水ぶくれ、変色の熱傷範囲が20(手のひら20個分)以上の場合 致命的である。

冷却は、低体温と感染に注意しながら行う。

清潔な流水がある場合は、冷却を2分以内にとどめ、全身の保温を行う。

熱傷部位を清潔なビニール素材で覆った上から清潔なシーツで傷病者を包み、その上から毛布やレスキューシートなどで保温する。

◆熱傷で失われた水分の補給

傷病者自身が座って飲み物を摂れる場合のみ、温かい飲み物を飲ませる。

寝ながら飲むと誤嚥をおこし、肺に入ったり、吐き出すおそれがあるからだ。

「熱中症を防げ!!調子が悪くなったら飲むのは水よりオレンジジュース」で述べたように、ORS「経口補水液」を用意できるのであれば、熱傷で失われた水分補給を、水の25倍のスピードで行うことができる。

 

筆者:照井資規
東日本大震災(2011311)発災時、陸上自衛隊の医療職の幹部である「衛生官」であり、岩手駐屯地、第9戦車大隊の医療部隊の隊長である衛生小隊長であったため、発災直後に出動した災害派遣時にて津波災害に被災した自動車の様相を数多く目にした。
その翌年、ITLS (International Trauma Life Support) 国際標準外傷救護初療教育プログラムAccess (交通事故救出救助研修)インストラクターとなる。
本記事はその内容に準拠している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f54d7160f83c0e163ee43056e5d21dbf02c42808 

 

 

 

 

 

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20218161745分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都の多摩消防署で20178月に救急隊員だった山崎Tさん(男性、当時50歳)が急性心不全で亡くなったのは、「体力錬成」として上司が過度な運動を強いたためだとして、山崎さんの弟(51)が16日、都に経緯説明や約6900万円の賠償などを求める民事調停を東京簡裁に申し立てた。

申立書などによると、上司が山崎さんの勤務態度に不満を持ち、個別に訓練を実施。

暑い日中に防火服を着用したまま消防署の周りを走らせたり、階段の上り下りや腕立て伏せをさせたりした。

山崎さんは訓練開始の約1時間半後に心不全を発症し、その後亡くなった。

https://nordot.app/799918218017177600?c=39546741839462401

 

817日付で毎日新聞東京版からは、上司は罵声を浴びせるなどした、公務災害に認定されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

多摩消防署で2017年、救急隊員の男性が訓練中に急性心不全で死亡したのは適切な指導を超えているとして、男性の弟(51)が16日、都に約6953万円の損害賠償や経緯の説明などを求めて東京簡裁に調停を申し立てた。
申立書によると、男性は山崎Tさん(当時50歳)。

同年813日、上司から「体力錬成」と称してランニングや腕立て伏せを強いられ、体調が悪化して死亡した。

上司は運動中に罵声を浴びせ、ほほに平手打ちをしたという。

2010月、地方公務員災害補償基金都支部が公務災害と認定した。

記者会見した弟は、「時代錯誤で法令順守の意識の低さを感じる。真摯(しんし)に受け止め、誠実に対応してほしい」と述べた。

東京消防庁広報課は「申立書が送達されておらず、現時点でのコメントは控える」としている。

https://mainichi.jp/articles/20210817/ddl/k13/040/007000c

 

8162249分にYAHOOニュース(TOKYO MX)からは、炎天下に防火服を着て・・・という表現の記事がネット配信されていた。

(その他の内容は上記と同じにつき、本文転載は省略)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb0abfcf71cbeefe04d56042787a51ba72e7b8cc  

 

 

 

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20217302147分に産経新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

災害現場などに出動している消防職員らを後方支援するため、4月から東京消防庁で運用されている「トイレカー」が、7月3日に静岡県熱海市で発生した大規模土石流で、都外では初となる被災地派遣に赴いた。

トイレカーとはトイレ機能に特化した車両のことで、災害現場での長時間に及ぶ活動や女性消防職員の増加を踏まえて導入された。

熱海市の被災地では1週間にわたって活動し、救助作業に当たる職員らの支援に当たった。

 

【プライバシーに配慮】

同庁の神田消防署(千代田区)に配備されたトイレカーは、防火衣などを着用する場合でも使いやすいよう、内部が広めに設計されている。

スペースは男性用と女性用に分かれており、車両中央部の男性用には小便器や2つの個室がある。

小便器は洗浄水が不要なもので、大便器には新幹線などでも使用される「真空吸引式」を採用した。

車両後部にある女性専用の更衣室兼個室には、着替え台も設置されている。

窓は曇りガラスになっているほか、カーテンも設けられており、プライバシーにも配慮された造りだ。

同庁によると、トイレカーの配備は全国の消防本部で初めてとみられる。

これまで災害現場で活動している消防職員らがトイレに行きたくなった際は、近隣の住宅や商業施設のものを借りていたといい、同庁の担当者は「着ているものは、火事のすすなどで汚れていることもある。申し訳なさから借りにくいという状況もあった」と明かす。

 

【心理的負担少しでも】

特にトイレで困るのは、寒い冬場や、長時間に及ぶ活動の場合だ。

同庁の管内では、大規模な火災など、活動が4時間以上となる災害が年間で約250件発生。

また、女性消防職員の数が平成23年から令和2年までの10年間で、約300人増加していることも導入の背景にあった。

配備先となった神田消防署は高速道路にも近く、都内全域に展開しやすいなど、交通の便の良さから選ばれたという。

今月、熱海市で発生した大規模土石流の被災地では、3~10日の約1週間にわたって活動。
約450人からなる東京都大隊の宿営地に展開し、職員らを支えた。
同庁は「円滑な後方支援に貢献できた」と強調する。

近年は全国的に大規模な自然災害も多く、避難所などで使用するため、自治体がトイレカーを導入する例もある。

「トイレという心理的負担を少しでも取り除くことで、現場で活躍する消防職員らの後方支援体制を強化し、男性はもちろん、女性の活躍の助けにもなってほしい」と、同庁の担当者は期待を込める。

https://www.sankei.com/article/20210730-5MGFCUS4I5JYDERPDYHYRISNYI/  

 

 

 

 

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2021561351分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

今年1月、北海道の岩内港で海上保安庁の巡視船「えさん」を座礁させたとして、当時の船長と航海長が書類送検されました。  

業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたのは、海上保安庁の巡視船「えさん」の当時の男性船長57歳と男性航海長55歳の2人です。

2人は今年1月2日、日本海の岩内港から「えさん」を出港させる際、海図や航海計器などで浅瀬の状況を確認するのを怠り、座礁させた疑いが持たれています。  

小樽海上保安部によりますと、現場周辺の水深は1112メートルほどで、「えさん」が浮かんでいるときに沈む深さ=喫水(きっすい)は4.6メートルでしたが、座礁した場所は水深4~5メートルの浅瀬になっていました。

「えさん」は、まる4日動けず、九州から呼び寄せた民間のタグボートで救出されました。  

2人は安全確認を怠ったこと認めているということですが、小樽海上保安部は、「海の安全を守るべき所属巡視船がこのような事故を起こしたことは、大変遺憾です。今後、このような事故を二度と起こさないよう、乗組員の指導を徹底し、再発防止に努める所存です」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c2a560d2225d66897964c487f0abf371c908065

 

(ブログ者コメント)

写真を見ると、港出口の防波堤のそば。
立場が立場なのに、なぜ安全確認を怠ったのだろう?
その点をこそ知りたいものだ。

 

 

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2021430946分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大津市消防局が防火・防災学習のために制作したインターネット動画が「面白い」「わかりやすい」と評判だ。

視覚・音声効果をふんだんに取り入れるなど、消防署らしくないユニークな動画になっている。
心がけているのは「シンプルかつ大げさ」。

新型コロナウイルスの感染拡大で事業所などの訓練に職員が出向くことが減り、滋賀県内外から「訓練に動画を使いたい」という依頼も寄せられている。

「ダメダメな放水態勢」「吹っ飛ばされちゃいまーす」。
少しふざけたようなフレーズがちりばめられた大津市消防局の動画。
制作の中心になったのは北消防署予防係主任、船本さん(33)だ。

「消防用設備に関するネット動画はたくさんあるけれど、カタい動画ばかりで見る気にならない」。
もっと興味をもってもらえる動画を作ってみたいと思ったという。

上司に話したところ「作ってみろ」と背中を押され、2019年秋、動画編集を独学し始めた。

作った動画を上司に見せた。
「つまらんわ。もう少し面白くした方がいい」と言われた。

表現などについて消防局と調整しながら、3カ月かけて完成させた。

消防局によると、「ここまでやるか」と物議を醸したものの、20年1月に動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされたのが、「誰でも簡単‼消火器の使い方の極意」「みんなが知っておくべき自動火災報知設備の使い方!」の2本だ。
いずれも船本さんが「主演」している。

事業所の防火管理者らが防火・防災を学ぶことが主な目的なので、面白いだけでは不合格。
必ず盛り込まなければならない内容も多い。

船本さんは「消火器なら、噴射時間、火の強さの判断などについての説明が必要です。シンプルで大げさを目指しています」と話す。

その後、「すごいぞ‼屋内消火栓設備‼」「総まとめだよ‼総合訓練っ‼」を制作。
最新作は21年3月の「あなたもできる!消火栓器具ボックス取扱方法」だ。

消防局には県外を含む他の消防本部から「どうやって作っているのか」という問い合わせや、県内外の事業所から「訓練に動画を使いたい」といった反響が寄せられている。

動画制作に携わった船本さんら5人は3月、消防局長表彰を受けた。

消防局は「PR動画開発チーム設置要領」を20年10月に施行。
現在、船本さんの「チーム北署」を含む5チームが動画制作に動いている。

船本さんは「若者にスマートフォンで動画を見てほしい。若い人は力が強く、機動力がある。消防設備の使い方を若者が学んでくれたら、市民の生命、財産を守る力になる」と話す。

次回は山登りの際の事故防止についての動画になる予定という。

https://mainichi.jp/articles/20210430/k00/00m/040/021000c

 

(ブログ者コメント)

動画を見たところ、ユーチューバー的な映像になっていて、たしかに面白い。
これなら評判になるわけだ。

誰でも簡単‼消火器の使い方の極意
https://www.youtube.com/watch?v=_W356qEFzfk 

みんなが知っておくべき自動火災報知設備の使い方!
https://www.youtube.com/watch?v=Gu659PI4x0I  

 

 

 

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20214211620分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新潟市内でことしに入り枯れ草火災や山火事が相次いでいることを受けて、新潟市消防局が実際に枯れ草に火を着けて火の回りの速さや危険性を実証する実験を行い、注意を呼びかけました。

新潟市では今年に入り、田畑の野焼きなどが原因で7件の枯れ草火災が発生し、隣接する農作業用の小屋などが焼ける被害が出ていて、21日は新潟市消防局が枯れ草が燃える速さや危険性を調べようと、新潟市江南区の田んぼで実証実験を行いました。

送風機で風速10メートルほどの風が強い日を再現した実験では、消防隊員が田んぼの中に置かれたわらの中に火のついたたばこを置くと、みるみるうちに燃え広がるようすが確認できました。

その後、風のある状況とない状況での火の広がり方を比べるため、ガスバーナーで田んぼのわらや木材に火を付け、燃える面積や速度を調べていました。

新潟市消防局は、今回の実験をもとに風速と延焼する速度の関係などを調べ、火災の際の避難誘導や消火活動に活かしたいとしています。

新潟市消防局予防課の山内課長補佐は、「火を扱った後にその場を離れることは非常に無責任な行為だと考えてもらいたい。屋外で火を扱った後は、徹底した後始末をお願いしたい」と話していました。











https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210421/1030016570.html 

 

 

 

 

 

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20214241110分にYAHOOニュース(毎日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県警春日部署で、検査に持ち込まれた自動式のライフル銃から、誤って実弾が発射される暴発事故があったことが捜査関係者への取材で判明した。
けが人はなかった。

所有者が弾を抜くことを忘れ、署員も見落とした可能性があり、県警は経緯を調べている。  

捜査関係者によると、銃は春日部市内の60代男性が所持。21日午前9時ごろ、署員による銃の長さなどの確認が終わり、男性が銃を片付けようとして引き金に触れたところ、1発が発射された。
弾は壁に当たったという。  

銃刀法に基づき、猟銃などの所有者は年1回、警察での検査を受ける必要がある。

暴発事故を防止するため、検査担当者は事前に弾の装塡(そうてん)の有無をチェックすることになっている。  

同署の片山副署長は、「事故防止の更なる徹底を図る」とコメントした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60996fc6073cab5f5b7252a912b83e447ca69f81

 

424227分に東京新聞からは、警察は所有者に対し検査時は弾が入っていない状態で持ち込むよう通知しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

春日部署によると、所有者は春日部市内の男性。

21日午前9時ごろ、署員が検査を終え、男性が銃を片付けようとした際、装填されていた実弾1発が何らかの原因で発射されたという。

銃刀法では、猟銃などの所有者は年1回、警察署での検査が義務付けられている。

県警は所有者に対し、検査を受ける際は実弾が入ってない状態で銃を持ち込むよう通知している。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/100337?rct=saitama 

 

(ブログ者コメント)

同じような事故は今月初め、長野県の飯田署でも起きている。(本ブログでも紹介スミ)

 

 

 

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2021471839分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午前10時過ぎ、館山市伊戸の沖合およそ1キロの海上でパトロール業務をしていた保安部の館山分室所属の巡視艇「ふさかぜ」の船長から「定置網に絡まり、動けなくなった」と連絡がありました。

調べたところ、設置されていた網が巡視艇のスクリューに絡まっていたため、定置網を所有する水産会社が手配した潜水士が取り外し、およそ4時間半後の午後2時半過ぎに巡視艇は自力で港に戻ったということです。

巡視艇の船長ら4人にけがはなく、油の流出や巡視艇への浸水もなかったということです。

千葉海上保安部によりますと、航行中は巡視艇が監視を行って定置網を避ける必要があるということで、保安部では当時の状況を調べるとともに、何らかの原因で定置網を見落とした業務上過失往来妨害の疑いもあるとみて、船長らから事情を聴くことにしています。

当時現場海域の天候は晴れで、見通しも良好だったということです。

安尾千葉海上保安部長は「海上安全を確保すべき巡視艇が事故を起こしたことは誠に遺憾であり、事実関係を調査して厳正に対応するとともに再発防止に努めます」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210407/1080014176.html

 

(ブログ者コメント)

民間の船ならいざしらず、海保の巡視船がこのような事故を起こすのは珍しいと思い、紹介する。

 

 

 

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20214360分に信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前10時15分ごろ、飯田署(飯田市)で同署生活安全課の30代男性巡査長が返納手続きをしていた猟銃3丁のうち、自動式ライフル銃1丁が暴発した。

実弾2発が発射され壁に命中したが、けが人はいなかった。
県警が詳しい状況を調べている。

県警生活安全企画課によると、亡くなった猟銃所持者の親族が返納のため猟銃と空気銃計3丁を同署に持参。

巡査長が、許可証などと合わせて確認していたところ、自動式ライフル銃が暴発した。

巡査長は個室で、一人で確認していた。
発射後の銃の内部には実弾がもう1発残っていた。

今後、猟銃の保管状況や取り扱いの手順などに問題がなかったか調べる。

県警生活安全企画課は、「ご心配をおかけして申し訳ない。事実関係を調査し、再発防止に努める」としている。

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021040300014

 

421958分にNHK信州からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前10時すぎ、飯田警察署の署内の部屋で30代の男性巡査長が返納の申請で預かった猟銃の確認作業を1人で行っていたところ、暴発しました。

弾は2発発射されて、いずれも壁に当たり、けがをした人はいなかったということです。

猟銃は所有者が亡くなったため、2日午前中、親族が代わりに返納の申請を行うため飯田警察署に持ち込んだということです。

暴発した銃には、さらに1発の弾が残っていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210402/1010017674.html

 

(ブログ者コメント)

確認作業として、まず最初に行うべきことは、銃に弾が入っていないか確認すること。
その確認中に暴発したということだろうか?

それとも、警察官とはいえ、猟銃の扱いに不慣れな人が確認していたのだろうか?

  

 

 

 

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20213191828分にYAHOOニュース(新潟放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新潟県南魚沼市消防本部の30代の署員が、八海山で訓練中に死亡しました。
用を足すために山小屋を出て、誤って滑落したと見られています。
死亡したのは南魚沼市消防本部の署員・勝又さん(男性、37歳)です。

消防などによりますと、勝又さんは18日正午ごろから八海山に入り、他の署員5人とともに1泊2日の日程で野営訓練を行っていました。

避難小屋に宿泊する予定でしたが、18日午後10時半ごろ勝又さんの姿が見えないことから、消防に通報したということです。

捜索したところ、19日午前6時半ごろ、避難小屋から200メートルほど離れた斜面で意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
消防は、勝又さんが尾根から滑落した可能性があるとみています。

【南魚沼市消防本部 岡村消防長】

「用を足すということで(屋外に出た)。なかなか用を足しに行くときに、『必ず2人連れ』というようなルールを設けることも難しい」

冬山での宿泊訓練は、山岳救助や捜索の際のビバークに備えて行っていたということです。

【南魚沼市消防本部 岡村消防長】

「(落ちた先は)断崖絶壁の状態で、下が見通せない所でした。そのため『夜のうちに動くな』という指示を出しています」

南魚沼市消防本部は事故が起きた原因を究明し、対策を徹底したいとしています。




https://news.yahoo.co.jp/articles/78a31bb3dd21cea2a84c0554fe721da00cf84f51

 

3191920分に日本海テレビからは、救助活動時に下山できなくなった場合に備えて訓練していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防によりますと、18日午後10時40分頃、南魚沼市の八海山で訓練をしていた消防隊から「トイレに行った隊員が帰ってこない」と通報がありました。

19日朝、ヘリコプターで捜索をしたところ、尾根からおよそ200メートル下の山中で勝又さんが心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

勝又さんを含む消防隊員6人は当時、山岳救助の際に下山ができない場合に備えて、山に泊まり炊き出しなどを行う野営訓練をしていました。

18日正午頃から山に入り、標高1370メートルにある避難小屋で1泊しようとしていたということです。

現場には、1メートル以上の雪が積もっていて、消防は勝又さんが尾根から滑落したとみて調べています。

南魚沼市消防本部・岡本消防長

「殉職した消防職員には心から哀悼の意を表します。原因がなんであったかそれをしっかりと突き止めて、同じような事故がないようにその対策をとると」

消防本部は訓練の事故防止策を強化していくとしています。

https://www.nkt-tv.co.jp/pc-news/news91tbujlz0lk5xgs7ib.html

 

(ブログ者コメント)

このような訓練も行われている・・・ということで紹介する。

ちなみに、「夜のうちに動くな」という指示が出たそうだが、それは、「トイレのある避難小屋では先客があっても外には出るな、順番待ちをしろ」ということかもしれない。

 

 

 

 

 

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202129日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

8日午前11時ごろ、高知県足摺岬の沖合で、海上自衛隊の潜水艦と民間商船が衝突した。

 

潜水艦は訓練中で、海中から浮上する際に商船とぶつかった。

 

潜水艦の乗組員である海自隊員3人が打撲や擦り傷の軽傷を負ったが、商船側にけが人はいないという。

 

海上保安庁は業務上過失往来危険の疑いもあるとみて、事故原因を調べている。

 

海自によると、事故は足摺岬から南東約50キロで起きた。

 

潜水艦は海自第1潜水隊群(広島県呉市)所属の「そうりゅう」(全長84メートル、全幅9・1メートル、基準排水量2950トン)で、訓練中だった。

 

水深の深い場所から浮上し、船体は潜ったままアンテナなどがある「マスト」を海上に出し、航行した際、商船と衝突した。

 

潜水艦を浮上させる際は潜望鏡やソナーで周囲を確認する手順になっている。

 

 

岸信夫防衛相は8日夜の臨時記者会見で、そうりゅうは事故当時、潜望鏡で商船を見つけて回避しようとしたが間に合わなかったとし、「大変残念な事故。安全の担保に努めたい」と釈明した。

 

そうりゅうは事故でマストの損傷や艦橋のゆがみが生じた。

アンテナも損傷して通信手段が一時閉ざされ、そうりゅうからの事故の連絡は発生から3時間20分後だった。

 

事故を受け、政府は官邸に情報連絡室を設置した。

加藤勝信官房長官は記者会見で、海保が商船に連絡したところ、商船側は「衝突した振動はなく、船体にダメージはないと思われる」と回答したことを明らかにした。

 

海保関係者によると、商船は香港船籍の貨物船という。

 

そうりゅうは世界最大のディーゼル潜水艦。

乗組員の定員は約65人だが、海自は事故当時の乗組員数を公表しなかった。

 

https://mainichi.jp/articles/20210209/ddm/001/040/134000c 

 

 

281838分にNHK広島からは、潜水艦は潜望鏡を水面に出そうとする時が最も事故が起きやすいなどといった元海将のコメントなどが、下記趣旨でネット配信されていた。

 

8日午前11時ごろ、高知県足摺岬の南東、およそ50キロの沖合で海上自衛隊の呉基地所属の潜水艦、「そうりゅう」と付近を航行していた民間の商船が衝突しました。


海上自衛隊によりますと、商船の乗組員にけがはないとみられるということです。


一方、潜水艦の乗組員3人が軽いけがをしたということです。


また、潜水艦は8日、高知県沖で訓練を行っていて、水面に浮上する途中で、マストなどと商船がぶつかったとみられるということで、海上自衛隊が当時の詳しい状況を調べています。


【潜水艦「そうりゅう」とは】


防衛省によりますと、潜水艦「そうりゅう」は、全長84メートル、排水量は2950トンで、平成21年に就役し、海上自衛隊呉基地を拠点とする「第1潜水隊群」に所属しています。
魚雷発射管を6基搭載し、定員は65人です。


高い操作性を保つため、船体後部の「かじ」の形がアルファベットのエックス形になっていて、航行中の静かさが特徴だということです。


海上自衛隊は複数の潜水艦を運用し、高い隠密性を生かして東シナ海での警戒監視などの任務にあたっています。


【衝突した商船は】


海上保安庁の関係者によりますと、海上自衛隊の潜水艦と衝突した船は、香港船籍の「オーシャン アルテミス」(およそ5万トン)だということです。
積み荷は9万トンあまりの鉄鉱石で、中国人21人が乗っていたということです。


船の位置情報を公開しているウェブサイト「IHIジェットサービス」によりますと、この船は、岡山県に向かって今月5日の午後、中国の山東省の青島(チンタオ)を出港したということです。


そして、8日午前0時ごろに鹿児島県沖を通過したあと、事故現場を航行していました。


【過去の海上自衛隊潜水艦事故】


海上自衛隊の艦艇と民間の船舶が衝突する事故は、これまでもたびたび起きています。


最近では去年3月、東シナ海の公海で警戒監視のために航行していた護衛艦「しまかぜ」と中国の漁船が衝突し、漁船の乗組員がけがをしました。


おととし6月には、広島県三原市の沖合で、掃海艇「のとじま」と北九州市の海運会社が所有する貨物船が衝突し、けが人はいませんでしたが、掃海艇が一部浸水するなど双方に被害が出ました。


平成21年10月には関門海峡で護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船が衝突して護衛艦が炎上し、護衛艦の乗組員6人が軽いけがをしました。


平成20年2月には、イージス艦「あたご」が千葉県の房総半島の沖合で漁船と衝突し、漁船に乗り込んでいた親子2人が死亡しました。


そして昭和63年7月には、潜水艦「なだしお」が神奈川県の横須賀市沖で遊漁船と衝突し、釣り客と遊漁船の乗組員合わせて30人が死亡する事故が起きています。


【海上自衛隊 元海将は】


海上自衛隊の元海将で、潜水艦の艦長も務めた経験もある金沢工業大学虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授は、「マストには潜望鏡があり、潜水艦は、潜望鏡を水面に出そうとする時に周囲の状況の確認が難しくなるため、最も事故が起きやすい。隊員は当然、そのことを認識しているので、ソナーなどで何度も周囲の安全を確保しながら、慎重に作業する。ソナーが故障したことも考えられるが、故障でないなら、隊員の練度やチームワークに問題がなかったのか、確認する必要がある」と指摘しています。


そのうえで、「日本の潜水艦の性能や隊員の操縦技術は世界でも高く評価されており、ささいな事故も起こさないよう極めて慎重に運用してきた。こうした事故はあってはならない」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210208/4000010942.html

 

 

291950分に朝日新聞からは、全ての通信手段が使用不可になる事態は想定外だったなど、下記趣旨の記事が事故後の艦の写真付きでネット配信されていた。

 

海上自衛隊トップの山村・海上幕僚長は9日の定例会見で、そうりゅうが事故から3時間超、外部と連絡できなかったことについて「非常に問題がある」と述べ、衛星携帯電話などの新たな通信手段を導入する方針を明らかにした。

 

事故では艦上部のアンテナなどが損傷。

無線や船舶電話など全ての通信手段が使用不能になり、携帯電話が使える海域まで移動するのに時間がかかったため、事故の把握が遅れた。

 

山村氏は「全部使えなくなる想定はなかった。反省すべきで、想定外というのは許されない」と話した。

 

https://www.asahi.com/articles/ASP2963TKP29UTIL03C.html

 

 

2102258分に産経新聞からは、民間商船の船首付近に複数の擦った跡や亀裂があったなど、下記趣旨の記事が船首付近の潜水写真付きでネット配信されていた。

 

第5管区海上保安本部(神戸市)は10日、民間商船を調べた結果、船首付近に衝突時にできたとみられる複数の擦った跡や亀裂があったと発表した。

 

同本部は前日に続き、10日も午前9時半から民間商船が停泊する神戸港沖で、潜水士が損傷部位の目視確認などを実施。

 

海面から8~13メートル下の船首付近に黒色の擦った跡が複数認められ、そうりゅうの船体に使用されている塗料が付着した可能性があるという。

 

船首付近では約20センチの亀裂も確認され、海水の漏れも見つかった。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/210210/afr2102100020-n1.html

 

 

2102032分にNHK兵庫からは、凹んだ部分に入ったヒビから船内に海水が滲んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

潜水士が損傷の状況を調べたところ、海面からおよそ8メートルから13メートル下の船首の付近に、ぶつかった際できたとみられる凹みや擦り傷などが確認できたということです。


また、凹みの部分にはひびが入り、船内に海水がにじんでいたということです。


海上保安本部は今後、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで捜査を進める方針で、損傷部分の塗料の調査や乗組員の聞き取りなどを行うことにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210210/2020012018.html 

 

 

 

(2/2へ続く)





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 (1/2から続く)

 

21372分にYAHOOニュース(withnews)からは、海上に潜望鏡を出す「露頂」の前に、近くに船がいないかソナーで確認するが、その判定は船の大小には関係なく、また、後ろからくる船は確認できないなど、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。(長文につき主要部分を抜粋して転記する)

 

相手は全長200mを超える貨物船。

 

こんな大きな船になぜ気づけないんでしょう、と海自に聞くと、「そう思われても仕方ありませんが、大小の話ではないんです」と悩ましげです。

 

そこには、海中では音だけが頼りの潜水艦の特殊な世界がありました。

 

・・・・・

 

岸信夫防衛相は「潜望鏡を上げて(貨物船を)確認し、避けきれずにぶつかった」と説明しています。

 

潜望鏡が海上に出るまで上昇することを「露頂」と言います。

 

そこまでの浅さに「そうりゅう」が至るまで、貨物船に気づけなかった可能性もあります。

 

潜水艦が上昇時に、こんな大きな船にすら、ぶつかる直前まで気づけないのなら、小さな漁船などはたまったものではありません。

 

・・・・・

 

「露頂の手順」ですが、かなり念入りです。

 

潜望鏡が海上に出る高さまで上昇する前に、「露頂準備」があります。

 

付近に船などがおらず安全に上昇できるかどうか、相手からの音波を探知するソナーを使って調べます。

 

ただ、ソナーの受信機は艦首にあるため、艦尾の方に相手を探知できない「バッフル」という範囲が生じます。

 

もし、海上でバッフルの方向から船が迫っていることに潜水艦が気づかないまま上昇すれば、衝突しかねません。

 

そのため、潜水艦は上昇前に海中で停止、回頭して艦首の向きを変え、バッフルだった範囲もソナーで調べる「バッフルチェック」をします。

 

回頭前に近くに相手を探知していた場合、回頭によって生じる新たなバッフルにその相手が入って見逃すことがないように操艦しつつ、監視を続けます。

 

この「露頂準備」で、そこまで詰めに詰めて安全だと判断しても、気は抜けません。

 

そこから「露頂」までの間に、船が迫ってくるかもしれないからです。

 

宮崎沖で2006年に練習潜水艦「あさしお」(全長86m)が起こした事故がそうでした。

 

国土交通省に属する海難審判所による2007年の裁決では、「露頂」のため浮上中に新たにタンカーの接近を探知したのに、危険はないと判断し、十分な監視をせずに上昇を続けたことが事故の原因とされました。

 

・・・・・

 

海自では、新ルールで潜水艦乗組員の教育や訓練にあたり、「あさしお」事故の教訓も語り継がれているそうです。

 

では今回、なぜ同様の事故が起きたのでしょう。

 

・・・・・

 

「水中の世界では、相手が大きいから見つけやすいとは限らない」(潜水艦勤務経験者)からです。

 

どういうことでしょう。

 

暗い海中を行く潜水艦には、艦船の敵味方を音だけで判断するプロが乗り込んでいます。

 

付近の民間船についても、エンジンやスクリューの音、その高低などによって、大きな商船か小さな漁船かといった判断をします。

 

ただ、海中での音の伝わり方は、水温や塩分濃度、流れの向きや速さなどによります。

 

「小さい船の音でもよく聞こえたり、大きい船の音でも聞こえなかったりする。だから、浮上時には船を大小関係なく、とにかく探知し、ぶつからないことに徹します」と、先の潜水艦勤務経験者は話します。

 

・・・・・

 

私は3年前、神奈川県の横須賀基地に停泊中の海自潜水艦「うずしお」を見学した際、「音の戦い」という言葉を聞きました。

 

海中では潜水艦は、いかに敵に気づくか、そして気づかれないかが勝負。

 

撮影が許されなかった艦内は、乗組員が音を立てず、敵の音に集中する緊張感に満ちていました。

 

しかし今回の事故で、潜水艦にとっては海面への上昇も「音の戦い」であることがよくわかりました。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ae9415b827772a14a7997467d7f7f0351185ae

 

 

 

(2021年9月9日 修正1 ;追記)

202198162分にNHK関西からは、浮上時の監視不十分容疑で当時の船長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神戸市にある第5管区海上保安本部によりますと、訓練中だった潜水艦が海面に浮上する際、水中音波探知機による状況の把握が不十分で、貨物船の接近に気づくのに遅れた疑いがあることが分かったということです。

このため海上保安部は、当時、潜水艦に乗り込んで乗組員を指揮していた恒次・前艦長(50)を業務上過失傷害と、業務上過失往来危険の疑いで、8日、書類送検しました。

海上保安部によりますと、前艦長は、調べに対して容疑を認めているということです。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210908/2000051049.html
 

 

981811分に産経新聞からは、定期検査で長期間洋上に出ていなかったため訓練不足も一因という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

そうりゅうは事故直前まで定期検査を受け、長期間洋上に出ていなかった。

同本部は貨物船の把握が遅れた一因に訓練不足があったとみている。

https://www.sankei.com/article/20210908-6HFUPXJZW5PRNA42PTEWR2Q2GU/ 

 

98186分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、当日は練度を取り戻す訓練中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

書類送検の容疑は2月8日午前11時ごろ、高知県足摺岬から南東約50キロの太平洋上で、水中音波探知機(ソナー)による周辺の安全確認が不十分なまま潜望鏡で洋上を見る「露頂」を指示し、浮上中に、香港船籍の貨物船「オーシャン・アルテミス」の船首側面に衝突。

亀裂を伴う損傷を与え、衝撃で潜水艦に乗っていた20~40代の男性自衛官3人に打撲ややけどなどの軽傷を負わせた疑い。

5管によると、海面近くまで上昇後、潜望鏡で貨物船との接近に気付いて回避行動を取ったが、間に合わなかったという。

そうりゅうは定期検査で長期間洋上を離れており、事故当日は練度を取り戻す訓練に当たっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8cae3320f6712815eb2d4671f5bf32e6fbc9253

 

(2022年8月27日 修正2 ;追記)

2022825日付で毎日新聞夕刊からは、運輸安全委から報告書が公表された、当直員長はソナー音の変化に気付いていたが、重大な変化ではないとして艦長らに報告しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国の運輸安全委員会は25日、事故原因などについての調査報告書を公表した。

潜航中だったそうりゅうは、音で船舶などのいる方位を把握するソナー(水中音波探知機)で周囲を確認していたが、貨物船の存在を見落としていたと結論づけた。

早い段階で航走音を確認できなかったほか、ソナーの画面上で貨物船のいる方位の推移を示す線(方位線)が別の船の方位線と重なるように表示されたことなどが背景にあるという。

運輸安全委は25日、ソナーで収集した情報を集約して複数の乗組員で再確認する監視体制の構築などを求める意見を浜田靖一防衛相に書面で提出した。

報告書によると、そうりゅうは当時、潜望鏡の一部を海面上に出す「露頂」が可能な深さまで浮上しようとしながら航行中だった。

このためソナーで周囲を確認し、「オーシャン アルテミス」とは別の船の存在を探知したが、安全確保に十分な距離があると判断した。

一方、「オーシャン アルテミス」の存在を示す方位線については、航走音が聞こえないなどの理由で、ソナーを担当していた当直員長は探知操作をせず、当時の艦長らも船舶以外の音と解釈したという。

その後、そうりゅうに向かってくる「オーシャン アルテミス」の方位線と、離れていく別の船の方位線は、重なるような形でソナーに表示された。

当直員長は、この方位からの音に変化があったことに気づいたが、「緊急性や重大性のある状況変化ではない」として、艦長らに報告しなかった。

運輸安全委は、こうした経緯から、そうりゅうが「オーシャン アルテミス」の存在を見落としたまま、露頂に向けて上昇しながら航行を続けたために事故が起きたと認定した。

また運輸安全委は、そうりゅうが船体の損傷などで通信が困難となり、海上保安庁への通報が事故発生から約3時間後になったことにも言及。

「衛星携帯電話を備え付けるなど、不測の事態を想定した体制構築が必要」と指摘した。

https://mainichi.jp/articles/20220825/dde/041/040/021000c

 

8251231分にNHK兵庫からは、海自も報告書を作成中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場の海域では、当時、潜水艦から見てほぼ同じ方角に、貨物船と別のコンテナ船がいましたが、ソナーによる解析などを十分に行わなかったため、遠くを航行していたコンテナ船しか認識していなかったということです。

また、探知を行っていた際に、船が航行する音が変化したことを把握した乗組員がいましたが、艦長らに報告しなかったため、もう1隻の船がいる可能性に気付けなかったとしています。

運輸安全委員会の調査報告書が公表されたことについて、海上自衛隊は、「調査報告書の内容は、海上幕僚監部が進めている調査の方向性と大きく変わるものではない。9月末までに調査結果を取りまとめるとともに運輸安全委員会の意見も踏まえ、再発防止策を策定する」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220825/2020019310.html

 

(2022年9月22日 修正3 ;追記)

2022921日付で毎日新聞からは、海自はソナー反応があれば上司に報告するなどの再発防止策を公表したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海自は20日、潜水艦が浮上する際の周囲の安全点検を厳格化するなどの再発防止策を発表した。

船舶の航行音を確認できなくても、水中音波探知機(ソナー)の反応があれば、上司に報告するよう改める。

海自の調査報告書によると、そうりゅうの乗員はソナーが音波を探知したことに気づいたが、航行音を確認できなかったため船舶によるものとは認識せず、艦長らに報告しなかった。

その後に乗員は航行音を確認したが、ほぼ同じ方角を航行していた別の船のものと誤認し、衝突まで貨物船の存在に気づかなかった。

海自は、こうした誤認が事故の主原因と判断。

当時の艦長と哨戒長がソナーの探知した音源が何かをきちんと確認しなかったことも、原因の一つとした。

従来の規定では、ソナーが目標物を探知しても、乗員が航行音を確認しなければ、報告義務はなかった。

今後は、ソナーが音波を探知すれば一律に「探知目標」として報告するよう見直す。

目標を把握する体制の強化にも取り組む。

https://mainichi.jp/articles/20220921/ddm/012/040/124000c

 

 

   





 

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2021251937分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

雪や雷が多い冬場の送電線のトラブルに備え、電力会社の社員が雪山での作業を安全に行うための訓練が5日、勝山市で行われました。

この訓練は、北陸電力送配電が行っているもので、1メートルを越える積雪がある勝山市の山中で若手社員20人あまりが訓練に臨みました。


参加者らはまず講師役のベテラン社員から「かんじき」の使い方や深い雪の中を歩くときの注意点を教えてもらい、さっそく「かんじき」を足に取り付けました。


そして発電機などを載せた重さ100キロほどのソリを交代で引っ張り、新雪が積もる山道を進む訓練を行いました。


またドローンを使って送電線に異常がないかを確かめる訓練も行われました。


1キロほど離れたところに立つ鉄塔に向かって担当者がドローンを操縦すると、訓練の参加者らは、送られてくる画像を見ながら送電線の点検作業の手順を確認していました。


冬場は、着雪や落雷による送電線のトラブルが増えるということで、参加者らは安全に作業するためのポイントを確かめていました。


北陸電力送配電の鈴木さんは、「災害はいつ起こるか分かりませんので、こうした日々の訓練を通し、どのような状況でも対応できるよう努めたい」と話していました。

 





 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210205/3050007137.html

 

 

 

 

 

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 20211151437分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

阪神・淡路大震災が発生した1月17日を前に、淡路島と橋で結ばれている徳島県の鳴門市役所で毎年恒例の防災訓練が行われましたが、参加した職員が緊張感に欠け、泉理彦市長が異例の強い口調で反省を促すとともに、改めて抜き打ちの訓練をすることになりました。

鳴門市の避難訓練は、阪神・淡路大震災が発生した1月17日にあわせて、毎年この時期に行われていて、今回は震度5弱の地震が起き、1階の給湯室から出火したという想定で行われました。

訓練が始まって館内放送が流れましたが、職員が行うべき初期消火や来庁者役の人への避難誘導がスムーズに行われませんでした。

さらに避難場所の駐車場への移動も機敏に行われず、全体的に緊張感に欠けた訓練となりました。

こうしたお粗末な訓練に泉市長は立腹し、最後に講評で「緊張感、切迫感が全く伝わってこない。腹が立ちました。これで鳴門市役所に市民が安心感を持ちますか」と異例の強い口調で、職員に猛省を促し、近く改めて抜き打ちで訓練を行うことを伝えて締めくくりました。

泉市長は「今回の訓練は特にひどいものだった。本来であればしっかりと取り組める職員だけに強い口調になった」と話しました。

総務課の喜多剛士副課長は、「市長の厳しい言葉はあってしかるべきだった。職員への意識啓発を行い、訓練を訓練と思わず緊張感をもってほしい」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20210115/8020009865.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇毎年行う訓練ゆえ、計画するほうも参加するほうもマンネリ化するのは、いずこも同じ。

永遠の課題だ。

 

〇以下は、今回報道された訓練風景。

 

小柄な人は身体の大部分を机の下に潜りこませていたが、大柄な人はほとんど潜り込めない。


せめて頭だけでも完全に机の下に入れるようにしていたら、少しは緊張感がでたかもしれない。

 

 

 

火災発生場所での初期消火風景。

あまりにも落ち着きすぎていて、切迫感ゼロ。

訓練用の水消火器から実際に水を出すので流し台の近くにいたものと思われるが、実際に火が出ていたら、あんなには近寄れないはずだ。


本物の消火器を持ち、ちょっと離れた場所からノズルを火元に向けるポーズをとったほうが、実際の消火活動に近くなると思うのだが・・・。

 

 

 

部屋から出る時は小走りだったが、廊下に出るとスピードダウン。

 

 

 

重要書類を抱え、避難場所まで歩いて向かう。

 

   

 

避難場所に集まりつつある職員の方々。

 

 

 

以下は市長の講評。

 





 

 

「以上」と行った際、叱りつけるような厳しい表情になった。

 

 

 

マンネリ化を反省する訓練主管部署の方。

 

 

〇たしかに、キビキビとした訓練には見えなかったが、現役時代、ビルに入居している他のテナントと共に防災訓練に参加したことがあるブログ者からすれば、まあ、こんなもんか・・・という感じだった。

 

〇この市長、初めて訓練に参加したのかと思いきや、昭和63年に鳴門市役所入所、平成15年から市議会議員、平成21年から市長となり、現在3期目(最終年)だという。

 

市長の言葉どおり、これまで何回も訓練を見てきたが、今回は特にひどかったということかもしれない。

 

 

(2021年1月30日 修正1 ;追記)

 

2021129650分にNHK徳島からは、抜き打ちで再訓練が行われ、市長は期待以上だったと評価したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

今月15日、緊張感を欠いた防災訓練で市長が職員を叱責した徳島県鳴門市で、28日改めて事前の周知なしに訓練が行われ、職員たちが見違えるような機敏な動きを見せました。

徳島県の鳴門市役所では、今月15日、阪神・淡路大震災が発生した日を前に恒例の防災訓練を行いましたが、参加した職員が緊張感に欠けたため、泉理彦市長が「緊張感、切迫感が全く伝わってこない」などと強い口調で職員を叱責する異例の事態となりました。

これを受けて鳴門市では28日午後5時ごろから、事前の周知なしで抜き打ちの防災訓練が行われました。

今回の訓練は、火元や避難誘導が必要な来庁者役の所在も一切知らされない想定で始まりましたが、職員たちは前回の訓練とは一転して、消火活動や避難誘導をきびきびと行いました。

庁舎の外に避難するときも、前回のように談笑したり、のろのろ歩いたりする姿は一切見られず、みな素早く避難していました。

訓練終了後、泉市長は、「きょうの訓練であれば、市民も安心すると思う。期待以上の成果に感謝申し上げる」と満足した様子で労をねぎらっていました。

参加した職員は「前回と違って緊張感を持てたと思う。こういった訓練を今後も続けていきたい」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20210129/8020009996.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

訓練は「ただ今地震が発生しました」という一斉放送から始まった。

 

以下は、再訓練の風景。

確かに、前回と比べると見違えるほど動きがキビキビとしていた。

 

 

机の下に潜ってない人もいるが、その人は電話中。

相手によっては、訓練が始まったからといって、途中で電話を切ることはできないだろう。

 

 

 

消火器を持って小走りに現場へ。

並走する人は、手に台本らしきものを持っていたことから考えると、黒子か?

 

 

 

訓練用の水消火器から実際に水を出しているように見えた。

 

 

 

火災発生場所の表示。

 

 

 

皆、走るような感じで避難。

 

 

 

避難した後は、おそらくは部署ごとに整列していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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202012211150分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

南海トラフの巨大地震など大規模な災害が発生した際にガソリンスタンドが使えなくなることを想定して、和歌山県は全国の都道府県としては初めて移動式の給油機を導入し、21日、納入式が行われました。

和歌山県が全国の都道府県として初めて導入した移動式の給油機は、タンクローリーと直接、ホースで連結させることで、中にあるガソリンを車に給油することができるもので、自由に移動させてどこにでも臨時の給油所を設置することができます。


21日は納入式が串本町で行われ、仁坂知事や町の関係者などが出席しテープカットを行いました。


そして、地元の消防本部の車両に給油しました。


県は、南海トラフの巨大地震による津波で沿岸地域のガソリンスタンドが使えなくなることを想定し、今年度、国の補助事業を活用して串本町や那智勝浦町など5か所に導入しました。


県によりますと、導入した給油機は、災害の発生時には救急車や消防車など緊急車両を対象に給油を行う計画だということです。


和歌山県災害対策課 河野課長は、「災害に備えて、今回、新しく導入された設備を活用した訓練を行うなど、日頃から防災への意識を持ち、取り組みを続けていきたい」と話していました。

 







 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20201221/2040007082.html

 

 

12211136分にYAHOOニュース(共同通信)からも、東京や徳島でも本年度中に配備する動きがあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

地震や津波などの大規模災害に備え、和歌山県は21日、移動式の給油機を導入した。

タンクローリーに直接つなげる、ガソリンスタンドの給油機のような装置。

 

現場周辺で広範囲に停電したり、スタンドが損壊したりしていても、救助や復旧作業に当たる緊急車両に給油できるようになる。  

 

南海トラフ巨大地震などの災害が想定され、スタンドが沿岸部に点在し都市部から遠い県南部を中心とした5カ所に1台ずつ配備。

 

担当者は「燃料切れを防ぐことで、少しでも多くの人命救助につながれば」と期待する。

 

先進的な取り組みで、東京都や徳島県でも本年度中に配備する動きがあるという。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2238288c607db1de76985f3b76b576d9b7b2c072

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログでは昨年4月、浜松市の山間部で移動式給油機の実験が始まったという情報を紹介した。

その実験が今回の正式配備につながった、ということかもしれない。

 

 

 

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202011201552分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午前4時ごろ、長野市篠ノ井にある長野県消防学校の敷地内で、火災の原因などを調べるために使う広さおよそ10平方メートルの小屋が燃えていると、近くにいた人から消防に通報がありました。


駆けつけた消防や消防学校の職員によって、火はおよそ20分ほどで消し止められ、けが人はいませんでした。


消防学校によりますと、小屋は「模擬家屋」と呼ばれ、実際の家を想定して家具や電気製品なども入っていて、毎年11月に火をつけて火災の原因などを調査するために使っているということで、19日午後2時ごろに火をつけたということです。


19日は午後3時ごろに火を消し、小屋はおよそ3分の1ほどが燃えた状態で残されました。


20日午前から、中にある家具や電気製品などを運び出し、火事の原因を調べる予定だったということです。


長野市消防局と消防学校は、小屋を燃やした際の火種が残っていたとみて、詳しい原因を調べています。


この火事を受けて消防学校は、調査を行う際は火種が残っていないか、夜間は1時間ごとに見回りをして確認することにしています。

 





 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20201120/1010015995.html

 

 

11202232分に毎日新聞からは、火災調査科の研修の一環で毎年燃やしている、消防機関として恥ずべき事態だと同校が話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同校では毎年、火災原因調査などに必要な知識や技能を習得する「火災調査科」の研修の一環として、実際に建物を燃焼させて発掘調査などの実習を行っている。

 

19日午後2時ごろ、県内の13消防局・本部の消防士37人が参加した実習で燃焼した模擬家屋が、約14時間後に再燃し、近隣住民が119番した。

 

出火原因について、同校は翌日の研修のために現場保存したため火種が残っていたとみており、「消防機関として恥ずべき事態。今後このようなことがないよう見回りを徹底していく」と話している。

 

https://mainichi.jp/articles/20201120/k00/00m/040/345000c

 

 

※以下は、今回の燃焼実験前のプレスリリース。(抜粋)

 

・・・・・

 

3 実習対象者

県内消防本部からの火災調査科研修生 37

 

4 実習内容

模擬家屋を燃焼させて消火した後、研修生が内部の発掘、原状復元を行って、出火箇所と原因の究明を行い、火災調査書類を作成します。

 

5 その他

 (1)火災調査科(第 48 期)の研修期間

令和2年 11 17 日(火)から 12 月2日(水)まで

 (2)模擬家屋について

長野技術専門校木造建築科の皆さんが実習で製作したものです。 (木造平屋建て 約 10 ㎡(3 坪)民家の居室を想定)

 

https://www.pref.nagano.lg.jp/shobo/happyou/201113press.html 

 

 

※以下は、2017年に行われた実験を伝えた、当時の報道。

 

20171111日付 毎日新聞長野版;写真付き

 

火災の原因調査方法などを学ぼうと、長野市篠ノ井東福寺の県消防学校で10日、模擬家屋の燃焼実験が行われた。

 

県内の消防署から集まった43人の研修生が知識を深めた。

 

訓練は木造1階建て約10平方メートルの模擬家屋を使って実施。

午前9時半ごろ、家主から「家が燃えている」と119番があったと想定した。

 

火は徐々に燃え広がり、煙が黒く変わった途端に、火柱があがった。

 

外部講師として訪れた元県消防学校副校長の酒井さん(男性、75歳)は、「煙の色が変わる瞬間が大事。これが見分けられる人は優秀な消防隊長になれる」と説明。

研修生たちは、その変化を注意深く観察した。

 

鎮火後は、出火場所と原因を突き止めるため、家屋の中を確認。

 

酒井さんは、「火事が起きたときは、普段と異なる状況が起きている。それを質問調査で明らかにする必要がある」と話した。

 

研修生たちは21日までに、出火原因などを記した火災調査書類を作成する。

 

実習に参加した松本広域消防局麻績消防署の滝沢さん(男性、31歳)は、「火災調査の知識を深めて、消火活動に生かしていきたい」と語った。

 

乾燥などで火災が発生しやすい時季を迎え、県は9日から「秋の火災予防運動」を始め、注意を呼びかけている。

  

https://mainichi.jp/articles/20171111/ddl/k20/040/132000c 

 

 

 

 

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202011181959分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日の午前10時すぎ、大仙市にある大曲仙北広域消防本部に、仙北市内の90代の男性の家族から、救急車の出動要請がありました。


消防本部は、最寄りの角館消防署に自動音声で出動指令を出しましたが、屋外に連絡を伝えるスピーカの電源を入れ忘れ、屋外で訓練していた署員が指令に気づくのが遅れ、救急車の出動がおよそ7分遅れたということです。


その後、救急車が出動し、90代の男性は病院に搬送されました。


男性は体調不良で、搬送前から意識はあり、病院で手当てを受けていますが、消防本部は、医師の話などから、搬送の遅れによる影響はなかったとしています。


大曲仙北広域消防本部は、「ご本人と家族には大変なご迷惑とご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。出動の手順を改めて確認し、再発防止に努めたい」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20201118/6010008758.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「スピーカーの電源を入れ忘れた」と報じられている件、出動指令が出るたびに電源を入れているのだろうか?


それとも、夜間は苦情が出るので切っていて、朝になって当直が入れているのだろうか?


委細不明だが、なんとなく後者のような気がする。

 

 

 

 

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202010211110分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後2時10分頃、山口県宇部市木田の公園で、ポンプ車を使った消火訓練をしていた宇部西消防署北部出張所の男性消防隊員(59)が右腕を骨折する重傷を負った。

 

県警宇部署の発表では、男性が放水作業をしていた際、水圧でホースのノズルを制御できなくなって右腕に当たった。

 

宇部・山陽小野田消防局の石部消防長は「現在、事故原因を含めた詳しい状況を確認中。再発防止を徹底したい」とのコメントを出した。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201021-OYT1T50115/

 

 

 

 

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202010102037分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨年の台風19号(令和元年東日本台風)の上陸前、千葉県市原市で竜巻が発生し、建物8棟が全壊するなど大きな被害が出てから、12日で1年がたつ。

 

管轄する市津消防署は台風の上陸に備えていたが突然、庁舎や車両の被害を含む大規模災害に直面。

異常事態の中でも冷静に対処し、市民を救出しており、今後の災害対応にとっても貴重な経験となったようだ。

 

昨年10月12日朝、市原市潤井戸の市津消防署では、予想されていた台風に備え、朝から署員が集まっていた。

 

しかし、台風上陸前の午前8時8分ごろ、竜巻が起こり、消防署の窓ガラス55枚が割れた。

飛散物がぶつかるなどして、水槽車、ポンプ車、救急車が自走不能に。

署員の車24台も全損に近い状態となった。

 

竜巻の直後に署に到着した天野市津消防署長(現・市消防局消防総務課長)は、「出勤途中に道路の状況を見て、大規模災害が発生したと気が引き締まった」と振り返る。

 

しかし、救助に向かう道路は飛散物で通行ができない状態。

庁舎の窓ガラスも割れ、台風による雨が吹き込めば、通信設備などに故障が生じる恐れもあるなど、問題が山積していた。

 

天野氏は直ちに全員召集を発令。

集まった署員を、救助に向かう班、道路上の飛散物を撤去する班、庁舎の修繕を行う班に分け、指揮を執った。

結局、署は消防機能を失うことなく救助を行うことができたという。

 

天野氏は、「前例のない被害だったが、これまでの経験を基に冷静に対処をすることができた」と振り返る。

 

救助班は、車両が通れない箇所は歩いて資材を運び、時には素手でがれきを撤去し、がれきの下から子ども3人を含む4人を救出した。

救助の際には、感極まる署員もいたという。

 

住民の安否確認のため、徒歩で近隣の住宅全224棟を回り、自力での到着が困難な人たちは避難所へ誘導した。

 

同市消防局では今年9月28、29日に、指揮隊長級の職員を対象に、当時の記録を使った研修を行うなど、この竜巻への対応を今後の災害時の取り組みに生かそうとしている。

こうした考えから、同署の3階には現在も、竜巻で飛来してきたがれきを展示している。

 

天野氏は、「災害対応ではそれまでの経験がモノを言う。竜巻で経験したことを、今後の災害時にも生かせるようにしたい」と語った。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/201010/afr2010100011-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、防災科学研究所の被害調査速報図に、ブログ者が当該消防署の位置を赤字追記した図。

この図から見ると、当該消防署は竜巻の通り道に位置していたようだ。

 

 

 

https://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgi?page=2019%C7%AF10%B7%EE12%C6%FC%A4%CB%C0%E9%CD%D5%B8%A9%BB%D4%B8%B6%BB%D4%A4%C7%C8%AF%C0%B8%A4%B7%A4%BF%CE%B5%B4%AC%C8%EF%B3%B2%C4%B4%BA%BA%A1%CA%C2%AE%CA%F3%A1%CB

 

〇以下は、グーグルアースで調べた当該消防署の外観。

結構大きな消防署だ。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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