2019年1月23日18時10分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・高槻市で23日朝、市の水道工事中に送電線が切断され、大学病院やデパートなどが停電となったことについて、市は23日夕方、会見を開き、「多大なご迷惑をおかけしました」と謝罪した。
高槻市によると、23日午前、市の水道工事で業者が誤って大規模施設向けの2万ボルトの送電線を切断し、午前4時すぎから市内中心部にある5つの施設で停電した。
市によると、大阪医科大学と松坂屋高槻店、第一三共プロファーマの工場では停電が続いているという。
このため、大阪医科大学附属病院では外来の受け付けや救急患者の受け入れを終日見合わせたほか、松坂屋高槻店が臨時休業とするなどの影響が出た。
これについて、市は午後4時半から会見を開き、水道事業の責任者など5人が出席した。
この中で吉里水道事業管理者は、「事業所、工場、市民の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした」と陳謝した。
そのうえで、原因を究明して再発防止に努めたいと説明した。
関西電力によると、これまでのところ、一般の家庭では停電の情報は入っていないという。
関西電力では復旧作業を進めているが、全面復旧は24日未明ごろになる見込みだとしている。
【病院の利用者は】
・・・・・
【臨時休業のデパートでは】
・・・・・
【市と関電 認識に違い】
停電の原因について、高槻市は23日朝、市道の地下に新たな水道管を敷設する工事を行っていた際に、大規模施設向けの2万ボルトの送電線4本のうち3本を工事業者が誤って切断したと説明した。
市によると、工事に先だって市と関西電力との間で協議を行ったということだが、切断された送電線については把握することができず、工事用の図面にも記載されていなかったという。
高槻市は、関西電力とのやりとりについて詳しいいきさつを調査するなど原因を究明して、再発防止に努めたいと説明している。
一方、関西電力は、「工事管理者である高槻市と去年8月以降、複数回にわたって設備への影響について事前協議をしていて、その中で図面を使って、地中ケーブルが埋設されていることを説明している。詳細なやりとりについては、現在、確認を進めています」とコメントしている。
出典
『高槻で送電線切断 病院など停電』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190123/0011864.html
1月23日21時41分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
市によると、昨年11月に現場を試掘した際、切断されたものとは別の幹線があることを確認し、図面に反映させたが、今回の幹線については把握していなかったという。
関電の担当者は、「幹線があることは市に伝えていたが、具体的にどんなやり取りをしたかについては確認中」としている。
停電した5施設のうち、アル・プラザ高槻(同市芥川町)と東レフィルム加工高槻工場(同市桜町)は、同日中に仮復旧した。
大阪医科大付属病院(同市大学町)など他の3施設も、24日明け方までに復旧する見通し。
同病院では病棟の暖房が利かなくなり、病院側の要請で市は毛布790枚を提供した。
出典
『工事図面に高圧幹線記載なく 切断で停電 大阪・高槻』
https://mainichi.jp/articles/20190123/k00/00m/040/231000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。