2020年11月7日20時30分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前11時10分ごろ、兵庫県高砂市伊保港町2の建材会社駐車場で、太子町の男性会社員(28)がダンプカーとショベルカーの間に挟まり、腰などにけがを負った。
重傷のもよう。
高砂署によると、当時は砂の積み込み作業中で、この社員がダンプカーの荷台にほろを掛けようとしていた。
別の男性会社員(64)が、それに気付かずショベルカーを動かしたという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202011/0013847643.shtml
2020年10月7日17時40分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時40分ごろ、ひたちなか市高野の廃棄物リサイクル会社で、社員の男性(35)が脱着式コンテナ車のコンテナをアームで引き上げる作業中、コンテナがアームから外れて滑り落ち、別の作業中にその先を通り掛かった東海村、同社員、男性(39)を直撃した。
男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。
ひたちなか署が事故の経緯や原因を調べている。
同署によると、コンテナは長さ約6.3メートル、高さ約2.1メートル、幅約2.1メートルで重さ約4トン。
https://news.yahoo.co.jp/articles/21d6b5ea2d176d99ad309ace119e5a1acd7ab065
2020年9月28日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟・三条労働基準監督署は、無資格の労働者にフォークリフトを運転させていたとして古紙卸売業の㈱K商店(新潟県見附市)と同社代表取締役およびフォークリフトを運転していた同社労働者の計1法人2人を、労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の疑いで新潟地検長岡支部に書類送検した。
取引先の労働者にフォークリフトが激突し、死亡する労働災害が発生している。
労災は令和2年6月8日、同社の本店構内で発生した。
フォークリフトの運転資格を持っていない労働者がフォークリフトを運転していたところ、段ボールなどを廃棄するために訪れていた取引先労働者に激突した。
取引先労働者はフォークリフトの作業装置と停車中の貨物自動車の荷台側面の間に挟まれて死亡した。
同労基署によると、「フォークリフトを前進させるつもりはなかったが、操作を間違えて前進させてしまった」という。
同法第61条では、最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転業務には資格を取得した者以外は就かせてはならないとしているが、同社はこれを怠った疑い。
労働者は昨年12月から無資格のまま運転を繰り返していた。
https://www.rodo.co.jp/column/94481/
2020年9月28日21時7分にYAHOOニュース(琉球朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後、那覇市で河川の清掃をしていたトラックが倒れる事故があり、押しつぶされた40代の男性作業員が死亡しました。
渡嘉敷記者
「事故現場です。車両が横転し、クレーンと小型ショベルが川に落ちています」
警察や消防によりますと、9月28日午後2時半ごろ、那覇市松島で真嘉比川の清掃作業をしていたクレーン付きトラックが重機を吊り上げた際、重さに耐え切れず横転しました。
この事故でクレーンを操縦していた40代の男性作業員が倒れたトラックと橋の手すりに挟まれて右半身を押しつぶされ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
河川の清掃は重機を使って泥を取り除くもので、男性作業員はトラックに付いた操作盤を使ってクレーンを動かしていました。
警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/04cb7584369aee2b9275f2c326131edd36903cd2
9月29日7時14分に沖縄タイムズからは、引き揚げようとしていた重機は重さ2トンだったなど、下記趣旨の記事が全景写真付きでネット配信されていた。
28日午後2時30分ごろ、那覇市松島の住宅街を流れる水路に架かる橋の上でクレーン付きの大型ユニック車両(約4トン)が傾き、車載クレーンを操作していた糸満市の会社員の男性(47)が車両と橋の欄干との間に挟まれた。
男性は意識不明の状態で本島南部の病院に搬送されたが、同日午後3時9分に死亡が確認された。
署は業務上過失致死の疑いも視野に調べている。
署によると、事故当時、男性は水路底の清掃で使った小型重機(約2トン)を、車載クレーンで引き揚げる作業中だった。
署は作業の際、車両がバランスを崩し、男性が挟まれたとみている。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/639643
(ブログ者コメント)
以下は、琉球朝日放送映像の2コマ。
2020年9月12日17時52分にYAHOOニュース(CBC)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前10時ごろ、愛知県豊田市泉町でコンクリートの粉砕作業をしていた男性が重機に体を挟まれ死亡しました。
亡くなったのは廃棄物リサイクル会社「D実業」の社員、中野さん(男性、37歳)で、重機の先端に取り付けられた、廃材などを圧縮・粉砕する小割圧砕機に鉄筋が絡まったため、取り除こうと身を乗り出したところ挟まれたということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/176c1e22549df383936864e45d76090a580d541b
9月12日21時16分にYAHOOニュース(東海テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前10時ごろ豊田市泉町のリサイクル会社で、「作業員が機械に挟まれて意識がない」と従業員から消防に通報がありました。
この事故で豊田市の会社員、中野さん(37)がコンクリートを砕く機械に胸を挟まれ、病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡しました。
警察によりますと、中野さんは別の作業員らと鉄筋コンクリートを砕く作業中に、機械に引っかかった鉄筋を取り除こうとして、挟まれたとみられています。
警察は、業務上過失致死の可能性も視野に、事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18be09617afeeccabe72cbe394e3a187f2db36e8
(ブログ者コメント)
以下は、CBC映像の1コマ。
2020年7月25日10時11分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後7時前、上川の当麻町の木材加工会社で、この会社の役員の成田さん(男性、71歳)がフォークリフトの積み荷の木材と倉庫の壁の間にはさまれているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。
成田さんは、様子を見に来た元従業員の男性に発見されたということで、1人で木材の運搬作業をしていたとみられるということです。
警察によりますと、フォークリフトはエンジンがかかったままの状態だったということで、警察は積み荷を乗せたフォークリフトが動いて事故につながったとみて、詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200725/7000023243.html
7月25日0字35分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後6時55分ごろ、上川管内当麻町4の西4の製材会社の倉庫内で、従業員とみられる男性がフォークリフトのアーム部分に積んだ木材と壁の間に挟まれていると、同社関係者から119番があった。
男性は現場で死亡が確認された。
旭川東署は死因を調べるとともに、70代の男性従業員とみて身元の確認を急いでいる。
同署によると、男性は倉庫内で1人で作業をしていたとみられ、夕方になっても事務所に戻らなかったため、同社関係者が捜して見つけた。
同署は何らかの原因でフォークリフトが動き、男性が挟まれたとみて調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/443822
2020年7月12日19時51分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後9時前、富山市婦中町西本郷にある産業廃棄物の収集などを行う会社で、「高所作業車と建物との間に人が挟まれた」と警察に通報がありました。
天井との間に体が挟まれたのは、東京・江戸川区の会社員で、ブラジル国籍とみられるイデヤマさん(男性、38歳)で、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、イデヤマさんは、事故が起きた現場の会社からの委託を受けて作業にあたっていたとみられ、高所作業車のアームの先のかごに乗って産業廃棄物などを保管する建物の天井や壁の清掃作業をしていたということです。
警察によりますと、高所作業車の周辺では当時、イデヤマさんのほか10人ほどが清掃作業をしていたということです。
アームの先のかごは、車体に取り付けられたボタンのほか、かごの中からも操作できるということで、警察は、何らかの原因で高所作業車のかごが動いたとみて当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200712/3060004963.html
7月14日2時31分にYAHOOニュース(北日本新聞)からは、自分でバケットを操作していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後8時45分ごろ、富山市婦中町西本郷の廃棄物運搬・処理業「C産業」の工場で、東京の会社から派遣され清掃作業をしていたブラジル国籍、東京都江戸川区南葛西、会社員、イデヤマさん(38)が、高所作業車と天井の間に体を挟まれた。
富山赤十字病院に運ばれたが、上半身を強く圧迫されたショックのため、間もなく死亡した。
富山西署などによると、イデヤマさんは産業汚染除去などのサービスを展開する「BJ」(東京)から2週間ほど前に派遣された。
高所作業車のバケット(かご)に乗り、自身で操作しながら高さ約8メートルの天井や壁の清掃をしていた。
事故当時は同社の約10人が近くにおり、工場の関係者を通じて110番した。
同署が原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66427aac666189da44b8a08a895c2e19d0e6d408
2020年5月17日1時0分にYAHOOニュース(RKB毎日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前8時半ごろ、福岡市中央区那の津にある家畜用の飼料を製造する工場で、鳥を防ぐ網を修理していた男性が、フォークリフトと壁に上半身を挟まれました。
男性は病院に運ばれましたが、約6時間後に死亡が確認されました。
亡くなったのは、福岡県大野城市に住むアルバイト・小野さんです。
警察によりますと、小野さんはフォークリフトの台に乗って、倉庫の壁に網を取り付けようとしていました。
この際、リフトを運転していた別の作業員がアクセルの加減を誤り、小野さんが挟まれたということです。
警察は、作業員から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa24331e1968ba2d9049e37b6b0d4b97f10ce6d8
(2020年10月15日 修正1 ;追記)
2020年10月13日18時47分にYAHOOニュース(RKB)から、リフトのアクセルとブレーキを踏み間違えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福岡市中央区の工場で、急加速したフォークリフトと壁の間に作業員が挟まれ、死亡した事故について、警察は運転手の70歳の男性がペダルを踏み間違えたと判断し、責任者とともに業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故は今年5月、福岡市中央区那の津の工場で、作業員の小野さんがフォークリフトと壁に、上半身を挟まれ死亡したものです。
当時、運転していたのは、70歳の男性作業員で、荷台のパレットを上げようとしたところ、リフトがいきなり加速したということです。
警察は、男性がリフトのアクセルとブレーキを踏み間違えたことが事故につながったと判断。
さらに現場の責任者についても、危険を防ぐための事前の確認や注意喚起を怠ったとして、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
2人はいずれも容疑を認めているということです。
2020年5月13日11時46分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時20分ごろ、後志管内倶知安町高見の北海道新幹線二ツ森トンネル工事現場で、倶知安町北6東1の建設作業員高貝さん(男性、66歳)が地上から約10メートルの高さにあった高所作業車の作業台の中で倒れているのを付近にいた男性作業員が見つけ、119番した。
高貝さんは搬送先の病院で死亡した。
倶知安署によると、現場はトンネルの入り口から約4キロ地点。
高貝さんは1人でトンネル天井のランプの取り付け作業を行っていたという。
高貝さんのヘルメットにはひびが入っていた。
同署が原因を調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/420416/
5月12日22時47分にNHK北海道からは、リモコンを使ってリフトの高さを自分で調整していたなど、、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時半ごろ、北海道新幹線が延伸する予定の倶知安町にある「二ツ森トンネル」の建設工事現場で、作業員の高貝さん(66)が高所作業車の上に乗って作業していたところ、天井との間に体をはさまれました。
高貝さんはヘリコプターで病院に運ばれ手当てを受けていますが、警察によりますと、意識不明の重体だということです。
当時、高貝さんは作業車のリフトに乗って高さ10メートル余りのところにある天井の電灯を点検していて、みずからリモコンを使ってリフトの高さを調節していたということです。
警察が当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200512/7000021065.html
5月14日5時0分に北海道新聞からは、作業台と天井の間に挟まれたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町内高見で行われている北海道新幹線二ツ森トンネルの工事現場で12日、町内の男性建設作業員(66)が死亡する事故が起きた。
同トンネル工事では2017年8月にも、天井からコンクリート片がはがれて落下し、男性作業員が重傷を負う事故が起きており、町内からは、あらためて事故の原因究明を求める声が上がっている。
倶知安署によると、事故はトンネル入り口から約4キロ地点で発生。
男性は高所作業車の作業台で高さ約10メートルの天井にランプを取り付ける作業をしていた。
12日午後、作業台の中で倒れているのを別の男性作業員が発見し、搬送先の病院で死亡した。
同署は、何らかの原因で作業台と天井に挟まれたとみて調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/420640/
2020年2月20日6時58分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時ごろ、埼玉県熊谷市御稜威ケ原の機械部品製造会社「T工作所」で、派遣社員稲村さん(男性、57歳)がフォークリフトのフォーク部分と鉄製コイル(直径1.3メートル、幅30センチ、重さ2トン)の間に挟まっているのを同僚が発見、会社を通じて119番した。
稲村さんは胸を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。
熊谷署によると、稲村さんはコイルの空洞に頭を突っ込み、内部に差し込まれた棒状のフォーク部分との間に体を挟まれていた。
この日は午前8時から、工場で製造されたコイルをフォークリフトで運搬。
コイル置き場付近で、静止した状態で発見された。
同署で詳しい経緯を調べている。
https://this.kiji.is/602983103383520353?c=39546741839462401
2019年9月15日21時32分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時40分ごろ、横浜市鶴見区末広町の市道で、台風15号の被害により水没、故障した乗用車の撤去作業をしていた神奈川県大和市下鶴間、会社員、片桐さん(女性、63歳)が、別の車との間に挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。
鶴見署によると、片桐さんの夫(74)がレッカー車を操作し、故障車を荷台に引き上げようとしていたところ、フックが外れて車が荷台から落ち、近くにいた片桐さんが挟まれたという。
署が詳しい経緯を調べる。
https://www.sankei.com/affairs/news/190915/afr1909150010-n1.html
9月15日20時46分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時40分ごろ、横浜市鶴見区末広町1丁目の市道で、大和市下鶴間、レッカー会社従業員の女性(63)が、作業中にワゴン車と乗用車に挟まれ、搬送先の病院で死亡した。
台風15号で水没した車両を引き上げていた。
鶴見署によると、現場に立ち往生していたワゴン車をレッカー車の荷台に引き上げていたところ、ワイヤが外れてワゴン車が降下。
駐車中の乗用車とワゴン車の間に挟まれたという。
9日未明に首都圏を直撃した台風15号で、同市内などは浸水被害が多発。
ワゴン車は現場で水没したとみられ、エンジンが掛からない状態だったという。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-195587.html
2019年8月17日19時9分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時すぎ、呉市昭和町にある「日鉄日新製鋼」の呉製鉄所で、「作業員が作業車と壁の間にはさまれた」と、近くにいた作業員から消防に通報があった。
警察によると、呉市音戸町藤脇の会社員、砂川さん(男性、58歳)が鉄くずを積んだ運搬車と建物の壁の間にはさまれた状態で見つかり、意識不明で病院に搬送されたが、およそ2時間半後に死亡した。
砂川さんは、当時、電動の運搬車を1人で操作して鉄くずを撤去する作業をしていたという。
警察は、砂川さんが運搬車を方向転換しようとした際に操作を誤って壁にはさまれた可能性もあるとみて、詳しい状況を調べている。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190817/4000005237.html
8月17日19時54分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時ごろ、広島県呉市昭和町の日鉄日新製鋼呉製鉄所の建物内で、下請け会社の社員、砂川さん(58)が鉄くずの運搬に使う作業車とコンクリートの壁に挟まれた。
砂川さんは病院に搬送されたが、大動脈出血で死亡した。
警察などによると、砂川さんは1人で電動の作業車を動かしながら、鉄くずの撤去作業をしていた。
別の作業をしていた同僚が、砂川さんが作業車と壁の間に腹部を挟まれているのを発見した。
https://www.sankei.com/affairs/news/190817/afr1908170018-n1.html
2019年8月16日21時59分に中日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
16日午前11時10分ごろ、名古屋市中区新栄1の西白山町バス停付近のマンション建設現場で、作業員から「クレーンが折れ、男性が巻き込まれた」と119番があった。
男性は高さ約18mのクレーンの台座の上で、折れたクレーンのアーム部分に頭などを挟まれ、約4時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は同市中川区横井、作業員木村さん(男性、28歳)。
木村さんはリモコンでクレーンを操作し、前日の台風対策でクレーンを固定していたワイヤを外す作業をしていたとみられる。
リモコン操作を誤った可能性があるとみられる。
消防によると、高所のため救出は難航し、折れ曲がったアーム部分を別のクレーンで持ち上げながら、約3時間半後に木村さんを台座から下ろした。
近くのマンションに住む男性会社員(42)は、自室で「ガシャ」という大きな金属音を聞いた。
「交通事故の音かと思って外を見たが違った。消防車や救急車が集まってきたので、外に出たら、クレーンが折れていてびっくりした」と話した。
現場は名古屋市営地下鉄新栄町駅から南に約500mで、周囲にマンションが立ち並ぶ。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019081690175347.html
8月17日7時23分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や消防によると、クレーンは高さ約18mの部分でアームが損壊。
木村さんは、クレーンの作業台で操作中に上半身を挟まれたとみられる。
工事を請け負っている建設会社の話では、クレーンは台風10号に備えて事前に補強材が巻かれており、木村さんは事故当時、補強材を外す作業をしていたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190816-OYT1T50160/
8月16日17時56分にFNN PRIME(東海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、台風10号に備えて固定していたワイヤを外す作業中で、警察はアームが折れた原因を調べている。
https://www.fnn.jp/posts/00422511CX/201908161756_THK_CX
(2020年5月20日 修正1 ;追記)
2020年5月19日10時9分に中日新聞から、ワイヤの外し方が悪かったのではなく固定方法が悪かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
名古屋簡裁が業務上過失致死の罪で、元請けのゼネコン「Y建設工業」(名古屋市東区)の現場責任者だった男性社員(38)に罰金50万円の略式命令を出したことが分かった。8日付。
起訴内容などによると、台風の接近に伴い、クレーンのアームが風であおられないようワイヤを台座に固定させる際、適切な箇所に取り付ける安全対策を怠り、昨年8月16日、操作していた下請け会社社員の木村さんを脳挫傷などで死亡させたとされる。
男性社員は作業全般を指示していたという。
事故当時、捜査当局は木村さんの誤操作の可能性があるとみていたが、アームの固定時に誤った箇所にワイヤを取り付けたため、安全装置が作動しない上、作業再開時にアーム部分に負荷がかかって折れたと結論付けた。
Y建設は本紙の取材に、「事態を重く受け止め、再発防止に努める」とコメントした。
男性社員ら4人は今年3月に書類送検され、名古屋地検は4月に男性社員を略式起訴。
ほかの下請け会社社員ら3人は不起訴とした。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020051990084915.html
5月19日19時38分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が安全管理に問題がなかったか捜査していましたが、台風の接近に伴いアームをワイヤで台座に固定した際、固定する位置が間違っていて、アームに負荷がかかって折れたとみられることなどがわかったということです。
このため警察は、安全管理を怠ったとして、元請けのゼネコン、Y建設工業の38歳の現場責任者と下請けの会社の社員3人を書類送検していましたが、このうち現場責任者が業務上過失致死の罪で略式起訴され、簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けたことがわかりました。
一方、ほかの3人は不起訴になりました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200519/3000010810.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
最初のコマでは、別のクレーンの先端に関係者が乗って現場に近づいている。
2019年7月10日21時43分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後3時ごろ、除染廃棄物を保管する飯舘村の仮置き場の作業員から、「仮置き場で、土のうと建設機械の間に同僚の作業員が挟まれた」と消防に通報があった。
作業員は69歳の男性で、消防が駆けつけたところ、すでに意識がない状態で、搬送先の病院でおよそ1時間半後に死亡した。
業務を発注した環境省によると、この仮置き場では、除染廃棄物を双葉町と大熊町にまたがる中間貯蔵施設に運び出す作業が完了し、10日朝から3人の作業員が、仮置き場をもとの状態に戻す作業を行っていた。
死亡した男性は、別の作業員が操縦するショベルカーと放射線を遮るための土を入れた土のうとの間に挟まれたという。
警察が事故の詳しい原因を調べている。
仮置き場で死亡事故が発生するのは初めてで、環境省は、「ただちに工事を中止し、早急に原因を究明したうえで再発防止を徹底し、作業の安全確保を図ります」とコメントしている。
出典
『除染廃棄物の仮置き場で死亡事故』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190710/6050006131.html
7月11日8時35分に福島民友からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後3時15分ごろ、飯舘村の仮置き場で、除染で出た除去土壌を覆う遮蔽土壌入りのフレコンバッグの破砕作業をしていた田村市、建設業、男性(69)が、バックホーとフレコンバッグの間に挟まれた。
男性は胸などを強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、同僚の男性が運転するバックホーが旋回した際、バックホーの後部と積み重ねられたフレコンバッグの間に挟まれた。
現場には男性を含め、3人の作業員がいた。
警察は労災事故として原因を調べている。
環境省福島地方環境事務所によると、県内の仮置き場で死亡労災事故が起きたのは、富岡町で2016(平成28)年11月に発生した事故に続いて2件目。
出典
『飯舘・仮置き場で死亡労災事故 作業中の69歳男性が挟まれ死亡』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20190711-395366.php
2019年6月10日21時0分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日正午ごろ、兵庫県伊丹市野間の「Y運輸」敷地内で、クレーン付きトラックの荷台部分にいた40代の男性建設作業員がクレーンのアーム部分と荷台の間に挟まれた。
男性は胸を強く圧迫されており、間もなく死亡した。
警察によると、クレーンは高さ8mにあった看板を取り外して荷台に積み込む途中だったといい、男性は荷台で作業をしていたとみられる。
近くにいた現場監督員が挟まれた男性に気付き、119番した。
警察は身元の確認を急ぎ、安全面に問題がなかったか調べている。
出典
『クレーンのアームと荷台に挟まれ、建設作業員死亡』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201906/0012414592.shtml
2019年6月5日21時53分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後5時前、北広島市大曲にあるリサイクル会社の敷地内で、アルバイト従業員の手小さん(男性、71歳)がフォークリフトのフォーク部分と地面の間に頭を挟まれ倒れているのを近くにいた社員が見つけた。
手小さんは病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、当時、手小さんはフォークリフトで鉄くずを運ぶ作業を1人でしていたという。
警察は、手小さんがフォークリストの運転席から降りてフォーク部分近くで作業をしていた際、何らかの理由で頭を挟まれたとみて、原因について詳しく調べている。
出典
『フォークリフトに挟まれ男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190605/0010868.html
2019年6月4日6時42分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後、阿賀町で、「砂防えん堤」の建設に伴う、道路の補強工事にあたっていた50歳の男性作業員が落下した鉄板に挟まれて、まもなく死亡した。
死亡したのは、阿賀町に住む建設会社の50歳の男性作業員。
男性は、阿賀町豊実で「砂防えん堤」の建設に伴う道路の補強工事のため、同じ会社の2人とともにトレーラーの荷台からショベルカーを使って鉄板を運ぶ作業にあたっていたが、突然、鉄板の穴にかけていたショベルカーのフックが外れ、縦6m、横1.5m、重さ1.6トンの鉄板が落下したという。
この事故で男性は鉄板とトレーラーの間に挟まれ、胸などを強く打ち、病院に搬送されたが、およそ2時間40分後に死亡が確認された。
警察は、一緒に作業にあたっていたほかの作業員から事情を聴くなどして、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『工事中に鉄板落下 作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190604/1030007960.html
(ブログ者コメント)
フックが穴から外れたのだろうか?
それとも、フック自体がショベルカーから外れたのだろうか?
それはさておき、クレーン機能のないショベルカーで資材を吊り上げていて事故を起こした法令違反事例を、本ブログでは過去に何件か紹介している。
もしかすると、今回の事例も、そのようなパターンだったのかもしれない。
2019年5月29日15時59分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後、高岡市のトンネル内で照明の付け替え作業をしていた51歳の男性が高所作業用の車2台に挟まれ、死亡した。
警察によると、28日午後1時過ぎ、高岡市西海老坂の農道にある桜峠トンネル内で、作業員が車2台に挟まれたと消防に通報があった。
男性は高岡市内の病院に運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。
死亡したのは射水市中新湊に住む電気工事業の米田さん(51)で、停車していた2台の高所作業車の間にいたところ、前方の作業車が突然動き出して挟まれたという。
警察によると、現場のトンネル内は傾斜があり、動き出した作業車の運転席には人が乗っていなかったということで、警察が会社関係者から詳しく話を聞いて事故の原因を捜査している。
出典
『作業車に挟まれ男性1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190529/3060001974.html
2019年5月15日19時55分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後、柏崎市の道路工事現場で作業をしていた51歳の会社員の男性が、トラックと建設用大型機械の間に挟まれ、死亡した。
死亡したのは柏崎市山室の会社員、山本さん(男性、51歳)。
警察によると、山本さんは15日午後1時半すぎ、柏崎市吉井の道路工事現場で、建設用の大型機械に乗り込もうとした際、坂道を下ってきた無人のトラックと大型機械の間に挟まれ、近くの病院に運ばれたが、胸を強く打っていて、およそ1時間半後に死亡が確認された。
現場は、ことし1月に起きた土砂崩れで通行止めとなっていた市道で、山本さんは、15日午前8時ごろから5人で、土砂などを取り除く作業をしていたという。
警察によると、トラックと建設用大型機械はおよそ5m離れていたということで、警察はトラックのブレーキが適切にかけられていたかどうかなど、事故の詳しい原因を調べている。
出典
『トラックと重機に挟まれ男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190515/1030007760.html
2019年4月8日21時15分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都江東区の豊洲市場で8日午前0時過ぎ、市場内を走る小型運搬車、ターレット(ターレ)に乗った運送業の男性(50)が、荷物搬送用のエレベーターの扉に頭や首などを挟まれ、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、豊洲市場では昨年10月の開場以降、エレベーターの扉にぶつかる事故がほかに3件起きており、都は業界団体と連携して安全対策の強化を検討するという。
都や警察によると、事故があったのは水産仲卸売場棟の1階。
エレベーターは高さ3.15m、幅3.75m、奥行き4.5mで、扉は上下に開閉する仕組み。
魚介や青果を荷台に積んだターレを運転したまま乗り込める。
近くのカメラには、エレベーターの扉が下がりつつあるところに男性が乗り込む様子が映っていたという。
移転前の築地市場は主に平面構造だったが、豊洲市場では3、4階の積み込み場に魚介などを運ぶため、エレベーターを使う機会が増えている。
これまでのエレベーターの事故も扉が下りる途中に起きており、負傷したケースもあったという。
都はエレベーターの脇に一時停止を知らせる貼り紙を掲げ、「乗り降りは慎重に」と呼びかけていた。
豊洲市場では昨年11月にも女性がターレの荷台から転落し、その後、亡くなる事故があった。
死亡事故は今回で2件目。
石畳で道路の幅も狭かった築地市場と異なり、豊洲は道が平らで幅が広く、スピードが出やすいとも指摘されている。
都の担当者は「重大事故が起きたことを重く受け止めている。再発防止に向けて安全管理を徹底したい」と話している。
出典
『豊洲市場、過去にもターレで死亡事故 都が再発防止検討』
https://www.asahi.com/articles/ASM484S3YM48UTIL02C.html
8日15時17分にTBS NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の後、エレベーターは安全装置が作動して止まったが、男性は病院に運ばれ、およそ5時間後に死亡した。
出典
『エレベーターの扉に挟まれ、豊洲市場でターレ運転の男性死亡』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3642627.html
4月8日20時20分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は上から下りてきた扉とターレの背もたれの間に挟まれたとみられる。
1人で作業をしており、約5分後に市場関係者が見つけて119番した。
豊洲市場での死亡事故は、開場翌月の昨年11月にターレの荷台から女性が転落したのに次いで2件目。
市場を運営する都によると、2月にもターレの運転手が扉とぶつかってけがをしており、その事故以降、乗り込む前に一時停止するよう張り紙などで求めていた。
都は、何かに接触すると扉を開くセンサーは今回も作動したとして、「改修は検討しない」としている。
出典
『豊洲市場で相次ぐターレ事故』
https://mainichi.jp/articles/20190408/k00/00m/040/230000c
(ブログ者コメント)
昨年11月の女性死亡事故は本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。