2016年4月7日19時11分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月7日15時45分に産経新聞westから、4月8日8時4分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時頃、名古屋市南区にある名鉄名古屋本線の呼続駅で、高さ3.3mある屋根から木製の庇の一部が落下した。
落ちた庇は長さ約3.6m、幅約30cm、重さは7kgあり、下にいた36歳の男性と44歳の女性の客2人に当たって、2人が頭に軽いけがをした。
事故当時、ホームには朝のラッシュで通勤通学の約50人がいたという。
急行電車が駅を通過した際に落下した。電車の車体と接触した形跡はみられないという。
庇は屋根の先端に飾りとして付けられたもので、釘で屋根と固定されていた。
屋根は1917年に完成し、庇は50年4月に設置されたということで、点検は月に1回、目視で行っていたという。
今年3月の点検で、異常は見つからなかったという。
警察では、老朽化が落下の原因とみて調べている。
名鉄の日比野中部支配人は、「けがをした方の1日も早い回復をお祈りするとともに、全ての駅で緊急点検して再発防止に努めます」と話している。
出典
『ホームのひさし落下 2人けが』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160407/4324311.html
『ホームで木片落下2人けが…木製のひさしか、名鉄・呼続駅』
http://www.sankei.com/west/news/160407/wst1604070051-n1.html
『7キロの板、ホーム屋根から落下…男女2人軽傷』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160408-OYT1T50009.html?from=ycont_top_txt
4月7日12時52分に朝日新聞からは、落下物に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、木片は屋根の先端部分で、10個以上が落下。
最大で長さ約2m、幅20cm、厚さ2.5cm、重さ1.7kg。
屋根は、長さ3.6m、幅30cmにわたってはがれた。
出典
『無人駅の屋根はがれ2人けが 名鉄呼続駅、木片が落下』
http://www.asahi.com/articles/ASJ4741XRJ47OIPE00X.html
2015年10月29日18時55分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月27日午後5時前、JR高山線の線路をまたぐ国道158号線の脇の歩行者用の橋に設置されていた鋼材の一部が線路の脇に落ちているのを、JRの保全課の社員が見つけた。
鋼材は、橋の砂や石が線路に落ちるのを防ぐ板や網を支えるために岐阜県が設置したもので、長さ1.9m、幅7cmの大きさで、重さ11kgあった。
鋼材は、線路脇の枕木の近くに落ちていたが、鉄道の運行に影響はなく、けが人もいなかったという。
岐阜県は、28日、JRとともにこの橋を点検したところ、同じ鋼材が3か所で落下の恐れがあったため撤去し、通行止めにした。
落下した鋼材は腐食していて、県では、橋の老朽化が原因とみて調べるとともに、近く補修にあたることにしている。
岐阜県道路維持課は、「今後、県が管理する鉄道や道路をまたぐ橋、すべてについて緊急点検を実施し、必要があれば補修などの対策をしていく」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083095651.html?t=1446152134269
10月29日23時8分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県は29日、同県高山市西之一色町2丁目の国道158号の跨線歩道橋から、重さ約11kgの鋼材がJR高山線の線路に落下したと発表した。
列車の運行に影響はなく、けが人もいなかった。
県によると、落下した鋼材は長さ約1.9m、幅約7cm。
落下物を受け止める板の取り付け用に設置されたが、ネジが腐食して落ちたらしい。
JR東海の社員が、27日に鋼材を発見。
歩道橋を管理する県は、28日、落下の恐れがある別の鋼材3本を撤去した。
県は、この歩道橋を2012年度に点検。
鋼材のさびが確認されたが、落下の危険はないと判断していた。
県は、県内すべての跨線橋など107カ所を緊急点検する。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASHBY6DRYHBYOIPE02D.html
(ブログ者コメント)
2015年10月29日付で岐阜県から発表された資料には、下記趣旨の記載がある。
2 その他
本県では、平成13年から県独自のアセットマネジメントに基づき、目視による橋梁点検を進めております。
一方、国において平成26年度に道路法が改正され、 5年に1度の近接目視点検が義務付けられたことから、新たに橋梁点検マニュアル を策定し、近接目視による点検を行っております。
当該橋梁については、平成24年度に目視による点検を行っており、来年度補修 を行う予定でした。
2015年9月28日7時6分に産経新聞静岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月10日付で浜松経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
看板などの販促品を製作する屋外広告業「キューピック」(浜松市中区)が、台風や地震による落下の心配がない「オチないかんばん」を開発し、販売を始めた。
腐食リスクのある金属や木材、くぎを必要としない壁面一体型の看板で、相次ぐ看板落下事故の解決策として一役買いたい考えだ。
普通の看板は、板を張り、ビスで固定するなどの作業をしなければならないが、同製品は壁面一体型のフィルム製であるため、腐食リスクのある金属や木材を使わず設置が可能。
留め具が不要なため、壁に穴を開けなくてもよいというメリットもある。
片面がシール状になっている薄い特殊なフィルムで、曲面、凹凸面など看板設置が難しい部分にも対応する。
国土交通大臣認定の「不燃性アクリルシート」という不燃材料を使っており、燃えない安全性も確保している。
粘着性が高いため剥がれにくく、貼り付けてから5年間は耐久可能だという。
材料費は塩化ビニールの約2倍になるが、施工や撤去、運搬費用を含めると割安になるという。
空間のデザイン提案やノベルティーグッズの販売などを行う同社では、1年前からアクリル製の粘着シートを使い、壁や看板をデザインしたいと考えていたが、今年2月に起こった札幌市での看板落下のニュースを見て、自分に出来ることはないかと考え、コンセプトを考え直し、安心・安全面に特化した看板を販売することにした。
国交省が実施した広告板の全国調査によれば、4月10日現在で、少なくとも1516棟で取り付け状況に問題があり、引き続き2万3千棟以上で調査が必要と発表している。
オチないかんばんは東海地方を中心に販売を始めており、今後、関東や関西圏にも拡充していく予定。
同社の新垣社長(54)は、「老朽化の影響でいつ落ちてもおかしくない看板がたくさんある。事故防止の解決策を提供し、明るくて楽しいまちづくりに貢献したい」と話している。
出典URL
http://www.sankei.com/region/news/150928/rgn1509280023-n1.html
http://hamamatsu.keizai.biz/headline/1450/
2015年9月18日0時22分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月17日22時56分に産経新聞westから、9月19日付で朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後2時20分ごろ、佐賀市神野西1丁目のJR長崎線佐賀-鍋島駅間の高架橋に設置していた強化ガラス製の照明カバーが、7.5m下の路上に落下した。
1mほど離れたところを歩いていた50代男性の右脚に割れたガラスの破片が当たり、すり傷の軽傷を負った。
JR九州によると、落下した照明カバーは長さ1m67cm、幅8cm、厚さ5mmで、重さ約1.2kg。
照明は乗務員が乗降するホームを照らすためのもので、壁に30~40年前に設置されたとみられるといい、今は使われていなかったという。
落下原因は不明。
現場は、JR佐賀駅から西へ約400m。
事故を受け、照明は撤去した。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/195920
http://www.sankei.com/west/news/150917/wst1509170085-n1.html
(ブログ者コメント)
使わなくなった設備の安全管理・・・それは悩ましい問題だ。
放置しておくと大きな事故を引き起こす潜在危険因子となるし、かといって撤去するとなると多大な費用がかかる。
対策としては、
・毎年少しずつ撤去する
・現場を立ち入り禁止にする
・定期点検の対象にする
といったことが考えられるのだが・・・。
2015年7月10日21時56分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、神奈川県茅ヶ崎市の屋内温水プールでガラス張りの壁の一部が突然割れ、小学生5人が軽いけがをする事故があり、市が原因を調べている。
茅ヶ崎市によると、先月27日、茅ヶ崎市萩園にある市の屋内温水プールで、壁の一部として高さおよそ3mのところに設置してあったガラス1枚が突然割れ、プールの中など半径2mの範囲に破片が落ちた。
当時、およそ120人がプールを利用していて、破片が当たって小学生5人が腕や背中などに軽いけがをした。
割れたのは、縦2m38cm、横90cm、厚さが6.5ミリの強化ガラスで、監視カメラの映像には、ガラスに物が投げられる様子などは写っていないという。
市は、原因が特定できないことから、プールで使われている同じ強化ガラス76枚を交換する予定で、安全対策が取られるまで施設を休業させることにしている。
茅ヶ崎市文化生涯学習部の金子部長は、「けが人が出たことを重く受け止めている。しっかりと安全対策を講じて早期に営業を再開させたい。もっと早く公表すべきだったと反省している」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150710/3258371.html
(ブログ者コメント)
○平成27年7月10日付で茅ヶ崎市HPに、記者発表資料として、下記原因などの情報が掲載されていた。
当該ガラスは強化ガラスであり、強度を増すために圧縮し、内部で引っ張り合う力が働いています。
経年によって目に見えないような細かな傷がつき、張力が耐え切れなくなり割れたものと考えられますが、原因は特定できていません。
プール室内上部のガラス76枚を合わせガラスに交換することで破損が防止できることから、7月中にこの対策を講じ、できるだけ早期に営業を再開したいと考えています。
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/koho/1002784/1014031.html
○今回の事例と直接の関係はないかもしれないが、同じような事例として、2011年にJR金沢駅で強化ガラス2枚を合せた屋根ガラスが破損していたことを思い出した。
市では合せガラスに変更するとのことだが、金沢事例との類似点はないのだろうか?
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/980/
2015年5月29日19時14分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前10時半すぎ、神戸市中央区のポートアイランドにある神戸国際展示場1号館で、高さ6mの天井から照明が突然落下した。
この照明は直径が50cmあまり、高さがおよそ40cmの水銀灯で、重さは3kgほどだという。
当時、会場では医学の学会が開かれていて、照明は学会の総合案内場所からおよそ3mほどのところに落ちたが、人には当たらず、けが人はいなかった。
神戸市などによると、神戸国際展示場1号館は昭和56年に建設され、落ちた照明は24年前の平成3年に設置されたという。
同じタイプの照明がほかにも139か所に取りつけられているということで、神戸市は落下の原因を調べるとともに、すべての照明に落下防止用のチェーンを取り付けることにしている。
神戸市は、「落下した場所にたまたま人がいなかったが大事故につながる事態で利用者に不安を与え大変申し訳ない。確実に落下防止策を講じたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025159971.html?t=1432932352856
2015年3月17日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4699/
(2015年5月29日 修正3 ;追記)
2015年5月22日付で読売新聞山梨版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月21日17時40分にNHK甲府からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
甲府市役所の窓ガラスが落下した問題で、市の専門委員会の第3回会合が21日、市役所で開かれ、委員は落下した窓ガラス部分は特殊な構造だったとし、「構造に合わせた施工監理が必要だった」と指摘した。
会合は非公開で行われ、委員の建築構造などに詳しい大学教授らが、施工や設計会社の担当者から聞き取り調査を行った。
会合後、委員長の西川孝夫・首都大学東京名誉教授(耐震構造などが専門)が記者会見に臨んだ。
西川名誉教授の説明によると、落下した窓ガラスがあった場所は、コンクリート床が外側にせり出す特殊な構造になっていた。
この場合、床を下部から支えるものがないため、コンクリートが十分に固まる養生期間が必要だったという。
しかし、工事ではコンクリートが完全に固まる前に窓を設置したため、重みで床が沈み、ガラスと窓枠の間に隙間が生じたとしている。
そのうえで、庁舎の完成時にサッシの取り付け部分などの詳しい検査をしていれば、落下を防げたのではないかと指摘した。
施工や設計で法律の基準から外れた点はなかったというが、西川名誉教授は、「養生期間は3週間と聞いたが、今回は気温が低い冬場。もっと時間が必要だったのではないか」と話した。
同様の構造の窓ガラスは市庁舎に複数あり、応急処置をしているが、次回以降の会合で、対応策を考え、原因を含めた報告書を7月にもまとめる予定という。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150521-OYTNT50416.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044934961.html?t=1432242613882
(2015年6月16日 修正4 ;追記)
2015年6月15日18時0分にNHK甲府から、対策案がまとまったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日、施工業者などが提出した報告書の内容を検証する専門家の委員会が甲府市役所で開かれ、業者側が示した複数の対策案について話し合い、対策案として、窓枠に落下防止のカバーを取り付けるなどとする方針をまとめた。
協議では、今後の対策として、今回は床がひずんで窓ガラスの上の部分に隙間が出来て落下につながったことから、窓枠の上部にアルミ製のカバーを取り付け、落下しないよう施工する案が妥当だとした。
また、窓枠を支えるコンクリートのひずみを抑えるため、4階の窓に近い床に炭素繊維の板を張って強度を高めるとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045534042.html?t=1434398792849
(2015年10月12日 修正5 ;追記)
2015年10月10日付で読売新聞山梨版から、検証報告書が発表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は9日、落下原因と市の対応についてまとめた検証報告書を発表した。
発生後の広報・周知が遅れたことを問題視。
市は、今年度内に危機管理に関わる公表のあり方について新たな指針を策定するとしている。
報告書は、工藤副市長をトップとする、庁内組織・本庁舎窓枠落下対策会議がまとめた。
この中で、落下事故を、「市民に不安を与え、防災拠点としての信頼性を傷つけた」と指摘。
さらに、事故の公表が発生から6日後だったことから、「発生後、速やかに公表する姿勢が必要だった」とした。
一方、原因については、すでに専門家委員会がまとめた通り、施工管理を主因とし、事故後の市の対応については「おおむね適切な対応が図られた」とした。
樋口市長は、この日の定例記者会見で、「市民に安心して庁舎を利用してもらえるよう、庁舎の安全確保に努める」と述べた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20151009-OYTNT50262.html
10月9日15時21分にNHK甲府からは、対策工事が完了したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
専門家で作る検証委員会では、現場で施工したコンクリートの床のひずみへの考慮が不十分な状態でサッシを取り付けたことが、窓が落下した大きな要因だとして、工事の手順や施工管理、それに最終的な確認作業にも問題があったとしている。
このため、甲府市は
▽窓枠の上の部分にアルミ製の落下防止材を取り付ける
▽窓枠を支えるコンクリートの床のひずみを抑えるため、4階の窓に近い床に炭素繊維の補強板をはる
などの対策工事を行い、検査を経て完了したという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045569281.html?t=1444423587027
2015年5月21日付で読売新聞愛知版から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
5月21日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、5月20日19時29分にNHK東海NEWS WEBから、5月20日8時58分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大治町の大治西小学校の体育館で18日から19日にかけて、天井の吹き付け材の一部が2度にわたり落下した。
落下時に利用者らがいたが、けが人はなかった。
町では、第三者委員会を設置して原因を調べる。
町によると、最初の落下は18日午後8時過ぎで、町内のバレーボール団体が使っていた。
職員が調べたところ、高さ約10mの天井から、断熱や防音のためのウレタン製の吹き付け材がはがれて、床に落ちていたという。
その後、立ち入り禁止としていたが、19日午後2時過ぎに、町の職員が施工業者らとともに現場を調べていたところ、別の場所の吹き付け材が落下した。
はがれたのは、2m四方ほどと、1m四方ほどの2カ所で、床に落ちた際にバラバラになったという。
約50cm四方で、重さが約3kgほどある。
いずれも、けが人はなかった。
この体育館では、以前は断熱や吸音を吊り天井が担ったが、東日本大震災で各地の体育館で落下が相次いだため、町は昨夏に名古屋市の建設会社に発注し撤去、吹き付け材に変えた。
町立の学校で、他に同様の工事をした体育館はないという。
同社も、こうした工事は、この体育館のみ。担当者は、「設計図に基づき施工したつもり。落下の原因がわからないため、問題がどこにあったかも、今のところ、わからない」と話した。
工事に、下請け約10社も関わったという。
文部科学省は2013年に各都道府県教委に通知を出し、学校でのつり天井の原則撤去を求めた。
文科省の担当者は、「吹き付け材が落下したという事例は、知る限りでは聞いたことはない」と話している
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150520-OYTNT50110.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150520/4899921.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015052090085857.html
(2015年9月21日 修正1 ;追記)
2015年9月18日付で中日新聞から、施工業者、設計会社、部材メーカーそれぞれに言い分は違うものの施工不良が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町の調査委員会(委員長・伊藤副町長)は17日、工事が適切な施工方法で実施されず、天井と吹き付け材の間にすき間が生じたことが落下の原因とする最終報告書をまとめ、公表した。
施工業者、設計会社と部材メーカーそれぞれに過失があると断定、町は3者に損害賠償請求すべきだと結論付けた。
町によると、工事は昨年6月末~8月末に実施。
体育館の天井板を撤去後、もとあった天井吹き付け材に新たに吹き付けをし、吹き付け材同士を接着するために固化剤を注入した。
落下は、5月18日から複数回あった。
報告書では、いずれも名古屋市の施工業者、設計会社と部材メーカーとの間に十分な打ち合わせがなく、施工方法や使用する用具などで食い違いが生じたと指摘。
固化剤が十分に天井全体に浸透せず、接着力が足りない所から吹き付け材が落ちてきたと推定した。
調査委はこの日、町役場で最終会合を開き、報告書を村上町長に答申した。
伊藤委員長は取材に、「この調査報告を踏まえて、安心安全な施設になってほしい」と語った。
大治西小学校は、夏休み中に体育館の天井材をはがす工事を行い、9月から授業で使用している。
現時点で断熱や防音措置が施されていないため、町は今後、改修工事を実施していく予定だ。
大治町は17日、工事に関わった施工業者、設計会社と部材メーカーの3者に総額529万円の損害賠償を求めたと正式に発表した。
3者からの支払いがない場合、町は提訴も検討する。
『3者の言い分(最終報告書などから)』
「施工業者」
固化剤の注入は設計会社の了承を得て噴霧器で行った。
体育館は折板屋根だったが、平面の場合と同じ方法で注入し、余った分は気になった所に追加した。
「設計会社」
折板屋根だから、山、傾斜、谷の各部分に固化剤を注入するよう、施工業者には口頭で伝えた。
噴霧器で注入してよいと了承した事実はない。
「部材メーカー」
固化剤の注入は、注射器のような器具で行うように伝えた。
折板屋根だから、平面屋根と違い、各部分に注入するよう口頭で施工業者に伝えた。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150918/CK2015091802000053.html
9月17日19時48分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
町では調査委員会をつくって原因を調べたところ、工事を行った業者が天井表面の凹凸に合わせた方法で吹き付けをしていなかったため、接着面にむらができて落下したと結論づけた。
町は、大治西小学校以外の学校は吹きつけ材の工事をしておらず、問題はないとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150917/4923681.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、天井部の「折板」とは、三角状の山と谷とが繰り返されている板のこと。
2015年4月28日0時3分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は27日、建物の外壁に取り付けられた広告看板の緊急調査で、全国1516棟に「落下の恐れがある」との結果を公表した。
2月に札幌市でビルの外壁から看板の金属製部品が落下し、通行人が大けがをした事故を受けたもの。
埼玉県161棟、北海道148棟、神奈川県121棟の順に多かった。
対象は、都市部や大規模地震の際の避難路沿いなどにあり、地上3階以上で築10年以上の建物。
自治体が壁への取り付けや金具の腐食状況などから危険性を調べ、4月10日時点での報告状況を国交省がまとめた。
それによると、外壁に広告看板がある建物は全国で7万1542棟あり、うち4万8204棟で調査を終えた。
自治体が「落下の恐れがある」と判断したのは1516棟。1036棟で建物所有者らに是正指導をしたが、改善済みは162棟にとどまる。
なお2万3338棟が調査途中で、落下の恐れがある建物数は増える可能性がある。
一方、国交省の担当者は、「落下の恐れといっても、本当に危険な建物から、金具のサビまで程度には幅がある」と説明する。
全国最多の埼玉県は、「札幌のような事故を起こしてはならないと、丁寧に調査した」(建築安全課)としている。
国交省は27日、自治体に引き続き調査と対策を進めるよう要請。改善状況は定期的に公表する。
さらに建物からの部材の落下事故は、同省への報告分だけで2010年12月~15年3月に46件あった。
内訳は、壁・タイルなどが28件、天井11件、広告看板が5件、テラス2件となっている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH4W5DGQH4WUTIL027.html
(ブログ者コメント)
札幌のビル看板落下事例は下記参照。
2015年2月22日掲載
2015年2月15日 北海道札幌市のビルで看板部品が落下し通行人の女性が重体、3時間前にも別の部品が落下したが対応せず、過去の点検は目視だけで報告しない年も (1/2、2/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4636/
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4637/
2015年4月27日19時29分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日7時30分に福井新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日、午後2時30分頃、福井大学文京キャンパスの図書館の3階にある閲覧室で、天井の石こうボードが落ちていたほか、コンクリートの塊が書棚や電灯などにひっかかって宙吊り状態になっているのを、職員が発見した。
大学によると、25日の閉館時間の午後4時には異常はなかったということで、コンクリートなどが落下したのは26日午前9時までの間だと見られ、閉館中だったため、けが人はいなかった。
福井大学によると、石こうボードは8m2ほどで、コンクリートの塊は横4m、縦1.5m、奥行きが0.2mで、約3トンだという。
大学は、安全が確認できるまで、図書館2階と3階の閲覧室を立ち入り禁止としている。
大学によると、図書館は昭和40年につくられ、その後、増築の工事が行われている。
落下部分は建設当時、バルコニーのひさしとして使われていたといい、現在は71年に増築した北側の建物への通路になっている。
大学によると、コンクリートを支える鉄筋が老朽化していた可能性が高いという。
業者が年1回程度、目視で点検しているが、異常の報告はなかったという。
福井大学は、「図書館は利用する学生が多いので、出来る限り早く利用できるように業者と協力して調査を行っていく」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054370471.html?t=
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/69837.html
2015年4月22日0時29分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分市は21日、同市西浜の市営温水プールで幼児用プールの天井の一部(縦約9m、横約4m)が落下したと発表した。
市は幼児用プールの利用を休止し、改修工事を進める方針。
落下したのは、1枚約10kgのボード計20枚。
11日午前8時ごろ、施設を点検中の職員が発見したが、開館前で利用客はおらず、けが人はなかった。
市は、天井裏に雨水などがたまり、ボードが腐食したことが原因とみている。
市は、幼児用プールの天井をすべて張り替える方針で、市スポーツ・健康教育課は、「利用者や市民にご迷惑をかけ深くおわびします」としている。
幼児用プールに隣接する25mプールの天井は異常がなかったため、通常通り利用できる。
市営温水プールは1995年7月にオープン。
3年に一度、目視で定期検査を行っているが、2013年7月の前回検査では異常は見つからなかったという。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/164309
4月22日11時41分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
屋上の防水シートが腐食して、天井板に雨水などがたまったことが原因とみられるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150421-OYT1T50142.html
4月22日付で毎日新聞大分版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/oita/news/20150422ddlk44040345000c.html
2015年4月13日18時50分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月31日付で毎日新聞福岡版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3月28日、小倉南区にある小倉南生涯学習センターの大ホールで、高さ8.5mの天井にあるエアコンの吹き出し口が客席に落下した。
吹き出し口は直径90cmのアルミ製で、重さは4.4kgあり、落下した時、ホールでは地元の中学生などおよそ30人が演奏会のリハーサルをしていたが、ほとんどがステージにいたため、けが人はいなかった。
北九州市のこれまでの調査では、吹き出し口とダクトを固定する金具が3カ所とも折れていたということで、落下の原因は、建設されてからおよそ40年経過したため、劣化していたものとみられている。
13日から始まった点検では、足場に乗った作業員が、75ある吹き出し口をひとつひとつはずして、金具が破損していないか調べていた。
市は、4月23日まで点検を続け、吹き出し口と天井をワイヤーで結ぶ対策を取るほか、ほかの公的施設でも異常がないか調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023861931.html?t=1428959913693
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20150331ddlk40040495000c.html
2015年4月9日15時1分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時半ごろ、川崎市中原区新城の商店街で、「金物店のテント状の屋根が落下した」と、近くにいた人から消防に通報があった。
消防から連絡を受けて警察が調べたところ、金物店の外壁に設置されていた、縦およそ2m、横およそ7mの大きさのひさしが崩れ落ち、この店で買い物をして自転車で帰ろうとしていた42歳の母親と5歳の長女にあたったという。
2人は病院に運ばれ手当てを受けたが、いずれも足に軽いけがをしたという。
警察によると、この店のひさしは枠組みが鉄製のパイプで出来ているが、さび方が激しいということで、警察は、老朽化が崩れ落ちた原因とみて詳しく調べている。
事故を目撃した男性は、「『ガシャーン』という大きな音がしたあと、悲鳴が聞こえたので駆けつけると、親子ががれきの下敷きになっていた。みんなで助け出して救急車を呼んだが、軽いけがで良かった」と話していた。
現場は、JR南武線の武蔵新城駅に近い人通りの多い商店街。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053890161.html?t=1428613201896
(ブログ者コメント)
橋などからのコンクリート片落下、あるいはビル外壁の落下などの事例は、原則、掲載を省略しているが、ひさしの落下が報道されることは珍しいので、紹介する。
2015年1月23日付の山陽新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
福山市教委は22日、市立赤坂小学校の5年生の教室で、21日に授業中に天井が剥がれ、4.2kgのコンクリート片が落下したと発表した。
児童25人と教師1人がいたが、けが人はなかった。
市教委によると、21日午後2時半ごろ、5年1組の教室の出入口付近に天井のコンクリート片(長さ45cm、幅20cm、厚さ3cm)が、内装の木製天井パネル(45cm四方)とともに落下した。
「ドン」という音がして児童も落下に気付いたが、そのまま授業を続けた。
22日は補修工事のため、別の教室で授業を受けた。
校舎は1973年築の鉄筋コンクリート4階。教室は最上階にある。
市教委は、雨水などが浸透し鉄筋が膨張、コンクリートが剥離したとみている。
今回の事態を受けて調べた天井裏22カ所のうち8カ所で、コンクリートの劣化を確認した。
この問題を受けて、市教委は26日、市内の公立小・中学校の計113校、286棟で行った緊急点検の結果を公表し、コンクリートの変形や劣化などで落下の危険性があり、対応が必要な学校が6小・中学校あったと発表した。
従来の安全点検では見抜けない場所だったため、同市教委は、点検方法の変更も検討し始めた。
落下事故を受けた点検は、赤坂小を除く77小学校、36中学校の計113校の最上階の天井裏で実施。
うち、市立西小、旭小、松永小の3小学校と、市立鷹取中、内海中、神辺中の3中学校の計22教室と廊下で、天井裏コンクリートの劣化によるひび割れで落下の危険があったほか、すでに天井パネルに天井裏コンクリートが落ちていたケースがあったという。
対象の教室は閉鎖し、児童や生徒は別室で授業を受けている。
危険があると判断された6小・中学校はいずれも昭和40年代に建設されている。
市教委は、建築基準法に基づいて3年に1度の安全点検を実施していたが、天井裏は検査対象ではなく、天井下から目視確認だけだったという。
市教委は、1週間ほどかけて劣化部分の撤去を行い、鉄筋コンクリートの防錆処理や天井パネルの強化など安全策を講じるほか、点検方法の変更も検討していく。
市教委の地割・施設課長は、「今回の事案を深く受け止め、安全対策を実施していく」と話した。
出典URL
http://www.sankei.com/region/news/150127/rgn1501270087-n1.html
(ブログ者コメント)
○山陽新聞掲載写真には、コンクリート片の表面に茶色く鉄筋の跡が写っていた。
○福山市の学校では、この事例を横展開対応するということだが、それ以外の広島県の学校、ひいては全国の学校では、何か対応をとるのだろうか?
他方、産業現場にも同じような建物があると思うが・・・。
まこと、事例の横展開対応は悩ましい。
2015年3月12日17時47分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
老朽化したビルの看板や外壁などが突然、落下する事故が、去年3月末までの5年間で全国で少なくとも35件に上り、このうち半数以上の18件で歩行者がけがをしていたことが国交省のまとめで分かった。
中には重体や死亡に至るケースもあり、専門家は、事故を確実に防ぐための抜本的な対策が必要だと指摘している。
先月、札幌市と東京・新宿で看板やビルの外壁が落下する事故が相次ぎ、このうち札幌市の事故では、重さ25kgの看板が歩道を歩いていた21歳の女性に当たり、意識不明の重体となっている。
こうした落下事故について、国交省が全国の自治体を通じてまとめたところ、去年3月末までの5年間で全国で少なくとも35件の落下事故が起き、このうち半数以上の18件で歩行者などに当たり、けがをしていたことが分かった。
このうち大阪・浪速区では、おととし6月に高さ8m余りのビルの3階部分からコンクリート製の外壁が剥がれ落ち、下にいた男性の頭に当たり、男性はおよそ1週間後に死亡した。
先月、ビルの外壁の落下事故が起きた東京・新宿区では、おととしと3年前にも、看板が落下する事故が相次ぎ、合わせて3人がけがをしている。
国交省によると、ビルの看板や外壁については、法律や条例で所有者に定期的な検査が義務づけられているが、検査の方法については具体的な規定がないということで、札幌市の事故でも目視による検査で問題がないとされていたという。
建物の構造に詳しい東京大学・川口健一教授は、「看板や外壁は高い所にあって点検しにくいうえ、目視やハンマーでたたいても発見できない劣化はたくさんある。あらかじめ耐用年数を決めて、時期が来たら取り替えたり、ネットで落下防止を図ったりするなど、事故を確実に防ぐ抜本的な対策を行う必要がある」と話している。
落下事故をきっかけに、自治体の中には緊急の点検を始めたところもある。
先月10日、東京・新宿区では歌舞伎町の繁華街のビルで、およそ70cmの長さの外壁の一部が20mの高さから落下した。けがをした人はいなかった。
事故を受けて、新宿区では、繁華街を対象にした緊急点検を行い、看板や外壁に亀裂や変形がないか、1日20人体制で調査を行っている。
新宿区によると、これまでに点検を終えた679のビルのうち、全体の37%、249棟でさびや亀裂などが確認されたという。
落下するおそれがあるかどうかはさらに詳しい調査が必要で、建築基準法では危険性が明らかでなければ、一定の大きさのビルなどを除いて所有者にさらに詳しい点検を命じることはできないという。
新宿区建築調整課の金子課長は、「建物すべての点検を区の職員がすることは現実的ではなく、われわれもなかなか手を出しきれない。もどかしいようだが、それが1つの自治体の限界と考えている」と話している。
国交省によると、建物の看板や外壁については建築基準法や各自治体が定める屋外広告物条例などで、所有者に対して定期的な点検と報告が義務づけられているが、点検の方法については具体的には決められていない。
看板などの設置や点検を行う施工業者で作る団体によると、看板の点検は地上からの目視による確認が一般的で、高い場所にある看板の状態や壁との接合部分などについては、さびや腐食がないかなど検査が難しいケースも少なくないという。
このため団体では、国や自治体と連携して具体的な点検方法などについて、新たなルール作りの検討を行っているほか、ビルの所有者に対しても、安全管理のガイドブックを作成するなどして、安全に対する意識を働きかけることにしている。
日本屋外広告業団体連合会の北山さんは、「業界全体としてもこれまで自分たちが作った看板を安全に維持するという認識が薄かった。これからは適切な安全管理ができるよう積極的に働きかけていきたい」と話している。
ビルの看板や外壁などが突然、落下する事故が各地で起きていることについて、専門家は、従来の方法の点検だけに頼った方法では安全を確保できないとして、抜本的な対策を行う必要性を指摘している。
建築が専門の東京大学の川口健一教授によると、看板や外壁は、強度や施工に法律で厳しい基準が設けられている建物の骨組みと異なって設置の施工方法などについて詳しい規定がないということで、高度経済成長期やバブル経済期に建てられた建物の看板や外壁には、古くなって劣化したものが数多くあるのではないかとしている。
そのうえで川口教授は、「看板などは建物と同じ年数使い続けられるわけではないが、高いところにあるので点検しにくいうえ、目視やハンマーでたたいても劣化が発見できない状態はたくさんある。重いものが高いところから落ちれば、確実に大きな事故となるため、あらかじめ耐用年数を決めて、時期が来たら取り替えたり、仮に落ちたとしてもネットで落下防止を図ったりするなど、事故を確実に防ぐという考え方に基づいた制度に抜本的に変えていく必要がある」と指摘している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150312/k10010013161000.html
(ブログ者コメント)
2013年6月の大阪事例は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2962/
2015年2月24日10時13分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
甲府市役所4階の窓ガラス1枚(重さ約100kg)が今月17日、2階の中庭に落下したと、市が23日発表した。けが人はいなかった。
原因は調査中だが、緊急点検の結果、市役所内の別の87か所で不具合が見つかり、窓を固定するなどの措置を取ったという。
発表によると、17日午前5時50分頃、職員が4階の防災課の窓を開けようとしたところ、窓が枠ごと外れ、約10m下の中庭に落ちた。窓は縦約2.5m、横約1m。
中庭は来庁者に開放しているが、閉庁時間の早朝のため、誰もいなかった。
市ではこれまでに、同じタイプの窓計409枚を点検。
その結果、窓ガラスの上部と窓枠をつなぐ接合部分の深さが、メーカーの基準を満たしていないところが計87か所あり、基準を満たすようにするなど対処したという。
市役所は2013年5月に開庁したばかりの新庁舎。
市管財課は、87か所の不具合と同様、つなぎ目が浅かったのが原因の可能性があるとしたが、「施工や設計も含め、引き続き詳細に調査する」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150223-OYT1T50145.html
2015年3月9日付で毎日新聞山梨版から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施工・設計者など3業者で作る緊急対策チームは8日、調査の中間報告を発表した。
窓を下から支える壁が床ごと下がったことで、窓と壁の隙間が広がり落下した可能性があるという。
緊急対策チームは、施工した竹中工務店、設計した日本設計、サッシメーカーの三協立山の3業者から構成。
これまでの調査で不具合が見つかっていた4階の南側を中心に7、8日に調査を行った。
同チームによると、不具合のあった窓ガラスは、上と下の壁に挟まれる形で固定されていた。
しかし、下から支えていた壁と床が梁からせり出す形になっているため、自重などで下に傾き、窓と壁の隙間が大きくなった可能性が高いという。
同チームは今後、実際に計測した傾きなどを分析し、3月末をめどに落下原因、対応策をまとめた最終報告を出すという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20150309ddlk19040010000c.html
(2015年4月4日 修正1 ;追記)
2015年4月1日付で読売新聞山梨版から、3つの要因が重なったことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月1日付で毎日新聞山梨版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
市は31日、窓ガラスを設置した施工会社と設計会社、サッシメーカーの3社から落下の原因について報告を受けたと発表した。
原因は、窓を取り付けた際の設計との誤差や、「跳ね出し」と呼ばれる窓を支えるコンクリートの変形など、複合的な要因と断定。
市で今後、専門委員会を設置し、3社が示した原因を精査することにしている。
この問題は、重さ約100kgで、縦約2.5m、横約1mの窓ガラスが約10m下の2階のテラスに落下したもの。
窓がある場所は跳ね出しと呼ばれ、テラス側に突き出した構造で、窓を支えていた窓枠の上部と窓ガラスの間に隙間が生じ、落下した。
3社が提出した調査結果では、隙間は、
〈1〉窓枠を取り付けた際に設計との誤差が生じた(規定より数mm足りなかった)
〈2〉跳ね出し部分の設置工事で、跳ね出し部分の支えを外した際にコンクリートが変形した
〈3〉このコンクリート部分を含め、2013年の完成から時間とともに4階の床が少しずつ沈下した
の3つの要因が重なり、生じたとした。
市や業者によると、沈下は「コンクリートが持つ自然現象」などとして、施工した工事ごとでは、あらかじめ定めた規定の範囲内という。
対策案として、落下したものと同種の窓について、窓とレールがかみ合う幅(7.5mm)を確保するなどとしている。
市では、建築工学に詳しい首都大学東京の西川孝夫名誉教授ら3人による専門委員会を4月初旬に設置し、3社が示した落下原因を検証する。
検証には約3か月かかるといい、市では、「市民の安全・安心のため、十分な検証を行いたい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150331-OYTNT50353.html
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20150401ddlk19040022000c.html
(ブログ者コメント)
一つ一つは正しくても、それらがまとまると正しくなくなる・・・。
そんなことがタマにあるのだが、今回も、そういうことだったのだろうか?
(2015年5月9日 修正2 ;追記)
2015年5月8日20時13分に山梨放送から、専門委員会は業者側報告書を妥当としたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
有識者による専門委員会は8日、床の沈み込みが原因の1つとした業者側の報告は妥当とした。
この問題をめぐっては、業者側が、落下した4階の窓枠を支える床が沈むなど複数の要因が重なったことが落下原因とする報告書をまとめている。
2回目となった8日の委員会では、前回に続き、業者側の担当者からサッシの取り付けの際の施工手順や管理体制の状況などを聞き取った。
その結果、業者側が原因の1つに挙げた床の沈み込みについて、資料や測定の結果などから妥当だとの考えを示した。
その一方で、床の沈み込みがない他の階にも落下の危険性のある窓が見つかっていることから、今後も分析を続けるとした。
次回の委員会は、今月21日に開かれる。
出典URL
http://www.rnb.co.jp/nnn/news8885727.html
2015年3月1日2時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月1日14時25分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道は28日、札幌市中央区北14西20のJR函館線琴似~桑園間の鉄道高架橋で排水管の一部が落下したと発表した。けが人はいなかった。
同社によると、同日午前9時に近くを通った人の通報で分かった。
排水管は高架橋の下に取り付けられ、長さ約140cm、直径約16cm。鋼製で重さは通常22kg。
排水管内部の水と、管に凍結防止用として巻いた断熱材に含まれる水分が凍っており、重さが増して落下したとみられる。
高架橋下はテナントの事務所の用地だった。
排水管は1989~92年に敷設されたもので、昨年4月の点検では異常がなかったという。
同社は、札幌や桑園、琴似など札幌圏の5駅付近で同じ構造の排水管を緊急点検し、ほかに落下の恐れはなかったとしている。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/595344.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150301-OYT1T50020.html
(ブログ者コメント)
2015年2月28日付でJR北海道のHPに、プレスリリース記事が写真付きで掲載されていた。
写真によれば、断熱材はグラスウール状のものらしく、また、排水管内部には全面に氷が詰まっているように見える。
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150228-3.pdf
(1/2から続く)
2月18日8時49分に朝日新聞からは、委託した業者が目視でしか点検していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
看板の安全性を確認する年1回の法定点検が、直近2回は地上からの目視だけだったことがわかった。
看板は30年前に設置され、ビルの外壁との接続部分の劣化が進んでいたが、異常が見過ごされた可能性がある。
警察は、安全管理に問題があったとみて、業務上過失傷害容疑で捜査している。
札幌市によると、この看板は建築基準法上、年1回、目視か打音などで異常がないか確認することが義務づけられている。
店側は2012、13年度、ビル全体の点検を業者に委託し、看板の「支持部分等の劣化及び損傷」の項目は「指摘なし」(異常なし)だった。
14年度はまだ点検していない。
この業者は朝日新聞の取材に、12、13年度の点検は「地上から目視したが、異常には気づけなかった」と答えた。
店側から委託料として十数万円を受け取ったが、この金額では高所作業車を使うなど大がかりな点検はできないとし、打音や分解検査などはしていないとした。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH2K555CH2KIIPE00X.html
2月17日20時37分に共同通信からは、国交省が事例を横展開対応するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受け、国交省は17日、外壁に看板を取り付けている国内約7万5千棟の安全性を緊急調査するよう、全国の都道府県などに指示した。
調査対象は完成後約10年以上で、市街地の中心部にある3階建て以上の建物。
看板を支える金具の腐食状況など落下の危険性を調べ、必要に応じて是正措置を取り、4月10日までに報告するよう求めた。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021701002211.html
(ブログ者コメント)
ビルの外壁や駅の表示板、橋のコンクリートなど、高所からの物品落下事例は過去に数多く報道され、その一部は本ブログにも掲載している。
今現在も、落下寸前の場所が何カ所もあることだろう。
しかしながら、今回の事例を受け、そういった落下の恐れのある箇所全てを点検しようとしても、あまりにも範囲が広すぎて、現実問題、実施は不可能だ。
記事にある国交省の考え方が妥当なところかもしれない。
(2015年9月13日 修正1 ;追記)
2015年9月8日15時28分に北海道新聞から、札幌市が看板などの安全管理指針を策定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、札幌市は7日、看板などの屋外広告物の日常的な点検方法などについて定めた安全管理指針を策定した。
広告物の外観を目視するだけでなく、内部の腐食の有無などの点検を求め、危険な広告物の改修・撤去を義務付ける内容で、12月1日から運用する予定。
同市の屋外広告物条例では、広告物を新設する際に市長の許可が必要。
また、継続して設置する場合には、3年ごとに許可を受ける必要がある。
許可に当たっては、同条例の施行規則で腐食や変形など詳細な点検を義務付けているが、日常的な点検についての具体的な規定はなかった。
同市は落下事故を受け、新たに安全管理指針をつくることを決め、7日の屋外広告物審議会に示して了承された。
指針は、広告物の点検方法について、「外観の目視だけでなく、内部の腐食を確認するなど、状態を正確に把握する方法により行う」などと規定。
天候の急激な変化などがあった場合には、直ちに点検することも義務付けている。
また、点検結果の保管や、危害を及ぼす恐れのある広告物を直ちに改修・撤去することも義務付けた。
同市は、日常的な管理が指針に違反していることが明らかになった場合には、設置の更新を許可しないとしている。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0177104.html
9月10日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、市は新たに屋外広告物の安全管理指針を作ることを決めた。
広告物の内部に腐食がないか目視以外の方法でも確認するよう義務づけることなどを盛り込む。
今後、設置業者などに周知し、12月からの適用を目指す。
指針では、腐食の確認のほか、老朽化した広告物の大規模改修や撤去の検討を求める。強制力はないが、市道路管理課は「行政指導の根拠になる」と話す。
事故の後、市は約1800の広告物設置者に緊急点検を呼びかけ、約8割から回答を得た。
その中には、「内部の腐食が判明し、部品を交換した」、「目視で危険と分かり撤去した」との報告があった。
看板などの屋外広告物について、道内では札幌など4市が独自の条例を制定し、175市町村は道の条例で規制している。
安全管理は条例で異なり、道条例には点検書類の保管などの管理指針があるが、札幌市には指針がなかった。
こうした条例に基づく屋外広告物の設置申請は札幌市内で約5割にとどまっているとみられ、規制の強化で無申請の設置が増える恐れもある。
秋元市長は8日の記者会見で、条例に加え、道路法でも適切な指導に務める考えを明らかにした。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150910ddlk01040317000c.html
(2016年3月29日 修正2 ;追記
2016年3月28日21時3分にNHK北海道NEWS WEBから、副店長が起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年2月、札幌市中央区にある飲食店が入ったビルで、高さ15mのところに設置されていた重さ25kgの金属製の看板の部品が落下し、歩道を歩いていた女性(22歳)の頭に当たって、女性は今も意識不明状態が続いている。
事故をめぐっては、2時間あまり前にも別の部品が落下しているのが見つかっていて、警察は、店側の安全管理に落ち度があったとして、副店長の加藤被告(44歳)を、業務上過失傷害の疑いで書類送検していた。
これについて札幌地検が捜査を進めた結果、当時は強風が吹いていてさらに部品が落下するおそれがあったのに、歩行者に注意を呼びかけるなどの対策をとらずに放置していたとして、28日、加藤副店長を業務上過失傷害の罪で在宅起訴した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160328/4047251.html
2015年2月16日2時35分と15時13分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月15日23時44分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時ごろ、札幌市中央区の飲食店ビル(鉄筋コンクリート7階建て)で、4階の外壁から看板の一部が約15m下の歩道に落下、歩いていた看護助手の菅原さん(女性、21歳)の頭に当たった。
菅原さんは頭と首の骨を折り、意識不明の重体。
警察によると、落下したのは壁面に設置された飲食店の看板の飾り部分で、縦横約30cm、長さ約1.5mの鉄製。重さは約20kg。
看板は、ビル外壁に穴を開け、ボルト4本で固定されていた。
看板側の穴の周囲が腐食しており、外壁に残っていた4本のボルトもさびていたという。
警察は、接続部分が腐食した看板が強風にあおられ、抜け落ちた可能性が高いとみて、詳しい落下原因を調べている。
菅原さんは1人で歩道を歩いていたとみられ、近くにいた男性が「看板が落ちて女性が倒れている」と119番通報した。
札幌管区気象台によると、同区の観測地点(北2西18)では15日午後1時47分に25.4mの瞬間風速を観測した。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/592512.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/592670.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150215-OYT1T50040.html?from=ycont_top_txt
2月17日0時35分に毎日新聞からは、看板の模式図付で、3時間前にも別の部品が落下していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月16日21時24分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、落下した看板の一部は箱状で、重さは約25kg。
根元が外壁と接続する金属製の基礎と溶接されていたが、雨などの浸入で腐食していた。
さらに、事故前に見つかっていた別の部品は、この看板と別の看板を固定する金属製の支柱(幅、奥行き各30cm、高さ15cm)だったことが分かった。
支柱は15日午後0時40分ごろに落下。隣のビル関係者が見つけて店側に知らせたが、副店長の男性(43)は詳しく調べずに放置していた。
副店長は、「従業員から報告を受けて、外に出て目視で確認したが、看板の一部とは認識できず、われわれの店舗のものではないと判断していました。報告があったときから道路にコーンを置くなど安全対策を講じていれば、今回の事故は起きなかったと思っています」と話している。
店によると、看板は開店と同時期の1985年3月ごろに設置。
2013年12月に目視で点検したが異常は見当たらなかったという。
一方、看板の劣化や損傷の状況は定期報告が義務付けられているが、店は昨年11月末の期限を過ぎても報告せず、市建築安全推進課が同12月に催促していた。
飲食店の社長は、「外見で異常が無かったため大丈夫と思っていた。女性に迷惑をおかけし、本当に申し訳ない」と謝罪した。
店は営業を自粛し、他の同型の看板も撤去する。
飲食店は名古屋市に本社があり、全国で店舗展開している。
札幌市道路管理課によると、看板などの広告物は条例で、形状により設置期間が15日〜3年以内と定められている。
継続申請時には、基礎や取り付け部分、照明装置の老朽化や腐食など20項目を屋外広告士などの有資格者がチェックし、報告書を提出する。
仮に異常が見つかれば補修などをしなければ継続許可が下りないが、継続や新規設置の申請後は具体的な点検期間、回数、方法などガイドラインはなく、日常の保守・点検は管理者任せとなっているのが現状だ。
看板業者などが加盟する札幌広告美術協会によると、看板の点検は通常、目視とハンマーでたたく「打音検査」などでボルトの緩みや接続部分の腐食、変形、破損程度を調べる。
石川実理事長は、「表面だけ見ても内部の損傷や腐食は見つけにくい」と説明する。
落下した看板の一部は箱状だったことから、「内部に水が入り込み、たまり続けてサビたのではないか」と推測。
「看板の取り付けや管理は安全第一でやらなければいけない。事故が起きて非常に残念だ」と話した。
ネオンなど屋外看板が多数ある札幌・ススキノ。
飲食ビル運営会社は、「看板が落下する恐れは考えたことがなかった。事故を受け、看板や外壁に腐食がないか注意するよう指示した。われわれもより気を付けなければならない」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150217k0000m040080000c.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150216/k10015505671000.html
(2/2へ続く)
2014年9月16日22時55分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月17日1時58分に名古屋テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路は16日、愛知県豊田市和会町の伊勢湾岸自動車道の上郷大成高架橋で、橋の床板に吹き付けていた重さ30トンのコンクリート板1枚(長さ10m、幅5.25m、厚さ0.23m)が、8m下に剝がれ落ちたと発表した。
橋の下は遮音壁で囲まれ、立ち入り禁止の場所だったため、けが人はいなかった。
中日本高速によると、今月2日、近隣住民の通報で発覚した。
この高架橋は2004年に完成。06年に騒音を防止するため、床板の下に鉄骨を組みコンクリートを2層にわたって吹き付けて床板を厚くする追加工事を行った。
床板には鋼材を打ち込み補強していた。
今年5月、現場付近を職員が点検をしたときは異常は見つからなかったという。
中日本高速道路は16日、事故の原因などを調べるため調査委員会を設置した。
中日本高速道路は、豊田市と刈谷市の橋梁で同じように吹き付けてあるコンクリートをすべて撤去する方針。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014091690225516.html
http://www.nagoyatv.com/news/?id=87761&p=2
2014年9月19日23時46分に毎日新聞から、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
中日本高速道路は19日、コンクリート板がはがれ落ちた現場を、報道関係者に初めて公開した。
コンクリート板は、騒音や振動を防ぐために、高架橋の下面4カ所に吹き付けられていた。
コンクリート板は長さ約10m、幅約5mで、高さ約10mから全面がはがれ落ち、角の部分が割れていた。
残り3カ所のコンクリート板には、落下防止のための柱が新たに設置されていた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140920k0000m040154000c.html
(ブログ者コメント)
橋などからコンクリート片が落下した事例は、特段のものでない限り、本ブログの掲載対象外としているが、今回のようにトン単位で落下したのは珍しいので紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。