15日午後2時10分頃、大阪市浪速区の国道26号沿いにある雑居ビルから外壁の一部が落下し、人が下敷きになっていると110番があった。
駆けつけた救急隊員が、頭から血を流して倒れていた会社員男性(62)を病院に搬送したが、搬送先の病院で死亡した。
警察によるとビルは鉄骨3階建てで、1階が喫茶店、2、3階が倉庫。
3階のコンクリートの一部が縦約2.5m、横約5.5mにわたって崩れ、約8m下の歩道に落ちた。
コンクリート片は大きなもので縦20cm、横25cm、厚さ2cm。
男性はビルの下を通行中だったとみられる。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130615-OYT1T00937.htm
http://www.asahi.com/national/update/0615/OSK201306150056.html
http://mainichi.jp/select/news/20130622k0000m040041000c.html
今年1月27日、新潟市の「入船みなとタワー」で起きたアルミ製天井板の落下事故について、国交省新潟港湾・空港整備事務所は、塩分を含んだ波しぶきが原因とする緊急点検結果を発表した。
2月18日から緊急点検を実施してきた同事務所によると、波しぶきで天井板を固定していた鉄製の部材が腐食し、そこに強風が吹き込んだことによって天井板が振動し落下したという。
同事務所では、海水が浸入しないよう隙間をシール材で覆い、金具の回りに接着材を塗るなどの対策を月内に行う。
同タワーの一部立ち入り禁止措置は継続する。
事故は、信濃川の下を通る新潟みなとトンネルの排気口を利用した左岸側の展望台、入船港タワーの天井板7枚(計約7kg)が落下。1枚の大きさは縦12cm、横200cm程度で厚さは1mm。けが人はいなかった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130319/ngt13031921540004-n1.htm
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130319ddlk15040075000c.html
9日午後1時ごろ、黒部市の黒部峡谷を走る「黒部峡谷トロッコ電車」(全長約20km)のトンネル内で、天井からコンクリート片(縦約1m、横約20cm)が落下し、天井の点検作業をしていた会社員の男性(33)に当たった。
男性は左足を骨折したとみられ、重傷。一緒にいた男性作業員(37)にけがなかった。
同電車は、先月から冬季の運休期間に入っている。
警察や電車を運行する黒部峡谷鉄道によると、天井の高さは約3.5mで、2人は高さ約2mの足場の上から目視で点検していた。
同社などによると、複数ある同電車のトンネルは昭和初期に建設された。元々、黒部ダムなどの電源開発用に作られ、戦後、観光用としても使われるようになった。
その後、順次、側壁をコンクリートで覆い、06年以降、天井部分を含めた強化工事を順次行っていた。
事故があったトンネルは今後、工事する予定だった。
警察は、トンネルの老朽化が原因の可能性もあるとみて、詳しい原因を調べている。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000041-mai-soci
国の技術指針に合っていないつり天井が設置されている体育館や劇場などの大規模施設が全国に4709棟あり、うち70%は落下対策を取っていなかったことが25日、国交省の調査で分かった。
未実施だと大規模地震の際に落下する危険性が高いが、3月の前回調査から1ポイントしか減少していなかった。
東日本大震災から1年半が経過しても、財政難などから対策が進んでいない現状が浮き彫りになった。
国交省は改修を呼び掛けるとともに、一定規模以上のつり天井がある施設を新築する場合は耐震対策を義務付けるなど規制を強化する方針。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20121226k0000e040177000c.html
(ブログ者コメント)
一時、マスコミにあれほど大きく取り上げられたつり天井問題。
明日、人身事故が起きるかもしれないのだが、予算がつかなければどうしようもない。
本件、事例対応の難しさを一面から物語っている情報だ。
2日午後7時半ごろ、熊本市中央区坪井2丁目の通称「仁王さん通り」で、電柱が高さ約6mの所で「く」の字に折れ、電線などが通っている電柱の上の部分が倒れそうになった。
NTT西日本と九州電力は、3日朝から折れた電柱を撤去して新しい電柱を設置する工事を始めていて、工事の完了は早くても4日夜になる見通しだという。
NTT西日本によると折れた電柱は鉄筋コンクリート製で、昭和51年に作られたもの。
電柱の先には変電機など数100kgの機材が設置されていたという。
NTT西日本では年に1回、電柱の強度の点検を行っていて、今年6月の点検では問題はなかったということだが、設置から36年経過していたこともあり、来年には建て替える予定だったという。
NTT西日本は老朽化が原因の可能性もあるとみて、事故の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003904451.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121203-OYT1T01445.htm
(ブログ者コメント)
気象庁の過去データによると当日の熊本市の平均風速は1.7m/s。
強風でもないのに折れ曲がった事例は珍しいので、紹介する。
28日午後1時半ごろ、福岡市博多区の吉塚小学校(394人)で、体育用具室の天井からコンクリート片がはがれて落下。
6年の男児(11)の右腕にあたり、擦り傷を負った。
市教委などによると、用具室はコンクリートブロック造り。
高さ約4.5mの天井の約20cm四方がはがれ、破片16個が落ちていた。最も大きなものは縦約9cm、横約8cm、厚さ約1cm。
当時は昼休みで、男児は体育委員として用具を貸し出すため、室内にいたという。
体育用具室は1979年の建築。
屋上の防水シートが破れて雨水がコンクリートに染みて劣化、あるいは鉄筋が錆びて剥がれたことが原因とみられる。
同小は周辺のコンクリートをたたき落とし、児童の立ち入りを禁止した。
市教委は市立小中学校など233校の体育用具室を緊急点検する方針。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/326570
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120929-OYT1T00509.htm
26日午前5時半ごろ、川崎市中原区にある東海道新幹線の高架橋の下の路上にモルタル片が落ちているのを、近くに住む人が見つけた。
JRによると、モルタル片は長さ75cmの細長い3角柱のような形で重さは2kg余りあり、高架橋からはがれておよそ6m下の路上に落ち、ばらばらに割れていた。
当時、下を通りかかった人はおらず、けが人はいなかった。
JR東海によると、この高架橋は東海道新幹線が開通した昭和39年に作られたが、はがれたモルタルがいつ工事されたものかは確認できないという。
3月に定期点検(年1回)したときは、異常はなかった。
モルタルは、高架橋の上の電柱とコンクリートの基礎の隙間を埋めるためのもので、JR東海は同じ工法を使った東海道新幹線の東京・大阪間の線路の基礎部分などおよそ350箇所についても点検することにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1006618501.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120426/dst12042613200006-n1.htm
24日正午すぎ、札幌市豊平区の「びっくりドンキーミュンヘン大橋店」で、「店の看板が倒れて男性客にあたった」とレストランの従業員から警察に通報があった。
警察によると、男性客は店に入ろうとしていたところ、支柱ごと倒れてきた看板にあたったということで、腕などに軽いけがをして、病院で手当てを受けた。
倒れた看板は木製で横が4m、縦が2m。店の入口脇にあり、高さ3m、直径約30cmの支柱に取り付けられていた。警察の調べによると、支柱は2本とも根本が腐っていたという。
店長は、「看板はおよそ10年前に設置して老朽化していたので、移設する予定だった。その矢先に起きた事故で、けがをした方には大変申し訳なく思っています」と話していた。
ドンキを経営するアレフによると、東日本大震災後、全国の店舗に、看板や装飾の安全性を目視や手で揺するなどして確認するよう、指示していたという。
警察は、店の関係者から話を聞くなどして看板が倒れた原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004675091.html
(ブログ者コメント)
□大震災から1年以上経つが、その間、台風や爆弾低気圧が襲来している。仮に、押してグラグラするような状態だったとしたなら、店の入口でもあることだし、すぐに撤去してしかるべきだった。
□移設する矢先の出来事だったというが、いつ本社?が指示を出し、いつ店が老朽化を確認し、いつ移設する予定だったのだろうか?
(2012年5月27日 修正1 ;追記)
2012年4月25日付の北海道新聞紙面に、昨年11月ごろに補強していたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
看板は、木製の支柱2本にくぎなどで固定されていた。
支柱は2本とも根元から折れており、警察は腐食していたとみて原因を調べている。
看板は2002年に設置され、昨年11月ごろ、支柱から外れそうになったため補強したという。
(ブログ者コメント)
昨年11月、支柱根元の腐食に比べ、看板が外れそうになっていることのほうが優先順位が高いと判断したのだろうか?
もしそうなら、同時にあれもこれもというわけにはいかないかもしれないので、考え方として間違っているとはいえない。
ただ、それから半年後の移設という点が、もう少し早ければと悔やまれるところだろう。
建物の外壁タイルの剥落事故を防止するため、赤外線を用いた壁面の温度差測定と光波測量を組み合わせた新たな外壁診断技術を紹介するセミナーが5日、福岡市で開かれ、建築関連業者ら約160人が熱心に聴き入った。
タイルは経年劣化で壁から浮き、ひび割れを起こして落下する事故がたびたび発生。
事故防止には事前の診断と補修が重要だが、従来の打診調査は足場を組み立てた上での手作業となり、時間と費用がかかるのが難だった。
こうした状況をクリアしようと、関西工事測量は自社開発の光波測量機「KUMONOS」と、赤外線で壁面の温度を調べ、タイルの浮きを調べる「サーモデルタ」を組み合わせた新たな診断技術を考案。
足場組みや打診調査なしで、タイルの浮きやひび割れの発見が可能になったという。
また、ひび割れたタイルの一部のみを切り取り、弾性接着剤で張り付けることで、スピーディーに行える補修工法も開発した。
社長は「低コスト、短工期の画期的な技術。事故防止に役立てていきたい」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120406/fkk12040602010002-n1.htm
(2012年7月20日 修正1 ;追記)
2012年7月19日13時36分に西日本新聞から、イメージ図付きで、さらに詳しい情報が下記趣旨でネット配信されていた。
老朽化したビルやマンションの増加で、高層建築物の安全管理が課題となる中、外壁崩落の事故防止につながる新しい調査・補修法が注目を集めている。
直接、壁をたたいて調べる従来の「打診」から赤外線などでひびや浮きを測定できる仕組みだ。
コストの安さと作業が安全にできる点が特長。パソコンに調査データが蓄積できるため、劣化が進む経過も把握できるという。
建物管理者らには、定期報告制度として、外壁を調査し、都道府県などに結果を報告することが義務付けられている。
従来、壁を直接ハンマーでたたき、基礎部分とタイルの間にできる「浮き」と呼ばれる空洞を音で判断する全面打診の方法が主流。ただ、たたいて調べるには、作業員が外壁に接近するための足場の設置が必要で、高額な費用や作業の安全性が課題だった。
新技術は遠く離れた地上からでも調査できる。用いる機器は、45m先からでも0・2mm幅のひび割れの長さなどを測定できる望遠鏡を内蔵した「KUMONOS」(クモノス)と、1cm四方の間隔で周囲との温度差を測り、温度の高い部分の「浮き」を赤外線でピンポイントで割り出す「サーモデルタ」。
両機器で計測したデータをパソコンを用いて瞬時に解析し、補修作業が必要な箇所を見つけ出す。
補修が必要な箇所は、弾性接着剤やピンアンカーを打ち込んで周囲を含めて補強する。
全面打診と比べ、工期が短いうえに正確。足場を組み立てて解体する必要がないため、費用も抑えられるという。
一連の調査・補修の工法は、大阪府の測量会社「関西工事測量」が1月に国内特許を取得。九州でも関連企業などが新外壁診断・補修工法研究会(福岡市)を発足。同測量の機器でリース事業の展開を計画している。
研究会は「調査・補修費用は一般的なマンションで数千万円かかるが、新技術で2~3割の経費を削減できるはずだ」としている。
福岡県では分譲マンションが1968年以降、32万戸建設された。建て替えられずに老朽化したマンションは相当数に上るとみられる。
89年11月には、北九州市小倉北区の公団住宅屋上塔屋部分のタイル張り外壁(厚さ4cm、縦4.4m、横8.3m)が高さ約30mから崩落。通行人の頭などを直撃し、2人が死亡、1人が重傷を負った。
九州共立大総合研究所所長の牧角龍憲教授(維持管理工学)は「新方式は、蓄積したデータによって劣化の進み具合も判別しやすく、将来の補修計画にも生かせる」と話す。
▼定期報告制度
国交省は広告板落下などの事故が相次いだのを受け、2008年、建築基準法第12条に基づく定期報告制度を見直した。
百貨店や映画館、共同住宅など築10年以上の特殊建築物などを対象に調査項目や「要是正」など判定基準を定め、管理者に都道府県などへの定期報告を義務付けた。
福岡市の場合、5階以上で、いずれかの階の床面積が100m2を超えるマンションは特殊建築物とされ、3年ごとに報告する。11年度からは、虚偽の報告をすると罰則(100万円以下の罰金)の対象とした。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/313654
5日午前9時15分ごろ、、岡山市のJR山陽線の瀬戸駅と上道駅の間にある高架下の道路に重さ21kgの鉄の板が落ちているのを通りかかった女性が見つけ、JR瀬戸駅に連絡した。
落下した鉄板は長さ1.8m、幅90cmで、重さはおよそ21kgあるということだが、落下によるけが人はなかった。
鉄板は、橋から石や砂、線路を固定するボルトなどが道路に落下するのを防ぐための防塵板で、木の角材に9本のくぎを刺すなどして高架に固定されていた。
JR西日本岡山支社では、3日の午前中、点検を行っていたが、その際に異常はなく、その後、吹いた強風の影響で落下したものとみている。
JR西日本岡山支社の管内には同じ方法で鉄板を固定しているところがほかに7か所あることから、JRでは6日中にすべての箇所の点検を行うことにしている。
JR西日本岡山支社では「2度とあってはいけないことなので、今後しっかり点検を行って強風などの備えをしていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024235131.html
31日午前7時20分ごろ、掛川市国安の菊川河口付近で、釣り中に落下音を聞いた男性が、同市の風力発電施設の風車から部品が落下しているのを見つけ、警察に通報した。
中部電力の送電線が切断され、近くの香辛料メーカーの倉庫が停電。
部品は午前11時過ぎにも落下し、倉庫の壁に穴をあけた。けが人はなかった。
警察などによると、落下した部品は、風車の高さ約36.6mのところにあった強化繊維プラスチック製のカバーなど。
カバーは複数に割れ、半筒形(幅約1.6m、高さは約0.6m、長さ約2.5m)などになった。鉄板1枚(縦0.6m、横0.8m)の落下も確認された。
風車は市が1998年に建設。昨年12月の精密検査や今月21日の目視検査でも異常は見つからなかったとしている。市は部品落下は初めてという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY201203310230.html
※当時、関東甲信越は強風で大荒れの天気。
3月31日20時38分にNHK静岡からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県内を通過した寒冷前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため大気の状態が不安定になり、雨や風が強まり、掛川市では風力発電用の風車の一部が壊れる被害が出た。
御殿場市では午後1時ごろに31.9mの最大瞬間風速を観測したほか、御前崎市で24.8m、南伊豆町で23.7mなどと、沿岸部を中心に強い風が吹いた。
この影響で、掛川市の海岸近くに市が設置している高さおよそ50mの風力発電用の風車から、合成樹脂で作られた発電機のカバーの部品6個が、外れて落下した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034108381.html
30日午後2時15分ごろ、札幌市中央区の8階建て商業ビル「札幌タイキビル」前で、「7階のガラスが落下した」と目撃者から110番があった。
ビル前の歩道には粉々に割れたガラスが散乱したが、けが人はなかった。
札幌管区気象台によると、市内では午後2時に最大瞬間風速22.3mを観測しており、警察は突風で金属製の窓枠が外れた可能性があるとみて調べている。
警察などによると、落下したガラスはエレベーターの昇降路の2枚。いずれも縦約4m、厚さ約1cmで、横は約1~3m。昇降路の外側はガラス張りだった。
隣の駐車場に勤務する男性(27)は「落ちる前にほこりが落ちてきて、歩いていた女性が走って逃げて助かった。落ちた瞬間に『ドシャーン』と大きな音がした」と驚いた様子だった。
ビルは築約30年で、1~3階が飲食店や事務所など、4~8階がカプセルホテル。
出典URL
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20120331hog00m010002000c.html
千葉市は30日、同市中央区の市民会館小ホールで天井裏の防音材がはがれ、天井板が落下していたのが見つかったと発表した。けが人はいないという。
同市は同日から小ホールの利用を中止。事故原因を調査している。
同市によると、29日午後8時半ごろ、リハーサルをしようとした利用者が、床に落ちていた20cm四方の天井石膏ボードの破片を発見。
担当者が30日に天井を調べたところ、天井裏の防音材が縦85cm、横65cmはがれているのが見つかった。
同課によると、市民会館は築38年。基本的に天井裏の点検はしないという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120330/chb12033020420004-n1.htm
22日午前11時45分ごろ、大町市にあるJR大糸線・信濃常盤駅で壁に取りつけられていた運賃表が突然、落下して、自動販売機で、切符を買っていた60代の男性にぶつかった。
男性は足にケガをしたが、打撲程度の軽傷だという。
同駅は無人駅で、落下した運賃表は重さが7kgあり、高さ1m60cmほどのところにネジで固定されていた。
男性からの連絡を受けてJR東日本が確認したところ、固定していた6本のネジがすべて抜け落ちていたという。
JR東では、ネジが抜けた原因を調べるとともに、長野支社管内のすべての無人駅で、壁に取りつけた運賃表などの安全確認を行うことにしている。
JR東長野支社では、「ケガをしたかたに深くお詫びするとともに、早急に再発防止のために対策を取る」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013898011.html
(2012年4月1日 修正1 ;追記)
2012年3月23日付の信濃毎日新聞紙面に、当時のやや詳しい状況が掲載されていた。
男性は左足太ももに7cmの擦り傷を負ったという。
運賃表は、アルミ製の枠で囲った縦75cm、横145cm、重さ約7kg。
駅舎にはもう一人いたが、けがはなかった。
長野地方気象台によると、同日午前11時から午後2時ごろまで、アメダス観測地点の大町で最大風速が10mを超えていた。
JRは「運賃表が落ちた原因は不明」としているが、駅舎にドアはなく、風が吹き抜ける状況だったという。
7日午前10時すぎ、名古屋市東区にあるマンションの9階からベランダの外壁の一部がはがれ落ち、マンションの下の道路で信号待ちをしていた乗用車2台を直撃した。
この事故で、車のボンネットなどに傷がついたが、けが人はなかった。
警察によると、外壁は厚さ8mmの小さなタイルが張り合わされたもので、問題の場所では縦1m、横2mあまりにわたって外壁がはがれていたという。
マンションは10年前に建設され、管理会社が先月行った定期検査では、特に異常は見つからなかったという。
警察はマンションの管理会社から話を聞くなどして、外壁がはがれ落ちた原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3003543551.html
6日午前8時前、愛知県東海市の市民体育館で、玄関の天井に貼ってある石膏ボードの一部が落ちているのを、出勤してきた館長が見つけた。
落ちていた石膏ボードは縦が約60cm、横が約40cm、重さが1kgほどで、市によると、5日午後10時半ごろ、警備員が確認した時に異常はなかったという。
けが人は、いなかった。
市によると落ちた石膏ボードは雨水を多く含んだ状態で、昭和63年の建設以来、長年にわたって染み込んだ雨水の重みが原因で落ちたのではないかという。
市民体育館では去年12月、アリーナの天井から吊していた、ネットと鉄製の棒が落下する事故も起きている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3003517091.html
27日午前11時50分ごろ、串本町のJR紀勢線紀伊田原-古座間の津荷坂トンネル内で、巡回中のJR西日本の男性社員が、線路脇にモルタル片が落下しているのを見つけた。
JR西は現場確認のため同区間で一時運転を見合わせたが、モルタル片を撤去するなどして約4時間後に再開。和歌山-新宮間の特急4本を含む計10本が部分運休し、約620人に影響が出た。
JR西によると、モルタル片は縦2m、横1.3m、厚さ2cm。トンネルの高さ2.5mの壁面からはがれ落ちたとみられ、同社が詳しい原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120228/wky12022802120004-n1.htm
四日市市の市立博物館で建物のコンクリートの一部が3階の休憩コーナーの天井を突き破って床に落ちているのが見つかり、市では付近を立ち入り禁止にして原因を調べることにしている。
四日市市教育委員会によると、今月21日の夜、閉館後の市立博物館で館内の見回りをしていた警備員が3階の休憩コーナーの天井に穴が空き、その下の床にコンクリートの破片が落ちているのをみつけた。
コンクリートの破片は長さおよそ1m、幅が30cm、重さおよそ20kgで、市で調べたところ、3階の天井の上にある鉄筋コンクリートのはりの一部が崩れているのが見つかったという。
博物館の職員が閉館直後に現場を見回った際には異常はなかったということで、市では、その後、はりを覆っていたコンクリートがはがれ落ち、石膏ボードの天井を突き破って床まで落下したとみて、付近を立ち入り禁止にしたうえで原因を調べることにしている。
市教委では「コンクリートが落下したのが閉館後でけが人が出なかったのは不幸中の幸いだった。できるだけ早く原因を究明して速やかに対策を取りたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073259411.html
(ブログ者コメント)
同館HPで調べたところ、平成5年11月に開館した、プラネタリウムもある5階建ての建物だ。
築後18年3ケ月。老朽化というには早過ぎる感がある。
(2012年3月4日 修正1 ;追記)
2012年2月28日9時43分にNHK大津から、はがれた原因などについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日、市が施工業者などと調査した結果、通常は工事の際、コンクリートが固まったあとに仕切りをして柔らかいコンクリートが流れ込むのを防ぐところを、問題の箇所は仕切りが不十分で余分なコンクリートが流れ込み、その部分がはがれ落ちたことがわかった。
さらに、ほかの天井裏にもはがれ落ちるおそれのあるところが3階に8か所、1階に2か所、見つかった。
このため、市では新たに落下するおそれが出てきた場所も28日から立入禁止とし、補修方法については、今後、検討するとしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073326401.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。