2017年10月17日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市は16日、市バスやごみ収集車に搭載しているドライブレコーダーを事件や交通事故の捜査に役立ててもらおうと、県警と映像提供に関する協定を結んだ
(写真)
車体に「ドライブレコーダー作動中」とのステッカーも貼り、防犯活動にもつなげる。
名古屋市は昨年まで、全国の政令市で住宅対象侵入盗が7年連続、自動車盗が9年連続でワースト。
交通事故死者も今年すでに31人と、前年同期に比べて10人増えている。
協定は、事件や事故の発生時に映像を保存、提供するほか、業務中に事件や事故を目撃した際は警察に通報する内容。
対象車両は計約1200台で、深夜から早朝を除き、市内を走行している。
市役所正庁で締結式があり、名古屋市の中田市民経済局長が、「市バスは市内全域の主要道路、ごみ収集車は生活道路をくまなく走る。広く周知されることで犯罪や交通違反の抑止につながれば」とあいさつ。
県警の大江名古屋市警部長は、「警察だけでなく、自治体や企業、市民と連携を強化し、市民の安全確保に全力を尽くしたい」と述べた。
同様の協定は、豊橋、刈谷市に次いで三市目となる。
出典
『ドラレコ、捜査活用を 名古屋市、県警と協定』
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20171017/CK2017101702000053.html
10月16日19時22分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県警察本部と名古屋市は、事件や事故が起きた際、付近を通ったバスやゴミ収集車のドライブレコーダーの映像を警察に提供するとした協定を結び、16日、名古屋市役所で締結式が行われた。
協定は、ドライブレコーダーの映像が事件や事故の捜査に有効なケースが増えていることから結ばれたもので、警察の求めに対して、速やかに提供するとしている。
名古屋市が管理する約1200台のバスやゴミ収集車には、すべてドライブレコーダーが取り付けられていて、締結式の後、「ドライブレコーダー作動中」と書かれたステッカーをつけた車両が市役所を出発した。
愛知県警名古屋市警察部の竹内次長は、「ひき逃げや強制わいせつなどの事件の捜査で、ドライブレコーダーの映像を活用し、解決した例もある。今後、さらにスムーズな捜査につなげたい」と話していた。
出典
『ドライブレコーダー映像で協定』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20171016/4792761.html
(ブログ者コメント)
今年9月、鎌ケ谷市で同様な協定が結ばれたと本ブログで紹介したが、今回の情報を機に調べたところ、全国各地で同様な協定が結ばれている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。