2017年10月16日19時1分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時すぎ、富士市大野の廃棄物処理施設「Eステーション」から「薬品が漏れて目にしみる」という従業員の通報が消防にあった。
警察によると、当時、施設の中では建築廃材の分別作業が行われていたということで、従業員の男女7人が目やのどの痛みなど訴え、救急車などで病院に搬送された。
いずれも症状は軽かったということだが、警察は施設に通じる道路の通行を1時間近く規制し、周辺への立ち入りを制限したということで、この施設の従業員のほかに症状を訴える人はいなかった。
警察によると、従業員は分別作業の最中に、金属製の缶から無色透明な液体が漏れ出した直後、目や鼻の痛みを感じたと話しているという。
また、消防によると、現場の空気から塩素や一酸化炭素が検出されたということで、警察では液体が漏れた経緯や原因を調べている。
廃棄物処理施設の周囲は工業地域になっていて、一般の住宅はない。
施設を運営する会社の男性役員によると、分別作業をしていた建築廃材の中につぶれた缶があり、あとから液体の入っていたことがわかったということだが、作業の当時は一般的な建築廃材だったため、ゴーグルをつけるなどの対策は特にしていなかったという。
役員の男性は、「周辺の皆さんには不安を与えてしまい、申し訳ないと思っている。今後は十分に注意しながら作業にあたりたい」と話している。
出典
『廃棄物処理施設で異臭 7人搬送』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034844761.html
10月16日17時3分に静岡新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、同施設内で廃棄物の選別作業をしていた男性従業員が異臭を感じ、廃棄物を調べると、縦50cm、横30cmほどの金属製の缶から透明な液体が漏れているのを発見したという。
男性は直後に目の痛みを訴えた。
そのほかの男女6人は、男性の近くで作業するなどしていたとみられる。
出典
『目に痛み、男女7人搬送 富士の廃棄物処理施設』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/415881.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。