2024年2月25日14時0分にYAHOOニュース(HUFFPOST)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
子どもがスマホの充電器を触ってけがを負う事故が発生している。
ケーブルの端子をコンセントに差し込んで感電したり、充電中のACアダプターに繋がれたケーブルの端子が肌に触れてやけどしたりしたケースもあった。
実際の事故事例や注意すべきポイントをまとめた。
「電撃傷と診断」「胸をやけど」
消費者庁と国民生活センターには、医療機関から次のような事故情報が寄せられている。
①子どもがスマホの充電器のケーブルを持って遊んでいた際、ケーブルの端子をコンセントに差し込み、手のひらが黒くなった。
電撃傷と診断された。
(1歳)
②保護者がスマホを充電しようとしたところ、充電器の端子が破損して血が付いていた。
誤飲を心配して受診した。
(1歳)
③スマホの充電器をコンセントに差したままにし、繋がれたケーブルの端子が寝ていた子どもの肌に接触していた。
すると、胸部にやけどを負って皮膚が2ミリ大はがれた。
(0歳8カ月)
④スマホを充電中にACアダプターが溶け、周辺を焼損する火災が発生。
直前まで子どもがACアダプターとUSBケーブルを触っており、調査でケーブルの端子あたりに歯形のような痕跡が認められた。
接続部に唾液などが侵入し、異常発熱したものと考えられる。
(1歳)
消費者庁によると、事故情報②のように体内に電流が流れると、心臓の動きなどに影響を及ぼし、致命傷となる可能性もある。
充電器のケーブルの端子だけでなく、ヘアピンや鍵、クリップ、チェーンなどを子どもがコンセントに差し込んだり、濡れた手や口でコンセントに触れたりすることも同様に危険だ。
また、事故情報③のように、端子の構造によっては付着した汗で電気分解が起こり、長時間触れていた肌に化学やけどを負う場合があるという。
X上でも、「娘が感電したことがある」「今まさに息子がやっててゾッとした。油断できない」などと実体験をもとにした投稿も多く見られた。
同庁は、このような事故を防ぐため、次のようなことを呼びかけている。
・スマホの充電器は子どもの手が届かない場所に置く
・充電後の充電器は、差しっぱなしや置きっぱなしにしない
・充電器のケーブルや端子に無理な力を加えたり、液体や異物を付着させたりしない
・破損、変形、異常な発熱、異臭などがあれば、直ちに使用を中止する
・子どもが容易に取り外せないタイプのコンセントカバーの設置を検討する
https://news.yahoo.co.jp/articles/474bb133f72ba56f778a3b92f77c0e2183d85110
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。