2018年9月15日5時0分に北海道新聞電子版から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
胆振東部地震で壊れた家具など家庭で出た「災害ごみ」を受け入れる町の集積場に、大量のごみが持ち込まれ、職員が対応に追われている。
中には、今回の地震と関係ないとみられるブラウン管テレビや古いソファなども含まれ、町は「地震で被害を受けたもの以外は持ち込まないで」と呼び掛けている。
最大震度6弱を記録した日高町は、9日朝、町内10カ所で災害ごみの受け入れを始めた。
別の災害対応で職員を配置する余裕はなく、町民自身が6種類に分別して置いていくようにした。
すると、地震に関係のないとみられる古い家電製品などが大量に持ち込まれるようになった。
分別する職員の手が回らなくなり、13日、集積場を富川東防災広場1カ所に集約した。
日高振興局によると、ごみの量は13日午後2時時点で、約3000トンに達した。
町住民課によると、町民を装い、集積場の詳しい場所を知りたいという問い合わせが、札幌など町外から5件ほどあったという。
分別担当の職員は、「地震で壊れたごみかどうか判断できない」と頭を抱えた。
町内の断水世帯は14日午後2時時点で843世帯。
地割れに伴う土砂災害の危険から、富川南2の66世帯119人に避難指示、平賀、富川南両地区の計50世帯212人に避避勧告が出されている。
吉川・住民課長は、「災害ごみ集積場をこのままにしておくわけにもいかないので、ごみ処理に職員がとられ、復旧作業や避難所運営に十分な人手を回せない。ごみを捨てる際はルールを守ってほしい」と訴える。
災害ごみの受け入れは16日午後6時まで。
出典
『ブラウン管TVは「災害ごみ」ですか? 日高町の集積場「ルール守って」』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/228491/
(ブログ者コメント)
写真を見ると、凹んだり泥で汚れたりしているようには見えない冷蔵庫や洗濯機などが、多数捨てられている。
その2日後、9月17日に毎日新聞から、厚真町の災害ゴミ仮置き場が満杯になっているという報道があったが、その写真をそういう目で見てみると、やはり家電製品が多い感じがする
『北海道地震 災害ごみ満杯 厚真町』
https://mainichi.jp/articles/20180917/ddm/001/040/083000c
火事場泥棒的行為は、こんなところにまで・・・ということだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。