2024年10月1日0時7分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後、北海道北部の初山別村の工事現場で、48歳の男性作業員の頭部を挟み、死亡させたとして、重機を運転していた75歳の建設会社の社長の男が逮捕されました。
業務上過失致死の疑いで逮捕されたのは、初山別村に住む「M建設」の社長S容疑者(75歳)です。
30日午後2時半ごろ、初山別村の道路上で工事を進めていた際、S容疑者が「油圧ショベル」と呼ばれる建設重機を運転し、アームを上げた状態で前進させていたところ、何からの理由で「油圧ショベル」本体が傾きました。
この影響でアームが下がり、先端に付いているバケット部分と、現場に置いてあった「振動ローラー」と呼ばれる別の建設機械の間に48歳の男性作業員の頭部を挟み、死亡させた疑いが持たれています。
頭部を強く挟まれた男性は意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認されました。
工事関係者から「作業中に人が巻き込まれた」と通報を受けた警察官が駆け付け、事故の状況を聴きとるなどして、その場で、S容疑者を逮捕しました。
調べに対しS容疑者は「私がやったことに間違いありません」と、容疑を認めているということです。
警察は、事故当時の詳しい状況や、亡くなった男性作業員がヘルメットを着用していたかなどについて、引き続き、調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/655ca75c9e31ccd24319cb9b93bcd489d0965b7e
2024年9月29日8時18分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
スカンジナビア航空(SAS、スウェーデンなど北欧3カ国の共同運航)の旅客機の機内食からネズミが飛び出し、安全のため緊急着陸する騒ぎがあった。
英BBC放送などが伝えた。
騒動発生は18日。
ノルウェー・オスロ発スペイン・マラガ行きの便で、乗客が開けた機内食の容器からネズミが1匹現れたという。
ネズミやリスなどの「げっ歯類」の動物が機内の電気配線をかじった場合、大事故につながる危険があり、旅客機は急きょデンマークに着陸した。
乗客は別の機体に乗り換えた。
SASの広報担当者は「再発防止に努める」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20240929/k00/00m/030/031000c
以下の過去記事2件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2024年9月26日掲載
2024年9月19日 相模原市で雨水下水管の中で7人が耐震工事中、にわか大雨で急激に水が流れ込み、5人は避難したが逃げ遅れた2人が死亡、非常灯点灯せず無線も故障(修1)
(新情報)
・マンホール内にいた作業員がハシゴを登って避難していた時に後ろにいた2人が鉄砲水で流された。
・2人は遺体で見つかった。
・地上にいた作業員が下水管の中に降り、雨が降りそうだと伝えた後に避難を開始した。
・施工計画書では異常時には赤色回転灯で現場に知らせるとなっていたが点灯していなかったらしい。
・無線機が故障していて地下とは連絡できない状態だったなど。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14149/
2024年2月28日掲載
2024年1月2日 羽田空港で地震救援海保機が「№1」という管制指示を誤認し滑走路に出たため、着陸JAL機に追突され両機炎上、海保機死者5人、JAL機は死者なし(第3報 修正5)
(新情報)
・誤進入や誤出発を防ぐ滑走路状態表示灯が主要8空港に設置される。
・羽田では工事が始まったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13726/
2024年9月27日9時0分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「凄まじい豪雨の中で女性の悲鳴が聞こえたんです。声の方向を見ると、マンホールから激しく水が吹き上がっていました。高さは15mほどあったでしょうか。水の勢いでマンホールのフタも吹っ飛んでいました」(目撃した歩行者)
9階の高さまで水が吹き出して……大阪市で起こった「エアハンマー現象」写真
8月21日、東京のJR新宿駅前でマンホールから下水が吹き出した。
都は毎時75㎜の雨に耐えられる施設整備を進めているが、当日は隣接する港区付近に記録的短時間大雨情報を発表。
設計上限をはるかに超えたため、行き場を失った水が一気に吹き出したとみられる。
東京都下水道局の担当者が説明する。
「短時間に下水道管に大量の雨水が流れ込むと、水位が一気に上がり空気圧が急上昇する『エアハンマー現象』が起きます。
当日は5ヵ所でマンホールのフタのズレや舗装の隆起(りゅうき)が起きました」
エアハンマー現象では、瞬間的に6tもの圧力が生じる。
新宿では、6mほどの高さまで吹き飛ばされた重さ約60㎏のマンホールのフタが落下してきたのだ。
同様の現象は全国で起きている。
’21年7月に被害を受けた、東大阪市在住の田中さんが振り返る。
「ゲリラ豪雨の最中に『ボン! ボン!』と大きな音が聞こえたんです。
自宅マンションから外を見ると、マンホールから9階の私の部屋の高さぐらいまで水が吹き上がっていました。
大量のガレキも吹き飛ばされ、私の車にぶつかり、廃車にせざるをえませんでした」
巨大台風やゲリラ豪雨の増加により、エアハンマー現象の発生リスクは増えている。
『日本グラウンドマンホール工業会』の大石氏が警鐘を鳴らす。
「下水道用のマンホールは全国に約1600万基あり、過去23年間で集中豪雨からフタが飛ばされる事故は106件起きています。
’91年以降に製造されたフタには安全機能が付いていますが、それがない古いタイプも600万基近くあるんです」
古いフタが残っている以上、大雨の際はマンホールに近づかないことが重要だ。
『FRIDAY』9月27日・10月4日合併号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0ad633daa3ac62762fa8503956523ee4db72d86
2024年9月26日17時32分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮城県内の東北新幹線古川―仙台間で、時速約315キロで走行中の上り「はやぶさ・こまち6号」の連結器が外れた事故で、JR東日本は26日、こまちの運転台にある、列車同士を強制分離させるスイッチの裏側から、製造時の削りくずとみられる金属片が見つかったと発表した。
金属片が介在してスイッチを操作したのと同じ状態となり、分離したとみられるという。
JR東によると、強制分離は列車同士をつなげる作業で異常が起きた際にやり直すためのもの。
通常の分離は時速5キロ以下でないと作動しない仕組みだが、強制分離に速度条件はないという。
原因調査で、こまち6号の運転台パネルの裏側を確認したところ、最大約2センチの金属片が複数見つかった。
新車製造時にパネルをドリルで取り付けた際の削りくずとみられ、そのうちのひとつが強制分離スイッチの端子同士をつないでしまっていたという。
併合運転する全96編成のスイッチ裏を点検すると、こまちとして走るE6系のみ、計11編成で金属片が見つかった。
JR東は金属片を取り除くとともに、再発防止策として10月末までに全96編成の強制分離スイッチの配線を取り外して無効化するという。
分離事故は19日に発生。
乗客計320人にけがはなかったが、東北新幹線は全線が5時間以上ストップした。
走行中の新幹線で連結器が外れる事故は初めて。
池田・新幹線統括本部長は、「新幹線の安全に心配をかけたことを深くおわびする。フェールアウト(故障時に安全でなくなる)のものが他にもないか、検証を続ける」と述べた。
https://www.asahi.com/articles/ASS9V2S51S9VUTIL02FM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
9月27日に日経クロステックからは、金属片を使った実験でも連結器分割動作が再現されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本は、東北新幹線を走行中の列車「はやぶさ・こまち6号」が分離した事故の原因について、連結器解放スイッチの端子間が金属片で短絡(ショート)したためとの推定を公表した。
同事故では2024年9月19日8時7分頃、はやぶさ・こまち6号(上り東京行き17両編成)が古川~仙台間を走行中、はやぶさ号とこまち号の連結部(10号車と11号車の間)が外れ、列車の分離時に自動動作するブレーキによって停車した(図1)。
連結器とその周辺には破損などの異常が見受けられず、JR東日本が原因を調べていた。
■ドリルくずのような金属片を発見
調査結果によれば、後方の編成であるこまち6号(E6系)の運転台にある連結器解放用のスイッチの端子部付近に金属片が発見された。
この金属片をスイッチの端子部に接触させる試験を実施したところ、連結器が分割する動作が「再現された」(JR東日本)という。
「本来、スイッチを扱うことで電気的につながる箇所が強制的につながり、連結器が外れたものと推定される」(同)としている(図1)。
スイッチ端子の短絡による回路誤動作により、こまち側の連結器には圧縮空気が送られ、カギの部分を解錠させる力がかかった。
前方の編成であるはやぶさ6号(E5系)側には空気圧がかかっていなかったため、こまち側に押し負けて解錠状態になってしまった。
連結器のカギ部分は、通常は空気圧がかからず、分割併合の作業時にのみ空気圧がかかるようになっている。
スイッチ端子付近にあった金属片は、ドリル加工によって生じる切りくずのように見える。
JR東日本が車両メーカーと調査したところでは、「車両の製造時に発生したものの一部が車体内部に残っていたと推定される」という。
JR東日本は新幹線車両のうち、2編成での併合(連結)運転に使うE2系、E3系、E5系、E6系、E8系の各型式全96編成について解放用のスイッチ端子部付近に金属片がないかを確認。
当該編成以外ではスイッチ端子部付近に金属片の付着はなかったが、E6系全23編成の中で当該編成以外の10編成でスイッチの裏面周辺に金属片を認めたため、これを除去したとしている。
暫定的な対策として、併合運転に使用する車両の当該スイッチから配線を取り外し、回路を無効化する。
このスイッチは、併合作業が完了しない場合に再度分割させるためのもので、通常の分割併合作業にかかわる回路とは別に設置されている。
E6系については2024年9月27日まで、その他の車両については2024年10月末までに完了するという。
恒久的な対策としては、連結器を解放する回路が走行中に動作しないよう、仕組みを見直す。
■分離時に自動ブレーキが動作
同事故では非常ブレーキ・緊急ブレーキが動作し、はやぶさ6号とこまち6号が約300m離れて停止したほか、下り線でも列車が停止。
事故発生後約5時間後の13時12分に全線で運転を再開した。
はやぶさ6号、こまち6号はそれぞれ仙台駅まで自走した。
上下合わせて72本が運休、同じく35本が最大351分遅れ、約4万5000人に影響した(図2)。
負傷者はなかった。
車両間の連結器が外れて列車が分離する事故は古くからしばしば発生しており、例えば1909年2月に北海道・塩狩峠で発生した事故は、文学作品の題材になるなどしてよく知られる。
以前、貨物列車を含めて列車後端に車掌が乗務していた理由の1つは、分離が発生したときに人力でブレーキ操作ができるようにするため。
その後、列車全体に空気管を引き通し、これが減圧するとブレーキがかかる仕組みにして、分離時に自動でブレーキがかかるようになった。
近年は、列車全体を往復する電線(回路)を引き通した上、復路側に降圧で動作するブレーキ装置を接続し、往路側の端を加圧する仕組みによって、やはり分離時に自動ブレーキがかかるようになっている。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/01561/
2024年9月26日8時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉・房総半島沖で7月、東海汽船(東京)の運航するジェット船「セブンアイランド愛」(乗客乗員121人、約280総トン)が漂流した事故で、用途の異なるホース1本が誤って使われていたことがわかった。
このホースの損傷による油漏れが不具合の直接原因だった。
国土交通省は25日、東海汽船に対し、海上運送法に基づく警告を出した。
国交省と東海汽船によると、損傷したのは本来船内に用いるオレンジ色の油圧ホースで、2021年末の整備の際、黒色の水中用油圧ホースと取り違えて左舷側の油圧系統に使用した。
誤ったホースは10センチ以上長く、無理に曲げて収納した結果、損傷が起きた。
さらに、左舷側の油圧低下を知らせる警報が作動した直後、機関操作を担当する乗組員が、右舷側ガスタービンを操作マニュアルに反して緊急停止。
右タービンの起動装置は、異常の起きた左舷側の油圧系統で操作する仕組みのため再起動ができなくなり、船は左右両側で推進力を失った。
マニュアルに従って左舷側タービンだけを停止していれば右タービンで航行を継続できたとみられ、国交省は同社の乗組員に対する教育が不十分だったと指摘。
東海汽船は「再発防止に取り組む」とコメントした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240925-OYT1T50167/
9月25日付で東海汽船のHPには、ホースは部品番号で管理されていた、乗組員が警報作動時にガスタービン停止操作を誤ったなど、下記趣旨のお知らせが掲載されていた。
2024年7月24日に発生しました「セブンアイランド愛」の不具合について、本日、国土交通省関東運輸局より輸送の安全確保等に関する警告書を受けました。
原因及び再発防止策の詳細については以下の通りです。
<原因及び再発防止策>
① 油圧ホース損傷
損傷原因を調査する中で、損傷個所の油圧ホースが本来の物とは異なる物が誤って取り付けられていたことが確認されました。
ホースは部品番号で管理されておりましたが、交換の際に取り違いがあったと確認しております。
その後、弊社の他のジェットフォイルについても緊急点検を行い、同様の取り違いが発生していないことは確認しております。
再発防止策として、取り違い防止のため部品番号のみではなく、ホースの寸法等の規格リストにおいても確認する体制としております。
② 乗組員の操作誤り
乗組員は、左舷油圧低下警報が発報した際、誤って右舷ガスタービンを停止しました。
異常のあった左舷の油圧ラインに右舷ガスタービンスターターがあるため、操作を誤ったことにより右舷ガスタービンの再起動が不可となり、左舷ガスタービンの推進力がなかったことから自力航行不能となりました。
再発防止策として、全乗組員へ向け緊急時の操作に関する再教育を行っております。
https://www.tokaikisen.co.jp/news/589416/
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、違う部品番号のホースを持ってきて交換したということかもしれない。
2014年9月26日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市西区で26日午前8時40分ごろ、道路が広範囲にわたって陥没しました。
上空から見ると、大きな交差点の中心部が、くぼんでいるのが確認できます。
陥没は、南北40メートル、東西15メートルにわたりました。
広島市によりますと、少なくとも建物8棟で、傾きやひび割れが確認されていて、現場から半径50メートルの範囲が立ち入り禁止となっています。
近隣住民 :
「4階の人が取り残されて、レスキュー呼んだみたい。
Q.傾き感じた?
住民:
「感じなかったけど、玄関は開きづらい。
1回、着替えて出たときには、(ドアが)閉まらない。
多分、傾いている」
交差点から20メートルほどの場所にある住宅。
建物は右に傾き、室内では床が浮き上がっています。
陥没現場の近くに住む菊田さん(男性、60歳) :
「家の中にいたら“異音”が、あちこちからしたので。パキパキとかミシミシとか。
1週間ぐらい前から、夜中、静かなときに地鳴りのような音がしていたんです。
断続的に鳴ったり、ぴたっと止んだり。
なんかおかしいなと思ってたんです」
なぜ、陥没は起きたのでしょうか。
今回の現場は、原爆ドームなどがある広島市の中心地から西に2キロほど離れた場所になります。
当時、周辺の地中では、水害対策として、雨水を流す雨水管を3.5キロにわたって設置する工事が行われていました。
広島市会見 :
「“シールドマシン”と呼ばれる掘削機で、(刃のついた)円盤がありまして、それを回転させることで、前に進みながら土砂を掘削し、下水管を組み立てる工事です」
既存の上水管と下水管の下、深さ30メートルの場所をシールドマシンと呼ばれる掘削機で掘り進めていたところ、大量の水が流れ込んできたといいます。
ほぼ同時に道路が陥没。
破断した上水管から、道路に水が流れ出しました。
広島市会見 :
「どのような理由で大量の水が流れ込んだかはわかっていない。」
Q.雨水管が通る高さには、地中にも水は含まれている?
広島市 :
「当然、地下水が十分含まれている地層になります。
水が抜けたことで、上に陥没が生じたのか。
もともと、空洞部分があって、そこに水が滞水していた可能性も。」
広島市は周辺の55世帯90人に避難を呼びかけていて、小学校には、26日午後7時時点で20世帯約40人が避難しています。
・・・
現場の地下では、どのような工事が行われていたのでしょうか。
広島市中心の市街地は低地で、これまで浸水被害が発生。
安全度を向上させるため、10年に1回程度降る強い雨への対応として、直径5メートルの新たな雨水専用の管などの工事を実施。
トンネル工事にも使われる“シールド機”と呼ばれる機械で、地下30メートル、直径5メートルの穴の掘削を行っていました。
シールド機の工事と道路の陥没に関係はあるのでしょうか。
地盤工学が専門の芝浦工業大学・稲積真哉教授に聞きました。
稲積教授は、「シールド機での掘削では、ごくまれに“土を掘りすぎてしまう”ことがある。土を掘りすぎると、そこにできた空間に土が落ちてきて、上部にある水道管に負荷がかかり、ジョイント部分などが折れるなど、破損する場合がある」と言います。
今回、道路が陥没したのは五差路の交差点です。
稲積教授は、「五差路は、水道管も複数分岐していると考えられる。その分、ジョイント箇所が多くなり、強度が下がることも影響したのでは」と指摘。
「水道管の破損で水が外に出て、その圧力が地面・道路を隆起させ、隆起の周辺では陥没も発生した可能性が高い」としています。
広島市は、道路復旧、そして建物は取り壊すのか・補修するのかなど、今後について「現時点では不明」としています。
補償についても「事故原因の調査とともに、今後、検討する」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aa7243a8b0799f7db04fedee43876cacdec3174
9月26日21時2分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、地面の隆起の後に水があふれ出してきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
道路の陥没に伴い、周辺の建物が傾くという緊急事態。
そのとき何が起きたのか。
通報した女性は、「最初はもう交差点が、コンクリートが盛り上がって危ない、車が腹をこするとかいう感じで、すぐ通報した。その間にも全部コンクリートが膨らんできて」と話した。 地面の隆起に続き、みるみるうちに水があふれ出したという。 そして、聞こえてきたのが建物がきしむ音だった。うちの工場もちょっとメキメキとか、壁にひびが入ったりとかして、もう即避難してくださいということで」と話した。
広島市によると、傾きや壁のひび割れは、少なくとも8棟の建物に及んでいるという。
【画像】道路の大規模崩落により付近の建物の白い壁に大きな亀裂が入った
当時行われていたのは、シールドマシンを使っての掘削工事だった。
広島市の担当者:
「水が非常に出てきたということが確認されました。それとほぼ同時期に、地上部分の方で道路が陥没した。」
下水道工事が原因とみられる道路の陥没を、専門家は次のように説明する。
地盤システム研究所・近久博志さん:
「小さく穴が開いたところからどんどん広がっていくイメージがあったが、今回は一気に(範囲が)広がっているので、規模が大きいなと感じた。ここまで広がっているということは下に大きな空洞があるんじゃないか。沈下の場所が広がらないように早く埋めた方がいい。 」
(「イット!」9月26日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/570bc0ce4bd2c4824b548391f1845939c11042b4
9月27日17時52分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、シールドマシンは軟弱な地盤を対象にした工法、地盤の中に地下水を多く含んだ空洞があった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今回の大規模な陥没事故、トンネル工学の専門家はどのように受け止めているのでしょうか。
【広島工業大学(トンネル工学が専門)・岡崎泰幸講師】 :
「シールドマシンというのがもともと軟弱な地盤を対象とした工法で、地下水や地盤変状に影響が少ないといわれている工法なので、そこで今回のことが起きた『なぜだろう』と」
専門家は、今回の工事は安全面に配慮が伺えるとします。
【岡崎講師】 :
「トンネル径が6m。地表面からトンネルの上端まで30mあって5倍あるので安全に掘れるように、できる限り地表面から距離をとろうとしたのかなという印象」
その上で指摘したのは、事前の地盤調査についてです。
【岡崎講師】 :
「(事前の)調査数がもうちょっと多いとよかった可能性もあります。これからはどう改善していくか技術者の課題になっていく」・・・
広島市の見解や専門家によりますと、おそらく地盤の中に「元々存在していた」空洞または「新たに生じた」空洞に地下水が多く含まれていたのではないかということです。
その水がトンネル内に漏れ出したことで、空洞ができ、地表の地盤も沈下し水道管が破断した可能性があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe90f8c375b8841234bc755f77ef23c0088e2f71
2024年9月25日15時13分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都墨田区と港区の一部地域で水道水から異臭がするとして、都は24日、その地域で水道水を飲まないよう一時呼びかけた。
異臭の原因は水道管内に停滞していた水の影響という。
都水道局によると、24日午前9時ごろ、水道水から異臭がすると墨田区の住民から連絡があった。
調査したところ、墨田5丁目の一部、約300件で「シンナー臭」などのような臭いを確認した。
午前11時半ごろには港区の住民からも同様の連絡があり、海岸3丁目の一部、約120件の水道水で異臭を確認した。
都水道局は「墨田区と港区では配水系統が異なるため、無関係」としているが、異臭を確認した対象地域では水道水を飲むことを控えるよう呼びかけ、現地に給水車を出動させた。
その後、都が配水管からの排水作業を行った結果、臭いはなくなったといい、港区は25日午前2時半、墨田区については同3時50分に呼びかけを解消し、「安心して飲用できます」とした。
原因について都は「配水区域の末端の水道管内に長時間たまっていた水の影響」と説明。
同じ日に別の場所で異臭が発生した点について、担当者は「偶然としか言いようがない」と話している。
https://www.asahi.com/articles/ASS9S7WG7S9SOXIE001M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
9月25日19時49分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、墨田区も港区の配水管の末端にある、水の使用量が少ない時は水が末端にたまってしまうなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
都の水道局は、臭いの原因について「水道管路内に停滞していた水」だったと発表しました。
水道水は、給水所から送り出されて配水管を通って各地区へ届きますが、墨田区は水が停滞しやすい末端に位置。
港区も同じく末端にあり、偶然にも2つの区で同時にたまった水が異臭をもたらしたといいます。
水質に詳しい専門家に「今後も起こり得るのか?」を尋ねたところ、中央大学の山村寛教授は「端に水がたまって水質が悪くなるのは、一般的に水道ではよくあること。水の使用量が少ないときに、水は使わなくなって末端にたまってしまうので、いつもより少し多めに排水して対応したのかなと思いました」と指摘しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a7ad451155703cb166b65b032da02c8f6756835
9月25日19時6分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、水道水の異臭騒ぎは6年前にも神戸市であった(防水工事施工不備)など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
水道水から異臭がしたケースは過去にもあります。
2018年、神戸市北区の一部地域で水道水からシンナーのような異臭がするという苦情が相次ぎました。
周辺住民 :
「塩素でもないし、金属系の臭い。息子はセメントっぽい臭いもすると言っていた」
神戸市は水道水を飲まないよう呼び掛け、給水車を出しました。
神戸市によると、防水・塗装工事中の不備による臭気事故としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32c510cefb9b0ad4eaa51880f3c88311288a02a1
2024年9月30日16時53分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山陽新幹線は、今月23日、山口県内での架線の張り替え作業が遅れたうえ、作業を終えた車両が「埴生トンネル」内で動かなくなり、広島駅と小倉駅の間の上下線で、始発から午前11時半すぎまでのおよそ5時間半にわたって運転を見合わせました。
JR西日本によりますと、新幹線75本が運休し、遅延も含めて7万人余りに影響が出ました。
JR西日本は、30日、これについて、架線に通す金具の取り付け手順を誤ったことや、作業を終えた車両のブレーキが緩まず動かせなくなったのは、車両の非常停止ボタンを誤って押し下げていたことが原因だったと発表しました。
JR西日本は、再発防止策として、複数人による作業手順の確認や、ブレーキが緩まない場合の非常停止ボタンの確認を徹底すること、それに、非常停止ボタンの状態をわかりやすく確認できる仕組みづくりを検討するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20240930/4060021335.html
9月30日23時0分に産経新聞からは、手順誤りで工事に時間がかかり、焦ってミスを重ねた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西によると、厚狭―新下関間の下り線で22日の終電後から架線を交換する作業をしていたが、予定通り終わらず、23日の始発から午前11時35分ごろまで運転を見合わせた。
上下75本が運休、121本が遅れ、約7万2千人に影響が出た。
要因について、作業員が架線の交換手順を間違え、通常より時間がかかったのに加え、保守用車両にブレーキがかかり、線路上で動かなくなるトラブルが重なった。
JR西の広報担当者は「作業員が架線交換の遅れに焦り、ミスを重ねた可能性がある」と説明した。
https://www.sankei.com/article/20240930-3DOBYPF4KZKZJGPIN5AANKOUIE/
9月30日付でJR西日本には、先に通すべき金具に架線を通していなかったなど、下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
・・・
4.概 況
9月22日23時40分ごろより、厚狭駅~新下関駅間下り線において、保守用車を使用し、車両に電気を供給する架線の張替作業を実施していました。
23日の3時57分ごろ、(1)架線を接続する手順を誤ったため、復旧材料を手配し、作業時間を延伸して6時20分に現地での作業を終了しました。
その後、作業に使用していた保守用車を新山口保守基地に回送しようとしたところ、(2)保守用車のブレーキが緩まない事象が発生したため、新山口保守基地から救援の保守用車を手配し、11時32分に保守用車を新下関駅へ収容、11時36分に運転を再開しました。
5.それぞれの事象の原因と対策
(1) 架線の接続手順誤り
原因:架線を磁器がいしに接続するための金具の取付手順を誤ったまま作業を進めてしまいました。
対策:作業手順を複数人で確認すること、ならびに作業手順の誤りを想定し対応策(復旧材料の持ち込みなど)の準備を徹底します。
(2) 保守用車のブレーキが緩まない事象
原因:作業中に保守用車作業台にある非常停止ボタンを誤って押下げていたため、保守用車のブレーキ が緩みませんでした。
ブレーキが緩まないことに対して、ブレーキが取り付けられている台車付近の調査に集中してしまい、非常停止ボタンの状態確認ができていませんでした。
対策:ブレーキが緩まないときは非常停止ボタンの状態を確認することを徹底します。
非常停止ボタンを押下げしたことを分かりやすく確認できる構造を検討します。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240930_00_press_sanyoushinkansen.pdf
2024年9月22日6時14分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月12日、鳥取市の鳥取自動車道のトンネル内で車3台が衝突し3人が死亡する痛ましい事故がありました。
現場は「暫定2車線」と呼ばれるいわゆる対面通行区間。
衝突事故を防ぐために「ワイヤーロープ」の設置が進められていますが、事故のあったトンネル内などにはなかなか設置することができないといいます。
一体なぜなのでしょうか?
【写真を見る】高速道路トンネル内でトラックと乗用車が正面衝突…3人死亡 国交省「トンネル内にワイヤーロープ設置はできない」暫定2車線区間 設置できない理由とは?対策は?
8月12日、鳥取市用瀬町の鳥取自動車道用瀬第一トンネルで、乗用車が対向車線にはみ出し、トラックと正面衝突する事故がありました。
この事故で、乗用車に乗っていた夫婦と、トラックに乗っていた男性、あわせて3人が死亡しました。
現場は片道1車線の対面通行で、将来的に4車線となることが計画されている「暫定2車線」と呼ばれる区間。
こうした区間では、車が対向車線にはみ出すことなどを防ぐために「ワイヤーロープ式防護柵」の設置が進められているのですが…
安松記者 :
「いま、事故のあった現場付近を通っています。トンネル内はワイヤーロープの設置はされていません」
実は、トンネル内にはワイヤーロープを設置することができないのだといいます。
一体なぜなのでしょうか?
国土交通省 鳥取河川国道事務所 計画課 足立課長 :
「トンネル内にはトンネルの地中部に排水施設などがあり、要はワイヤーロープのための支柱を打ち込むことができないので、トンネル内では設置はできないということです」
ワイヤーロープを支えるための支柱は、深いところで2.6メートルほど下まで打ち込む必要があり、トンネル内の地中部にある排水溝などの設備に影響がでる可能性があるため、支柱が打ち込めないのです。
こうした状況を受け、NEXCO各社は長大橋梁やトンネルに、「センターパイプ」や低い壁状の区画柵「センターブロック」と呼ばれる、ワイヤーロープに代わる柵の設置を2021年から試行的に進めています。
足立課長 :
「NEXCOの方で、どういう対策がいいかというのを試行的にやっていて、その検証結果を見て国の方でも、その内容を見て、対応を決めていくというような段階。 自動車専用道になると速度が出るので、前方を注意していただいて、速度を注意していただいて走行していただければと思う」
お盆のUターンラッシュもピークを迎えています。
ふだん運転に慣れていないドライバーによる交通量も増えるなか、とにかく慎重な運転を心がけることが大切です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecda708479d7f815416432f4ab4f78318d4ad806
2024年9月22日7時52分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後1時45分ごろ、竹原市忠海長浜にある、電源開発の竹原火力発電所の3階部分で呉市の作業員、宮谷さん(男性、56歳)がベルトコンベアの撤去作業にあたっていたところ、床の開口部から転落しました。
宮谷さんはおよそ13メートル下に転落してコンクリートの床に頭部を強く打ち、病院に運ばれましたが、死亡したということです。
警察によりますと、当時現場にいた別の作業員は「声がして振り向いたら落下していた」と話しているということで、当時の作業状況を聞くなどして事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240922/4000027048.html
9月22日付で中国新聞からは、コンベヤー交換作業中、撤去してできた開口部から転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後1時45分ごろ、広島県竹原市忠海長浜2丁目の電源開発竹原火力発電所構内にある開発肥料竹原工場で、コンベヤーの交換作業をしていた同県呉市広両谷3丁目の作業員男性(56)が床面の開口部から13メートル下に転落し、死亡した。
竹原署などによると、開口部はコンベヤーを撤去してできた。
男性は作業を受託する会社の従業員という。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/530745
2024年9月20日5時0分に読売新聞から下記趣旨の記事が、状況説明図付きでネット配信されていた。
東京都板橋区で今年1月、バイク修理販売店から出火し、建物2階にいた大家の高齢夫婦が死亡、家族4人が重傷を負った火災があり、警視庁は20日にも、同店元経営の男(31)を業務上過失致死傷と業務上失火容疑で東京地検に書類送検する方針を固めた。
ガソリン入りの携行缶の蓋の緩みを確認せず、こぼしたガソリンが出火の原因になっており、過失は重いと判断した。
火災は1月11日午後7時35分頃発生した。
板橋区高島平の2階建てバイク店兼住宅約300平方メートルが全焼し、2階の住居にいた斉藤さん(男性、当時80歳)と妻(同75歳)が死亡。
息子夫婦と孫2人の計4人も避難した際、足を骨折するなどの重傷を負った。
捜査関係者によると、男は携行缶の安全管理を怠り、蓋が緩んだ状態で手に持って移動。
1階のバイク店の作業場から事務所に入る際、段差につまずいて携行缶を床に落とし、ガソリンを近くの石油ストーブに引火させて建物を焼き、6人を死傷させた疑いがある。
男は当時、店先に止めたバイクに給油するため携行缶を運んでいた。
任意の調べに、「ガソリンが引火しやすいことは分かっていたが、蓋が完全に閉まっているかは確認しなかった」と容疑を認めているという。
揮発性が高いガソリンは消防法上の「危険物」で、都の火災予防条例は携行缶を取り扱う際、ガソリンが漏れたり、飛散したりしないように必要な措置を講じるように規定している。
警視庁は、男がガソリンを扱う事業者としての注意義務を怠ったと判断し、書類送検に際し、起訴を求める「厳重処分」の意見を付ける方針。
ガソリンの携行缶を巡る事故は過去にも起きている。
2013年8月、京都府福知山市の花火大会会場で、屋台の店主が携行缶から発電機に給油しようとした際にガソリンが漏れて爆発が起き、観客ら3人が死亡、54人が重軽傷を負った。
国民生活センターは、携行缶を取り扱う際は蓋をきちんと閉め、高温になる場所で保管しないよう注意を呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240919-OYT1T50190/
2024年9月20日16時41分にNHK宮城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時20分ごろ、仙台市泉区将監で「住宅に雷が落ちて屋根に穴が空いている。一時的に黒い煙が見えた」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防が消火にあたり火はおよそ30分後にほぼ消し止められましたが、住宅の屋根などが焼けました。
この現場に近い仙台市泉区松森では午前8時半ごろ、住宅の外壁の一部が焦げる火事がありました。
警察によりますと、当時、外壁が焦げた住宅にいた人が「ドンという音を聞いて家の外に出ると煙が見えた」と話していたということです。
いずれの火事もけが人はいませんでした。
仙台管区気象台によりますと、当時、県内は前線や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、県内全域に雷注意報が発表されていました。
警察は、住宅の屋根や外壁が壊れている状況などから、落雷が原因とみて詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20240920/6000028836.html
2024年9月20日21時27分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時半すぎ、川崎市の百合丘小学校で理科の授業でアンモニア水など水溶液の性質を確かめる実験を行っていた際、6年生の児童8人が「頭が痛い」とか「気持ちが悪い」などと訴えました。
このうち3人はすぐに体調が回復しましたが、残る5人は症状がおさまらなかったため、教員や保護者と一緒に病院に行って手当てを受けました。
現在はいずれの児童も体調は回復しているということです。
実験は教室の窓を開けて換気をしながら行われていましたが、教員が試験管よりも容量が大きいボトルに入ったアンモニア水のにおいを児童に嗅がせたところ、体調不良を訴える児童が相次いだということです。
学校は理科の実験のしかたや妥当性を再検討して、再発防止に努めることにしています。
川崎市教育委員会学校教育部指導課は、「複数の児童が体調を崩す事態を招き、申し訳ありません」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20240920/1050022196.html
9月20日付で市の教育委員会からは、試験管では無臭と感じたため容量の大きいボトルの蓋を開けて嗅がせた、エアコン再稼働によって臭気が循環したなど、下記趣旨の報道発表資料が公表されていた。
・・・
(3)経過
9:00 理科室にて授業開始(参加児童27名)。稼働していた
エアコンを停止
9:15 実験開始。実験の一環として児童が試験管内の液体の
臭いを嗅ぐ。
9:35 エアコン再稼働
9:45 授業中に児童らが異臭による体調不良を訴える。
それぞれ自力歩行で保健室来室
10:00 3名が体調回復
10:15 授業者から校長に報告
10:20 1名が嘔吐
11:00 校長が学校医に相談
11:10 校長が麻生区・教育担当に第一報
11:35 麻生区・教育担当指導主事が当該校に到着し、児童らの
様子を確認
11:40 養護教諭が当該児童らの保護者に連絡
12:15 体調不良児童5名のうち1名は保護者とともに医療機関
へ、残り4名は教員とと もに医療機関へ向かう。
15:00 体調不良児童5名とも血液検査の結果異常なく、体調が
回復したため順次帰宅
(4)原因(現時点までの調査)
小学6年理科の単元「水よう液の性質」の実験で、5種類の水溶液の性質を確かめる実験を行っ た。
水溶液を入れた試験管内の液体では児童らは無臭と感じたため、授業者が容量のより大きいアンモニア水(適切な濃度)が入ったボトルの蓋を開けて臭いを嗅がせたことや、エアコンを再稼働したため臭気が室内に循環した可能性があることが考えられる。
・・・
https://www.city.kawasaki.jp/templates/prs/cmsfiles/contents/0000169/169635/0920houdou.pdf
2024年9月19日17時43分にNHK宮城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月13日、女川原発2号機の原子炉建屋で、定期検査に向けた準備作業をしていたところ、放射性物質の放出を伴う事故が起きた際に外部への影響を低く抑える「非常用ガス処理系」と呼ばれる設備が誤って作動しました。
この誤作動によって外部へ放射能が漏れるなどの影響はなかったということですが、東北電力はきょう記者会見を開いて、誤作動の原因を調査した結果について明らかにしました。
それによりますと、この設備は電気が途切れた際に自動的に起動する仕組みになっていますが、設備につながる別の装置を取り外す作業が行われていた際、作業員のミスで電気の制御盤とつなぐケーブルが一時的に外れて電気が通らない状態になってしまい、誤作動したということです。
このため東北電力は、今後はミスのあった作業について実技訓練を継続的に行うなどの再発防止策を実施するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20240919/6000028825.html
9月19日9時22分にYAHOOニュース(東北放送)からは、通電状態を維持するためのバイパス作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
この問題は9月13日、女川原発2号機の原子炉建屋で放射線を感知する「放射線モニタ」の機能検査を行おうとしていたところ、重大事故などが起きた時に放射性物質の拡散を防ぐ「非常用ガス処理系」設備が作動したものです。
原因について東北電力は、「非常用ガス処理系の設備は、放射線モニタを検査で取り外すと作動してしまうため、通電状態を維持するバイパス作業でジャンパ線と呼ばれる電線を制御盤に取り付けようとした。その際、外部の端子にはめ込むべきところを誤って電線がつながっている端子を緩め、そこにはめ込もうとしたため、通電が切れ設備に信号が送られた」と説明しました。
設備に異常はなかったとしています。
「非常用ガス処理系」設備の作動は今年6月にも起きていて、東北電力は、再発防止に努めたいとしています。
女川原発2号機は11月ころに再稼働を予定していて、今回の事象を受け再稼働のスケジュールに影響はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4155e4101d2537f36d4a0201e9e5c095b1943b88
9月19日付で東北電力HPには、本来はネジを緩める必要のないバナナ端子間でジャンパ作業するところ、バナナ端子が取り外されていたため、違う方法でジャンパ作業しようと、ケーブルが接続されている端子のネジを緩めたなど、下記趣旨のプレスリリースが解説写真付きでネット配信されていた。
・・・・・
【事象発生に至った経緯】(別紙1参照)
定期事業者検査のうち、放射性物質を含む系統や機器などの放射線を測定する検出器(放射線モニタ)について、警報や非常用ガス処理系などが作動する設定値が正しいことを確認する検査の準備作業を行っていた。 そうした中、非常用ガス処理系の自動起動を防止するための処置として行ったジャンパ作業において、保修部門の当社社員が、「端子1」を固定している「ねじ」を緩めたところ、端子に接続されているケーブルが一時的に離れ、リレーへの通電が切れた。 これにより、設計どおりに非常用ガス処理系の自動起動信号および原子炉建屋隔離信号が発信され、非常用ガス処理系が計画外に作動した。 |
【事象発生の原因】(別紙2参照)
今回の作業箇所は、通常「ねじ」を緩める必要のない端子(以下、「バナナ端子」)を使用していたが(図1左側)、ジャンパ作業時は、バナナ端子が取り外されており、「ねじ」を緩める必要のある端子の状態となっていた(図1中央)。
このため、本来であれば、一旦ジャンパ作業を中断し、バナナ端子に復旧したうえで作業をすべきであったが、当該社員は、端子の「ねじ」を緩める手法で作業を継続した。
同手法でジャンパ作業を継続する場合、ケーブルが接続されていない側(外線側)の端子で作業を実施すべきであったが(図2左側)、事象発生時はケーブルが接続されている側(内線側)の端子で実施した(図2中央)ことで、本事象が発生した。
また、過去に発生した類似事象を踏まえた再発防止対策の実施状況を確認した結果、保修部門への水平展開が不十分であり、端子の構造を理解させる教育内容となっていなかった。
以上のことから、今回の事象は以下の原因によって発生したものと推定した。
(1)バナナ端子の取り外しに係るルールが不明確だった。
(2)保修部門におけるジャンパ作業に対する教育内容が不十分だった。
(3)現場状況に相違がある場合に、一旦作業を中断できなかった。
・・・・・
https://www.tohoku-epco.co.jp/news/atom/1245256_2549.html
2024年9月19日14時46分にYAHOOニュース(HUFFPOST)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
脚立やはしごの使用中に起きる事故を防ごうと、国民生活センターがスタントマンによる“再現動画”をXアカウント(@kokusen_ncac)に公開し、注意を呼びかけている。
衝撃の大きさがじかに伝わってくる内容となっており、「すごく重要な動画」、「1メートルは一命取る」といったコメントも寄せられている。
【動画】衝撃の大きさが伝わってくる…スタントマンによる事故の再現映像がこれだ
■死亡事故も発生
同センターによると、脚立やはしごは労働現場だけでなく、庭木の手入れや荷物の整理など家庭でも広く使用されている。
一方、作業中にバランスを崩すなどして転落する事故が相次いでおり、医療機関ネットワークには2010年12月~19年2月、計433件の情報が寄せられているという。
そのうち、死亡事故は3件、入院を要する事故は206件で、頭がい内損傷や脊髄損傷、大腿や骨盤骨折など重篤なけがを負った事例もあった。
なお、事故の半数以上(236件)は60~70歳代によるものだった。
実際に起きた事故は次の通り。
「梅をとろうと約3メートルの脚立に乗っていたところ、コンクリートの地面に転落。外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫、頚椎椎体骨折のけがを負った」(70歳代後半・男性)
「庭で剪定作業中にはしごから転落。頚髄損傷があり、完全麻痺で入院し、同日中にドクターヘリで脊髄損傷の専門機関に転院した」(60歳代後半・男性)
■6つの事故のケースとは
同センターが公開したスタントマンによる再現動画(45秒)では、
①天板で上向き作業
②がたついた脚立
③脚立にまたがる
④体を乗り出す
⑤立てかけた脚立
⑥角度が急なはしご
の6つのケースで起きる事故について説明。
いずれも転落するまでの過程や衝撃の大きさが伝わってくる。
また、死亡事故や重篤なけがにつながることもわかる。
同センターは、脚立やはしごを使用しない方法を検討したり、一人きりでの作業をやめたりすることのほか、ヘルメットや動きやすい服、滑りにくい靴などを準備するよう呼びかけている。
その上で、「作業中の『あと少し』をなくしましょう」と発信していた。
この動画を見た人たちからは、「怖い」「本当に危険」「天板に乗らない、またがらない」「脚立を使う人全てに見てほしい」といった声が寄せられていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c228fb3c8c45807cdf58c031f627c3d75b718a
2024年9月19日19時4分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後4時半ごろ、相模原市中央区光が丘1丁目の下水道工事の現場で、「作業中の男性2人が下水道管内に流された」と、市消防局に男性らの同僚から通報があった。
30代と40代の作業員が行方不明となり、消防隊員らが捜索している。
市消防局によると、現場では下水管の耐震工事をしていた。
にわか雨で、急激に大量の雨水が下水管に流れ込んだとみられるという。
アメダスでは、同区の降水量は午後3時まで0ミリだったが、同4時までに29ミリ、同5時までに5ミリが観測された。
現場はJR相模線上溝駅から東に約1キロの住宅地。
https://www.asahi.com/articles/ASS9M34TSS9MULOB00VM.html
9月20日14時27分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、現場には作業員7人がおり、皆避難したが2人は足を滑らせた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、地下10メートルほどに埋設されている下水道管の中で、作業員7人が耐震化工事を行っていましたが、激しい雨で下水道内が急激に増水したということです。
相模原市によりますと、予想以上に急激な雨が降ったため作業員は避難したものの、その途中、2人が足をすべらせた可能性もあるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5650313d9a95d6fff34b89b38cdc3f47d980cd
9月20日22時2分に神奈川新聞からは、下水管は雨水用、現場から1.2km離れた川に排水しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下水道管(雨水管)の耐震化工事を行っていた作業員の男性2人が流されて行方不明になった事故で、市消防局などは20日も捜索を行ったが、2人を発見できなかった。
市消防局によると、19日は事故が発生した現場から姥川に排水されるまでの雨水管約1・2キロと姥川を捜索。
20日は姥川とその先の相模川を、相模川沿いの厚木、座間、海老名市の各消防本部も加わって捜した。
https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-1111673.html
9月20日22時40分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)からは、現場には大雨時、マンホールが吹き上がるほど水が集まってくるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相模原市では19日午後4時頃までの30分間に33ミリの激しい雨を観測していて、消防は急な豪雨による増水で2人が流されたとみています。
近隣住民:
「バケツをひっくり返したというような、たぶん相当降った。
相模原って上段中段となっている、
大雨の時はマンホールが吹き上げるほどにここには集まってくる」
20日の捜索で2人は発見されませんでしたが、神奈川県警によりますと、姥川で30代の男性作業員が身に着けていたとみられる白いズボンと免許証が入った財布が見つかったということです。
消防では21日朝から再び捜索を行う予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6036484973bd9934da87c11b4cf407727ffdd991
(2024年10月4日 修正1;追記)
2024年9月29日18時32分にNHK神奈川からは、マンホール内にいた作業員がハシゴを登って避難していた時に後ろにいた2人が鉄砲水で流されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相模原市や警察への取材で、事故当時の状況が明らかになってきました。
それによりますと、当時、現場ではあわせて8人の作業員がいて、このうち7人がマンホールから中へ入り、およそ10メートルほど地下の下水道管で作業をしていました。
地上にいた1人が天気の変化に気づいて「雨が降りそうだ」と伝え、7人が地上に戻ろうとマンホールのはしごを登る際に、後ろにいた2人が流されたということです。
この日、相模原市では午後から大気の状態が非常に不安定になり、午後4時半すぎまでの1時間には33ミリの激しい雨を観測していました。
工事が行われていたのは「雨水管」と呼ばれる、雨水を川へ排水する設備で、2人は急激に強まった雨で発生した「鉄砲水」のような流れに巻き込まれたとみられています。
相模原市や警察によりますと、事故は「雨水管」と呼ばれる地上に降った雨水を集めて川に排水する設備の工事中に起きました。
7人の作業員は地上からマンホールをおりたあと、およそ10メートルほどの深さにある下水道管へ入り、工事は「本管」と呼ばれる3メートルあまりの正方形の形をしたコンクリート製の管の内部に鉄製の板をはって補強する作業をしていました。
工事を請け負った会社は事前に工期や工程などを記載した「施工計画書」を提出していて、相模原市によりますとそこには国土交通省の手引きをもとにした安全対策を行うと記されていました。
具体的には、雨が降ったらただちに工事を中止もしくは中断し、判断については周辺の気象情報も参考にすることなどが含まれていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20240929/1050022229.html
10月1日17時19分にNHK神奈川からは、2人は遺体で見つかった、地上にいた作業員が下水管の中に降り、雨が降りそうだと伝えた後に避難を開始したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(以降の新情報に基づき、タイトルも修正した)
先月19日、相模原市中央区で下水道管の耐震工事をしていた作業員の男性2人が雨水に流され、警察は3日後に市内の川で遺体で見つかった男性2人とみて確認を進めています。
相模原市によりますと、当時、現場では7人の作業員が10メートルほど地下の下水道管で作業していて、地上にいた別の作業員が下水道管の中へと降りて「雨が降りそうだ」などと伝えたあと避難を開始し、急激に雨が強まるなか、2人が逃げ遅れたとみられています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20241001/1050022241.html
10月1日22時11分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、施工計画書では異常時には赤色回転灯で現場に知らせるとなっていたが点灯していなかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業の当時、異常事態を知らせる赤色回転灯が点灯していなかった可能性があることが、市への取材で分かった。
市は今後、事故を検証するチームを立ち上げる。
市によると、業者が作成して市が承認した施工計画書には、安全対策として、異常事態が発生した場合には回転灯を使用して下水道管内の作業員に知らせると記載されていた。
市の担当者によると、業者は、当時、回転灯が点灯していた記憶はないと話していたという。
市は、下水道管内に回転灯が設置されていたものの、点灯しなかった可能性があるとみている。
業者は、事故が発生した日の午前と午後のいずれも工事開始前に気象情報を確認し、施工計画書に照らして問題ないことを確認した上で工事を行っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9f8267d3987574fdfb8eb6d09a39178a88e7fed
10月3日19時33分にNHK NEWS WEBからは、無線機が故障していて地下とは連絡できない状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の市の調査に対し、工事を請け負った会社は当時、現場に配備されていた無線機が故障して地下とは連絡できない状態だったと説明していることが新たに分かりました。
これまでの調査で、工事では下水道管の中にランプを設置し、天気の急変など非常時に点灯させて避難を呼びかける計画となっていましたが、実際には使われていなかったことも判明しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241003/k10014599981000.html
2024年9月19日17時2分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日正午ごろ、千葉市緑区古市場町の会社「L」の工場から「人が中にいるのに気付かず、乾燥機が作動。男性の意識がない」と119番通報があった。
千葉南署によると、工場内の大型乾燥機の前に40代ぐらいの従業員とみられる男性が倒れていて、救急搬送先の病院で死亡が確認された。
医療福祉関係のタオルや寝具などをクリーニングしている工場とみられ、男性の体には洗濯用袋のひものような物が絡まっていたという。
大型乾燥機は高さ2メートルほどの大きさのドラム式。
同署は作業中に事故が起きた可能性があるとみて、従業員らから話を聞き、詳しい経緯や男性の身元を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1077513c17bcb7761f53e176475df5373aded42a
2024年9月20日8時27分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後4時20分ごろ、埼玉県久喜市河原井町、金属加工会社「M」の久喜工場で、溶接作業をしていた外国人男性の着衣に火が燃え移り、負傷する事故が起きた。
男性は病院に搬送され、重傷だという。
久喜署によると、男性は40歳ぐらいで、同工場から委託を受け、機械のメンテナンスを行っていたという。
溶接作業中に何らかの原因で炎が着衣に燃え移ったという。
同僚が男性を見つけ119番した。
同署が事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e199cf9926735c1df22656142604b60f19771f71
2024年9月18日14時21分にYAHOOニュース(テレビ西日本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時半ごろ、福岡県大牟田市新港町の発電所で「煙突の点検作業中に15メートルぐらいの高さから落ちた」との119番通報がありました。
大牟田警察署によりますと、転落したのは男性で、久留米市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
現場は高さ約180メートルの煙突で、内部に階段と踊り場があり、男性は地上75メートルのところにある踊り場に落下したということです。
当時、現場では5人ほどが、航空機に障害物を知らせるためのランプの点検作業をしていたということです。
男性は命綱をつけていたとみられるということで、警察は男性の身元の確認を急ぐとともに、どこから落ちたのかなど当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae0e8c5087d497d7401446516c820bd5565d2f03
9月18日14時13分にTBS NEWS(RKB毎日)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
煙突には15メートルごとに踊り場があるということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1433692?display=1
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。