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2025年12月14日12時15分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察官が犯人を制圧する技術を都道府県警対抗で競う「全国警察逮捕術大会」が11月に東京都であり、中規模の県警で争う「2部」で、岐阜県警が2連覇を果たした。
全国大会の優勝は13回目で、2部では最多回数を誇る。
その強さの秘密には意外な「ルーツ」があった。
逮捕術は、その名の通り「安全かつ効果的に相手を逮捕するための技」。
柔道や剣道の要素を取り入れ、足技なども使って相手を制する。
競技会では一対一で素手や警棒、短刀を模した道具を使い、打ちや蹴りなどで「1本」を取り合う。
試合のルールだが、実は「岐阜が発祥」と言われている。
県警によると、岐阜県警は1969年に逮捕術の県大会を全国に先駆けて開催。
その後、78年に開かれた初の全国大会では、用具や防具の規定、勝敗を決める反則、「1本」のルールなどを定める際、岐阜県警のルールをモデルにしたとされている。
岐阜発祥説は全国の警察にも知れ渡っており、岐阜県警は「聖地」の警察として一目置かれる存在だという。
毎年、警視庁や千葉県警など10前後の警察が岐阜県を訪れ、練習試合や合同稽古(けいこ)などを実施。
今年も岐阜県警の選手たちは他県の精鋭と組み合い、技を磨いた。
「柔道や剣道の経験者はいるが、逮捕術は警察学校がスタート。経験値がものをいう競技で、遠征費用も十分ではない中、強豪チームがわざわざ岐阜まで来て練習相手になってくれる。本当にありがたく、これも先人が築いた歴史と伝統があるからこそ」。
監督の加藤警部補(42)は感謝する。
こうした他県警との鍛錬に加え、今年は選抜メンバー18人が8カ月間、効果的な練習方法を自ら考えて実践。
8人制の団体戦で行われた全国大会では、予選から決勝までの4試合のいずれも接戦を勝ち抜いた。
主将の前田警部補(33)は「接戦続きで苦しかったが、チームが一つになって勝つことができた」と喜び、「逮捕術は岐阜のお家芸。これからも連覇を伸ばしたい」と意欲を見せた。
2025年12月14日8時0分にYAHOOニュース(福島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本で最も使われている天気アプリを運営する民間気象会社「ウェザーニューズ」。
誕生のきっかけは、50年以上前に福島県いわき市で起きた悲惨な海難事故にあった。
■日本一の天気アプリ
千葉県幕張にある大手民間気象会社「ウェザーニューズ」の本社。
案内していただいたのは、江川さん。
365日24時間天気予報・防災情報を伝えているYouTubeチャンネル『ウェザーニュースLiVE』のキャスターでもあり、広報を主に担当している。
そもそも「ウェザーニューズ」とはどんな会社なのか?
広報担当・江川さんは「ウェザーニューズは、お天気アプリ『ウェザーニュース』というものを運営しておりまして、一般向けの方に天気予報を配信しています」と紹介する。
アプリの累計ダウンロード数は5000万ダウンロード。
日本で一番使われているお天気アプリだ。
ウェザーニューズでは、お天気アプリだけでなく船舶関係や鉄道会社、航空会社向けの気象情報、さらに放送局やコンビニなどにも気象情報を提供している。
■マンとマシンの融合
その中枢を担うのが、予報センター。
実際にどのように予報をしているのか?
ウェザーニューズ予報センターの西芝さんは「当社独自モデルのコンパスというもので、予測されたものを1キロごとにメッシュで補正して1キロ毎に地域の方に提供しているという仕組み」と説明する。
さらに、ウェザーニューズへ届く天気リポートを反映し、天気アイコンのほか文字情報も合わせて配信している。
この日は冬型の気圧配置で、日本海側で『ろうと雲』が発生。
コンピューターのデータだけでなく、一般の利用者からの情報も元に竜巻アラームを発表する。
まさに、「マンとマシンの融合」で天気予報をしているのだ。
■空光丸の悲劇
そんなウェザーニューズが誕生したきっかけは、福島県で起きた事故だった。
ウェザーニューズ広報担当の江川さんは「1970年にいわき市で発生した海難事故がきっかけ」と話す。
1970年1月。
24時間に32ヘクトパスカルも気圧が下がる爆弾低気圧が福島県へ接近。
小名浜港で貨物船「空光丸」が沈没。
乗組員24人のうち15人が死亡した。
この空光丸の運航を調整していたのが、ウェザーニューズの創業者・石橋博良さん。
当時23歳で総合商社に務めていた。
広報担当の江川さんは「当時は詳細な気象情報はなかなか無くて、そういうサービスがあれば、もし手元で情報が見ることができれば悲惨な事故を防ぐことができたのではということで、船乗りの命を守りたい、いざというとき人の役に立ちたいという想いを掲げてこのウェザーニューズというものをつくった」という。
事故の後、石橋さんは船舶気象の会社へ転職し、1986年、ウェザーニューズを設立させた。
空光丸の悲劇から生まれた「人の命を守る」という信念は、今もウェザーニューズの技術とサービスに受け継がれている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/232e0094e30b15ff2314bc9550631a80ab3cab85
2025年12月13日11時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真と図解付きでネット配信されていた。
和歌山市のアパート解体現場で11月下旬、トラックに積み込もうとしたショベルカーが横転し、下敷きになった作業員が死亡した。
安全を確保するため、積み込みはスロープを使うことが一般的だが、今回は業界などで危険とみなされる方法が採られていたことが、県警への取材でわかった。
田辺市でも5年前、同じ方法による死亡事故が起きており、悲劇は繰り返された。
事故は先月26日午後、和歌山市杭ノ瀬のアパート解体現場で起きた。
県警によると、トラックの荷台に載せようとしていたショベルカー(約3トン)が倒れ、近くで誘導していたアルバイト作業員の男性(52)がアームと地面の間に挟まれて死亡した。
工事現場で使うショベルカーはトラックに載せて運搬する。
ショベルカーの積み込みと積み出しにあたっては、荷台が傾斜してスロープ状になる専用トラックを使うか、トラックの荷台にアルミ板のスロープを取り付けるなどの方法が推奨されている。
今回の死亡事故では、こうした手法が採られていなかったことが和歌山東署への取材で明らかになった。
当時の作業は、以下のようだったとみられている。
ショベルカーのアームをトラックの荷台に押しつけて運転席を持ち上げ(イラスト①)、クローラー(無限軌道)の前部を荷台に載せる(同②)。
その後、アームと運転席を180度回転させようとした際、バランスが崩れ横転した(同③)という。
本来は、180度回転させた後にアームを地面に押しつけ、その力で運転席を荷台の高さに持ち上げてトラックに載せるはずだった。
和歌山市建設業協会の職員は「『普通』の現場ではやらない危険な方法。ショベルカーに押されてトラックが動いたり、荷台に載せたクローラーが外れたりして横転することもある」と話す。
■危険な方法なぜ
・・・
(以下は有料)
https://www.asahi.com/articles/ASTDD2W9CTDDPXLB00KM.html?iref=com_rnavi_arank_nr03 アカスミ
以下の過去記事2件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年3月8日掲載
2025年2月27日 神戸市の商業ビルで客がエレベーター昇降路の4階から地下1階に転落して死亡、保守点検時に安全装置をオフにしたが元に戻さなかった、扉開の理由は調査中(修1)
(新情報)
・保守管理会社の担当者が作業をしやすくするため安全装置をオフにし、その後、元に戻していなかった。
・制御盤の配線を付け替えて安全装置を切っていた。
・扉が開いていた理由は未だ不明。
・その後に定期点検した担当者も安全装置が切られていることに気付かなかったなど。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14426/
2024年8月9日掲載
2024年8月1日 大津市の消防署で救助訓練中、人形を救助した訓練生が上階ベランダに戻る途中で転落、安全マットの上に落ちたが、はずみでマット外に出て、頭を打って死亡した(修2)
(新情報)
・調査結果が公表された。
・訓練に参加していた隊長が安全管理員を兼任していたことなどが事故の直接原因とされたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14052/
2025年12月13日14時54分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前9時20分ごろ、富山市にある電子部品などを製造する工場で、天井の壁紙を張り替えていた内装業の73歳男性が、高さ約1.5メートルの足場台から転落しました。
一緒に仕事をしていた別の作業員が消防を通して警察に通報。
男性は病院に搬送されましたが、頭の骨を折る重傷です。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8f9601ab092f6ce6a0e8735a419cf89cacabace
2025年12月12日17時2分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛媛県今治市で11月に起きた住宅火災で、消火活動に当たった市消防本部が鎮火を確認した後に再び出火し、火災が拡大する事態が発生した。
同本部は12日、再燃を防止する活動が不十分だったなどとする検証結果を発表した。
同本部などによると、火災は11月23日午後11時半ごろ、同市別名の木造2階建ての住宅で発生。
消防隊員が出動し、住宅の一部が焼けたが、約2時間後に鎮火したと判断。
その後、隊員らは現場から引き揚げたが、鎮火から約2時間後に現場で待機していた警察官が住宅から出火しているのを発見。
隊員らが再び駆けつけたが、火元の住宅は全焼し、隣接する住宅も延焼した。
けが人はなかった。
同本部は事態を重く受け止め、検証を実施。
今回の検証結果では、壁の内部や天井裏、布団類など、目につかない部分に火だねが残っていないかの確認が不十分だったとした。
また、今後の対策として、
▽消火活動後に複数の隊員で二重チェックを徹底する
▽赤外線カメラを使って目視では確認できない高温部を検出する
▽再燃火災防止マニュアルを整備する
などとした。
同本部の松木消防長は「見直すべき反省点があった。今回の事案を重要な教訓とし、再発防止に向けた改善を早急に進め、消火体制全体の強化に取り組んでいく」とのコメントを発表した。
https://mainichi.jp/articles/20251212/k00/00m/040/209000c
2025年12月11日6時31分にYAHOOニュース(HUFFPOST)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
年末が近づき、大掃除を始める季節。
踏み台を使って高いところを掃除していたら、バランスを崩して転倒...。
製品評価技術基盤機構(NITE)は、踏み台・足場台メーカーの「アルインコ」と連携し、こうした状況下で起きる事故の再現映像を公開するとともに、注意を呼びかけています。
大掃除での窓拭きや高い場所の掃除などの際に使うことの多い、踏み台や足場台。
正しく使わないと非常に危険で、事故につながる恐れもあります。
NITEが公開した動画では、踏み台に乗り窓の拭き掃除をしていた女性が横に身を乗り出したことでバランスを崩し、踏み台ごと転倒する様子や、足場台の止め金具が止められておらず、作業中に足場が閉じて落下する様子などが再現されています。
NITEは踏み台・足場台の事故を防ぐためのポイントとして、以下の4点を挙げています。
・身を乗り出す、つま先立ちをするなど無理な体勢で使用しない
・昇降面を向いて昇り降りする(踏み台を背にして昇り降りしない)
・開き止め金具をしっかりロックし、安定した地面に設置する
・室内ではスリッパや滑りやすい靴下を避け、屋外では滑りにくい靴を履いて使用する
Xに投稿された再現動画には、
「1メートルは一命取る」
「横着するとなるよね」
「知り合いの知り合いが脚立から転落して大怪我負った」
「届かなくてやったことあるけど、実際に倒れるのを見ると、怖くてやれない」
など、実際に自分や知り合いが転倒した経験を共有する人や、正しい使い方の重要性を再認識したという人の声が多く寄せられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/242883a1091c0a1fdea593abe5ac567c01b39cee
2025年12月13日14時2分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後7時55分ごろ、川口市本蓮1丁目の金属加工会社で機械作業をしていた、同市の自営業男性(47)が死亡しているのを男性の家族が発見し、消防に通報した。
武南署によると、会社は男性が1人で営んでいて、金属を加工する精密旋盤を使用していた際に、左手のグローブから機械に巻き込まれたとみられるという。
同署は詳しい事故原因を調べている。
2025年12月11日20時57分に読売新聞から、下記趣旨の記事が当該ロケットの写真付きでネット配信されていた。
陸上自衛隊は10日夜、福島県西郷村の白河布引山演習場で、「70式地雷原爆破装置」から発射したロケット(重さ23・5キロ、直径20センチ、長さ75センチ)が行方不明になったと発表した。
ロケットは11日に演習場外の林で発見された。
誤って場外まで飛んだとみられる。
けが人や物損被害は確認されていない。
陸自によると、装置は地雷が埋設されている地域で用いる。
ロケットが、複数の爆薬を取り付けたワイヤを引っ張りながら飛び、伸びたワイヤが地上に落ちてきて地面に触れることで地雷を爆発させる。
10日朝に訓練でロケットを発射させたところ、何らかの理由でワイヤが外れ、想定以上に飛んだ。
ロケットは11日昼、敷地境界から約100メートル離れた場所で見つかった。
荒井・陸上幕僚長は11日の定例記者会見で、「事実関係を確認の上、原因究明、再発防止に努めたい」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251211-GYT1T00427/
2025年12月9日16時54分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2025年8月、香川県丸亀市にある工業用ゴム製品製造会社の工場で労災死亡事故が発生しました。
丸亀労働基準監督署が労働安全衛生法違反の疑いで会社を書類送検しました。
高松地方検察庁に書類送検されたのは、丸亀市のDゴムと、製造部次長の男性(46)です。
2025年8月26日、丸亀市昭和町にあるDゴムの工場で、30代の男性作業員が工業用のゴムホースに使う布を巻き取る作業をしていたところ、服が機械に巻き込まれて窒息し、死亡しました。
胸ポケットのチャックが機械の回転軸の止め具に引っ掛かったのが原因でした。
労働安全衛生規則では回転軸の止め具にカバーを付けることなどを義務付けていますが、Dゴムは行っていなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af01e43b13d8883a2e56a6285810a03424310157
2025年12月8日11時51分にYAHOOニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
リニア中央新幹線のトンネル工事で発生した労災事故を巡り虚偽の事故原因を報告したとして、大手ゼネコンの「大林組」などが書類送検されました。
労働安全衛生法違反の疑いで今月5日に書類送検されたのは、大手ゼネコンの大林組など2社と共同企業体の61歳の当時の男性所長ら4人です。
鰍沢労働基準監督署によりますと去年10月、山梨県内で行われているリニア中央新幹線のトンネル新設工事で30代の男性作業員がフォークリフトから転落してけがをしました。
労働基準監督官がこの事故の調査をした際、「作業員が高所作業車の上で作業していたところ転落した」などと共謀して虚偽の報告をした疑いがもたれています。
実際にはフォークリフトのつめの上に乗って作業していてフォークリフトの用途外使用を隠すため、うそをついたとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd9c20a90b4a2d9df82d96b8b8cec79c209dfeb
(ブログ者コメント)
言わずもがな、これは目的外使用で労安法違反。
過去にも数多くの事例がある。
以下は滋賀労働局からの啓蒙リーフレット。
https://jsite.mhlw.go.jp/shiga-roudoukyoku/var/rev0/0127/0521/2018122143455.pdf
以下は今回報道された記事。
2025年12月7日1時2分に北海道文化放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月6日午後、北海道苫小牧市の運送会社の敷地内で、フォークリフトに積まれたパレットに乗って屋根の修繕作業をしていた、苫小牧市に住む無職の男性(78)が転落しました。
事故があったのは苫小牧市新明町1丁目の運送会社の敷地内です。
6日午後0時15分ごろ、運送会社から「男性が洗車場の上から落下したようだ」と消防に通報がありました。
男性は病院に運ばれましたが、頭や胸の骨を折るなどの重傷です。
男性は搬送時、意識がありませんでしたが、病院で一時的に会話ができるまで意識が戻ったということです。
警察によりますと、事故当時、男性は別の男性が運転するフォークリフトに差し込まれた木製パレット9枚の一番上に乗り、屋根の修繕作業をしていました。
男性が「リフトを下ろしてほしい」などと男性運転手に依頼したところ、運転手はフォークリフトを動かしました。
その弾みで男性は高さ約5.7メートル下に転落しました。
運転手は「動かしてほしい」と聞き間違えたということです。
当時、男性がヘルメットや安全帯を付けていたかは、まだ分かっていません。
また、現場にはもう1人、男性がいましたが、役割は分かっていません。
警察は男性が作業に関わった経緯を調べていて、作業の関係者に業務上過失致傷の疑いもあるとみて捜査しています。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=55804
2025年12月5日1時3分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県宇部市の広い範囲でガス漏れが発生し、ガスコンロから炎が噴き出すなど、火災が21件、起きました。
ほとんどがボヤでしたが、2人が軽い火傷などのけがをしたということです
【画像】コンロから30cmほどの炎が…広範囲でガス漏れ 火災相次ぐ 減圧装置に異常発生
4日朝、警察や消防に「元栓を閉めたのに、ガスが漏れ続ける」など、200件近い通報が相次ぎました。
住人:
「ガスコンロに火をつけたら、元栓のところから火が出た。毛布をかけて鎮火させようと思ったが、消えなかった。ちょっと焦りました」
炎は、30センチほどの高さになり、水で濡らした毛布をかけても、消えなかったそうです。
都市ガスを供給する山口合同ガスは、二次被害を防ぐため、午前9時半、市内のほぼ全域でガスの供給を止めました。
生活に影響が出ています。
小学校の給食室もガスが使えません。
いつもの給食の時間から30分ほど遅れて、急きょ、災害時のために備蓄していた非常用のカレーが運ばれてきました。
一体、何が起きたのでしょうか。
山口合同ガスは、県内4つの工場からガスを供給しています。
今回、ガス漏れがあった宇部市には、小野田工場のガスが送られていました。
工場でつくられたガスは高圧で、家庭で使えるようにするには、段階的に圧力を下げる必要があります。
宇部市内には、減圧装置が29あり、その1つで異常が起きたようです。
今回、異常が発生したガバナと呼ばれる減圧装置。
これが機能しなかったことで、各家庭に高圧のガスが流れ込んで、火災につながった可能性があります。
夕方、ガス会社が会見を開きました。
山口合同ガス 平尾導管管理部長 :
「通常の圧力の約12倍の圧力がかかったと考えられる。2025年の2月5日に分解点検を行い、分解点検時は、異常は認められていない」
異常があったガバナは、45年前に設置されたもの。
ゴムパッキンなど傷んだ部品は、点検時に交換してきたそうです。
(Q.老朽化で圧力を調整できなくなった)
平尾部長 :
「原因ははっきりしていないが、老朽化は原因ではないのでは」
宇部市は4日夜、入浴できない人のため、6カ所の施設を無料で開放しました。
利用者 :
「寒いなか、お風呂に入れなかったら、どうしようと思っていたので、すごく助かった。
(Q.ガスが使えなくて1番困ることは)
「食事もですけど、冬なので、体が温まらないと、寝るのも困るかな」
朝にかけて、気温は5度まで冷え込む見込みです。
ガス会社は、週明けにも完全復旧をさせたいとしています。
■なぜ、このようなことが起きたのでしょうか。
今回は都市ガスの事故ですが、まず、工場から家庭にどのようにガスが送られているか、仕組みを確認します。
日本ガス協会によりますと、工場で液化天然ガスを気体にします。
ガスは、地中の管を通って各家庭に送られます。
大元の工場にある管は、大量のガスを送るため、高い圧力になっています。
最終的に家庭に送られるときには、圧力を下げる必要があります。
そのため、各地点に“ガバナ”と呼ばれる整圧器があります。
事故が起きた山口合同ガスには4つの工場があり、火災の被害が集中した宇部市にガスを供給しているのは、小野田工場です。
工場から宇部市内まで管がつながっていて、市内には29カ所のガバナがあります。
何らかの原因で、栄町のガバナに異常があり、圧力が下がらなかったとみられます。
ガス会社によりますと、通常の約12倍の圧力がかかっていたといいます。
火災は、4日午後6時の時点で21カ所発生しています。
問題が起きたのは、栄町のガバナ、1カ所のみですが、ガス管が全体的につながっているため、高圧のガスが一気に広範囲に広がったとみられます。
元栓を閉めていてもガス漏れが発生したという家庭もあったようですが、ガス会社は「家庭の元栓の設計以上の圧力でガスが供給されたのでは。特に、古い器具だと、高圧で元栓が耐えきれずにガス漏れが起きたのでは」としています。
■なぜ、栄町のガバナに異常が起きたのでしょうか。
はっきりとした原因は、まだわかっていません。
ただ、ガスの圧力が上がった場合に作動する“緊急遮断弁”という装置がありますが、今回、事故が起きた宇部市では、19カ所のガバナに緊急遮断弁がついていませんでした。
法的には、緊急遮断弁は、設置の義務はありませんが、山口合同ガスは「緊急遮断弁を設置するなど、やっておく必要があった」としています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900179269.html
12月4日19時44分に朝日新聞からは、午前5時44分に宇部支店に設置しているガス圧異常アラームが鳴ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宇部署によると、同日午前6時ごろから「ガスを点火したら火柱が上がった」「ガス検知機が鳴動している」など63件の通報があった。
同消防組合にも約200件の通報があったという。
山口合同ガスは、二次被害防止のため一部地域を除く市内1万2494件のガスの供給を停止した。
同社によると、午前5時44分にガス圧の異常を知らせるアラームが宇部支店で鳴った。
その後「ガスが異常に出る」といった問い合わせが相次いだという。
不具合が起きたのは、宇部市内に29カ所ある「ガバナ」と呼ばれるガス圧の調整用設備のうち1カ所。
ここから通常の12倍にあたる高圧のガスが家庭などに供給された可能性があるという。
https://www.asahi.com/articles/ASTD401L8TD4TIPE001M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
12月5日10時9分に毎日新聞からは、アラームが鳴った2分後に市内のガバナ25か所で通常より高いガス圧になったので他のガバナ32基を停止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前5時44分に宇部支店で、宇部市琴芝町の「ガバナ(整圧器)」の異常圧力を知らせるアラームが鳴り、その2分後には宇部市内のガバナ25カ所で通常より高いガス圧になっていることがわかった。
2次災害に広がる恐れがあるとみて、午前9時半に25カ所の計32基のガバナを停止。
この結果、契約件数1万2494件のガス供給が止まった。
山陽小野田市内の工場で製造されたガスの圧力は強いため、圧力を弱めて各家庭などに供給する。
このガス圧を制御する役割がガバナ。
午後4時10分に全ガバナの点検を完了したが、琴芝町にある問題のガバナ1基以外に異常は見つからなかった。
問題のガバナは1980年製で、山口合同ガスは「老朽化は考えられない」。
また、全ガバナは、6年ごとに定期点検しており、問題のガバナの直近の点検は2025年2月2日で、この時も異常は見つからなかったという。
https://mainichi.jp/articles/20251205/k00/00m/040/037000c
12月5日17時58分に産経新聞からは、小さなゴミが詰まった可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市内29カ所のガバナのうち、通常の約12倍の圧力がかかる異常があったのは琴芝地区の機器。
小さなごみが詰まり減圧のための弁がうまく作動しなかったなどの不具合が考えられるという。
今後、現地で分解するなどして詳しく調べる。
https://www.sankei.com/article/20251205-Y6BTNZPIVJMPFCUXAH7AOIBBO4/
2025年12月3日6時15分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
総務省消防庁は11月25日、2024年の都道府県別の火災発生・被害状況を発表した。
元日の能登半島地震で大規模火災が発生した石川県は、「建物焼損床面積」が前年の3・9倍に激増した。
一方、富山県は、人口1万人あたりの出火件数(出火率)が34年連続で全国最少となり、「防火先進県」の地位を守った。
消防庁のまとめでは、富山の1年間の出火件数は192件で、出火率は1・88。
前年より悪化したが、全国平均2・97を大きく下回った。
死者は前年より3人少ない18人だった。
■石川は焼損床面積3・9倍に激増
石川は245件で前年より23件少なく、出火率も前年を下回る2・21。
ただ、建物焼損床面積は4万2590平方メートルで、前年より4倍近く増えた。
最終的に約2万9300平方メートルが焼損した「輪島朝市」火災など、地震発生時の火災の影響が甚大だった。
死者も前年の20人から32人に増えた。
福井県は出火件数が前年より15件少ない174件で、出火率は2・11。
死者は前年より5人少ない10人。
建物焼損床面積は、前年は1万7335平方メートルと3県で一番大きかったが、24年は4621平方メートルと4分の1程度に抑えられ、3県で一番少なかった。
■富山の「防火体制」はなぜ全国でも際立っているのか。
明治時代には富山でも大火が相次いだ。
富山市は大正時代にアメリカ・ラフランス社の最新鋭消防車を導入。
「ラフランス(洋梨)」が「用無し(出動機会なし)」につながるという語呂合わせもあって、「らふらんす」が消防車を指す方言として親しまれた歴史を持つ。
1991年以後、出火率の低さで全国トップを守ってきたことについて、富山県消防課は二つの要因を挙げる。
一つは、持ち家率が高いため、賃貸物件への入居率が高い他県より防火意識が高いこと。
もう一つは、防火・防災知識を学ぶ「少年消防クラブ」の入団率が高いことがあると分析する。
同課の担当者は「子供時代からの活動の影響が大きいのではないか」と話す。
また、富山は24年、47都道府県で唯一、林野の焼失面積がゼロだった。
石川は41アール、福井も126アールで、気象条件が似ている新潟県(718アール)と比べても北陸3県の少なさが目立った。
岩手県では今年2月、歴史的な大規模山林火災が発生。
温暖化の影響とも考えられる山林火災の多発は世界的に問題となっている。
消防庁は今年、市町村長による「林野火災注意報」発令制度を導入した。
気象条件が悪化した際のたき火や喫煙の抑制効果が期待され、同庁は8月、発令の根拠となる条例の改正案を全国の自治体に通知し、導入を促す。
だが、山林火災が多発する春先までに施行が間に合うのか、同庁や北陸3県も自治体の導入の動きを把握しきれていない。
富山県の担当者は「各市町村が準備しているはず。ドローンのスピーカーによる入山者への注意喚起などを始めた自治体もある」としている。
■輪島朝市火災の教訓、周知進まず
石川県輪島市の朝市火災では、地震で屋内の電気配線が傷つき、ショートして出火した可能性が指摘された。
同県はこれを教訓に、震動を感知して通電を遮断する「感震ブレーカー」の設置を進める補助制度を導入した。
ただ、周知が進まず、確保した予算を持て余しかねない情勢だ。
県は2025年5月、地震被害想定を改定し、感震ブレーカーの設置が進めば地震火災による死者と全焼棟数を6割低減できると試算した。
7月から、購入・設置費用の2分の1を補助する制度を開始。
分電盤に設置するタイプは最大3万円、簡易タイプは同3000円を支給し、町内会単位での利用も勧めていた。
計上した予算は、約1万4000件分の1億円。
だが、約5カ月たった11月21日時点で72件の申請にとどまっている。
馳浩知事が記者会見で利用を広く呼び掛けているほか、県もホームページや広報誌、防災イベントなどで制度をアピールしている。
https://mainichi.jp/articles/20251202/k00/00m/040/140000c
2025年12月9日付でくるまのニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2025年12月2日の午後0時40分頃、三重県鈴鹿市にある商業施設の駐車場において、事故処理に当たっていたパトカー(ワンボックスタイプの事故捜査車両)が盗まれる事案が発生しました。
これは近くで事故対応に当たっていた警察官が、駐車場に停まっていたパトカーに何者かが乗り込み運転して出て行くのを発見し、現場にいた別のパトカー2台が追跡したものです。
カーチェイスの末、盗まれたパトカーは現場から約1km離れた国道交差点の赤信号で停止したため、警察官がパトカーに乗っていた伊賀市在住の無職の男(44歳)を窃盗の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕された男の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出され、男は「乗り心地が良さそうだと思って盗んだ。自宅に帰ろうとした」などと話し、容疑を認めているということです。
なお盗まれたパトカーは当時、無施錠でエンジンをかけたままの状態で駐車されており、三重県警鈴鹿警察署は「盗難防止対策に努めたい」としています。
このニュースに対しては「犯人も悪いが、無施錠でエンジンをかけたままクルマから離れた警察官にも問題がある」「エンジンつけっぱなしの理由はあると思うが鍵はかけようよ」など、警察による車両の管理体制を問う声が上がっています。
その一方で、「事故現場でエンジン止めて施錠しろと言われても、実際難しいでしょうね。ハザードつけて、赤色灯も回しとかなきゃ危ないし」「パトカーって交番に停めてあるものでもエンジンかけっぱなしのものが多いと感じますが、直ぐに出るためとかそれが普通だと思っていました」など事案への対応上、仕方ないとする声も聞かれます。
加えて、「事故処理車は車道へ駐停車する必要がある場合、赤色灯をつけて、車両によっては『事故処理中』の電光掲示板を点灯する。現場によっては数十分以上要する事もあるので、バッテリーが上がらないようにするためエンジンかけっぱなしが必要な場合もあると思う」という意見もみられました。
ただし今回の事案の現場は駐車場であり、二次的な事故が発生する危険性は低いことから、エンジンを切り施錠をしておいた方が適切だったと考えられます。
また今年10月にはパトカーではないものの、東京都町田市の集合住宅において、無施錠でエンジンキーがささったままの救急車が盗まれる事案も発生しています。
この事案は119番通報を受けて救急隊員が活動している間に50代の男が救急車を盗んだもので、事故から約30分後、現場から約6km離れた八王子市内の路上で救急車が発見されました。
東京消防庁の内規では、救急車から離れる際はエンジンキーを抜いてドアをロックすることが定められていますが、活動に当たった隊員らは「施錠を忘れていた」と話しています。
幸い、この事案では救急搬送が必要ではなかったため傷病者に影響はありませんでしたが、このように人命にかかわる車両の盗難に対しては「窃盗ではなく殺人未遂のような、より重い罰則を科すべき」との意見が寄せられました。
加えて、「隊員がスムーズに活動できるような車両のシステムを開発してほしい」「隊員の方が各々ワンタッチで操作できるインテリジェントキーを持ってほしい」などの要望も上がっています。
※ ※ ※
パトカーや救急車など緊急事案に対応する車両の中には、現場での車両管理が必ずしも適切とは言えないケースもみられます。
とはいえ、盗難防止対策に関しては職員による鍵の管理だけでなく、職員が活動しやすい仕様の車両・装置の導入も求められているといえるでしょう。
https://kuruma-news.jp/post/987083
2025年12月1日8時12分にライブドアニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■かつては「墜落事故」も
国土交通省は2025年11月22日、羽田空港発新千歳空港行きスカイマーク705便(ボーイング737-800)が11月1日、飛行中に落雷に遭い、胴体部分に修理を要する損傷があったとして航空事故に認定しました。
この事故では乗員と乗客にけがはありませんでしたが、航空機が飛行中に落雷を受けるとどのような影響があるのでしょうか。
過去には、パンアメリカン航空214便のように落雷が引き金となって墜落した事故も起きています。
この事故は1963年12月8日、プエルトリコのサン・ファンからメリーランド州ボルチモアに向かっていたパンアメリカン航空のボーイング707が落雷を受けた後に火災が発生して操縦不能に陥り墜落しました。
この事故では乗員と乗客あわせて81人が亡くなりました。
事故の原因は落雷により気化した燃料の一部が左翼の通気口から漏れて引火し、爆発と火災を起こし墜落したものと推定されました。
しかしその後、同型機を用いて事故の検証が行われましたが、同じ現象を再現することはできなかったと発表されています。
そのようななか事故を受けて、アメリカ連邦航空局(FAA)では再発防止策として、放電装置の増設を勧告する耐空性改善勧告を発出しました。
この放電装置とは主翼や尾翼の先端近くの後縁に取り付けられた針状もしくは糸状の小さな突起です。
1970年代に入ると航空機の新しい材料としてCFRP(炭素繊維強化プラスチック)などの複合材料や「フライ・バイ・ワイヤ」に代表される電子機器を用いて機体を制御する技術が普及します。
NASA(アメリカ航空宇宙局)ではこうした新しい素材や電子装置に落雷が及ぼす影響を調査することになりました。
■「ひたすら雷雲入れ!」NASAがやった驚愕の実験
NASAではこの研究を「ストーム・ハザード・プログラム」と命名し、飛行中の航空機が直撃雷を受けた時のデータを収集することから始められました。
そして本格的な実験としてF-106「デルタ・ダート」戦闘機を雷雲の中に突入させることで、飛行中に受ける直撃雷のデータを収集する実験が始まったのです。
この実験は1980年から1986年にかけてオハイオ州クリーブランドにあるNASAのルイス・リサーチ・センターで行われ、実験機がアメリカ中西部の上空で高度3500フィート(1067m)から高度50000フィート(15240m)の範囲で雷雲に突入してデータの収集が行われました。
実験に使われたNASA816号機(F-106B型戦闘機)は195回の飛行中に1496回雷雲に突入し714回の落雷を受けてデータを記録しました。
こうした実験で、雷雲に入った際に最も落雷を受ける可能性がある機体の部分、落雷位置の集中度、落雷と空中の水滴密度と乱気流の関係、機上に搭載される雷雲探知装置の正確度、機体の表面による落雷の影響の受けやすさの差異なども調査されました。
収集されたデータはその後の航空機の設計と開発に役立てられたことは言うまでもありません。
貴重なデータを収集するために、果敢に雷雲突入飛行を実施したパイロットの勇気と文字通り体を張ってデータ収集を敢行したNASA816号機には敬意を表したいと思います。
https://news.livedoor.com/article/detail/30108763/
以下の過去記事4件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年11月25日掲載
2025年11月21日 JR名古屋駅構内で天井パネル(重さ30kg)が落下し、頭に当たった通行人が負傷、壁ボードの一部を取り外した時に残りボードの固定状況を確認していなかった(修1)
(新情報)
・8月に外装工事で壁面ボードの一部を撤去した際、工事担当者は残されたボードは鉄骨に固定されていると思い込んでいた。
・壁面ボードを取り外すため固定ボルトを外したが、(残されたボードの)固定状況を確認していなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14818/
2025年1月25日掲載
2025年1月17日 広島県江田島市の海自射撃場で機雷を除去する想定で少量の爆薬を使って爆破訓練中、林に火が燃え移り、付近の山林に延焼して大規模な山火事 (修正1)
(新情報)
訓練中に飛び散った350℃以上の砂の塊が可燃物に接触したらしい。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14354/
2024年8月9日掲載
2024年8月1日 大津市の消防署で救助訓練中、人形を救助した訓練生が上階ベランダに戻る途中で転落、安全マットの上に落ちたが、はずみでマット外に出て、頭を打って死亡した(修1)
(新情報)
・メインロープと補助ロープを誤って同じ支点に固定していた。
・それを確認しながら訓練を続けさせた当時の救助隊長が略式起訴されたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14052/
2022年7月31日掲載
2022年7月24日 指宿市のホテルのプールで21歳女子大生が妹と遊泳中、深みで溺れかけた妹を助けようとして自分も溺れる、自力で上がった妹の異変に気付いた客らが助けたが死亡(修1)
(新情報)
・水深1mエリアと2mエリアが仕切りなくつながっているプールだった。
・裁判では注意義務違反でホテルに損害賠償支払いが命じられた。
・妹は水深が変わる地点で溺れた。
・水深が深いエリアは飛び込みたい人のために設置された。
・2007年に国が出した「プール安全指針」は学校向けのもので民間施設に対しては参考扱いになっているなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12632/
2025年12月1日16時0分にHTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月1日未明、室蘭市の日本製鉄北日本製鉄所で爆発を伴う火事があり、高炉の稼働が停止する事態となっています。
こちらは爆発直後に撮影された画像です。
製鉄所からオレンジ色の炎が上がり、大量の煙も見えます。
午前1時前、室蘭市仲町の日本製鉄北日本製鉄所で、鉄を溶かす高炉に熱風を送る「熱風炉」が爆発しました。
近くに住む人:
「『ドーン』という音の後に『ゴー』って地響きみたいになって、ちょっと窓が揺れた。延焼してきたらどうしようかなと。風も強いですし、ちょっと怖かった」
当時、近くには複数の作業員がいましたが、けが人はいませんでした。
火は周辺の一部施設に燃え広がったものの、およそ10時間半後に消し止められました。
日本製鉄によりますと、北日本製鉄所では9月にも製鉄過程で生まれる高温の「鉄鋼スラグ」が流出する事故があり、11月中旬に高炉が完全復旧したばかりでした。
日本製鉄は現在、高炉の稼働を停止していて、再開時期や製品の出荷への影響について確認を進めているということです。
https://www.htb.co.jp/news/archives_34693.html
12月1日7時26分に北海道新聞からは、家が振動するように感じた住民もいた、熱風炉では内部の耐火レンガに熱を蓄えて高温の風を作るなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前0時50分ごろ、室蘭市仲町の日本製鉄北日本製鉄所室蘭地区で火災があった。
市消防本部によると、工場内の「熱風炉」で爆発があり、火災も発生。
消防が消火活動を行っている。
けが人の情報はない。
消防によると、付近住民から「家が振動するような感じがあった」と119番があった。
消防車両14台が出動している。
日鉄は火災発生を受け、工場内で唯一の高炉を停止した。
同地区の広報担当者によると、熱風炉は高炉へ送る空気を加熱する装置で、内部の耐火れんがに熱を蓄えて高温の風をつくる仕組みになっている。
炉内は約1200度に達し、高炉の操業を支える重要な設備だという。
損傷の大きさによっては、操業停止が長引く恐れがある。
担当者は「現段階で再開について何か申し上げられる状況にない」と述べた。
この高炉は9月、製鉄過程の高温副産物「鉄鋼スラグ」が流出するトラブルが起き、一度操業を止めていた。
10月中旬から段階的に生産を再開し、11月下旬に通常運転の状態に復旧したが、再び停止した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1245966/
2025年11月29日23時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が同タイプの椅子の写真付きでネット配信されていた。
岐阜市長良福光の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で29日開催されたサッカーJ3のFC岐阜―FC大阪の試合中に、ボールボーイを務めていた男子中学生(14)=愛知県=がパイプ椅子に右手を挟まれ、薬指先端を切断する大けがをした。
岐阜県が発表した。
同競技場指定管理者の県スポーツ協会によると、男子中学生が使用していた折りたたみ式パイプ椅子(高さ35センチ、幅35センチ、奥行き30センチ)のビニール製座面が破損。
その際に右手薬指がパイプに挟まれ、爪周辺部がちぎれたという。
岐阜市内の医療機関に緊急搬送され、治療を受けた。
サッカーの試合はその後も継続された。
パイプ椅子は背もたれのないタイプで、同協会が管理を始めた2013年時に既に使用されていたという。
同協会は破損したパイプ椅子と同種の65脚を含め、メモリアルセンター内にある全ての備品について異常がないか点検するという。
https://mainichi.jp/articles/20251129/k00/00m/040/225000c
11月29日22時30分に産経新聞からは下記趣旨の記事が、破損した椅子(取り付け部で座面シートが破断)の写真付きでネット配信されていた。
岐阜県は29日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜市)で同日開催されたサッカーJ3岐阜対FC大阪の試合中、ボールボーイを務めた愛知県の少年(14)が使っていた折りたたみ式パイプいすが壊れ、少年の右手薬指が挟まれ、指先を切断したと発表した。
救急搬送され、命に別条はないという。
岐阜県スポーツ協会などによると、試合は午後3時過ぎにキックオフ。
同45分ごろ、少年が岐阜側のベンチ近くに置かれたいすに座り、待機していたところ、いすが突然壊れたという。
協会は競技場内にあった同じタイプのいす計66個の使用を中止。
他の備品のチェックも実施する。
少年は所属するサッカークラブの仲間とボールボーイを務めていた。
協会の担当者は「今後、誠心誠意対応していきたい」と話した。
https://www.sankei.com/article/20251129-N5PJKK4DOVJLDBLYYBKS7PG2PE/
(ブログ者コメント)
絶対に停めてはいけないポンプは2台並列に設置し、中には片方が停止するとスタンバイ機が自動起動する・・・そんな設備にしている工場もある。
空港のトイレ用給水ポンプといえば、絶対に停めてはいけないジャンルの設備。
詳細不明だが、ポンプは2台あったが両者を駆動させる電源系統が故障した・・・ということだろうか?
以下は報道内容。
2025年11月28日18時53分にYAHOOニュース(日テレNEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
記者 :
「こちらのトイレの前では、スタッフの方が立っています」
羽田空港第2ターミナルで起きた“トイレトラブル”。
空港スタッフがトイレの利用客の対応に追われる姿がありました。
ターミナルビルを運営する会社によりますと、28日午前5時ごろ、第2ターミナルで「トイレの洗浄水が流れない」と空港職員から連絡が入りました。
第2ターミナル内にある144か所のトイレのうち、最大およそ7割で水が流れなくなるトラブルが発生したということです。
利用者 :
「使えないところがあるのでって、びっくりしました」
「我慢するか遠いところに行くか迷ってます」
「すごく困ってました」
「トイレに行こうかなと思って近くのトイレに行ったら使えないと」
「『ここ使えないので、違うところに行ってください』って」
一部のトイレでは、職員がバケツで水を流すことで利用できるようにしていたり、水を流すことができないところではトイレの入り口に災害用トイレセットを置いたりと、“トイレトラブル”への対応を行っていました。
現在は第2ターミナル全てで復旧しましたが、今回の“トイレトラブル”、電気系統の故障により、給水ポンプが停止したことが原因だということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d97d332f2c3611662e514c8e7a1977ed3fa74b6
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

