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2016年7月27日14時1分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『用水路事故急増受け一斉点検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014236841.html?t=1469657044578
ことし春以降、県内で自転車に乗っていた人が道路脇の用水路などに転落し死亡する事故が相次いでいることを受け、警察は、県内全域で用水路などの一斉点検を始めた。
県内では、ことし4月以降、自転車に乗っていた高齢者などが道路脇の農業用用水路や側溝に転落する事故が相次ぎ、あわせて5人が亡くなっている。
これを受けて、警察は、道路を管理する自治体や用水路を管理する土地改良区などと合同で、対策の必要な危険な場所がないか、県内全域の用水路などの一斉点検を始めた。
このうち、にかほ市では27日、警察官と市の担当者あわせて4人が、用水路の幅や深さを測ったり、近くに自転車が通れる幅の歩道があるかなどを確認したりして、点検を進めていた。
県警本部は、8月末までに点検結果をとりまとめ、危険な場所については、優先順位をつけた上で、自治体や土地改良区とともに、ふたを設置するなどの対策を検討していくという。
また、危険な場所を示した地図も作成し、各警察署のホームページに掲載することにしている。
にかほ警察署交通課の照井係長は、「これまでも道路の安全性のチェックは行ってきたが、自転車に特化した視点で用水路の点検をすることはありませんでした。点検を進めて今後の対策につなげていきたいです」と話していた。
(ブログ者コメント)
自転車や人が用水路に転落する事例は、岡山県での多発事例をはじめとして、これまでに多くの記事を掲載済。
今回の情報は、「自転車に特化した視点での用水路安全点検は初めて」という点がブログ者のアンテナにひっかかったので、紹介する。
2016年7月27日付で毎日新聞から、写真と図解付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『水素入浴剤、やけどの危険』
http://mainichi.jp/articles/20160727/ddm/013/040/006000c
世の中、水素がブームだ。
さまざまな商品が売られる中、お湯につけたまま使用する水素入浴剤を途中でお湯から上げてしまい、発熱でやけどを負うケースも出ている。
「健康や美容に効果がある」と宣伝されるが、注意が必要だ。
ある男性が、今年1月、自宅の風呂で水素を発生させるという入浴剤を試そうとした。
使い捨てカイロのような袋に入った入浴剤をプラスチック製のケースの中に入れ、7歳の女児に手渡した。
浴槽のへりに置いたものの、誤って湯の中に落としてしまう女児。
慌てて拾い上げ、ケースの隙間から出る蒸気で左手に軽いやけどをしてしまった。
入浴剤のメカニズムは、こうだ。
酸化カルシウムやアルミニウムが配合された薬剤が袋に入っており、水と反応して発熱し、水素を発生させる。
入浴剤本体に直接触れないよう、専用のケースにセットして使う「パック型」が多い。
「浴用化粧品」と銘打ち、トルマリンが入っている高価な商品もある。
国民生活センターによると、水素が発生するというパック型の入浴剤について、ケースに入れずに使ってやけどをしたり、ケースが破裂して負傷したりした被害が、2011年4月から今年5月までに7件あった。
うち6件は、流行を反映して15年以降に起きていたという。
センターは、5、6月に通信販売サイトや首都圏の量販店で購入できる入浴剤6商品(972〜3456円)を調査した。
湯に入れた時の入浴剤とケースの表面、周囲の湯、湯から取り出した後のケースの温度も測定した。
その結果、全商品が、湯に入れた直後から激しく泡が噴き出した。
表面の温度は約90℃まで上昇し、10秒から、長いものだと3分ほど持続した。
いったん温度が下がったものの、使用中にまた70℃程度まで上がった商品もあった。
ケース表面や周囲の湯の温度は、ほとんど変化なし。
水中にある限り、ケースの表面に触れても、やけどの危険性はほとんどないことが分かった。
一方、商品を10秒ほど湯に入れて高温にしてから取り出すと、入浴剤の表面から激しく蒸気が発生した。
この蒸気が当たると、ケース表面付近が最高で約80℃に。
入浴剤に直接触れなくても、やけどの恐れがあると判明した。
湯から取り出すと数分で蒸気は収まるが、再び湯につけて取り出せば、同様に高温の蒸気が発生した。
水に触れて高温になるという注意書きは、商品の包装や説明書に表示されていたが、入浴剤本体やケースにはなかった。
子ども向けの安全対策はどうだったか。
子ども単独での使用は避けるよう、全商品に記されていた。
しかし、ケースの表面は、どの商品も大きな網目状。
4商品は、3歳以上の子どもの指の太さでも簡単に通った。残る2商品も、わずかな力でたわみ、隙間が広がるケースを採用していた。
すべて、子どもが入浴剤そのものに触れることが可能だった。
あくまでサンプルテストとはいえ、安全が十分に確保されているとは言いがたい商品の数々。
問題は、広告にもあった。
医薬品や医薬部外品ではないため、効果や効能をうたうことができないはずなのに、自社の運営サイトや大手通信販売サイトで横行しており、医薬品医療機器法(旧薬事法)に抵触しかねない状態だった。
<肩こりや関節痛にお悩みの方。アトピー、ダイエットでお悩みの方に、特におすすめ>
<水素は代謝を高めるたんぱく質をつくる遺伝子に働きかけ、少しだけスイッチをオンにしてくれるので、脂肪が燃えやすくなる>
<その強い酸化還元力(抗酸化作用)で、悪玉活性酸素を無害な水に変えてくれる>
国民生活センターは、厚生労働省や業界団体に対し、こうした表示を改善し、注意事項をより分かりやすく伝えるよう要求。
利用者には、「湯に入れたらしばらく取り出さないようにしてほしい」と呼びかけている。
7月21日18時23分に産経新聞から、7月21日17時33分に朝日新聞から、7月21日17時21分にNHK首都圏NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(個別転載省略)
『水素発生の入浴剤、やけどなどの被害相次ぐ 国民生活センターが注意喚起』
http://www.sankei.com/affairs/news/160721/afr1607210034-n1.html
『「水素発生」の入浴剤、やけどの恐れ 表面温度90度に』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7P45CBJ7PUTFL006.html
『水素発生の入浴剤 やけど注意』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160721/4068961.html
(ブログ者コメント)
国民生活センターから7月21日付で公表された資料は、下記参照。
『発熱反応を伴い水素を発生するというパック型入浴剤-使い方によっては、やけどのおそれも-』
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160721_1.html
2016年7月27日22時30分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『京成電鉄 終電前に保線作業 最終電車が箱に衝突』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010611011000.html
27日午前1時前、千葉県佐倉市の京成臼井駅と京成佐倉駅間の線路上で、下りの最終電車が保線作業に使うプラスチック製の箱2つと衝突し、およそ140m先で緊急停止した。
現場では、作業員8人が電線の部品を交換する工事を始めていたということだが、作業員は逃げて無事だった。
電車に乗っていた、およそ100人の乗客にも、けがはなかった。
京成電鉄によると、作業を管理する担当者が電車の運行が終わったと勘違いして、作業員に工事開始の指示を出してしまったという。
国の運輸安全委員会は、重大な事故につながりかねないトラブルだとして調査官を派遣し、詳しい原因を調べている。
京成電鉄では、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。詳しい状況を調べているところでコメントはできません」と話している。
7月28日付で毎日新聞千葉版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『作業員に気づき特急が緊急停止 佐倉で京成電鉄』
http://mainichi.jp/articles/20160728/ddl/k12/040/114000c
27日午前1時ごろ、佐倉市の京成線京成臼井−京成佐倉駅間で、西馬込発京成佐倉行き通勤特急電車(8両編成)が走行中、前方約50mにいる作業員に気付いて非常ブレーキをかけて緊急停止した。けが人はいなかった。
国交省によると、電車は当時、時速70kmで走行、作業員がいた場所を140m過ぎて止まった。
作業員8人は警笛に気付き逃げて無事で、乗客乗員約100人にもけがはなかったが、運輸安全委員会は「重大インシデント」として、同日、鉄道事故調査官の派遣を決めた。
作業員は、架線の部品交換をしていた。
列車は現場で9分停止した後、終点まで運行した。
京成電鉄は、「本来は終電の通過後に始めるべき作業だった。なぜ誤ったのか、原因を調べる」としている。
(ブログ者コメント)
○毎日新聞では触れられていないが、京成電鉄HPのニュースリリースでは、NHK報道どおり、「作業用カゴに接触した」と書かれている。
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/160727_02.pdf
○京成臼井駅発の下り電車時刻表を確認したところ、平日は0時54分にトラブルがあった通勤特急が最終電車として発車する。
それが、土曜休日だと、最終は0時38分の快速電車。
そのことから、作業管理者が土曜休日ダイヤと勘違いした可能性も考えられる。
ただ、トラブルは26日(火)のダイヤ運行中に起きている。
金曜とか月曜であれば、勘違いの理由もわかるような気がするのだが・・・。
(2017年5月27日 修正1 ;追記)
2017年5月26日付で毎日新聞千葉版から、別の駅を最終電車が出発する時間を作業開始時間としていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
国の運輸安全委員会は25日、工事責任者が社内手続きの際に開始時間を間違った上、工事区間を走る電車の有無を確認しないなどのミスが重なったのが原因とする報告書を公表した。
報告書によると、線路上での工事の前には、電車が入らないようにする「線路閉鎖」をする必要がある。
そのための手続きの際、本来は京成佐倉駅に最終電車が到着した後の午前1時に作業を始めると申請すべきだったのに、別の駅の最終電車出発後の午前0時50分とした。
さらに当日、最終電車が京成佐倉駅に到着したことを確認しないまま工事を始めていた。
この前日にも、同様に線路閉鎖をした区間に最終電車が入っていたとみられるが、事故やトラブルはなかった。
報告書は、線路閉鎖をする場合に「関係する駅長や係員が打ち合わせをする」という社内の基準が守られていなかったと指摘。
電車の進入を防ぐため、閉鎖区間の前後では停止信号を表示するようなシステムに改めることなどを求めた。
京成はトラブルを受け、線路閉鎖をする場合に全ての電車の運行終了を指令室で確認した後に工事を始めるなどの再発防止策を実施している。
出典
『京成・工事区間電車進入 「重なったミス」原因 運輸安全委 /千葉』
http://mainichi.jp/articles/20170526/ddl/k12/040/242000c
2016年7月26日5時4分に琉球新報から下記趣旨の記事が、保護角などの解説図付きでネット配信されていた。
『「金属に落ちる」はうそ 沖縄・糸満の落雷事故で識者指摘 「事前の避難、徹底を」』
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-323374.html
24日に沖縄県糸満市の美々ビーチいとまんで発生した落雷事故により、落雷の恐ろしさが改めて浮かび上がった。
海や山のレジャーが増えるこれからの季節、いかに落雷被害を避けるか、日本大気電気学会会員の森本健志近畿大准教授に聞いた。
「雷は金属に落ちる」と言われていたが、うそだ。
雷は、本来、絶縁体の空気の中を何kmも進んでくる。
どこに落ちるかは、高さに左右される。
また、稲光と雷鳴の時間差から距離を測る方法があるが、地面と水平方向に10km進む雷も珍しくない。
雷雲自体が10km規模の大きさということもあり、雷鳴が聞こえた時点で、雷の射程圏内に入っていると考えた方が良い。
屋外のスポーツ大会などで、「まだ遠いから大丈夫」と考えるのは危険だ。
前もって避難するのが一番大事だ。
数人が近くにいる場合は、枝分かれして複数に落ちることもある。
人に落ちると、たくさんの電流が一瞬で流れるため、温度が上がったり電気ショックを受けたりして、致命的なダメージを受ける。
避難に適しているのは、周囲を金属に囲まれた場所だ。
鉄筋コンクリートの建物や自動車の中は、雷が落ちても電流が金属部分を通って逃げるので、安全だ。
しかし、木の下や公園などのあずまや、軒下などは、近くの人体に雷が飛び移る「側撃雷」を受けかねず、危険だ。
車内で、窓を開けて腕を出すなどして金属部分に体が触れていると、感電する。
屋内でも、落雷時に水道管やアンテナ線などに触れていると、感電する可能性がある。
周囲に避難場所がない場合、緊急避難として、高さ5m以上30m以下の物体があれば、てっぺんを45°以上の角度で見上げる範囲で、物体から4m以上離れた場所でしゃがみ込む方法がある。
4m以内だと側撃雷を受けかねないので、距離はしっかり取ってほしい。
ただ、やはり、できる限り早く建物の中など屋内に逃げる方が安全だ。
(ブログ者コメント)
落雷事故の情報は、過去に多数、本ブログに掲載済。
以下は、その中の雷対処方法に関する主だった記事。一部、抜粋。
2012年9月16日掲載
2012年9月8日 阿蘇の草千里展望所で雷雨を避けていた韓国人ツアー客1人が落雷に遭って死亡、他の15人は無事、雷遭遇時の気象庁注意事項も紹介
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2249/
(気象庁注意事項)
1.雷に遭遇した場合は安全な空間へ避難
雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちます。
近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。
グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。
鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカーは不可)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。
また、木造建築の内部も基本的に安全ですが、全ての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば更に安全です。
2.安全な空間に避難できない場合の対応
近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げ、4m以上離れた範囲(保護範囲)に退避します。
高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。
姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。
雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html
2010年9月27日掲載、2011年4月9日転載
大原はだか祭の落雷事故から想起した事例活用の意義
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3/
(抜粋)
25日付の毎日新聞千葉版には、市長の「9月に落雷があるとは思わなかった」とか「朝から雷注意報が出ているとしても、雷が落ちるとは思わなかった」といったコメントが載っている。
10月4日8時15分からのNHK「あさいち」で、雷が落ちた場所付近で高く提灯を掲げていて雷撃を受けた人の証言が放映されていた。
証言内容;それまでは全く光っておらず、いきなり落雷した。
同番組に出演していた専門家は、雷雲が数kmといった大きさの場合には、端っこで落雷しても反対側の端っこでは光が見えない可能性もあり、雷が落ちる危険性は、雷雲の下、全体にある、と説明していた。
2016年7月25日17時46分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『廃液漏れ 界面活性剤が原因』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074282051.html?t=1469482941511
ことし6月、東海村にある東海第2原子力発電所で、国の基準を超える放射性物質を含む廃液およそ650ℓが漏れた事故について、事業者の日本原子力発電は、洗剤の成分である界面活性剤がタンク内の廃液に混ざって泡立ち、排水設備を詰まらせたことが原因と推定されるという報告書を県に提出した。
この事故は、ことし6月、東海第2原発で「廃棄物処理棟」と呼ばれる建物の床に国の基準の40倍を超える放射性物質を含む廃液およそ650ℓが漏れたもの。
25日、日本原電の江口東海第2発電所長らが県庁を訪れ、事故原因などをまとめた報告書を提出した。
報告書では、事故の原因について、機器の洗浄などで使う洗剤の成分の界面活性剤がタンク内の廃液に混ざったことで泡立って排水の設備を詰まらせ、廃液が床にあふれたなどと推定している。
また、今後の対策については、廃液のタンク内に液体の泡立ちを検知できる装置を設置するほか、界面活性剤については、管理区域内での排水を禁止するなどとしている。
報告を受けた県の大高防災・危機管理局長は、「事故が起きたときの初動対応に関わる教育や訓練をすべての運転員に行って、迅速な初動体制を確保してほしい」と要請した。
日本原電東海第2発電所総務室の服部渉外・報道グループマネージャーは、「指摘を真摯に受け止めて、今後、機材の配備や訓練の見直しを進め、迅速な初動対応に務めたい」と話していた。
7月25日20時47分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『東海第2原発の廃液漏れ、界面活性剤流入が原因 日本原電』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25H81_V20C16A7CR8000/
原電によると、廃液が泡状になって液面が上昇。空気だけを通す配管から漏れた。
泡に付着した固体で床の排水溝がつまり、廃液がたまるトラブルにつながった。
活性剤がどのように流入したかは、特定できなかった。
(ブログ者コメント)
○日本原電HPに掲載されている資料は下記(全8ページ)。発生日は6月2日だった。
『東海第二発電所 管理区域内での放射性廃液の漏れについて(原因・対策) 平成28年 7月25日 』
http://www.japc.co.jp/news/press/2016/pdf/280725.pdf
○資料を読んだが、経緯がちょっと分かりにくい。
報告書の内容を整理すると、以下のようになるだろうか・・・。
・どこからか特定できなかったが、系内に界面活性剤が混入した。
・タンク内には廃液を均一に攪拌するため、底部から空気が吹き込まれていた。
・その空気により、界面活性剤が泡だった。
・泡の中に、廃液中に含まれる固形分が付着した。
・固形分を含んだ泡は、スラリー状となって、タンクのベント配管に入った。
・ベント配管下流には空気を除湿するための冷却器があり、空気は排気ダクトに、廃液はドレンピットに排出されているが、スラリー状になった泡は、そのドレンピットにつながる集合升に入りこみ、升を詰まらせた。
・升が詰まったため排水できなくなり、廃液が床にあふれた。
2016年7月24日2時31分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『水の事故、ライフジャケットで防げ 浮いてパニック回避』
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7H4JDVJ7HUTFL00B.html?rm=379
夏休みで、水辺のレジャーを楽しむ人も多くなった。
毎年繰り返される水の事故。
大人も子どもも、ライフジャケットを着用することが最善の防止策だ。
ふたりの娘には水泳も習わせている。まさかうちの子が溺れるなんて――。
東京都の蒔田さん(女性、44歳)は、そう思っていた。
だが、3年前の出来事がきっかけで、考えを改めた。
知人の家族とキャンプに出かけ、川遊びをすることになった。
蒔田さんはテントの準備に追われ、夫は浅瀬で保育園児の次女の面倒を見ていた。
ほんの少しの間、小1の長女から目が離れた。
深みに近づいた長女は流され始め、そばにいた知人が体ごとつかまえ、事なきを得た。
急な流れの中で溺れずに済んだのは、心配性の夫がしつこく主張して買ったばかりのライフジャケットのおかげだった。
「渋々買ったものが、まさかすぐに役立つとは。今振り返っても、ゾッとします」
人はなぜ溺れてしまうのか。
そのメカニズムを研究する元・武蔵野赤十字病院の栗栖医師は、「突然水に流されたり、水に落ちたりするとパニックになる。怖いのはその時、呼吸をコントロールできなくなることだ」と指摘する。
水に転落するなどしてパニックになった時、呼吸の数は安静時の5倍に達することも。
「そうなれば自分の力では息を止めることができず、大量の水が次々に肺に入ってくる。泳げる、泳げないは関係がないのです」
だからこそ、水中に沈まずに浮いていられるライフジャケットは大切だと説く。
ライフジャケットは、スポーツ用品店や釣具店などで扱っている。
スーパースポーツゼビオ葛西店(東京都江戸川区)では、カラフルな商品が約10種類並ぶ。価格は3千~5千円前後。腕を動かしやすいように、肩回りがスリムなデザインもある。
商品選びのポイントは、まず浮力だ。
浮力表示があるものなら、体重ごとに最適なものが分かる。
同店では、用途やデザインに応じて、体重の1割を目安に勧めているという。
担当者は、「水中で脱げないよう、体にフィットさせることも大切。肩や腰の部分に調節ベルトがある商品なら、成長に合わせて調整できます」と話す。
子ども用は、股下ベルトや、仰向けに浮いたときに頭を支える枕のような部分が付いたものもある。
水中で石などで足を切ったり、藻などで足を滑らせて海や川に転落したりと、泳ぎが得意でも、水辺には溺れにつながる危険がたくさん潜んでいる。
NPO法人「川に学ぶ体験活動協議会」は、かかとを固定できて足裏が滑りにくい材質のマリンシューズや、水抜き穴があるレジャー用ヘルメットの準備を勧める。
同協議会の斉藤事務局長は、「本来水遊びは楽しいもの。万が一の時に子どもを助けたいと思うなら、その気持ちで事故予防の備えをしてください」と呼びかける。
警視庁によると、昨年全国で起きた水難事故は1450件で、水難者は1635人。
このうち、死亡・行方不明は791人と、5割近い。
場所は海や河川が多く、「魚とり・釣り中」が「水泳中」、「水遊び中」の2倍近くに上る。
河川財団「子どもの水辺サポートセンター」特命研究員の吉野さんは、「水に入るつもりがなくても、ライフジャケットを着ることが命を守ることにつながる」と話す。
気象や河川の水位に関する情報は、ネット上で手軽に入手できる。
局地的な大雨に伴う増水が深刻な水難事故につながった例もあり、情報をチェックして自主避難に役立てたい。
ヤフーのサービス「Yahoo!天気・災害」は、7月、今いる場所に近い川の水位の変化を危険度に応じて表示する「河川水位情報」(http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/)を始めた。
自治体管理の河川も18道府県をカバーしており、順次追加する。
「Yahoo!防災速報」アプリは、端末の位置情報を連動させる機能を利用できるよう設定すると、現在地の豪雨情報や大雨洪水警報・注意報を自動的に通知してくれる。
2016年7月25日1時1分に毎日新聞から、現場写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月24日23時38分に朝日新聞から、7月25日1時22分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『夏祭り事故 露店の調理用油飛散で7人搬送、5歳女児重傷』
http://mainichi.jp/articles/20160725/k00/00m/040/088000c
『から揚げ露店のフライヤー倒れ、10人やけど』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7S7J9XJ7STIPE027.html
『屋台の油かかり10人やけど 北九州の祭り、5歳児重傷』
http://this.kiji.is/129969705966798325?c=39546741839462401
24日午後9時ごろ、北九州市戸畑区の夏祭り「戸畑祇園大山笠」(国重要無形民俗文化財)が開かれていた同区天籟寺(てんらいじ)2の路上で、露店の空揚げ用フライヤーが倒れ、飛散した調理用油で10人がやけどを負った。
うち3〜73歳の7人が市内の病院に搬送され、5歳女児が重傷。
いずれも命に別条はないという。
警察によると、露店関係者らが片付け中に、誤って、台車に載せて移動させようとしていたフライヤーを倒し、近くの見物客に中の油がかかったとみられる。
フライヤーは、油を入れる部分が奥行き約60cm、幅約40cm、深さ約30cm。
搬送された7人のうち、未成年は、重傷の女児と3歳の女児1人、10歳の男児2人の計4人だった。
目撃した30代女性によると、事故が起きた屋台の近くにはスーパーボールすくいの屋台があり、10人程度の子どもが集まっていたという。
祭りは22日からで、この日が最終日だった。
7月25日18時59分にNHK北九州からは、管理上の問題点にスポットを当てた、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『油の管理不適切だった可能性も』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024287681.html?t=1469483721926
警察は、露店の店主らが高温の油を調理器具に入れたまま運ぼうとするなど、油の管理が不適切だった可能性もあるとみて、業務上過失傷害の疑いで当時の状況を詳しく調べている。
警察の調べによると、露店の店主らは、高温の油が入った状態で鶏のから揚げ用の調理器具を台車で移動させようとして、倒してしまったという。
調理器具のメーカーでは、油の温度を冷ましたうえで、必ず油を抜いてから器具を運ぶよう、注意を呼びかけているという。
7月26日付で毎日新聞福岡版からは、複数の法令違反があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『戸畑祇園フライヤー事故 露店、複数の法令違反』
http://mainichi.jp/articles/20160726/ddl/k40/040/628000c
事故が起きた露店に複数の法令違反があったことが、25日、市や消防などへの取材で分かった。
市火災予防条例に基づく露店開設の届け出をしておらず、道路法や道路交通法に基づく道路の占用・使用許可も市や警察から得ていなかった。
市によると、祭りの会場で出店した72店舗は必要な許可や届け出を申請していたが、事故があった24日夜は、会場周囲の路上で、市や消防が把握していない露店が多数営業していた。
問題の露店は、食品衛生法に基づく営業許可が必要だった可能性もあるという。
北橋・北九州市長は、「大変残念だ。行政としても事態を大変重く受け止める」とコメントし、安全対策の方針を定め、関係業者に順守を要請する考えを示した。
7月26日10時2分に西日本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『道路使用許可なし慣例化』
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/261427
屋台は建物の軒先の狭い歩道上に設置され、道路交通法などに基づく許可はなかった。
山笠関係者は、「他の軒先営業も同じ状況」といい、再発防止に向けた取り組みが求められる。
屋台は、飲食店の軒先の歩道に長机を並べた簡易なもので、歩道の幅は約2.5m。
2、3人がすれ違うのがやっとで、事故当時、山笠を見物した多くの人が屋台の前を行き来していた。
屋台は、軒先であっても歩行者の通行の妨げになりかねないため、警察や自治体の許可が必要だ。
しかし、「道路使用許可を取らずに軒先で営業することが慣例化していた」(同山笠関係者)。
事故を起こした屋台も含め、付近で軒先営業していた約15店には「どこも許可は出ていない」(捜査幹部)状態だったという。
ある店主は、「許可がいるとは知らなかった」と打ち明けたが、戸畑区役所は、「許可を取るべきケースだった」と指摘する。
(2016年11月27日 修正1 ;追記)
2016年11月25日19時20分に朝日新聞から、店主が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『9人やけど事故、男を書類送検 露店でフライヤー倒れる』
http://www.asahi.com/articles/ASJCT4SD8JCTTIPE037.html
福岡県警は、25日、出店した自営業の男(43)を業務上過失致傷などの疑いで書類送検した。
容疑を認め、捜査関係者によると、「安易だった」と供述しているという。
過去に男はフライヤーから油を抜いて撤去作業をしていたことから、県警は、男が危険性を認識していたとみている。
男は営業に必要な道路使用許可を取っていなかったといい、県警は、道路交通法違反(道路無許可使用)容疑でも書類送検した。
2016年7月25日6時54分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月25日11時40分にTBS News iから、7月25日11時6分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『温泉施設で3歳児死亡 浴槽で溺れたか』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160725/k10010607331000.html
『滝川市の温泉施設で3歳男児が溺死』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2829336.html
『滝川の温泉施設で3歳児溺れ死亡 家族と入浴中』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0296772.html
24日午後8時前、北海道滝川市の温泉施設Tで、隣の赤平市に住む男児(3)が、女湯の浴槽の中で沈んでいるのを利用客が見つけ、病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。
現場は多くの浴槽がある大型の温泉施設で、警察によると、男児は60代の祖母と30代の母親、それに5歳と7歳の姉と共に訪れていたという。
発見されたとき、母親は2人の娘と共に洗い場に、祖母は露天風呂にいたということで、入浴客が浴槽に沈んでいた男児を発見した。
警察に対し母親は、「祖母が息子の面倒を見てくれていると思った」と話しているという。
男児が見つかった浴槽は、高さおよそ50cmの壁があるが、階段や手すりが備えられ、幼い子どもでも入ることができるという。
男児の身長は92cmだったが、浴槽は深さがおよそ95cmあった。
警察は、誤って溺れたものとみて、詳しいいきさつを調べている。
女性用浴場には浴槽が8つあり、当時、40~50人ほどが入浴していた。
7月25日17時50分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『ジェットバスの泡で発見遅れか 溺死の3歳男児』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0296864.html
警察は、ジェットバスによる泡や、この浴槽が高さ約50cmの壁に囲まれていることで他の浴槽の入浴客から見えづらく、発見が遅れたとみて調べている。
2016年7月25日5時4分に琉球新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月24日17時53分と25日9時53分に沖縄タイムスから、7月24日22時47分に共同通信から、7月25日9時46分にNHK沖縄からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『落雷直撃で男性重体 糸満・美々ビーチ 3人も電撃傷』
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-322748.html
『ビーチに落雷、男性1人心肺停止 沖縄で計4人負傷』
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179899
『雷注意報の3分後… 沖縄・糸満のビーチで落雷、1人重体』
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179939
『落雷直撃、40歳男性重体 沖縄・糸満のビーチ』
http://this.kiji.is/129873374052451837?c=39546741839462401
『落雷で1人重体、4人けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094276101.html?t=1469483897131
24日午後2時45分ごろ、糸満市西崎町の美々ビーチいとまんで落雷が発生し、男性4人が負傷した。
うち、宜野湾市の会社員男性(40)が直撃を受けて意識不明の重体で、本島南部の病院へ救急搬送された。
北中城村の自営業男性(50)、糸満市の土木業男性(50)、浦添市の会社員男性(36)の3人も、雷の電撃傷による左手小指骨折や擦過傷などの軽傷を負ったが、命に別条はないという。
消防によると、意識不明の男性は、当初、心肺停止状態だったが、同ビーチのライフガードが自動体外式除細動器(AED)を使用し、駆け付けた消防隊員や医師が心肺蘇生措置を続けたところ、自発呼吸を取り戻した。
意識は回復せず、本島南部の病院に搬送されて治療を続けているが、容体は安定しているという。
胸部から下半身にかけて、着衣に焦げた跡があったという。
沖縄気象台によると、落雷発生直前の午後2時42分、沖縄本島全域に雷注意報が発令されていた。
落雷があったのは、ビーチ入り口の広場。
発生当時は雨が降っており、近くにあるトイレなどの屋内で雨宿りをする遊泳客らが多数いたという。
目撃者によると、「ドン」という炸裂音と真っ白い光が同時に起こり、少なくとも2人が倒れていたという。
けがをした人は、「突然、全身にドーンと衝撃を受け、気付いたら倒れていた」などと話しているという。
遊泳客やビーチ管理者らによると、落雷発生直前の雷注意報を受けて、遊泳を中止し建物内へと避難するようアナウンスが流れていて、係員が海水浴をしていた約50人を海から上げていたという。
また、被害が出る数分前にも、近隣での落雷が確認されていた。
午後2時49分に119番通報があり、駆け付けた救急車とドクターヘリによって4人の男性は搬送された。
心肺停止状態の男性の救助に当たった同ビーチのライフガード、上原さん(41)は、「砂浜にいた遊泳客を避難させようと誘導した直後だっただけに驚いた。早く意識を取り戻し、無事でいてほしい」と心配そうに話した。
この日は公立学校が夏休みに入って最初の日曜日で、家族連れら約630人が、遊泳やバーベキューを楽しんでいた。
県内の落雷事故では、2004年に名護市と今帰仁村を結ぶ古宇利架橋工事現場で、男性1人が死亡した事例がある。
7月24日22時30分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『海水浴場に落雷 4人搬送、1人が一時心肺停止』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7S5T25J7STPOB003.html
警察などによると、午後2時45分ごろ、海水浴場に隣接する広場を歩いていた宜野湾市の会社員男性(40)に雷が直撃し、心肺停止となった。
数時間後に自発呼吸できるようになったが、意識は回復していない。
近くにいた30~50代の男性3人は、左手の小指を骨折するなどのけがを負った。
4人は2つのグループで、それぞれ10数人ほどでバーベキューをしに来ていたという。
ビーチでは昼過ぎから小雨が降り、落雷の直後から大雨になったという。
沖縄気象台は、落雷の数分前に、沖縄本島全域に雷注意報を出していた。
(ブログ者コメント)
直撃を受けた男性は、「広場を歩いていた」以外、「トイレ付近にいた」、「広場にいた」と報じられている。
それらのことから推測するに、急いで避難していた、といった感じではなかったのかもしれない。
近隣に落雷があり、避難アナウンスも流れる中、なぜ?
自分のところには落ちないだろうと、タカをくくっていたのだろうか?
雷鳴が聞こえる時、雷はいつどこに落ちるかわからない。
落雷危険を感じた時は急ぎ走って建物等の中に逃げ込むべき、ということを改めて教えてくれた、これは教訓的事例のように感じた。
2016年7月23日18時13分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『在宅酸素療法、火災が5年で24件…22人死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160723-OYT1T50070.html?from=ycont_top_txt
肺の病気のため酸素吸入をする在宅酸素療法が原因とみられる火災が、この5年間で計24件あり、患者22人が死亡したことが、一般社団法人「日本産業・医療ガス協会」のまとめでわかった。
吸入中の喫煙が原因となるケースも多く、同協会や厚生労働省は、近くで火を使わないように呼びかけている。
在宅酸素療法では、主に、酸素濃縮装置から鼻につないだチューブを通し、酸素を吸入する。
長年の喫煙が原因で肺が酸素を取り込みにくくなる慢性閉塞性肺疾患(COPD)や、肺結核の後遺症の患者ら、約16万人が受けている。
同協会のまとめによると、2012~16年6月に患者宅で起きた火災は、14年の7件を最多に、計24件あった。
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(ブログ者コメント)
○在宅酸素療法の火災危険性は、過去に本ブログで何件か紹介済。(高濃度酸素カテゴリー参照)
○厚生労働省HPに平成28年7月1日付で、報道発表資料が掲載されていた。
『在宅酸素療法における火気の取扱いについて』
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003m15_1.html
2016年7月23日14時20分に産経新聞から、海外こぼれ話として、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『一枚のコインで大惨事…医師も驚く重症の原因は?』
http://www.sankei.com/affairs/news/160723/afr1607230020-n1.html
米オクラホマ州の女性(48)が太ももの裏側にひどいやけどを負った。
車のカップホルダーに置いていたコインが炎天下で熱せられ、座席に落ちたことが原因。
水ぶくれができて、4日後に病院に行くと、医師も驚く重い症状だった。
米メディアが伝えた。
女性は回復に向かっているが、患部には円状の赤い痕が残る。
「座席のコインには注意が必要よ。脚にやけどを負った子供なんて見たくないもの」と警告している。
(ブログ者コメント)
フロントグラスにつけた吸盤とかダッシュボード上に置いていたペットボトルで日光が収斂し車内で火がついた、といった事例は、しばしば目にすることがあるが、今回のような事例は、ブログ者にとって初耳だ。
2016年7月23日9時9分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『電動車いす安全確保へ設計変更も 消費者事故調が防止策提言』
http://www.sankei.com/life/news/160723/lif1607230027-n1.html
消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、22日、高齢者らがハンドルで操作するタイプの電動車いすで相次ぐ事故の調査報告書を公表した。
再発防止策として、ハンドル部にあるアクセルレバーを軽く押すだけで意図せずに発進してしまう設計の見直しや、前輪近くの路面が見える構造への変更などを提言した。
事故調によると、ハンドル操作型の電動車いすでは、平成20~26年に死亡36件、重傷15件の、計51件の重大事故が発生している。
踏切内で立ち往生して列車と衝突した事故や、道路脇への転落、急な下り坂を走行中に壁などに衝突した事故があった。
事故調は、高齢化の進展で今後も増えるとみて、調査を開始。
踏切の手前で停止中に、体調不良などで前のめりになってアクセルレバーに触れたのが原因とみられる事故があり、簡単に発進しない設計への見直しを求めた。
さらに、前輪近くの路面が見えにくい構造のため、段差や凹凸に気付かない恐れもあるとして、視界を遮らない構造や素材に変えるよう促した。
急な坂道にさしかかると警告音が出る製品提供も呼びかけた。
電動車いすには、アクセルレバーを強く握ると自動停止する安全装置がある。
だが、事故調が利用者約380人に行った調査では、4割が安全装置を「知らない」とし、9割が安全運転講習を受けた経験がないと答えた。
事故調は、「運転や危険の回避に必要な知識や技能が不足している」として、教育・訓練を継続的に行い、身体能力や運転適性を定期的に確認するよう国に要請した。
業界団体「電動車いす安全普及協会」(浜松市)によると、ハンドル型の電動車いすの累計出荷台数は47万台。販売価格は1台約30万~40万円が多い。
(ブログ者コメント)
報告書概要版(全15ページ)は下記参照。
15事例の概要や分析結果等が掲載されている。
http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/9_houkoku_gaiyou.pdf
2016年5月21日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5902/
第2報(修正2)は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5946/
(2016年7月31日 修正3; 追記)
2016年7月23日7時0分に毎日新聞から、祭り中止の申し立ては却下されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『諏訪大社「御柱祭」 特別抗告該当せず 中止申し立て棄却』
http://mainichi.jp/articles/20160723/k00/00m/040/129000c
長野県・諏訪大社の「御柱祭」での転落死事故を受け、祭りの事実上の中止を命ずる仮処分の申し立てに対し、最高裁は、「特別抗告の事由に該当しない」として棄却した。
決定は7月15日付で、申し立てた箱山弁護士は、「国民が国家に対して生命尊重を求める権利があるのかないのかを、最高裁として判断を出してもらいたかっただけに、棄却理由に明記がないのは残念だ」と話している。
6年ごとに開催される祭りでは、ほぼ毎回事故死者が出ており、今年も5月5日に大木を垂直に立てる「建て御柱」で、高さ15mの木の上部から氏子の男性(当時41歳)が転落死した。
箱山弁護士は、祭りの度にけが人や死者が出るのは人命軽視に当たるとして、安全対策が講じられるまで、境内の使用を禁じる仮処分を長野地裁諏訪支部に申し立てた。
諏訪支部は、「申立人(箱山弁護士)には、仮処分で守られるべき権利はない」などとして却下、即時抗告を受けた東京高裁も棄却した。
このため、「生命や自由、幸福追求に対する国民の権利を尊重するとする憲法13条から導かれる『国家に対して生命尊重を求める権利』が国民にあり、犠牲者が相次ぐ祭りの中止を求める」などとして、5月16日に最高裁に特別抗告していた。
最高裁決定は、棄却理由について、「違憲を言うが、実質は単なる法令違反を主張するもので、特別抗告の事由に該当しない」とした。
転落死事故を巡っては、箱山弁護士らが諏訪大社宮司を業務上過失致死容疑で告発、県警諏訪署が捜査している。
ちなみに、2016年5月5日付で毎日新聞長野版から、事故時のやや詳しい様子が下記趣旨でネット配信されていた。(第1報掲載時の関係記事チェック漏れ)
『御柱祭死亡事故 落下直後ロープ接触 体の向き変わり頭から』
http://mainichi.jp/articles/20160507/ddl/k20/040/007000c
亡くなった氏子の男性は、落下直後、柱から伸びる作業用ロープに接触して体の向きが変わり頭から落ちたことが、目撃者らの話で分かった。
警察や関係者によると、事故は5日夕、「本宮一」の柱(高さ15m)を境内に建てた後、足場や安全帯取り付け用として柱に巻かれていた綱の撤去作業中に起きた。
柱の先端付近で作業をしていた男性は、突然、ぶら下がるような格好になり、足から落下。
登り下りのため、柱から地面に斜めに張られたロープに接触し、柱の根元にあった掘削用の重機の屋根に頭から落ちたという。
本宮一は、同市の豊田・四賀地区が担当。
男性ら6人が、安全管理者として、綱の撤去にあたっていた。
男性ら40人は、祭りの間の約1時間、直立した柱にしがみついていた。
「時間が長く、体力を消耗する」という氏子の声もある。
2016年7月19日10時11分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『「熱中症診断」 実は脳梗塞…家族「すぐに分かれば」』
http://mainichi.jp/articles/20160713/k00/00e/040/230000c
夏に倒れて熱中症と診断されたものの、実は脳梗塞で、治療が遅れて後遺症に苦しむケースがある。
茨城県古河市の県立高1年、柳澤さん(男性、16歳)は、昨年夏、ソフトテニス部の練習中に倒れた。
3度の手術を経て奇跡的に一命を取り留めたが、失語症と右半身まひの重い障害が残った。
家族は「すぐに脳梗塞と分かっていれば……」と、悔やみ切れない思いを抱えている。
柳澤さんの日常が一変したのは、昨年8月3日。最高気温35℃の「猛暑日」だった。
午後から校内のテニスコートで練習していたが、普段はしない空振りが続いた。
中学3年のダブルス県大会で8強まで進んだ腕前では考えられない。
他の部員が「おかしい」と感じたころには、まっすぐ立っていられなくなっていた。
部室で横になっても変わらず、救急車で病院に搬送された。
家族は医師から、血液検査で熱中症に顕著な数値が出たうえ、コンピューター断層撮影(CT)で脳に異常が確認されなかったため、熱中症と診断したと聞いた。
夜、自宅に連れ帰ったが、問いかけに「うん、うん」と答えるだけで、症状は改善しない。
それどころか、右半身が全く動かないことに気付き、再び病院へ。
磁気共鳴画像化装置(MRI)の検査で、脳梗塞と診断された。
転送先の大学付属病院で、左脳の機能の3分の2が失われ、右半身まひと失語症になったと判明。
命の危険もあったが、3度の手術に耐えた。
術後の回復の早さは、医師を驚かせた。
柳澤さんの失語症は、人が言うことを理解できるものの、思ったことを言葉に置き換えて話したり、書いたりすることができなくなる。
当初はオウム返しが多かったが、今は簡単な会話ができる。
ただし、複雑な文章は理解に時間がかかるため、高校の授業についていくのは難しい。
リハビリもあって登校はできず、2年生には進級できなかった。
右半身も、少しずつ動くようになってきた。
半年前まで車椅子だったが、今は自力で歩けるようになった。
遊びに来る部員や級友たちの存在も励みになっている。
「早く学校に戻りたい」と願う。
柳澤さんの父(47)は、「最初に搬送された病院でMRI検査をしていれば」と悔やむが、病院側の責任を問う考えはないという。
「訴えて息子の症状が改善するならそうするが、学校に戻りたがっている彼にとってプラスにならない。前を向くことのほうが大切だ」といい、「同じ悲劇が起こらないように、病院や学校現場も誤認しやすいということを理解してほしい」と話した。
めまいや頭痛、ふらつき、しびれ−−。
真夏にこうした症状が出た場合、まず熱中症が疑われるが、これらは脳梗塞など脳卒中にも共通する症状だ。
専門家によると、発症直後に熱中症と脳卒中を見分けるのは難しい。
柳澤さんのように脳梗塞なのに熱中症と診断されたケースがどれほどあるのか、統計はなく、不明だ。
特に、脳卒中のリスクが低い若者の場合、夏にこうした症状があれば、一般的に熱中症と診断される可能性が高い。
脳出血がなければCTにも異常は映らず、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)脳血管内科の古賀医師は、「言葉が正常かどうか、体の一部がまひしていないかなどを確認するしかない」と指摘する。
熱中症が脳梗塞を引き起こすこともあるという。
訴訟に発展したケースもある。
東大阪市立中学の生徒だった女性が、2010年、バドミントン部の練習中に熱中症になり脳梗塞を発症して左半身にまひが残ったとして、損害賠償を求めて提訴。
大阪地裁は、今年5月、学校の注意義務違反を認め、市側に約410万円の支払いを命じる判決を出した。
日本スポーツ振興センターによると、10年には、小学4年女児が体育で走った後、頭痛を訴えて倒れ、病院で脳梗塞と診断された。
05年には、中学1年男子生徒がリレー競技中に、小学3年女児が水泳の授業中に、それぞれ脳梗塞を発症し、障害が残った。
「脳卒中と脳梗塞」
脳卒中は、脳の血管障害から突然起こる病気の総称。
血管が詰まって血液が流れなくなり、脳の組織が壊死する脳梗塞と、血管が破れて出血を伴う脳出血、くも膜下出血に大別される。
脂肪分の多い食生活や運動不足などから、脳梗塞が増えている。
2016年7月23日18時4分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『慰霊の登山道で日航社員滑落死』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1066979151.html?t=1469394578262
来月の日航ジャンボ機墜落事故の追悼行事に向けて、群馬県の山中の墜落現場に通じる登山道を整備していた日本航空の社員が、23日、登山道から滑落して死亡した。
23日午前10時前、日航ジャンボ機墜落事故の現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に通じる登山道から男性が滑落したという通報が消防に入った。
男性はヘリコプターなどで病院に搬送されたが、頭を強く打っていて死亡した。
警察によると、死亡したのは日本航空で墜落事故の遺族の対応にあたる「ご被災者相談室長」の相馬さん(59)。
警察によると、相馬さんはほかの7人の社員や登山道の管理人とともに、昭和60年8月12日に起きた墜落事故の追悼行事に向けて登山道を整備していて、丸太がずれないようにくいを打つ作業をしていたところ、足を滑らせ、50mほど下に滑落したという。
この登山道は、毎年、事故が起きた8月12日に多くの遺族などが慰霊のために利用することから、日本航空などが定期的に整備している。
警察は、一緒にいた社員などから話を聞いて、当時の詳しい状況を調べている。
相馬さんと一緒に作業をしていた登山道の管理人、黒沢さんは、「登山道の一部の木が腐って悪くなったところを修理していた最中でした。墜落事故のあと30年間、大きな事故がなかったのでとてもショックです。きのう雨が降って、足元が悪かったのが悔やまれます」と話していた。
7月24日15時58分に毎日新聞からも、同趣旨の解説的記事がネット配信されていた。
『御巣鷹の尾根滑落死 「安全願う場」に衝撃』
http://mainichi.jp/articles/20160724/k00/00e/040/145000c
1985年に日航ジャンボ機が墜落した群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」で、登山道の整備中に発生した滑落事故は、関係者に衝撃を広げた。
滑落死した日航社員の相馬さん(59)は約7年前から、登山道の整備と墓標の修復を担当する「登山支援班」の現場責任者として何度も現地を訪問。
「安全を願う場」で起きた事故に対し、関係者はショックを隠せない。
「これまで30年間、こんな重大な事故はなかった。こういう事故が起きて、寂しい」
御巣鷹の尾根の管理人、黒沢さん(73)は、動揺した様子でこう語った。
毎年夏、墜落事故のあった8月12日に合わせ、全国から慰霊登山者が相次ぐことから、黒沢さんはこの時期に登山道などの補修作業に従事。
事故が発生した時も、相馬さんと一緒に作業をしていたという。
近年、御巣鷹の尾根には高速バス事故による遺族なども訪れ、広く公共交通の安全を願う「慰霊の場」となっている。
事故発生から30年となった昨年は約1万8300人が慰霊登山し、今年も多くの人の来訪が予想される。
黒沢さんは相馬さんについて「安全安心な登山道づくりのため、一緒に汗を流して頑張ってきた。山のことを一番、熱心に考えてくれていた人だった」と振り返った。
相馬さんらが作業をしていた登山道の道幅は1m前後で、すれ違うのが困難なほど狭い箇所もある。
勾配も激しく、道端には急な斜面が広がる。
事故のあった23日は前日の雨で登山道の斜面がぬかるみ、足を滑らせやすい状態だった。
日航ジャンボ機事故の犠牲者の家族は年々高齢化しており、つえをついて登る人も少なくない。
一方で、勾配がきつい山道で土や石に足をとられたり、登山口で断念したりする人も目立つようになっている。
関係者は「遺族の高齢化が進む中、より登りやすい登山道を目指していきたい」と整備に力を入れてきただけに、今回の事故の衝撃は大きい。
黒沢さんは「これから先の対応はJAL、村と話し合って決めていきたい」と話した。
(ブログ者コメント)
なんとも、やるせない事故が起きてしまった。
毎日新聞記事と同様、どうして安全を願う場で・・・という気持ちだ。
(2017年6月21日 修正1 ;追記)
2017年6月19日12時13分にNHK群馬から、日航が労基署から是正勧告を受けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『社員滑落死事故で日航に是正勧告』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064384031.html
この事故で、日本航空は適切な安全対策を怠ったとして、労基署から是正勧告を受けていたことがわかった。
日本航空によると、この事故で日本航空は、落下の危険性がある場所で作業をする際に必要な足場や手すりを設ける安全対策を怠ったとして、ことし2月、労基署から是正勧告を受けたという。
これを受けて会社では、急な勾配がある斜面では作業をしないことや整備作業の際に足場を設けるなどの安全対策を盛り込んだ報告書を労基署に提出したという。
日本航空広報部は、「安全対策を確実に実施して、同様の事故を二度と起こさないようにしたい」と話している。
2016年7月22日19時52分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『女川原発で警報誤作動』
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160722/4226351.html
東北電力が再稼働を目指している女川原発の2号機で、作業員が誤った操作をしたところ、地震の揺れを感知して原子炉を自動停止させる警報が作動していたことがわかった。
女川原発では、平成27年9月にも作業員のミスで停電が相次いでいて、国の原子力規制庁は、東北電力に対し、再発防止策を取るよう指導した。
東北電力によると、7月8日、女川原発2号機で「フィルターベント」と呼ばれる安全装置の設置工事をしていたところ、地震計が揺れを感知して、原子炉を自動停止させる警報が作動した。
東北電力が原因を調べたところ、作業員が誤って、設置工事で停止させた地震計を復旧させる際に、誤作動を防ぐために必要な地震計の本体にあるボタンを押す作業を行わなかったという。
この作業は、原発の手順書にも記されていなかったという。
東北電力は、「女川原発2号機は、現在、運転を停止しているため、発電所の設備への影響はなかった」と説明している。
女川原発では、平成27年9月にも、作業員のミスで2日間に停電が2回相次いで起きていて、原子力規制庁は東北電力に対し、再発防止策を取るよう指導した。
東北電力は、「深く反省し重く受け止めています。再発防止策を実施し、安全対策に万全を期していきたい」と話している。
(ブログ者コメント)
東北電力HPに7月22日付で、以下のプレスリリースが解説図付きで掲載されていた。
『女川原子力発電所2号機警報発生事象に対する女川原子力規制事務所からの指導文書の受領について』
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/atom/1192384_1065.html
主だった記述は下記。
当該事象が発生した女川2号機では、原子炉格納容器圧力逃がし装置(フィルタベント系)の設置工事に伴い、原子炉建屋に設置されている地震計のケーブルが干渉する可能性があったことから当該ケーブルを撤去するため、地震計を停止しておりました。
当該個所のケーブルの復旧作業が終了したことを受け、平成28年7月8日、地震計を復旧したところ、当該警報が発生しました。
原因は、地震計を通常状態に復帰させるための地震計本体にあるボタン(復帰ボタン)を押さないまま復旧したために発生したものです。
本事象により警報が発生したものの、機器の動作はありませんでした。
2016年7月22日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月23日6時25分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『標識90度回転…駐車違反を6件誤摘発 草加の交差点、反則金を還付』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/07/23/04.html
『埼玉県警、誤って駐禁取り締まり 理由は標識が…』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7Q5RPJJ7QUTNB00Z.html
県警は、22日、草加市にある駐車禁止を示す道路標識の設置ミスにより、記録が残っている2006年6月~今年5月に、誤って6件の駐車違反を取り締まったと発表した。
県警によると、標識が設置されているのは、草加市青柳5丁目の交差点。
電柱に取り付けられていた標識が90°回転し、駐車禁止ではない道路の方向に誤って表示されていた。
今年5月27日、違反者を審査していたところ、ミスが発覚した。
既に納付済みだった他の5件について、反則金や違反金を還付したという。
設置ミスが起きた時期は不明だが、標識が設置された1986年か、交換した99年の可能性が高いという。
県警は、年内に、県内にある約1000区間内の標識を一斉点検し、標識の設置状況を確認する方針。
県警は、「標識や交通規制の確認を徹底し、再発防止に努めたい」と話した。
(ブログ者コメント)
設置場所は正しかったが、取り付ける位置?方向?角度?が間違っていた事例。
安全標識で同様なケースが起こらないか、標識一覧をザッと見直してみたが、該当しそうなものは見当たらなかった。
2016年7月22日7時4分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『学校プール、飛び込みで事故多発…浅い水深多く』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160721-OYT1T50152.html
学校のプールに飛び込み、重い後遺症の残る重大事故が最近18年間で31件発生したことが、日本スポーツ振興センター(JSC)の統計で分かった。
プールの底に頭をぶつけ、頚椎を損傷するケースがほとんどで、スポーツ庁などが注意を呼びかけている。
JSCは、1998~2015年度、学校管理下で発生した災害共済給付事例を調査。
脊髄損傷109件のうち、プールへの飛び込みが原因とされる事故が最多の30件に上った。
学校のプールは文部科学省の水深基準がなく、溺れることを防ぐために、約1mと浅いものが多い。
名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は、「水深1mでは、上級者も頭を打つ恐れがある」と指摘する。
内田准教授によると、飛び込みによる重大事故は、83~13年度の31年間で169件あった。
(ここまで346文字 / 残り214文字は有料)
(ブログ者コメント)
○内田准教授といえば、本ブログで、以前、組み体操の危険性を前から指摘してきた人物として紹介した人だ。
YAHOOニュースには、組み体操と同様、学校プールでの飛び込み危険を指摘する氏の数件の投稿?記事が掲載されている。
以下は、記事の一例(冒頭のみ転載)。
『学校のプールでまた飛び込み事故 授業では全面禁止を!!』
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20150719-00047677/
いったい何回「コピペ」の事故が続けばよいのだろう。
学校のプールでまた、まるでいつものことのように、重大事故が起きた。
被害者は、長野県立の高校に通う3年生の男子生徒。14日午前の出来事であった。
水泳の授業中に、スタート台からプールに飛び込んだ際に、頭部をプールの底にぶつけて、首を骨折したという。
昨年の7月、名古屋市立の中学校で、水泳の授業時に2年生男子生徒がスタート台から飛び込みをして首を骨折し、首より下に麻痺が残った。
今年6月には、岐阜県多治見市立の中学校で、体育の授業中にスタート台からプールに飛び込んだ3年生の男子生徒が、プールの底に頭部を打ち、全身がしびれた状態となった(詳細は不明)。
水泳の授業時に、スタート台から飛び込み、頭部を底に打ちつけて、重度障害・傷害を負う。
日付と学年を書き直しただけの、まるでコピペの事故が続いている。
生徒には、車いすや寝たきりの生活が待っている。
・・・・・・・
○一方、文科省からは、下記の通知が平成15年6月2日付で出されている。
『水泳等の事故防止について』
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20030602001/t20030602001.html
二 プールにおける事故には、スタート時に、逆さまに深く入水し、水底に頭部を打ちつけて起こるものが少なくないので、スタートの指導については、個人の能力に応じた段階的な取り扱いを重視し、教師等の指示に従い、水深や水底の安全を確かめ、入水角に注意するなど、安全に配慮した慎重な指導を行うこと。
さらに、最近、一定の技能を身につけている児童・生徒がスタート時の重大事故に遭った事例が報告されていることにも留意すること。
また、入水の際、無理な息こらえや必要以上に深呼吸を繰り返し行わせることなどによる重大事故事例も報告されているので十分注意すること。
2016年8月5日19時16分にNHK東海NEWS WEBから、内田氏の飛び込み事故調査結果に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『学校プール飛び込み事故相次ぐ』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160805/4460301.html
学校のプールで子どもが飛び込んだ際に頭を打つなどして後遺症を負った事故が、おととしまでの32年間に172件にのぼることが、名古屋大学の調査で分かった。
この調査は、名古屋大学教育学部の内田良准教授が、日本スポーツ振興センターの資料をもとにまとめた。
それによると、学校のプールに飛び込んだ子どもが後遺症を負う重大な事故が、おととしまでの32年間に172件起きていたことが分かった。
事故の多くがプールの底にぶつかったことによるもので、9割にあたる154件は頭や首を損傷して、まひなどの障害を負っていた。
頭や首の事故を分析したところ、学校別では中学校での事故が最も多く50.6%、高校が32.5%、小学校が16.9%だった。
また、事故の半数近くが授業中に起き、3分の1が部活動中だった。
文部科学省は、学習指導要領で、小中学校では「水中からスタート」するよう求めていて、飛び込みについては、高校で初めて「段階的な指導を行う」と記している。
調査を行った内田准教授は、「学校のプールは水深が浅く、少しでも飛び込み方を間違えると頭を打って重大な事故になる。授業では飛び込みの禁止を徹底することが大事だ」と話している。
2016年7月22日12時12分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『静岡 校内で育てたジャガイモ食べ児童25人食中毒』
http://mainichi.jp/articles/20160722/k00/00e/040/213000c
静岡県は、21日、藤枝市内の小学校で、校内で栽培したジャガイモを調理して食べた6年生約140人のうち25人が嘔吐や腹痛の症状を訴えたと発表した。
重症者はなく、全員快方に向かっている。
県衛生課によると、児童は15日、12日に収穫したジャガイモを皮ごとゆでて食べた後に発症。ジャガイモから「ソラニン類」が検出された。
ソラニン類は、ジャガイモの芽や緑色の部分に含まれる自然毒。
ジャガイモの収穫後、日光や部屋の光に長時間さらしたり、傷つけたりするとソラニン類が発生するという。
県内では、ジャガイモによる食中毒は44年ぶり。
同課は、「収穫後は涼しくて暗い場所で保管し、早めに消費して」と呼びかけている。
(ブログ者コメント)
ブログ者が気付いた範囲では、2012年以降、毎年1件、小学校で栽培したジャガイモを食べての食中毒事例が起きている。(各事例とも本ブログ掲載済)
2016年7月22日20時23分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
7月22日20時34分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『ホーム監視モニター転倒…東京メトロ原木中山駅』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160722-OYT1T50167.html?from=ycont_top_txt
『東京メトロ・原木中山駅で監視モニター倒れる』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2827826.html
22日午後1時55分頃、東京メトロ東西線原木中山駅(千葉県船橋市)の上り線ホームで、車掌が発車前にホームを監視するためのモニター(高さ約3m、重さ約127kg)が支柱ごと倒れているのを乗客が見つけた。
けが人はなく、支柱部分の腐食が原因だという。
乗客が発見する直前、支柱が折れてモニターが倒れるのが監視カメラに映っていたという。
東京メトロによると、モニターはホームの終端から8.6m離れた場所に設置されており、今年5月25日、目視で点検した際には異常はなかったという。
同社では、23日始発までに、モニターを天井からつり下げて仮復旧させる。
また、東西、丸ノ内、有楽町の3路線に設置されている同型の自立型モニター計10台の緊急点検も実施するという。
(ブログ者コメント)
TBSの映像によれば、モニターはホーム点字ブロック帯の端から10cm程度離れた場所に設置されていた模様。
ただ、破断面の写真や映像が掲載されていないので、根元腐食だったかどうかは不明。
今後は、目視点検だけでなく、揺らしてみる点検に変更になるかもしれない。
以下は、東京メトロHPに掲載されているニュースリリース(抜粋)。
『東西線原木中山駅車掌用監視モニター転倒について』
http://www.tokyometro.jp/news/2016/156456.html
7月22日(金)13時54分頃、東西線原木中山駅2階中野方面ホーム第1車両付近に設置している自立型の車掌用監視モニターが転倒している旨、お客様からホーム上のインターホンを通じて駅事務所の駅係員に申し出がありました。
現地を確認したところ、ホーム終端から8.6mに設置している自立型の車掌用監視モニター(高さ:約3m、モニターの大きさ:縦約60㎝×横約60㎝×奥行約60㎝、総重量(支柱含む):約127㎏)がホーム上に転倒していることを認めたため、回収いたしました。
なお、お客様にお怪我等はありませんでした。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。