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2016年5月31日17時56分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」によって肺がんや脳卒中などで死亡する人は、国内で年間およそ1万5000人に上るという推計を、国立がん研究センターのグループがまとめた。
この推計は、31日の世界禁煙デーにあわせて厚労省が東京・千代田区で開いたシンポジウムで、国立がん研究センターのグループが報告した。
それによると、研究グループでは、まず、国内外の論文を参考に、肺がんや心筋梗塞、それに脳卒中で死亡した人で「受動喫煙」があったかどうかを、2つのグループに分けて比較した。
その結果、受動喫煙があった人のほうが、こうした病気で死亡する危険性が1.28倍高まっていることから、これを国内の統計に当てはめ推計すると、受動喫煙が原因で死亡する人は、年間およそ1万5000人に上るという。
このうち、肺がんでは女性でおよそ1850人、男性でおよそ620人、心筋こうそくでは女性でおよそ2880人、男性でおよそ1570人、脳卒中では女性でおよそ5680人、男性でおよそ2320人が死亡していると推計されるという。
研究をまとめた国立がん研究センターの片野田耕太がん登録統計室長は、「法律で公共の場所を禁煙にするなど、社会全体で受動喫煙防止について考えていかなければならない」と話している。
出典
『受動喫煙で死亡 年間1万5000人と推計』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160531/k10010541521000.html
5月31日20時9分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
受動喫煙が原因で死亡する人が、国内では年約1万5千人に上るという推計結果を厚生労働省の研究班がまとめ、世界禁煙デーの31日、発表した。
受動喫煙と病気の因果関係がわかっている4つの病気で、非喫煙者と比べたリスクや、職場や家庭での受動喫煙割合の調査などから、年間死亡数を推計した。
病気別には、肺がん2484人、心筋梗塞などの虚血性心疾患4459人、脳卒中8014人、乳幼児突然死症候群73人。
男女別(乳幼児を除く)では、男性が4523人、女性が1万434人。
女性が2倍以上となる理由について、国立がん研究センターの片野田・がん登録統計室長は、「家庭内での受動喫煙率が、女性が圧倒的に高いため」と説明する。
世界保健機構(WHO)によると、2014年時点で、英国、カナダ、ブラジル、ロシアなど、49カ国が法律で公共の場所を屋内全面禁煙にしている。
片野田さんは、「死亡数を下げるために、日本も屋内禁煙の法制化が必要だ」と話している。
出典
『受動喫煙原因、国内で年間1.5万人死亡 厚労省推計』
http://www.asahi.com/articles/ASJ5032JVJ50ULBJ003.html
2016年5月31日7時30分に毎日新聞から、分布図の具体例付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は、今年度、開発中の「建物倒壊推定システム」を使い、全国97カ所の主要活断層帯で大地震が発生した場合、どこでどれだけの建物が倒壊するかを示す推定分布図を作製することを決めた。
被害が集中しやすい地域を予想し、自治体の防災計画や人命救助に役立ててもらう。
今年度内の公表を目指す。
熊本地震では、熊本、大分両県で家屋計約8000棟が全壊、計約1万8000棟が半壊した。
同研究所は、最大震度7を記録した4月14日の前震と16日の本震のデータを使って同システムを試行。
各地の震度や地盤の強さのほか、個々の建物が築何年か、木造かコンクリート造かなどのデータを基に、全壊建物の推定分布図を作った。
その結果、多数の建物全壊が予想された地域は、熊本県益城町を中心に、実際に被害が大きかった地域と、おおよそ一致したという。
同研究所は、全国97カ所の主要活断層帯ごとに、震源域や揺れの大きさなどを変えた複数のシナリオを用意し、計約1000枚の推定図を作製。
防災に活用できるよう、地元自治体に提供する。
推定図では、250m四方ごとに、何棟が倒壊するかを示す。
さらに、大地震が起きた場合には、実際の観測データを基に10分ほどで推定図を作り直し、家屋の下敷きになった住民がいるおそれのある地域を特定するなど、救助活動にも活用する。
今年度、2億3000万円の政府予算を受ける。
島尻安伊子科学技術担当相が、近く発表する。
出典
『97活断層帯 建物倒壊推定し分布図 大地震想定し作製へ』
http://mainichi.jp/articles/20160531/k00/00m/040/095000c
2016年5月31日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都新宿区の病院の手術室で、今年4月、手術中の患者に掛けられていた布に火がつき、患者が大やけどを負う事故が起きていたことが分かった。
当時、レーザーメスを使用しており、警察は、業務上過失傷害容疑で医師から事情を聴くなど、捜査を進めている。
警察や関係者などによると、4月15日午前10時半ごろ、同病院5階の手術室で、産科・婦人科の医師が30代の女性患者の手術を行っていたところ、女性に掛けていた手術用の布(ドレープ)に火がついた。
医師は生理食塩水で消したが、女性は腕や足などにやけどを負った。
女性は重傷で今も入院中だが、命に別条はないという。
この手術で、医師はレーザーメスを使用していた。
レーザーメスと出火との関係は判明していないが、警察は、医師による誤使用や機器の不具合などを視野に入れて、原因の解明を進めている。
同病院は患者側に謝罪。
東京都や厚労省関東信越厚生局に事故を報告し、第三者による調査委員会を設けて、原因の調査を始めている。
同病院経営企画・広報室は、「調査結果が出た段階で経緯を公表する方向で準備を進める」としている。
レーザーメスは人工の光であるレーザーを利用する医療機器で、熱の作用により止血をしながら切開することができる。
電気メスに比べて切開がスムーズにできるなどの利点があるとされ、皮膚科や外科など、幅広い分野で使われている。
同病院のホームページによると、病床数は1015床。
高度な医療を提供することで診療報酬の優遇が受けられる「特定機能病院」に指定されている。
出典
『手術中出火、患者重傷 レーザーメス使用 東京医科大』
http://mainichi.jp/articles/20160531/ddm/041/040/110000c
(2016年10月30日 修正1 ;追記)
2016年10月29日17時53分に朝日新聞から、腸内ガスで発火した可能性が高いという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月29日8時6分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
同病院は、28日、患者の腸内ガスにレーザー照射で火がつき、手術用の布(ドレープ)に燃え移った可能性が高いとする外部の有識者の調査報告書を公表した。
火災は、4月15日、事故当時30代だった女性患者が子宮頸部にレーザーを使った手術を受けているときに発生。
患者が、腰回りや足の広範囲にやけどを負った。
外部調査委員会による検証実験をふまえた報告書によると、手術室内に可燃性物質はなく、手術機器も正常に作動し、異常加熱や漏電など、誤作動は確認されなかったという。
また、手術前の準備などにも問題はみつからなかった。
このため、「手術する空間に腸内ガスが入り込んだ状態でレーザー照射により着火、燃焼が広がって、最終的にドレープへの着火に結びついた」との判断をまとめた。
ただ、腸内ガスを使った厳密な再現実験などができないことから、「可能性の域を脱することができない」とした。
調査委のレーザー装置の製造元への聞き取りでは、国内外で同様の事故の報告はないという。
報告書は、安全対策を講じるとともに、他の医療機関などに周知することを病院に求めた。
同病院の産科・婦人科では、同じ手術を中止している。
担当者は、「今後は報告書を踏まえて対応する。患者には誠意を持ってあたっている」としている。
出典
『手術中にやけど「腸内ガスで着火の可能性」』
http://www.asahi.com/articles/ASJBY45WWJBYULBJ001.html
『レーザー手術やけど 患者腸内ガス着火か』
http://mainichi.jp/articles/20161029/k00/00m/040/161000c
2016年6月4日8時1分にgooニュース(福井新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月4日19時10分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福井市足羽小の校庭にある鉄製のゴールに、同校の男子児童(6年)がぶら下がって遊んでいたところ、弾みでゴールが倒れ、児童が下敷きになり顔の骨を折る重傷を負ったことが、3日、分かった。
児童は下校した後、再び学校を訪れ、遊んでいたらしい。
事故を受け県教委は、2日、県内の公立小中高校に対し、事故防止の必要な設備の点検と事故防止措置をとるよう、文書で通知した。
同市教委も、市内の公立小中学校に同日、体育器具や遊具の安全確認をするよう、文書で通知した。
今後、各校の安全確認の調査結果や防止策を確認するとしている。
同校によると、事故は31日午後5時40分ごろ発生した。
倒れたゴールは校庭に設置されていたもので、高さ2m、幅3m60cm、奥行き1m20cm。
校庭内で移動させるために、地面に固定などはしていなかったという。
そばに同級生の男児がいたが、けがはなかった。
校庭では、当時、野球のスポーツ少年団が練習しており、スポ少の指導者が事故に気づき、学校側に知らせるとともに、119番通報した。
同校では、児童らに話を聴くなどして、詳しい原因を調査している。
また、設備の点検を進めているほか、全校児童に対して、遊具などで遊ぶときは危険な使い方をしないよう、改めて指導したという。
市保健給食課の川上課長は、「大きい事故だと認識している。学校の管理責任をきちんと調査し、保護者に真摯に対応する」としている。
出典
『鉄製ゴール倒れ男児が下敷き、重傷 福井県教委など事故防止へ通知』
http://news.goo.ne.jp/article/fukui/nation/incident/fukui-20160604081632192.html
『ゴール倒れ男児重傷で県が通知』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055880921.html?t=1465071350346
2016年5月31日18時59分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前11時半すぎ、鳴門市大津町の印刷会社、「西日本印刷」の敷地内で、動けなくなったフォークリフトをトラックでけん引していたところ、フォークリフトが横転した。
この事故で、フォークリフトに乗っていた、この会社の社員の土橋さん(男性、54歳)がフォークリフトの下敷きになり、病院に運ばれたが、頭などを強く打っていて、およそ2時間後に死亡した。
警察や会社の関係者によると、当時、会社の隣の経営者の男性の自宅にある庭木の剪定作業をするため、当初、経営者がフォークリフトに乗って木にロープをかけ、会社の敷地から引っ張っていたということで、土橋さんは、他の社員とともに作業を手伝っていた。
その作業中にフォークリフトが砂利にタイヤを取られて動けなくなったため、経営者がトラックでけん引して動かそうとした際、代わりに土橋さんがフォークリフトに乗っていたところ、横転したという。
警察は、当時、現場にいた会社の関係者から話を聞くなどして、事故の原因を調べることにしている。
出典
『フォークリフト横転1人死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025756081.html?t=1464729735826
2016年5月30日11時17分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島市で昨年10月、全盲のマッサージ師の山橋さん(男性、当時50歳)がバックしてきたトラックにはねられて死亡し、盲導犬「ヴァルデス号」も巻き添えとなって死んだ事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた徳島市の会社員男性(39)に、徳島地裁は30日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した。
坂本裁判長は判決理由で、「土曜日で交通量が少ないため気を緩め、後方の安全確認を十分せずに被害者を見落とし、基本的な注意義務を怠った過失は大きい」と指摘。
騒音を注意されて以来、バック時の警報音装置を止めていた点にも触れ、「安全配慮が十分とは言い難かった」と述べた。
その上で、「盲導犬に誘導されて歩いていた被害者に落ち度は認められず、失明を乗り越えて社会生活を営む中で事故に遭い、長年のパートナーだった盲導犬と共に突然命を失った無念さは察するに余りある」とした。
一方、執行猶予の理由を、「無謀運転の事案ではなく、事故前の日常の運転に大きな問題があったとは認められない。謝罪や反省の意を示し、二度と運転しないことを決めている」と説明した。
判決後、山橋さんの母(78)は、公益財団法人「徳島の盲導犬を育てる会」を通じ、「警報音を義務化していただきたい。(事故を機に)社会が変わっていかないと、息子とヴァルデスの死が無駄になる。そのことを踏まえて、法が改正されるよう願っている」とのコメントを出した。
判決によると、昨年10月3日午前8時ごろ、徳島市の市道で資材置き場に入ろうとバックした際、後方の安全確認をせず、山橋さんとヴァルデス号をはねて死なせた。
被告は4月の初公判で起訴内容を認めていた。
出典
『運転手に有罪判決 全盲男性の死亡事故で徳島地裁 』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H4X_Q6A530C1CC0000/
5月30日14時02分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
被告は公判で、「取引先に『うるさい』と怒られ、後進する際の警報音を切っていた」と述べていた。
出典
『全盲男性・盲導犬死亡 ダンプ運転手に有罪判決 徳島地裁』
http://mainichi.jp/articles/20160530/k00/00e/040/151000c
2016年5月31日20時9分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後11時ごろ、北海道北見市の国道333号で、通行していた車の運転手から「道路に大量の魚が落ちている」と警察に通報があった。
署員らが駆け付けたところ、佐呂間町から同市までの333号と、同市で交差し、美幌町につながる国道39号の約40km区間にタラやコマイ、カレイなど、計7.5トンが散乱していた。
国土交通省網走開発建設部は、約5時間にわたって同区間を通行止めにし、魚を回収した。
警察によると、荷主として名乗り出たオホーツク地方の運送会社は、「トラックの荷台の留め金が腐食しており、扉が開いてしまった。魚を落としたことに気付くのが遅れた」と話しているという。
出典
『国道・魚散乱 40キロわたりタラなど7.5トン 北海道』
http://mainichi.jp/articles/20160601/k00/00m/040/050000c
5月31日20時33分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
オホーツク海側の佐呂間町から美幌町にかけての国道で道路上に大量の魚が落ちているのが見つかり、警察などが調べたところ、魚を落としたのは釧路方面に向かっていた運送業者のトラックだとわかり、詳しく事情を聞いている。
30日夜遅く、佐呂間町の国道333号から美幌町の国道39号線までのおよそ45kmの区間に、タラやコマイ、カレイなどが道路上に散乱しているのが見つかった。
この影響で、国道の一部が31日朝にかけて、およそ5時間にわたって通行止めになった。
警察や道路を管理する網走開発建設部が魚を落としたトラックを探していたところ、オホーツク海側の自治体に本社のある運送業者が名乗りでたという。
それによると、この業者のトラックが加工用の魚10トンあまりを乗せて釧路方面に向かっていたところ、荷台をとめる金具がゆるみ、このうち半分ほどの魚が少しずつ落下したとみられるという。
警察と開発建設部が、この運送業者から詳しく事情を聞いている。
出典
『魚の落下は運送トラックから』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160531/5744202.html
2016年5月30日18時21分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後0時5分ごろ、愛知県刈谷市の自動車ブレーキメーカーA社刈谷工場で爆発が起きたと119番があった。
工場2階でガス爆発が発生し、20~40代の男性従業員4人が負傷した。うち3人は軽傷で、1人は重傷の可能性があるという。
同社によると、従業員らは当時、ブレーキ部品の塗装ラインの「乾燥炉」で、不調だった排気ダクトを修理していた。
何らかの原因でガス爆発が起き、従業員は一時、全員が避難。工場は全面的に停止した。
同社によると、他の生産ラインは無事で、31日に操業を再開する見込み。
破損した塗装工程は、別の工場で代替する。
出典
『A社子会社でガス爆発=4人負傷、塗装ラインで-愛知』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016053000351&g=soc
5月30日19時25分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、爆発が起きたのは、4階建ての工場の2階部分にある製品に塗料を塗る工程で、近くにいた21歳から43歳の男性社員4人が、飛ばされた物が当たるなどしてけがをし、病院に搬送された。
このうち、21歳の男性はけがの程度が重いという。
調べによると、爆発が起きた工程では、30日朝、塗料を使う機械に不具合が起きて動かなくなったため、修理を行っていたという。
警察は、機械から出た可燃性のガスが排気ダクトの中にたまり、何らかの原因で引火して爆発した可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『自動車関連工場爆発 4人けが』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160530/5721861.html
5月31日付で毎日新聞中部版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
A社刈谷工場で30日発生した爆発事故で、爆発したのは塗装した部品をガスの熱で乾かす乾燥炉で、けがをした作業員らは、いずれも乾燥炉の修理中だったことが、警察などへの取材で分かった。
警察や同社などによると、負傷したのは21〜43歳の男性作業員4人で、1人が腰の骨を折ったとみられ、3人が軽傷だった。
工場では車のブレーキの関連部品を製造しており、爆発は、塗装工程を行う2階の乾燥炉で発生した。
乾燥炉に不具合があり、作業員らはこの日朝から排気ダクトを修理していた。
出典
『愛知・刈谷の車部品工場爆発 爆発は乾燥炉 作業員修理中』
http://mainichi.jp/articles/20160531/ddq/041/040/020000c
2016年5月30日12時02分にテレビ長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日19時19分にNHK長崎から、5月30日付で毎日新聞長崎版から、5月29日18時31分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
島原市のし尿処理施設のタンク内で、きのう小規模の爆発があり清掃中の作業員3人がやけどを負った事故で、業者は事前にタンク内のガスの濃度を測るなど、安全対策は行っていたとしている。
事故があったのは、島原市前浜町のし尿処理施設・島原市浄化苑にある、し尿の汚れを分解するための第一消化槽で、きのう正午ごろ、何らかの原因で爆発が起きた。
当時、市から委託を受けて、佐世保市の業者が消化槽の上部にたまった汚れなどを取り除く作業をしていて、タンクの上にいて槽内をのぞき込んでいた59歳の作業員の男性が頭やのどを、タンクの中にいた57歳と35歳の作業員の男性が頭や背中などにヤケドを負った。
病院に搬送されて手当を受けているが、意識はあり、けがの程度は2人が重傷、1人は軽いという。命に別条はないという。
島原市によると、タンクは高さ10mほど、直径は底のほうがおよそ15m、上の部分は3mほどあるという。
業者によると、消化槽では、汚れを分解する際にメタンガスや硫化水素が発生することがあるが、作業員は、事前にガスの濃度を測って安全確認を行っていたという。
また、発火については、作業員の服の静電気も可能性として考えられるとしている。
3人は、市から委託を受けて、年に1度の掃除をしていた。
出典
『し尿処理施設爆発事故 業者は事前にガス測定』
http://www.ktn.co.jp/news/2016053070625/
『浄化施設で出火 3人重軽傷』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035702211.html?t=1464642676035
『消化槽内で3人がやけど 島原・し尿処理施設』
http://mainichi.jp/articles/20160530/ddl/k42/040/224000c
『し尿処理施設で爆発 3人けが』
http://www.sankei.com/west/news/160529/wst1605290045-n1.html
5月30日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
施設によると、作業員は中で足場を組み、水面にたまった汚泥の泡をホースで吸引中だった。
浄化槽は、汚泥からメタンガスや硫化水素が発生するため、作業前に排気していたが、残ったガスに何らかの原因で火がついた可能性があるという。
(2016年6月18日 修正1 ;追記)
2016年5月30日付の長崎新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
市によると、タンクは紙などを取り除いた汚泥を貯める第一消化槽。
佐世保市の業者が内部にたまった汚泥の一部、50m3を取り除き、清掃していた。
上部にある2カ所の蓋(直径1.5m)から管を入れて排気したり、メタンガスや硫化水素などの可燃性ガス、酸素の濃度を測定したりしながら、作業を進めていたという。
2016年5月28日23時18分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後7時20分ごろ、JR北海道の指令センターにある、千歳線と室蘭線の信号やポイントなどを自動的に切り替えるシステムにトラブルが発生し、JRでは、一時、新札幌駅と東室蘭駅の間の区間で、手作業でポイントや信号を切り替えた。
この影響で、列車を間引いて運行しているため、札幌などと新千歳空港を結ぶ快速エアポート13本と、普通列車16本のあわせて29本が運休や部分運休となった。
JRによると、トラブルの原因は、システムのサーバーが置かれている部屋の配管の老朽化による水漏れだったという。
システムは、3時間近くたった午後10時に復旧し、JR北海道によると、ダイヤの乱れは今夜いっぱい続くものの、29日は通常通りの運行を予定しているという。
出典
『千歳線などでトラブル影響続く』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160528/5694301.html
5月29日19時21分にNHK北海道NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月30日0時16分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道の千歳線と室蘭線の列車運行管理システムは、28日に続いて29日午前7時すぎ、信号やポイントなどを自動的に切り替えるシステムにトラブルが発生し、これまでに、快速エアポートを含む65本が運休や部分運休となっている。
原因は、システムのサーバーが置かれている部屋の上の階にあるエアコンの結露を排水するための配管が詰まって水漏れしたためだと分かり、28日夜のトラブルは、水漏れを止め、部品を交換して28日中に復旧させたが、29日は、同じ装置の別の部品が不具合を起こしたという。
修理作業は29日正午ごろに終了したが、ダイヤは終日乱れ、札幌駅は2日連続で混乱が続いた。
JRは、ほかの部屋のエアコンの配管の点検も緊急で行うなどして、再発防止を図ることにしている。
出典
『JRトラブル原因は水漏れ』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160529/5698841.html
『JR北海道、制御装置が連日トラブル 1万3000人影響』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0275922.html
2016年5月31日6時35分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時ごろ、札幌市内のJR北海道指令センターで、千歳線と室蘭線の列車の信号やポイント(分岐器)を自動制御できなくなるトラブルが起きた。
同様の不具合は3日連続で、3日間で計140本が運休、部分運休し、計約3万1千人に影響した。
JRによると、28日に制御装置の一部が水に漬かったことが原因。
装置は、導入から25年たって部品調達が難しい部分もあり、動作が不安定な状態が続いているという。
31日は通常通りの運行を予定するが、装置の完全復旧のめどは立っておらず、JR北海道の大動脈になお影響が出る可能性もある。
JRによると、不具合が生じているのは、自動制御するシステムの一部。
列車の位置を感知してポイントや信号の切り替えを指示する列車集中制御装置(CTC)と、運行ダイヤなどから走っている列車を特定する自動進路制御装置(PRC)の情報を連動させる機器が故障した。
指令センターでは、28日、空調設備の配管から水が漏れ、この機器が水に漬かった。
JRは、浸水したとみられる部品を同社が保管していた予備品と交換。
29日午前にも不具合が起きたため、機器内の別の部品を代替品と取り換えたが、30日にまた異常が起きた。
出典
『JR北海道の大動脈3日連続混乱 指令所、水漏れで機器異常』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0276335.html
(ブログ者コメント)
5月31日付でJR北海道のHPに、下記趣旨の記事が掲載されていた。
水がかかった部位については、水が乾いたため、どの部位に不具合があるかは目視だけではわからない状況です。
そのため、部品個々にデータ伝送状況の測定などを実施し、不具合箇所の探索に努めております。
出典
『千歳線・室蘭線の列車進路制御の今朝の状況について』
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160531-1.pdf
2016年5月28日23時0分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後6時35分ごろ、京都市西京区の京都大桂キャンパス・ローム記念館2階の化学実験室で、実験中にガラス容器が破裂し、大学院工学研究科電子工学専攻1年の男子学生(22)が右腕に軽傷を負った。
警察によると、当時、男子学生は1人で燃料電池のコーティング作業をしていたという。
京都大によると、排気機能付き実験用装置内にあったメタノール入りの容器が、何らかの化学反応で圧力が高まり、学生が動かした際に破裂したという。
ほかに、施設には大きな被害はなかった。
京都大桂地区の渡辺総務課長は、「けがの原因をしっかりと調査し、学生と教員に再発防止を徹底したい」とコメントした。
出典
『実験中にガラス容器破裂 京都大桂キャンパス、学生1人ケガ』
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160528000139
キーワード;学校、事故
2016年5月27日19時17分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県の研究施設で、微量の放射線を出す物質が国の許可を受けずに保管されていたことがわかった。
県によると、人体などへの影響はないという。
県によると、今月20日、桜井市にある奈良県保健研究センターで、使われていない薬剤を保管する棚に微量の放射線を出す「酢酸ウラニル」の粉末が入った容量25gの瓶がビニール袋に入った状態で1本みつかったという。
県が、周辺の数か所で放射線量を調べたところ、いずれも自然界の数値とほぼ同じで、人体や周辺の環境への影響はないという。
酢酸ウラニルの保管は、昭和52年から国の許可が必要となったが、センターでは、それ以前にナトリウムを検出するための試薬として入手し、昭和52年以降も、許可が必要だと認識されないまま放置されていたという。
県は、今月24日に原子力規制庁に報告し、許可を得る手続きを進めるとともに、今後、ほかの研究施設でも同じような放射性物質が保管されていないか、確認することにしている。
出典
『放射性物質 県が無許可保管』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055667731.html
5月27日19時11分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県保健研究センター(桜井市)は、27日、食品検査用の薬品保管庫にある金属製キャビネットで、放射性物質の酢酸ウラニルの粉末の入った瓶1本を見つけたと発表した。
国の保有許可は受けておらず、今後、申請する。
県は放射線量を測定し、環境や人体への影響はないと説明している。
センターでは以前、酢酸ウラニルを検査用試薬として使っていたが、昭和52年に法改正で保有に国の許可が必要となった後は使わなくなったという。
センターによると、20日午後、職員が別の試薬を保管しようとキャビネットを開けて見つけた。
瓶は25g用で、ポリ袋に二重にくるまれ、開封されていたが、ほぼ全量が残っていた。
出典
『無許可の放射性物質保管 奈良県保健研究センター』
http://www.sankei.com/west/news/160527/wst1605270078-n1.html
(ブログ者コメント)
○同センターのHPに、報道発表資料が掲載されている。
『未登録の国際規制物資の酢酸ウラニルの発見について』
http://www.pref.nara.jp/4955.htm
○同じようなことはたまにあるらしく、文部科学省からは以下の注意文書が出されている。
『管理下にない放射性物質を 見つけたら ~放射性物質が思わぬところから発見されることがあります~』
2016年5月31日20時55分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月31日19時26分にNHK首都圏NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は31日、羽田空港を27日朝に離陸した高知行き全日空561便ボーイング737(乗客乗員計170人)で、気圧が異常低下するトラブルがあり、乗客の30代女性が左耳の鼓膜を破る軽傷を負ったと明らかにした。
国交省は31日、深刻な事態につながりかねない重大インシデントと認定、運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を羽田空港に派遣した。
国交省や全日空によると、27日午前8時20分ごろ離陸、神奈川県沖の太平洋上空を上昇中に、高度約5000mで客室の気圧が下がったとの表示が出たため、約50分後に引き返した。
通常、客室内は0.8気圧程度を保つよう設定され、0.6気圧前後を下回ると警告表示が出るようになっている。
国交省の指示を受け、全日空が飛行データを解析したところ、両翼に1基ずつあるエンジンから圧縮空気を抜き出し、客室に送る与圧システム2系統に、いずれも不具合が確認された。
トラブルの際、パイロットがシステムをマニュアルに切り替え、空気を機外に出すバルブを閉めたところ、正常に戻ったという。
部品に目立った損傷はなく、パイロットの操作ミスの可能性も低いといい、安全委が詳しい状況を調べている。
出典
『全日空 気圧低下で乗客の鼓膜破れる』
http://mainichi.jp/articles/20160601/k00/00m/040/080000c
『全日空機気圧低下 鼓膜破れる』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160531/5766321.html
2016年5月30日23時48分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月31日付で毎日新聞岡山版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日未明に高松貨物ターミナル発吹田貨物ターミナル行き貨物列車(21両編成)がJR岡山駅構内で緊急停止したトラブルで、JR西日本は30日、新幹線高架橋の塗装工事の足場に列車のパンタグラフが接触し、損傷したことが原因だったと発表した。
工事会社が足場を、計画よりも在来線の架線近くに組んだミスが原因とみられる。
新幹線管理本部が岡山支社で記者会見した。
説明によると、接触した現場は岡山駅の南西約1kmで、新幹線高架橋の下を瀬戸大橋線が交差する箇所。
木製の足場板の端にえぐれた跡(縦3.5cm、横12cm)があった。
足場は、終電後の27日午前1時ごろから設置され、貨物列車は同3時ごろ現場を通過。
約1.4km走った地点で運転士が車体上部に異音を感じ、停止させた。
接触の衝撃がパンタグラフの損傷につながったとみられる。
工事会社が発注元のJR西日本に提出した計画書では、在来線列車との接触を防ぐため、足場は架線から1.3m離す予定だったが、実際には約80cmしか離れていなかった。
JR西は、施工業者が距離の測定を誤ったとみて調べている。
会社は、施工段階で計画の一部変更もしていたが、JR側に報告はなかった。
JR西日本は、同現場のほか、この会社が広島、山口県で実施している同様の塗装工事について、施工方法に問題がないかなどを点検する。
緊急停車の影響で瀬戸大橋、山陽線などが最大5時間半近く運転を見合わせ、通勤・通学客ら約1万7000人に影響した。
JR西日本岡山支社の中村支社長は30日の定例会見で、「在来線を運行する立場として、運転を脅かす要因を管理する責務があった。大きな輸送障害を引き起こし、深くおわびしたい」と陳謝した。
出典
『列車トラブルは工事足場ミス原因 架線近くに組みパンタグラフ接触』
http://www.sanyonews.jp/article/357647/1/?rct=syakai
『工事用足場とパンタグラフが接触 距離測定に誤りか /岡山』
http://mainichi.jp/articles/20160531/ddl/k33/040/613000c
(ブログ者コメント)
5月30日付でJR西日本HPに、図解付のニュースリリースが掲載されていた。
『岡山駅にて発生した「架線および車両故障」の原因について』
https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/05/page_8763.html
2016年5月26日19時38分に和歌山放送から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
関西電力和歌山支社は、きょう(26日)、台風で電線が切れるなどの被害が出たという想定で、和歌山市毛見の琴ノ浦訓練場で研修会を開き、和歌山県内の各営業所から参加した28人がチームに分かれて、復旧の速さと安全性を競った。
この研修会は、災害で被害を受けた電線などを修理する技能を高めようと、関西電力和歌山電力部が毎年開いているもので、高圧電線を修理する部門と家庭への引き込み線を取り扱う部門に、和歌山、橋本、田辺、新宮の各エリアから代表チームが参加して、腕を競った。
高圧電線を扱う部門では、1人が地上から指揮し、3人が高さ12mの電柱に上ったり、高所作業車を使ったりして、壊れた高圧開閉器や碍子の取り替えなどを行った。
会場の訓練場では、審査を担当する技術職員が様子を見守り、重いものをつり下げるときなどの安全性を確認したり、早く作業できるかなどをチェックしていた。
和歌山電力部の谷口部長は、「1分でも早い復旧を目指しながら、安全最優先で取り組めるよう研修を積んでいます。南海トラフ巨大地震が発生すれば広域で被害が発生することになるので、そうした事態にも対応できるよう、これからも取り組んでいきたい」と話していた。
出典
『関電が電線復旧の技能研修会』
http://wbs.co.jp/news/2016/05/26/81594.html
5月26日19時55分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
台風シーズンを前に、停電からいち早く復旧することを目指して、電力会社の技術者による研修が和歌山市で行われた。
この研修は、台風や地震などの災害で停電した場合に、いち早く復旧できるよう関西電力が毎年行っていて、ことしは県内の4つの営業所からあわせて28人の技術者が集まった。
研修は、台風による風で飛んできた物に電線が切断されたという想定で行われ、まず感電などを防ぐため、垂れ下がったむき出しの電線に近づくことがないよう、フェンスを設置した。
その上で、安全確認の声をかけ合いながら、電柱に上ったり高所作業用の車を使ったりして、12mほどの高さで送電設備の部品の取り替えなど、復旧作業にあたっていた。
会場では、審査員が、声かけなど安全の確認を徹底しているかや、作業のスピードや仕上げの丁寧さなどを確かめていた。
関西電力和歌山電力部の谷口部長は、「災害の時に1分でも早く電力を復旧することを目標に、安全最優先で作業を行えるよう研修を重ねたい」と話していた。
出典
『災害時の電力復旧方法を学ぶ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045361981.html?t=1464301396331
2016年5月19日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(2016年6月2日 修正1 ;追記)
2016年5月26日18時45分にNHK青森から、横展開点検結果、県全体で26基が故障していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で、県が橋の2か所に設置してある「気象表示板」と呼ばれる装置を調べたところ、風の強さを測るプロペラが外れるなど、運転手に知らせる電光掲示板に風の強さを表示できていなかったという。
県によると、この装置は、14年前、故障したことを把握していたが、業者が撤退したため、修理せず放置していたという。
今回の事故を受けて青森県は、管理する179か所の「気象表示板」すべてについて緊急点検を行った結果、およそ15%にあたる26か所の装置が故障していたことが分かった。
道路や橋は担当者が日常的にパトロールを行っているが、装置の点検を十分にせず見逃していたとしている。
県は、故障している装置の修理を進めるとともに、確実に故障が分かるよう、パトロールの方法を見直すことにしている。
出典
『風速計など26箇所で故障』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085627561.html?t=1464300473341
5月27日10時15分に読売新聞からは、笹子トンネル事故を受けた過去の一斉点検時にも故障を見落としていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県道路課は、26日、調査結果を正式に公表した上で、2013年に県管理の全179か所を一斉点検したにもかかわらず、故障を見落としていたことを明らかにした。
同課によると、13年の点検は、12年12月に山梨県の中央道で笹子トンネルの天井板が崩落した事故を受けて国土交通省が指示したもので、気象表示板のほか、街路灯や道路標識などの「道路付属物」に倒壊の危険性がないかどうかを確認した。
ただ、実際に点検作業にあたった各地域県民局の職員は、支柱のぐらつきの有無などを調べるだけで、気象表示板が正常に作動しているかはチェックしなかったという。
同課の今井課長は、会見で「国の点検項目に『気象表示板の故障の有無』は含まれておらず、担当者はそこまで目が向かなかったのだと思う」と話した。
出典
『一斉点検したのに、「気象表示板」故障見落とし』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160527-OYT1T50030.html
2016年5月26日21時36分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前11時半過ぎ、木城町にあるO社飼料工場の従業員から、タンクの中で人が倒れていると消防に通報があった。
警察と消防が駆けつけたところ、タンクの中で、この会社の社員、川越さん(男性、43歳)と38歳の男性社員のあわせて2人が倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが、川越さんが低酸素血症でまもなく死亡した。
もう1人の社員は意識があり、病院で手当てを受けていて、命に別状はないという。
警察によると、川越さんが最初にタンクの中で倒れていて、助けようと中に入ったもう1人も倒れたという。
タンクは直径2m、高さが2m50cmあり、酒かすを発酵させて牛のエサを作っていたということで、当時は、川越さんがタンクのふたを開けて発酵した酒かすを取り出す作業を行っていたという。
警察では、当時の作業の状況などについて、会社の関係者から詳しく話しを聞いている。
また、宮崎労基署も立ち入り調査を行い、作業の安全管理に問題がなかったか、調べている。
出典
『飼料工場タンクで男性1人死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065636151.html?t=1464301775935
(2016年6月18日 修正1 ;追記)
2016年5月27日付の宮崎日日新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
川越さんは、酒粕をホースで別の容器へ移す作業をしており、底には20cmほど残っていた。
一緒に作業していた男性が、川越さんの姿が見えないことに気付き、タンクの中に倒れているのを発見。
川越さんを助けようと駆け付けた男性(38)も、中に入って倒れた。
通常の作業工程でタンク内に入ることはなく、警察は、事故の経緯などを調べている。
(2016年6月23日 修正2 ;追記)
2016年6月22日18時55分にNHK宮崎から、取締役らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月22日17時22分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
宮崎労基署は、宮崎市にある畜産会社の経営を統括する41歳の代表取締役と安全衛生を管理する51歳の専務取締役、それに会社としてのO社を、労安法違反の疑いで書類送検した。
労安法では、酸素欠乏の危険がある場所には、見やすいところに立ち入り禁止の表示をすることが定められているが、この会社では表示をせず、安全管理を怠ったという。
タンクの中は酸素が薄く、危険な場所だった。
男性従業員は、何らかの理由でタンク内に入り、低酸素血症で死亡した。
調べに対して会社側は、「従業員に口頭で注意を促していたが表示はしていなかった」と説明したという。
出典
『タンク死亡事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063379131.html?t=1466628301901
『宮崎の食品会社書類送検 タンクに入り従業員死亡 宮崎労基署』
http://www.sankei.com/west/news/160622/wst1606220086-n1.html
(ブログ者コメント)
今回の報道からすると、先に倒れていた従業員の方は、タンク内に転落したのではなく、自らタンク内に入った模様。
2016年5月25日6時53分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
甲府市は、災害時の避難の注意点などをまとめた防災マニュアルを外国人にも活用してもらおうと、中国語や英語などの外国語版を新たに作成した。
この「わが家の防災マニュアル」は、大地震など災害が起きた際に市民に迅速に避難してもらおうと甲府市がまとめたもので、平成9年から市民に配布してきた。
甲府市では、増加する外国人にも活用してもらおうと、防災マニュアルの改訂に合わせて、市内に多い外国人の言語の中国語、韓国語、英語、タガログ語、ポルトガル語の5つの外国語版を新たに作成した。
外国語版では、避難する際の注意点や指定避難所などが紹介されているほか、外国人がトイレに行きたいときなどに、日本語で書かれた文章や絵を指さすことで、周りの日本人に場所などを尋ねることができるページも設けられている。
防災マニュアルは無料で、外国語版は、甲府市役所市民課の窓口や市政情報コーナーで受け取ることができるという。
出典
『外国人向け防災マニュアル』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045414281.html?t=1464212758615
(ブログ者コメント)
○熊本地震で課題として浮かび上がった外国人の被災時支援。
絵などの指差しページは、使い勝手がよさそうだ。
○甲府市HPに掲載されている「わが家の防災マニュアル(日本版)」は、下記参照。
地震対策以外、風水害対策、火災対策などが記されている。
ちなみに、外国語版は今後掲載予定とのことだった。
その1
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/bosaitaisaku/bosai/bosai/yobo/documents/bousaimanual1.pdf
その2
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/bosaitaisaku/bosai/bosai/yobo/documents/bousaimanual2.pdf
2016年5月25日7時17分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市道に植えられた桜の根が地中の公共汚水管内に入り込み、管を伝って約4m先の民家の私有汚水管にまで達して詰まらせ、汚水をあふれさせたとして、兵庫県宝塚市は、民家の住人男性に約55万円の損害賠償金を支払うことを決め、24日に開会した定例市議会に議案を提出した。
市道路管理課によると、昨年10月、同市花屋敷荘園の男性から「雨の日に汚水があふれ、汚水管内部を確認すると木の根っこがみえた」と連絡があった。
市が確認したところ、男性方から4.3m離れた公共汚水管の継ぎ目から桜の根が入り込み、管内を通って男性方の汚水管まで伸びて、汚水を詰まらせていた。
このため、市は公共汚水管に入り込んだ根を切除。
桜が植えられた周辺の公共汚水管を、継ぎ目がない塩ビ管に交換した。
また、街路樹管理上の責任を認め、市議会の議決を得た上で、男性方の汚水管の根を除去し、塩ビ管に交換する予定。
出典
『市道のサクラ、汚水管詰まらせる 兵庫・宝塚市が住民男性に55万円賠償へ』
http://www.sankei.com/west/news/160525/wst1605250013-n1.html
2016年5月25日19時56分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月25日19時5分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日夜、北陸電力の志賀原子力発電所で、パトロール中の警備員が誤って放射線を使って検査していた部屋に入り、放射線を浴びて微量の被ばくをしたおそれのあることが明らかになった。
北陸電力は、身体に影響のある値ではないとしている。
被ばくしたおそれがあるのは、志賀原発2号機でパトロールしていた50代の男性警備員。
北陸電力によると、24日午後9時ごろ、志賀原発2号機の非常用ディーゼル発電機室で、配管の溶接部分の内部に欠陥がないか遠隔操作で放射線を当てて調べていたところ、警備員が誤って部屋に入ったという。
北陸電力によると、警備員は計算上、0.06ミリシーベルトの被ばくをしたおそれがあるということだが、この線量は、被ばくした場合に法律で報告が求められる0.5ミリシーベルトを大きく下回っていて、体に影響のある値ではないとしている。
また、この部屋は張り紙やロープをはって立ち入り禁止にしていたが、警備員はふだんパトロールの対象になっていた部屋だったため、張り紙をよく確認せずにロープを越えて入ったという。
警備員は、「張り紙をよく確認せずに入ってしまった」と話している。
北陸電力は、「今後は、パトロールする警備員に検査の予定の確認を徹底するよう求めるほか、検査を行っている部屋に立ち入りができないよう、十分な対策を講じたい」と話している。
出典
『志賀原発で警備員が微量被爆』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025608041.html?t=1464213158130
『警備員被ばくか 検査中に誤って立ち入り』
http://mainichi.jp/articles/20160526/k00/00m/040/025000c
5月25日21時54分にテレビ金沢からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
発電機室は普段からパトロールのルートになっていたが、この日は、立入禁止を示す標識や警告灯を設置していた。
出典
『滋賀原発2号機で警備員が被ばくか』
http://www.tvkanazawa.co.jp/nnn/news87113706.html
(2016年6月18日 修正1 ;追記)
2016年5月26日付の北国新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
事前に文書や館内放送で検査実施を知らせ、放射線照射装置稼働中はロープや貼り紙で立ち入り禁止にしていた。
北陸電力は、「検査実施の周知を徹底し、入口にバリアーを置くなど、立ち入り制限を確実にし、再発防止に努める」としている。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。