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2016年5月3日12時49分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
電柱の上に営巣するカラスと北陸電力の戦いが、年々、激しさを増している。
営巣期間にあたる2~5月に、北電は毎年カラスの巣を取り除くが、撤去件数は、この10年で倍増。
放置すれば停電につながりかねないため、北電は対策に知恵を絞るが、カラスも巧みに巣を作るケースが増えており、いたちごっこが続いている。
北電によると、2015年2~5月に撤去した巣は、同社全体で1万6588個、石川県内で5385個に上る。
05年には、県内で2766個だった。
撤去作業中にカラスに襲われることもしばしばと、実は危険な作業だ。
撤去件数が増えた理由は、北電が見回りの体制を強化し、覚知が増えたためでもある。
だが、同時に、石川支店の担当者によると、カラスがエサを得やすい、ゴミ捨て場や畑などに巣作り場所を選択し始めたことも関係するようだ。
カラスの生態に詳しい宇都宮大の杉田昭栄教授(動物機能形態学)は、「敵に卵やひなを狙われないよう、エサ場に近い見晴らしのいい所に巣を作る習性がある。周辺にエサが豊富で、個体数が増えているのではないか」と分析する。
北電が神経をとがらせるのは、カラスは巣作りに木の枝だけでなく、民家にあるハンガーの針金などを盗み出して使う点だ。
巣から飛び出た針金が電線に触れると漏電し、広範囲の停電が起きてしまう。
巣の場所によっては、数百戸に影響が出ることも想定されるという。
実際に、カラスの巣など鳥害による停電は、県内で例年5、6件発生しており、今年もすでに3件発生。
4月4日には、金沢市と野々市市の一部で約310戸が、最大約1時間45分にわたって停電した。
北電は、最近、停電につながりかねない巣を、多い日には1日に約200個取り除いている。
そもそも、営巣させないよう、年間100万円程度をかけ、電柱の上に約10cmの針がついた樹脂製の針山を設置したり、羽に何かが触れるのを嫌がる性質に着目して透明な糸を張り巡らせたりと、新たな対策も実施。
それでも、針山を避けたり、糸の隙間を狙ったりと、「撤去して1、2日後にまたできているケースもある」という。
北電石川支店は、金沢市大桑の電柱の上に作られた巣の撤去作業を報道陣に公開。
高所作業車に乗った社員が、卵が産み落とされた巣を撤去した。
同社は、「材料になるハンガーなどを持ち去られないよう保管に注意してほしい。巣を見つけた場合は連絡を」と呼びかけている。
出典
『カラスと電柱上の攻防、ハンガーの針金が大敵』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160502-OYT1T50140.html
(ブログ者コメント)
カラス停電関係の情報は過去に何件か紹介し、その後は、原則、掲載対象外としているが、今回は、作業員の方が襲われることがあるという、ブログ者にとっての新情報があったので、掲載した。
キーワード ;小動物
2016年5月4日0時13分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市のふ頭で、3日午後、コンテナを船に積み込むための準備作業をしていた29歳の男性作業員が、重さおよそ4トンのコンテナの下敷きになり、死亡した。
3日午後2時すぎ、横浜市中区の本牧ふ頭で、作業員の男性2人が、特殊車両を使って持ち上げた状態のコンテナの下に入り込み、作業をしていたところ、突然、コンテナが降りてきて、29歳の男性が下敷きになった。
男性は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
コンテナは重さおよそ4トンで、現場では、当時、コンテナを船に積み込むため、底の部分に部品を取り付ける作業をしていたという。
警察は、車両を操作していた男性らに事情を聴くとともに、業務上過失致死の疑いも視野に、捜査をしている。
出典
『重さ4トンのコンテナの下敷きになり作業員1人死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2764858.html
2016年5月4日0時36分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、一緒に作業していた作業員が荷役機械を使って持ち上げたコンテナの下部に、男性が器具を取り付けようとしていたところ、下敷きになった。
警察は、機械の操作ミスとみて、詳しい事故原因を調べる。
出典
『コンテナ下敷き、男性死亡 荷役機械の操作ミスか 横浜』
http://www.sankei.com/affairs/news/160504/afr1605040006-n1.html
2016年5月3日11時15分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後1時ごろ、香取市のJ社工場で出火。
二次加工2号棟内に設置されたポリエチレン袋を加工する印刷機3基のうち、1基が燃えた。
消防や警察などによると、印刷用のインキを入れる箱状の物(鉄製、約30cm×約60cm)などが燃えたという。
原因を調べている。
当時、棟内には作業員がいて、初期消火した。
けが人はなかった。有毒ガスの発生もないという。
出典
『香取の工場で印刷機など燃える』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/321418
(ブログ者コメント)
印刷機からの出火は、しばしば発生しているらしい。
ただ、大半はボヤ程度で済むせいか、報道されることはめったにない。
本ブログでは、数件を掲載している。
2016年5月1日7時30分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水銀を使った製品が燃えるゴミに混入することで、東京23区のゴミ焼却施設が、過去6年間に計19回、緊急停止していたことが分かった。
23区では厳しい自主規制を設けているため、大気中に拡散した可能性は低いとみられるが、規制を設けていない自治体は多い。
分別されていない場合は、そのまま燃やされている恐れがあり、早急な対策が求められる。
「東京二十三区清掃一部事務組合」が管理する中央清掃工場(東京都中央区)の2号焼却炉は、3月11日午後2時過ぎ、排ガス中の水銀濃度が上がり始めた。
約6時間後、濃度が自主規制値(1m3あたり0.05mg)を超え、同組合は運転を停止させた。
同工場の排ガス浄化装置は、1時間に水銀を140gまで浄化できるため、少なくとも、水銀体温計200本分、蛍光灯だと2万本分が燃えた計算になる。
出典
『ゴミ焼却施設、水銀で緊急停止…6年で19回』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160430-OYT1T50136.html
(ブログ者コメント)
○「東京二十三区清掃一部事務組合」のHPに、規制値オーバーによる停止状況や各種キャンペーンなどの情報が掲載されていた。
それによると、平成23年7月から平成27年12月までの4年4ケ月の間で11回、運転を停止しており、その物的被害は50万円から350万円で、一回だけ2億円という額が記載されている。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/futekise.html
○6年前にも、同趣旨の報道があった。
(2010年8月1日10時11分 朝日新聞)
東京都内4カ所のごみ焼却施設で大量の水銀が検出され、炉が停止する事態になった。
施設を管理する東京二十三区清掃一部事務組合によると、部品の交換など被害額は約3億円とみられ、3つの焼却炉が今も停止したままだ。
処理できないごみも増えている。
なぜ水銀が検出されたのか。
組合は「非常に悪質」として、警視庁にも相談し、ごみの搬入経路を調べている。
ごみの山にハエが群がる。
6月11日から約50日間、2つの焼却炉の一つが停止している足立清掃工場は、焼却を待つごみがあふれ始めている。
いつもなら、地下12mまで掘られた収集場に収まるはずのごみは、一部が高さ8mの山になっていた。
「ごみが滞留しているからハエが発生しやすくて……」と、職員は苦り切っている。
足立工場の1焼却炉のごみ処理能力は、1日300~350トン。
これが処理できないでたまり、一部を江東区の工場に運んではいるが、ごみの山はなかなか低くならない。
ハエ対策に、毎晩、15分かけて殺虫剤を散布している。
焼却炉は、排ガス中の水銀濃度を知らせるモニターの数値が急激に上昇したことに監視員が気づき、緊急停止させた。
調べると、有害物質を取り除くフィルターのほか、煙が通る道など、全体に水銀が付着していたという。
焼却を続けると、水銀を含んだ排ガスが外に出てしまうため、フィルター交換や、煙道を清掃しなければならなくなった。
修理費は2億8千万円にのぼり、停止した焼却炉で最も被害が大きかった。
復旧は9月上旬になる見込みだ。
佐藤副工場長は、「フィルターはすべて特注品で、時間がかかる。本当に頭にきている」と憤る。
23区内では、足立工場の1炉のほか、7月1日に板橋で1炉、8日に光が丘(練馬区)で2炉、18日に千歳(世田谷区)で1炉と、ほぼ1週間おきに相次いで水銀が検出され、停止した。
板橋と千歳は運転を再開したが、光が丘は復旧まであと半月程度かかる見通しだ。
組合の山田・管理課長は、「被害は深刻だ。これ以上の被害を出すわけにはいかない」として、工場のごみ収集場に監視員を増やして警戒を強めている。
しかし、なぜ焼却炉を停止させるほどの水銀が検出されたのか。
これらの工場に運ばれるのは一般家庭ごみを中心とした可燃ごみだ。
組合は、産業廃棄物の不法投棄の疑いが強いとみて、廃棄物の特定を急いでいる。
足立工場では、1時間当たり200gの水銀を取り除く排ガスの浄化装置を備えているが、今回、炉が停止される直前に、この処理能力を超える排ガスを検出した。
どの程度の量の水銀が混入されたかは不明だが、少なくとも200g以上の水銀が一度に持ち込まれたことになる。
水銀を含む製品には、蛍光灯や水銀血圧計などがある。
いずれも、産業廃棄物として細かく砕かれ、専用炉で燃やされるが、一般的な蛍光灯なら2万2000本以上に相当し、組合は、「家庭ごみと混ざったとは考えられない」。
水銀血圧計には約50gの水銀が入っており、4台で200gになることから、「可能性があるが、はっきりしたことは分からない」という。
工場へ出入りできるごみ収集車にはICカードが渡され、搬入日時が記録されている。
足立工場の場合、事故があった6月11日に持ち込まれたごみから水銀が発生している。
他の工場も、検出の数日前までに出されたごみに混ざっていたとみられるため、組合は、該当搬入業者から聞き取り調査をしている。
出典
『一体誰が…ごみ焼却炉に大量の水銀 都内4施設が停止』
http://www.asahi.com/eco/TKY201007310400.html
2016年4月29日16時43分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、東京・板橋区徳丸の東武東上線の踏切で、近くに住む当時28歳の会社員が、下りていた遮断機をくぐって線路に立ち入り、急行電車にはねられて死亡した。
警察の調べによると、当時、会社員は酒に酔っていて、運転士が急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。
警察は、捜査の結果、現場は緩やかなカーブになっていて、会社員が立ち入ったことで急ブレーキによる脱線や、乗客の転倒につながるおそれがあったと判断し、3月1日、電車の運行に危険を生じさせたとして、過失往来危険の疑いで会社員を容疑者死亡で書類送検していたことが、警察への取材で分かった。
警察によると、踏切内の事故で電車の運行に危険を生じさせたとして書類送検されたケースは、平成23年以降、ほかに5件あるが、いずれも車やバイクが電車と接触していて、徒歩で立ち入った人の書類送検は、過去に例がないという。
警察は、今後も、踏切事故については、捜査結果を踏まえて個別に判断するとしているが、無理な横断は絶対にしないよう、呼びかけている。
【遺族団体「疑問に感じる」】。
鉄道事故の遺族などでつくる団体の代表、Kさん(女性)は、今回の書類送検について、疑問に感じると話している。
Kさんは、11年前、駅の係員のミスによる踏切事故で母親を亡くしていて、「踏切で亡くなったというだけで悲惨なことなのに、さらに書類送検が重なると、家族としては非常につらいと思います。
本当に脱線の危険性があったのか、過失往来危険という罪に問うべきなのか、疑問に感じます」と話していた。
そのうえで、「無理な横断をした人に責任がないと言うつもりはないが、その人だけを責めて根本的な踏切の安全対策が問われないままになってしまうのではないかと心配している」と話していた。
【「危険性知らせる意味ある」】。
今回の書類送検について、鉄道の安全に詳しい関西大学社会安全学部の安部誠治教授は、「過失往来危険罪は、踏切内に放置された車や自転車と列車が接触したケースでの適用はあったが、歩行者の事故では聞いたことがない。歩行者がはねられて脱線することはまずないが、危険な横断は罰せられる可能性があることを知ってもらうという観点で意味がある」と指摘した。
そのうえで、踏切事故を防ぐためには、「道路と線路を立体交差にして踏切をなくすなどのハード面の改善が大前提だが、鉄道会社の対応にも限界があるので、遮断機が下りてから踏切に入るのは、非常に危険だと認識することが必要だ」と話していた。
出典
『遮断機くぐって死亡 書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160429/4929611.html
4月29日21時40分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
事故は、昨年12月2日午前6時50分ごろ発生した。
歩行者との衝突で、実際に電車が脱線することはほぼないが、今回は、電車が急ブレーキをかけ脱線の危険が生じたことや、朝のラッシュ時間帯の発生だったことなどを重く見たとみられる。
捜査関係者によると、酒に酔うなど自殺以外の理由で歩行者が路線内に立ち入り電車に危険を与えた場合、鉄道営業法違反容疑で摘発することはあるが、過失往来危険容疑を適用するのはまれ。
同容疑は、車両の踏切侵入などに用いられることが多かった。
出典
『踏切立ち入りで死亡の歩行者を送検、異例の過失往来危険容疑適用 警視庁』
http://www.sankei.com/affairs/news/160429/afr1604290037-n1.html
2016年4月29日付で読売新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
立山町田添の富山地方鉄道立山線の踏切で、昨年6月19日夜、歩いて渡っていた女性(当時83歳)が電車にはねられて死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、28日、調査報告書を公表した。
報告書は、踏切手前で気笛を鳴らす目印となる標識がなくなっていたことをあげ、「(標識が)正しく設置され、気笛を鳴らせば、事故を未然に回避することができた可能性がある」と指摘した。
事故は、警報機と遮断機がない踏切で起きた。
男性運転士は踏切の約45m手前で女性を発見し、非常気笛を鳴らし非常ブレーキを作動させたが、間に合わずに女性は死亡した。
報告書では、また、「制限速度は55kmだったが、事故当時の最高速度は65.7kmと、10km程度の速度超過で走行していた」、「遅延が生じていない場合でも制限速度を超えた速度で運転していたことが確認された」とも指摘した。
事故を受け、富山地鉄が全線を調査したところ、踏切10数か所で気笛を鳴らす標識がなくなっていたことが判明。
現在までに踏切21か所に標識32基を設置し直し、踏切22か所で標識32基を交換した。
運転士に制限速度を順守するように、指導も強化した。
富山地鉄鉄軌道部運転管理課の伊東次長は、「報告書の指摘を真摯に受け止め、再発防止を徹底する。59か所ある、警報機と遮断機のない踏切の統廃合も進めていく」と話した。
出典
『「気笛で回避できた可能性」…踏切死亡事故』
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20160429-OYTNT50006.html
(ブログ者コメント)
○運輸安全委員会の報告書は、下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail2.php?id=1874
○当該報告書中、どのような方法で標識が設置されていたかは、記されていない。
道路標識のように線路脇の地面にポールを突き刺す形で設置していたのだろうか?
とすれば、根元腐食で折れたのかもしれないが、それなら、保線作業時などの機会に見つかりそうな気がするのだが・・・。
それとも、電柱等に固定していて、風に飛ばされたのだろうか?
2016年4月29日21時33分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時すぎ、小豆島町福田の福田漁港で、高知市の会社員の男性(30)が砂利の運搬船を係留する作業をしていたところ、係留用のロープがはねあがり、男性にあたった。
男性はすぐに病院に運ばれたが、頭や腰などを強く打っていて、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、当時は、男性を含めて5人で船の係留作業をしていて、男性は岸壁でロープを巻き付ける作業を1人で担当していたという。
警察は、一緒に作業をしていた人たちから話を聞くなどして、作業の状況や事故の原因などについて詳しく調べている。
出典
『係留作業の綱あたり死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034979061.html?t=1461966465592
4月29日21時45分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
砂利運搬船の係留用ロープが、岸壁側で作業中の乗組員の男性(30)に当たった。
警察によると、たるんでいた係留用ロープが何らかの原因で跳ね上がった弾みで、男性に直撃した可能性がある。
出典
『砂利運搬船の係留ロープ当たり男性死亡、香川・小豆島の漁港』
http://www.sankei.com/west/news/160429/wst1604290055-n1.html
2016年4月29日21時5分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2016年4月29日21時55分に朝日新聞から、4月29日22時54分に毎日新聞から、4月29日19時7分にRCCからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時20分ごろ、呉市の市役所駐車場に設けられた「呉みなと祭」の会場で、自動車販売会社がステージ近くに設置した2つのテントが風にあおられて倒れ、10mほど飛ばされて、訪れた人にあたった。
この事故で、呉市の72歳の女性が右足の骨を折る大けがをしたほか、広島市西区と呉市の4歳から72歳までの女性5人が足に打撲などのけがをしたという。
倒れたテントは、長方形(縦2.2m、横4.3m、重さ約25kg)と正方形(縦横1.8m、重さ約20kg)で、2張りの接合部を3本のひもでくくり、重さ10kgのコンクリート製ブロックを2カ所に置いていたという。
周辺には30~40人の来場者がいた。
目撃した人は、「突風が吹いてテントが舞い上がり、通行人や見物客がいた場所に飛んで行った」と話している。
気象台によると、29日の呉市内は穏やかな天気だったということだが、祭りの主催者は、事故のあった前後に急に風が強まったと話している。
広島地方気象台によると、呉市内では、同じころに瞬間風速10.8mを記録していた。
警察は、テントの設置が適切だったか調べている。
「呉みなと祭」の主催者は、「けがをされた方やご家族には申し訳なく、1日も早い回復を願っています。主催者として道義的な責任を感じています」と話している。
出典
『呉の催しでテント倒れ6人けが』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20160429/4976281.html
『強風でテント2基倒れ、72歳女性骨折 5人軽傷 広島』
http://www.asahi.com/articles/ASJ4Y6HP8J4YPITB00Z.html
『テント吹っ飛ぶ 2張りが強風で6人けが 呉みなと祭会場』
http://mainichi.jp/articles/20160430/k00/00m/040/053000c
『呉みなと祭り テント飛ばされ6人重軽傷』
2016年4月29日22時6分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日正午前、宇佐市下高家の今宮神社の境内で、クレーンにつるされたゴンドラに乗って木の枝打ち作業をしていた男性(67歳)が、およそ10m下の地面に転落した。
男性は体を強く打って、病院に搬送されたが、およそ1時間後に亡くなった。
警察によると、男性は、29日8時ごろから境内で枝打ちの作業を行い、事故が起きた際は、ワイヤーでクレーンにつるされたゴンドラに1人で乗って作業をしていたという。
警察は、何らかの理由でゴンドラをつるしていたワイヤーの一部が外れ、傾いたゴンドラから男性が落下したとみて、当時の状況をくわしく調べている。
出典
『ゴンドラから転落の死亡事故』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074972431.html?t=1461966590541
2016年4月28日22時20分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月29日2時12分にNHK福岡NEWS WEBから、4月30日10時56分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市博多区の市立板付中学校で、トイレや図工室の手洗い場で使った後の再利用水が飲料用の水などに使われていた、と市が28日、発表した。
市は、滅菌処理をしており、全校生徒496人に聞いた結果、健康被害の報告はなかったと説明している。
市によると、再利用水は、本来、トイレや図工室、家庭科室の手洗い場の水を消毒したうえで、トイレの洗浄に使う。
だが、市内の水道設備業者が、2014年6月~10月、トイレの改修工事で再利用水と上水の既設管と新管を地下でつなぎ合わせる際、取り違えて接続した。
その結果、約1年半にわたり、校内の10カ所50の蛇口で再利用水が使われていた。
飲むのも、禁じられていなかったという。
同校の教諭が水の濁りに気付き、14日に市に報告して発覚した。
20日から使用をやめている。
市が水質調査したところ、濁りやにおいはあるが、大腸菌などの数は、健康被害を起こす基準を下回っていたという。
市内69の学校で緊急点検をした結果、同じような間違いはなかったという。
出典
『トイレで手洗いに使った水、誤って飲用に 福岡の中学校』
http://www.asahi.com/articles/ASJ4X6HSLJ4XTIPE046.html
『再利用水が誤って手洗い用に』
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20160429/4951761.html
『福岡の中学校 飲み水にトイレ洗浄水 水道管接続誤る』
http://mainichi.jp/articles/20160430/k00/00e/040/137000c
(ブログ者コメント)
○NHKでは、記者会見でフリップを使いながら説明する様子が映されていた。
当該フリップによれば、1階床下で両配管が立ち上がっており、床の直下にあるユニオン部?で、2つの配管を誤接続した模様。
○それにしても、なぜ誤接続したのだろう?
間違いを誘発するような位置関係だったのだろうか?
2016年3月30日20時20分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月30日21時53分と3月31日17時52分にNHK水戸から、3月30日22時40分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後6時45分頃、日立市にある火力発電用のタービンなどを製造している「M社」日立工場で爆発があった。
消防などによると、爆発したのは、ガソリンなどの危険物をドラム缶で保管している倉庫の外にあった4本のドラム缶のうち2本で、1本のドラム缶はふたが飛び、もう1本はドラム缶ごと数m飛んだという。
工場の周辺には建物の屋根の一部が散乱したが、工場の従業員や周辺の住民でけがをした人はいなかった。
警察によると、ドラム缶の中には、工場で金属加工に使った廃油など複数の液体が混ざっていたということで、それらが何らかの反応を起こして爆発した可能性もあると見て、引き続き、詳しい原因を調べることにしている。
NHKが上空から撮影した日立市の日立製作所の工場の敷地周辺の映像では、消防車などが集まっている様子が確認できるが、大量の炎や煙が上がっている様子は確認できない。
道路に面した工場の敷地内にはドラム缶のような容器が置かれ、消防士が集まって状況を確認している。
近くに住む70歳の女性は、「自宅にいたらドーンという大きな爆発音が数回聞こえた。驚いて外を見ると、真っ赤な火が高さ10mほどまで上がっていた。その直後から、油のような鼻につく臭いがした」と話していた。
工場の脇にあるレストランの店員は、「炎が一瞬上がったのが見え、そのあと2回、大きな爆発音がした。下から突き上げられる衝撃があり、花火が打ち上がるようなものすごく大きな音だった。煙のようなものが見えたという人もいた」と話していた。
別の男性は、「ドーンという今まで聞いたことがない大きな音が聞こえ、工場に近づくとシンナーのような臭いがした。道路には50cmほどの丸い鉄板や屋根の一部のようなものが飛散していた。70年間、ここに住んでいるが、このようなことは初めてだ」と話していた。
爆発があった工場を運営するM社は、三菱重工業と日立製作所が出資して、平成26年に設立した会社。
会社によると、爆発があった日立工場は、火力発電所で使われるタービンやモーターなどの機械を製造し、工場の広さは40万m2、従業員の数はおよそ2500人だという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160330/4123761.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074127351.html?t=1459371292153
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074127582.html?t=1459458527936
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2737704.html
4月1日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)からは、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
この爆発事故は、廃油置き場にあったドラム缶2本が破裂したことによるものだったことが、警察への取材でわかった。
警察は、消防とともに31日に現場検証にあたり、詳しい原因を調べている。
破裂したのは、屋外の廃油置き場に1列に置かれていたドラム缶4本のうち、両端にあった2本。
1本は吹き飛んで約20m西側の敷地内に落ち、もう1本も上部が飛んで、中身が飛び散った。
廃油置き場に隣接する倉庫の屋根の一部が破損して周辺道路に散乱したほか、ドラム缶に入っていた青色の液体が、駐車場の車などに付着したという。
警察によると、破裂した2本には、数時間前に複数の種類の油や塗料を混ぜて入れる作業をしていたという。
警察は、内容物が化学変化を起こして爆発した可能性があるとみて、調べている。
(2016年4月17日 修正1 ;追記)
2016年3月31日付の茨城新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
同社は、爆発音が午後6時半から同35分ごろにかけて2回していることから、1本づつ破裂したとみている。
(2016年5月5日 修正2 ;追記)
2016年4月28日20時56分にNHK水戸から、過酸化水素が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
M社は、事故の原因について、産業廃棄物として廃棄される油類や加工液を一時的に保管する2本のドラム缶に洗浄液が入れられた結果、ドラム缶の鉄分と洗浄液に含まれる過酸化水素が化学反応を起こしたために起きたと結論づけた。
この洗浄液は、本来、鉄製ではないポリ容器で保管することになっているが、産業廃棄物の回収を委託している会社の社員が、誤ってドラム缶に入れてしまったという。
M社では、産業廃棄物の回収を委託している日立市内の7つの会社に、再発を防止するための指導を行ったという。
出典
『爆発「ドラム缶内で化学反応」』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074958281.html?t=1461881785682
2016年4月11日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報(1/2)は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5805/
第1報(2/2)は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5806/
(2016年5月5日 修正1;追記)
2016年4月28日6時58分に読売新聞から、再発防止策に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月27日17時44分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京メトロの奥社長は、27日、車両ドアが異常を検知する精度を向上させるなどの再発防止策をまとめた報告書を、国土交通省に提出した。
同社は、再発防止策として、ドアに物が挟まった際に異常を検知できる幅を、これまでの「15mm以上」から「10mm以上」に狭めたほか、ホームの非常ボタンが押された場合、電車が自動停止するように、システムを改修する。
また、車掌が異常に気付きやすいよう、ホームの縁に紅白のしま模様を施した「注意喚起シート」を一部の駅で設置し、警備員をホームに配置する駅も増やす。
運転士に異常を知らせる合図灯を増設し、手順の明確化や乗務員教育の強化にも取り組む。
非常ブレーキの操作についても、実車での訓練に切り替える。
出典
『ベビーカートラブル、東京メトロが再発防止策』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160427-OYT1T50061.html?from=ycont_top_txt
出典
『ドア改良、社内教育強化=ベビーカー引きずりで対策-東京メトロ』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042700793&g=soc
(2016年5月19日 修正2 ;追記)
2016年5月14日8時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ベビーカーの持ち主が旅行中の台湾人だったことが分かった。
ホーム上の警備員の増配置など多数の再発防止策が取られる事態に発展したが、実は外国人だったためにドアの閉まるタイミングが分からなかった可能性も指摘されている。
いずれにせよ、鉄道業界にとっては、東京五輪を迎える“宿題”が与えられた格好だ
東京メトロでは、電車のドアに太さ15mm以上のものが挟まっている場合、センサーが感知し、発進できないはずだった。
今回のベビーカーは太さ16mmだったが、「ドアの下部30cmと上部15cm以外は、ゴムが柔らかくなっていて、センサーが感知しにくい」(東京メトロ広報)。
ベビーカーが持ち上げられていたため、センサーの“死角”で挟まったようだ。
ベビーカーの挟まり事故は、初めてではない。
一般財団法人「製品安全協会」は、平成21年、同種の事故が相次いだことから、ベビーカーのパイプなどの太さを35mm以上とするよう、安全基準を改定。基準を満たした製品に「SGマーク」を付けている。
国内のメーカー6社がSGマークを取得し生産しているが、外国製品などは、この限りではない。
また、東京メトロによると、外国人だけに、「ドアが閉まります」という日本語のアナウンスが聞き取れなかったり、ドアが閉まるタイミングも分からなかった可能性もある。
インターネット上では、「男性が駆け込み乗車をしようとしたのではないか」という趣旨の声もあったが、監視カメラで確認したところによると、駆け込み乗車はなかったという。
その後、東京メトロは、ベビーカーの弁償金を男性に送ったが、恐縮した様子で対応していたという。
事故を受け東京メトロは、4月22日から外国人向け案内サイトに、電車の発着の流れやベビーカー利用時の注意点などを説明する文章を、英語や中国語、韓国語、タイ語で掲載した。
外国語でも「ドアが閉まります」というアナウンスをすることも検討したが、「4カ国語も流すと、出発までの時間がかかってしまう」として見送った。
東京メトロは4月5日、「ベビーカー引きずり事故再発防止対策推進会議」を設置。
5月6日以降、外部の有識者を加えて原因究明を進め、3カ月後をめどに議論の結果を公表する方針。
政府が進める観光立国政策の影響で、訪日外国人は右肩上がりに増えている。
今回の事故は、さらに多くの外国人が押し寄せる2020年東京五輪を控え、鉄道業界にとってはよい教訓となった格好だ。
あるベビーカー製造業者は、「電車でのベビーカーをめぐるトラブルは絶えない。乗降時に手を貸してあげたり、スペースを空けてあげたりする場面がもっとあってもいい」と話し、少子化や国際化の進展に合わせ、子育てにより理解のある社会の実現を提案した。
出典
『被害にあったのは台湾人観光客だった! 規格違いでセンサー作動せず 東京五輪に向け新たな課題も…』
http://www.sankei.com/affairs/news/160514/afr1605140001-n1.html
キーワード;九段下
2016年4月28日21時19分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日22時53分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時すぎ、遊佐町吹浦の国道7号線で、宮城県登米市に本社をおく東和観光バスのツアーバスに、対向車線を走ってきたユニック車のクレーンが接触した。
警察によると、バスには、乗客14人と乗員3人のあわせて17人が乗っていて、このうち運転手とガイド、それに乗客3人の、あわせて5人が打撲などのけがをした。
ユニック車の運転手(58)にけがはなかった。
また、ユニック車の車体についていた部品が外れ、対向車線を走っていたキャンピングカーにあたったが、運転手などにけがはなかった。
東和観光バスがバスの車内に設置したドライブレコーダーの映像によると、走行中のバスのフロントガラスが突然割れ、ガラスの破片が運転席付近に飛び散っている。
バスの運転手は、そのまま運転を続け、ゆっくりとスピードを落としていた。
また、車の正面に取り付けられた別のドライブレコーダーの映像を見ると、向かい側を走ってきたユニック車のクレーンの先端が中央線を越え、バスが走行していた車線にはみ出していたことが分かる。
警察は、ユニック車の「クレーンアーム」と呼ばれる部分がゆるんでセンターラインを越え、バスのフロントガラスに接触したものとみて、事故の状況を詳しく調べている。
東和観光のツアーバスは東北地方をめぐる3泊4日のツアーの途中で、26日に岩手を出発し、青森と秋田を経由したあと、鶴岡市のあつみ温泉に向かっていた。
出典
『ユニック車接触バスの5人ケガ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024940672.html?t=1461881134182
『観光バスにトラックの“クレーン”衝突』
http://www.news24.jp/articles/2016/04/28/07328942.html
4月28日23時59分に山形新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月29日10時5分にNHK東北NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、クレーンを固定していなかったとみて、自動車運転処罰法違反(過失運転傷害)の疑いで大型レッカー車の運転手=北海道八雲町=を逮捕した。
運転手は、山形新聞の取材に「(クレーンは)固定していた。なぜ動いたか分からない」と話した。
調べによると、レッカー車は秋田方面に向かって走行中、付属のクレーンが回転して対向車線にはみ出し、先端部が擦れ違いざまにバスの運転席側のフロントガラス上部に当たったとみられる。
バスとクレーンがぶつかった衝撃でレッカー車のライトが破損。
破片が、バスの2台後ろを走っていた福岡県北九州市、会社員男性(64)のキャンピングカーにぶつかり、フロントガラスが割れた。
レッカー車を所有する北海道八雲町の会社によると、事故をおこした車両は、27日北海道を出発したあと、長野県松本市で故障した大型の保冷車を回収し、一般道を通って北海道函館市までレッカー移動する途中だったという。
事故の影響で、現場は約1時間にわたり、全面通行止めとなった。
出典
『観光バスがトラックのクレーンと衝突 遊佐・多数けが』
http://yamagata-np.jp/news/201604/28/kj_2016042800596.php
『クレーン衝突で 運転手逮捕』
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160429/4961401.html
(ブログ者コメント)
NHKのドライブレコーダー映像によると、レッカー車のアームは、斜め後方を向いている。
また、バスは、右上方の角が凹んだりフロントガラスが割れたりしている。
一方、バスの運転手は、アームが当たる直前に身をかがめ、当たった直後からは冷静にバスのスピードを落としているように見える。
以下は、NHKとは別のユーチューブ映像。
https://www.youtube.com/watch?v=Fiei0cVYz4Y
(2016年5月21日 修正1 ;追記)
2016年5月19日18時50分にNHK山形から、クレーン付け根のギヤの歯が壊れたことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
クレーンは製造から10数年が経過していたが、運転手は法令で定められた点検を行わず、当時、ワイヤーで荷台に固定しないまま運転を行っていたという。
そして、走行中にクレーンの付け根部分にあるギアの歯が壊れたことなどで、クレーンが対向車線にはみ出したという。
酒田区検察庁は19日に過失運転傷害の罪で略式起訴し、運転手は酒田簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受け、すでに納付を済ませたという。
出典
『レッカー車運転手を略式起訴』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025245661.html?t=1463690716456
2016年4月29日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月29日0時19分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時ごろ、長浜市西上坂町の物流施設「ヤタニ酒販長浜センター」で、大型トラックの燃料タンクから軽油約500ℓが漏れ、一部が敷地内の側溝から近くの長浜新川に流出した。
県や市が川にオイルフェンスを設置したが、農業用水を通って約3km先の水田にも流れ込んだ。
滋賀県湖北環境事務所によると、水田で80アールの油膜が確認された。
現時点で、湖への流入はないという。
トラックを運行した運送会社が、油の回収を進めている。
警察によると、側溝の鉄蓋をトラックが跳ね上げ、トラックの左側面下のタンクにぶつかって、亀裂ができたという。
出典
『軽油5百リットル河川流出 滋賀、琵琶湖に流入なく』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160429000001
2016年4月4日21時56分に時事ドットコムから、トラブル発生を伝える下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県福山市の走島で3月に断水があり、市が原因を調査した結果、同市の景勝地「鞆の浦」から島へ引かれた海底の送水管が切断されていたことが、4日、分かった。
市は、福山海保へ被害届を提出した。
市によると、送水管は全長約6km、直径約150mmの鋼管。
切断箇所は、島と鞆の浦のほぼ中間の沖合約3kmの地点で、送水管約100m分の行方が分からなくなっているという。
管は、水深約20mの海底に埋設されていたが、一部が海底に露出し、本来の設置場所から150~200m東へ移動していた。
出典
『海底送水管を切断か=100メートル分紛失-広島・福山』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016040400736&g=soc
4月13日19時5分に広島ホームテレビからは、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
福山市走島の漏水事故で切断されていた送水管は、来月中旬に仮復旧されることになった。
公開された切断部分の画像では、海底1mに埋設されているはずの送水管はむき出しになっている様子がうかがえる。
東方向に140mから200mずれていたほか、約100m分がなくなっていた。
走島の水道は、現在、給水船によって維持されているが、福山市は、なくなった部分をつなぐ送水管の仮復旧を、来月中旬に終える予定だ。
また、本復旧が完了するのは来年10月になる見通しで、復旧にかかる費用は約3億円を見込んでいることを明らかにした。
出典
『走島の送水管 仮復旧は来月中旬』
http://news.home-tv.co.jp/news.php?ymd=2016-04-13&c=&id=2016-04-133
4月26日21時5分にNHK広島NEWS WEBからは、管の一部が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故から1か月たった今月20日、福山海保が付近を捜索したところ、本来の位置から600mほど東の海底で、切断されたとみられる管が見つかったという。
海保は、船のいかりが送水管を引っかけて切断した可能性もあるとみて、原因を調べている。
出典
『切断されたと見られる管 発見』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20160426/4877901.html
(2016年5月9日 修正1 ;追記)
2016年5月6日19時26分にNHK広島NEWS WEBから、福山港に入港する船が船長と航海士の意思疎通不足でイカリを海底まで下したことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
ことし3月、福山市沖合の走島で島につながる送水管が切断された問題で、大手海運会社の日本郵船は会見を開き、送水管を切断したのは日本郵船の運搬船とみられると発表し、関係者に謝罪した。
福山市役所で開かれた会見には、日本郵船の田澤副社長など、3人が出席した。
それによると、ことし3月20日午後5時前に、日本郵船が運航する「新平隆」(10万2200トンあまり)が、鉄鉱石を積んでブラジルから福山港に向かう途中の走島の沖合で、いかりを下ろす準備作業をしていたところ、いかりが海底に達して送水管を破損したとみられるという。
フィリピン人の船長は、送水管を傷をつけないよう、いかりを海面より高い5m程度下ろすよう指示したものの、乗組員に正確に伝わらず、海底まで下ろしてしまったという。
福山海保の指摘を受けて、乗組員への聞き取りや船の運航記録などを調査してわかったもので、今後、損害賠償などにも対応していくとしている。
田澤副社長は、「生活に欠かせないインフラを破損したという重大な結果を真摯に受け止め、ご迷惑をおかけした住民や関係者の皆様に心からおわび申し上げます」と謝罪した。
出典
『送水管切断は日本郵船の船』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20160506/5097071.html
5月7日付で朝日新聞備後版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
船長は、海面よりやや上にイカリがくるよう指示したつもりだったが、航海士は30m近く下して海底に接触させ、約250m引きずって航行した。
調査では、船長が言い間違えた可能性があるとみている。
一方、事故当時に船長の指示の誤りを指摘したと社内調査で主張した航海士は、イカリの位置を正確に把握できていなかったという。
田澤副社長は、「コミュニケーション不足や航海士の認識不足など、基本的なミスが原因。責任は当社にある」などと述べ、謝罪した。
(2016年12月7日 修正2 ;追記)
2016年12月6日8時15分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
貨物船は、水深およそ20mの地点で誤って32.5mのいかりを下ろしていたということで、福山海保は、5日、貨物船の54歳のフィリピン人の船長を水道法違反の疑いで書類送検した。
出典
『走島送水管切断で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20161206/4991681.html
12月6日付で朝日新聞備後版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報と過去記事内容とを合わせ考え、タイトルを修正した)
福山港への入港準備のため沖合でイカリを下ろした際、誤って必要以上に深く下ろすよう船員に指示し、海底に達したイカリが送水管を壊した疑い。
2016年4月27日13時35分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
泉北高速鉄道は、27日、泉ケ丘駅(堺市南区)で26日午後10時ごろ、到着した電車のドアの戸袋に引き込まれた乗客のかばんを駅員らが取り除いた後、開閉に異常がないか確かめた際、ホーム側と反対のドアが開くトラブルがあったと発表した。
原因は車掌の勘違いといい、開ける前に「ホームと反対側のドアが開くので注意してください」と車内アナウンスをしており、約200人の乗客にけがはなかった。
運転士の指摘を受けた車掌は、約5秒後にドアを閉め、転落した人がいないかを確認してから発車したため、この電車に約10分の遅れが出た。
出典
『あわや!? 乗降側と反対側のドアが開き… 大阪・泉北高速、事前にアナウンスあり、けが人なし』
http://www.sankei.com/west/news/160427/wst1604270064-n1.html
(ブログ者コメント)
なぜ、勘違いしたのだろう?
かばんが挟まれるのはホーム側に限った話だろうに。
まあ、そこがヒューマンエラーなのかもしれないが・・・。
同じようなトラブルは、1週間ほど前にJR幕張駅でも起きている。
2016年4月26日掲載
2016年4月20日 千葉県のJR幕張駅で車掌が到着ホームを勘違いし反対側のドアを開閉して出発したため25人が乗車できず、ホームは車両の両側にあったためけが人はいなかった
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5851/
2016年4月26日19時12分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月27日7時0分と17時20分に福井新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後1時半ごろ、福井市大丹生町の国道305号線で、走行していたトラックから積み荷の木材の一部が落下し、対向車線を走ってきた乗用車のフロントガラスを直撃した。
この事故で、乗用車を運転していたあわら市の男性(43)が病院に運ばれたが、頭などを強くうち、死亡した。
警察によると、落下した木材は縦7.5cm、横4.5cm、長さは5mで、6本束ねられていた。
乗用車には、男性の知人の50代女性も乗っていたが、けがはなかった。
トラックの運転手にも、けがはなかった。
警察は、トラックを運転していた福井市の会社員、K容疑者(男性、31歳)を過失運転傷害の疑いで逮捕するとともに、当時の状況を詳しく調べている。
警察によると、トラックは、大きさが異なる木材約100本を福井市内の木材加工所に運ぶ途中で、K容疑者は、「カーブだったがスピードが速かったと思う。積み荷の固定がゆるかったかもしれない」と話しているという。
現場は片側1車線の国道で、急なカーブが続いている。
現場は、トラックからみて左カーブ。国道とはいえ、平日の交通量はさほど多くない。
近所の70代男性は、「平日は車はまばらに通る程度」と指摘する。
ただ、「付近はカーブがきつく、地元民は危険さを把握しているため、運転する際は低速で注意して走る」という。
一方で、「スピードを出して走行する車をよく見かけ、いつ事故が起こるかとハラハラしていた」と話していた。
出典
『トラックの木材落下 男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054874211.html?t=1461703533149
『材木落下、対向車窓破り男性死亡 トラック運転手を過失傷害容疑で逮捕』
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/94329.html
『材木直撃事故の道「カーブ危険」平日の交通量はまばら』
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/94380.html
4月28日付で中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックは過積載の状態だったことが、27日、関係者への取材で分かった。
警察は、角材の積み方に問題がなかったかなどを調べている。
関係者によると、トラックの最大積載量は4トンで、角材の総重量は約4.5トンだった。
自動車運転処罰法違反の疑いで現行犯逮捕されたK容疑者(31)が勤める製材会社の社長は、取材に、「これまでは内側に崩れることはあっても、荷台から落ちることはなかった。過積載の認識はなかった」と話した。
出典
『トラックは過積載 角材落下死亡事故』
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20160428/CK2016042802000021.html
4月27日14時4分に福井テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福井テレビの取材に対し、製材会社の社長は、過去にも同程度の量を載せていたことがあったと認めたが、過積載の認識はなかったとしている。
出典
『トラック角材落下事故 過積載の疑い』
http://www.fukui-tv.co.jp/?fukui_news=
(ブログ者コメント)
NHKの映像を見ると、6本が束になった状態で運転席側のフロントガラス右端を突き破り、後部座席にまで達している。
(2017年3月15日 修正1 ;追記)
2017年3月10日20時11分にNHK福井から、運転手のみならず経営者も落下防止策を怠っていたとして書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、トラックを運転していた32歳の男をその場で逮捕したあと、任意に切り替えて捜査を進めていたが、積み荷の木材をロープできちんと固定するなどの落下防止策を怠っていたとして、10日、過失運転致死の疑いで書類送検した。
また、製材会社の60歳の経営者も、木材がきちんと固定されているのかを十分に確認していなかったなどとして、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察によると、2人とも容疑を認めているという。
出典
『落下物事故で運転手ら書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054622791.html?t=1489173076859
2016年4月25日22時1分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都に本社を置く「ワコールホールディングス」は、子会社が販売するパジャマに、火がつくと瞬時に広がる「表面フラッシュ」という現象が起きるおそれがあるとして、1万枚余りの自主回収を進めていると発表した。
「ワコールホールディングス」によると、自主回収しているのは、おととし10月からことし3月にかけて子会社が直営店などで販売した「ウンナナクール」というブランドのパジャマのうち、5品目あわせて1万135枚。
これらのパジャマは、生地の表面の綿をけばだたせているが、火がつくと瞬時に燃え広がる「表面フラッシュ」という現象が起きるおそれがあるという。
「ワコール」は、購入した人から「ガスコンロの火がついてすぐに燃え広がった」という指摘を受けて、3月末に販売を中止し、自主回収することを決めた。
けが人の報告はなく、これまでにおよそ1500枚を回収し、返金したという。
「ワコール」は、「多大なご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。安全管理の徹底に努めます」としている。
出典
『ワコール パジャマを自主回収』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160425/4846751.html
4月25日21時34分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
実際に着火したケースを6件確認したが、現在のところ、けが人は出ていないとしている。
生地の品質検査をワコール側が怠っていたという。
3月29日に自社のホームページなどで不具合を報告し、商品の回収を始めたが、現時点で約1500枚にとどまっている。
『ワコール、子会社販売のパジャマ約1万枚を回収』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160425-OYT1T50100.html
(ブログ者コメント)
表面フラッシュ現象については、社)カケンテストセンターHPの下記記事参照。
『表面フラッシュ試験』
「表面フラッシュ試験」とは、「生地に表面フラッシュ現象が発生する度合い」を調べるものです。
起毛された衣料品などを着用して炎に近づくと、炎が生地表面の毛羽から毛羽へと急速に伝わって、炎が走るような現象を起こすことがあります。
このような現象を、「表面フラッシュ」現象といいます。
綿や麻、レーヨンなど、セルロース系の繊維は、いわば紙と同じ分子構造を持っているため、燃えやすい物質の一つです。
起毛されることにより、毛羽部分は空気との接触面積が大きくなり、着火すると瞬時に燃えてしまいます。
表面フラッシュの炎は、明るいところでは殆ど目立たず、気付くのが遅れると、地組織まで延焼して思わぬ事故を招いたり、自分が着用している衣服を伝わっていくフラッシュの炎に驚いて持っていた鍋などを落としたり、慌てて転んだりといった、二次災害を招く危険があります。
http://www.kaken.or.jp/exam4qc/surface_flash/
『クレーム事例集 表面フラッシュ』
冬になると、起毛加工を施した衣料品が多くなります。
綿やレーヨンなどの起毛した部屋着を着たまま、ガスレンジで料理することもあると思いますが、誤って炎に触れてしまうと、あっという間に燃え広がり、大きな事故につながる可能性があるということをご存じですか?
そこで、今回は、カケンの「商品情報ファイル(クレーム編)」の中から”表面フラッシュ”の事例を引用し、紹介します。
※ブログ者注記 ;個別事例の転載は省略する。
http://www.kaken.or.jp/complaint/0301/
2016年4月25日20時25分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大衡村の物流センターで、3年前、従業員がフォークリフトに衝突され、けがをしたにもかかわらず、自ら転んだように見せかけ、労基署にうその報告をしたとして、物流センターを運営する会社と担当していた課長が書類送検された。
書類送検されたのは、静岡県浜松市に本社があるⅮ社と、この会社の41歳の元総務課長。
古川労基署によると、平成25年7月に、この会社が運営する大衡村の物流センターで、従業員がフォークリフトに衝突されけがをしたにもかかわらず、元総務課長は、従業員が自らつまづいて転倒したと、うその報告書を労基署に提出したという。
従業員の治療が長引き、休業補償の申請が2年近く続いたため、労基署が本人に聞き取り調査をしたところ、うその報告がわかったということで、会社と元総務課長を労安法違反の疑いで書類送検した。
Ⅾ社は、「うその報告をしたことは確認しているが、書類送検については正式に連絡がなく、コメントできない」と話している。
出典
『労災事故うその報告 書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160425/4851861.html
2016年4月15日23時23分に朝日新聞から、事故時の状況を伝える下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後7時半ごろ、岐阜県美濃市須原の須原トンネル(全長約280m)内で、岐阜県などが出資する第三セクター「長良川鉄道」(本社・同県関市)の北濃発美濃太田行き1両編成のディーゼル車が脱線した。
男性運転士(35)が肋骨を骨折し、乗客の男女2人にけがはなかった。
警察と長良川鉄道によると、トンネルは車両の進行方向に向かって右にカーブしており、何らかの原因で後輪が左側に脱線した。
衝撃で、車体の一部がトンネルの壁面に接触したという。
この事故の影響で、美濃市~郡上八幡間は終日運休。16日も、同区間は運休する見通しだという。
国の運輸安全委員会は、16日、調査官2人を現地に派遣し、原因を調査する。
出典
『長良川鉄道、トンネル内で脱線 運転士が軽傷 岐阜』
http://www.asahi.com/articles/ASJ4H728QJ4HOHGB01G.html
2016年4月25日9時17分に岐阜新聞からは、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同鉄道は、24日、現場付近でレールの破断が見つかり、破断が発端となり脱線につながったとする、独自の調査結果を発表した。
全てのトンネルで線路の緊急点検を行い、異常がないことを確認したとして、25日に通常運転を再開する。
同鉄道によると、レールは1本25mで、須原トンネルの入り口から4本目の左側のレールが破断していた。
破断箇所付近のレールと枕木を固定するボルト6本も、手で回る程度に緩んでいた。
トンネル内の漏水でレールが腐食してひびが入り、列車の走行で破断につながった。
破断箇所から車輪が乗り越えて、脱線に至ったと推定されるとまとめた。
事故原因については、運輸安全委員会が調査中で、公表には約1年かかる見込み。
同鉄道は、委員会の調査で原因が判明次第、再発防止策を策定する。
運転再開に当たり、当面、社員が列車が通過するごとに事故現場を監視するなど、事故防止に努める。
同鉄道は、観光列車「ながら」も、27日に予定通り運行開始する。
出典
『「レール破断で脱線」調査結果公表 長良川鉄道、きょう再開』
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160425/201604250917_27162.shtml
(ブログ者コメント)
4月25日付で長良川鉄道HPに、本件に関する下記趣旨の記事が掲載されていた。
2.認定された事実
(1)線路の状態について
①トンネルの入口から4本目の左側のレールに破断が確認された。
②当該列車は脱線後約90m走行したのち停止した。
③レールの破断箇所の周辺にあるレール締結装置のボルト6本が手で回る程度に緩んでいた。
(2)点検状況等について
①平成27年7月の軌道検測、4月8日の徒歩巡回及び13日の列車巡回において、異常は認められなかった。
②当日、30分ほど前に現場を通過した大矢駅行き違いの対向列車において、異常の報告はなかった。
4.当社の推定原因
(1)車輪が軌間の外方に脱線している状況、及び、直近で実施した軌道検測結果等から、軌間拡大によるものとは考えにくく、レール破断 が発端で脱線につながったものと推定する。
(2)レールが破断した理由として、判明している事実から、以下のような要因が重なり、列車脱線事故に至った原因と推定する。
①トンネル内部の漏水がレールに長期間にわたってかかり続けたことにより、レール(特に底部)が腐食して耐力が低下していた。
②R300mの曲線区間のため、列車の走行による横圧を受けやすく、耐力が低下したレール、特に外側にあるレールにひびが入り、進行 していた。
③レール締結装置の板バネが、レールのひびの進行などとともに上下動を繰り返し、板バネを保持するボルトに緩みを生じさせていた。
④ひびが進行していたレールが、列車の走行により破断につながり、 ボルトの緩みも進行していたレール締結装置の保持力が低下し、 レールの破断箇所から車輪が乗り越えて列車脱線に至ったものと推定される。
(3)レール破断面の状況から、レール上部は錆等の付着が少なく、かなり直近に、かつ、急激に破断が進行したものと推定される。
http://www.nagatetsu.co.jp/images/company/Report20160424.pdf
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。