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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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早いもので、あの未曽有の大災害から、5年経った。

 

新聞やテレビでは、1週間前ほどから特集記事や特番などが組まれ、様々な切り口から当時の状況や現在の復興状況などが紹介されているが、中には、ブログ者が初めて知ったことも多い。

 

たとえば、3月4日21時から放映されたフジテレビの金曜プレミアム「消防隊だけが撮った0311」中、以下のようなエピソードが紹介されていた。

 

『南三陸町に数あった消防団の中で、ただ一つ、高台にあって難を逃れた消防団の人たちが、夜が明けてから、「俺たちが行かずに誰が行く」という思いで、瓦礫が進路を阻む中、津波の恐怖とも戦いながら志津川病院にたどりつき、病院で極寒の夜をあかした人たちに大いなる希望を与えた』

 

涙もろくなっているブログ者は、病院の生存者と消防団の人たちが出合う場面で、思わず・・・・。

 

あのような大災害は、ブログ者が生きている間は、もう起きないだろう・・・とは思っているが、いつ起きても不思議ではないのが、天災の怖いところだ。

 

自分の身を守るため、自分でできることは自分でする。

 

ブログ者も、大震災以降は、夕方に風呂の残り湯を流す際には洗濯機の槽を満タンにしてから流したり、あるいは飲料水用に常に20リットル容器1~3個を満タンにしておくなどの対応をとっている。

 

 

 

 

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2016331859分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

331953分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年4月、三豊市の食品会社の工場で派遣社員が作業中に腕を骨折する労災事故があり、この事故の報告を怠ったとして、高松労基署は、食品会社と派遣元の会社のあわせて2社とそれぞれの責任者2人を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、高松市の人材派遣会社「N」と三豊市の冷凍食品会社「S」、それに、それぞれの会社の報告責任者。


同署によると、去年4月、S社の工場で、N社から派遣された女性社員が冷凍食品の製造ラインのベルトコンベヤーの掃除中に右手を挟んで骨折する事故があった。


派遣社員の労災事故については、派遣先と派遣元の双方が労基署に報告する義務があるが、今回は、いずれの会社も事故からおよそ4か月間、報告を怠っていたという。
このため、同署は、両社と報告責任者2人を労安法違反の疑いで、それぞれ書類送検した。


同署によると、派遣元のN社側が派遣先に迷惑がかかるとして報告を怠り、S社も、「N社から『労災として扱いたくない』と聞き、これを黙認したとみられていて、いずれの関係者も容疑を認めているという。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033393631.html?t=1457041973686

http://www.sankei.com/west/news/160303/wst1603030074-n1.html 

 

 

 

 

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2016331757分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年、下関市の造船会社の工場でクレーンから落下した鉄板の下敷きになって作業員が死亡した事故で、警察は、クレーンを操縦していた21歳の会社員が作業員に事前に避難を指示しなかったことが事故につながった疑いが強まったとして、3日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、下関市の造船会社「K社」の21歳の会社員の男。


去年9月、K社の工場で、クレーンで運んでいた重さおよそ600kgの鉄板が突然落下し、近くで溶接作業をしていた64歳の男性作業員が下敷きになって死亡した。

警察は、クレーンを操縦していた21歳の会社員が、作業員に事前に避難を指示しなかったことが事故につながった疑いが強まったとして、3日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。

調べに対し、容疑を認めているという。


K社の総務部長は、「今回の事故を重く受け止め、労災事故が二度と起こらないように安全対策を徹底していく」とコメントしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063385791.html?t=1457041686801

 

 

 

 

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2016331010分に読売新聞から、『「賢いネズミ」に先手の対策・・・築地移転前に駆除』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

築地市場(東京都中央区)の移転により、餌場を失ったネズミが周辺の飲食店などを荒らすのを防ぐため、中央区は東京都と連携してネズミの駆除に乗り出す。

11月に豊洲市場(東京都江東区)へ移転する前に、巣穴を封鎖したり、植え込みに捕獲用ボックスを置いたりして、大移動を事前に食い止めたい考えだ。

 

中央区生活衛生課によると、築地市場には主にクマネズミやドブネズミが生息している。

どれくらいの数が周辺に移動するかは未知数だが、市場が移転すると、周辺の住居や飲食店、事業所などに散らばり、感染症などを広める懸念がある。

 

都と区は、市場が休みとなる5月のゴールデンウィークと8月のお盆に、巣穴を埋めたり、マンホールに殺そ剤を投入したりする。

このほか、植え込みに捕獲用ボックスなどを仕掛ける。


9月から来年3月にかけては、市場周辺の住宅や飲食店、事業所などに捕獲用の粘着シートを10枚ずつ、計約8万3000枚配るという。

区は、2016年度予算案に2200万円を計上した。

 

同課の担当者は、「ネズミは賢いので、被害を防ぐには先手の対策が必須。移転に向けた作業が始まってネズミが異常を察知する前に数を減らしたい」と話している。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160303-OYT1T50020.html

 

 

 

 keyword ;小動物



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201633日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前10時50分頃、大阪府吹田市の国立民族学博物館の職員から「展示室内で炎が出た」と119番。

消防が駆けつけたところ、既に職員によって消し止められていた。

 

同館は午前10時に開館し、当時、職員や入館者ら約350人がいたが、館外に避難し、けが人はなかった。

警察などによると、改装のため閉鎖中だった

 

2階のアイヌ文化を伝える展示コーナーで、アイヌの伝統的家屋を委託業者が撮影中、かやぶき屋根の一部がハロゲンランプで熱せられ、燃え出したとみられる。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160303-OYO1T50012.html

 

 

 

(2016年4月7日 修正1 ;追記)

 

20164350分に産経新聞westから、『前代未聞の民博ボヤ「あわや大惨事」 光量調節用の和紙に引火 スプリンクラー作動せずバケツリレーで消火 8年がかりのリニューアル完成目前』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

日本を代表する民族学研究の拠点、大阪府吹田市の国立民族学博物館(民博)で3月に起きた火災は、写真撮影用の照明の光量を調整するため、電球を覆っていた和紙に引火したことが原因だったことが、2日、関係者への取材でわかった。

 

スプリンクラーは作動せず、職員らはバケツリレーや消火器で火を消し止めた。

「展示物は燃えやすいものばかり。あわや大惨事だった」。

昭和52年の開館以来、初めての事態に、民博は、第三者による検証委員会と内部調査委を立ち上げ、防災マニュアルなども見直す方針だ。

 

「火事だ」-。

入場を制限して展示を入れ替えていた民博本館の2階に職員らの声が響いたのは、3月3日午前10時半ごろだった。

アイヌの文化コーナーにあったかやぶき家屋「チセ」から白い煙が立ち上り、焦げた臭いとともに、瞬く間にフロアに充満した。

 

民博によると、炎がほとんど上がらなかったため、熱を感知しなかったのか、スプリンクラーは作動せず、職員らが消火器とバケツリレーで約30分後に火を消し止めた。


負傷者はなかったものの、小学生の団体を含む来館者や職員ら約310人が屋外に避難する騒ぎになった。

 

民博は、開館以来初めてとなる展示の全面リニューアルを、平成20年から進めていた。

その最終段階として、昨年11月から同コーナーを改修し、3月17日から公開する予定だった。

 

改修作業の完了を目前に控え、3日は午前9時ごろから、外部の専門業者のスタッフ2人がチセ内部で資料用の撮影を行っていた。

 

火災後の検証の結果、スタンド式の照明器具の光量を調整するため、電球の一部を覆っていた和紙が熱で発火。

ちぎれて燃えながら宙を舞い、チセの屋根のかやに引火したとみられることがわかったという。

 

スプリンクラーや感知器に異常はなく、消火活動にあたった吹田市消防本部も、「防火管理体制に問題はなかった」としている。

 

ただ、民博では、世界各地から集めた資料をできるだけ間近に見てもらおうと、ケース内ではなく「露出展示」にこだわり、燃えやすい木製品や布製品などがその多くを占める。

学術的に評価の高い豊富な展示は、防火面では弱点になり、消火が一歩遅れれば大惨事になる可能性があった。

同館関係者は、「大勢が来館する行楽シーズンだったらと考えるとぞっとする」と振り返る。

 

消火活動の影響で、アイヌの文化のほか、中央・北アジア、日本の文化コーナーなど、本館2階の展示場の一部は閉鎖され、リニューアルした展示の公開も、6月中旬までずれ込むことになった。

チセ以外に焼けた展示品はなかったが、消火器の薬剤が露出展示されていた多くの資料のすき間に入り込み、除去に時間がかかっている。

 

チセ自体も、アイヌ初の国会議員、故萱野茂さんが制作を監修した貴重な資料だったが、今後、萱野さんの親族らの協力を得て、ふき替え直すことになった。

 

民博の別棟では、2月から5月10日までの予定で、アイヌの首長を描いた貴重な絵画など、蝦夷地をめぐる資料を集めた特別展「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」を開催している。

特別展は開催中だが、改修したアイヌの文化コーナーの同時公開はできなくなった。

 

最寄り駅から初めて無料バスを運行するなど、集客に力を入れていただけに、展示担当者は、「本館の常設展と合わせてアイヌ文化への理解を深めてもらいたかった」と残念そうに語る。

 

検証作業を進める民博は、燃えやすい展示物のそばに消火栓を設置することや、異変をすぐに発見できるよう、館内の監視カメラを増設することを検討している。

民博の吉田副館長は、「館内には燃えやすいものが多く、潜在的な火災の危険性があることを改めて認識したい」と話した。

 

国立民族学博物館]

昭和49年に設立された、日本初の民族学・文化人類学研究のための博物館。

施設は大阪府吹田市の日本万国博覧会跡地に建てられ、昭和52年に開館した。

世界各地の民族の生活と文化についての標本や情報を収集し、展示公開している。

映像資料なども含め、所蔵品は100万点以上。

初代館長は、比較文明論で知られる梅棹忠夫氏。

学界をリードする研究者たちが国内外から集まり、日本の民族学研究の中心的な役割を担っている。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/160403/wst1604030015-n1.html

 

 

 

 

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201634日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前9時ごろ、塩釜市のT社で、契約社員の男性(71)が工場2階から約4m下のコンクリート床に転落した。

男性は頭を強く打ち、搬送先の病院で約3時間後に死亡した。

 

警察によると、男性は2階で、開閉式の床板(2m四方)から漁網を吊り上げる作業をしており、誤って転落したらしい。

 

事故当時、2階では同僚2人が作業をしていた。

 

 

331910分に東北放送からは、若干ニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前9時頃、塩釜市の漁網製作会社「T社」の工場の2階で、作業をしていた契約社員の男性(71)が、漁業用の網を吊り上げるために床に空けられている穴から3.9m下に転落した。

男性は全身を強く打ち、約3時間後に死亡した。

 

警察によると、男性は、穴を塞いでいた縦2m、横1.5mの木製のふたを、電動ウインチで吊り上げる作業をしていた。

 

男性は命綱をつけていなかったということで、警察で安全管理に問題がなかったかなど、事故原因を調べている。 

 

出典URL

http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20160303_25549.htm

 

 

 

 

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2015927日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5242/

 

 

(2016年3月9日 修正1 ;追記)

 

201632日付で朝日新聞(聞蔵)から、落下原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中日本高速は、1日、「想定外」としていた落下原因を分析した最終結果をまとめた。

教訓を踏まえ、点検項目を追加。

事故調査を委託した有識者会議に報告し、了承を得た。

 

事故では、照明は天井との間の鉄製の留め具4本すべてが錆びて折れて落下。

報告によると、トンネル内は高湿度で、排ガスに含まれる硫黄や凍結防止剤の塩素などにより、留め具が腐食しやすい環境にあった。

 

宇利トンネルの照明の材質が、社内で仕様変更が引き継がれていなかったため、社内の管理記録と異なっていたことも判明。

本来は、経年劣化で照明本体に傷みが現れることが交換の目安となるが、実際の材質では、留め具の方が先に損傷するデータが示された。

 

落下2年前の定期点検で異常に気付けなかったが、再現実験で留め具を同程度に腐食させて定期点検と同様に揺すっても、ぐらつきは確認できなかった。

 

留め具の錆びの進行を点検する別の方法として、専用の機器を導入し、計測することにした。

こうした今回の教訓を、新たなトンネルの設計や管理に活用するという。

 

 

32143分に日本経済新聞からは、接合部のパテが腐食したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東名高速道路の宇利トンネルの上り線で、昨年8月、照明器具が落下してトラックのミラーが破損した事故で、中日本高速道路は、1日、照明をワイヤで吊るなどして安全対策を強化し、定期点検の項目も追加すると発表した。

同日、有識者による最終の調査検討会でまとめた。

 

凍結防止剤から出る塩化物や排ガス中の硫黄酸化物が、照明を固定する取り付け脚との接合部のパテを腐食させ、破断したと推定。

 

同種の照明を使っているトンネルは12本あり、順次、交換する。

同社は、事故の2年前に点検していたが、落下の兆候を発見できなかった。

 

今回、落下した以外の照明を使うトンネルのうち、135本についても、表面の亜鉛めっきの膜の厚さを定期的に測定する項目を追加する。

 

出典URL

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD01H2T_R00C16A3CN8000/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

凍結防止剤に含まれる塩素によってトンネル内の照明器具が落下したかも・・・という記事は、過去にも紹介済み。

 

201317日掲載

20121230日報道 大崎市のトンネルで照明器具が落下したのは凍結防止用の塩が巻きあげられたことが原因か?

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2590/

 

 

 

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2016331859分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

道東のJR根室線で、2日夜、普通列車が2時間半にわたって動けなくなったトラブルは、JR北海道の調査の結果、総合指令室の担当者が指示を忘れたため給油が行われず、走行中に燃料が切れたことが原因だとわかった。


このトラブルは、2日午後7時すぎ、白糠町のJR根室線の古瀬駅と白糠駅の間で、1両で走っていた釧路行きの普通列車のエンジンが突然止まり、そのまま、およそ2時間半にわたって動けなくなったもの。

乗客4人にけがなどはなく、列車の燃料計の目盛りがゼロになっていたことから、JR北海道が原因を調べていた。

その結果、車両に不具合は見つからず、適切に給油しなかったため走行中に燃料切れを起こしていたことがわかった。


この列車は、先月28日に給油していて、次は1日夜に給油する予定だったが、暴風雪の影響で途中までで運休となったため、給油の場所も変わった。


この際、釧路支社の総合指令室の担当者が指示を忘れたため給油が行われず、運転士も、燃料計が車両の外側にあるため、エンジンが止まるまで燃料不足に気づかなかったという。


JR北海道釧路支社は、「チェック体制の確認を行うなど再発防止策をとり、信頼回復に努めたい」としている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160303/3386741.html

 

 

34日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北海道白糠町のJR根室線で普通列車(ディーゼル車、1両編成)が燃料切れで停止したトラブルで、JR北海道釧路指令室の社員が給油の指示をし忘れていたことが、3日、同社への取材で分かった。
暴風雪のため、運行計画が何度も変更されたことが原因。

JRは、「再発防止に向け、社員の教育を行いたい」と話している。

 

JRによると、この車両は2月28日に帯広運転所で給油後、29日に滝川駅で給油する予定だったが、暴風雪のため部分運休となり、滝川駅に到着しなかった。

その後も何度も運行計画が変更され、給油の指示をし忘れてしまったという。

 

燃料計は車両外の燃料タンクに付いており、運転士は燃料の残量を確認する義務はない。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160304/ddr/041/040/003000c

 

 

 

 

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2016321758分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

33335分にTBS News iから、33日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前11時20分ごろ、北海道旭川市工業団地の機械部品製造会社の工場内で、パート従業員の女性(72歳)が倒れた鉄骨の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

警察によると、倒れた鉄骨ははしご状で、縦約8m、横約1.5m、重さ500~600kg。

 

社長(男性、78歳)がフォークリフトでシートをかけた鉄骨を持ち上げたところ、並んでいた残りの鉄骨の一つに当たって、女性の上に倒れたという。

女性は、鉄骨にシートをかける作業中だった。

 

警察は、業務上過失致死などの疑いもあるとみて調べている。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/160302/afr1603020041-n1.html

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2716281.html

 

 

 

(2016年4月17日 修正1 ;追記)

 

201633日付の北海道新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる部分もある、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

鉄骨は、縦約1.5m、横約8m、厚さ約20cmのはしごのような形で、重さは500kg以上あり、床に立てて置いてあった。

 

クレーンで吊り上げられた別の鉄骨がぶつかって倒れたとみられる。

 

女性は、鉄骨にビニールシートをかぶせる作業中だったという。

 

 

 

 

 

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2016311840分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

311928分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

NPO法人日本防災士機構は、1日、災害発生時の被災者支援などで大きな役割を果たす「防災士」の資格取得者が10万人を達成したとして、東京都内で記念式典を開いた。

 

式典には、河野防災担当相や招待された防災士ら約500人が出席。 

河野担当相は挨拶で、「災害時は、国や自治体だけではやっていけない。防災士には、地域や職場を守る核となってほしい」と訴えた。

 

古川同機構会長は、冒頭、「自分の身は自分で守る、助けられる人から助ける人へという理念を軸として、防災士の養成が国民運動ともなるよう、歩みを進めていきたい」と挨拶した。


防災士は、阪神大震災をきっかけに2003年度に始まった同機構による認証制度で、災害時の避難や応急手当てなどについて、自治体や教育機関による研修を受講し、試験に合格することが必要。

地域防災・減災のリーダーとしての役割が期待されている。

誰でもチャレンジできる。

 

出典URL

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2016030100823

http://www.sankei.com/affairs/news/160301/afr1603010040-n1.html 

 

 

(以下は、10万人を突破したことを伝える、昨年12月16日付の毎日新聞大阪版の報道記事。

 

NPO法人・日本防災士機構(東京都千代田区)が認定する「防災士」の資格取得者が、11月に10万人を超えたことが分かった。

 

防災士は、阪神大震災の経験から、災害時の地域リーダーを育てようと2003年に制度化。

10年度に4万3948人だったが、東日本大震災後の12年度以降、資格取得者が急増した。

機構は、「東日本大震災を機に、防災を自らの問題と考える人が増えたため」とみている。

 

防災士は、機構が認めた研修機関で

▽災害発生のメカニズム

被災者の心理ケア

避難所運営

などの講座と救急救命講習を受け、試験に合格すれば資格を取得できる。

 

11月末の資格取得者は10万737人になった。

男性8万8397人、女性1万2340人で、男性が9割を占める。

 

災害時だけでなく、防災意識を高める活動や、防災訓練でも中心的な役割を担うことが期待されており、自治体などが養成を進めてきた。

 

震災前の資格取得者は年8500〜3400人だったが、震災後は、年1万4000〜1万3000人にはね上がった。

40〜50代が中心。特に、地域の自主防災組織のメンバーが多く、自治体や企業の職員もいる。

 

機構の担当者は、「東日本大震災の後、南海トラフ巨大地震や首都直下地震などに危機感を抱く人が増えた。目標の30万人に向けて大きな一歩だ」と話している。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20151216/ddn/012/040/051000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

日本防災士機構のURLなどは、以下の記事に掲載している。

 

201610月1日掲載

2015925日報道 愛媛大学で今年度から防災士資格取得のための講義が始まった

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5249/

 

 

 

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201631110分に産経新聞から、『まさかの品切れ340ページ・140円「東京防災」 15万冊増刷し一般販売を再開』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

都は、品切れとなっていた都の防災ブック「東京防災」の一般販売を、1日から再開する。

15万冊の増刷が完了。

都庁3階の都民情報ルームのほか、東急ハンズなどでも売り出す。

 

都によると、東京防災は1冊140円。

取扱店は、三省堂書店、東急ハンズ、ブックスフジ、八重洲ブックセンター、有隣堂で、都内40店、都外60店の計100店で販売される。
ほかの販売事業者も募集中という。

 

災害時の対処法などをまとめた「東京防災」は、当初750万冊を作成し、都民に無償配布していた。

都民以外からも「ほしい」との声があり、昨年12月に一般販売を開始したが、用意した5000冊がわずか3日で品切れ状態になり、販売を一時休止していた。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/160301/afr1603010013-n1.html

 

 

関連記事として、20151119811分に産経新聞から、企業などの“爆買い”が相次いで品切れになったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都が、災害時の対処法などをまとめた都民向けの防災ブック「東京防災」を都庁などで一般販売したところ、企業などによる“爆買い”が相次ぎ、わずか3日で品切れ状態となったことが、18日、分かった。

一冊140円という安さが人気を呼んだとみられる。

 

現在は在庫をかき集めるなどして対応しているが、都の担当者は、「何冊売れて何冊残っているのか、把握しきれない状態」という。

 

「東京防災」は、防災意識向上に向け、都が750万冊を作成。

内容約340ページというボリュームも話題になった。

 

9月から都民に無料配布していたが、都民以外からも要望があり、今月16日に都庁や一部書店で販売を始めた。

反響は予想以上に大きく、個人によるまとめ買いのほか、民間企業が千冊単位で注文するケースも。

担当者は、「増刷するかは今後の検討課題」としている。

 

前日に20冊を予約し、18日に駆け込み購入できた神奈川県海老名市のパート、小川さん(女性、55歳)は、「とても重要なことが書かれていると思い、予約した。家庭を持つ6人の子供たちや親類に配りたい」と話していた。

 

出典URL

http://www.sankei.com/life/news/151119/lif1511190004-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「東京防災」の電子版は、以下から参照できる。

http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/index.html

 

 

 

 

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2016312041分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

312216分に読売新聞から、3270分に福井新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前10時8分ごろ、関西電力の発注を受けて福井県美浜町竹波の山中で、上空約100mを飛行していた関電の協力会社のA社(本社・東京)のヘリコプターが、鉄塔に設置する陶磁器製の碍子(がいし)54個入りの木箱(計約800kg)を落とした。

けが人はいなかった。

 

国交省は、事故につながる恐れのある「重大インシデント」と判断。

同省運輸安全委員会が、1日、航空事故調査官2人を現地へ派遣した。

 

関電によると、ヘリは美浜町内のヘリポートを離陸し、2.1km離れた送電線の鉄塔建て替え工事現場に向かっていたが、ヘリポートを出て数分後、約700m飛行したところで、運搬用のナイロン製ネット(約4m四方)ごと木箱を落とした。

 

ネットは、ワイヤロープ(直径14mm、長さ約8m)で吊り下げていて、ネットの四隅を絞る「玉掛け用ワイヤロープ」の片方が、ヘリ下部につり下げたフックから抜けていたという。

(別報道)

フックに通していたワイヤロープの輪っかのうち、一つが外れたのが原因とみられるという。

 

飛行前、A社の担当者がワイヤロープの両端をヘリの金属製フックに固定したが、飛び立って数分後に落下した。

 

鉄塔は、関電美浜原発から変電所に向かう送電線を支えるもの。

 

A社のヘリは、2010年12月にも、同県おおい町の山中と海に、2回にわたり、資材などを落下させている。

同社西日本航空支社の支社長は、取材に「事故を受け改良したフックを使用していたが、再び発生させ申し訳ない」と陳謝した。

 

また、関電発注の空輸を巡っては、昨年10月にも同県高浜町で、別の協力会社がヘリから空の木箱を関電施設内の庭に落下している。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160302/k00/00m/040/067000c

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160301-OYT1T50135.html

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/90525.html

 

 

321928分にNHK福井からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

調査官は、2日朝9時ごろから、A社の操縦士など関係者から聞き取り調査などを行った。
調査官は、ヘリコプターの機体から木箱をつり下げるフックに異常がないかや、どういう状態で木箱がつり下げられていたのかなど、当時の状況を確認していた。

T調査官は、「機体の状況を見る限りでは、荷物が外れないよう正常にロックが作動していて、特に問題はみられないが、今後、さらに聞き取りを行い、1年以内をメドに事故原因の報告書をまとめたい」と話していた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053331971.html?t=1456953032642

 

 

 

(2016年3月21日 修正1 ;追記)

201631870分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2016
317200分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

関西電力とA社は、17日、資材を吊り下げていたフックのロックがかかっておらず、ワイヤーが抜け落ちたと推定されると発表した。
ヘリ機内でロック完了を示すライトが誤って点灯し、操縦士が気付かなかったという。

資材は、端が輪になったワイヤをフックに通し運搬する。
ヘリが上昇してフックに重さがかかることで自動的にロックがかかり、機内のライトも点灯する仕組み。

同社が同型フックで検証したところ、ワイヤがねじれてフックのキーパー(ワイヤが抜けないようにする装置)にかかった場合、キーパーが持ち上がってロックがかからないことがあった。
その際、機内のライトが誤って点灯する異常もあった。
操縦士は、ロックがかかっていないことに気付かず運搬を始め、ワイヤが抜け落ちたと考えられるという。

A社のヘリは2010年12月にも同県おおい町で資材などを落下させており、今回のフックはロック機能を追加する改良を加え、14年8月から使用。
これまで、ライトの異常の報告はなかったという。

関電は、再発防止策として、フックを手動でロックするタイプに変更。
運搬前にロックがかかっていることや、ワイヤのねじれがないことを目視で確認するよう、マニュアルを変更する。
他の協力会社にも周知した上で、来週にもヘリ輸送の作業を再開する。

原因と対策は、14日に国交省東京航空局に報告。
16日に福井県と美浜町、敦賀市に説明した。

出典URL

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/91669.html 
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053779421.html?t=1458252221454


 

(2017年8月3日 修正2 ;追記)

 

2017728日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)から、ワイヤのねじれが原因と推定した調査報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国の運輸安全委員会は27日、資材を吊り上げるワイヤが飛行中にフックから外れ落下したと推定する調査報告書をまとめ、公表した。

 

報告書によると、ヘリコプターは資材2個を、それぞれワイヤでフックにひっかけて飛行していた。

 

うち1個は、ワイヤがねじれたままフックに取り付けられたため、持ち上げられる過程でワイヤがねじり戻され、フックに正しく掛からなかった可能性があるという。

 

通常は、荷物を持ち上げるとフックはロックされる仕組みだが、ワイヤがねじれていたため、フックへの荷重のかかり方が変わり、ロックされなかった可能性も考えられるという。

 

報告書では、作業実施要領にロックの位置を確認する手順が盛り込まれていなかったこと、作業員に時間的な余裕がなく、ねじれを直す作業が不十分だった可能性も指摘している。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

運輸安全委員会の報告書は下記参照。

http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-inci/AI2017-3-1-JA9678.pdf

 

 

 



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20162291154分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2291316分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2012年9月に西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)のジェットコースターで安全バーのロックが走行中に外れた事故で、国土交通省の昇降機等事故調査部会は、29日、経年劣化で部品が破断したことが原因とする調査報告書を公表した。

 

破断した部品は、設置から26年間、交換されていなかった。

報告書は、点検を徹底していれば破断は防げたと指摘。

国交省に対し、劣化に留意した保守点検を遊戯施設に徹底させるよう求めた。

 

報告書によると、事故は12年9月30日午後1時20分ごろに発生。

西武園ゆうえんちのジェットコースター「ループ・スクリューコースター」に乗っていた女性(16)の安全バーのロックが外れた。

 

安全バーはU字形で、着席した乗客が頭上から体の前に下ろせば油圧でロックがかかり、肩や腹部が固定される仕組み。

ロックが外れても安全バーは下がったままだったため、女性にけがはなかった。

 

バーのロックの部品は、年1回分解して点検していたが、破断した箇所は分解が困難だったため、劣化を見抜けなかったという。

報告書は、安全のため、ロックの二重化も必要だと指摘している。

 

コースターは6両編成24人乗りで、全長876m、最高速度は時速約80km、高さの最高は28m。

宙返りや急降下があり、ロックが外れた380m地点は、宙返りの後だったという。

 

現在は休止中で、再開予定はないという。

 

出典URL

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG28H54_Z20C16A2CR0000/

http://www.asahi.com/articles/ASJ2T56Y1J2TUTIL02L.html

 

 

2291244分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

埼玉県所沢市の「西武園ゆうえんち」のジェットコースターで2012年9月、走行中に女性客の安全バーのロックが解除された事故で、国土交通省の昇降機等事故調査部会は、29日、ロックに使われる油圧装置の部品が破断し、部品は26年間交換されていなかったとする報告書を公表した。

 

事故が起きたのは、ジェットコースター「ループ・スクリューコースター」(定員24人、全長876m)で、女性客の座席でU字形の安全バーのロックが外れた。

女性客にけがはなく、他の座席に異常はなかった。

 

調査によると、安全バーを固定する油圧シリンダー内の部品が折れていた。

部品は、コースターが設置された1986年以来、交換した記録がなく、運転回数は100万回を超えていた。

 

同部会は疲労破壊が原因とみて、経年劣化に配慮した保守点検を行わせるよう、国交省に求めた。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160229-OYT1T50056.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

破断した箇所は分解が困難だった」と報道されている件、具体的にどのような状態だったのだろうか?

調べたところ、国交省からの事故調査報告書に、図解や写真付きで下記趣旨の記述があった。

 

○破断したのは、油圧シリンダー内のピストンロッド。

○当該ピストンロッドは、上部ロッドと下部ロッドでピストンを挟みこむ構造であり、破断したのはピストンの下、O-リング溝の部分。

○当該溝には、応力集中させないためのR面取り加工がされていらず、切削加工の仕上げも粗かった。

○油圧シリンダーは年に1回分解し、O-リング等の 交換を行っていたが、ピストンロッドは分解できなかったため、破断した部分は点検していなかった。

○遊戯施設事業者3社へのヒアリングによれば、拘束装置のロック機構にか かる重要部品については、定期的に磁粉探傷検査等を行っているとのこと。

そのような方法でピストンロッドの状態を確認しておけば、破断を未然に防げた可能性がある。

 

http://www.mlit.go.jp/common/001120677.pdf

 

 

 

 

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20162271525分に読売新聞から、写真と解説イラスト付で下記趣旨の解説記事が、『雨氷で倒木被害、1本の木に最大1トン超付着か』というタイトルでネット配信されていた。

 

長野県松本市や山形村で1月29~30日に発生した「雨氷」による倒木被害から、間もなく1か月になる。

 

雨氷は、樹木の枝についた雨滴が凍る現象で、氷に包まれた枝を見るとガラス細工のように美しいが、県の研究機関によると、1本の木には最大で1トン超もの氷が付着していたと試算された。

 

県内では、過去、4月にも雨氷による大規模な倒木被害が発生しており、県は、「気象条件次第で今後も被害が出る可能性がある」と警戒している。

 

県によると、倒木被害が発生した森林は10市町村の約600ヘクタールにわたり、倒れた木は数万本に上るとみられる。

県は、雪解け以降、林野庁や信州大などと本格的な現地調査を行う予定だ。

 

雨氷は、暖かい空気の層(逆転層)で雪から雨に変わった水滴が、氷点下の気温でも凍らない「過冷却」の状態で樹木などにぶつかり、一気に凍結する現象。

上空に0℃以上の空気の層がある一方で、地表付近が氷点下という特異な条件下で起こる。

 

県によると、倒木は標高800~1300m付近に集中していたが、当時の県内は、その標高付近で、雨氷が発生しやすい気象条件となっていたとみられる。

 

長野地方気象台は、「氷点下の冷たい空気層に厚みがなかったため、雨滴が急激に冷やされたものの、凍らないまま到達した」と分析。

降雨時間が長く、雨量も多かったため、氷として樹木に大量に付着し、被害が拡大したとみている。

 

標高870mの県の研究機関「県林業総合センター」(塩尻市)周辺では、29日朝からの23時間で45ミリの降雨があった。

同センターが、この雨全てが雨氷として枝や幹に付着した場合の氷の重さを試算したところ、松本市周辺で一般的な枝の広がりが直径6mの樹木には、最大で1.27トンもの氷が付くことがわかった。

担当者は、「試算通り全て氷になるとは考えにくいが、木に相当な重みが加わった可能性がある」と話す。

 

約120人が孤立した松本市の扉温泉周辺では、道路沿いの木が多く倒れた。

信州大学術研究院の鈴木純准教授(農業・道路気象学)は、山林を切り開いた道路では木が太陽光を求め、道路側に枝葉を伸ばす傾向があるとした上で、「バランスが偏って成長した枝葉に、氷の重みが加わったのでは」と指摘する。

 

県内では、1998年の1月と4月に、雨氷による大規模な倒木が発生した。

長野地方気象台によると、「今回のような特異な気象条件になることは、3月以降もあり得る」という。

県も、「標高が高く森林の多い長野県では、気象条件一つで大規模倒木が起きる可能性もあり、警戒が必要だ」としている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160227-OYT1T50035.html

 

 

1月の倒木被害については、1311254分に朝日新聞から、現場写真とともに下記趣旨の記事が、『長野の孤立状態、すべて解消 倒木撤去し宿泊客ら帰路に』というタイトルでネット配信されていた。

 

倒木で山間部の道路約5kmが29日夜から通行止めになり、宿泊施設の利用客らが取り残されていた長野県山形村清水高原で、31日午前、倒木が撤去され、孤立状態が解消した。

 

宿泊施設「スカイランドきよみず」の利用客ら10人が、午前11時ごろ、ワゴン車2台で同村役場に到着した。

体調不良を訴える人もなく、それぞれ帰宅した。

スカイランドきよみずの大月支配人(46)によると、停電して空調や風呂が使えず、利用客らは、県が空輸で届けた石油ストーブで暖をとっていたという。

 

同県では29日夜、倒木による道路の通行止めが相次ぎ、松本市や山形村で、一時、約320人が旅館などで孤立状態になったが、すべて解消された。

 

大量の倒木は、雨が冷えて木に凍り付つく「雨氷」や、湿った雪の重みが原因とみられる。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASJ104306J10UOOB006.html

 

 

 

 

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2016229日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午後4時ごろ、宇都宮市平出町の倉庫の外壁補修工事現場で、塗装業の男性(58)が外壁の修理作業中に足場から転落。

頭を強く打ち、病院に運ばれたが、頭蓋内損傷で死亡した。

 

警察によると、男性は高さ約2mの足場から落下したという。

 

 

 

 

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2016228日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午後3時ごろ、名古屋市港区の鉄製部品製造会社「Ⅾ社」の名古屋工場で、30代くらいの男性従業員が上半身を機械に挟まれた状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。

警察が、事故当時の状況や原因を調べている。

 

警察によると、男性従業員は1人で遠心鋳造機を使って鉄パイプを製造していた。

機械に衣服が挟まるなどして、上半身が巻き込まれたとみられる。

別の従業員が異音を聞いて事故に気付いたという。

 

 

 

 

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2016228日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午後1時半ごろ、大分市中ノ州の化学会社「N社」で、会社員の男性(18)が金属の詰まった袋に当たり、左ひじを脱臼する負傷をした。

 

警察によると、男性は同僚2人と一緒に、直径約1cmのアルミ球を約1トン詰めた袋(長さ約1.5m)をクレーン車で吊り上げ、ミキサー車に入れる作業中だった。

吊り上げた際にひも1本が切れて、揺れた袋がミキサー車の上にいた男性に当たったという。

 

 

 

 

 

 

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20162271919分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前11時すぎ、岡山市北区にあるN社の砕石工場で、石を運ぶベルトコンベヤーが点検中に急停止した。
近くにいた従業員が調べたところ、点検していたMさん(男性、38歳)がコンベヤーの軸に上着を巻き込まれ、ぐったりしているのを見つけたという。
Mさんは市内の病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。


現場は岡山市の郊外にある山あいの砕石工場で、警察によると、Mさんは27日8時ごろから点検作業をしていたという。
警察が、従業員などから事情を聞いて、詳しい事故の原因を調べている。


この工場では、去年3月にも、砕いた石をベルトコンベヤーに落とす鉄製の器具が5mの高さから落下する事故があり、器具を取り付けていた従業員の男性が下敷きになって死亡している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023254571.html?t=1456612296655

 

 

 

(2016年7月21日 修正1 ;追記)

 

20167201842分にNHK岡山から、事故時のやや詳しい様子などが下記趣旨でネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

岡山労基署は、必要な安全対策を怠ったとして、会社と40歳の工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、岡山市の砂利の採取や砕石などを手がけるN社と40歳の工場長。


同署によると、ことし2月、岡山市北区にあるN社の砕石工場で、従業員の38歳の男性が、砕いた石を運ぶベルトコンベヤーの清掃と点検を行っていたところ、ベルトコンベヤーから突き出て回転していた軸に上着が巻き込まれ、死亡した。


会社と工場長は、従業員がベルトコンベヤーに巻き込まれるのを防ぐため軸に覆いをつけるなどの必要な安全対策を怠った労安法違反の疑いが持たれている。


N社の代表取締役は、「従業員が亡くなったことを真摯に受け止め、同じようなことがないように社員とともに注意していきたい」と話している。

 

出典

砕石工場の労災事故で書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024157891.html?t=1469052321465

 

 

 

 

 

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2016227日付で朝日新聞筑後版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午前11時ごろ、大木町蛭池の金属加工会社「M社」で、同社社長(58)が円柱型の鉄を旋盤で削る作業中、旋盤に頭と腕を巻き込まれて死亡した。

 

 

 

 

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2016225日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2241837分にテレビ長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

24日午後2時15分ごろ、佐世保市のN社の建材工場でガスタンクが爆発。

鋼材を切断していた同社の男性社員(60)と男性アルバイト(69)が、耳をケガするなどの軽傷を負った。

 

建設用の鋼材などを切断する溶断機の、高さおよそ80cm、直径50cmの筒状の金属製酸素タンクが爆発したとみられていて、タンクの上下の蓋が吹き飛んだという。

 

警察と消防によると、午後2時20分すぎ、近くの会社の職員から、「爆発音がして粉塵があがっている」と通報があった。

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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