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2015年4月7日20時23分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月7日18時0分に日本海新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前10時16分ごろ、島根県隠岐の島町の隠岐空港敷地内にある電源局舎清掃室で、段ボール1箱が燃えるぼやがあった。
火災報知機が反応し、監視室で休憩中の作業員3人が気付いてすぐに消火器で消したため、けが人はなかった。
飛行機の運航にも影響はなかった。
警察によると、部屋には滑走路のメンテナンス作業などに使う道具が置かれており、段ボールには手袋や長靴、ヘルメットなどが入っていた。
部屋に鍵は掛かっていなかったが、通常は関係者しか入らない場所という。
警察が、詳しい原因を調べる。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150407/wst1504070080-n1.html
http://www.nnn.co.jp/today/150407/20150407130.html
4月11日12時33分にNHK松江からは、荷造り用のひもをライターで切っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、施設の中にいた作業員が「荷造り用のひもをライターを使って切った」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
施設は、許可なく火を使うことが禁止されている制限区域の中にあり、警察が関連を調べている。
このぼやは、今月7日、隠岐の島町にある隠岐空港で、一般の人が立ち入ることができない制限区域内にある施設の建物の中に置いてあった作業用の手袋や長靴などの入った段ボール箱1箱が焼けたもの。
警察や空港の管理所によると、火元の施設は滑走路の照明や誘導灯などを管理している「電源局舎」で、ぼやが起きる前、建物の中にいた3人の作業員が、手袋や長靴などを運び出すための準備作業をしていたという。
警察のその後の調べで、作業員が「荷造り用のひもをライターで切った」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
制限区域の中では、許可なく火を使うことが禁止されている。
警察では、火事との関連を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033945981.html?t=1428784858578
(ブログ者コメント)
梱包用などのひもをライターで切っていて事故になった事例は、過去にもある。
本ブログでは、下記を紹介済。
2012年4月11日掲載
[プチ昔の事例] 2012年3月23日 酒田警察署の車庫の火災はナイロン製のひもを焼き切った残り火が原因
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1647/
2011年2月9日掲載、2011年4月15日転載
2011年2月8日 館山市で下水管埋設作業中にライターをつけたところ爆発(修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/196/
2015年4月7日22時0分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宇部・山陽小野田消防局が6日、119番通報を受けた際、救急搬送が必要な女性の自宅を間違え、救急車の到着が8分遅れた。
女性は病院に運ばれたが、その後,死亡が確認された。
宇部・山陽小野田消防局によると、6日午後6時前、宇部市で「80代の女性が風呂で溺れた」と、女性が住むアパートの隣の部屋の住民から119番通報があった。
通報を受け、消防局では救急車を出動させたが、行き先を間違え、およそ2km離れた別のアパートに向かってしまい、その結果、女性が住むアパートに到着するのが8分遅れたという。
救急隊員がアパートに到着した時には、女性はすでに心肺停止の状態で、その後、市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
消防局では、到着の遅れと女性の死亡の因果関係は分からないとしている。
消防局によると、指令センターの担当者が、通報した住民から聞き取った建物の名前から地図を検索した際、似た名前の別のアパートと間違えたことが原因だという。
また、通報を受けた建物と似た名前が出てきた際に、住所を確認すべきだったにも関わらず、担当者が確認を怠ったという。
宇部・山陽小野田消防局の江本消防長は、「今後、指令業務の見直しと職員の教育、指導の徹底を図ります」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063843321.html?t=1428440225927
4月7日20時26分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
80代女性患者は病院で死亡が確認されたが、担当医の検視の結果、遅れと死亡との因果関係はなかったとしている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150407/wst1504070081-n1.html
4月8日付で山口新聞からは、過誤の生じた状況に関し、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女性の隣人から119番があり、同センターの職員が対応。
住所を確認できなかったため女性の住むアパートの名称で検索し、約2km離れた同一名称のアパートを出動先として指示したという。
出典URL
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2015/0408/5.html
(ブログ者コメント)
昨今、しばしば、この手のニュースが流されるようになった。
本ブログでも、何件か紹介済。
ただ、状況は、ほぼ似たり寄ったりにつき、今後は、特段のものでない限り、掲載を省略する。
2015年4月6日22時4分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後6時前、福山市鋼管町にあるJFEスチール西日本製鉄所福山地区の警備室から「工場から火が出ている」と消防に通報があった。
消防が消火活動を行った結果、火はおよそ3時間後に消し止められた。
警察や会社によると、有害な物質が漏れ出したという情報はなく、けが人はいないという。
JFEスチール西日本製鉄所福山地区は、敷地面積が1420万m2、東京ドームおよそ300個分あり、自動車や家電向けの鋼板などを生産している。
会社によると、現場は福山市と岡山県笠岡市にまたがる工場のうち、福山市側にある「冷延工場」と呼ばれる施設で、形を整えたロール状の鉄をさらに薄く延ばして製品化する最終工程の作業を行っていたという。
今後、警察と消防で火事の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20150406/3817091.html
4月7日付で朝日新聞備後版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
同社総務室によると、出火したのは敷地内の南側にある工場内。
自動車や家電製品に使用される鋼板の製造ラインがあり、鋼板を洗浄する設備から火が出た可能性が高いという。
2014年9月20日に掲載した第2報の元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正2として掲載します。
第2報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4285/
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4253/
(2015年4月10日 修正2 ;追記)
2015年4月7日21時26分に毎日新聞から、事故調査結果が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新日鉄住金は7日、事故の調査結果を公表し、爆発の原因となった石炭貯蔵施設に温度計やガス濃度計、散水設備などを設置する対策をまとめた。
8〜14日、製鉄所近隣の自治会代表らを対象に説明会を開く。
外部有識者を交えた事故対策委員会の調査報告書によると、発熱した石炭を貯蔵施設から外へ出した結果、急激に流入した空気が、残っていた高温の石炭や可燃性ガスと反応して着火したことが爆発の原因と推定した。
石炭の発熱原因として
(1)乾燥させた「DAPS炭」と呼ばれる石炭が、貯蔵施設に通常より1日長く4日間ためている間に酸化した
(2)既に高温になった状態で貯蔵施設に投入された
の2つが考えられると指摘。
(1)(2)の両方またはいずれかにより、一酸化炭素を主とする可燃性ガスが発生したとしている。
対策として、
○DAPS炭の貯蔵は3日以内
○温度計、ガス濃度計、散水設備の設置
○石炭温度が60℃を超えた際は外に出す
などを挙げた。
報告書は、同製鉄所で2013年7月、9日間ためたDAPS炭が炭槽内でくすぶり、従業員が放水して収束させた事例があり、その後、貯蔵を3日以内とする暫定ルールを定めていたことも明らかにした。
対策委の持田勲委員長(九州大名誉教授)は記者会見で、「ルールの徹底が不十分だった」と指摘。
同様の事故が今後発生した場合は「名古屋製鉄所の存立にも関わりかねない」と述べ、再発防止を求めた。
新日鉄住金の進藤社長は7日、東海市の鈴木市長、愛知県の大村知事にそれぞれ会って陳謝した。
大村知事は、「住民に十分説明し信頼回復に努めてほしい」と話した。
愛知県警は、爆発事故について業務上過失致傷容疑で捜査している。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150408k0000m040084000c.html
(ブログ者コメント)
新日鉄住金のHPに4月7日付プレスリリースとして報告書が掲載されていた。
http://www.nssmc.com/news/20150407_100.html
※2021年3月 プレスリリース記事は消えていた。以下は消防の報告書。
https://www.fdma.go.jp/relocation/neuter/topics/fieldList4_16/pdf/03/20150327_14.pdf
(2015年10月10日 修正3 追記)
2015年10月8日19時45分にNHK東海NEWS WEBから、再発防止策が完了したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日、新日鉄住金の副社長などが愛知県公館を訪れ、外部の委員会が今年4月にまとめた爆発事故の再発防止対策が完了したことを、大村知事に報告した。
会社は、再発防止対策に約80億円をかけたということで、石炭の貯蔵施設の横に消火作業に使う水をためておくタンクを新たに設置した。
また、施設内に新たにスプリンクラーを取り付けたほか、これまで基準のなかった石炭を貯蔵しておく温度や貯蔵期間を決めたという。
さらに、去年、相次いだ停電や黒煙発生の対策も完了したことを報告し、事故があった施設について、10月19日から順次、操業を再開する予定だと説明した。
大村知事は、「立ち入り調査をことし6月から9月にかけて実施し、対策が行われたことを確認した。地元への説明を十分にして信頼を回復してもらいたい」と話していた。
一方、新日鉄住金の副社長は、「ハード面の対策は行ったが、社員教育や訓練については今後も緊張感を持って実施していきたい」と話していた。
新日鉄住金は、既に東海市の幹部に対策完了について説明していて、今後、住民に資料を回覧することにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20151008/5432671.html
(2017年6月8日 修正4 ;追記)
2017年6月6日23時9分に中日新聞から、責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故防止の注意を怠り爆発を招いたとして、愛知県警は6日、業務上過失傷害の疑いで、出火元となったコークス工場の男性工場長(46)と、同工場の男性課長(44)の2人を書類送検した。
送検容疑では、2人はコークス工場内にある石炭貯蔵施設を安全に管理する立場にあったにもかかわらず、自然発火する可能性がある乾燥した石炭を施設内に取り残したまま作業を続けさせ、ほかの社員らに指導・監督する義務を怠ったなどとされる。
石炭の貯蔵状況が確認されずに作業が続いた結果、事故が起きた。
名古屋製鉄所では13年7月、別のコークス炉で発火事故があり、その後は事故防止のため、石炭貯蔵施設の石炭は3日以内に取り出すよう取り決めがあった。
しかし、14年9月の爆発事故では、石炭は4日間取り出されておらず、県警は、2人が事故を予見できたのに対応を怠ったと判断した。
2人は容疑を認めているという。
また、半田労基署も6日、労安法違反の疑いで、新日鉄住金本社と、43~55歳の社員3人を書類送検した。
3人は当時、県警が書類送検した工場長らの下で、現場責任者として石炭貯蔵施設の管理に当たっていたが、施設内の温度上昇を防ぐための石炭を取り出す作業を怠ったとされる。
労基署によると、3人とも容疑を認めているという。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017060690163547.html
2015年4月6日18時45分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前11時ごろ、佐賀市にある、段ボールの原紙を作っている「O社」の工場から消防に、「ボイラーから出火している」と通報があった。
消防車など15台が出て、消火活動にあたり、火はおよそ30分後の午前11時半に消し止められた。
警察によると、この火事によるけが人はいないという。
この工場は段ボールの原紙を製造していて、ボイラーは、この原紙を乾燥するために使われている。
警察によると、このボイラー室にある送風機の軸受けから火が出たという。
消防などでは、火事の原因について調べている。
また、工場によると、ボイラー本体は火事の被害を受けなかったため、この火事による操業の影響はないという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5083813341.html?t=1428358060789
2015年4月6日12時46分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月6日23時46分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前0時半ごろ、東京都足立区谷在家の工場火災に出動していた東京消防庁のポンプ車のホースが外れ、ホースの金属製の結合部分が近くにいた男性(35)に直撃した。
男性は頭蓋骨や左足の骨を折る重傷を負い、病院に搬送された。命に別条はない。
警察は、自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いがあるとみて、ポンプ車を運転していた男性消防士長(58)から事情を聴いている。
東京消防庁によると、当時、現場の消防隊はポンプ車2台をホースで連結。後方の1台から前方の1台に送水し、工場に放水しようとしていた。
だが、前方のポンプ車が消火活動のため、消火栓近くに車を移動させようとした際に、勢いでホースが抜けたという。
通常は、ホースを抜いてからポンプ車を動かす手順になっていたが、消防士長は、「ホースがつながっていることに気づかなかった」との趣旨の説明をしているという。
結合部分の重さは約10kgだった。
連結状態にあることを消防士長らが確認していなかったことが原因とみられ、東京消防庁の鈴木警防課長は、「消防活動中に一般の方にけがをさせて誠に申し訳ない。安全管理を徹底し、事故の絶無を図る」とコメントした。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150406/afr1504060016-n1.html
http://www.asahi.com/articles/ASH4644JSH46UTIL014.html
4月6日13時52分にNHK首都圏NEWS WEBからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ポンプ車を運転していた隊員が、別のポンプ車にホースがつながった状態のまま、近くの消火栓から水を取ろうとポンプ車を発進させたため、ホースの結合部分が根元から折れて、すぐそばにいた近所の35歳の男性を直撃し、男性は頭や足の骨を折る大けがをした。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150406/3799931.html
(ブログ者コメント)
産業活動中の現場でも、何時、何が起きるかわからない。
不要不急の人は、できるだけ現場には近づかないほうがよさそうだ。
2015年4月5日6時38分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月5日20時26分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2014年7月にアフリカ北西部マリで起き、116人が死亡したアルジェリア航空機墜落をめぐり、事故原因は計器の氷結に伴う不具合とみられることが4日、仏航空事故調査局(BEA)の調査で分かった。
操縦士が凍結防止装置を作動させるのを失念していた可能性もある。
同機は14年7月24日未明、西アフリカのブルキナファソのワガドゥグ空港から北アフリカのアルジェリアの首都アルジェに向けて離陸し、約1時間後、高度3万1000フィート(約9500m)で水平飛行に入った後、急激に失速して墜落した。
凍結防止装置の不作動により、気圧計が氷結して関連計器が不具合を起こし、結果的に失速につながった可能性が高いという。
BEAは、「凍結防止装置が作動していれば、計器は温風で暖められていた」と指摘した。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015040500018&g=int
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150405-OYT1T50084.html?from=y10
2015年4月6日9時20分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後9時半ごろ、堺市西区上野芝町のスーパー「西友楽市上野芝店」で、男性客から「店内でシンナー臭がする」と119番があった。
警察などによると、2階建て店舗にいた客約40人が屋外に避難し、女性客(53)が気分不良を訴えて病院に搬送された。
警察によると、スーパー1階の調理室で、清掃業者が出入口を閉めた状態でシンナーを使い、油汚れを落とす作業をしていた。
警察は、シンナーが調理室から漏れたとみて、詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150406/wst1504060018-n1.html
4月6日3時23分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後5時45分ごろ、渡島管内木古内町のJR江差線札苅―木古内間で、架線に並行して張られ、変電所からの電気を架線を通じて電車に供給する「き電線」がショートし、停電するトラブルがあった。
約3時間後に復旧したが、函館―新青森間の特急2本を含め4本が運休、6本に最大4時間15分の遅れが生じ、約500人に影響が出た。
JR北によると、架線の斜め上に張られたき電線を電柱などからつり下げている磁器製の絶縁体「碍子」が破損。垂れ下がったき電線と架線が接触したという。
同社は、碍子が破損した原因を調べている。
木古内駅―知内信号場(同管内知内町)間では、約160人が乗った函館発新青森行き特急スーパー白鳥38号が停止し、車内は停電で真っ暗になり、トイレも使えない状態に。
列車はいったん引き返し、停止から約3時間後に木古内駅に到着。定刻より4時間以上遅れて青森へ再出発した。
函館―新青森間は、3日に特急スーパー白鳥が発煙トラブルを起こし、青函トンネル内で緊急停止したばかり。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0120069.html
4月8日7時20分に北海道新聞から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道は7日、停電トラブルの原因について、電車に電気を供給する「き電線」を電柱からつり下げていた磁器製の絶縁体「碍子」が老朽化と塩害によって破損したためと発表した。
同社は、江差線五稜郭―木古内間と津軽海峡線木古内―青函トンネル出入り口間に計約750カ所ある同様の設備について、13日までに緊急点検を行う。
JRによると、碍子は1984年製で、88年の津軽海峡線開業当時から交換されていなかった。
2年に1回のペースで点検を行っており、昨年4月の点検では異常はなかったという。
碍子は直径25cmの皿状。5個をつないでいた金属が老朽化と潮風で腐食したという。
碍子が破損した結果、き電線が垂れ下がり、架線を支える金具と接触し、ショートしたとみられる。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0120916.html
2015年4月5日21時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後1時ごろ、大分県臼杵市野津町原であったイベント「吉四六(きっちょむ)まつり」の会場で、アトラクションのやぐら(高さ約4m)が突然倒れ、近くにいた同市内の農業の男性(31)と娘(1)が鉄製パイプなどで頭や顔を打ち、軽いけがをした。
パイプには飾り用として10数枚の木の板が付いており、警察は、この板が風にあおられてやぐらが倒れたとみて調べている。
イベントは、野津町商工会などが催した。
警察などによると、やぐらはアトラクション「トロッコアドベンチャー」の発車場所を廃坑風に演出するために設置。
建設現場などで使う太さ約6cmのパイプを柱にして組み上げたもので、幅と奥行きは各1.8m。
商工会は、「一時的に強風が吹いて倒れた」としている。
この日は数1000人でにぎわい、事故当時、アトラクションの前は親子連れら30~40人が並んでいたという。けがをした親子も並ぼうとしていたとみられる。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH455G3KH45TPJB00B.html
4月5日19時15分に大分放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後、祭りが開かれていた臼杵の公園で、強風でやぐらが倒壊し、近くにいた親子2人が頭と顔に軽いケガをした。
倒壊事故は5日午後1時頃、臼杵市野津町の吉四六ランドでおきたもの。
イベントで用意されたトロッコに乗るため、順番を待っていた親子2人に発車場所に設置されたやぐらが倒壊し、鉄製の支柱が接触した。
この事故で、農業の男性31歳と1歳の次女が頭や顔に軽い打撲をした。
やぐらは高さ4m、直径6cmで4本の鉄製の柱で支えられ、上部には、数枚の板が敷かれていた。
大分地方気象台によると、事故当時、強風注意報などは出ておらず、警察では、突風による倒壊事故とみて詳しく調べている。
出典URL
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=04050029775&day=20150405
(1/2から続く)
4月7日20時19分にNHK徳島からは、自衛隊が管制している他空港の状況について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NHKが同様に自衛隊が管制を行っている全国7か所の空港について取材したところ、いずれも内部規定に基づいて、2人以上の態勢で管制業務を行っていることが分かった。
徳島空港の管制業務を担当する海上自衛隊徳島教育航空群によると、トラブルがあった日曜日は民間機の発着しかないことから、管制官が1人で対応していたという。
自衛隊が管制業務を行う空港は、国内では徳島空港以外に、航空自衛隊による「新千歳」や「三沢」、「茨城」など6つの空港と、陸上自衛隊による「丘珠空港」の、あわせて7か所あり、NHKが取材したところ、いずれも内部規定に基づいて、2人以上で管制業務を行っていることがわかった。
徳島空港は海上自衛隊が管制業務を行う唯一の空港で、内部規定はあるが、人数は示されていなかったという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8023821011.html?t=1428440415351
4月7日15時17分に朝日新聞からは、管制体制を見直すという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海上自衛隊徳島教育航空群広報室は7日、管制官が1人で業務を担うことについて「問題があった」との見解を示した。
当初は「問題ない」としていたが、5日に起きた着陸やり直しの経緯などを再調査し、管制官1人でトラブルが起きた過去の事例などもふまえて判断を変えた。
今後、管制業務の内容や人数などの内規を見直すという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH4741M0H47PUTB00D.html
(ブログ者コメント)
那覇空港の事例は、下記参照。
2011年9月15日掲載
2011年9月13日 深夜の那覇空港で主幹管制官が居眠りし、貨物機2便が離着陸遅れ (修正2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/740/
その後、高松空港でも、管制官が一人になった時にトラブルが起きている。
2012年12月24日掲載
2012年12月17日 高松空港で1人勤務の管制官が居眠りしていたため着陸寸前の旅客機が交信できず、もう一人の管制官は私用で1時間ほど外出していた (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2557/
(2016年8月29日 修正1 ;追記)
2016年8月26日8時8分に読売新聞から、出発機の滑走路選びに気を取られていた、滑走路閉鎖中の表示板も使っていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月25日10時45分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
調査報告書を運輸安全委員会が公表した25日、同空港の管制業務を担当している海上自衛隊徳島教育航空群は、松茂町の同航空群で記者会見を開き、トラブルを陳謝した上で、関係者の処分を検討していることを明らかにした。
報告書では、男性管制官が出発機の滑走路選びに気をとられ、作業車両の存在を忘れたことなどが原因と指摘。
トラブル時、管制室には管制官が1人しかおらず、作業車両が滑走路で作業をする際に慣例となっていた「滑走路閉鎖中」を示す表示板も使われなかったことも一因になったとしている。
車と機体は10数mまで近づき、運輸安全委は、「ここまで接近したのは、国内では、この数10年、例がない」としている。
記者会見では、同航空群司令、森1等海佐の「一歩間違えば大きな事故につながった管制ミス。報告書を厳正に受け止め、再発防止と安全確保のため指導を徹底する」とのコメントが出された。
同航空群司令部首席幕僚の高田1等海佐は、当時の状況について、「管理態勢に問題があった」とした上で、再発防止策として、トラブル後は管制室に2人以上の管制官を置くことを内規で定めた他、「滑走路閉鎖中」の表示板は大きく目立つ色に変え、使用を義務付けたことなどを説明。
高田1等海佐は、「国民にご迷惑をおかけし、申し訳ない」と頭を下げた。
出典
『「一歩間違えば大事故に」…海自が管制ミス陳謝』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160825-OYT1T50151.html?from=ycont_top_txt
『滑走路の作業車忘れ着陸許可 徳島空港の着陸トラブル』
http://www.asahi.com/articles/ASJ8S3RS6J8SUTIL00D.html
(ブログ者コメント)
運輸安全委の報告書は、下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=2113
2015年4月5日23時39分に読売新聞から、トラブル時の状況を報じる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月6日5時4分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前11時頃、徳島県松茂町の徳島空港で、羽田発の日本航空455便(ボーイング767―300型機)のパイロットが着陸しようとしたところ、滑走路に作業車両を発見し、着陸をやり直すトラブルがあった。
徳島空港の滑走路を走る白い車が通り過ぎた30秒ほどあとに、旅客機が着陸しようと滑走路に近づくが、再び浮上していった。
日航によると、いったん車輪が着地したが、すぐに離陸して危機を回避したという。
同機は約25分後に着陸。乗客乗員計67人にけがはなかった。
徳島空港は、海上自衛隊の航空機と民間機が滑走路を共用。空港の管制・管理は海自徳島教育航空群が担当する。
同群によると、滑走路では当時、委託を受けた民間業者が同群の車両を使い、航空機に滑走路終端までの距離を知らせる「距離灯」の電球交換をしていた。
だが、管制官が業者に退避の指示を忘れ、無線で着陸許可を出したという。
日航によれば、パイロットは滑走路上空に差しかかる前に作業車両の存在に気づき、「着陸やり直し」操作の過程で車輪を着地させ、直後に離陸。
この後、同機は上空を旋回し、再度着地を試みた。
その際、車両は滑走路から出ていたが、パイロットは視界不良のため着地寸前で再び高度を上げ、結局3回目で着陸に成功したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150405-OYT1T50094.html?from=ycont_top_txt
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2462259.html
4月6日0時59分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島空港で5日、日航機が着陸しようとして滑走路上の作業車を発見、再上昇したトラブルは、視界不良など悪条件が重なれば重大事故につながりかねない事態だった。
日航機と作業車の距離は1000~1500m。最悪の場合、5~6秒後に衝突の恐れもあった。
国交省の担当者は、主翼の付け根付近の「主脚」のタイヤがいったん滑走路に接地するほど着陸操作の最終段階に至ってから再上昇したことを重視。「障害物が原因で接地後に再上昇するのはめったにないこと」と指摘した。
さらに、そのまま機首付近の「前脚」も接地し滑走していれば、機体と作業車が衝突した恐れもあるため、担当者は「深刻な事態と受け止めている」と話した。
パイロットは、滑走路への進入中の着陸やり直しや、タイヤが接地してからの再上昇を通常から訓練。
ただ、日航の担当者は,「今回は目視で作業車を発見できたが、悪天候で視界が悪ければより困難になる。管制上、どういうミスがあったのか詳しく調べてほしい」としている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150405/afr1504050026-n1.html
4月6日15時15分に朝日新聞からも、同趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
4月6日17時20分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
日航機が車を発見してから回避のために急上昇するまで15秒程度だったとみられることが、国交省航空局への取材でわかった。
国交省によると、着陸許可を受けた日航機は滑走路の東側から車輪を出して進入。
滑走路の東端付近で副操縦士が2500mの滑走路の中間地点付近で白い作業車を発見し、機長が着陸回避を決断した。
車輪は、作業車の約800m手前で接地したが、急上昇で危険を回避した。
この間、約15秒だったとみている。
徳島空港は民間と海上自衛隊が共用し、管制は海自徳島教育航空群が担っている。
同航空群によると、管制業務は通常4人態勢だが、日航機に着陸を許可した当時、管制室には1人しかおらず、ほかの3人は別の階で別の業務をしていたという。
広報室は、「土日曜は訓練飛行を行わずに民間機しか発着しないため、管制業務は1人でも担当が可能で、法的にも問題はない」と説明している。
同航空群によると、管制官は、5日午前10時40分、作業車へ滑走路への進入を許可した。
作業車は午前10時43分に滑走路に進入。車には業務委託先の外部社員1人が乗車していた。
管制官は、午前10時53分に、乗客乗員67人を乗せた日航機に着陸を許可したが、作業車には滑走路外への退避を指示していなかった。
日航機は6分後に着陸やり直しを連絡し、上昇後の午前11時2分、作業車は滑走路の外に出た。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH463FZZH46PUTB003.html
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015040601002000.html
4月6日20時29分に産経新聞からは、1人管制に対する下記趣旨の問題提起的な記事がネット配信されていた。
1人で勤務していた海自の管制官が、滑走路に進入していた作業車の存在を忘れ、日航機に着陸許可を出していた今回のトラブル。
国交省の管制官がいる空港では、過去のミスから2人以上の勤務が原則となっており、配置のあり方が議論になりそうだ。
空港に着陸しようとする航空機は、管制官から許可を得る必要がある。
着陸後は、駐機場までの地上走行経路の指示を、管制官から受ける。
許可と指示は、それぞれ無線交信する周波数が異なる上、ほかに離陸機とのやり取りも必要で、通常2人以上の管制官で担当する。
国交省によると、規則上は1人勤務でも問題ないが、過去のミスを受けて、2人以上の配置を指導している。
最近では平成23年9月、那覇空港で管制官2人が担当していた時間に、相手を休憩させ1人だけで勤務していた管制官が居眠りしてしまい、航空機からの無線での呼び掛けに応答せず、一部の着陸機が進入をやり直す事態となったこともあった。
ただ、「原則2人以上」を徹底しているのは、国交省の管制官がいる空港に限られ、全国に8つある、自衛隊機と民間機が乗り入れる徳島空港のような共用空港については、防衛省の配置規則に従うため、国交省では関知していない。
航空評論家の青木謙知氏は、「空港の隅々まで見渡せる狭い地方空港では1人で十分だ」と指摘し、「問題は車両の存在を忘れる管制官の低い意識だ」と話す。
一方、元全日空機長の前根明氏は、「複数態勢であれば(今回のトラブルは)防げた可能性もある」としている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150406/afr1504060030-n1.html
(2/2へ続く)
2015年4月8日10時28分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月8日0時4分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
青森地域広域事務組合は7日、青森県平内町の平内消防署の署長室で4日に床などを焼く火災があった、と発表した。
無人の署長室でストーブが点火していたことが一因で、同組合は、「消防行政に対する信頼を損ねたことは誠に遺憾」としている。
発表によると、4日午後1時半頃、女性清掃員が同署2階の署長室を掃除する際、ゴミ箱を石油ストーブの天板の上に置いた。
署長はこの日は出勤していなかったが、前日に自動でストーブの電源を入れるタイマーをセットしていたため、ストーブはこの日午前6時から点火していたという。
清掃員はストーブの点火に気づかず、ゴミ箱をストーブの上に置いたまま別の部屋に移動。
その後、ゴミ箱が燃え、清掃員は署長室に戻ってやかんの水をかけたが消火できず、1階にいた消防署員が消防車のホースを延ばして消火したという。
ゴミ箱のほか、署長室の床約0.5m2を焼いた。
ストーブは、無人の署長室で清掃員が来るまでの約7時間半、点火したままで、同組合の吉崎消防長は、署長を口頭で厳重注意した。
署長は当時、休日のため不在だったが、同組合の調査に対し、「清掃の人が来るので寒くないようにタイマーをセットした」と話しているという。
吉崎消防長は、「防災活動の拠点施設でこのような事案が発生し、地域住民に心よりおわび申し上げます」とコメントした。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150408-OYT1T50025.html
http://mainichi.jp/select/news/20150408k0000m040035000c.html
2015年4月7日18時12分に青森朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
委託業者の女性清掃員が、石油ストーブがついていたにもかかわらず、ついていないと思い込み、ストーブの上にプラスチック製のゴミ箱などを置いた。
そして、署長室を立ち去ったおよそ1時間後、清掃員と一緒に消防署に来ていた人から「署長室で火がパチパチしている」と連絡を受けて、清掃員は部屋へ駆けつけ、やかんの水で消火を試みた。
しかし消火しきれず、消防署員を呼び、鎮火したという。
出典URL
http://www.aba-net.com/news/news003.html
(ブログ者コメント)
○清掃員は、署長不在につきストーブはついていない筈だ・・・とでも思い込んだのだろうか?
部屋が暖かければ気が付きそうなものだが、一旦、思い込んでしまうと、部屋が暖かい理由には思い至らないのかもしれない。
○署長がわざわざ清掃員のためにタイマーをセットしていた?それも朝の6時点火で。
ありえない話しではないが、少し違和感をおぼえた。
毎朝6時に起動するようセットしていたタイマーを、休日の日に取り消さなかっただけ・・・ということはなかったのだろうか?
いずれにせよ、これは、管理者不在の場所で裸火を使用すると火災になる恐れがあるという、教訓的事例のように感じた。
2015年4月4日19時56分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月4日18時8分に九州朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前10時40分ごろ、行橋市門ピ※町のドラッグストアの建設現場で、「同僚が土に埋まった」と作業をしていた人から消防に通報があった。
警察と消防が駆けつけたところ、作業員の男性が土砂の中から同僚に助け出されていて、病院に搬送されたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
亡くなったのは、作業員の境目さん(男性、61歳)。
警察によると、境目さんは配水管を地面に埋設するため、重機で掘った、幅およそ1m、深さおよそ1m80cmの配管用の溝の中に入って、1人で作業をしていたところ、溝の周囲の土砂が突然崩れて、土砂に埋まったという。
現場付近は、きのうの雨で地盤が緩んでいて、警察は、作業を請け負った会社が十分に安全を確保していたかどうか、関係者から事情を聴くなどして詳しく調べている。
※「樋」のしんにょうの点が1つ。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023771751.html?t=1428181293270
http://www.kbc.co.jp/mbl/sp/news/detail.html?newsno=3&mode=kbc
2015年4月4日0時32分と11時45分に朝日新聞から、事故の状況を伝える下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後5時15分ごろ、北海道と本州を結ぶJR津軽海峡線の青函トンネル(約54km)内で、函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両編成、定員345人)の車両から火花が出て、緊急停止した。
乗客124人と乗員ら5人が乗っていた。
乗客は列車を降り、乗員の誘導で、停止位置から約1.2km函館側の旧竜飛海底駅に歩いて避難した。
青森地域広域事務組合によると、78歳と50代の女性計2人が体調不良で病院に救急車で運ばれた。
JR北海道によると、車掌が異臭に気づいて窓の外を見たところ、前から2両目の5号車床下のモーター付近から火花が出ているのを確認し、運転士に連絡して緊急停止した。
火花が出続けたため、運転士が消火器で消し止めたという。
車両は2002年製造。モーターに電気を送る配線の被膜が3本とも焦げており、モーターの回転数を制御する「主変換装置」の異常で過電流が流れて膜が焦げ、発煙した可能性が高い、という。
乗客は午後5時40分ごろから降車し、旧竜飛海底駅の避難場所に到着。午後7時35分ごろからケーブルカーで地上に避難し、バスで青森市に向かった。
1988年の青函トンネル開業以来、乗客がトンネルから避難したのは初めてという。
津軽海峡線は同日、木古内―津軽今別間で上下線とも運転を見合わせ、特急や急行の計9本の運休が決まった。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH4362LWH43IIPE01Z.html
http://www.asahi.com/articles/ASH44351VH44IIPE003.html
4月4日23時55分に読売新聞からは、トンネル内の車両火災早期検知装置に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道は4日、トンネル内の熱による火災検知装置では車体の異常を覚知できなかったと明らかにした。
発表によると、青函トンネルには、トンネル内での列車の火災事故を防ぐため、トンネル入り口や青森県外ヶ浜町の旧竜飛海底駅付近など、複数地点に熱で火災を検知する装置が備えられている。
通過列車の車軸付近の温度を遠隔で測定し、220℃に達すると火災と判断して、停止信号を示す仕組み。
今回は、トンネルに入ってから車掌が火花に気付き、非常ブレーキをかけて旧竜飛海底駅から青森側に約1.2km進んだ地点で特急は停止した。
同駅付近の火災検知装置のデータを調べたところ、車軸付近の温度は通常の2倍程度の約160℃まで上昇していたが、220℃に達していなかったため、異常を覚知できなかったという
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150404-OYT1T50098.html?from=ycont_top_txt
4月5日0時30分に朝日新聞からは、乗客の避難状況に関する下記趣旨の記事が図解と写真付きでネット配信されていた。
乗客124人はトンネル内を2.4km歩き、ケーブルカーで地上に逃れた。脱出完了まで5時間半余り。
1988年の青函トンネル開業以来初の脱出劇は、乗客らの落ち着いた対応がパニックを防いだ。
「乗客のみなさん、1号車に移ってください」
車掌が車内放送で、5号車から最も離れた最後尾へと乗客を誘導。乗降口にはしごがかけられ、乗客は荷物を車内に残して降りた。
地上への避難設備のある旧竜飛海底駅をめざし、備え付けの懐中電灯を頼りに線路づたいに歩き始めた。
「高い所がありますよ」。
照明器具のない箇所もあり、乗客は声を掛け合いながら障害物に気をつけて歩いた。
停車場所から同駅まで直線で約1.2km。全員が着くまでに降車から約30分かかった。
さらに連絡誘導路を進み、ケーブルカーが発着する避難場所に到着。
1時間ほど待った後、子どもや70代以上の高齢者、体調の悪い人を優先して15人ぐらいずつケーブルカーに乗り込んだ。
1往復17~38分。9往復し、全員が地上に出たのは午後11時前だった。
出典URL
4月5日10時42分に北海道新聞からは、トンネル火災対応の問題点に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全長53.85kmの海底トンネルで火災などが起きた場合、本当に乗客の命を守れるのか。
青函トンネルで特急列車から発煙した事故は、幸いにもけが人はいなかったが、発生から乗客全員の退避まで5時間以上かかり、地上への避難が現実の課題として急浮上した。
1年後、特急列車に代わりトンネルを走る北海道新幹線は、乗客定員が2倍以上に膨らむ。
トンネル内の消火設備は避難用の海底駅にしかなく、離れた場所で事故が起きれば、より深刻な事態につながりかねない。
JR北によると、青函トンネル内には地上と行き来できる避難用の旧竜飛海底駅と旧吉岡海底駅があり、両駅には上下から水を噴射するスプリンクラーが設置されている。
トンネル内には、列車の火災を検知する設備も複数ある。
火災が起きれば列車を駅まで走らせた上で消火する、というシナリオだ。
ただ、トンネルの最深部から海底駅までは約11kmある。
2011年5月に石勝線トンネルで脱線炎上したディーゼル特急列車は、発生から瞬く間に炎が広がった。
青函トンネルを走行する特急列車や新幹線はすべてモーターを動力とする電車で、危険な燃料は積載されていないが、火災の状況によっては、列車を駅まで向かわせるのが難しい事態も想定される。
煙対策として、旧駅には強制的に排気する設備があるが、その他は通常の換気に限られる。
(後は有料記事)
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0119887.html
本ブログを開設してはや5年。
その間、カテゴリーを増やすなどして、できるだけ見やすいブログ作りをしてきたつもりです。
それが今回、節目の年であり、記事数も4500件を超えたということで、あらためて過去記事を見直してみますと、違うカテゴリーに入れたほうがよさそうな記事、新しいカテゴリーを作って、そちらに入れたほうが後日の検索時に役立つであろう記事などが沢山ありました。
そこで現在、新しいカテゴリーを作成あるいは既存のカテゴリーの内容を変更し、併せて全ての過去記事をリフレッシュしたカテゴリーに再編入する、といった見直しを行っていますので、お知らせしておきます。
※どのカテゴリーに入れればよいか迷うものも結構ありますが、「この事例の教訓を活かすには、どのカテゴリーに入れておけばよいか?」、「このカテゴリー特有の事例か?それとも汎用性のある事例か?」といったキーワードで仕分けしています。
※一方、そのカテゴリーに入ると断定できない事例であっても、可能性が考えられるものについては、そのカテゴリーに編入するようにしています。
というのは、たとえば、自然発火の可能性が少しでもあるなら、「火災;機器物品」カテゴリーなどに入れたままにして当該事例を埋没させるよりも、「火災;自然発火、自己発熱」カテゴリーに入れておいて、自然発火の可能性について考えてもらうほうが、よほど有意義ではないかと考えたからです。
見直しが終わりましたら、またお知らせします。
(1ケ月程度を目途にしています。)
現状の見直し状況は、下記です。
「内容変更中のカテゴリー(仮称)」
○事例(爆発;廃棄スプレー缶などの爆発)
→事例(火災爆発;スプレー、カセット使用時)
○事例(交通;火災以外、ヒヤリ含む)
→事例(交通;火災除く、積荷事故含む)
「新規作成中のカテゴリー(仮称)」
○事例(火災爆発;自然発火、自己発熱)
○事例(火災爆発;裸火・火花・自然発火以外の着火源)
○事例(防災・救急活動、訓練時の事故)
○事例(建築物解体時の事故)
○事例(廃棄物収集処理時の事故)
上記以外のカテゴリーも、順次、見直し中です。
以上
2015年4月2日19時7分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月3日11時44分に読売新聞からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
2日午後3時半すぎ、長崎市浜町の通称「思案橋通り」沿いの歩道に設置されている「開閉器塔」と呼ばれる、変電所から送られてくる電気系統を切り替える装置が、突然、大きな爆発音とともに出火、近くの飲食店員が消火器で消し止めた。
けがをした人はいなかったが、装置の鉄製の囲いなどが破損して破片が歩道などに飛び散り、近くにある2つの店舗の外壁の一部が破損する被害があったという。
この装置を設置している九州電力によると、大きさは縦と高さがおよそ1m、奥行きがおよそ50cmあり、装置の内部がショートしているということで、九州電力で原因を調べている。
この装置は、緊急時の配電に対応するためのもので、設置から27年が経過していたという。
この爆発の影響で、浜町や銅座町などのおよそ2000世帯で停電が起きたが、4分後には復旧したという。
爆発音を聞いたという50代の男性は、「突然ドーンという音がした。離れろといわれて離れましたが、すごい量の煙が出ていました」と話していた。
現場近くには百貨店やアーケード街があるなど、長崎市内で一番の繁華街で、春休みということもあって周辺は一時騒然となった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033726171.html?t=1428008583559
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150403-OYT1T50017.html
(2015年5月24日 修正1 ;追記)
2015年5月20日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九電は19日、機器のショートで熱が生じ、内部のガスが膨張して破裂したことが原因だったと発表した。
九電によると、爆発したのは、変電所をつなぐ「開閉器」。
大分市でも2月に同様の事故があり、3月に長崎市の機器を点検したときには、異常はなかった。
2015年4月2日17時2分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月2日付で関西電力HPにも、同趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
関西電力は2日、兵庫県西脇市の一部地域で午前10時ごろから約6分間、停電が発生したと発表した。
作業員のミスが原因で、約3000軒に影響した。
関電によると、大野変電所(同市)で設備点検の準備をしていた作業員が、誤って開閉設備を動作させてしまったという。
関電は、「多くの皆さまにご迷惑をお掛けしおわび申し上げます」と陳謝した。
開閉設備;スイッチのように「入・切」し、電気の流れを調整するための設備
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150402/wst1504020056-n1.html
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2015/0402_1j.html
2015年4月3日付で朝日新聞川崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日未明から昼にかけて、川崎市多摩区生田、三田、寺尾台の一部地域で、水道管工事のミスが原因で水道水が赤く濁り、市に97件の問い合わせがあった。
市上下水道局によると、影響のあった世帯数は分らないという。
健康被害は出ておらず、すでに復旧している。
同局によると、小田急線の生田駅近くで同日未明、水道管をつなぐ工事をした際、仕切り弁で古い管の水を止めて作業すべきだったのに、止め忘れた。
つなぎ口から大量の水が流出したため、この管につながっていた別の管の水の流れも速くなり、内側のサビなどが水道水に混ざったらしい。
2015年4月2日付で岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後7時20分ごろ、震災復興事業として建設中の宮古市千徳の仮称・小山田(こやまだ)トンネル(1100m)内で岩盤が崩れ、会社員の高谷さん(男性、61歳)が下敷きになった。
高谷さんは同市内の病院に運ばれ、同9時24分、頭蓋骨骨折で死亡が確認された。
警察は、安全が確認され次第、2日にも実況見分を行う。
同トンネルは、宮古盛岡横断道路の一部。
三陸国道事務所などによると、落盤現場は入り口から約310m入った掘削面の先端で、午後7時ごろから高谷さんを含む5人が作業していた。
重機で穴を開け、ダイナマイトで発破作業をする準備中だったが、土砂が崩落したという。
警察などによると、崩れたのは、掘削するために吹き付けていた大量のコンクリートなどとみられ、数トン規模の可能性もある。
同トンネルは、昨年10月着工。1日4回の発破作業を行い、24時間交代で掘削していた。
工事は、前田建設工業東北支店が受注。高谷さんは、下請けのK建設(仙台市)の社員で、北海道から働きに来て作業に入っていた。
事故を受け、工事は当面中止する。
同トンネルは、2016年3月の完工を目指している。
出典URL
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150402_3
4月1日23時39分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後7時20分ごろ、岩手県宮古市千徳の東日本大震災の復興道路「小山田トンネル(仮称)」の建設現場で、長さ約1.5m、重さ数100kgの石が滑り落ち、K建設(仙台市)の作業員の高谷さん(61)が下敷きになった。
高谷さんは、頭蓋骨骨折で間もなく死亡した。
警察によると、高谷さんら5人が同日午後7時から掘削作業をしていた。他の4人は無事だった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150402k0000m040131000c.html
(2015年8月8日 修正1 ;追記)
2015年8月3日12時48分に産経新聞から、作業主任者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮古労基署は3日、工事を請け負った「K建設」(仙台市)と、安全管理する立場だった同社の男性作業主任者(49)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
送検容疑は4月1日、高谷さんが発破のため火薬の装填作業をしていた際、小規模な崩落があり、さらに崩落の危険があったのに、作業を中止せず安全な場所に退避させなかった疑い。
労基署によると、1回目の崩落の後、高谷さんが落ちた火薬を回収しに行こうとして、崩落した岩の下敷きになり死亡した。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150803/afr1508030015-n1.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。