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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20232131427分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午前、東京・新宿区のビルの解体現場で、作業員が送電設備を撤去するため配線を切断したところ、ショートし爆発しました。

この爆発によるけが人は、現時点で確認されていません。

午前1110分ごろ、東京・新宿区信濃町で「ビルの解体現場で爆発音がした」と、目撃者の男性から110番通報がありました。

東京電力などによりますと、ビルの解体現場で作業員が送電設備を撤去するため地下から掘り起こした際に、配線を切断したためショートし、爆発したということです。

警視庁によりますと、この爆発でけが人は確認されていないということです。

この影響で午後2時現在、信号機に影響は出ていませんが、周辺の住宅や店舗およそ730軒が停電していて、警視庁が事故の原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa827bf18ec2adc62f1cfed44021094fd4543702

 

2131932分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、ドッカーンという、短いがすごい音がした、配電盤の電源を切ろうとしたところ爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

都心のど真ん中とも言える東京・新宿区でビル解体工事中に爆発が発生。
730世帯が停電する事態となった。

【画像】爆発が発生し都内が停電…薬局や青果店も真っ暗に。病院では手術直前に…

事故の一報を受けて、取材班は現場へ。

すると、薬局の電気は消え、店の中は真っ暗になっていた。

近所の人は当時の様子について、「ドッカーンって短い音なんですけど、すごい音がして、それと同時にすぱっと停電になってしまいました」と話した。

13日午前11時すぎ、東京・新宿区信濃町のビル解体現場で爆発が起きた。

直後に撮影された写真をみると、消防隊員や警察官が現場を調べているのが分かる。

警視庁によると、爆発したのは「変電盤」と呼ばれる電気施設で、作業員は「電源を切ろうとしたところ爆発した」と話しているという。

作業員にけがはなかったものの、事故の影響で周辺の700世帯以上が停電。
大きな影響が出た。

現場の隣の「信濃町眼科クリニック」を取材すると、懐中電灯等を用いて作業にあたっていた。

このクリニックでは、レーザーを使った目の手術の直前に停電したという。

信濃町眼科クリニック・酒井医院長:
「手術中に(停電して)大変な事態にならなかったことが、ちょっとホッとしている。」

そして、この取材中…

信濃町眼科クリニック・酒井医院長:
「あ、今、復旧しましたね。良かったです。

クリニックの電気が復旧した。

しかし、停電が続いた場所も少なくなかった。

停電した青果店「山長」では、冷蔵庫や冷凍庫の電気も止まり、商品が傷んでしまうことを心配していた。

青果店「山長」・渋谷店長:
「(扉を)開けないようにしています。できるだけ(温度)保たなければいけないので。」

停電が全て解消したのは、事故発生から約3時間後の午後2時過ぎのことだった。

警察と消防が、爆発の詳しい原因を調べている。

(「イット!213日放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/06b986c3dda99c63e9c03408007f9b2fb0339e8d 

 

214913分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、指揮者から電気は通っていないと言われ切断したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前11時すぎ、東京・新宿区のビルの解体現場で爆発がありました。

近所の人:
「グレーの変圧器があって、そこがパンと破裂音みたいなのがして、煙が上がっていた」
「ここから逃げなきゃと思って、外に出たらもう1回『ボン』って。(爆発が)2回あったんだと思う」  

作業員が変圧器を撤去するために配線を切断したところ、爆発したということです。

けが人はいませんでしたが、周辺の住宅や店舗およそ730軒が停電しました。

警視庁によりますと、作業員は現場の指揮者から「電気は通ってないから切断しても大丈夫だ」と伝えられていましたが、電線を切ったところ、爆発したとみられています。

(「グッド!モーニング」2023214日放送分より)





https://news.yahoo.co.jp/articles/989867b3d0de4420c7cba22c8405786208dff1f9

 

(ブログ者コメント)

けが人がいなかったことから考えると、重機で切断したのかもしれない。

  

 

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20232102218分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本は10日、カーブでの速度超過防止用として、客車などを牽引(けんいん)する機関車に搭載したATS-P(自動列車停止装置)で、カーブを通過する際の速度データの入力に誤りがあり、10年以上設定速度を超えても減速できない状態だったと明らかにした。

設定速度を最大で時速30キロオーバーしていた。

実際に速度超過した事例は確認されていない。

JR西は、30キロオーバーしたとしても事故につながるおそれはなかったとしている。

JR西によると、平成14年、ATS-Pにカーブに対して許容できる通過速度を決めるデータを誤って入力。

当時は、このデータを用いずに速度超過を測定するシステムだったが、23年に機能が追加され、このデータが用いられるようになった。

その後は、誤った設定のまま、速度超過を測定することになっていたという。

今年1月の動作確認でミスが判明した。

JR西は確認不足だったとしている。

誤ったデータが入力されたATS-Pを搭載していた機関車は、EF65(5両)、EF81(1両)、DD51(5両)の計11両。

東海道線や大阪環状線、阪和線などの路線でカーブ245カ所のうち、145カ所で速度超過して走行できる状態になっていた。

平成24年~令和2年の9年間で寝台特急「トワイライトエクスプレス」など、約1800本の客車を牽引していたという。

https://www.sankei.com/article/20230210-T5SEP4HJWROTDKYSO5HYY4ROS4/

 

2102224分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、奈良線で機関車の試運転時にミスが判明した、2002年のシステム導入時から設定誤りがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本は10日、保有する機関車11両の自動列車停止装置(ATS)の設定に誤りがあり、2011年から10年以上にわたり、カーブで設定速度を超えて運転できる状態だったと発表した。

ATSは05年の尼崎JR脱線事故の現場カーブに未設置で、再発防止に向けて増設された。

実際の速度超過や事故の記録は残っていないという。

JR西によると、誤りがあったのは列車の運行頻度の高い区間で使うATS-P。

京阪神の大都市周辺のカーブ245カ所に設置され、うち神戸線や宝塚線を含む145カ所で本来の設定時速を5~30キロ超過して走行できる状態だった。

車両はEF655両とEF811両、DD515両。

15年に廃止された大阪-札幌間の寝台特急「トワイライトエクスプレス」や「サロンカーなにわ」「日本海」の特急にも使われた。

複線化工事が進む奈良線で今年1月、機関車の試運転時にミスが判明した。

ATS-Pは地上設備と車両装置が連動して機能するが、車両側のカーブ進入時の速度を判断する設定に02年の納入時から誤りがあったという。

設定は当初は使っていなかったが、11年の機能追加以降は活用。

その後も検査をしてきたが、古いデータは対象外で見過ごされたという。

同年11月と14年には地上設備の設定の誤りが判明しており、JR西は「安全に関わる重要な機器で誤りを見つけられなかったことは問題。検査時の確認方法を見直し、再発防止に努める」と陳謝した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdbf2aa72a5c3b36ddf3d1e984cd929b7658b1ef 

 

(ブログ者コメント)

210日付でJR西のHPには、下記趣旨の記事が掲載されていた。

1.概 要

2023 1 19 日、新設線路の切換工事に伴う ATS-P 装置の動作確認を行っていたところ、機関車の一部車両において ATS-P装置の設定データに誤りがあることが判明しました。

詳細な確認を実施したところ、2011 年の省令改正による機能の追加に伴い、曲線に対する速度の設定値が計画値より高い状態となっていたこと(+5km/h+30km/h)が判明しました。

これは、2002 年に設定したデータに入力誤りがあったためです。

・・・

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230210_00_press_ats.pdf

 

 

※キーワード;変更管理

 

 

 

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20232111028分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後8時ごろ、秋田市寺内蛭根にある自動車会社で、路線バスの整備にあたっていた会社員の吉田さん(22)が左側の後輪と車体の間に挟まっているのを別の従業員が見つけました。

吉田さんは意識がない状態で、病院に搬送されましたが、およそ5時間後に死亡が確認されたということです。

警察によりますと、吉田さんは路線バスの車検を通すために1人で整備にあたっていて、死因は頭部に強い力が加わるなどして脳が傷つく「重症頭部外傷」だったということです。

警察で労災事故とみて、吉田さんが挟まれた原因を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230211/6010016790.html

 

211日付で秋田魁新報からは、バスは4輪ジャッキアップされた状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後8時ごろ、秋田市寺内字蛭根の秋田いすゞ自動車秋田営業所整備棟で、同社社員の男性(22)=秋田市桜台=が車検整備中の路線バスの左後輪と車体の間に挟まれているのを、他の従業員が発見した。

男性は市内の病院に搬送され、約5時間後に重症頭部外傷で死亡が確認された。

秋田臨港署や秋田市消防本部によると、バスは4輪ジャッキアップされた状態で、男性は整備作業中だった。

発見した従業員ら数人で男性を隙間から出し、119番した。

男性が左後輪のどの部分にどんな態勢で挟まれていたかなど、署が詳しい事故状況を調べている。

https://www.sakigake.jp/news/article/20230211AK0021/

 

 

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20232102017分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)で10日朝、ビワコオオナマズ1匹を飼育していた水族展示室の大型水槽のアクリルが破損し、約100トンの水が流れ出た。

通路が最大約62センチの深さに浸水、押し流された物がぶつかった衝撃で壁に穴が開くなどした。

原因は不明。

来館者はおらず、人的被害はなかったが、1996年の開館以来、最悪の事故となった。

安全性が確認されるまで、水族展示室は閉鎖される。

100t流出、正面の壁に大穴】

博物館によると、水槽は円柱状で高さ38メートル、直径51メートル。

背面はコンクリート製、前面は厚さ4センチのアクリル製となっている。

水槽内には水が約784トン、水を浄化するろ過槽には約24トンが入っていた。

10日午前820分ごろ、ろ過槽の水位低下警報を防災監視センターが受信、駆けつけた飼育員が水槽破損を確認した。

水槽正面のアクリル部分が幅約2メートル、高さ約35メートルにわたって割れており、約100トンの水が一気に流れ出たらしい。

水槽内にあったガラス繊維製の擬岩が崩れ、一部は外に押し流された。

水槽正面の壁には、擬岩の破片が激突したとみられる大きな穴が開いた。

展示室の通路は半分が水につかった。

ビワコオオナマズは体長85センチで、同日午後2時過ぎ、水が残っていた水槽の底で発見、救助された。
すり傷がみられるものの、「命に別条はない」という。

9日の検査では異常なし】

水槽は、9日夕の目視検査では異常はなかった。

開館当時から利用されてきたが、「水族館の水槽としては比較的新しい。老朽化では片付けられない問題の可能性がある」という。

博物館で記者会見した西村副館長は、「水槽の破損は、まったく想定していなかった。来館者の安全確保、危機管理を今後、しっかり検討しなければならない」と述べた。

https://mainichi.jp/articles/20230210/k00/00m/040/278000c

 

2132043分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、考えられる原因について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

なぜ突然、水槽は割れたのでしょうか。

県立琵琶湖博物館:
「基本的には前兆というものは全くございません。
前の日の夕方にも目視による点検を行っていて、異常は確認されていない」  

琵琶湖博物館では老朽の可能性は低いとし、事故が確認される前日の9日夕方ごろも異常はなかったとしています。

県立琵琶湖博物館:
「異常がないかの目視による巡回は毎日、行っている」  

前日、異常が無かったものがなぜ突然に…。

水槽を作る会社に話を聞くと。

有限会社キィーズ代表・棚倉さん:
「まず考えられるのが、アクリル自体が割れた」

考えられる原因について、水槽を作る会社に事故原因の可能性について聞きました。

有限会社キィーズ代表・棚倉さん:
「擬岩というイミテーションの石かもしれないんですけど、そういったものが組み込まれているので、それが中で崩れた」  

さらに、水槽内の床が沈んだ可能性もあるといいます。

有限会社キィーズ代表・棚倉さん:
「長年にわたって力がかかって割れた。おそらく、そういうことも考えられる」

琵琶湖博物館は、水槽が破損した原因は調査中としていますが、人為的なものである可能性は低いとみています。

琵琶湖博物館では大型水槽の破損を受け、観覧料を800円から550円に下げると発表しました。





https://news.yahoo.co.jp/articles/231369853418caa2e86d86f911a88a6b347962d6

 

(ブログ者コメント)

同種事故としては昨年末、ベルリンでアクリル製の大型水槽(2003年設置)が破損している。(本ブログにも掲載スミ)

 

 

(2023年9月4日 修正1 ;追記)

2023912047分に産経新聞からは、アクリル板の背面に擬岩装着用のモルタルが塗られたことで板の膨張が圧迫された、過去にシーリング材などの溶剤でクラックが発生し削り取っていたが微小クラックが残っていたなどとする報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原因を調査していた第三者委員会は1日、報告書を公表した。

破損の原因について、アクリル面の一部に擬岩を固定するためのモルタルが塗布されたことでアクリル全体が歪み、薬品によって発生した小さなクラック(裂け目、割れ目)が拡大し、破損した可能性を指摘した。

博物館では、日本動物園水族館協会前事務局長の岡田尚憲氏を委員長とする第三者委員会を設置し、原因を調査してきた。

今回、報告書をまとめ、岡田委員長が高橋啓一館長に手渡した。

報告書では破損原因の推定として、

①アクリル板の厚さの不足
②アクリル板の経年劣化
③急激な温度変化
④アクリル板の拘束(圧迫)
⑤薬品によって発生したクラック
⑥過去の修理

を指摘。

とりわけ④のアクリル板の拘束と⑤のクラックが関与した可能性に触れ、「水槽を破損させた直接的な原因」とした。

アクリル製の水槽には、観覧するための前面と擬岩に覆われた背面があり、アクリルは水圧と吸水によって膨張する性質がある。

背面のアクリルには擬岩を装着するためのモルタルが塗布されていたため、膨張が圧迫される一方、前面に膨張する力が集中し、破損につながった可能性が考えられるという。

また水槽では、破損面と擬岩の間に薬品によるクラックも発見された。

過去にはシーリング材などに含まれる溶剤が原因とみられるクラックが見つかっており、平成16年、削り取りの工事が実施されていた。

報告書では、この段階では見つからないほどの小さかったクラックが、その後のアクリルの歪みや劣化に伴って成長したと推定した。

こうした可能性を踏まえ、報告書は根本的な破損原因として「アクリル水槽の特性に関する関係者間の共通理解と意思疎通の不足」も指摘した。

https://www.sankei.com/article/20230901-FIVPRKFLKNOTRORJTCH2RYFWLA/

 

92日付で毎日新聞滋賀版からは、報告書では工事業者間で素材や構造の問題点が共有できていなかったと指摘された、32日にも中型水槽で亀裂が見つかっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故の原因などを調査する第三者委員会(岡田尚憲委員長)は1日、水槽工事に関わった業者間の情報共有が不十分で、素材や構造の問題点が共有できていなかったことが破損の大きな原因だとする報告書を、高橋啓一館長に提出した。

事故は210日に、ビワコオオナマズを展示していた直径51メートル、高さ38メートルの大型円筒水槽で発生し、周囲が最大約70センチ浸水した。

32日には直方体の中型水槽1基にも亀裂が見つかった。

両事故とも、人的及び展示魚類への被害はなかった。

県は312日に第三者委による調査を開始し、委員は事故現場の検証や原因究明の討議を重ねてきた。

報告書は大型円筒水槽の事故について、岩を模した展示物を水槽の外壁となるアクリル板に接するように設置したことでアクリル板の膨張が妨げられ、負荷が生じた可能性を指摘。

また、水槽建設時に使用した接着剤が原因で生じた細かなひび割れが破損の一因になった可能性も示唆した。

中型水槽については、アクリル板同士の接着強度不足などを原因に挙げた。

そのうえで、「大型水槽建築という特殊な工事には異業種の業者が関わるが、全工程を通じた情報共有ができる体制がないまま、設計や施工が進んだことが根源的な原因」と結論づけた。

高橋館長は「報告書を熟読し、これから整備する新しい水槽に反映させていく。報告書は広く公開し、全国の水族館の水槽点検などに活用してもらいたい」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20230902/ddl/k25/040/200000c

 

 

 

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2023291831分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5年前の平成30年3月、大阪・枚方市の淀川の河川敷にある新名神高速道路の建設現場で足場が崩れ、32歳の作業員の男性が川に転落して死亡しました。

警察によりますと、当時、現場では橋をかけるための工事が行われていましたが、工事の進め方を当初の予定とは異なる方式に変更したところ、足場が崩れたということです。

こうした変更が生じた場合、受注企業は、資材の強度を計算したり、実績のある工事方法と同等の安全性が担保できるか確認したりする注意義務がありましたが、元請けで東京に本社がある「三井住友建設」の現場担当者らは、それを怠っていたということです。
このため警察は、当時の現場所長と副所長、それに、作業責任者の3人の男性社員を、いずれも業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

「三井住友建設」は、「ご遺族の方には改めてお悔やみ申しあげます。事故の再発防止に努めていきます」としています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230209/2000070931.html

 

292028分に毎日新聞からは、仮桟橋の工事中だった、現場所長は工事の実質的な管理は部下に任せていたなどと供述しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故は18315日午後415分ごろ、淀川をまたぐ高速道路を建設中、重機や資材を運ぶための「仮桟橋」で起きた。

鉄骨の重みで足場が崩れ、下請けの建設会社「K」の社員、山下さん(当時32歳)=高知市=が川に転落して溺死した。

府警によると、仮桟橋の施工方法が変更されたのに、構造計算や変更計画書が作られておらず、現場責任者だった3人が安全性を確かめる注意義務を怠ったと判断した。

最高責任者だった社員(65)は「工事の実質的な管理は部下に任せており、施工は進んでいたので問題ないと判断していた」と供述しているという。

https://mainichi.jp/articles/20230209/k00/00m/040/349000c

 

291830分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、川の上での作業に舟が使えなくなったため足場を設置、それが重さに耐えきれず崩れた、元請けは計画変更は軽微なものゆえ安全確保は下請けが行うものと思っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2018年3月、枚方市の新名神高速道路の建設現場で足場が崩れ、作業をしていた山下さん(当時32)が川に転落し、死亡しました。

その後の警察の捜査で、川の上の作業で船が使用できなくなったため、重さ約4.5トンの資材を足場として設置したところ、支える部分が重さに耐えきれず、足場が崩れたことが分かりました。

警察は、工事計画を変更する際に、必要な安全確認を怠ったとして、工事の元請けである三井住友建設の社員で、当時の現場所長ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

3人は、調べに対し「現場任せにしていた。変更は軽微なもので、安全の確保は下請け会社が行うものと思った」などと話しているといいます。



https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad651e10445d505b6046d306c304a6913940f5a  

 

291730分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、発注元の了承を得ずに当初と違う工程で作業を続けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、足場は重量がかかり過ぎたために崩れたとみられていて、現場所長らは発注元の了承を得ずに当初とは違う工程で作業を続けていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a642f5454356dee45b09c8c100e2e573cbaaf087 

 

 

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2023291816分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東映太秦映画村(京都市右京区)のお化け屋敷で、お化け役の演者のあごを反射的に蹴り、重傷を負わせて賠償金を支払った空手有段者の男性(49=岐阜県=が、映画村の運営会社「東映京都スタジオ」に安全配慮義務違反があったとして、同社を相手取り、約550万円の支払いを求めて京都地裁に提訴した。
1
24日付。
1回口頭弁論は314日に行われる。

 【写真】男性がパニックになったお化け屋敷  

訴状によると、2011910日昼ごろ、男性は社員旅行で訪れた映画村内の「史上最恐」をうたうお化け屋敷に入ったところパニック状態になり、お化けを演じていた男性演者のあごを蹴り、骨折などの重傷を負わせた。

男性は空手5段で、当時は飲酒していた。

男性は警察から事情聴取を受けたが、刑事処分はなく、男性演者に謝罪し治療費などを支払った。

演者側は153月、男性に損害賠償請求を起こし、163月に男性が解決金約1千万円を支払うことで和解した。

訴状で男性側は、事故当時、男性演者は運営会社に雇用され職務としてお化け役を演じていたため、同社は使用者として安全配慮義務を負っていたと主張。

お化け屋敷では「恐怖に陥った観客がどのような反応をするかは予想できず、とっさに手を出すことは十分あり得る」とした上で、運営会社は客とお化け役の間に十分な距離や仕切りを確保する必要があり、客から攻撃的な行動をされる可能性があることを出演者たちに指導しておくべきなのに、注意喚起も不十分だったと訴えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7fa87839495bd36d67149fdf6d6f49fbd8d1d97

 

210935分にYAHOOニュースからは、本件に関する元特捜検事の考え方が下記趣旨でネット配信されていた。

東映太秦映画村のお化け屋敷を巡る裁判が話題だ。

飲酒の上、パニックになってお化け役の男性演者のあごを蹴り、骨折などの重傷を負わせた空手5段の男性客が、運営会社に約550万円の支払いを求めているからだ。

【どのような事案?】

・・・

【主張の法的根拠は?】

運営会社が演者に対する安全配慮義務を怠っていたのであれば、演者に損害賠償責任を負うのは当然だが、だからといって、演者を負傷させた客に対してまで、その責任を負うことになるわけではない。

演者に支払った約1千万円の解決金の半分を運営会社が負担すべきだという考えだとしても、問題はその主張の法的根拠だ。

例えば、演者の運営会社に対する損害賠償請求権を何らかの形で代位行使しているということが考えられるが、2011年の事件である上、客も演者も当時から運営会社の不備を知っていたはずだから、時効との兼ね合いの問題が生じる。

むしろ、客と運営会社の双方の不注意に基づいて発生した「共同不法行為」だったとして、両者の過失割合から客の負担分を算定し、これを超える部分の支払いを運営会社に求めているということではないか。

【「求償」ができる】

すなわち、共同不法行為責任を負う者は、それぞれが被害者に対して損害の全額を賠償する法的義務を負う。

しかし、もしそのうちの1人が全て支払った場合、ほかの当事者に対して自らの責任分を超えた部分の支払いを求めることができる。
これを「求償」と呼ぶ。

例えば、損害額が1千万円で、客と運営会社の過失割合が五分五分だったとすると、客は求償権に基づき、演者に支払った1千万円のうち、自らの責任分にあたる500万円を差し引いた残り500万円分について、運営会社に請求できる。

今回のケースでは約550万円の支払いを求めているが、50万円は弁護士費用ということだろう。

314日に京都地裁で第1回口頭弁論が行われる予定だ。

そもそも共同不法行為と言える事件なのかという点を含め、裁判所がどのような判断を示すのか、今後の裁判の行方が注目される。

https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20230210-00336406

 

 (2024年8月16日 修正1 ;追記)

202481680分に産経新聞からは、地裁は請求を棄却、高裁も男性の訴えを全面的に退けた、男性は上告など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「お化け」を蹴って骨折させた責任はテーマパーク側にもある-。

お化け屋敷の利用客が、負傷したスタッフに支払う和解金の7割をテーマパークが負担するよう求めた訴訟の控訴審判決が7月、大阪高裁であった。

飲酒後に入場し、空手の有段者ながらお化け役のあごを蹴り上げた利用客。

自身の責任を部分的に認めつつ、こうした事態に備えた訓練が不十分だったなどとして、テーマパーク側の4つの安全配慮義務違反を訴えたが、裁判所は全面的に退けた。

発端は約10年前、関西のテーマパーク内のお化け屋敷。

昼食時に酒を飲んだ後、知人と手をつないで中を進んだ利用客は、仮装したスタッフが出現するやいなや、右足であごを蹴り上げた。

スタッフはあごを骨折する重傷を負い、利用客に損害賠償を求めて提訴。

利用客がスタッフ側に解決金1千万円を支払うとの内容で和解した。

しかし、話はここで終わらなかった。

多額の解決金を背負った利用客が、テーマパークの運営会社を相手取り、支払いの分担を求める別の訴訟を起こしたのだ。

言い分は何か。

利用客側は、お化け屋敷が「恐怖」を売りにしている以上、格闘技の心得がある人も含め「客がとっさに手を出してしまう事態は予見できた」として、未然防止の義務を怠ったと訴えたのだ。

具体的には、

①利用客との間に仕切りを設置しなかった。
②スタッフに攻撃を避ける訓練や指導をしなかった。
③利用客に人間がお化けを演じていることを周知しなかった。
④酒を飲んだ人の入場を拒むべきだった。

という4点。

解決金を負担する割合について、「利用客3割、テーマパーク7割が相当」と主張した。

 

■攻撃あり得ず反撃の必要もない

今年1月の1審判決。

地裁は、テーマパークがスタッフに対し、客に触れたり前方に立ちふさがったりしないよう指導していた上、利用客にも口頭やビデオでお化け役の人間に触れないよう注意していたと認定。

「(今回の事案は)異例の出来事で、テーマパークに事案を予見する義務を課すことはできない」と、請求を棄却した。

利用客側は控訴したが、7月の大阪高裁もお化け屋敷の〝性質〟を検討した上で、利用客側の訴えを再び退けた。

確かにお化け役は利用客を驚かせるが、安全に楽しんでもらうのが大原則。

映画やドラマのように「お化け」が攻撃してくることはあり得ず、従って客も反撃する必要性がない。

2審判決は、恐怖のあまりにとってしまった反射的な行動の範疇(はんちゅう)を超えた今回の行為は「正当化する動機や合理性を見いだしがたい」と指弾した。

利用客側は、この判決も不服として上告した。

 

■「お客さま第一」認識改めを

テーマパークではつい気分が高揚しがちだが、違法行為や迷惑行為が不問に付される「夢の国」でないのは当然の話。

過去には刑事事件に発展したケースもある。

北海道のお化け屋敷では平成27年、お化け役のスタッフに暴行したとして2人の利用客が相次いで逮捕された。

別のテーマパークでは、ウオータースライダーのボートをわざと転覆させたり、パレードに乱入して一時中断させたりした利用客が、威力業務妨害の疑いで立件されている。

テーマパークでの違法行為や迷惑行為を防ぐにはどうしたらいいのか。

悪質クレームやカスタマーハラスメント問題に詳しい関西大の池内裕美教授(社会心理学)は、「施設側は、あらかじめ利用客に対して何が迷惑行為に該当し、発生時にはいかに対処するのかを明示しておくと、実際にトラブルが生じた際に対応しやすくなる」と助言する。

また、利用客自体も『お客さま第一』といった認識を改め、利用する施設の注意事項をしっかりと把握し、相手の立場やサービスの範囲を理解した〝賢い消費者〟としての行動をとるべきだ」としている。

https://www.sankei.com/article/20240816-NNNNZQMN25IDFFXXPWOSU7RSQQ/

 

 

 

  

 

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202329175分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

おととし11月、笛吹市の河川の護岸工事で作業員がコンクリートを粉砕する工具で右足を骨折したにもかかわらず労働災害の報告をしない、いわゆる「労災かくし」をしたとして、甲府市の土木工事業者が労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは甲府市の土木工事業、「N興業」と41歳の事業主です。

甲府労働基準監督署によりますと、おととし11月、笛吹市の河川の護岸工事で、作業員がコンクリートを粉砕していたところ、誤って右足に工具をぶつけて骨折したにもかかわらず、この事業主は労働災害の報告をしなかったとして労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。

労働基準監督署によりますと、作業員は骨折したあと9日間は休みましたが、人手が足りないなどの理由で仕事を再開したところ、ケガが悪化して、結果として全治まで4ヶ月かかったということです。

事業主は容疑を認めていて、理由について、「報告のための書類を作成するのが手間だった」などと話しているということです。

労働基準監督署によりますと、今年度、管内で起きた「労災かくし」は2件目だということで、今後も「労災かくし」が明らかになった場合、厳正に対処するとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20230209/1040019278.html

 

 

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2023291517分にYAHOOニュース(プレジデント;ジャーナリストの寄稿文)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

幼稚園や保育園で「園児の置き去り事故」が相次いでいる。

労働ジャーナリストの小林美希さんは「諸悪の根源は安倍政権の下で進んだ待機児童対策だ。園の数はここ10年で急増したが、保育士の労働環境は悪化しており、保育の質が低下している」という。

■「いつ置き去り事故が起こってもおかしくない」

・・・

20人の子どもたちを4畳半程度のスペースに…  

・・・

■安倍政権下で保育は「儲かるビジネス」と化した  

福岡県中間市や静岡県牧之原市で起こった通園バス園児死亡事件は、出欠確認が徹底されないことによって園児がバスに置き去りになった。

この事件は、保育の基本中の基本である園児の出欠確認ができないほど、現場の質が劣化していることを意味する。

園児が置き去りにされる、不適切な保育が横行するなどの保育の質の低下は、保育士の労働環境の悪化が大きく影響しているのだ。

その背景にあるのは、安倍晋三政権下で待機児童対策が目玉政策となり、急ピッチで保育園が作られるようになったことだ。

公的な保育園は、2013年度の24038カ所から22年度は39244カ所へと大幅に増えた。

安倍政権が「株式会社に受け皿整備を担ってもらう」という方針を打ち出したことで、営利企業による認可保育園は13年の488カ所から21年に3151カ所にまで急増した(厚生労働省「社会福祉施設等調査」)

保育園の増加ペースに人材が追い付かないうえ、事業者のモラルが低下。

保育を「3兆円を超える市場」と捉え、儲けるために参入する事業者が雨後の筍のように現れた。

利益を出すために人件費が削られ、保育士の労働環境が劣悪になった。

■人件費がほかの費目に流用できるようになった

かつて、認可保育園は公共性の高さから自治体か社会福祉法人しか設置・運営ができなかった。

それが2000年の規制緩和によって、営利企業、宗教法人、NPO法人の参入が容認された。

それと同時に、私立の認可保育園に支払われる運営費の使途の規制緩和である「委託費の弾力運用」が大幅に認められるようになった。

私立の認可保育園の運営費は「委託費」と呼ばれ、税金を主な原資とする。

委託費の算定基準である「公定価格」では、人件費は基本的な部分だけでも全体の約8割を占める。

人件費のほか、玩具や絵本を買うなど保育に要する「事業費」が約1割、職員の福利厚生費などの「管理費」が約1割必要だと国が想定し、委託費が各園に支払われている。

「委託費の弾力運用」が認められると、それまであった「人件費は人件費に使う」という使途制限が緩和され、人件費分を事業費や管理費へ流用するという各費目の相互流用のほか、同一法人が運営する他の保育園や介護施設への流用、施設整備費への流用などが許されるようになった。

ある程度の経営の自由度は必要だが、自民党政権下で規制緩和が繰り返され、今では委託費の年間収入の4分の1もの金額を他の費目に流用できるようになっている。

そこに目をつけた事業者は、人件費を抑えて事業を拡大し、利益を得ていったのだ。

565万円→381万円…200万円はどこに消えたのか

・・・

■基準より人員を多く雇う保育園はあるが…

・・・

■都内30カ所で違反が常態化している

・・・

6年間で保育事故は3.5倍に

・・・

■事業者が利益を得るための制度ばかりが変わっていく

政府は127日、通園バス園児置き去りの再発防止のための調査結果を公表した。

通園バスをもつ保育園などのうち約2割に乗降時の子どもの安全管理に課題があったとしている。

4月からは通園バスに安全装置の設置が義務付けられるが、問題の本質は保育士不足や保育の質の低下であり、保育士の労働条件の改善こそが急務の課題だ。

4月にこども家庭庁が発足する今こそ、最低配置基準の引き上げを行い、それと同時に前述した「委託費の弾力運用」の規制を強化して人件費の流出を食い止めなければ、保育士の労働環境は変わらない。

保育士が守られなければ、犠牲になるのは子どもたちだ。

この国は、保育事業者が利益を得るための制度は次々に変えていくが、保育現場で子どもが命を落としても、子どもにとって必要な制度は変わらない。

保育は児童福祉法に基づく福祉行政の一貫として行われていることを忘れてはならない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/75b2ceb4f397896c659f92a352c54491fa90dcfa?page=1 

 

 

 

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2023291354分にYAHOOニュース(四国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「コリジョンコース現象」という言葉をご存じでしょうか。

見通しの良い交差点で近づいてくる車に気付かなかったり止まっていると錯覚したりする現象です。

先月、福島県でコリジョンコース現象が原因になった可能性がある、とみられる事故がありました。

調べてみると、徳島県内でも過去に事故が起きていたことがわかりました。

・・・

田園地帯では、交差点があること自体、分かりにくい場合があり、一本道と勘違いして、ついついスピードを出しすぎてしまうおそれがあるということです。

田んぼや畑の多い徳島県。

見通しが良い道も油断せず、用心して運転することが重要です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7452be2895b0cf13537e89c4ce4c1c5aea473bc

 

(ブログ者コメント)

本件、当初は「コリジョンコース現象」だと複数のメディアから報じられ、ブログ者も事例紹介しようと考えていた。

しかし、その後、片方の運転手の前方不注意などが原因だと判明したため、紹介するのを止めた。

それが今回、先祖返りのような報道。

確認のため、報道そのものを視聴してみたが、記事通りの言葉でしゃべられていた。

ブログ者が違和感を覚えたのは「・・・可能性がある、とみられる・・・」という表現だ。

「・・・可能性がある、とみられていた事故、実際は違いましたが・・・」と報じられていれば、素通りしたのだが・・・。

マスメディアといっても、他県で起きた事故のフォローはしていない、できないということかもと思い、書き留めておくことにした。

 

以下は当初、コリジョンコース現象か?と報じられた報道の一例;図解付き。

 (202315755分 読売新聞)

福島県郡山市大平町の市道交差点で乗用車と軽乗用車が出合い頭に衝突し、炎上した軽乗用車から4人の遺体が見つかった事故の現場は、見通しの良い交差点だった。

このような場所では、近づいてくる車に気づかなかったり、止まっていると錯覚したりする「コリジョンコース現象」が起きやすい。

県警は、この現象が事故の一因になった可能性もあるとみて調べている。

自分の運転する車と同じ速度で横から車が近づいてくると、進路前方から常に同じ角度に車が見える状況となる。

車が止まっていると錯覚して注意を払わなくなりがちで、衝突の危険を直前まで察知できないことがあるという。

県警は、コリジョンコース現象による事故を起こさないため、見通しの良い交差点でも意識して顔を左右に向けるなどして注意するよう、県民に改めて呼びかけている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230104-OYT1T50159/

 

以下は、片方の運転手の前方不注意だったという報道の一例。

2023152124分 朝日新聞)

乗用車を運転していた福島市の会社員、高橋容疑者(25=自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)容疑で送検=が「交差点ではなく、単線道路だと思った」と供述していることが、県警への取材でわかった。

郡山署は今後、高橋容疑者立ち会いのもとで実況見分し、事故原因について詳しく調べる。

署によると、南進していた乗用車が、東進していた軽乗用車の左後方側面に出合い頭に衝突。

軽乗用車側が優先道路だった。

県警によると、高橋容疑者は調べに対し、「暗い道で初めて通った。目の前を物体が横切り、その後、衝撃を感じた」などと供述しているという。

https://www.asahi.com/articles/ASR156G0VR15UGTB006.html 

 

以下は、交差点は窪地にあったのでライトで照らしにくかった、優先道路に対する一時停止標識がなかった、ロービームだった可能性も考えられるといった解説報道。

20231271123分 テレビユー福島;写真付き

どうすれば、この悲惨な事故は防げたのか?

今回は、この事故を交通事故鑑定人に分析してもらったところ、交差点の構造上の問題点や、車の「ある機能」を使っていなかった可能性が浮かび上がってきました。

「条件がそろっていれば回避できた事故だったと思います。残念です」

こう話すのは、交通事故鑑定人の中島博史さんです。

中島さんがまず指摘したのは、事故現場の交差点の構造です。

中島さん:
「事故現場は、加害車両側から見ると下っていって、交差点の位置が一番低くなって、その先が高くなっているという状況」
「平らになっている、交差する道路のところがヘッドライトでは照らしにくい構造になっていた」
「下り坂の先が上り坂のような状況なので、スピードを落としてまた上り坂でアクセルを踏むことをあまりやりたくないという心理も働いた可能性がある」

事故を受けて現場では、警察が一時停止の標識を新たに設置するとともに停止線を引き、一時停止を義務化しました。

中島さんは、この一時停止の標識があれば事故を防げた可能性が高いと話します。

中島さん:
「一時停止の標識があれば、赤で警告として表示される標識なので、見落としづらいし、明確に自分の側が止まらなければいけないと確認できる」

さらに、事故を防ぐために必要なことが、もう一つあるといいます。

事故を防ぐためのポイントとして、中島さんがあげたのが「ハイビームの活用」です。

中島さん:
「今回の事故は、もしかすると、ロービームであったためにお互い気づきにくい状況になっていた可能性がある」

こちらは夜、事故現場の交差点に向かってハイビームをつけて走った映像です。

かなり手前の段階で、交差点が照らされて見えるのが分かります。

一方、こちらはロービームの状態で走った場合です。

交差点の手前にならないと、交差点の中が見えないことが分かります。

中島さん:
「基本的には100メートル先をハイビームで照らしている状態で、夜間の安全がなんとか確保できるということをよく知っていてほしい」

一時停止の標識やハイビームの活用。

痛ましい事故が起きる前に、こういった対策をとることが何よりも重要です。






https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/297361?display=1

 

 

 

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202329110分にYAHOOニュース(まいどなニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

夏に生まれたその子鹿は「こつぶちゃん」と呼ばれていました。

人が触ったために母鹿が育てることを放棄。
母乳をもらえなくなり、小さくやせたままでした。

それでも生きるために、他の雌鹿から母乳をもらい、寝床も自分で整え命をつないでいました。

奈良公園の鹿を撮り続け、こつぶちゃんを見守ってきた川地さんが、自身のTwitterアカウント(@ncbutwDsL0UC6np)で悲しいお知らせを報告したのは1月中旬のこと。

アカウントは呼び掛けます。
「奈良公園の鹿は動物園のふれあい広場ではありません。
子鹿には絶対に触らないで」
と。

川地さんがこつぶちゃんについて初めて投稿したのは1126日。
「飛火野に8月生まれの子鹿がいます。こつぶって名前を付けてもらってます。
春に生まれた子鹿より小さいです。
触られて人の臭いがついてしまったせいかお母さんから母乳を貰えずやせてます。
愛護会さんも気にかけて下さってますが大きくなる前に寒い冬を迎え心配です」
とツイートしました。

こつぶちゃんのその日をツイート

投稿はその後も続きます。

・・・

113日、恐れていた事態】

113日、恐れていた事態が起こります。

・・・

「こつぶちゃん、愛護会さんで保護して頂いてましたが虹の橋を渡ってしまいました。
可哀想でなりません。
悲しくて言葉が見つかりません。
どうか安らかに」
114日)

 

枯れ葉のベッドが伝えること

こつぶちゃんが死んだ後も投稿は続きます。

・・・

 

撮影した川地さんに聞いた

Q.触られて人の匂いがついてしまったため、母鹿が育てることを放棄してしまうケースは、川地さんが知る限り、どれぐらいあるのでしょうか。
そうした子鹿の多くは、こつぶちゃんのように1歳まで生きられないのでしょうか、

A.残念ながら、奈良公園を歩くと、子鹿に触る人を多く見かけます。
こつぶちゃんは春に生まれた子鹿より小さくてかわいく、動きがゆっくりなのとで、特に触られていました。
ただ、触られた子鹿のすべてが育児放棄されてしまうわけではなく、育児放棄につながる可能性があるということです。
生まれた子鹿の2頭に1頭は1歳を迎えられないと言われています。
原因は病気、交通事故、育児放棄などがあげられます」

・・・

ツイッターには、観光バスの車内でアナウンスするとか、観光案内に掲載するとかの意見も寄せられていました。

子鹿に触ってる人に触ってはいけない理由を説明すると、ほとんどの人が納得してくださいます。

理由を知ってさえもらえれば、子鹿に触る人はかなり減ると思います。

奈良県や奈良市は、子鹿には絶対に近づいたり触ったりせず、また鹿にパンやスナック菓子を与えることは鹿の体に害を及ぼすことなども含めて音声案内や看板の設置、パトロールなど効果的な注意喚起の方法を実行してもらいたいです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0156c33f0ea70d3fe57a2407ef38b7953eae3f?page=1

 

 

 

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2023281847分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新名神高速道路の三重県―滋賀県間で1月下旬、積雪の影響で多数の車両が立ち往生した問題で、中日本高速道路などは8日、「車の滞留が一時的と判断し、通行止めのタイミングが遅れた」とする検証結果をまとめた。

立ち往生は最長で655キロに上ったことも判明。

今後は、大規模滞留が予想される場合、ちゅうちょなく通行止めを実施するとした。

同社によると、124日時点では、降雪予測から「除雪で交通が確保できる」と判断していたが、同日夕から予想を上回る雪が降り、渋滞が悪化。

25日午前0時過ぎには除雪車が滞留に巻き込まれて作業できなくなり、同午前350分に規制を始めた。

状況の見極めが甘かったことに加え、名神高速道路や名阪国道が既に通行止めとなっていたため、「東西の大動脈確保」の観点から規制をためらったと分析した。

今後は、除雪能力を超える降雪が予測されていなくても、「人命最優先」の考え方に基づき、気象状況や道路状況を関係機関と共有して通行止めを実施するとした。

通行止めは126日午後11時半に約44時間ぶりに全面解除された。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20230208/k00/00m/040/199000c

 

 

 

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2023262126分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

全国の地下鉄駅で最も深い所にある都営大江戸線六本木駅(東京都港区)で、故障したエレベーターを修理できず、1カ月以上運転停止が続いている。

納入した海外メーカーが日本から撤退し、部品調達に時間がかかっていることが原因だ。

都交通局は6日、2月末に再開するめどが立ったと明らかにしたが、停止期間は2カ月超に及ぶことになる。

利用者からは困惑する声が上がり、専門家は「都のリスクへの備えは不十分だ」と指摘している。

 

【メーカー撤退、部品付け替え】

故障は20221217日夜に発生。

地下1階と地下5階を結ぶ「2号機」が突然、停止した。

8日前に定期点検したばかりで、その際に異常はなかった。

都が保守・管理を委託している「東芝エレベータ」(川崎市)が原因を調べたところ、駆動装置に異常があり、部品の交換が必要と判明した。

だが、製造元の「コネ社」はフィンランドに本拠地を置き、日本からは既に撤退。

部品を調達できなかった。

構内には、新宿・光が丘方面のホームがある地下5階と、門前仲町・蔵前方面に向かうホームがある地下7階の間を行き来する「3号機」があり、故障した2号機と同型だった。

そのため、都交通局は3号機を停止させ、その部品を2号機に付け替える応急処置を実施。

1223日以降は2号機が稼働し、3号機が停止している。

六本木駅は地表から最深部の地下7階まで約42メートルある。
乗降客は1日約6万人で、ベビーカーの親子連れや車椅子利用者なども行き交う。

しかし、地下7階と地下5階の間はエレベーターが使えず、エスカレーターや階段で行き来しなくてはならない。

栃木市の男性会社員(33)は買い物のため妻と06歳の3人の子どもと一緒に六本木を訪れたが、エレベーターが使えないと知って驚いていた。
男性は0歳児を抱っこし、妻が押す3歳児を乗せたベビーカーには複数の荷物がぶら下がっていた。
「この状態でベビーカーを畳んでエスカレーターに乗るのは危険。エレベーターを必要としている人のことをもっと考えてほしい」と言う。

このエレベーターは、大江戸線が全線開通した00年に設置された。

交通局の担当者は、「20年以上前のことで、詳しい契約条件は定かではないが、少なくとも(コネ社の)国内撤退は想定していなかった」と説明する。

国内に代替となる部品はなく、コネ社は当初、納入時期や在庫も明らかにしなかった。

都は、東芝エレベータを通じ、再三、部品の納入を要請。

最近になって、ようやくコネ社側から調達のめどが立ったとの連絡があったという。

他の駅にあったコネ社製のエレベーターは、既に他社製品に更新されている。

六本木駅では19年度に更新工事の入札が不調に終わったため、コネ社製のままだった。

都は、コネ社製を導入した際、国内で他に導入例があるかどうかを確認していなかったが、今は国内で施工実績を重ねている事業者のエレベーターを使うようにしているといい、担当者は「今後はこうしたトラブルは発生しにくいのではないか」と説明する。

 

【事業者の将来リスクも点検を】

インフラの老朽化に詳しい東洋大の根本祐二教授(公共政策)は、「金属製の設備は耐用年数が短い。部品交換の計画をしっかりと立てていなかったのなら、都の対応は不十分だ」と指摘する。

海外メーカーの撤退に限らず、国内メーカーでも、倒産すれば同様のトラブルが生じかねないとして、「都は技術的な設備点検だけでなく、事業者が将来的なリスクに対応できるのかも入札や契約の段階で点検し、(リスク対応が)不十分なら対処すべきだ」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20230206/k00/00m/040/222000c

 

 

 

 

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2023271254分にYAHOOニュース(テレビ金沢)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夜、石川県七尾市内で工場を焼く火事があり、およそ14時間後の7日朝、消し止められた。
けが人はいなかった。

記者リポート:
「大きな炎で煙が赤く染まっています。消防が放水していますが、炎の勢いは弱まりません」

火事があったのは、七尾市千野町の鶏卵加工業「M食品」の七尾第2工場だ。

6日夜7時半前、工場内の自動火災報知設備が作動したため、駆け付けた警備会社のスタッフから119番通報があった。

火は鉄骨と木造の工場に加え、隣接する住宅1棟を焼き、およそ14時間後の7日朝に消し止められた。

警察によると、出火当時、工場内は業務時間が終了し、無人となっていて、けが人は確認されなかった。

消防と警察では実況見分を行い、詳しい火事の原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d710b28e929682458be415d83b5785e93bf5d721

 

271851分にYAHOOニュース(北陸放送)からは、稼働中の衣類乾燥機に接続されていた延長コードが火元だった模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場は七尾市南部、能越自動車道の七尾インターチェンジ近くで、大部分が焼け落ちた第二工場の周辺には、住宅地も広がっています。

近所に住む男性は、「プロパンみたいなのが何十発かドーンドーンと爆発する音がすごかった。火の勢いの強く、見たことない火だった」と話しました。

M食品の担当者によりますと、第二工場では茶わん蒸しやプリンなどを製造しています。

当時、工場は無人でしたが、従業員の話では、衣類乾燥機が稼働していたということです。

警察と消防が実況見分を行った結果、衣類乾燥機に接続されている延長コードが火元とみられ、電気トラブルが火事につながった可能性があるということです。

M食品は七尾市や新潟県などに工場を持つ従業員およそ500人の食品加工会社で、卵焼きや茶わん蒸しなど、卵を使った商品を製造しています。

M食品は「近隣住民の方にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。細心の注意を払うとともに、出荷に影響が出ないよう調整してまいります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60f4664d5d2d9a0f89b10fe7ca938e80ae1bc9d5

 

281830分にYAHOOニュース(石川テレビ)からは、火元は多くの洗濯機や乾燥機が置かれている洗濯場付近だった、コード同士が擦れて被膜が破れショートしらたしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察と消防が7日、実況見分を行った結果、火元は工場の洗濯場付近とみられることがわかりました。

そこにあったのは洗濯機や衣類乾燥機などの多くの機械。

したがって、多数のコードが集中していました。

警察によりますと、コード同士がこすれて皮膜が破れ、ショートしたことで出火したのではないかとみているということです。

M食品は「事故対策本部を設置し、原因調査等を全力で進めてまいります」などとコメントを発表しています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/e49baac19812e46af139d5eec85583ee356409dd

 

(ブログ者コメント)

多数のコードが集中していたと報じられている点から考えると、重なり合った部分でコードの熱が蓄積されて・・・という可能性も考えられる。

 

 

 

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2023271836分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日 静岡県御前崎市のバイオマス発電所で事故があり、11人が体調不良に、うち1人が死亡しました。

現場付近からは許容濃度の6倍の一酸化炭素が検出されており、警察が当時の状況を調べています。

鈴木記者:
「警察が厚労省などと一緒に現場の見分を行っています。あちら赤茶色の建物の内部を覗いているように見えます」

7日 御前崎港にある建設中のバイオマス発電所で、設計や施工をしたメーカー立ち会いのもと、警察が見分を行いました。

この発電所では6日 溶接作業中の作業員など11人が体調不良になり、このうち70歳の男性が心肺停止の状態で搬送され、その後 死亡が確認されました。

11人全員に一酸化炭素中毒の症状があったということです。

御前崎港バイオマスエナジー・若狭発電所長:
「この度はご迷惑・ご心配をかけ申し訳ありません。溶接作業をしていた作業員が最初に倒れ、その後 おそらくはっきり確定ではないが、救護にあたった人も同じく一酸化炭素中毒で倒れたと」

これまでに、事故は、排気ガスを浄化する装置の溶接作業中に起きたことが分かっています。

また、消防が現場に駆け付けた際には、許容濃度の6倍の一酸化炭素が検出された場所もあったということです。

警察は、当時の状況や事故の原因を調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/3feb3499c5fd3bed9e07fb0263afd08aeb4d4d1f

 

271227分にNHK静岡からは、大型ダクトの中で溶接していた、突然倒れた2人を助けようとして複数の人が巻き込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

会社の説明によりますと、6日は午後2時半ごろから、ばいじんをろ過する「バグフィルター」につながる大型のダクトの中で、溶接作業をしていた作業員2人が突然、倒れたということです。

「バグフィルター」の周辺では、複数の作業員が工事にあたっていて、2人を助けようとして複数の人が巻き込まれたとみられるということです。

この発電所は、木質のバイオマス燃料をボイラーで燃やして蒸気で発電する仕組みで、ことし7月の運転開始を予定していますが、事故を受けて工事を中止しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230207/3030019166.html

 

272014分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、通報時に測定した酸素濃度は17%だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

<野田記者>:
「事故は茶色い建物の中、バグフィルター設備内で起こりました」

「バグフィルター」とは、発電設備から出た粉じんなどを集める装置です。

死亡した作業員ともう一人の作業員は、このバグフィルターの上部で溶接作業をしていたところ、一酸化炭素中毒になったものとみられています。

関係者によりますと、通報時にバグフィルター上部で測定した酸素濃度は、一時17%だったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9c1e03cc79308c293464e992e54d3e5d17d9ec


 

(2025年1月22日 修正1 ;追記)

20251211139分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、つながった場所で実施した乾燥焚きと溶接の作業調整を怠っていたとして現場責任者らが書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)

磐田労働基準監督署は120日、労働安全衛生法違反の疑いで工事の元請け業者と現場責任者だった男性を書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで、静岡地方検察庁浜松支部に書類送致されたのは、工事の元請け業者と当時の現場責任者だった男性(49)です。

この事故は20232月、御前崎市で建設が進むバイオマス発電所で合わせて11人が一酸化炭素中毒となり、このうちバグフィルター内で溶接作業をしていた男性作業員(70)が死亡しました。

磐田労働基準監督署によりますと、元請け業者と現場責任者の男性は、事故があった当日、ボイラーの内部で一酸化炭素が発生する恐れがある「乾燥焚き」の作業が行われていたにもかかわらず、別の下請け業者に対して作業の調整や連絡を怠った疑いが持たれています。

死亡した作業員の男性は、「乾燥焚き」をしていたボイラーとつながるバグフィルターで溶接作業をしていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/196388827c6079da62a42644bcca033fa653b545 

 

1201548分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、乾燥焚き作業によって一酸化炭素が発生したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2023年、御前崎市で建設中のバイオマス発電所で、作業員1人が死亡した事故。

下請け業者の間で必要な連絡や調整をしていなかったとして、千葉市の会社と現場の代理人が書類送検されました。  

この事故は2023年2月、静岡県御前崎市のバイオマス発電所建設工事現場で、溶接作業をしていた下請け業者の男性作業員(70)が一酸化炭素中毒で死亡したものです。  

事故発生時、近くでは別の下請け業者の作業員が乾燥焚き作業を行っていて、一酸化炭素などが発生していたということです。  

磐田労働基準監督署は、作業員が一酸化炭素中毒になる恐れがあるにも関わらず、作業を止めさせるなどの連絡や調整をしていなかったとして、元請け会社の東洋エンジニアリングと現場代理人を労働安全衛生法違反の疑いで、静岡地方検察庁浜松支部に書類送検しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f878c92bb5653d7a0f8c9c43c52366c62d44cfa

 

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2023262057分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午前1150分ごろ、大阪府岸和田市臨海町で、金属加工工場の作業員から「鉄板に数人の従業員が挟まれた」と119番通報があった。

大阪府警によると、工場内で作業していた男性7人が負傷し、5人が病院に運ばれた。

うち会社員の紺野さん(58=三重県名張市赤目町檀=が死亡し、3040代の計2人が意識不明、2人は命に別条はないという。

他の2人は軽傷を負い、府警は業務上過失致死傷の疑いも視野に調べを進めている。

岸和田署によると、工場内では事故当時、19人が作業していた。

工場内には、印刷関連部品の加工に使われる重さ約2トンの金属製の板が13枚、1列に並べられていた。

板は縦約23メートル、横約93メートル、厚さ数十センチで、13枚それぞれが立った状態で置かれていた。

だが、同署の調べでは、板が何らかの原因で倒れ、次々に隣り合う板が倒れたとみられる。

最終的には13枚全てが地面に面する形で倒れたり、隣の板に引っかかる形になったりしたという。

搬送された作業員の中には、板のそばにいて、倒れてきた板の下敷きになったケースがあったとされる。

現場は南海岸和田駅の北西約2キロにある、大阪湾に面した工場地帯。

事故直後から、岸和田市消防本部の消防車や救急車、府警の捜査車両が出動し、一時、騒然とした。

工場周辺では、「板をどうやって動かそうか」などと救急隊や警察官が大声を掛け合い、倒れた板に巻き込まれ、負傷した作業員たちの救助に当たる様子が見られた。

現場近くの鉄鋼会社の社屋にいた男性従業員は、「工場地帯なので普段から大きな音はしているが、いつも以上に大きな音が聞こえた」と振り返った。

複数のものが倒れたり、落ちたりするような音だったといい、「驚いて外に出てみると、様子を見ようとする人たちが集まっていた」と話した。

男性の勤務先は現場となった工場と関係があり、男性は前日も工場内部の様子を見ていた。

整然と並んでいたはずの金属の板は事故後、出入り口に向かって折り重なるようにして倒れていたという。

男性は「板は大きいうえ重いため、人間の力で倒れるようなものじゃない」と説明する。

工場の天井にはクレーンが設置され、作業に使われていた。

「何らかの弾みで板が次々に倒れてしまうことがあったのかもしれない」と語った。

https://www.asahi.com/articles/ASR264KG0R26PTIL00C.html 

 

271130分に産経新聞からは、板は2方向に分かれて倒れた、板を3枚ずつ組み合わせて機械部品を作っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府岸和田市の金属加工会社の工場で、重さ約2トンの金属製の板13枚が倒れて作業員7人が死傷した事故で、発生当時にクレーンを使った作業が行われていたことが7日、捜査関係者への取材でわかった。

板は2方向に分かれて相次ぎ倒れたことも判明。

大阪府警岸和田署は、倒れた原因とクレーン作業との関連を調べている。

【写真】金属板が倒れる事故が起きた現場

事故は6日午前11時50分ごろに発生。

作業員19人が板を3枚ずつ組み合わせて機械部品を作る際、13枚の板が相次いで倒れ、一部の作業員が下敷きになった。

同署によると、男性5人が病院に搬送され、うち三重県名張市の作業員、紺野さん(58)が死亡、30代と40代の2人が意識不明の重体となった。

搬送された5人のほかに、2人が軽傷を負った。

現場は複数の会社が借りて使用しており、工場を所有する金属加工会社によると、事故当時は、この会社とは別の会社が作業していたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b589654c18ff1728bd145fcb5218609e07ee4c88

 

292023分に産経新聞からは、クレーンで吊り上げた部品を板に接着する作業中、操作ミスでクレーンの一部が板に接触したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府警は9日、現場検証の結果、操作ミスによってクレーンの一部と接触した板が、相次いで倒れた可能性があると明らかにした。

府警は業務上過失致死傷容疑で経緯を詳しく調べている。

府警によると、当時はクレーンを天井付近からつり下げ、板に別の部品を接着する作業が行われていた。

クレーンの一部は、一列に並べられた13枚の板の中央部分に接触し、板が2方向に分かれてドミノ倒しになったとみられる。

https://www.sankei.com/article/20230209-25AJBF27A5LTJMI27WEFOZMUCM/  

 

292146分にYAHOOニュース(共同通信)からは、板に取付けた部品をクレーンで引き上げた際に、浮き上がった板がバランスを崩したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

板に取り付けた部品をクレーンで引き上げた結果、浮き上がった板がバランスを崩し、ドミノ倒しになった可能性があることが9日、府警への取材で分かった。

当時は天井に設置されたクレーンを使い、板に部品を取り付ける作業中だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac2791f17dd7592278aa3c1a92e1434b6d384376  

 

(2023年2月23日 修正1 ;追記)

20232211123分に産経新聞からは、部品を装着したまま板を引き上げたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府警岸和田署は20日、業務上過失致死傷の疑いで、工場内の倉庫を借りて作業していた京都府亀岡市の産業機器メーカー「C工業」の本社を家宅捜索した。

署は書類などを押収し、安全管理に問題がなかったか調べる。

署によると、板は縦約2・4メートル、横約9・4メートル、重さ約2トン。

当時、倉庫では、約1・5メートル間隔に並べた板にクレーンで部品を取り付ける作業をしていた。

現場検証の結果、クレーンに部品を装着したまま板を引き上げたため、板が前後の板に接触して倒れた可能性があることが判明した。

事故は6日午前に発生。

別の会社から現場に派遣されていた男性7人が下敷きになり、三重県名張市の紺野さん(58)が死亡。
2人が意識不明の重体だったが、その後、意識が戻ったという。

https://www.sankei.com/article/20230221-3W6LYZPYBVO5HDRSY7NTZPHKXY/

 

(2023年10月29日 修正2 ;追記)

20231026122分にNHK関西からは、転倒防止器具を発注していたが届くまで待ってると納期に間に合わないと思い器具のないまま作業したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

鉄製の板は本来、倒れるのを防ぐための器具を取り付けることになっていましたが、警察が捜査した結果、器具はなく、当時の現場の責任者で京都府の産業機械メーカー「C工業」の社員2人が、そのことを知りながら作業を続けていたことが分かりました。

2人は任意の事情聴取に対し、「器具を発注していたが、届くまで待っていると納期に間に合わないと思い、作業を続けた」と話しているということです。

また、クレーンを操作していたのは中国人の技能実習生で、操作に必要な資格がなかったことも分かったということです。

このため警察は、安全管理を怠ったことが事故につながったとして、当時の現場の責任者2人と技能実習生のあわせて3人を26日、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231026/2000079014.html  


10
261850分に朝日新聞からは、板と板を器具でつなぐ必要があった、板に取付けられた部品をクレーンで持ち上げようとした際に板ごと持ち上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岸和田署によると、板は等間隔で平行に立てられ、それぞれを器具でつないで倒れないようにする必要があった。

社員が板に取り付けられた部品をクレーンで持ち上げようとしたところ、板ごと持ち上がり、両隣の板に接触し、板が将棋倒しになったという。

https://www.asahi.com/articles/ASRBV5HSRRBVPTIL00G.html

 

10261214分に産経新聞からは、転倒防止器具はあったが取り付ける工具がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

当時の安全管理責任者の男性社員は、「金属板を固定する器具はあったが、取り付ける工具がなく、納期を優先させた」と供述しているという。

中国人男性はクレーン操作の免許を取得していなかったが、社員らの指示で動かしていたという。

https://www.sankei.com/article/20231026-6GDXAZBJPBPABGPNATUWKUL27Q/ 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

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2023271753分にYAHOOニュース(佐賀テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日、武雄市の公園で園内に設置されていた石像が崩れ、近くにいた2歳の女の子が足の骨を折る事故がありました。

事故を受け、武雄市は他の公園も緊急点検しています。

この事故は5日、武雄市にある丸山公園の展望台近くの広場で、家族と来ていた2歳の女の子がかくれんぼをしながら石の仏像に触れたところ、上半身が崩れ、右足に落下したものです。

落下した部分は40センチ程で、女の子は右足の甲や指など4カ所を骨折するなどのケガをしたということです。

公園の仏像は大正時代に設置されたとの記述もあり、すでに亀裂が入っていた可能性もあるとみられ、市は落下の原因や設置時期、管理状況などを確認しています。

また、安全が確認されるまで、丸山公園の一部の立ち入りを禁止するとともに、7日から市が管理する34カ所の公園で石像や石碑を緊急点検しています。

【武雄市環境部公園課 真崎課長】:
「まず、ひび割れがないかということと台座に載っているような銅像(仏像)ですねこのようなものがずれが無いかということをですね。点検を行っているところでございます。これを期に大きさなども把握していきたいと考えています」

これまでのところ、亀裂などは確認されなかったということです。

点検は210日まで予定されています。









https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b8022b68514aed755ecf9dd382625f012ab68d

 

 

 

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2023252330分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

アメリカ国防総省は4日、戦闘機がサウスカロライナ州の沖合で気球の撃墜に成功したと発表しました。

国防総省高官によれば、バージニア州の空軍基地を飛び立ったF22ステルス戦闘機がミサイルを発射。
1
発で気球を撃ち落としたといいます。

・・・

(中国外務省の声明)
「当該の飛行船は民間のもので、不可抗力でアメリカに入ったと何度も説明してきた。武力行使にこだわるのは明らかに過剰反応で国際慣行に違反する」

・・・

気になるのは3年前の2020年、宮城県上空で目撃された“謎の白い球体”との類似性です。

・・・

今回、アメリカで目撃された気球と比べると、たしかに見た目は似ています。

3年前の“白い球体”を研究 服部誠氏)
「気球の構造がほぼ一緒。さらに(気球が)つるしているものがフレームを組んで必要な物を付けていく構造は共通ですよね。」

こう話すのは、宮城県上空に現れた球体を分析してきた東北大学の服部誠准教授です。

Q.(つるされている物は)太陽光パネル?
(服部准教授)
「だと思います。こういうものをこういうところに付けるのは電力供給ぐらいしかありえない」

Q. 球体の大きさは?
「宮城の物に関しては直径33m

Q.アメリカのものは「バス3台」と言われるが?
「同じような規模感ではないか」

分析の結果、3年前に宮城県上空に現れた“球体”も中国から来ていた可能性が高いと見ています。

・・・

(服部誠准教授)
「大連の気球打ち上げの基地ですね。なので、私自身がなんで中国って思っているかというもう一つの根拠が、ここにちゃんとした設備があって、打ち上げる能力を持った人がいて、打ち上げることができる設備があるから。」

実は2021年にも岩手県や小笠原諸島の上空で同じような球体が目撃されています。

(服部誠准教授)
「今回、目撃されているものだけでなく、もっとたくさん打ち上げているはずです。そのうちの氷山の一角がこうやって見えているということ」

・・・

その性能については…

(アメリカ政府高官の話 CNN
「通常の気象観測や民間研究では普通は使われない偵察装置を備えている。映像から見える小さなモーターとプロペラからして、中国は特定の場所の上空を飛ぶよう主体的に気球を操縦することができる」

・・・

25日『サンデーステーション』より























https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000286326.html 

 

241722分にYAHOOニュース(AFP)からは、カナダでは過去に同じような気球を機関砲1000発を撃ち込んでやっと撃墜したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
なぜミサイルで?戦闘機から数発撃ち込むだけで済んだのでは?と思っていたのだが、そう簡単な話しではなかったようだ。

米シンクタンク「マラソン・イニシアチブ(Marathon Initiative)」の偵察気球の専門家ウィリアム・キム(William Kim)氏は3日、米本土上空で確認された中国の「偵察気球」について、偵察手段として有益で撃墜も困難との見方を示した。

人工衛星は地上・宇宙から攻撃されやすくなったのに対し、気球には明確な利点があるとキム氏は言う。

まず、レーダーに映りにくい点だ。

「(気球の素材は)反射せず、金属でもない。大型の気球であっても探知するのは難しいだろう」  

さらに、搭載されている機器が小さければ、見落とされる可能性もある。

地球低軌道を回り続ける偵察衛星と比べれば、監視対象の上空に長くとどまっていられる利点もある。

キム氏は「こうした気球はヘリウムを使っている。(水素ガスを使い爆発事故を起こした飛行船)ヒンデンブルク(Hindenburg)とは違うので、撃っても炎上することはない」、「穴を開けたとしても、少しずつヘリウムが漏れていくだけだ」と述べた。

さらに、1998年にカナダ空軍のF18戦闘機が所属不明の気象観測気球を撃墜しようとした時の例を挙げ、「20ミリ機関砲を1000発撃ち込んだが、それでも地上に落ちるまで6日かかった。撃っても爆発したり破裂したりすることはない」と説明。

撃墜に地対空ミサイルを使用する選択肢については、誘導システムの対象として想定されているのが高速で移動するミサイルや航空機であるため、気球には有効かどうかは分からないと述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec77c4a371d52abace52241110c3aa0f6658d69

 

27246分にYAHOOニュース(ライターの寄稿文)からは、特殊な巨大気球だった、気球の居場所を知らせるための電波は発信していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午後(アメリカ東部時間)、アメリカ軍は本土領空に侵入していた中国の高高度気球(高度2万メートル以上を飛べる特殊な気球)を、南東部サウスカロライナ州マートルビーチ沖の上空でF-22戦闘機のAIM-9X空対空ミサイルによって撃墜しました。

目標が巨大な気球で、吊り下げている機材も数十メートルもあったため、民間の被害が出ないように陸上の上空での撃墜を避けて、大西洋に出るまで待ってからの撃墜です。 

・・・

今回の気球はADS-Bを発信していませんでした。

ADS-BとはGPSなどの衛星測位システムを利用して、航空機が自らの位置を発信して外部からの追跡を可能にするシステムです。

航空関係者のみならず、「フライトレーダー24」などのアプリを使えば、民間の一般人でもチェックすることが可能です。

このシステムは気球にも搭載できます。

過去の民間の気球を使った実験だと、「Loon計画」という気球を用いたインターネット接続実験の高高度気球がADS-Bを発信していたことがあります。

一方で、撃墜された中国の気球は、一体なぜ、ADS-Bを発信していなかったのでしょうか? 

国際的にADS-Bを発信する義務があるわけではないので(国によっては既に義務化)、これをもって民間の気球ではないと言い切ることは出来ませんが、長距離を飛ぶ予定であるなら、追跡にも便利で安全も高まるので、民間の機材ならばADS-Bを搭載して発信していた方が自然です。

軍事目的の機材だったならば、隠密に作戦を行いたいので、ADS-Bの発信はされません。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20230207-00336004

 

271043分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、気球の全長は60m程度だったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

米北方軍のグレン・バンハーク司令官は6日、米領空に侵入した中国の偵察用気球の全長が約60メートルに及び、重さは1トン超に上るとの見方を記者団に示した。

撃墜後の残骸は米東海岸の沖合1・5平方キロ・メートルの範囲に散乱しており、米軍が回収や分析を急いでいる。

バンハーク氏らによると、気球の積載物は小型ジェット機程度の大きさだったという。

海に散らばった残骸を艦艇や無人潜水艇などで回収しており、米軍は連邦捜査局(FBI)とともに分析を進める。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/a38e3a8da75cf57d343018b7b1cd9175affb0639 

 

 

 

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202224日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後1時20分ごろ、秋田県能代市字大森山の東北電力能代火力発電所2号機(出力60万キロワット)内にある「微粉炭機」から出火しているのを、近くで作業していた関係会社の従業員が見つけた。

発電所の従業員が消火器で消し止めた。

電力供給に影響はない。
けが人はいなかった。

東北電力によると、微粉炭機は石炭を粉砕する装置。

6台あるうち1台の配管接続部から火が出ていた。
装置の内部から出火した可能性があるという。

装置の外部の被害は確認されていない。

2号機は、出力48万キロワットで運転していた。

出火した装置は非常停止。

復旧の見通しは立っていない。

残る5台のうち、点検中のものなどを除く3台は運転可能なため、2号機は出力36万キロワットに下げて運転している。

1、3号機は通常運転している。

現場には消防車両が出動したが、放水せず、出火から約25分後に鎮火を確認した。

https://www.sakigake.jp/news/article/20230204AK0019/

 

東北電力HPには24日付で、出火した微粉炭粉砕機の写真などが掲載されていた。


https://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1232339_2558.html 

 

 

 

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2023251155分にYAHOOニュース(TBS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きのう午前8時前、市原市荻作の畑の中で狩りをしていた男性の撃った弾が、近くを走るスクールバスに当たりました。

バスには登校中の東海大学付属市原望洋高校の12年生と運転手のあわせて25人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

弾は前方の乗降口の窓ガラスを貫通し、車内に落ちたということです。

狩りをしていたのは千葉県佐倉市に住む自称会社員の52歳の男性で、警察に対し「空気銃をキジにむけて撃った」と説明しているということです。

現場には銃で撃たれて死んだキジがいたということで、警察は流れ弾がスクールバスに当たったとみて、男性から話を聞くなどして当時の状況を調べています。

東海大学付属市原望洋高校は、「絶対にあってはならないことだが、生徒にけががなかったことは一番安心している」とコメントしています。







 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e34f96ce988d835ced6c98a03f7681d03d3b49ff

 

(ブログ者コメント)

映像から場所を推定すると、下記の赤丸付近。
ブログ者も車で何回も通ったことがある道だ。
とても発砲できるような環境ではないと思うのだが・・・。


 

 

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2023231717分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大規模な災害の際、包帯や担架などの不足が指摘されるなか、草津市の企業が、いざという時に担架として使える看板を開発したところ、地域貢献を進めようとする企業からの注文が相次ぎ、話題となっています。

草津市の企業が開発した看板は高さが2メートルほどで、災害のときには裏側の支えを取り外し、そのまま裏返しにすると担架としても使えます。

去年10月に、同じ大きさの通常の看板より5割ほど高い価格で販売を始めましたが、地域貢献を進めようとする企業からの注文が相次ぎ、関西各地の飲食店や工事現場などに設置されています。

また、この会社では看板を活用した防災教育にも力を入れていて、去年12月には地元の小学校に看板を寄付しました。

児童たちは早速、先生が乗った看板を6人で持ち上げ、担架としての使い方を学んでいました。

体験した女子児童は、「思ったより軽くて驚きました。近くで倒れている人を見かけたらすぐに助けられるようにしたいです」と話していました。

看板を開発した会社の和田さんは、「いざ担架をどこかから持ってきてほしいと言われても、どこにあるのか分からないのが現状だ。多くの場所に設置することで、万が一のときに使ってもらえるようにしたい」と話していました。

※7分にわたる報道中、開発動機について下記趣旨の説明があった。
3年前、地元の駅で転んでいた女の子の横を大人たちが通りすぎるのを見た和田氏は、困っている人を助ける社会の意識が薄れていると感じた。
もし身近に救助に使える道具があれば、そうした意識を変えていけるのではないかと考えたという。



























https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230203/2060012614.html

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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