







2024年10月12日15時24分にYAHOOニュース(共同通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は、安全性向上に積極的な観光船事業者に「+ONE(プラスワン)マーク」を付与する制度を設ける。
26人が死亡した2022年の北海道・知床沖の沈没事故を教訓に、対策強化を促す狙い。
利用者は事業者の選択がしやすくなる。
審査する団体の公募を経て、24年度中の運用開始を目指している。
観光船には遊覧船や屋形船、水上タクシーなどが含まれ、全国に約600の事業者がある。
マーク付与は、法令で定まった対策を実行していることを前提に、それ以上の対策をプラスしているかどうかを審査して決める。
具体的には「海上保安部などと連携した海難防止訓練の実施」「法定数以上の救命胴衣を搭載」などとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a375dac0ac931debd7997dbae5fe64dcb68648a1
2024年10月11日15時0分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公道カートを無免許の外国人観光客に貸し出したとして、警視庁麻布署が、東京都大田区のレンタル会社責任者の40歳代男を道路交通法違反(無免許運転車両提供)容疑で東京地検に書類送検していたことが、同署幹部への取材でわかった。
昨秋以降、同社が外国人約50人に無免許でカートを運転させていたとみている。
麻布署幹部によると、男は4月7日、日本で有効な国際運転免許証を所持していない外国人観光客2人に公道カートを1台ずつ貸し出し、港区の公道で運転させた疑い。
容疑を認めている。
書類送検は9月3日。
公道カートは道交法上「普通自動車」で、外国人が日本で運転するには、ジュネーブ条約に基づく国際運転免許証が必要となる。
2人は国際免許を持っていたが、条約の非加盟国が発行したものだった。
同社は客に免許証画像を送らせていたものの、従業員が免許の有効性を確認しなかったという。
2人のうち1人が当日、物損事故を起こして無免許運転が発覚。
麻布署は2人を道交法違反(無免許運転)容疑で現行犯逮捕し、レンタル会社への捜査も進めていた。
同署は男の書類送検に際し、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b06400aafec4511f701416bd3e3c5b60a76e818
2024年10月7日0時52分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時40分頃、泉大津市で開かれた野外音楽イベントで、クレーンにカメラをつけた機材が客席側に倒れる事故がありました。
倒れた機材は、高さ約11.5メートル、重さ約240kgということです。
会場にいた20代から40代の女性客4人が頭から出血するなどのけがをして病院に運ばれましたが、全員意識はあるということです。
音楽イベントの主催者側は、スタッフの操作ミスでカメラ機材のバランスが崩れ、倒れたと説明し、謝罪しましたが、イベントは、事故の後も続けられました。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be370dbb7b0aa84c56b569e68feae11787d01a25
10月7日20時25分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、クレーンはベテランが操作していた、カメラを急激にクレーンアップした際に力に入れ過ぎで土台が浮いてしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
■事故はなぜ起きたのか
多くの観客が集まるライブ中の事故。
一体、なぜ起きたのか?
ライブの参加者が撮影した事故前の映像を見てみると… 会場を走り回る観客をクレーンカメラが上下に動きながら撮影しているのがわかる。
クレーンを操作していたのは、20年近い経験のあるベテランのオペレーターだという。
撮影用クレーンを手配した会社の代表:
「クレーンカメラでお客様の席の方に突っ込みながら上下するにあたって、一番下の状態から急激にクレーンアップ、グッと上げる状態で力の入れすぎで土台が浮いてしまって、その反動で客席側に転倒してしまった。
激しいアーティストの曲だったので、激しい動きをというところで力を入れすぎてしまった。
あってはならないミスです。」
■イベントの主催者は、事故後もイベントを継続
イベントの主催者は、原因は操作ミスによるもので、事故後、残った観客の安全は確保できたとして、イベントの継続を判断した。
イベントの主催者:
「運営会社も含めて協議をした結果、同様の事故がクレーンのカメラを完全に撤去して使用しないという判断をしたうえで、イベントの継続を判断させていただいた次第でございます」
警察は、業務上過失致傷の疑いで捜査している。
■事故後もイベントを継続していたことは問題では
共同通信社編集委員 太田さん:
「まずは真相究明、再発防止なんですが、もう1つは、事故が起きたのにイベントを継続していた。
盛り上がってるからなかなか止められないんだけど、有事が起きた場合にブレーカーみたいな形で、少なくとも出演者がそれを認識して、1回皆さん止めましょうと、それで救護が必要な人がいらっしゃったら、みんなで助けるということをやらないと、助けられる命が助からないのは一番よくありませんからね。
是非、多くのイベント関係者は、今回のこの事態、教訓を学び取って再発防止に努めて欲しいと思います。」
関西テレビ・加藤報道デスク:
「業務上過失致傷の疑いで捜査が始まっていますけれども、結局、事故が予見できていたのに、注意を怠ったかどうかが問われるわけですよね。
今回、想定以上の激しい動きをしてしまったかもしれないですけれども、主催者側とそのオペレーターがどこまで詰められていたか、その意思疎通がちゃんと取れていたかというところも、これから捜査で詰められていくんじゃないかなと思いますね。」
(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月7日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9f4eb5971aacdb0d8c7daae1a9f30180d402c04
10月7日14時13分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、会場の遠景や浮き上がったクレーン土台のイメージ図などがネット配信されていた。(タイトル以外の記事本文は転載省略)
・・・
【イメージ画像】「力の入れすぎで土台が浮いてしまって、その反動で客席側に転倒してしまった」という転倒理由を画像で見る
「血まみれの人がいっぱいいたと」
・・・
「反動で客席側に転倒してしまった」
・・・
(「Mr.サンデー」 10月6日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/881e6b1605080a97d5876c3a28a25ba437dc3f1d
2024年8月21日19時36分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本県天草市天草町にある「轟(とどろき)の滝」周辺で川遊びをした人が相次いで嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えた問題で、21日までに新たに23人が同様の症状で医療機関を受診したことが分かった。
保健所が集計している患者数は、69人になった。
重症者は確認されていない。
川の水が原因の感染症も疑われるとして、保健所が注意を呼びかけている。
県によると、今月13日に滝の周辺で遊んだ高校生7人全員が15~16日に嘔吐や下痢の症状を訴えて病院を受診した。
16日に保護者から通報があった。
21日までに天草保健所が地域の5医療機関に確認したところ、子どもを含む計69人が、川で遊んだ後に同様の症状で受診した。
共通の食事はないため食中毒の疑いは薄いとして、採取した川の水や患者の便を調べている。
県は遊泳を控えるよう呼びかける看板を、滝周辺6カ所に設置した。
天草市によると、轟の滝は遊泳のほか、岩場からの飛び込みができるスポットとして知られ、地元の中高生らに人気がある。
今週に入り、市民から「滝は立ち入り禁止なのか」などの問い合わせも寄せられているという。
https://www.asahi.com/articles/ASS8P3CXYS8PTLVB00CM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
8月22日19時0分にテレビ熊本からは、症状を訴えた人は109人、もっと増える見込み、降雨が少なく水がよどんでいたことが原因か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
その後も同様の症状を訴える人が相次いでいて、天草保健所管内で医療機関を受診した人は、21日午前9時時点で69人でしたが、県は22日、さらに40人増え、計109人となったと発表しました。
県内の他の保健所にも複数の相談が寄せられているということで、人数は増える見込みです。
県は、川の水質調査などを行い原因の特定を急いでいますが、まだ分かっておらず、木村知事は22日の定例会見で改めて注意を呼び掛けました。
【木村 知事】
「症状がある人、不安に思っている人は、保健所に連絡してほしい。最寄りの医療機関を受診してほしい」
実際に8月9日から4日間、『轟の滝』で遊び、その翌日に体調不良になったという高校生は…。
【高校生】
「最初、腹痛で悪寒がしてから熱が上がってきて…。最高39度くらいまで出ました。
自分は吐くまでなかったんですけど、下痢とか…下痢と熱がすごかったです」
Q.大丈夫でした?
A.きつかったです。
Q.その日は人いた?
A20~30人いましたね。
Q.ちなみにお友達とか後輩は症状はどうだった?
A.先輩が別の日に行って『嘔吐・下痢になった』って言っていました。弟と「はとこ」は嘔吐、下痢になりました」
当時、川には、ある“異変”があったといいます。
Q.入った感じの違和感とかはあった?
A最近雨が降っていないので、水がぬるかったり少なかったりっていうのはありましたね。
天草市では梅雨明け以降、降水量が著しく低下。
8月18日までほとんど雨が降っておらず、最高気温35度以上の猛暑日が続いていました。
普段、『轟の滝』では3つの滝が流れていますが、先週月曜日の映像を確認すると、滝の数は1つにまで減っていました。
水質環境学が専門の熊本大学、川越保徳教授は,暑さで病原性の微生物が増えてしまった可能性を指摘します。
【熊本大学 川越 保徳 教授】
「水の量が減っていて、本来ならもっと流動、要するに流れ。
やっぱり、淀むとダメなんですよ。
たまるような状態になっていると、もうそこで、どんどんと、バクテリアでもそうですけど、増えていく」
また、滝の周辺にはイノシシを避ける電気柵があちこちに設置されていて、水環境問題に詳しい別の専門家は、野生動物のフンなどに入っている病原菌が川に流れ込み、滝にたまった可能性があるといいます。
【グローバルウォータ・ジャパン 吉村 和就 代表】
「野生動物から出たですね。やはり病原性の病原菌ですね。
轟の滝っていうのは、いわゆる川の中の中流に位置するような場所で。結構山間部があって、谷間になってるんですね。
ですから、周りから全部集まってきた雨あるいは水の流れが全部、轟の滝に入っているという」
県は原因特定を急ぐとともに、各保健所に寄せられている被害を集約し、近く、体調不良者の人数を発表する方針です。
https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20240822-00000006
(ブログ者コメント)
自然に流れている水が原因だった可能性ありとのこと。
同種事例としては、つい1週間ほど前、湧き水を使った由布市の飲食店で458人がノロウイルス中毒になった事例を紹介したばかりだ。
(2024年9月28日 修正1 ;追記)
2024年9月26日19時18分にYAHOOニュース(熊本朝日放送)からは、県はノロウイルス感染者が川遊びしていたことが原因の可能性が高いと発表したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
熊本県天草市の轟の滝周辺で、川遊びをした100人以上が、下痢や嘔吐などの症状を訴えた問題で、県は調査結果を公表し、滝周辺の水に滞留していたノロウイルスによって感染が広がったとみられると結論づけました。
県の8月の調査で、滝つぼと滝のすぐ上の2カ所からノロウイルスを検出。
医療機関などが検査した患者6人の便からも検出されました。
ウイルスは、川の水と便で遺伝子型が異なっていましたが、症状の特徴からノロウイルスが原因である可能性が高いと結論づけました。
体調不良で医療機関を受診した人は26日現在、124人にのぼっています。
県は9月にも滝の周辺で調査しましたが、ノロウイルスは検出されませんでした。
川に滞留していたウイルスは雨で流されたと推測されるとのことです。
滝の水が汚染された原因として、県の担当者は、ノロウイルスに感染していた人が滝で嘔吐や下痢をしたことが考えられるとしていますが、特定は出来なかったとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8367c68313876b16727834d23dcaa20a3edc0b5a
2024年8月20日17時35分にYAHOOニュース(ALBA Net)から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
2024年7月24日11時50分、埼玉県にあるゴルフ練習場の柱が突風の影響で折れるという事故が発生した。
5年前、あれほど話題になった市原ゴルフガーデンの教訓は生かされなかった。
事故が起きたのは、埼玉県志木市のゴルフ練習場「Sスポーツプラザ」。
突風が襲い、ネットを支えていたコンクリート製の柱29本のうち、約半数が折れた。
ここで思い出されるのが、19年に千葉県市原市のゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」で起きた鉄柱の倒壊。
台風の暴風により高さ30メートルから40メートルもある鉄柱13本が根元から倒壊。
住宅街の家屋や駐車中の車などを押し潰し、大けがを負った被害者も出た。
鉄柱の基礎が老朽化により腐食していて、なおかつネットも暴風雨時に下ろせる昇降式ではなく、固定式だったことが原因だった。
一方、志木の場合はコンクリート製の頑丈なもので、緊急時にはネットを下ろせる構造になっていながら、昇降装置が完全に作動しなかった。
そのタイミングで突風に見舞われ、柱が倒壊したという。
コンクリートが練習場の内側に落ちる構造になっているため人的被害はなかったが、コンクリートの破片が住宅などに飛ぶ物損被害は出た。
そこで8月7日、Sスポーツプラザの支配人を務める根岸氏を直撃した。
Q.市原ゴルフガーデンの事故についてはご存知ですか。
A.千葉ですよね。知っています。
Q.ここは見たところ柱がコンクリート製なので頑丈そうには見えますけども。
A. 頑丈だと思います。
Q.だとすると、ネットを下ろしていたら大丈夫だった?
A.下ろしている途中でした。どこかのウインチが動かなかったという報告を受けています。
Q.故障ですか?
A. 故障なのか、たまたまそのときに運悪く動かなかったのか。
普段だったら下ります。
今までうちも33年間、相当な風の中でも事故なくやってきた。
今回はウインチが動かなかったか、動いていて下がらなかったのかが分からないんです。
Q.再開の目途は?
A.今のところ立っていません。
こんな状況なので、これからいろんな業者の方とご相談しながらやっていくと思います。
多くの練習場関係者は、市原での教訓を共有したはずだった。
しかし今回は、いざというときに下ろせるはずのネットが下ろせなかった。
その原因も支配人の話を聞く限り、釈然としない。
せめてネットの昇降機については、日頃からの点検整備は必要。
今回の件が残した教訓のひとつであることは確かなようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45821bd7e5c32159ae07f33f5a711c67ee76bf2f
※倒壊日当日、7月24日18時39分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、埼玉県には当時、竜巻注意情報が出され、各地で強風による被害が出ていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県に出された竜巻注意情報。
竜巻などの激しい突風が実際に発生したとみられている。
埼玉県内ではゴルフ練習場の柱が折れるなど、突風の被害が相次いでいる。
【画像】ぽっきりと折れたゴルフ練習場の支柱。練習場にはコンクリートの破片が散乱(埼玉・志木市)
午後0時30分ごろに撮影された埼玉・志木駅前の様子を捉えた映像。
枯れ葉を巻き上げ、突風が吹き荒れる様子が確認できる。
この突風によるとみられる被害は各地で相次いだ。
・・・
また、志木市のゴルフ練習場も突風とみられる被害に見舞われていた。
ゴルフ練習場の支柱が数本、真ん中あたりからぽっきりと折れてしまっていた。
強風の影響で折れた支柱の破片が駐車場の車に当たったというが、けが人はいなかった。
上空から現場を見ると、柱が複数本折れてしまっている状況や、クレーン車などによる作業が行われている様子も見受けられる。
折れた柱は、中の素材がむきだしになっていた。
練習場にはコンクリートの破片が散乱。
ネットは外れて落下していた。
このゴルフ練習場は住宅地にあるが、折れた柱は練習場側に倒れているため、近隣の住宅への被害は見受けられなかった。
(「イット!」7月24日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c32ebe2d42929736de8923ed680c68b343bfd108
7月29日11時47分にNHK首都圏からは、撤去作業が7月29日から始まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県志木市のゴルフ練習場では、29本設置されていたネットを支えるコンクリート製の柱のおよそ半数が、今月24日に発生した突風の影響で折れ、中の鉄筋がむきだしの状態で折れた部分がぶら下がっています。
折れた柱の撤去作業は29日から始まり、作業員たちがクレーン車2台を使って敷地内に落下した金属製の棒を吊り上げ、片づける作業を行っていました。
このあと、ぶら下がった柱を支えながら鉄筋を切断して柱を撤去する予定です。
ゴルフ練習場の支配人によりますと、撤去が終わるまでにどのくらいかかるかはまだわからないということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240729/1000107017.html
(ブログ者コメント)
報道から考えると、風が強くなってきたのでネットを下ろそうとしたが、器具の不具合か何かで下ろすことができなかった・・・ということかもしれない。
もしそうだったとすれば、風の強くなる予報が出ていたと思われる前日に下ろしていれば、その時点で不具合に気付いていたような気もする。
2024年8月15日8時14分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後7時55分ごろ、栃木県茂木町桧山のレジャー施設「M」で開かれていた花火大会で、打ち上げ花火1発が地上付近で破裂した。
県警茂木署によると、打ち上げに使う鉄製の筒が破裂し、打ち上げ場所から北に約500メートル離れた駐車場まで飛び、車3台のフロントガラスが割れたり、ボンネットがへこんだりした。
観客席は打ち上げ場所から西に数百メートル離れており、けが人はいなかった。
同署によると、破裂した花火は「二尺玉」と呼ばれる種類。
「M」のホームページによると、二尺玉は直径60センチ、重さ70キロで、地上500メートルで開く花火の直径は480メートルに達する。
打ち上げは遠隔操作で行い、付近は立ち入り禁止だったという。
花火が地上付近で破裂した後も花火大会は続いたという。
破裂したときに警備に当たっていた同署の警察官は、取材に「『バーン』というすごい音がして、地面で花火が開いた」と話した。
花火業者の担当者は同署に対して「原因は分からない」と話したという。
同署は15日以降に消防と合同で現場の状況を調べる方針。
https://mainichi.jp/articles/20240815/k00/00m/040/008000c
8月16日17時55分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文転載は省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d2365a947e5ba9c8ec6289a39e5682d1b699dfd
2024年8月15日17時50分にYAHOOニュース(World Jet Sports)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■水上バイクの“ジェット噴流”が、肛門を直撃したか!?
3人乗りの水上バイクから男性が落水し、大ケガを負う事故が起きた。
名古屋海上保安部に確認したところ、今月14日午後4時前に、愛知県知多市新舞子の海上で起こったもので、18歳~19歳の男女3人で1台の水上バイクに乗って遊んでいた。
このとき、一番後ろの席に座っていた19歳の男性がいないことに、前に座っていた2人が気付いた。
探したところ、海上で助けを求めていた男性を見つけて救助した。
男性には目立った外傷が見られなったが、尻から出血をしていたため、救急搬送されている。
ケガの状況は重く、8月15日現在、ICU(集中治療室)で治療中とのこと。
操船していたのは18歳の女性で、昨年 免許を取得したという。
名古屋海上保安部は、現在、詳しい事故原因を調査中だという。
男性は尻から出血していたというが、通常、水上バイクから落水してお尻を強打したくらいでは出血しない。
情況から考えて、落水時にジェット噴流が肛門を直撃し、その水圧で肛門から大腸、内臓を損傷させたと考えるのが妥当である。
2011年にも、水上バイクからの落水時に、女性の膣にジェット噴流が直撃したことが原因の死亡事故が起きている。
このとき女性は、水着にライフジャケットという姿だった。
今回、水上バイクに乗っていた3人は、きちんとライフジャケットを着用している。
男性がどのような装備で水上バイクに乗っていたかなどの詳しい情報は出ていないが、もしこの男性がウェットスーツを着用していたのであれば、今回の事故は防げたかもしれない。
■またもや、“仲間内”による悲しい事故
年に数回しか乗らない人の後ろに乗って、後部座席の人がケガをするケースは多い。
今回の事故で操船していたのは、昨年、免許を取得したばかりのビギナーである。
熟練者であれば、落水に気が付かないということはありえない。
近年の水上バイクの事故は、「仲間内」で起こる確率が圧倒的に高い。
つまり、自分の子供や彼女、親しい友人が犠牲になっているということだ。
近年の水上バイクは高性能で、座ってアクセルを握ったら、誰でも高速で走らせることができる。
しかし、“乗りこなして”はいない。
初心者ほど、「こう走ればどうなるのか?」ということを理解していない。
水上バイクの後ろに乗る場合、「誰が操船するか」で、安全度が全く変わってくる。
マナーや素行が悪い「悪質水上バイク」がケガをするのは、ある意味自業自得だと思う。
しかし、そうでない人が悲惨な事故を起こすのは忍びない。
自分の技量を買い被らないで、謙虚に安全運転を心がけて欲しい。
「仲間内の事故」というのは、大切な人を傷つけてしまうということを、肝に銘じて操船してもらいたいものである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d58e770d463a31cac48d0983cccced8d20a2b2
(ブログ者コメント)
水上バイクのジェット噴流によって肛門などを損傷した事例は、本ブログでも2020年の尾道事例(スパッツ着用だけでは防げなかった)など、何件か紹介している。
2024年8月5日15時38分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道・十勝の音更町で、熱気球のバルーンが住宅に衝突する事故がありました。
けが人はいません。
事故があったのは、音更町の道の駅「ガーデンスパ十勝温泉」です。
きょう(2024年8月5日)午前7時ごろ、「熱気球が自宅にぶつかってアンテナが折れた」と住人から110番通報がありました。
この熱気球には乗客4人と乗員1人の合わせて5人が乗っていましたが、けが人はいないということです。
警察によりますと、熱気球は道の駅から約1キロ離れた十勝川温泉アクアパークを午前6時ごろ出発しました。
十勝川の河川敷に着陸予定でしたが、風の影響で道の駅の駐車場に着陸場所を変更したということです。
無事着陸したものの、その後、風にあおられ、道の駅の駐車場に隣接する一部二階建ての店舗兼住宅に熱気球のバルーンが接触したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4c789e6da30d0bba1e55d3818f4240fd753ded
(ブログ者コメント)
以下はグーグルストリートビューで見た現場付近の写真。
左側に見える建物に接触したのかもしれない。
2024年8月1日18時52分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
飲食店やイベントで景品としてもらったコマのおもちゃで目をけがした事例があったとして、国民生活センターは1日、商品テストの結果を公表した。
亀裂などある状態で使用すると破片が高速で飛び出してけがを負う可能性があるとして、手元にある人は使用を中止するよう呼びかけている。
商品は「フラッシュぶんぶんゴマ」。
販売元は景品のおもちゃなどを取り扱うS堂(愛知県岩倉市)で、プラスチック製の回転体に通したひもの両端を引いたりゆるめたりして回転させて遊ぶ。
国民生活センターや同社によると、2年前から販売し、約17万個が販売されたという。
センターによると、20代の男性が、飲食店でおまけとしてもらったこの商品を回転させたら数秒で壊れ、飛び散った破片で目に治療に1カ月かかるけがを負った。
ほかにも今年4月に、同じ商品で同様に目をけがした事例があった。
国民生活センターが通販サイトで50個入りの商品を購入、43個で回転体に亀裂や割れを確認したという。
そのうち10個を回転させると、1個が10回転しただけで壊れ、破片が飛び出た。
回転体の外周速度は、時速160キロに達し、高速で破片が飛散すると危険だという。
S堂によると、販売先は主に縁日での出店者などで、事故を把握した今春、販売を停止した。
中国メーカーが製造した商品を輸入していたという。
同社は1日、HP上でおわびの文書を公表し、「一部プラスチック本体に亀裂や割れが発生したものが流通」し、破損につながったとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASS81342PS81UTFL00ZM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
2024年7月20日20時17分にYAHOOニュース(スポニチ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後7時20分から東京・荒川河川敷で予定されていた夏の風物詩「第46回足立の花火」が雷を伴う荒天のため中止になった。
公式サイトなどで発表された。
1時間で約1万3000発を打ち上げる予定だった。
都内開催の大規模花火大会の先陣を切り、7月下旬に開催。
前回(2023年)は4年ぶりの開催だったため、約1万5000発だった。
足立区役所は開始9分前の午後7時11分、公式SNSで「本日開催を予定しておりました『第46回足立の花火』は、荒天のため中止いたします。楽しみにしてくださっていた皆様には、誠に申し訳ございません。ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と伝えた。
足立区議会議員の中島こういちろう氏も自身のSNSで「足立の花火、直前で中止。楽しみに待っていただいていた多くの方。本当に申し訳ございません。ただ、どうしても人命にはかえられません」と報告。
2017年8月、「第39回たまがわ花火大会」における落雷事故を例に、理解を求めた。
SNS上には
「残念だけど、ナイス判断」
「せっかく浴衣で行ったのに」
「やっと帰宅しました。判断は正しかったと思われます」
「残念ですが、落雷で事故もあったので、仕方ないですね」
「“えー”という声もあったけど、20分後には雨も降ってきたので、ナイス判断だったと思う」
などの声が上がった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd051eb48ff5015306df22c2ba0b4e41aba1d30b
7月21日19時5分にYAHOOニュース(FLASH)からは、ゲリラ豪雨は局地的ゆえ直前まで中止判断ができなかった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年7月20日午後から夕方にかけて、関東各地はゲリラ豪雨に見舞われ、東京都内では断続的に雷も発生。
JR上野駅では雨漏りが発生、新宿区大久保では道路が冠水する被害となった。
この日、足立区では昨年74万人の観客を集めた花火大会が予定されていたが、豪雨や落雷のおそれがあるとして開始20分前に中止となった。
約1万3000発の花火がうちあげられる “夏の風物詩” の突然の中止に、Xには「がっかり」の声があふれた。
《足立花火大会直前、多くの落雷が観測された。…こんなんサンダーボルトじゃん。場のモンスター全て破壊するじゃん。》
《足立区花火大会打ち上げ2分前(編集部注・原文ママ)に中止www何しに行ったんw》
《足立区花火大会まさかの雷で中止の瞬間、えええええ~?経済効果を考えギリギリまでアナウンスしないやり口か。。。》
晴れた暑い日に突然、黒雲が湧き豪雨や落雷をもたらす。
近年、こうした「ゲリラ豪雨」が増えている。
その理由を、気象予報士の白戸京子氏がこう説明する。
「ゲリラ豪雨の一番の原因は暑さです。
強い日差しで地表が熱されると空気の温度が上昇します。
空気が暑くなると、水蒸気をふくみやすくなり、高温多湿の状態になります。
このとき、上昇気流が発生し、上空に冷たい空気が入るなど大気の状態が不安定になると、積乱雲が発達します。
その積乱雲の下で豪雨や雷が発生し、時には竜巻を引き起こし、雹(ひょう)を降らせるんです。
ゲリラ豪雨の雨の降り方は熱帯のスコールのように激しく降ります。
また、豪雨の範囲は積乱雲の下に限られますから、20キロから40キロの狭い範囲で局地的な豪雨になるのです。
たとえば、足立区で雨が降っているのに世田谷区では全然降っていないこともあり、予測が困難です。
局地的に予測困難な大雨が降るので “ゲリラ豪雨” と呼ぶのです」
足立区の花火大会が開催わずか20分前まで中止の判断ができなかったのも、雨の “ゲリラ性” にあったとみている。
「中止の発表が20分前となったのは、運営体制の問題もあるかもしれませんが、雨雲が花火会場を通るか通らないか、直前までわからなかったからでしょう。
直前になって、雨雲レーダーを確認して『これはまずい』と判断したのが20分前だったのだと思います。
ゲリラ豪雨はギリギリまで来るか来ないか予測が困難なんです」(同)
白戸氏は、ゲリラ豪雨はこの夏にも頻発すると予測する。
「温暖化で地球全体が温まっており、地球全体で、今年6月まで13カ月連続で最高気温を記録しています。
海水温も過去最高です。
そのうえ、とくに都市部はヒートアイランド現象で高温化していますから、この夏はあちこちでゲリラ豪雨が予想されます」
この夏も日本各地で花火大会が開催される。
都内だけでも、葛飾納涼花火大会(7月23日)、 隅田川花火大会(7月27日)、 立川まつり 国営昭和記念公園花火大会(7月27日)、いたばし花火大会(8月3日)などが予定されている。
だが、今回のように、突然「中止」になってもおかしくない。
その心づもりはしておいたほうがよさそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91b909c0d9c7b826bd0c8b68783eb7a15b94b334
2024年7月15日17時17分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後1時10分ごろ、伊豆市松ヶ瀬の狩野川で、アユ釣り大会の関係者から「男性が流された。意識がないようだ」と消防に通報がありました。
警察によりますと、流されたのは釣り大会で監視員をしていた伊豆の国市富士見の平野さん(74)で、200メートル余り下流で見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
平野さんは、流されたさおを取りに向かった際、何らかの原因で流されたということです。
現場の狩野川は、水深1メートル以上のところもあり、15日は流れや水位はふだんと変わらなかったということです。
当時、ライフジャケットは着用していなかったということで、警察が詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240715/k10014512161000.html
(ブログ者コメント)
個人釣行は別にして、こういった大会ではライフジャケット着用が参加条件・・・と思っていたが、そうではないらしい。
調べてみると、川釣りでライフジャケットを着用すると川に入って釣る場合、身体が浮いてしまったりするので、着用率は低いという報道があった。(下記参照)
しかし、参加者は別にしても、スタッフには啓蒙活動も兼ね、着用させるべきではないだろうか?
(2024年6月27日19時8分 YAHOOニュース;高知放送)
6月1日、高知県内の多くの河川で解禁されたアユ漁。
県内外からたくさんの人が訪れる高知の夏の代表的なレジャーですが、毎年のように釣り人が流される事故が発生しています。
27日は、アユ漁をはじめ、水のレジャーを楽しむために気を付けたいポイントについてお伝えします。
【写真を見る】「磯釣りはほとんどの方がライフジャケットを着けているがアユ釣りは…」水深の錯覚、川底の変化、流される要因は様々 水難事故を防ぐには
・・・
川底の地形は水流によって毎年変化していて、去年浅かった場所が今年も浅いとは限らないといいます。
川の中を移動する際は自身の経験にとらわれず、川底の変化に気を付けてほしいと仁淀川漁協の岡崎さんは話します。
・・・
次に、アユ釣りを安全に楽しむためのライフジャケットについて、高知市の釣具店に聞きました。
川に入るため、体が浮いてしまったり、道具を取り出しにくくなったりと、海での釣りに比べて、アユ釣りでの着用率は低いということです。
フィッシングハヤシ 中平さん:
「磯釣りの場合はライフジャケットを着用するのが普通という世界、ほとんど全ての方がライフジャケットを着けてます。
ところがアユの場合は、炎天下ということと、水の中に入って釣ることが多いので救命具という概念が本当にない」
こうした中、釣り具メーカーは数年前からいろいろなタイプのアユ釣り向けライフジャケットを販売していて、例えば、こちらは非常にコンパクトなのが特徴です。
・・・
海上保安庁によりますと、海では釣り中に転落して救助された人のうち、ライフジャケットを着用していた人の生存率が着用していなかった人よりも1割以上高かった(2018~2022年)というデータもありますし、ライフジャケットの大切さを改めて考えてもらいたいと思います。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/df4cf096d936f4b5142ea8e99c91e657d578a052
2024年7月15日15時24分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日、長野県軽井沢町のゴルフ場で男性客がカートと衝突、重傷を負いました。
14日午後2時45分頃、ゴルフ場で2人でプレーしていた東京都の会社役員の男性(81)がカート道を歩いていたところ、背後から来た無人の自動運転のカートと衝突しました。
ゴルフ場の従業員の通報で、男性は病院に救急搬送されました。
右足の骨折などの重傷を負ったということです。
カートはリモコンで動かすことができ、男性が腰に着けていたリモコンを誤って操作してしまった可能性があるということです。
警察が事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99ba7249fb2374d2c7a838fd2c6207eff3c20d72
2021年9月19日に掲載した第2報がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第3報修正9として掲載します。
第2報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11927/
(2024年7月7日 修正9 ;追記)
2024年6月28日14時0分にYAHOOニュース(山梨放送)からは、事故調査部会の報告書がまとまった、重軽傷者は12人、逆走防止のため取り付けた車輪などが加速度を増大させた可能性大、身構えることを徹底させるよう国交省に意見具申したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国の事故調査部会は24日、車両の「ホイールキャリア」や乗客の「乗車姿勢」が原因とする報告書をまとめました。
この問題は富士急ハイランドの「ド・ドドンパ」で、2020年12月から21年8月にかけて乗客が首の骨を折るなどの事故が12件相次ぎ、12人が重軽傷を負ったものです。
国土交通省の事故調査部会によりますと、事故が起きた車両はすべて、逆走事故の対策として2019年11月以降に順次、導入が進んでいた新しい「ホイールキャリア」の車両でした。
「ホイールキャリア」とは、車両の車輪などが付いた機械部分のことです。
調査部会は「浮き上がり防止車輪」を従来の1個から2個に増やした新しい「ホイールキャリア」と、「ド・ドドンパ」のみに採用されていた「空気入りタイヤ」が乗客の頭部に作用する加速度を増大させた可能性が高いとしています。
また、負傷した乗客の多くは高さ49メートルの大型ループ付近で痛めたと申し出ていて、ダミーを使い衝撃度合いを検証した結果、この辺りで体を下向きに押す力と頭を下に向かせる力が同時にピークとなっていました。
その上で、医学系専門家の見解では、身構えて首に力が入った状態であれば骨折するような事故にはなりにくいと考えられ、乗車姿勢などが関係する可能性も否定できないということです。
このため専門部会は、負傷した乗客はいずれも事故の際に身構えられておらず、施設側が案内する乗車姿勢をとっていなかった可能性が高いとしています。
これらを踏まえ、報告書では安全な乗車姿勢を保ち、身構えることの注意喚起を乗客に徹底するよう、コースターの所有者に周知することなどを国土交通省に対して意見しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/258b474383ec3fe3d510f385620f911ed3513e86
6月28日14時27分にNHK山梨からは、けがした12人のうち5人は前傾姿勢だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書では、事故が起きた車体は乗客の首に垂直にかかる力と前に押し出す力のピークがそろっていたことに加え、揺れの周波数の影響で首への負荷が増えたと考えられるとしています。
さらに、けがをした12人のうち5人は前かがみやうつむいた姿勢だったと話していて、乗車前に呼びかけられていた背筋を伸ばして下を向かないなど安全な姿勢で身構えられていなかったことも原因と考えられるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20240628/1040023634.html
6月28日19時30分に朝日新聞からは、安全姿勢は看板や放送で案内されていた、機体の揺れと頭の揺れが共振し増幅したことも原因など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書によると、ド・ドドンパの安全姿勢は看板や放送で案内されていたと指摘。
頭をヘッドレストにつけ正面を向き、下を向かないなどの内容だった。
だが、負傷者は案内通りの姿勢を保持していなかったと指摘。
姿勢を保持していれば、首に力が入り、動きを予測して身構えることは可能だったとした。
その上で、安全な姿勢を保持し、コースターの動きを予測して身構えることの注意喚起の徹底について、国交省が遊園地に周知するよう求めた。
原因については、機体の揺れと頭の揺れが共振し、増幅したことも指摘している。
https://www.asahi.com/articles/ASS6X355HS6XUZOB008M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
6月28日14時1分に毎日新聞からは、当初2個だったパンク対応車輪を逆走防止対策で4個に増やしたため重量増加で加速度が増した、高速を出すための空気入りタイヤも頭部への加速度が増えた一因など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書によるとド・ドドンパは、当初はパンク時に車両が浮くのを防ぐ車輪が1両につき2個付く構造だった。
逆走事故対策として19~21年にかけ、浮き上がり防止車輪を4個にする改修をしていくと事故が発生。
車重の増加などが頭部への加速度を増す原因になったとみられる。
ド・ドドンパが高速を出すため空気入りタイヤを採用していることについて、一般的なジェットコースターは空気を入れないウレタン製タイヤが使われているため頭部への加速度が増大しにくいとも指摘した。
https://mainichi.jp/articles/20240628/k00/00m/040/148000c
6月28日14時5分にYAHOOニュース(時事通信)からは、負傷者はいずれも逆走防止用に車輪を増やした車両に乗っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書などによると、ド・ドドンパは17年の開業直後に起きた逆走事故を受け、車両の逆走防止用タイヤを増やす改良を進めており、負傷者はいずれも新型車両に乗っていた。
報告書は、新型車両では縦方向の振動の間隔が乗客の頭部の揺れとほぼ一致して、首により強い負荷がかかるようになったと結論付けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf9a77bc6f2bd231d5c9b4d27f8bb169b7ddabc
(ブログ者コメント)
報告書で負傷者が12人とされている件については、下記記事参照。
(2022年1月9日19時49分 読売新聞)
同園は6日、客から同園の相談窓口に寄せられた負傷申告の調査結果を公表した。
同園がこれまでに「負傷が園内の遊戯施設に起因する可能性がある」としたのは、ド・ドドンパの利用客12人と、他機種の利用客3人の計15人となった。
相談窓口は昨年8~10月に設置され、176件の負傷申告があった。
これについて、同園が来園歴や医師の診断書などを精査した。
15人のうち、6人は胸や首の骨折で治療期間30日以上の重傷といい、いずれもド・ドドンパの利用客だった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220106-OYT1T50262/
2024年5月26日21時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県相馬地方で26日に行われた伝統行事「相馬野馬追」の本祭りで、参加者の同県南相馬市の男性(72)と観光で訪れた横浜市の女性(62)が馬に足蹴りされて腕などを骨折する重傷を負った。
2人とも命に別条はないという。
福島県警南相馬署の発表によると、男性は26日午前7時15分頃、自宅から集合場所へ馬を引いて歩いている途中、足蹴りされ、左脚を骨折する重傷を負った。
男性はケガで祭りに参加できなくなった。
女性は26日午前11時45分頃、祭り会場の雲雀が原祭場地で騎馬武者を見ていた時、馬に足蹴りされて左腕を骨折した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240526-OYT1T50071/
5月26日19時26分に産経新聞からは、女性は馬場に入ることができるチケットを買い、馬を近くで見ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県南相馬市で行われている伝統行事「相馬野馬追」で26日、見物客と参加者が馬に蹴られ、いずれも骨折の重傷を負った。
午前11時45分ごろ、南相馬市原町区にある相馬野馬追の会場「雲雀ケ原祭場地」で、観光で来ていた横浜市の女性(62)が、騎馬武者が乗っている馬を見ていたところ、馬に蹴られ左腕を骨折した。
南相馬署によると、女性は馬場に入ることができるチケットを買い、馬を近くで見ていたといい、詳しい状況を調べている。
また、午前7時15分ごろ、南相馬市鹿島区の路上で、騎馬武者として徒歩で馬を連れていた無職高野さん(72)=鹿島区=が馬に蹴られ、左脚を骨折した。
https://www.sankei.com/article/20240526-5NG2ZLO4RJMLTGOMMXYOFDXE6E/
5月26日19時26分にYAHOOニュース(テレビユー福島)からは、女性を蹴った馬に乗っていた騎馬武者は足蹴りを防ぐことはできなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日正午前、相馬野馬追の会場になっている福島県南相馬市の雲雀ヶ原祭場地で観光客の女性(62)が馬に足蹴りされました。
この事故で女性は左腕を骨折する大けがをしました。
事故当時、女性を蹴った馬は騎馬武者が乗っていましたが、足蹴りを防ぐことはできなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8030bc0f89f34cc6f1358c8bab3bf81a1d6031cd
2024年5月22日16時21分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
これからの季節、子どもが使うことが多い浮具についてです。
腕と胸につけるタイプの浮具を誤って使い、3歳の男の子がおぼれる事故が起き、国民生活センターが注意を呼びかけています。
浮具をつけたマネキン。
プールに入れると顔を水面につけ、うつぶせになってしまいました。
これは、腕と胸につけるタイプの浮具を誤って背中側につけ、子どもがおぼれる様子を再現したものです。
国民生活センターによりますと、去年8月、プールで遊んでいた3歳の男の子が保護者が目を離した際におぼれ、一時、心肺停止となる事故がありました。
男の子は腕と胸が一体となった浮具を前後逆にしてつけたため、背中の浮力で体がうつぶせになり、おぼれました。
販売中のこのタイプの浮具は多くが海外製で、本体には英語で正しい使い方が表記されているということです。
国民生活センターは、正しい使い方を確認するとともに、できる限りライフジャケットを使い、保護者が子どもから目を離さないよう呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a86201c637ff07a14e4478dc2683824690f3a17a
5月22日付でYAHOOニュース(オトナンサー)からは、当該浮き具は海や川での使用には適さないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
子どもが間違った方法でアームリング付き浮き具を着用したことにより、溺れる事故が発生しているとして、注意を呼び掛けています。
左右のアームリングと胸部の浮き具が一体となった「アームリング付き浮き具」と呼ばれる製品があります。
主に子どもがプールに入る際に、溺水防止のために使うことが多く、店舗や通販サイトでは、さまざまな形状の製品が販売されています。
そんな中、国民生活センターは、子どもが間違った方法でアームリング付き浮き具を着用したことが原因で溺れる事故が発生しているとして、注意を呼び掛けています。
国民生活センターによると、2023年8月、屋外のレジャープールで3歳の男の子がアームリング付き浮き具を着用し、保護者と一緒に遊んでいたところ、保護者がわずかに目を離した隙に溺れる事故が発生したということです。
男の子はすぐに救出されましたが、一時心停止の状態だったといいます。
男の子が使用していたアームリング付き浮き具は、浮力体が胸側にくるように着用するものでしたが、事故当時、男の子は浮力体を背中側に着用していたということです。
本体には英語による注意表示があるのみで、日本語の表示などはなかったといいます。
国民生活センターは、アームリング付き浮き具はライフジャケットとは異なり、命を守るためのものではないことを理解した上で正しく使うよう、アドバイスしています。
また、アームリング付き浮き具は、着用の向きやベルトなどの緩みによって溺水の危険が高まると指摘。
必ず正しい向きを確認し、浮力体が体に密着するように正しく着用するよう、注意を呼び掛けています。
このほか、子どもが水遊びをする際は、必ず保護者(監督者)も一緒に入り、万が一の場合に備え、すぐに手を差し伸べられるように寄り添うよう必要があるといいます。
なお、アームリング付き浮き具は、海や川などの自然領域での使用には適さないということです。
海や川などでは、子どもの体に適したサイズのライフジャケットを正しく着用するよう、呼び掛けています。
https://otonanswer.jp/post/205107/
2024年5月20日19時40分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県富岡市の群馬サファリパークで20日午後0時半すぎ、女性飼育員(21)がマレーバクに右腕をかまれて重傷を負った。
ドクターヘリで搬送されて治療を受けているという。
同パークによると、飼育員がかまれたのはマレーバク3頭がいる展示場。
飼育員は13歳の雌(体長約180センチ、体重約400キロ)に1人でブラシをかけていた。
半袖を着ていて袖のない部分をかまれたといい、別の職員が駆けつけて119番通報したという。
かみついたバクはおとなしい性格で、子ども(雄、生後約1カ月)がじゃれついてきた際に体を起こして飼育員と接触する形になり、かみついたという。
同パークは、雌が子どもを別の雄と勘違いして追い払おうとし、その勢いで飼育員をかんだ可能性があるとみている。
飼育員は入社1年2カ月で、入社以来、かまれた雌を含めバクを担当していた。
同パークでは2022年9月、動物とふれあえるゾーン内で児童2人が相次いでカピバラにかまれ、けがをしている。
https://www.asahi.com/articles/ASS5N3FC9S5NUUHB00HM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
5月21日18時8分に東日本放送からは、子どもが来たのでちょっとどきなさいよ程度のことだった可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後0時半ごろ、群馬県富岡市の群馬サファリパークで21歳の女性飼育員が公開中のマレーバクに右腕をかまれました。
4年前に群馬サファリパークで撮影された映像では、マレーバクは気持ちよさそうに寝転んでブラッシングを受けています。
事故が起きたのは、このブラッシングの時間でした。
ブラッシングを受けていたマレーバクの母親に、4月に生まれたばかりの子どもが後ろから近寄ります。
すると突然、起き上がり、飼育員の右腕を複数箇所かんだということです。
おとなしいイメージのバクですが、人を襲うことはあるのでしょうか。
動物研究家 パンク町田さん:
「普段はおとなしいですね。
特に人に飼育されていたマレーバクは人を襲うような動物じゃない。
子どもがいることで警戒心が強くなっていたと思う。
マレーバクからすると、子どもが来たからちょっとどきなさいよ程度のことだと思う。
マレーバクとしてはそこまで悪気はなかったと思う」
かまれた女性飼育員はドクターヘリで病院に搬送。
サファリパークによりますと、骨折はないものの重傷だということです。
群馬サファリパーク広報課 杉本課長:
「ブラッシング中に事故が起こっていますので、当面の間ブラッシングをしない」
群馬サファリパークでは、人と同じ空間に入らないようにするなど対策をし、公開を継続するということです。
https://www.khb-tv.co.jp/news/15275010
2024年5月13日20時59分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日、広島市中区の「エディオンピースウイング広島」で、バックスタンド側の屋根の下にワイヤーでつり下げられていた長さ15メートル、重さ70キロのステンレス製の棒がワイヤーとともにおよそ40メートルの高さから観客席に落下しました。
落下したバックスタンド側の席には観客を入れておらず、けが人はいませんでした。
スタジアムを所有する広島市や指定管理者のサンフレッチェ広島などが12日、現場を調査しましたが、棒をつり下げていた4本のワイヤーのうち1本が切れていたことが広島市への取材でわかりました。
広島市などは棒が落下した原因を詳しく調べていて、わかりしだい公表するということです。
広島市とサンフレッチェは12日と13日の2日間で観客席の上の屋根に設置されている照明などを点検し安全を確認したということで、15日行われるJリーグの試合は同じ場所に旗を掲げないなどの対応を取って開催することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240513/k10014448161000.html
5月14日12時1分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、巻き付いた旗を直すためバトンを降ろし、再び上昇させた直後だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
サッカースタジアムで重さ70キロのバトンが無人の観客席に落下した事故は、強度のある吊り下げワイヤが何らかの原因で切れたことがわかりました。
この事故は、11日、午後3時過ぎ、エディオンピースウィング広島で、試合中、スタンド屋根付近から旗を吊るす重さ70キロのバトンがおよそ40メートル下の無人の観客席に落下したものです。
広島市によりますと、落下の直前、スタッフがバトンに巻き付いた旗を直すため、一旦バトンを降ろし、再び電動の巻き上げ機で上昇させた、ほぼ直後に、太さ4ミリのワイヤが切れ落下したということです。
広島市は、詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d5a714feff88fc586e6bc0486617d7a53e4c069
2024年5月30日17時22分にYAHOOニュース(RCC)からは、巻き上げていた際に突風が吹き、巻き上げ機が正常に作動できなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
エディオンピースウイング広島で、旗を掲出するバトンが落下した問題について、広島市は突風による機械の故障が原因とする調査結果をまとめました。
【写真を見る】エディオンピースウイング広島で旗掲出のバトン落下 「突風の影響でワイヤ巻き上げ機が正常に作動せず」 吊りバトン装置は撤去へ
ピースウイングでは、今月11日、サンフレッチェ広島レジーナの試合中に、フラッグを掲出するための「吊りバトン」がスタンドに落下しました。
スタンドは観客に開放されていなかったため、けが人はいませんでした。
広島市などの調査によりますと、当日、風によってバトンに旗が巻きついたため、運営スタッフがハーフタイムに一度、バトンを下ろして直した後、リモコン操作で再び上昇させました。
この際、突風が吹いたため、バトンを吊るすワイヤがゆるみ、電動式の巻き上げ機が正常に作動できなくなったため、落下したということです。
今回の事態を受けて広島市は、吊りバトン装置は撤去することにしました。
新たなフラッグ掲出場所は、スタジアム南東部分に、ことし夏頃までに設置する予定だということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e5bff65b4fc49ed6992d48aff24ac08adf24b6
5月30日18時16分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、突風でバトンが揺れ正常に巻かれなかった結果、バトンが一番上に上っても巻き上げ機が停止せず、負荷がかかって破損したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市のサッカースタジアムで重さ70キロのバトンが落下した事故は、バトンを吊るしていた電動の巻き上げ機が突風によって誤作動を起こすなど、複数の要因が重なって起きたことが関係者への取材でわかりました。
この事故は、今月11日「エディオンピースウィング広島」で試合中、スタンドの屋根付近から旗を吊るす重さ70キロのバトンがおよそ40メートル下の客席に落下したものです。
広島市が24日までに行った調査によりますと、電動の巻き上げ機を使って吊り上げる作業中に突風が吹いてバトンが揺れ、ワイヤーが正常に巻かれなかったことが判明。
その結果、バトンが一番上に上がっても巻き上げ機が停止せず、想定を上回る負荷がかかり、ワイヤーを巻きとるドラムとモーターの接続箇所が破損するなどし、落下したことがわかりました。
市は今回の事故を受け、観客席上部のバトンを撤去し、夏ごろまでにはスタジアム南東部の入口付近にフラッグを掲げる場所を設置する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e93ef22c4f68535a9a6726cc6e8f2a52f136153
2024年4月28日15時30分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年5月に埼玉県春日部市の江戸川河川敷で開かれた「大凧あげ祭り」で、強風にあおられた重さ800キロのたこが民家に墜落した。
主催者の同市は今回、再発防止策として「風速8メートル以下が10分継続」など、たこ揚げのルールを厳格化した。
会場は住宅街に隣接しており、市は「絶対に民家に落とさない」と、安全第一での運営を誓っている。
祭りは毎年5月3、5日に開催され、10万人の観光客でにぎわう。
江戸時代後期に始まり、明治時代中期に現在の100畳大(縦15メートル、横11メートル)の大凧になったとされる。
1991年には、国の無形民俗文化財に選択された。
事故は昨年5月5日午後2時50分頃に起きた。
強風が吹き、大凧はバランスを崩して土手の向こう側の民家の屋根に刺さった。
1階にいた住人にけがはなかった。
近くで目撃した近所の主婦(80歳代)は、「たこが風に流され、危ないなと思って見ていたら落ちてきた。たこの柱が屋根に刺さる時に、ズドンとすごい音がした」と振り返る。
大凧揚げは難しい。
前年の2022年はコロナ禍で1日だけの開催となったが、風に恵まれず、大凧を揚げることができなかった。
23年は大凧が舞いあがり、「引き手の中には感激して泣いた人もいた」(市幹部)ほど、会場は達成感に包まれた。
その直後に事故が起きた。
当時は、揚げるのに適しているとされる8メートル前後の風が吹いていたものの、風の向きや強さが不安定だった。
会場から約10キロ離れた春日部市消防本部では同じ頃、9・8メートルの最大瞬間風速を観測していた。
事故報告書などによると、突風で傾いたたこに綱が引っ張られ、120人の引き手のうち先頭の数人が転倒した。
引くのをやめてしまった人も多く、制御不能になったたこを、会場の河川敷内に引っ張ることができなかったという。
事故を重く見た市は、防止策を検討してきた。
これまでは簡易風速計を使ってきたが、今回からは河川敷2か所にデジタル風速計を設置する。
3メートルほど上空の風速が計れ、デジタル表示で周囲に伝えることができるという。
市職員が常時監視し、8メートル以下の風が10分続いた場合は、無線で祭り本部に連絡し、引き手が綱を引き始める。
万が一、たこが落ちそうになった場合でも、河川敷の中に着地するよう、引き手の目安となるラインを設定。
このラインを越えるまでは川方向に綱を引き続ける新ルールも定めた。
今年の祭りに向けて、たこを揚げる「庄和大凧文化保存会」の川島会長(65)は、「安全対策をより強化して、事故のないようにしたい」と表情を引き締める。
大凧揚げを巡っては、他県で死亡事故が起きている。
滋賀県東近江市では15年5月31日、運動公園で催された祭りで揚げられた大凧(縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロ)が風にあおられ、観客の上に落下。
1人が死亡、6人が重軽傷を負い、県警は16年3月、市職員ら3人を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。
大津地検は19年4月、3人を不起訴(嫌疑不十分)とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240427-OYT1T50193/
(ブログ者コメント)
東近江市の事例は本ブログでも紹介している。
2024年4月23日15時54分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道旭川市の科学館で4月20日、実験イベント中にアクリル製の筒が破裂する事故があり、小学生など4人が負傷する事故がありました。
事故があったのは、旭川市科学館サイパルです。
科学館によりますと、4月20日午後1時45分ごろ、開催されたイベントで「圧縮発火装置」の実験を行ったところ、アクリル製の筒が破裂し、その破片が観覧していた小学生らにあたったということです。
この事故で、約3メートルの距離にいた子ども3人を含む4人の頬や胸、ひざに破片が当たって出血し、このうち、母親と小学生の女の子が病院で手当てをうけ、軽傷と診断されました。
実験ショーでは、54人が観覧していたということです。
「圧縮発火装置」の実験では、両側にゴム栓をしたアクリル製の筒を立て、棒で上から急激にゴム栓を下に押して内部の温度を上昇させ、中に詰めているティッシュペーパーを発火させます。
この日は、1回目の実験でティッシュペーパーにうまく発火できなかったことから、「フラッシュコットン」という燃えやすい綿を中にいれて再度実験が行われていました。
旭川市科学館は、このフラッシュコットンの量が多かったため過度の発火が起こり、アクリル製の筒が破裂したとみています。
科学館では今後、安全が確認されるまで、火を扱うすべての実験イベントを取りやめるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da5e71ab28aa8818660c5da69db20df9edf2dd3
4月24日6時43分に読売新聞からは、フラッシュコットンとは濃硫酸などを綿に浸み込ませたもの、実験を行っていた職員はアシスタント経験はあったがメインで出るのは初めてだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市の発表によると、20日に行われた実験で、ティッシュを詰めたアクリル製の筒(外径2・6センチ、長さ50センチ)内の空気を圧縮して温度を上昇させることで火をおこそうとしたが、うまくいかなかった。
このため、濃硝酸と濃硫酸の混合液を綿にしみこませた「フラッシュコットン」に詰め替えて圧力をかけたところ、アクリル製の筒が破裂。
飛び散った破片が当たった女児や男児(いずれも10歳)、保護者らが打撲や切り傷を負った。
会場では親子ら54人が観覧していた。
ショーは今月、会計年度任用職員として採用された60歳代の男性が担当。
市によると、男性はアシスタント経験はあったが、メインでショーに出るのは初めてだった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240424-OYT1T50031/
4月23日11時12分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、フラッシュコットンは着火点が低く燃えやすいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
科学館によりますと、4月20日午後1時40分ごろ、「サタデーサイエンスショー 燃焼の実験」の際に、アクリル製の筒が破裂しました。
実験は厚さ約5ミリ、高さ約50センチのアクリル製の筒の中に空気を入れ、圧力を高めることで温度が上昇し、筒の中に入れた紙が燃える「圧縮発火装置」を使ったものでした。
科学館の調査では、1回目の実験では中の紙が燃えず失敗したため、2回目の実験では着火点が低く燃えやすいフラッシュコットンを使った際に、必要以上に多い量が入ったことで過度に燃焼。
破裂につながったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3ca939f46babe91542ab0ad717dfcf6a6c3899
4月23日14時12分に毎日新聞からは、適量の2~3倍のフラッシュコットンを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1回目で失敗し、2回目はティッシュより発火しやすいフラッシュコットンを使用。
適量の2~3倍を入れたため急激に燃焼し、破裂したという。
実験を担当したのは今月採用された会計年度任用職員で、ショーでの実験はこの日が初めてだった。
https://mainichi.jp/articles/20240423/k00/00m/040/111000c
4月23日14時42分にNHK北海道からは、アシスタントはついていた、観客席との間に仕切りを置くなどの安全対策はとっていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ショーのスタッフは今月採用されたばかりで、初めて実験を担当し、補佐するアシスタントがついていたものの、観覧客との間に仕切りを置くなどの安全対策はとられていなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240423/7000066490.html
4月23日17時55分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、筒は繰り返し使用されてきたことで割れやすくなっていた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
フラッシュコットンとは、薬品に漬け込んだ特殊な綿で、発火性に優れていて、マジックにも使用されます。
科学実験に詳しいサイエンスクリエーターの北沢善一さんによりますと、「アクリル製の筒は耐火性に優れている素材ではなく、繰り返し使用したことで割れやすい状態だった可能性がある」と指摘しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2aee618fc7758376c4a7ddbe4049a99e518d2ca
4月23日20時12分にYAHOOニュース(山陽新聞)からは、専門家は初めての条件で実験する場合は事前に予備実験などが必要と指摘しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道旭川市の科学館で行われた科学ショーで20日、アクリル製の筒が破裂する事故があり、小学生を含む観覧客4人がけがをした。
2月には高知市内の四つの小学校で液体窒素を使った実験でも、児童合わせて33人が軽い凍傷などのけがを負った。
子どもたちに驚きや発見を与えてくれる科学実験だが、火や薬品が使われることもあり、常に安全性を考えなければならない。
専門家は、「実験前に必ずリスクを洗い出し、予備実験をするなど、十分な準備をしてほしい」と警鐘を鳴らす。
岡山理科大学(岡山市)教授で、科学ボランティアセンター長の高原周一さんは、地域で科学実験をする学生ボランティアの指導を行っている。
「学生には、いつも、まず実験前に、どんな危険性があるのかリストアップするように伝え、それを回避する方法も考えてもらっている」と話す。
また、「どの実験にも典型的なリスクがある。あらかじめ知識を入れておくようにとも伝えている」と言う。
旭川市の科学ショーで行われたのは、「圧縮発火装置」を使った実験。
密閉した筒の中の空気を急激に圧縮することで温度が上昇し、ティッシュペーパーに着火する仕組みだった。
1回目の実験でうまく火が付かなかったため、2回目は火薬の一種・フラッシュコットンを使用。
しかも、必要以上の量だったという。
高原さんは、「まず、この実験でフラッシュコットンを使うことは考えられない。市販の実験キットを使ったのであれば、説明書に書いてある素材や量を使用しないと、筒の耐圧性能の範囲を超えてしまう」と指摘する。
そして、「もし、1回目の実験でうまく着火せず、別の素材を使うことを思い浮かんだとしても、必ず観客の前で披露する前に、予備実験をしなければならない」と語る。
2月の高知市の小学校で行われた実験は、液体窒素を体育館の床にまき、気化する様子を観察するというものだった。
実験前にテストを行ったものの、本番の体育館ではなく、カーペットの上で実施したという。
高原さんは、「私もこの実験をしたことがあるが、屋外でしかしたことはない」とし、「予備実験は同じ条件で行わなければいけない。液体窒素の広がり方も異なってくる」と言う。
高原さんは、「子どもたちに科学の楽しさを伝えるための実験やショー。子どもたちはもちろん、自らの身を守るためにも、しっかり安全に配慮してほしい」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/347e1c9369847b3c3008665044c54215db8af268
〇断熱圧縮を原理とした圧縮発火装置。
調べてみたところ、複数の会社から教育用品として1万円前後で販売されていた。
〇高知市の液体窒素事例は、本ブログでも紹介している。
2024年3月29日19時19分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富山市にある県のプールで、改修を終えたばかりの床に足を滑らせて5人が転倒し、このうち2人が軽いけがをしました。
県は当面の間、プールの利用を停止し、安全対策を検討しています。
利用停止となったのは、県が管理・運営を外部に委託している富山市にある「とやま健康パーク」の屋内プールです。
プールサイドの床が劣化してきたことから、県が2300万円をかけて改修工事を行い、3月26日、3か月半ぶりに利用を再開しました。
プールの指定管理者によりますと、再開初日に改修したばかりの床に足を滑らせて、子どもと高齢者計5人が転倒し、このうち高齢の2人が軽いけがをしました。
県によりますと、床は、ゴムのチップに滑り止めの砂や塗料を吹きつけたもので、3月上旬に改修した床に水をまいたところ、濡れると滑りやすいことがわかったということです。
このため、傾斜があるスロープや階段付近を滑りにくく補修したり、広い範囲にマットを敷いたりしましたが、マットがない場所で転倒が相次いだということです。
県は、利用を再開した翌日の27日から当面の間、プールの利用を停止し、原因の特定や安全に利用できる対策の検討を進めています。
県の健康課は、「安全対策を行ったうえでマットの上を歩くよう注意喚起し、プールを再開した。結果としてけが人が出たため、安全に楽しんでもらえるよう対応を考えたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20240329/3060016366.html
(ブログ者コメント)
〇業者は、なぜ、このような施工をしたのだろう?
標準施工とは思えないのだが・・・。
〇応急対応しただけで一般客に開放した管理者。
急ぎオープンしなければならない理由でもあったのだろうか?


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。