2014年11月16日付で毎日新聞播磨・姫路版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前6時半ごろ、加古川市金沢町の神戸製鋼所加古川製鉄所で高所ベルトコンベアー(高さ30m)に男性社員(30)が右腕を挟まれ、大けがをした。
警察によると、輸送船から石炭を搬出作業中に機械が動かなくなり、社員が電源を切らずに点検していたとみられる。
同製鉄所では、3月に男性社員2人が溶けた鉄をかぶり大やけどするなど、昨年から事故が相次ぎ非常事態宣言中だったが、8月に解除したばかりだったという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20141116ddlk28040278000c.html
2014年9月24日21時42分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月25日9時37分にmsn産経ニュースwestからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後5時すぎ、かつらぎ町の織物会社の工場で、糸を巻き取る機械を使って作業をしていた従業員の女性(61)が、ローラーのような部品に腕を引き込まれ、上半身も一緒に挟まれた。
この事故で女性は頭などを挟まれ、病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、機械は、高さ1.6m、幅4.7m、奥行き3.8mほどの大きさで、事故当時、工場の中にはほかに7人の同僚がいたが、この機械の前では、女性1人で作業を行っていたという。
警察は、事故の原因について詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044848321.html?t=1411593703286
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140925/waf14092509370012-n1.htm
(2014年12月18日 修正1 ;追記)
2014年12月16日20時25分に和歌山放送から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月16日19時11分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
橋本労基署はきょう(16日)、労働上の安全措置を怠り、女性労働者を死亡させたとして、かつらぎ町のパイル織物製造会社とその社長を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、ことし9月24日、かつらぎ町のパイル織物製造会社「M社」で、61歳の女性労働者が糸を巻き取る機械に糸をセットする作業をしていたところ、機械に巻き込まれ、頭などを強く打ち死亡したという。
同署は調査の結果、危険性を認識していたにもかかわらず、機械の回転軸に覆いや囲いを設けるなど必要な措置を講じていなかったとして、M社と会社の47歳の男性社長を、労安法違反で書類送検した。
社長は、「事故のあと、再発防止に努めてきました。今後も適切に対応していきたい」と話している。
出典URL
http://wbs.co.jp/news/2014/12/16/53204.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044025681.html?t=1418764464585
2014年9月15日19時5分にNHK福岡NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月16日12時10分に西日本新聞から、9月17日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前9時50分ごろ、春日市下白水にあるゴミの焼却処理施設「クリーンパーク南部」の敷地内にあるプラントの増設工事の現場で、クレーンで運んでいた装置が高さ約2mから落下し、作業員の男性が装置とコンクリートの土台に挟まれたと消防に通報があった。
装置は、燃やした灰を粉砕する炭分散装置で、重さがおよそ900kgあり、挟まれた作業員の男性は胸を強く打ち、病院に運ばれたが死亡が確認された。
警察は、死亡した作業員の身元の確認を急いでいる。
警察によると、死亡した男性(49)は当時、プラントに設置するため、ほかの作業員2人とクレーンを誘導していたところ、装置がプラントの壁にぶつかって、ゆれたはずみでクレーンから落下したという。
警察は、安全管理に問題がなかったかなど当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20140915/4606221.html
http://www.nishinippon.co.jp/flash/f_kyushu/article/114337
(2016年2月16日 修正1 ;追記)
2016年2月15日20時51分にNHK福岡NEWS WEBから、複数で固定すべき器具が1つしか使われていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、装置の固定のしかたが不十分なことを知りながら安全確保を怠ったことが事故につながったとして、業務上過失致死の疑いで、現場責任者ら3人の書類を検察庁に送った。
書類送検されたのは、熊本県荒尾市の建設会社に当時勤務していた、49歳の現場責任者ら3人。
当時は、死亡した男性を含む4人で作業にあたっていたが、警察が捜査した結果、本来、複数の器具で装置をクレーンに固定する必要があったのに、現場責任者の指示でひとつしか使われていなかったことがわかった。
この現場責任者は、長年、現場の作業に携わっていたが、クレーンでの作業に必要な資格を持っておらず、書類を偽造していたこともわかった。
このため、警察は、装置の固定のしかたが不十分なことを知りながら安全確保を怠ったことが事故につながったとして、現場責任者ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
また、現場責任者については、有印公文書偽造と行使の疑いでも、書類を検察庁に送った。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20160215/5912661.html
2月16日付で毎日新聞福岡版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県警は15日、建設工事現場でクレーンのつり具に荷物を掛ける「玉掛け」作業の責任者(49)ら男性3人を、業務上過失致死容疑で書類送検した。
3人とも、容疑を認めているという。
送検容疑は、2014年9月15日、春日市のごみ焼却処理施設の建設現場で灰分散装置(約900kg)を設置場所に運ぶ際、1カ所のみでつり上げた玉掛けにしたため不安定となり、壁に接触して落下。
作業員の坂口さん(当時49歳)が装置と柱の間に挟まり、死亡したとしている。
また、県警は同日、作業責任者を有印公文書偽造・同行使容疑でも書類送検した。
容疑は、他人の玉掛け作業の講習修了証などを自分名義にして会社に提出し、偽造を知らない会社の担当者が複写して11年以降、この事故を含む4件の工事で発注事業者に提出したとしている。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160216/ddl/k40/040/397000c
2014年9月4日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
会津労基署は3日、三菱伸銅と同社若松製作所製造部長の男性(52)と同部伸銅第一課長の男性(44)を、労安法違反(機械などの危険防止措置義務違反)の容疑で書類送検した。
同社は主に自動車部品の銅製品を製造。
5月31日午前11時前、会津若松市の同製作所で、同課員の男性(34)が銅板をローラーに通し、ゆがみを除く作業中、腕からローラーに巻き込まれ、内臓破裂で翌日死亡した。
部長らは、同法が設置を定めた危険防止の覆いや囲いをローラーに設けていなかった疑い。
(2014年9月28日 修正1 ;追記)
2014年9月4日付の福島民報紙面に、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
同署の調べでは、同社と男性部長、男性課長は5月31日、同製作所の銅板を巻き取る機械のローラー部周辺に囲いや覆いをして危険防止に必要な安全措置を取らなかった疑い。
同署などによると、同日午前10時50分ごろ、機械を操作して幅約60cm、長さ約300mの銅板をロール状に巻き取りながら紙を銅板に貼り付ける作業をしていた男性社員(34)が銅板に体を巻き込まれ、翌日、死亡した。
2014年8月26日付で朝日新聞愛知版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊田労基署は25日、豊田市広久手町の自動車部品製造業「T社」と安全管理責任者の男性常務(64)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、同社と常務は6月13日、同社工場内のプレス機で男性派遣社員(50)が左手首を切断する大けがを負った際、設置が義務づけられている安全装置をプレス機につけていなかった疑い。
常務は、「安全装置をつけておらず、危険な状態だと認識していた」などと容疑を認めているという。
(ブログ者コメント)
プレス機には最初から安全装置はついていないのだろうか?と疑問に思い、調べてみたところ、労安則第131条に、やり方は下記以外にも例示されてはいるが、いずれも事業者がつけるように定められていた。
『事業者は、プレス機械及びシヤー(以下「プレス等」という。)については、安全囲いを設ける等当該プレス等を用いて作業を行う労働者の身体の一部が危険限界に入らないような措置を講じなければならない。ただし、スライド又は刃物による危険を防止するための機構を有するプレス等については、この限りでない。』
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47F04101000032.html
2014年8月20日21時12分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、機械製造会社の工場で38歳の男性従業員が、レーザーを加工する機械に頭を挟まれ、意識不明の重体となる事故が起き、金沢労基署は20日、工場を運営する有限会社と代表取締役の男性を、危険を防ぐ措置を講じていなかったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、工場を運営する川北町の有限会社「T社」と会社の代表取締役の50代の男性。
同署によると、去年12月、白山市出合町の機械製造工場で、38歳の男性作業員がレーザーで鉄板を焼いて部品を作る機械の中に入り部品を探していたところ、別の従業員が中に人がいることに気づかず機械を作動させ、男性従業員が機械と材料を載せる台に頭を挟まれ、頭蓋骨骨折などで現在も意識不明の重体となっている。
同署によると、工場を運営する会社は事故当時、機械の作動を知らせる合図を定めておらず、運転禁止の表示板を取り付けるなどの安全対策も行っていなかったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023950351.html?t=1408571987293
2014年7月24日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後0時30分ごろ、四日市市のJSR四日市工場で、男性社員(19)が稼働中の合成ゴムの乾燥機に挟まれたと119番通報があった。
JSRなどによると、男性は約30分後に救出されたが、死亡した。
機械は、大型のプロペラがいくつもついており、男性は1人で定期点検をしていたという。
警察が事故原因を調べている。
(2014年8月5日 修正1 ;追記)
2014年7月24日付の伊勢新聞紙面に、より詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
(新情報に合せ、タイトルも修正した)
点検作業中に乾燥機(高さ約6m、幅約3m、奥行き約18m)の回転機器に巻き込まれ、約1時間後に病院で死亡した。
警察などによると、男性は、タイヤなどの材料となる合成ゴム製造プラントで、午前中から一人で作業していた。乾燥機の点検扉を開けて内部を確認していたところ、何らかの理由で金属製の回転機器に挟まれたという。
工場のマニュアルでは、点検時はプラントの稼働を停止すると定めているが、男性は稼働したまま作業していた可能性が高い。
プラントの緊急停止に気付いた同僚が確認し、事故が判明した。
(2014年12月29日 修正2 ;追記)
2014年12月27日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、書類送検された2人が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JSR四日市で7月の事故で書類送検されたJSRと同工場の職員2人について、津地検四日市支部は26日、不起訴処分(起訴猶予)にし、発表した。
同支部は、「再発防止策を講じていることや、遺族の処罰感情を考慮した」としている。
同支部によると、従業員の男性に乾燥用の回転羽根を点検させた際、同社は回転部に覆いや囲いを設けず、安全措置を講じなかったとされる。
男性は、羽根に巻き込まれて死亡した。
2014年7月12日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津労基署は11日、四日市市生桑町の電気設備工事会社「M社」と同社の現場責任者の男(37)を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、現場責任者は3月27日、津市雲出鋼管町の工場でクレーン(高さ9m、幅9m、奥行き12m)を点検中、運転者と点検作業員の間で安全を確認して合図を送らせることを怠り、クレーンを運転させた疑いがある。
点検作業員の男性(26)が、可動部に頭を挟まれるなどして死亡した。
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年7月12日付の伊勢新聞紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
書類送検容疑は、クレーンを点検していた男性会社員とクレーンの男性運転手との安全確認について、方法を定めずに作業をさせた疑い。容疑を認めている。
津労基署によると、同法は点検中のクレーン運転を禁止しているが、運転手と作業者で合図の方法を取り決めている場合は、運転を認めている。
しかし、現場責任者は、両方が合図を取り合っていたかを十分に確認していなかった。
運転席からも作業員のいた場所は死角だったという。
2014年5月23日18時34分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前8時半ごろ、鶴岡市外内島の食品加工場で、よもぎを材料にした冷凍食品を作る機械を清掃していた55歳の女性が腕を挟まれた。
女性は腕に大けがをし、病院で手当てを受けている。
警察によると、事故があったのは、よもぎをかき混ぜる装置のついた長さおよそ3m、幅80cm余りの容器で、女性がスポンジを使って掃除をしているうちにスポンジを落とし、装置を動かした状態でスポンジを拾おうとして誤って腕を挟まれたという。
警察によると、女性は1人で作業をしていたということで、警察は、工場の関係者から話を聞いて事故の詳しい状況を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024682211.html?t=1400877952559
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年5月24日付の山形新聞紙面に、補足的内容の記事が下記趣旨で掲載されていた。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
右腕の骨を折る大けがをした。
警察によると、女性は1人でヨモギをゆでる機械を洗浄していた。
ベルトコンベヤーの隙間にスポンジを落としたため、機械を作動させたまま、手を入れて取り出そうとしたところ、ローラー部分に挟まれた。
近くにいた別の作業員が119番通報した。
(2014年10月11日 修正2 ;追記)
2014年10月9日11時38分に山形新聞から、若干詳しい事故時の状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
鶴岡市の食料品製造業「T社」の工場で今年5月、機械を洗浄中の女性従業員が右腕を折る大けがをした事故で、庄内労基署は8日、労安法違反の疑いで、同社と60代の男性専務を書類送検した。
送検容疑は5月23日、同市外内島の工場で、歯車など危険な部分がある機械の洗浄作業を女性作業員(当時55)に行わせたにもかかわらず、囲いを設けるなど事故防止措置を講じなかった疑い。
同署によると、専務は労働者の安全管理を担当する立場だった。
女性はヨモギをゆでる機械の洗浄中、ベルトコンベヤーの隙間にスポンジを落とし、機械を作動させたまま手を入れて取り出そうとしたところ、歯車に右腕を挟まれた。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201410/09/kj_2014100900175.php
2014年3月21日付の愛媛新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
新居浜労基署は20日、労安法違反の疑いで、四国中央市のE製紙と同社男性機長(50)を書類送検した。
容疑は2012年12月29日、ティッシュペーパー原紙を製造する抄紙機を停止せずに、機械内部に飛散した紙切れの回収作業を男性社員(23)にさせた疑い。
機長は、抄紙機の取り扱い責任者だった。
同署によると、男性社員はティッシュペーパー原紙をロール状に巻き取る機械に挟まれ、死亡した。
男性機長は、「いったん停止すると再び動かすのに時間がかかり、上手に作業すれば事故が起きないと思っていた」と供述。
同社は事故が起きるまで、運転を止めずに作業させるケースが多かったという。
2014年3月27日15時49分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
立川労基署は25日、貨物運送会社「A社」(東京都国立市谷保)と、同社西府センターの男性所長(43)を労安法違反(フォークリフトの無資格運転)の疑いで書類送検した。
発表によると、男性所長は2012年10月22日、同センターで、トラックから荷降ろしした冷凍食品を冷凍倉庫内に移す際、運転資格がない男性社員にフォークリフトを運転させた疑い。
男性社員は、リフトの誤作動により、倉庫内でリフトと鋼製の棚との間に挟まれて、一時意識不明の重体となり、現在も後遺症が残っているという。
同署の調べに対し男性所長は、「運転資格のある従業員が不足し、資格のない従業員が常習的に運転していた」と話しているという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140327-OYT1T00178.htm
2014年3月26日付で毎日新聞奈良版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
葛城労基署は25日、広陵町と、町が運営するクリーンセンター広陵の課長(59)を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、同センターで2013年11月15日、圧縮したプラスチック容器を袋詰めしてこん包する機械を清掃していた男性(69)が頭を挟まれ、意識不明の重体になった。
同署は、町と課長が機械の運転を停止しないまま清掃させ、必要な措置を講じなかったとした。
男性は町シルバー人材センター会員で、町の委託で作業しており、意識不明の状態が続いている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/nara/news/20140326ddlk29040671000c.html
また、2014年3月26日付で広陵町HPにも、下記趣旨の記事が掲載されていた。
プラスチック容器を圧縮・梱包する機械のバーに首を挟まれました。
どのような状況で事故に至ったかは目撃者がなく不明ですが、作業の工程において何らかの異常があり、通常は機械を停止して装置内に立ち入るところを、運転状態のまま立ち入った可能性が高いと推測しています。
プラスチック容器の圧縮・梱包作業については、広陵町シルバー人材センターに業務委託しています。
それにより、シルバー人材センター会員の方々が業務内容を確認了承のうえ、受託された労働者であると判断しています。
これに対し、葛城労基署では「実態として労働者派遣にあたる」と判断されており、見解が分かれています。
町では、この事実を厳粛かつ真摯に受け止め、今後このような事故が起こらないよう、早速自動停止装置を設置するなど安全管理体制の徹底を図るとともに、業務委託のあり方なども総点検し、万全を尽くしてまいります。
出典URL
http://www.town.koryo.nara.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=1173
(ブログ者コメント)
委託と派遣、請負の違いなどについては下記参照。
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/osaka-roudoukyoku/doc/lib/pdf/ukeoi.pdf
2014年3月14日0時9分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時50分頃、富山県射水市黒河のY社工場で、パート従業員のTさん(36)が野菜洗浄機の清掃をしていたところ、誤ってローラー部のチェーンに左手の指をはさまれ、救急搬送された。重傷の模様。
警察の発表によると、Tさんは電源を入れたまま清掃をしていたといい、警察が詳しい経緯を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140313-OYT1T00097.htm
2014年3月8日9時30分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
資格を持たない従業員にクレーンを操縦させたとして、伊丹労基署は7日、労安法違反の疑いで兵庫県伊丹市東有岡の鉄鋼・製鉄会社「N社」と同社の男性社長(70)を書類送検した。
容疑は昨年12月19日、同社工場でクレーンの操縦資格を持たない40代の男性従業員に、荷重1トン以上の物体をクレーンに掛け外しする「玉掛け」の作業をさせたとしている。
同署によると、男性は重さ0.9トンと1.3トンの角形鋼管2本を移動させるためクレーンを操縦し、掛け外しを行おうとした際、2本の鋼管に左足を挟まれ、骨折する重傷を負ったという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140308/waf14030808450009-n1.htm
(ブログ者コメント)
同社では、この事故の3ケ月前の2013年9月7日にも、天井クレーンから鋼管が落下し、社員が下敷きとなって死亡する事故が起きている。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3503/
2014年2月19日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2月18日付で関西電力㈱のHPに、同主旨のプレスリリースが掲載されていた。
18日午後2時20分ごろ、おおい町の関西電力大飯原発敷地内で、岸壁補強工事に伴う地盤改良工事(液状化防止を目的)のため水中ポンプで汚泥を吸い上げる作業中、作業員の男性(62)が水中ポンプに左足を巻き込まれ重傷を負った。
関電によると、現場周辺では、責任者を含めて8人で作業中だった。
出典URL
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2014/0218_2j.html
(2014年3月2日 修正1 ;追記)
2014年2月19日付の福井新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
関電によると、地震による液浄化を防ぐため、地中にセメントと水を注入して地盤を強化する工事を行っていた。
水中ポンプは縦77cm、横115cm、幅61cm、吸い込み口の直径は13cmで、工事で出た泥などを吸い込むため使っていた。
作業員の男性は、命に別条はないという。
(2015年2月23日 修正2 ;追記)
2015年2月21日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)から、ポンプを停止させずに調整させていたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。(タイトルも微修正した)
敦賀労基署は20日、建設会社「J社」(川崎市)と男性従業員を、労安法違反容疑で書類送検した。
同署によると、同社と現場責任者の従業員は、昨年2月18日、大飯原発構内で地盤改良工事中、60代の男性作業員に排泥用ポンプを停止させずに調整させ、危険防止措置を怠った疑い。
男性作業員は、ポンプの吸い込み口に左足が巻き込まれて切断する重傷を負った。
2013年11月13日13時23分にNHK高知から、11月13日11時22分に高知放送から、11月14日付で朝日新聞高知全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前8時50分ごろ、大豊町の製材工場「KO製材」で、作業員の男性(39歳)が木材のチップを運ぶベルトコンベヤーのローラーに巻き込まれた。
男性は右腕を切断する大けがを負って高知市内の病院に運ばれ、手当てを受けたが、およそ20時間後の13日午前5時に死亡した。
「KO製材」によると、男性はベルトコンベヤーに入り込んだ異物を取り除こうとして腕を出したところ、巻き込まれたということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。
男性は、製材の工程で出る端材を運ぶベルトコンベヤーに不純物が混じっていないか、1人で点検していたとみられている。
「KO製材」は、高知県からの補助金を受けて大豊町に建設され、ことし8月に稼働を開始した四国最大の生産能力を持つ製材工場で、死亡事故が起きたのは、今回が初めて。
岡田工場長は、「工場が稼働したばかりで大事故を起こしてしまい、大変申し訳ない。トラブルが起きた場合は、必ず機械をいったん止めて作業することなど、安全管理を徹底し、再発防止に努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013014181.html?t=1384388144029
https://www.rkc-kochi.co.jp/news/rkc_list02.html
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月13日付の高知新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
ベルトコンベヤー下部のローラー(直径約40cm)に男性が巻き込まれたのに気付いた同僚が119番通報した。
(2014年3月11日 修正2 ;追記)
2014年3月11日0自23分にNHK高知から、ローラー回転部に覆いがなかったとして工場長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知労基署は、コンベヤーのローラーの回転部分に接触防止の覆いをつけていなかったとして、10日、この会社と工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、工場にある機械のモーターや歯車など、作業員が接触してケガをするおそれがある部分には覆いを取り付けることが法律で義務づけられているが、事故が起きたベルトコンベヤーのローラーの回転部分には、覆いがなかったという。
このため、同署は10日、この会社と、安全を管理する立場にあった58歳の工場長を、労安法違反の疑いで書類送検した。
工場では、事故のあと、覆いを取り付けたということで、KO製材では「操業開始以来、安全面は特に注意してきたが、結果として大きな事故を起こしてしまい大変申し訳ない。労働基準監督署の判断を真摯に受け止め、信頼を回復出来るよう努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015859241.html?t=1394487515150
2014年3月11日付で毎日新聞高知版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
容疑は、ベルトコンベアーのローラーに巻き込み事故防止のカバーを設置していなかったとしている。
同署によると、工場長は「ローラーとの接触部分が危険だという認識がなかった」と容疑を認めているという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20140311ddlk39040359000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。