2025年1月22日16時40分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前10時10分ごろ、栃木県佐野市栄町の塗装会社「S工業」の佐野工場で「工場の塗装ブースで爆発が発生し、煙と炎が見える」と、従業員から119番があった。
佐野市消防本部によると少なくとも従業員7人がけがをし、3人が病院に搬送された。
いずれも意識はあるという。
県警などによると、工場で作業していた30~60代の男性3人が手のやけどや肩の痛み、煙を吸うなどした気分不良で病院に搬送されたという。
搬送されなかった4人も気分不良などを訴えたが、現場の処置で対応できたという。
出火当時、作業員が塗装ブースで車のボディーの塗装作業をしており、何らかの原因で火災が発生したとみられる。
火は約30分後にほぼ消し止められ、県警が出火原因を調べている。
現場はJR佐野駅から南東約2キロの工場が建ち並ぶ工業団地にある
https://mainichi.jp/articles/20250122/k00/00m/040/104000c
キーワード;静電気?
2025年1月14日17時44分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前、飯塚市で廃車の解体作業中に爆発が起きて複数の車などに延焼し、作業にあたっていた2人がけがをしました。
警察と消防が、爆発の原因などを調べています。
警察と消防によりますと、14日午前10時半すぎ、飯塚市勢田の自動車の解体などを行う事業所で「廃車の解体作業中にガスのタンクが爆発し周囲に延焼した」と通報があったということです。
午後0時半ごろ、NHKのヘリコプターが撮影した映像では、現場に積み重なって置かれている複数の廃車とみられる車が黒く焼け焦げ、赤い炎や煙が確認できます。
消防車8台が出て消火にあたり、火はおよそ3時間後に消し止められました。
警察によりますと、作業にあたっていた2人が病院に搬送され、このうち19歳の男性が顔にやけどを負い、35歳の男性は「耳が聞こえにくい」、「腰が痛い」などと訴えていたということです。
また、この火事で車両10台以上と敷地内の倉庫の一部が焼けたということです。
この事業所の関係者はNHKの取材に対して「廃車となったタクシーの車両から、燃料であるLPガスのタンクを外して運んでいるときに爆発が起きた」と話していました。
現場は、JR小竹駅から東におよそ2キロの事業所や老人ホームなどが点在する場所で、現場の近くにいた人は「どんという音で外を見たら煙があがっていた」とか、「何度もばんばんと爆発音が聞こえ火柱が立っているのが見えた」と話していました。
警察によりますと、当時は7人で廃車の解体作業などが行われていたということで、警察と消防は、作業中に何らかの原因で爆発が起きたものとみて詳しい状況や原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20250114/5020017253.html
2024年12月28日7時0分にYAHOOニュース(中国新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市安佐北区亀山南で18日朝、民家の一室を焼いた火災は、ガスファンヒーターを使っていた部屋で漏れたガスに引火、爆発したとみられ、住人の80代男性が死亡した。
安佐北署によると、男性は亡くなる前に「異臭に気付き換気した」と話していたという。
空気より重いプロパンガスが床付近に残り、爆発につながった可能性が指摘される。
「父は注意深い人だったが、足元の臭いまで気付かなかったか」。
男性の長女(59)は肩を落とす。
民家には80代の両親が2人で暮らしていた。
爆発があった2階の部屋(約13平方メートル)は男性がパソコンなどの趣味で使っていたという。
同署や関係者によると、男性の話では、ヒーターの点火スイッチを入れて30分ほどたって部屋に戻ると、壁のガス栓からホースが外れていた。
ガス臭が充満していたため窓を開けて換気。
ホースをつなぎ直して再びスイッチを入れると爆発したという。
窓は三方にあり、いずれも腰から上の位置にある。
プロパンガスは空気の1・5~2倍の重さで低い所にたまる性質があるとされる。
どの程度、換気したかは不明だが、男性は下半身に大やけどを負った。
当初は意識があったが、搬送先の病院で息を引き取った。
経済産業省ガス安全室は「ガス臭を感じたら、すぐにガス事業者に連絡して」と強調する。
ガス漏れが起きて換気する際は、窓や戸を大きく開けてほうきなどで掃き出し、扇風機など電化製品は決して使わないようくぎを刺す。
民家で同様の爆発事故が起き、死者が出るケースは多くて年2、3件という。
事故があった亀山エリアでは広島ガス(南区)が拠点となる大型タンクを構え、地中管を通じて約1100戸にプロパンガスを供給している。
広報室は「開栓時や法定点検の際にガス臭がした時の対応を各戸に説明している。今後も周知していく」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b86f7acbaa2229fb9676536c9e80b1fd18de39b2
2024年12月28日20時36分に読売新聞から下記趣旨の記事が、全焼した工場の航空写真付きでネット配信されていた。
28日午後4時頃、大阪府門真市殿島町の「M塗装工業」の工場で爆発があり、鉄骨2階建て約300平方メートルがほぼ全焼した。
10歳代後半~40歳代とみられる従業員男性3人がやけどで重傷を負った。
いずれも救急搬送時は意識があったという。
府警門真署と消防が詳しく経緯を調べる。
同署によると、負傷した3人のうち少なくとも2人はベトナム国籍とみられ、他の従業員は「(3人は)工場内で年末の大掃除をしていた」と説明しているという。
爆発時に現場付近を歩いていたという40歳代の会社員男性は「突然『ボーン』と地響きのような音がした。黒煙が上がり、風下で怖くなってすぐに近くの自宅に避難した」と話した。
現場は京阪門真市駅の南約1キロで、大型商業施設「ららぽーと門真」や近畿自動車道門真インターチェンジの近く。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241228-OYT1T50094/
2024年12月24日16時27分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時20分ごろ、北九州市若松区響町の「日本コークス工業北九州事業所」の関係者から「工場の設備が爆発し、現在、炎上している」と消防に通報がありました。
消防車など17台が出て、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、工場の敷地内にあるガスのパイプラインや足場が焼けました。
警察によりますと、この爆発事故で20代の男性2人と50代の男性1人の作業員あわせて3人がやけどをするなどして市内の病院に搬送されましたが、いずれも意識はあるということです。
「日本コークス工業北九州事業所」によりますと、この工場では製鉄に使う「コークス」を生産しているということで、警察と消防は何らかの原因でガスのパイプラインが爆発したとみて、詳しく調べています。
現場は、JR鹿児島本線の戸畑駅から北へおよそ5キロの臨海部にある工場地帯です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20241224/5020017126.html
12月24日20時4分にYAHOOニュース(九州放送)からは、負傷した3人はガス管の修繕作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月24日午前11時20分ごろ、北九州市若松区の日本コークス工業北九州事業所の従業員から「ガスラインが爆発した」と消防に通報がありました。
火は約2時間半後に消し止められましたが、ガス管の修繕作業をしていた20代の男性2人と50代の男性1人がけがをして病院に運ばれました。
3人とも意識はあるということです。
現場はJR若松駅から北に約5キロの沿岸部にある工場地帯で、爆発があった工場では製鉄に使う「コークス」を製造していたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32f058363d0f0d5b1c746abeee8d056b6aa4c71a
2024年12月23日16時2分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
23日午前、忠清北道忠州市牧杏洞(チュンジュシ・モクヘンドン)の水素ステーションで充填中だった市内バスが爆発した。
この事故でバス点検会社の職員Aさん(30代)が顔に破片などを受けて重傷を負ったほか、50代のバス運転手2人がけがをして病院で治療を受けている。
爆発はバス運転手が充填を終えてバスを始動させた直後、バスの後尾のエンジン側で発生したという。
消防関係者は「爆発による火災は発生しなかった」と話した。
警察と消防当局は正確な爆発原因を調査している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b18a0204422e6ebeb5ff27d3aec7923a78983ad
2024年11月29日19時17分にYAHOOニュース(日テレNEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時すぎ、愛知県高浜市内の工場で「爆発音がした」「ガスのにおいがする」などと119番通報が相次ぎました。
消防などによりますと、この爆発事故で従業員の60代男性の死亡がその場で確認されました。
工場は瓦などを製造していて、何らかの原因で窯が爆発したとみられています。
捜査関係者によりますと、爆発の直前、亡くなった男性は、「窯の調子が悪いので来てほしい」と他の社員に声をかけていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e159237d39531206e07e4fd83537b86bf204a4a6
11月30日7時34分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、ガス窯が爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時ごろ、高浜市二池町の瓦を製造する会社「O社」の工場で、「窯が爆発した」「ガスのにおいがする」と工場の関係者や近くに住む人から119番通報が相次ぎました。
救急隊が駆け付けると、従業員の杉浦さん(60)が倒れていて、その場で死亡が確認されました。
「地震かなって最初思った」
「ドカーンとかすごい爆発音がして本当に何かあったと思った。すごい変なにおいがしたので」(近所の人)
爆発の直前に、工場の男性作業員から別の従業員に「窯の様子がおかしい。調子が悪いから見に来てほしい」と電話があったということです。
瓦を焼くためのガス窯が何らかの原因で爆発したものとみて、警察と消防が詳しい原因を調べています。
この影響で、名鉄三河線は碧南駅と刈谷市駅の間で一時運転を見合わせました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5f57045e78e69df4c203b7c1bd3cd1b47282f4e
2021年4月18日に掲載した第3報がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第4報修正8として掲載します。
第3報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11568/
(2024年12月4日 修正8 ;追記)
2024年11月26日20時00分にYAHOOニュース(福島テレビ)からは、被害者から申し立てを受けた検察審査会は不起訴不当を議決、検察が再捜査した結果、点検担当者1名が在宅起訴されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
事故を巡り警察は、飲食店を運営する会社の社長など合わせて5人を書類送検したが、検察は2023年3月、「過失の認定は困難」として不起訴処分とした。
被害者の50代女性は「それは間違ってますよっていう気持ちが強くて、そうではないですよねっていう」と語る。
被害者の50代女性から申し立てを受けた検察審査会は「不起訴不当」を議決。
その中で、腐食したガス管が飲食店で一般的に使用され、注意点などがあったか?再現実験などを行い、点検に問題がなかったか?腐食を発見できた可能性はなかったか?を捜査すべきとした。
死亡した1人を除く4人について再捜査を進めてきた検察は11月26日、ガス設備を点検した担当者1人について、過失が認定できるとして在宅起訴した。
また、その他の3人については不起訴処分としている。
<爆発事故を巡る検察の判断>
再捜査を進めてきたのは、書類送検された4人。
それぞれ店舗の運営会社の社長、ガス管を設置した担当者2人、ガス設備の点検をした担当者。
このうち、ガス管を設置した担当者2人と運営会社の社長については「過失を認定することは困難」として不起訴処分に。
ガス設備の点検をした担当者については、「必要な調査を実施せず、ガス管が著しく腐食していることを見落とした上、適切な腐食の防止措置を講じられていないと認識していたのに報告しなかった」などとして検察は過失を認め、在宅起訴した。
被害女性の代理人は「多数の関係者の過失が競合して発生した事故。3名の被疑者の不起訴処分を維持した検察の判断は残念だが、1名の不起訴処分が覆った意義は大きい。裁判で真実が明らかにされることを強く願う」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b486922052323506d8ba31fc1fd6578a64ca4d4d
11月26日20時33分に毎日新聞からは、有罪を立証するだけの十分な証拠が得られたので処分が変更されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島地検は1人の処分を変更した理由について、「検審議決を受けて再捜査し、有罪を立証するだけの十分な証拠を得られた」と説明した。
起訴状によると、男性職員は店内の厨房(ちゅうぼう)のガス管が腐食していたのに必要な調査をせずに見落としてガス爆発を発生させ、1人死亡、27人に重軽傷を負わせたとしている。
ガス管は一部がコンクリート床に接触して設置され水の影響を受けやすかったうえ、腐食防止処理もなされていなかったという。
https://mainichi.jp/articles/20241126/k00/00m/040/275000c
11月27日7時0分に福島民友からは、被告は関係団体の調査部長で管の著しい腐食を見落とした、腐敗防止措置が講じられていないことも十分認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島地検は26日、ガス管の必要な調査をせずに腐敗を見落として事故を引き起こしたなどとして、業務上過失致死傷の罪で、ガス設備の点検を担った郡山市の団体職員の50代男を在宅起訴した。
起訴状によると、被告は郡山エルピーガス保安管理センター調査部長として19年12月2日、ガス管などの設備調査を実施した際、必要な調査をせずにガス管の著しい腐敗を見落とした。
その上、腐敗防止措置が講じられていないことを十分認識しながら、設置業者に適切な通知などをしなかった。
https://www.minyu-net.com/news/detail/2024112707243029886
2024年10月31日15時33分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府池田市の猪名川沿いにある浄水場で、31日午前、パイプが爆発して破片が飛散し、45歳の作業員の男性がケガをして病院に搬送されました。
事故があったのは大阪府池田市の「古江浄水場」で、31日午前11時半ごろ、「爆発音がした」と浄水場の職員から消防に通報がありました。
警察によりますと、水を浄化するために使用する「次亜塩素酸ナトリウム」を作り出す装置のメンテナンスと清掃作業を行っていた最中に、何らかのガスが発生して、装置とつながっていた塩化ビニル製のパイプが爆発したということです。
この爆発によりパイプの破片が飛び散り、近くにいた45歳の作業員の男性が背中に切り傷と打撲を負い、病院に搬送されましたが軽傷だということです。
警察が詳しい爆発の原因を調べています。
現場は阪神高速・池田木部出入り口付近の国道173号線沿いにあり、猪名川と余野川の合流地点に設置された市が管理する浄水場です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/57bbfb47c598c0b80f5b6e6e6480e6bffb1ac6f9
10月31日付で池田市HPには、工程で発生した気体が排気管内で爆発したという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
令和6年10月31日(木曜日)午前11時30分頃、古江浄水場地下において、機器の点検中に爆発事故が発生しました。
この爆発事故により、作業員1人が軽傷を負っております。
詳細については、調査中です。
現在のところ、皆さまの水の使用に影響はありません。
・・・
2 発生場所
1,2系管理棟地下 次亜生成室
3 経過
令和6年10月31日(木曜日)午前11時30分頃に、次亜生成工程で発生する気体により排気管内において爆発。
・・・
https://www.city.ikeda.osaka.jp/jogesuido/kinkyu/18863.html
2024年10月29日17時28分にYAHOOニュース(中国新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前8時50分ごろ、広島県福山市の再生ゴム製造業工場から出火、ダクトの内部を焼いた。
福山東署と福山地区消防組合によると、溶かしたゴムを冷却する際に流し込むダクトが詰まり、取り除く作業中に爆発が起きた。
熱風を浴びた60代の従業員男性2人が顔などに軽いやけどをしたとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bc42d2b381a9e9b576335a5a4554b6a34d43640
2024年10月17日12時19分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県臼杵市の造船所で16日午後、建造中のタンカーの船内で爆発事故が発生して作業員2人が死傷し、大分海上保安部などが17日朝から現場の調査を再開しました。
【写真を見る】建造中のタンカー船内で爆発事故 2人死傷 海保や労基署が現場の調査再開 大分
爆発事故は16日午後4時頃おきたもので、臼杵市のS造船で建造中だったタンカーの機関室の下にあるタンク付近が爆発しました。
大分海上保安部などによりますと、この爆発でタンク内で塗装作業をしていた高齢の男性が全身にやけどを負って死亡しました。
また、近くにいた60代の別の男性作業員も手や顔にやけどを負いました。
大分海上保安部は大分労働基準監督署などと17日朝から調査を再開し、爆発があった船内の状況を確認するとともに、現場にいた他の作業員から話を聴くなどして事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55382707f2c3eb73c9c687427cf0a5b98c0edc7
10月18日13時54分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは死傷した2人以外にも4人が耳鳴り等を訴えている、塗料から生じたガスに静電気か溶接の火の粉で引火した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、大分県臼杵市の造船所で起きた男性作業員2人が死傷したタンカー内部での爆発事故について、塗装作業で生じるガスに引火した可能性があることが分かりました。
大分海上保安部によりますと、16日夕方、臼杵市のS造船で建造中のタンカー内部で爆発が起き、男性作業員2人が死傷しました。
また、S造船によりますと、ほかにも作業員4人が耳鳴りなどの体の不調を訴えているということです。
爆発の原因についてS造船は、亡くなった作業員は当時、タンク内で塗装作業をしていて、塗料から生じる可燃性ガスが充満し、静電気や溶接の火の粉で引火した可能性があるとしています。
S造船は「発生原因を究明して、再発防止に努めていきます」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/243b286c55754060fdee0821c48ee31bac295a02
10月22日20時47分にYAHOOニュース(大分朝日放送)からは、亡くなった人は機関室で塗装していた、4人が顔などに火傷したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県臼杵市で船が爆発し5人が死傷した事故で、亡くなったのは73歳の男性作業員と分かりました。
大分海上保安部などによりますと、10月16日、臼杵市の下ノ江造船で建造中の船が爆発し1人が全身にやけどを負って死亡、4人が顔にやけどをするなどのけがをしました。
司法解剖の結果、亡くなったのは臼杵市に住む協力会社の作業員丹羽さん(73)と分かりました。
S造船によりますと、丹羽さんは当時、船の機関室で塗装作業をしていました。
塗料から出る可燃性のガスが機関室に充満し、外からの溶接の火の粉が引火した可能性が高いということです。
大分海上保安部が引き続き爆発の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c04bac604a70ab251261a1a2361904ab370612b7
2024年10月7日20時40分にYAHOOニュース(四国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(河野記者)
「私の後ろにある工場で爆発があったとみられています。現在は警察と消防が建物の中を調査しています」
爆発が起きたのは、徳島県鳴門市里浦町にある、O社の鳴門工場です。
警察や消防によりますと、10月7日午前8時半ごろ、工場で働く人から「建物内で爆発して、黒煙が上がっている」と、119番通報がありました。
(近くの企業の人) :
「ドーンっていう感じ。」
Q.どんな煙?
A.「真っ黒な煙、(煙の)量は結構出てたよ。建物が消えるぐらい出てた」
火は約1時間半後に消し止められましたが、O社に勤める上板町神宅の52歳の男性が全身にやけどなどを負い重体、43歳の男性作業員が軽傷を負いました。
爆発当時、現場では52歳の男性が液剤を入れるタンクを1人で洗浄しており、その際に何らかの原因で爆発が発生、出火して男性に燃え移ったとみられます。
43歳の男性作業員は、52歳の男性を助けようと消火活動をしていて、軽傷を負った模様です。
O社によりますと、鳴門工場では液体の農薬や肥料を製造していて、警察と消防が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd09ef15e0f56ace14b444ac658dc10b8fc5edc4
2024年9月13日17時23分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前9時半ごろ、千葉市美浜区にある「S製油」の食用の油を作る工場で、「油の空タンク内で爆発があった。中で作業をしていた男性の意識と呼吸がない」と消防に通報がありました。
警察と消防が駆けつけ、タンクの中で作業をしていた50代の作業員とみられる男性が意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性が作業をしていたのは直径およそ7メートル、高さおよそ6メートルの食用の油のタンクで、別の作業員と2人でタンク内の油を除去する作業をしたあと、そのままタンク内に残って別の作業をしていた際に爆発に巻き込まれたとみられるということです。
警察は、当時の状況や爆発の詳しい原因を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20240913/1080024267.html
9月13日12時32分にYAHOOニュース(千葉日報)からは、溶接作業中に爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前9時35分ごろ、千葉市美浜区新港の食用油などを扱う製油会社「S製油」で、油の空タンクが爆発した。
タンク内で作業していた男性1人が頭と口から出血した状態で見つかり、救急搬送先の病院で死亡が確認された。
千葉西署は事故の詳しい原因や男性の身元を調べている。
同署によると、「油の空タンク内で溶接作業中に爆発。男性の意識と呼吸がない」と119番通報があった。
爆発音に気付いた別の作業員が確認すると、タンクの上部から火柱が上がっていたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d583573612deb767df2a6f7f6d797fd28d2a81f7
(ブログ者コメント)
そんなことはあり得ないと思いつつも、油の除去作業後、残留可燃性ガスの有無を確認しないまま溶接作業を行った可能性も考えられる。
2024年9月13日13時32分にYAHOOニュース(ABEMA TIMES)から、下記趣旨の記事が爆発した瞬間などの写真付きでネット配信されていた。
大阪市の下水処理施設で突然、大きな爆発が起き、4人がけがをしました。
【瞬間画像】「ボーン」…爆発は2回発生か 立ち上る激しい炎 向かいのマンションのガラスも割れる
■車は横転 マンションのガラス割れる
爆発の瞬間を捉えた映像では、爆発音とともに建物の屋根からは大きな炎が上がりました。
窓ガラスは吹き飛び、そこからも激しい炎が噴き出しています。
別の場所から撮られた映像では、火がかなりの高さまで上がっているのが分かります。
12日正午ごろ、大阪市内にある下水処理施設で通行人から「爆発した」と通報がありました。
撮影した人:
「突然ぶつかるような音がしたので、ベランダに出たら火が出ていて、少し収まったかと思い撮影したらすぐに爆発し、ガラスなどが飛び散ったため、すぐ避難しました」
直後の現場では、激しい煙が建物から立ち上っていました。
この大きな爆発には前兆があったようです。
周辺の住民:
「(爆発は)2回だと思う。はじめ軽いのがドーンって感じで地響きはしたけど、2回目は2分くらいしてからボーンって。それで外出た時『えっ?』と思って、ガラスが飛んでいるから」
建物の近くでは車が横転。
吹き飛んだドアがぶつかり、フェンスがゆがんでいます。
影響は向かいのマンションにも及び、ベランダのガラスが割れるなどの被害が出ました。
■汚水から可燃性ガス発生か 過去にも…
施設では当時、臭いを防ぐためにマンホールの隙間をふさぐ作業が行われていました。
市の担当者は、汚水に含まれる何らかの物質が原因で可燃性のガスが発生し、爆発した可能性があると説明しています。
元小田原市消防本部職員・永山さん:
「雨水とか下水とかをためる施設は、いろいろなガスが自然に発生する可能性がある。メタンガスと言われているものと硫化水素ガスというもので、いずれも爆発する危険がある。よくマンホールの中で発生して中毒や爆発を起こす事例もある。それに似たようなことが起きたということが考えられる」
この影響で4人がけがをしましたが、いずれも軽傷です。
(「グッド!モーニング」2024年9月13日放送分より)
https://times.abema.tv/articles/-/10142737?page=1
9月12日17時55分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、一時的に雨水や汚水を溜める施設で隙間埋め作業後に排水ポンプを試運転したところ爆発したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防などによりますと、爆発したのは「長堀抽水所」にある一時的に雨水や汚水をためる施設で、火は約20分後にほぼ消し止められましたが、30代~40代の男性4人がガラスで顔を切るなどのけがをしました。
大阪市によりますと、マンホールの隙間を埋める作業を終え、排水ポンプを試運転したところ爆発したということで、警察が詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52756cc7eda4a95360d1f06475d6b7da3d46e438
9月12日14時25分に日本経済新聞からは、4人はいずれも軽傷らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
府警によると、現場で30〜40代の男性作業員4人が顔を切るなどのけがを負い、うち3人が病院に搬送された。
いずれも軽傷とみられる。
けがをした1人は府警に、約3週間前から施設周辺でガスのような臭いがしていたと説明。
府警は、ガスなどに引火した可能性もあるとみて原因を調べる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF124PJ0S4A910C2000000/
(ブログ者コメント)
〇開口部から炎が噴き出るほどの爆発なのに、4人全員が軽傷とのこと。
排水ポンプ起動時、皆、どんな場所にいたのだろうか?
〇可燃性ガスの発生が懸念される下水道。
今回着火源になった可能性があるかもしれない排水ポンプのモーターは、防爆構造になっていなかったのだろうか?
(2024年11月7日 修正1 ;追記)
2024年11月5日14時58分にNHK関西からは、現場で採取した空気からメタンが検出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・西区にある大阪市の下水道関連施設、「長堀抽水所」では、ことし9月、爆発事故が発生し、職員など4人がけがをしたほか、近くにあるマンションの窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
抽水所の地下にある雨水を一時的にためる施設、「滞水池」から可燃性ガスが発生したとみて、市が現場で採取した空気を分析したところ、メタンガスが主成分であることがわかったということです。
市は排水ポンプを起動した際に、何らかの理由でたまったメタンガスに着火し、爆発が起きた可能性があるとみて、外部の有識者に意見を聞くなどして、発生原因の特定や対策の検討を進めることにしています。
市内には「長堀抽水所」以外にも、5か所「滞水池」があるということで、横山市長は「ほかの場所でも二度と発生させないよう、しっかりと取り組んでいきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20241105/2000088966.html
2024年7月19日17時42分にYAHOOニュース(北海道放送)から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
19日、北海道石狩のバイオマス発電所で、木くずから作られた“ペレット”の搬入していたところ、爆発が起き、作業員1人がやけどを負いました。
爆発の瞬間の映像です。
突然、建物から立ち上る黒い煙…。
爆発の衝撃でしょうか…カメラが小刻みに揺れています。
近くの会社に設置されたカメラが捉えていました。
19日午前9時半ごろ、石狩市新港中央2丁目のバイオマス発電所で「爆発音がして煙が見える」と、従業員から消防に通報がありました。
遠藤記者 :
「爆発のあった建物では、屋根が吹き飛び、骨組みが見えています」
発電所を運営する「Iバイオエナジー」によりますと、木くずから作られた“ペレット”をダンプカーから貯留槽に搬入する作業中、搬入口で爆発が起きました。
警察によりますと、この爆発でダンプカーを誘導していた50代の男性作業員が手や足にやけどを負い、病院に運ばれました。
意識はあるということです。
運営会社によりますと、発電所は去年3月に運転を開始し、木製の“ペレット”などを燃やして発電していて、これまでに事故はありませんでした。
ただ、これまで“ペレット”を扱う発電所では、ベルトコンベアの摩擦熱で発火したケースや、長期間の保管で発酵されて、自然発火したケースがあったと、経済産業省が報告しています。
警察と消防が、今回の爆発の原因を調べています
https://news.yahoo.co.jp/articles/cca1477eff4a52cbda16022a8bd985566b356a2f
7月19日11時53分に北海道テレビからは、ペレットを地下の貯留槽に搬入していた、ペレット運搬車を誘導していた従業員は両手両足に火傷を負ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
この爆発で50代の男性従業員が両手両足にやけどを負い、病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
発電所を運営する「Iバイオエナジー」によりますと、現場では発電の際に燃やす木くずから作ったペレットを地下の貯留槽に搬入していて、その際に爆発が起きたということです。
また警察によりますと、やけどを負った従業員の男性は当時、ペレットを運搬する車を誘導していたとみられるということです。
https://www.htb.co.jp/news/archives_27206.html
7月19日付で日経クロステックからは、近年相次いでいるバイオマス発電所の爆発火災は付帯設備で起きていることが多いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
同発電所は、バイオ燃料である木質ペレットやPKS(パーム椰子殻)を燃料として発電している。
これらの燃料をトラックなどからいったん受け入れホッパーと呼ばれる装置で受け入れた後に、コンベヤーなどで貯蔵設備(サイロ)に送る。
爆発は、この受け入れホッパー部分で起きたと見られる。
近年相次いでいるバイオマス発電所の爆発火災は、発電設備そのものではなく、直接に燃焼には関わらない、燃料を受け入れたり運んだりする設備で起きていることが多い。
例えば、2023年9月に起きた、中部電力などが出資する米子バイオマス発電の発電所(鳥取県米子市)の爆発火災は、受け入れ建屋で発生している。
爆発の原因は様々だが、木質ペレットが細かく砕かれた粉塵(じん)に着火して粉塵爆発が起こるケースや、自然発酵により可燃性ガスが発生し、それに引火し爆発する可能性などが指摘されている。
爆発が起きたIバイオマス発電所は、石狩湾新港工業団地内に所在しており、2023年3月に営業運転を開始した。
奥村組の連結子会社で九州電力グループなどが出資するIバイオエナジーが運営している。
同工業団地では、石狩市がエリア内の事業活動で使うエネルギーを100%再生可能エネルギーで供給する「REゾーン」の実現を目指している。
発電出力は5万1500kW、年間発電電力量は約3.6億kWhで、一般家庭の約11万世帯分を賄える。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/01213/
※7月22日18時31分にYAHOOニュース(STV)からは、3日後にも同じ場所で煙が確認され放水が行われたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月19日に爆発事故が発生した北海道石狩市のバイオマス発電所で煙が確認され、消防が放水をしています。
火事があったのは、石狩市新港中央2丁目のIバイオマス発電所です。
午後5時半ごろ、従業員から「煙とにおいがする」と消防に通報がありました。
消防によりますと、7月19日に爆発事故があった現場と同じ場所で、堆積しているバイオマス燃料のペレットから煙が確認され、放水をしているということです。
けが人はなく、逃げ遅れもないということで、延焼の恐れはないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3decfc543e7ab5c5a5db4ee96cd708d0b3e6d756
2024年7月15日16時27分にYAHOOニュース(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日の午後5時過ぎ、山形県天童市のNDソフトスタジアム山形。
地元のJ2プロサッカーチーム・モンテディオ山形の試合を見ようと、会場には大勢の家族連れが足を運んでいた。
【写真を見る】「ボン!」サッカーJ2会場のガス爆発直後の様子 消し止めたのは2人の非番消防署員(山形)
試合はもちろん、観客の楽しみはスタジアムグルメも。
この日のスタジアムには、山形や隣県の飲食店が自慢の品を提供しようと、キッチンカーやテントなどで出店していた。
「ボン!」
午後5時過ぎ。
当時会場にいた複数の人によると、「グルメコーナーに並んでいたら、ボン!と乾いた音が聞こえた」という。
音は1回。
「最初は、なんだろう?という感じ。ちょっと大きい音だったが、何かが倒れたのかな?ぐらいに思っていた」
しかし、直後にもくもくと煙が上がったという。
周囲の様子については、「おそらく近くにいた人が『係員の方はいませんか?』と言いながら走っていきましたが、それ以外は特にみなさん慌てていなかった」
・・・
警察や消防によると、爆発がおきたのはキッチンカー。
ガスボンベを交換する際に引火したのが原因とみられるという。
この事故では50代と20代のキッチンカーの店員2人が手や顔にやけどを負ったが、命に別状はないとのことだ。
観客にケガはなかった。
消防によると、爆発音を聞き、現場の状況を察してすぐに駆け付けたのは、2人の消防署員だった。
天童市消防本部に勤務し、普段は消火業務や救急業務にあたっているという50代と30代の2人の消防署員。
この日は非番で、地元のチームであるモンテディオの応援をしようとスタジアムを訪れていた。
「消火器をどこから持ってきたのかなど詳細はわからないが、2人がすぐに消火活動にあたった」と消防の担当者。
偶然現場に居合わせた消火のプロが、冷静に対処したという事実があったのだ。
現場には、消火に使われた消火器がいくつも並んでいた。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/e63e42981ea0b45a94550d1a98d41d75192b4381
7月14日19時36分にYAHOOニュース(テレビユー山形)からは、試合は予定通り午後7時から始まった、ボンベから漏れたガスに引火したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後5時ごろ、天童市の県総合運動公園の敷地内にあったキッチンカーの近くで爆発がありました。
中で調理をしていた20代と50代の男性従業員が顔や腕、足などにやけどをしましたが、命に別状はないということです。
観客への被害はなく、試合は予定通り午後7時から始まっているということです。
消防によりますと、ガスボンベから漏れたガスに引火したとみられるということで、詳しい出火原因を調べています。
【写真を見る】J2会場でガス爆発 キッチンカーのボンベに引火か 従業員2人がケガも命に別状なし、観客への被害なし(山形・天童市)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8433949195d172a6e3a776d842be98620018c35c
2024年7月11日15時18分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
福岡県警によると、11日午前9時54分ごろ、福岡県苅田町松原町のUBE三菱セメント九州工場で、「着岸している船が爆発し、負傷者がいる」と消防から連絡があった。
乗組員や岸壁の作業員ら7人が病院に搬送され、うち3人が重傷だという。
県警によると、船は全長約60メートルで、セメントなどの原材料になる土を積んでいた。
土は金属製の容器に入っており、それを降ろすために船のハッチを開けた際、爆発。
乗組員の一人は「一瞬ピンクの炎が見えた」と話しているという。
現場近くの自動車部品製造会社の男性従業員(51)によると、事故当時、ドンという大きな音と地響きがあった。
「大きな花火のような音だった。近くには工場がたくさんあるので、ガス漏れなどだったら心配だと、職場も騒然とした」という。
現場の対岸で作業していた、鉄鋼会社の40代男性も「ドーンという音とともに、船の真ん中あたりから、茶色い煙が上がったのが見えた」。爆発後しばらくして、救急車や消防車が来て、ストレッチャーで人が運ばれているのが見えたといい、「心配です」と話した。
県警は、船が積んでいたのは「管理土」と呼ばれるものだとしている。
芝浦工業大の伊代田岳史教授(セメント化学)によると、管理土は建設現場の残土などが含まれており、石灰石と混ぜてセメントの原材料になる。
土の成分によってはガスを発生させるものもあるという。
伊代田教授は「密閉状態で運ばれてくる過程で何らかのガスが発生し、ふたを開けた際に一気に外に噴き出して爆風のようになった可能性がある」とみている。
https://www.asahi.com/articles/ASS7C0VN6S7CTIPE00FM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
7月11日15時42分にNHK NEWS WEBからは、保管場所のハッチを開けようとガシャンガシャンやっている時に爆発した、顔にやけどを負った人が多いが、1人は足を骨折していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、船の積み荷は土で、保管場所のハッチを操作して開けようとしたところ、爆発音がして熱風が発生したということです。
火災は起きませんでした。
近くの工場で作業をしていた40代の男性は、「船はハッチという積み荷のふたを開けている途中で、ガシャンガシャンと音がしていました。そしてドンという音が聞こえて振り返ったら、茶色や黒っぽい煙が3メートルから4メートルくらい上がっていました。何事かと思いました」と話していました。
福岡県苅田町の小波瀬病院では、爆発で搬送された人のうち男性4人を受け入れたということです。
病院によりますと、受け入れたのは10代が1人、20代が1人、40代が1人、50代が1人で、いずれも顔にやけどをするなどしていますが、命に別状はないということです。
このうち20代の男性は足の骨を折るけがをしていて、入院して手当てを受けています。
ほかの3人は手当てを受けたあと、すでに病院を離れたということです。
この病院では爆発のあとの午前10時ごろに消防からドクターカーの要請があり、現場で医師や看護師が処置にあたったということです。
小波瀬病院の九十九看護師長は、「現場に駆けつけた時は患者は落ち着いた状態ではあったが、顔にやけどをしていた。『熱風を浴びた』と聞いたが詳しい状況はわからない」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240711/k10014508691000.html
7月11日11時20分にFNN PRIME(テレビ西日本)からは、ハッチを開けたことで一気に空気が入り爆発した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故当時、複数の人が乗っていて、UBE三菱セメントの工場に着岸中、荷降ろしのためにハッチを開けたところ爆発したとみられています。
火災は起きていませんが、爆発時の熱風を浴びてやけどを負った10代から50代の船員ら7人が病院に搬送され、このうち3人が重傷です。
海洋問題に詳しい東海大学の山田吉彦教授によりますと、土の中に可燃性物質があり、ハッチを開けたことで一気に酸素が入って爆発した可能性があるということで、警察と消防が事故の原因を詳しく調べています。
https://www.fnn.jp/articles/-/727091
2024年6月30日付で新潟テレビ21から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後、弥彦村の弥彦総合文化会館の配管工事現場で爆発が起き、作業員1人が死亡、3人が重軽傷を負った事故で、警察は、死亡したのは、新潟市南区の35歳の男性と判明しました。
この事故は29日午後、「ピット」と呼ばれる配管が集中している空間で爆発が起き、現場で工事をしていた作業員が巻き込まれ1人が死亡、1人が重いやけどで長岡市内の病院に搬送されました。
また、2人が軽傷です。
警察によりますと、亡くなったのは、新潟市南区の会社員 富樫さん(35)と判明しました。
また重傷者は20代の男性で、新潟市内の病院で治療中だということです。
弥彦村によりますと、弥彦総合文化会館は6月6日からトイレと空調の改修工事のため休館していて、事故当時、利用者や職員は施設内にいなかったということです。
警察と消防は爆発の原因など調べを進めています。
7月1日18時42分にYAHOOニュース(新潟テレビ21からは、工具で配管切断中に爆発が起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故当時、6人で作業に当たっていました。
消防によりますと、作業員が工具で配管を切断しているときに爆発が起きたとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4e2de94ef905d9169d10a35e0089a5b7c3b7ef0
7月1日16時11分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、死亡した男性の死因は多発性外傷だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
死亡した35歳の作業員の死因が全身を強く打ったことによる多発外傷と判明しました。
また、救急搬送された3人のうち20代男性1人がやけどを負い重傷です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a8152f79ee53ec9294160dd4302b2f9b41800d
7月5日11時59分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、ガスが停まっていない状態で電動工具を使ってガス管の撤去作業を行っていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
村によりますと、1階トイレの床下の配管が集中するピット内ではガス管の撤去作業が行なわれていました。
消防によりますと、富樫さんはピット内で意識がない状態で発見され、近くには切断されたガス管が発見されています。
その後の関係者への取材で、事故当時、配管のガスが止まっていない状態で作業していたとみられることがわかりました。
また工事では、電動工具が使われていたということです。
警察はガスに引火した可能性があるとみて、業務上過失致死傷の疑いも視野に調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcb45d0963bc8be72e5820a23fa0483462706201
2024年6月6日22時14分に産経新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
6日午後2時45分ごろ、大阪市西成区南津守の造船所「S造船 大阪製造所」で「ドック内の船が爆発して燃えている」と119番があった。
大阪府警西成署によると、製造所の10~30代の男性作業員ら7人が顔にやけどを負うなどして搬送されたが、いずれも意識はあるという。
船内では溶接作業をしている付近で、灯油を染み込ませた雑巾で清掃をしていたといい、同署は火花が引火した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べている。
同署によると、火は約2時間15分後に消し止められ、船内の一部やエンジンを焼損した。
当時、製造所のドックに陸揚げしていた船の内部で作業員ら5人が溶接作業や清掃などにあたっていた。
負傷したのは作業員のほか、爆発音を聞いて駆けつけた従業員2人。
火災により、消防車31台が出動。
製造所周辺には規制線が張られ、一時騒然とした。
近くを通りかかった男性(85)は、「ヘリコプターがずっと飛んでいて、何があったのかと驚いた」と話していた。
現場は、大阪メトロ四つ橋線北加賀屋駅から北に約800㍍の、工場が立ち並ぶ地域。
https://www.sankei.com/article/20240606-HQCBXQPPWRNE3AH7AO76IGA4ZA/
6月6日19時31分に毎日新聞からは、油をしみこませた布でエンジンを清掃していた、エンジン付近が激しく燃えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
府警西成署などによると、当時は敷地内の修繕施設で、陸揚げされた船の清掃や修理作業をしていた。
船は広島県福山市の海運会社が所有する引き船「第5天翔丸」(重さ239トン、全長35メートル)で、3日から修理に出されていた。
当時は油を染み込ませた布で船のエンジンを清掃しており、近くでは溶接作業も行われていた。
この際に突然爆発が起き、船内にいた作業員や乗組員のほか、爆発を知って駆け付けた別の作業員ら計7人が負傷した。
火は約2時間15分後に消えたが、エンジン付近が激しく燃えていたという。
https://mainichi.jp/articles/20240606/k00/00m/040/174000c
6月8日7時38分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、スプレーを使って作業していた、火気作業時に立ち会うべき監督責任者は不在だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関係者によりますと、溶接作業の近くでは当時、石油成分を含んだ揮発性の高いスプレーを使った作業などが行われていたということです。
社内では、火気を使う作業の際、監督責任者が立ち会う決まりでしたが、当時は不在でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ccfe1d964c93b6cf6c866c1dc4e7763fe887651
6月7日20時20分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、監督責任者は人員不足のため別の工場にいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
造船所の関係者によりますと、当時、船では修理作業が行われていましたが、本来現場にいるべき監督責任者が、社内規定に反して、別の工場にいたことが新たにわかりました。
会社側は「人員不足だった」としています。
船の中では、溶接作業の近くで、灯油を使う作業も同時に行われていて、溶接の火花が油に引火したとみられています。
警察は、適切な監督が行われていなかった可能性もあるとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/872f0f694e7886fb732d39120b49511327ce4497
2024年3月29日18時33分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・関西万博の会場、「夢洲」で28日、建屋の溶接工事中に出た火花が可燃性ガスに引火し、開幕中に使用されるトイレの床、およそ100平方メートルが破損する事故があったことがわかりました。
博覧会協会によると、事故があったのは、万博会場の北西にある緑地エリア、「グリーンワールド(GW)」工区です。
このエリアは元々、産業廃棄物の処分場で、地下にはメタンガスなどの可燃性ガスがたまっています。
28日午前10時55分ごろ、作業員がトイレの建屋の溶接作業を行っていたところ、火花がガスに引火し、トイレの床およそ100平方メートルが破損したということです。
けが人はいませんでした。
トイレは開幕中に使用されるもので、のべ床面積はおよそ500平方メートルあり、破損部分は、およそ5分の1にあたります。
トイレの床の配管設備を通すための空間(ピット)にガスがたまり、溶接の火花に引火したとみられるということです。
協会は現在、可燃性ガスを配管で地中から上空に放出する設備の整備などを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61529149454c6d8804def1669d821f74ce3e5717
3月29日13時26分に産経新聞からは、地下のガスが床の配管設備の空気穴を通じて溜った、工区内建設中の30施設について対策検討中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前10時55分ごろ、会場予定地の北西にあるグリーンワールド(GW)工区のトイレ1階で、作業員が配管を溶接中、火花が配管内にたまった可燃性ガスに引火。コンクリートの床や点検口を破損した。
けが人はなかった。
GW工区の一部は廃棄物処分場になっており、地下にたまった可燃性ガスが床の配管設備の空気穴を通じてたまり、火花に引火したとみられる。
協会は大阪市消防局と地元の労働基準監督署に通報し、火花が発生する作業をいったん停止した。
消防の現場検証を踏まえ、GW工区内で建設中の約30施設についてガス濃度の観測頻度や換気などの強化を検討し、再発防止策をまとめて作業を再開する。
https://www.sankei.com/article/20240329-FRGS6AJN25KQPBSK35NPO35MAE/
3月30日14時3分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイ)からは、地下のメタンガスの危険性については国会でも審議されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
開催中に起きていたらと思うとゾッとする。
大阪・関西万博の会場の建設現場で起きたガス爆発のことだ。
3月28日午前11時頃、此花区の夢洲で作業員が屋外イベント広場のトイレの溶接作業をしていたところ、付近にたまっていた可燃性ガスに火花が引火したとみられるという。
この爆発でコンクリートの床が破損したものの、けが人はいなかった。
可燃性ガスは地下のメタンガスとみられるが、この万博会場地下のメタンガスをめぐっては、以前から問題視されていた。
2023年11月29日の参院予算委員会。
社民党の福島みずほ参議院議員(68)は、万博会場となっている現場の土壌改良の必要性について、こう質問。
「何で万博会場は土壌改良をやらないんですか。有害物質の上でやるんですか。今、ここ、現場でメタンガスが出ていますよね。どういう状況ですか」
これに対し、自見英子万博担当相は、
「御質問いただきましたメタンガスは、2014年に大阪市等が設置をいたしました大阪広域環境施設組合が会場を含めた夢洲の一部において発生を確認し、管理を行ってきたと聞いてございます」
と発生を認めた上で、
「大阪市が廃棄物の処理及び清掃に関する法律に関連する省令に基づき配管施設を設置し、また発生しているガスを大気放散していると聞いてございまして、万博の開催時に危険はないと考えているところでございます」
などと答弁。
さらに、
「メタンガスに火が付いたら爆発をします」
と迫った福島氏に対し、「大気拡散」などを理由に適切に管理されているとの認識を示していたわけだが、福島氏の“予想”通りとなったわけだ。
大阪万博のテーマは「いのち」だが、その「いのち」を守るための安全対策、危機管理が現時点では乏しいと指摘せざるを得ないだろう。
《入場者が喫煙所でタバコを吸ったらドカンとならないかコレ?》
《自見大臣、国会で危険はないと言っていたけれど、爆発事故が起きたよ》
《土壌改良するにしても、またカネがかかるんだろうな》
SNS上では不安視する声が目立つようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/071640b5c508765acd17e7be635bbef3a08fcff1
(2024年4月20日 修正1 ;追記)
2024年4月19日17時49分にNHK関西からは、メタンガスがたまっていた地下空間に火花が落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
博覧会協会は19日、記者会見を開いて原因を説明しました。
それによりますと、事故が起きたエリアは産業廃棄物などで埋め立てられているため地中からメタンガスが出ていて、トイレの配水管を通すための地下空間にたまっていたとみられ、そこに火花が落ちたことが原因だとしています。
工事事業者のマニュアルには、地上で行う作業では地下のガス濃度の測定は定められていなかったということで、今後は、天井や床下などガスが滞留する可能性がある場所では濃度測定を徹底し、基準以上のガス濃度の場合は換気をするよう、マニュアルが見直されたということです。
事故の後、このエリアでは火気を使う工事が中止されていましたが、今月22日から再開するということで、博覧会協会は「工期への影響はない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240419/2000083787.html
4月19日14時0分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、管を通じて地中のガスを空中に放出するなどの対策は講じていた、本来なら配管ピット内はガス検知が必要だが今回は火気使用が地上だったためピット内は対象外と認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トイレのあるエリアは「グリーンワールド」と呼ばれるエリアで、協会幹部によりますと、元々産業廃棄物の処分場だったことから、地中からメタンガスを主成分とする可燃性ガスが常に出ているということです。
協会は、管を通して空中にガスを放出したり、建屋の換気をしたりして、対策は講じていたということです。
19日の会見で、博覧会協会は事故原因について、床下に土壌から発生したメタンガスが配管ピット内に滞留し、ガス濃度が高くなっていましたが、その状態で火気使用の作業を行い、火花が引火したことがガス爆発の直接的な原因とみられるということです。
本来であれば配管ピットの中ではガス濃度が基準値未満であることを確認するなどの手順を踏むことが必要でしたが、今回、火気を使用する範囲が地上階であることから、配管ピットの中はガス濃度の測定エリア外であると認識していたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/befff27e93dba9a1ab52a3597f0ae358ddc07a73
4月19日付で万博事務局?HPには、再発防止策としてガス滞留の恐れのある箇所のガス濃度を測定し、従来は30%LELだった基準値を5%LELに引き下げるなど、下記趣旨のお知らせが掲載されていた。
・・・
2.事故の原因
配管ピット内はガス濃度測定の対象エリア外であると認識していた。
結果、1階床上での火気を使用した作業時に、床コンクリート下の配管ピット内のガス濃度を測定せず、火気使用作業を行い、火花が引火した。
・・・
4.再発防止策
今回の事故を受けて、施工者において原因究明を行い、再発防止策として安全作業環境確保手順書の見直しを行いました。
(1)作業前のガス濃度測定の徹底
これまでも実施していた屋外に設置されている埋立ガス抜き管周りでのガス濃度測定に加え、屋内作業においては、埋立ガスの滞留のおそれがある箇所(作業床付近、天井面付近、天井内空間、床下配管ピット内)でのガス濃度測定を徹底する。
(2)作業時の環境改善等の対策
床下の配管ピットは開放性を確保し、自然換気を常時実施する。
また、屋内の作業エリア及び隣接エリアで適用基準値以上(※)の埋立ガス濃度が確認された場合は、送風機等による機械換気を実施する。
機械換気後に再測定し、基準値未満であることを確認してから作業を開始する。
※メタンの基準値について、事故前は労働安全衛生規則を根拠に30%LELを採用していたが、今後は通常の火気使用作業について、より厳しく5%LELを設定する。
・・・
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240419-05/
(ブログ者コメント)
火気使用前、ガス滞留の可能性がある窪みなどを重点的にガス検知器で調べるのが施工者としての常識だと思うのだが、なぜ、配管ピット内を測定していなかったのだろうか?
そう思い、現場写真を確認してみると、配管ピットらしきものは写っていない。
散乱した破片の下?
それとも、一列に並んでいる直径10cmほどの穴がピットにつながっている?
あるいは、すでにコンクリートで覆われていて、ヒビ割れ部分などから漏れていたガスに・・・?
調べた範囲では、そういった点に言及している記事は見つからなかった。
ただ、NHKからは「火花が落ちて・・・」と報じられているので、どこかに配管ピットとツーツーになっていた場所があった可能性がある。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。