







2021年9月7日5時24分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後10時半ごろ、黒石市のリサイクル会社で、作業場の床に置かれたプラスチックの袋などを高さ2メートル50センチの位置にある裁断機まで運ぶベルトコンベヤーが突然倒れました。
この事故で、黒石市在住の中国人技能実習生、朱さん(39)が下敷きになり、その後、死亡が確認されました。
このとき、近くで作業していた同僚たちは消防や警察に通報せず、自分たちで市内の病院に搬送しましたが、朱さんはその後、死亡が確認されたということです。
警察が病院からの連絡を受けて駆けつけ、現場を調べたところ、ベルトコンベヤーは重さが数百キロあり、裁断機に斜めに立てかける形で設置され、朱さんはその横で1人で作業していたとみられるということです。
警察は、今後、詳しい死因を調べるとともに、近くで作業していた同僚から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20210907/6080013646.html
2021年8月30日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城・筑西労働基準監督署は、令和2年7月に発生した死亡労働災害に関連して、北つくば農業協同組合(茨城県筑西市)と同組合の関城支店審査役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で水戸地検下妻支部に書類送検した。
高さ約4メートルに積まれたビニール包装の袋物である「はい」の崩落防止措置を講じなかった疑い。
労災は、同法人の関城支店で発生している。
労働者2人が穀物の入ったフレコンバックの移動作業を行っていた際、フォークリフトで作業していた労働者を補助するために付近にいた派遣労働者が、崩落したフレコンバックの下敷きとなり死亡している。
安衛法は、「はい」の高さが3メートルを超える場合には、はいをロープで縛り、網を張り、杭止めを行い、はい替えを行うことなどを規定しているが、同法人はこうした対策を一切講じていなかった疑い。
同労基署によると、同審査役は、はい作業主任者の資格を持っていたものの、対策を怠っていたという。
https://www.rodo.co.jp/column/111466/
2021年8月28日17時26分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時20分ごろ、尾道市にあるダンボールを加工する会社の工場で、埼玉県八潮市にある運送会社の会社員、名取さん(男性、52歳)が大型印刷機の下敷きになっているのを別の作業員が見つけ、消防に通報しました。
名取さんは市内の病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、当時、重さ4トンの大型印刷機を1人で搬入する作業を行っていて、現場の状況から、工場内のレールに印刷機を載せる作業をしていたとみられるということです。
警察は、印刷機をレールに載せる際に誤って倒れてきたとみて、事故の状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210828/4000013999.html
2021年5月26日18時37分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前8時45分ごろ、鹿児島市岡之原町の市道の斜面に沿って側溝を整備する工事現場で、斜面の上からプラスチック製の土管が滑り落ち、作業をしていた鹿児島市川田町の片平さん(男性、76歳)にぶつかりました。
片平さんは病院に運ばれて手当てを受けましたが、胸などを強く打っていて、およそ3時間後に死亡しました。
警察によりますと、土管は重さ325キロ、長さは5メートルあり、20メートルほどの高さから滑り落ちていたということです。
現場では5人が作業にあたっていたということで、警察は事故が起きた当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210526/5050014815.html
5月26日20時14分にYAHOOニュース(鹿児島放送)からは、側溝に排水管を設置する工事をしていたなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
土管はプラスチック製で直径1メートル、長さ5メートル、重さが325キロほどあるということです。
現場では鹿児島市が発注した側溝に排水管を設置する工事が行われていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7b334af34cd12a912742fc3a4ab8567ade505d
(ブログ者コメント)
映像を見ると、現場は山の中のような感じだ。
2021年2月11日18時19分にYAHOOニュース(熊本朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日朝、大津町のアパート建設現場で死亡事故がありました。
警察などによりますと、午前9時前、L字型のコンクリートブロックが突然倒れ、巻き込まれた熊本市の会社員、田中さん(男性、47歳)が亡くなりました。
コンクリートブロックは、隣の敷地との境界線として利用するために、クレーン車で吊り下げて設置していたということです。
警察が、一連の作業に安全上の問題がなかったか調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10a72bfaea00778b0654a4dd340cc9c1147a1eb2
2月11日15時56分にYAHOOニュース(熊本放送)からは、雨水流入防止用のブロックをクレーンで下す時に当たったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日朝、大津町の建設現場でクレーンで吊り下げていたコンクリートブロックが男性作業員に当たり、男性作業員が死亡しました。
警察や消防によりますと、11日午前9時ごろ、大津町のアパート建設現場から「作業中にコンクリートブロックで男性が負傷した」と119番通報がありました。
この事故で熊本市北区高平の会社員田中さん(47)が腰などを強く打ち、病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。
現場では雨水が敷地内に流れこむのを防ぐため、コンクリートブロックを設置中で、クレーンで下すときに近くで作業していた田中さんにあたったとみられています。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/40fcd694c6954764e751d8363c4b44e164aae6be
2月11日19時0分にYAHOOニュース(くまもと県民テレビ)からは、設置した後に倒れてきた壁に当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
午前8時50分ごろ、アパートの敷地と隣の住宅との間に壁を作る作業をしていた熊本市北区高平の会社員、田中さん(47)が倒れてきたコンクリート製の壁にあたった。
田中さんは意識がない状態で病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡した。
警察によると、コンクリートの壁の一部をクレーン車で運んで設置したあと、壁が倒れたという。
田中さんはアパート建設工事の下請け会社の社員だったということで、警察は事故の原因を調べるとともに、工事の安全管理に問題がなかったか責任者などから事情を聞いている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d751aa4833fdbc519898db961fa0a69de955ebe3
2020年8月13日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉労働基準監督署は、特別教育を受けさせず、労働者にチェーンソー作業を行わせたとして、「Y造園」の名で造園業を営む個人事業主を、労働安全衛生第59条(安全教育)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。
伐倒した木の下敷きになり、73歳の男性労働者が死亡する労働災害が発生している。
労働災害は令和2年3月12日、千葉県市原市内の伐木作業現場で起きた。
労働者がチェーンソーで立木を切ったところ、この立木にかかっていた木が頭部に激突した。
労働者は救急搬送されたが、同日、死亡が確認された。
死因は頚椎損傷だった。
労働安全衛生法は、チェーンソーを用いた伐木作業に労働者を従事させる場合、特別教育を行わなければならないと定めている。
個人事業主は労働者に特別教育を受講させておらず、個人事業主自身も受けたことがなかった。
伐木した立木が他の立木に引っかかった状態である「かかり木」の処理に関するガイドラインは、かかられている立木を伐木してはならず、かかり木が発生した場合には速やかに処理しなければならないと定めている。
やむを得ず一時的に放置する場合は、労働者が誤って近付かないよう、標識の掲示などの措置を取らなければならない。
また、労働安全衛生規則は、かかり木の処理を行う場合、処理を行う場所の下方に労働者を立ち入らせてはならず、処理作業をする労働者以外を付近に立ち入らせてはならないと定めている。
現場では、労災が発生する1カ月ほど前にかかり木が生じていたが、重機が入らずに処理が後回しになっていた。
個人事業主は、かかり木の周囲に入らず、かかられている木も切らないよう指示していたが、付近への立ち入りを禁止する表示はしていなかった。
労働者がなぜ伐木をしたかは不明だが、同労基署は「かかり木があることに気付かずに切った可能性がある」と話している。
労災発生当日、現場では個人事業主と労働者を含め3人が作業に当たっていた。
休憩時間になっても労働者のいた方向からチェーンソーの音が鳴り続いていたため、様子を見に行ったところ、木の下敷きになった労働者が発見されたという。
https://www.rodo.co.jp/column/93325/
2020年7月28日4時34分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後2時過ぎ、西条市ひうちにある、今治造船西条工場の建屋内で、今治市立花町の関連会社社員、日浅さん(男性、47歳)が、重さおよそ1.5トンの鉄板の下敷きになって倒れているのを同僚が見つけました。
日浅さんは、新居浜市内の病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、まもなく死亡しました。
警察によりますと、日浅さんは事故当時、鉄板でできた縦横1メートルあまり、奥行きが3メートルあまりあるL字型の換気口の部品を船の壁面に溶接する作業をしていたということです。
また、当時、日浅さんは1人で作業を行っていて、突然「ドーン」という大きな音が聞こえたため、別の場所にいた同僚が確認したところ、鉄板に挟まれ倒れている日浅さんを発見したということです。
警察は、取り付け作業中に部品が何らかの原因で誤ってはずれた可能性もあるとして、工場の関係者から事情を聞くなど、事故の詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20200728/8000007195.html
2020年7月22日21時49分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日正午すぎ、今治市伯方町伊方にある造船工場で、造船工の關さん(男性、41歳)が鉄板の下敷きになっているのを、別の作業員が見つけました。
關さんは、すぐに病院に運ばれましたが、頭を強く打っていて、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、鉄板は縦1メートル70センチ余り、横およそ3メートルの大きさで、重さは数百キロあり、關さんは当時、1人で、立てた状態の鉄板3枚を固定する作業にあたっていましたが、突然、何かが倒れるような大きな音がしたため、別の作業員が様子を見に行ったところ、關さんが鉄板の下敷きになっていたということです。
警察は、鉄板が倒れた原因や作業の安全管理に問題がなかったかなどを詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20200722/8000007165.html
2020年5月22日付で労働新聞から、下記趣旨の記事が当時の現場写真?付きでネット配信されていた。
東京・池袋労働基準監督署は、コンクリートブロック塀の倒壊防止措置を怠ったとして、建設業のI社(東京都板橋区)と同社代表取締役を、労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで東京地検に書類送検した。
掘削作業中にコンクリ―ト塀が倒れ、労動者3人が下敷きになっている。
平成29年11月21日、労働者らは東京都板橋区蓮沼町の宅地造成工事現場でコンクリートブロック塀を補強するために、地面を掘削して溝を作る作業に従事していた。
通常は塀を補強や移設するなどの措置を講じなければならなかったが、同社はこれを怠った疑い。
塀は高さ約1.8メートル、長さ約17メートルのものだった。
下敷きになった労働者らは重傷を負い、最低でも3カ月を要する休業となっている。
https://www.rodo.co.jp/column/90636/
2020年5月13日19時37分に大分放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後5時前、大分市日吉原の三井E&Sマシナリー大分工場で大型クレーンが転倒し、一部が海に水没しました。
警察によりますと、クレーンを操作していた46歳の男性が心肺停止となり、救急搬送されましたが、午後6時過ぎに収容先の病院で死亡が確認されました。
亡くなった男性は大分工場の社員ということです。
転倒した大型クレーンはコンテナの積み下ろしをするためのクレーンを製造するもので、レールの上を走り、300トンを持ち上げる能力があるということです。
警察と消防が詳しい事故原因を調べています。
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=05130048866&day=20200513
5月13日21時23分に共同通信からは、当該工場ではコンテナクレーンを製造しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後4時45分ごろ、大分市日吉原にある機械メーカー「三井E&Sマシナリー」の大分工場から、敷地内で大型クレーンが転倒し、男性1人が下敷きになったと119番があった。
男性は病院で死亡が確認された。
倒れたクレーンは支柱が折れ、海中に突っ込んでいる状態で、県警などが事故当時の状況や原因などを調べている。
大分東署によると、男性は同市の同社社員工藤さん(46)。
操縦室に乗り込み、クレーンを操作していた。
クレーンは重さ約300トンまでつり上げ可能という。
大分工場によると、同所ではコンテナクレーンを製造している。
https://www.47news.jp/news/4808160.html
5月15日12時3分にYAHOOニュース(大分朝日放送)からは、動かしていた際にストッパーにぶつかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、14日午後、工場長らが事故の経緯を説明しました。
工場によりますと、事故当時、工藤さんは、高さおよそ60メートルの操縦室にいました。
作業位置を合わせるため海側に向かって動かしたところ、ストッパーにぶつかり、クレーンが倒壊しました。
工場では、作業の際、地上から指揮をする人と運転手の最低2人で動かすことを決めていますが、事故当時、指揮する人がいたかは調査中だということです。
また、クレーンの点検は定期的に行っていて、問題はなかったとしています。
警察は、クレーンが倒れた原因とともに、業務上過失致死の疑いもあるとみて調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00010001-oabv-l44
5月15日10時49分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、倒壊したのはロープバランス式引き込みクレーン(高さ最大115メートル、重さ2545トン)。
事故当時、作業位置を確認するため岸壁に設置されたレールを海側に走行していたところ、ストッパーに激突して倒壊した。
地上から高さ63メートルの位置にある運転席にいた男性は外に投げ出され、全身を強く打って死亡した。
マニュアルによると、クレーンを動かす際は地上から指示をする合図者が必要とされており、会社は当時の状況を確認している。
https://mainichi.jp/articles/20200515/k00/00m/040/067000c
(ブログ者コメント)
以下は、大分朝日放送映像の7コマ。
2021年12月10日15時27分にNHK大分からは、地上作業員との無線連絡が徹底されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
捜査関係者によりますと、会社のマニュアルでは、操縦者は地上にいる作業員から無線で指示を受けながらクレーン車を操縦することになっていましたが、現場では徹底されていなかったということです。
警察は、作業の危険性を認識しながら適切な安全対策を怠っていたとして10日、47歳の当時の現場責任者を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20211210/5070011442.html
12月10日19時57分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、地上で誘導していたのは運搬部門のリーダーだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、書類送検された男性社員は作業員の指揮監督や安全管理などを担当する運搬部門のリーダーで、当時は地上でクレーンを誘導していました。
男性社員は、業務上の注意義務を怠ったことで事故が発生し、運転していた男性を死亡させた業務上過失致死の疑いがもたれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8da2fcaa7d1a41b2370500b08e4e4de7780ebf75
(2022年12月30日 修正2 ;追記)
2022年12月27日18時11分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、書類送検されていた男性は過失を認めるに足る証拠がなかったとして不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2020年、大分県大分市の工場で大型クレーンが倒れ、男性が死亡した事故で、業務上過失致死の疑いで書類送検されていた現場責任者の男性について、大分地検は、不起訴処分としました。
この事故は、2020年5月、大分市日吉原にある三井E&Sマシナリー大分工場で起きたものです。
警察によりますと、大型クレーンがストッパーに衝突して倒れ、運転していた男性が亡くなりました。
この事故を巡り警察は当時、地上でクレーンを誘導していた現場責任者だった男性を、業務上過失致死の疑いで書類送検していました。
この男性について大分地検は、27日付で不起訴処分としました。
理由について大分地検は「過失を認めるに足る証拠がなかった」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1962121e37735fd4fa8f1d5885a816b3efebb3f7
2020年4月15日20時27分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時すぎ、宮崎市北高松町の県立宮崎病院の建設作業現場で、コンクリートポンプ車の全長およそ36メートルのアームが根元からおよそ10メートルのところで折れて落下しました。
この事故で、現場で作業していた大分県佐伯市の左官業、宮国さん(男性、53歳)が頭や胸を強く打つなどして死亡しました。
警察によりますと、当時、コンクリートポンプ車のアームについたホースで建物の基礎の部分にコンクリートが流し込まれ、宮国さんは、アームの下のあたりでコンクリートをならす作業をしていたということです。
警察では、折れて落下したアームが宮国さんの頭や胸などに当たったと見て、関係者から話を聞くなどして、当時の状況やアームが折れた原因などを詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20200415/5060005879.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の3コマ。
(2022年3月17日 修正1 ;追記)
2022年3月15日16時51分にNHK宮崎からは、基準を超える長さのホースが取り付けられていた、工事会社は指示された計画とは別の計画を立てて作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし4月、宮崎市の県立宮崎病院の建設作業場でコンクリートポンプ車のアームが折れて作業員の男性にあたり、死亡した事故で、宮崎労働基準監督署は15日、工事を請け負っていた会社や、元請け会社などを労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
この事故はおととし4月、宮崎市北高松町の県立宮崎病院の建設作業現場で、コンクリートポンプ車のアームが根本から折れて落下し、当時53歳の作業員の男性に当たって、死亡したものです。
現場では、アームにホースを付けて、建物の基礎の部分にコンクリートを流し込む作業が行われていましたが、宮崎労働基準監督署によりますと、定められた基準を超える長さのホースが取り付けられていたということです。
また、元請け会社は工事を請け負った会社が事前に指示した作業計画と別の計画を立てたにもかかわらず、指導していなかったということです。
宮崎労働基準監督署は、必要な安全対策を怠ったとして、工事を請け負った鹿児島県のコンクリート圧送業、「S興業」と、元請け会社の代表だった「大成建設」を法人として、さらにS興業の53歳の社長と、元請け会社側の52歳の工事課長を、労働安全衛生法違反の疑いで宮崎地方検察庁に書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20220315/5060012007.html
2020年3月26日8時5分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後8時5分ごろ、埼玉県朝霞市栄町2丁目、総合設備会社「D」(本社・福島県)の朝霞倉庫で、同社員宮田さん(男性、41歳)=福島県郡山市太平町=が配管資材の下敷きになって倒れているのを同僚の男性社員が発見し、119番した。
宮田さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
朝霞署によると、宮田さんは鉄筋平屋の倉庫内で、壁面のラックに立て掛けてあったアルミ製パイプ(長さ約4メートル、直径約6センチ、重さ約15キロ)数十本の下敷きになって倒れていた。
宮田さんは同日午後6時ごろから、倉庫内で1人で資材をトラックに積む作業をしていた。
同僚男性は資材の運搬準備のため倉庫を訪れ、宮田さんを発見した。
近所の住民らが午後6時すぎに資材が倒れる音を聞いていた。
宮田さんは同時刻ごろ、何らかの事情により倒れたパイプの下敷きになったとみて、同署で調べている。
https://this.kiji.is/615683666712790113?c=39546741839462401
3月26日7時6分に産経新聞からは、資材を引き抜く際に数10本が倒れたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後8時ごろ、朝霞市栄町の建築設備会社倉庫で、社員の宮田さん(41)=福島県郡山市=が大量の資材の下敷きになっているのを同僚が発見、119番通報した。
宮田さんは搬送先の病院で約2時間後に死亡が確認された。
朝霞署によると、宮田さんは1人で約4メートルの長さのアルミ製資材をトラックに積み込む作業をしていた。
壁に立てかけていた資材を引き抜く際、数十本が倒れたとみられる。
https://www.sankei.com/region/news/200326/rgn2003260007-n1.html
2020年3月8日10時49分に琉球放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊見城市の鉄工所で7日、溶接作業をしていた男性が鉄骨の下敷きになり、間もなく死亡しました。
警察によると、7日午前11時ごろ、豊見城市伊良波にある鉄工所の敷地内で鉄骨の溶接作業をしていた男性が何らかの原因で鉄骨とともに作業台から落下し、鉄骨の下敷きになりました。
男性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは那覇市小禄に住むこの鉄工所の従業員、仲村さん(男性、35歳)です。
敷地内で別の作業をしていた同僚が大きな音を聞いて確認したところ、仲村さんが鉄骨の下敷きになっていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。
2020年2月3日23時4分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が傾いた船の写真付きでネット配信されていた。
3日午前8時25分ごろ、愛知県弥富市の名古屋港弥富ふ頭に停泊中の貨物船「第1天照丸」(498トン)で、積み荷のコンクリート板が崩れ、作業員2人が挟まれた。
名古屋市港区の輸送会社の作業員、丹羽さん(男性、24歳)が死亡、同じく坂野さん(男性、30歳)が両脚切断の大けが。
名古屋海上保安部によると、船首付近で積み荷のコンクリート板の陸揚げ作業を行っていたところ、8段に積まれたコンクリート板の一部が崩れ、2人が挟まれた。
コンクリート板は高速道路の舗装などに使われ、長さ10~12メートル、幅約2メートル、厚さ約45センチで、1枚の重さ7~8トン。
船は荷崩れの影響で約30度傾いたが、その後、徐々に復元しているという。
船は1月31日、コンクリート板を積み、大分県杵築市を出港。
2日に名古屋港に入港していた。
(共同)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000175325.html
2月3日19時29分にテレビ朝日からは、救助活動の実況など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナ船の上で重さ約8トンのコンクリートの板に男性2人が挟まれました。
現場にヘリコプターが到着した時、コンテナ船の上では積み重なったコンクリートの板の間をのぞき込む作業員や慌ただしく動く救助隊員の姿が見えました。
名古屋海上保安部によりますと、3日午前8時40分ごろ、名古屋港で陸揚げ作業中だったコンテナ船の上で積まれていたコンクリートの板が荷崩れを起こし、作業していた男性2人が下敷きになりました。
船の横に大型クレーンが横付けになり、1枚7、8トンあるというコンクリートの板を1枚ずつ取り除いての救助活動。
船の横には救急車やヘリの姿も。
通報から約4時間後には2人とも救助されましたが、24歳の丹羽さんは腹部を挟まれて現場で死亡が確認されました。
もう1人の30代の男性もドクターヘリで名古屋市内の病院に搬送されましたが、両足を切断する大けがをしました。
コンテナ船が傾いたという情報もあり、名古屋海上保安部は業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、関係者などに話を聞いて調べています。
http://archive.is/z6Y6P#selection-2241.1-2251.65
2月3日16時16分にTBS NEWSからは、縛っていた紐をはずしたところ荷崩れをおこしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナ船には、重さおよそ15トンのコンクリートの板が8段ずつあわせて72枚積まれていましたが、板を縛っていた紐をはずしたところ、何らかの理由で崩れ、男性作業員2人が挟まれたということです。
コンクリートの板を陸に降ろしている最中に事故が起きたということです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3895676.html
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ朝日映像の5コマ。
(2020年9月18日 修正1 ;追記)
2020年9月17日17時26分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、作業効率を優先し荷崩れ防止用の固定木材を適切な順番で外さなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年2月、名古屋港に停泊していた貨物船の積み荷が崩れ、男性作業員2人が死傷した事故で、安全管理を怠ったとして現場責任者が17日、書類送検されました。
愛知県弥富市の名古屋港・弥富ふ頭に停泊中の「第一天照丸」で今年2月、積み荷のコンクリート板が崩れ、男性作業員2人が下敷きになりました。
この事故で作業員の丹羽さん(当時24)が死亡、30歳の男性作業員も両足を切断するなどの大ケガをしました。
名古屋海上保安部は、作業効率を優先するため荷崩れ防止で固定していた木材を、適切な順番で外さなかったことなどが事故につながった原因として、現場責任者の男性(49)を業務上過失致死傷の疑いで17日、書類送検しました。
調べに対し、現場責任者は容疑を認めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f0eaad8ec4c9ec2a7eff323c83cd9183a50600
9月18日9時17分にYAHOOニュース(中京テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋海上保安部は、この事故について作業効率を優先し、荷崩れ防止用のやぐらを作業の前に撤去したなどとして、当時の作業責任者の男性(49)を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cad21ede33350076608f11a7583efbd733ac292e
(2021年10月1日 修正2 ;追記)
2021年9月30日11時29分にNHK東海からは、作業マニュアルが作成されていなかったなどと指摘した報告書が公表されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故をめぐっては、荷降ろし作業の責任者の当時48歳の男性が、効率を優先し、荷崩れ防止のためのやぐらを先に撤去して作業を進めたことなどから事故が起きたとして、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されています。
国の運輸安全委員会は30日、調査報告書を公表し、事故の原因について、作業を行った会社では作業マニュアルが作成されておらず、作業員に手順が十分に周知されないまま、荷ほどきが行われ、荷崩れが発生したなどと結論づけました。
また、今後の同種の事故の再発防止策として、作業中の危険箇所を確認した上で、作業マニュアルの作成を行い、作業員への手順の周知を徹底することを指摘しました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20210930/3000018619.html
2019年12月18日19時50分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時すぎ、上川町層雲峡で、老朽化した橋の補修工事中に高さ3メートルほどの鉄の柱が倒れ、男性作業員が下敷きになったと通報がありました。
警察によりますと、下敷きになったのは旭川市神居5条の会社員、渡部さん(35)で、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
現場は、層雲峡にある長さ100メートルほどの「神仙橋」で、その5メートルほど下には石狩川が流れています。
国土交通省旭川開発建設部によりますと、当時、河川敷では、補修に向けて、橋げたを移し替えるための仮の支柱を作る作業が行われていて、何らかの原因で倒れたということです。
河川敷では雪が数センチ積もり、当時、足場は悪かったとみられ、警察で支柱が倒れた詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20191218/7000016346.html
12月18日21時13分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
渡部さんは数人で補修作業のために、橋を支える支柱を鋼材で組み立てる作業をしていたという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/376082
12月18日18時59分にSTVからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「事故があった現場には、かなりの大きさの鉄骨がいくつも崩れ落ちています」
・・・・・
補修工事のため、橋の下に設置されていた鉄骨の土台が崩れ、旭川市の渡部さん35歳が、鉄骨の下敷きになりました。
http://www.news24.jp/nnn/news16435002.html
(ブログ者コメント)
以下は、STV映像の2コマ。
雪が降る中、工事していた模様。
2019年12月12日付でテレビ静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨夜から強風注意報が出されていました。
その強い風の影響なのか、練習の成果を発揮する晴れの舞台が暗転です。
12日午前、藤枝市で工事用の足場が崩れ、マラソン大会をしていた子供を含む8人がケガをしました。
三浦カメラマン 「工事用の足場が、100メートル近くに渡ってグラウンド側に倒れてしまっているのが確認できます」
12日午前10時15分頃、静岡県藤枝市にある藤枝総合運動公園の陸上競技場で、工事の足場やネットが、約100メートルにわたって倒れました。
競技場では、2つのこども園がマラソン大会をしていて、年中組のゴール間近というタイミングで、異変が起きました。
保護者 「私は離れた所にいたんですけど、キャーという声が聞こえて振り返ったら、もう隅から隅まで倒れてる感じでした」
こばとこども園・紅林副園長 「西風にのって、西の方から順番に波打つように。向こうですね、向こう側から順番に、波打つように倒れてきた」
倒れたネットの下には大勢の保護者がいて、別の保護者が支えていたと言います。
こばとこども園・紅林副園長 「わ~倒れてくる、倒れてくる、倒れてくるって。そういう感じだったと記憶しています」
警察によりますと、この事故で、保護者2人が手首を骨折した他、別の女性が膝のじん帯を損傷する重傷を負い、4歳の子供を含む5人が軽いケガをしました。
工事は、事務所の寿命を伸ばす塗装のために行われていました。
藤枝市スポーツ振興課・横馬課長 「11月中旬から足場組んで、2月末くらいまでは工事を予定していました」
12日は工事は行われていませんでした。
警察は、安全管理体制について業務上過失致傷の疑いを含めて調べています。
https://www.sut-tv.com/news/indiv/3189/
12月12日19時37分医YAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
斜めに傾いている鉄パイプ。
後ろの木々は風によって大きく揺れています。
午前10時半ごろ、藤枝総合運動公園の陸上競技場で、観客席の外壁に設置された塗装工事用の足場が倒れました。
足場の高さは約3m、幅が100mほどあります。
当時、競技場では市内にある2つのこども園に通う3歳から5歳の園児約300人が、マラソン大会に参加していました。
消防などによりますと、この事故で30代の男女2人が手首を骨折するなど、保護者3人が重傷。園児2人を含む5人が軽傷です。
倒れた足場とトラックの距離は、わずか2mほどしかありません。
藤枝総合運動公園指定管理者・伊藤さん:「まさかというのが正直な気持ち。きょうは普段に比べると風は強い」
藤枝市では昨夜から強風注意報が発表されていて、警察は強風が原因で足場が倒れたとみています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00010003-satvv-l22
12月12日12時52分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡地方気象台によると、同市には強風注意報が発令されており、近くの同県牧之原市の静岡空港では午前10時53分に最大瞬間風速22・1メートルを観測していた。
https://www.asahi.com/articles/ASMDD3W9TMDDUTPB003.html
(ブログ者コメント)
以下は、静岡朝日テレビ映像の2コマ。
倒れた理由は不詳だが、強風下、倒れる可能性のある場所に長時間いることは、できるだけ避けたほうがよいということかもしれない。
(2019年12月25日 修正1 ;追記)
2019年12月13日7時16分に静岡新聞からは、細部塗装のため固定を緩め、そのままにしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場付近の足場は外壁の細部の塗装のため、固定金具を緩めて作業をしていたことが同日、工事関係者への取材で分かった。
藤枝署は作業工程や安全管理に問題がなかったかどうか、業務上過失傷害の疑いも視野に捜査している。
工事関係者によると、この日は作業を実施していなかったが、今週から倒れた現場付近の金属の固定を緩め、外壁と足場が接する隙間部分の塗装作業をしていたという。
数日間穏やかな天気が続き、強風を想定していなかったため、足場の固定を緩めたままにしていたとみられる。
静岡気象台によると、藤枝市内には当時、強風注意報が発令されていた。
市によると、足場はトイレや更衣室などが入る建物の側壁全体を覆うように組まれ、高さ約5メートル。
同競技場では通常、建物屋上の観覧席で観戦するが、足場で視界がさえぎられていたため、保護者らはトラック付近で応援していたという。
外壁などの改修工事は10月上旬から12月末までの予定で、11月中旬から足場が組まれていた。
工事期間中も使用を制限していなかった。
市は当面の間、同競技場の利用を停止するという。
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/715523.html
12月24日19時5分にNHK静岡からは、固定用のボルトや鉄パイプの一部を外していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島田労働基準監督署が工事の関係者に聞き取ったところ、作業員が塗装作業の邪魔になるとして、足場を建物に固定するために設置が義務づけられているボルトや鉄パイプの一部を、事故の前日までに外したと話していることが分かりました。
足場は法律に基づく規則で、▼建物の壁と鉄の支柱をつなぐボルトか▼足場の鉄骨を外側から支える鉄などのパイプで、一定の間隔で固定するよう定められていますが、こうした固定が不十分で強風の影響を受けやすかったとみられるため、労働基準監督署は、安全管理に問題があったとして指導することにしています。
警察も、足場と壁の固定のしかたに問題があった可能性があるとして、業務上過失傷害の疑いで捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20191224/3030005289.html
2019年11月28日21時1分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
立木の伐採作業で安全確認をしなかったとして、園部労働基準監督署(京都府南丹市)は28日、労働安全衛生法違反の疑いで京都府亀岡市旭町の旭町三俣組合と副組合長の男性(70)を書類送検した。
任意団体を法人とみなして同法を適用するのは珍しいという。
同監督署によると、副組合長がチェーンソーで切った高さ13メートル、直径18センチの雑木が、近くで作業していた組合員の男性(71)の後頭部を直撃。
男性は頸(けい)椎(つい)損傷の大けがを負った。
書類送検容疑は、2月27日の伐採作業で、副組合長が周辺の労働者に対してあらかじめ合図と避難確認を行わなかった疑い。
同組合は、地域の山林管理を目的に地元住民でつくる団体で、公益社団法人の補助金を活用して森林を手入れしているという。
同監督署は、「作業に報酬が出ている点や労働災害の状況を踏まえ、同法の適用対象となり得ると判断した」としている。
https://this.kiji.is/572756692941194337?c=39546741839462401
2019年8月29日20時39分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後0時35分ごろ、横浜市鶴見区鶴見中央4丁目のビルの解体工事現場で、防護用の鉄製フェンスが歩道上に倒れ、近くに住む女性会社員(67)が下敷きになり、骨盤を骨折する重傷を負った。
同区に住む小学5年の男子児童(11)もフェンスの一部が当たり、右脚を打撲する軽傷を負った。
警察が事故原因を調べている。
警察によると、フェンスは高さ約3mで、歩道に沿って約27mにわたって設置されていた。
工事現場側の地面に打ち付けた鉄パイプで支えられていた。
負傷した2人は歩道上を歩いていたという。
敷地内では4階建て雑居ビルの解体作業を実施。
ビルは1階部分を残して大半の取り壊しが完了していた。
横浜地方気象台によると、事故当時、横浜市内には強風注意報が発令されていた。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-191763.html
8月29日18時0分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後0時半すぎ、横浜市鶴見区のビルの解体工事現場で、高さおよそ3mの金属製のフェンスが幅27mに渡って歩道に倒れ、歩いてた会社員の67歳の女性がフェンスの下敷きになったほか、11歳の男の子にもフェンスの一部が当たった。
警察によると、女性は腰の骨を折る大けがで、男の子も右足を打撲する軽いけがしたという。
フェンスはことし3月から続いている解体工事の現場と、歩道を隔てるために設置されていたという。
警察は、設置状況などについて工事の関係者から話を聞いて、フェンスが倒れた原因を調べることにしている。
29日の横浜市は、日中、強風注意報が発表されていた。
現場は、JR鶴見駅からおよそ350mほど東に離れた国道に面した場所。
横浜市鶴見区の現場を通りかかった30代の女性が撮影した写真では、フェンスが歩道をふさぐようにして倒れている。
撮影した女性は、「広い歩道が通れなくなるぐらい、工事現場から倒れたものでいっぱいになっていました。よく通る道なので、時間があと数10分違うと自分も下敷きになっていたかもしれないと思うと怖いです」と話していた。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20190829/1050007254.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHKから放映された現場写真。
2019年6月12日20時16分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時15分ごろ、福山市本郷町のE工業の工場で、積み上げられていた長さ11m、幅50cm、重さ968kgの鋼材に、天井に取り付けられていたクレーンの先端が接触した。
鋼材は2.5mの高さから落下して、従業員の久保さん(男性、41歳)が下敷きになり、市内の病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、工場では、鋼材を切断したり穴を開けたりする加工作業が行われ、久保さんは鋼材を積み上げるためクレーンを誘導したり、鋼材に固定したりする作業をしていたという。
警察は、事故当時の状況や会社の安全管理に問題がなかったかなどについて詳しく調べている。
出典
『鋼材落下し男性従業員死亡 福山』
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190612/0004623.html
2019年6月11日21時22分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時半ごろ、高島市安曇川町の山林で県の砂防工事をしていた建設用の大型機械に近くで伐採された木が倒れかかり、運転席を直撃した。
運転席には高島市に住む会社員奥田さん(男性、69歳)が乗っていて、木の下敷きになった奥田さんは病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
警察によると、機械を直撃した木は、谷を挟んで機械からおよそ20m離れた場所で別の作業員に伐採されたもので、高さが20~30m、根元の直径が80cmほどの杉の木だという。
一方、奥田さんは事故当時、伐採された木を機械でつかんで砕いたり、まとめたりする作業をしていたということで、警察は、事故の詳しい状況や経緯を調べている。
出典
『木の下敷きで男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190611/2060002835.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。