2014年6月10日17時56分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし3月、太田市の土木会社で、屋根のふき替え作業をしていた男性が屋根を踏み抜いて転落し死亡した事故で、太田労基署は、転落を防ぐための措置を怠ったとして、男性を雇っていた桐生市の63歳の男性経営者を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、桐生市で建設業を営む63歳の男性。
この事故は、ことし3月11日、太田市新田大町にある土木会社で太陽光パネルを付けるため、屋根のふき替え作業をしていた当時50歳の男性が、老朽化したスレート製の屋根を踏み抜き、およそ4.5mの高さから転落して死亡したもの。
同署が調べたところ、屋根が壊れて転落する危険性があったにもかかわらず、男性経営者は転落防止のネットなどを設置する措置を怠っていたことが分かったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065118861.html?t=1402436976619
6月11日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、屋根材のスレートの撤去作業中だった。
踏み抜きの恐れがある場合、事業主には労安法に基づき、幅30cm以上の足場の板を設置したり網を張ったりする危険防止措置を講ずる義務が定められている。
2014年5月31日14時59分に下野新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月1日付の朝日新聞栃木全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時10分ごろ、栃木市岩舟町下津原の会社倉庫で、作業中の会社員男性(46)が高さ約8mの屋根から落下して頭などを強く打ち、収容先の病院で約4時間後に死亡した。
警察によると、男性を含む5人で倉庫の解体作業中で、屋根のスレート板を踏み抜いた。
警察で詳しく調べている。
出典URL
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20140531/1611312
2013年11月27日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時半ごろ、宇和島市寄松の養殖用飼料製造販売会社「Ⅾ社」の工場兼倉庫の屋根からアルバイトの男性(54)が約9m下のコンクリート床に転落、病院に搬送されたが、脳挫傷で死亡した。
警察によると、男性は屋根の採光用プラスチック板を破って落ちたという。
現場では午前9時から、男性ら計7人が太陽光発電パネルを設置する作業をしていたという。
(2014年3月5日 修正1 ;追記)
2014年3月4日18時19分にNHK松山から、危険を防止するための必要な措置をとっていなかったとして事業主が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月5日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
宇和島労基署は、危険を防止するための必要な措置を取っていなかったとして、安全管理の責任者である電気工事事業の事業主を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、松山市竹原の電気工事事業、「M電気」の62歳の事業主の男性。
同署によると、去年11月、宇和島市寄松にある工場で太陽光発電設備の工事中にプラスチック製の波板(厚さ0.7mm)の屋根が抜け落ち、54歳の従業員の男性が8mあまり下の床に転落して頭を強く打ち死亡した。
同署は、屋根が弱い部分は抜け落ちるおそれがあったにもかかわらず、防網あるいは転落を防ぐための板を設けるなどの踏み抜き防止措置を取っていなかったとして、この工事の安全管理の責任者である事業主を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、この事業主は「気を付けて作業をすれば安全措置を取らなくても大丈夫だと思っていた」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005699971.html?t=1393968536949
(2014年3月13日 修正2 ;追記)
2014年3月5日付の愛媛新聞紙面に、若干表現の異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
容疑は、プラスチック製天窓(縦2.77m、横1.93m、厚さ0.7mm)に板を設けるなどの危険防止措置をとらずに、屋根上で男性従業員に電線を運ばせた疑い。
同署によると、男性従業員は天窓を踏み抜き、8.7m下のコクリート床に転落し、死亡した。
2013年10月2日19時31分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前8時すぎ、天理市三島町の商店街で、高さ8mほどにあるアーケードの屋根を張り替える作業をしていた男性から「同僚が屋根から転落した」と消防に通報があった。
屋根から転落した板金工の男性(64)は病院に運ばれたが、腰などを強く打っていて、まもなく死亡が確認された。
警察によると、男性は、同僚の3人とともに老朽化したアーケードの屋根を張り替える作業をしていたが、転落を防ぐ安全ベルトを着ける前にバランスを崩して転倒したあと、トタン屋根を突き破って転落したという。
現場はJR天理駅に近い商店街で、通行人などにけがはなかった。
警察は、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2054978111.html?t=1380757238391
2013年8月18日18時47分にNHK前橋から、また8月19日付で毎日新聞栃木版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後2時5分ごろ、群馬県太田市西新町にあるエンジン部品メーカー「N原動機」の太田工場で、屋根で清掃作業をしていた栃木県内の空調整備会社のアルバイト男性(39)が天窓の上に乗ったところ、ガラスが割れておよそ10m下に転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、およそ2時間後に死亡が確認された。
警察によると、天窓は縦70cm、横10mで明かりをとるために設置され、男性は18日朝から同僚5人といっしょに、屋根にある換気扇の清掃作業をしていたという。
警察は、男性が誤って天窓の上に乗ったとみて、詳しい事故の状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063854931.html?t=1376861062655
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130819ddlk09040030000c.html
(2013年10月18日 修正1 ;追記)
2013年10月17日20時11分にNHK前橋から、天窓からの転落防止措置をとっていなかったとして経営者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
太田労基署は17日、転落を防ぐ措置を怠ったなどとして男性を雇っていた45歳の男性経営者を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、栃木県壬生町で個人で清掃業を営む45歳の男性経営者。
同署が調べたところ、屋根の上の天窓を踏み抜く危険性があるにもかかわらず、男性経営者は、窓の上に板を取り付けるなど転落を防ぐ措置をとっていなかったことがわかったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065350961.html?t=1382042298288
2013年7月28日付で毎日新聞山口東版と朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時15分ごろ、広島県大竹市新町2のゴム製品製造販売業「S化学工業」の工場で、ボイラー室の屋根を張り替えていた設備工事業の男性(43)がスレート屋根を踏み抜き、約6m下のコンクリート製の地面に転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打って死亡した。
警察は、労災事故とみて調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130728ddlk35040183000c.html
(2013年8月12日 修正1 ;追記)
2013年7月28日付の中国新聞紙面に、別情報が下記趣旨で掲載されていた。
同社では、ゴム手袋を製造。
警察は、屋根が老朽化していて破損したのが原因とみている。
11日午後2時すぎ、新潟市秋葉区七日町の工場で、トタン屋根の修理をしていた板金業の男性(64歳)が屋根を踏み抜いて、およそ7m下のコンクリートの地面に転落した。
男性は病院に運ばれたが、頭の骨やろっ骨を折るなどの大けがをした。
警察によると、男性は同僚の男性2人とともに工場の屋根に上り、先週末から今週初めにかけての強風の影響で壊れたところを修理していたという。
命綱は着けていなかったという。
出典URL
9日午前11時すぎ、南アルプス市下今諏訪の建築や内装を行う会社で、倉庫のトタン屋根に登って作業をしていた塗装工の男性(47)が、屋根を踏み抜いて約5m下に転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打ってまもなく死亡した。
警察によると、男性は屋根に登って塗装作業を行っていたが、命綱はつけていなかったということで、警察は、ほかの作業員や現場監督に話を聞くなどして、事故の原因や安全管理に問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043077111.html?t=1362862947797
(2013年3月30日 修正1 ;追記)
2013年3月10日付の山梨日日新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
トタン屋根のさび止めの塗装工事をしていた際、鉄骨スレート葺き倉庫の屋根を踏み抜いた。
2013年1月25日10時55分に読売新聞から、1月24日21時38分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後2時40分頃、秋田市川尻町の合板製造会社「Aプライウッド」の資材倉庫で、同社から請け負って屋根の雪下ろしなどをしていた会社員の男性(37)が、劣化したスレート屋根を突き破って屋根ごと約7m下のコンクリート床に転落、胸などを強く打ち意識不明の重体となった。
警察によると、雪下ろし中に屋根に穴があるのが見つかり、男性は、ほかの作業員およそ10人と一緒に、この補修もしていた。
男性の足元の屋根が突然、抜け落ちたという。
男性は、ヘルメットはかぶっていたが、命綱はつけていなかったという。
警察が、一緒に作業をしていた作業員などから話を聞くなどして、原因を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130124-OYT1T01579.htm?from=ylist
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015037621.html?t=1359061508167
(2013年2月27日 修正1 ;追記)
2013年1月25日付で秋田魁新報紙面に掲載されていた「劣化したスレート屋根を突き破って」という記事を、本文に追記した。
埼玉県吉川市の工事現場で今年7月、屋根を踏み抜いた作業員が死亡する転落事故があり、春日部労基署は8日、安全対策を怠った労安法違反の疑いで、板金業者「O板金工業」の男性社長(66)を書類送検した。
同署によると、男性は送検内容を認め、「まさか落ちるとは思わなかった」と供述している。
送検容疑は今年7月5日午前、吉川市上笹塚の工場の屋根張替え工事で、屋根の踏み抜きによる転落の危険性があったのに、ネットを張るなど安全対策をとらず、男性社員(43)を作業させたなどとしている。
男性は、この作業の際、スレート屋根を踏み抜き、約6.9m下のコンクリート床に転落して死亡した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121108/stm12110821260009-n1.htm
1日午前8時すぎ、大阪・大東市南郷町の送風機の部品を作る町工場で、従業員の男性(36)が倒れているのを、出勤してきた別の従業員が見つけた。
男性は頭などを強く打っていて、約2時間半後に死亡した。
警察によると、男性は連日の猛暑対策として、工場の屋根に水をまいて温度を下げるスプリンクラーの設置を計画していたという。
高さ約7mの屋根には男性が踏み抜いたとみられる穴が開いていて、穴の近くにホースをつないだスプリンクラーが置かれていたという。
警察は、男性がスプリンクラーを取り付ける作業中に誤って転落したとみて調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004007631.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。