2024年11月6日20時0分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時50分ごろ、茨城県茨城町長岡の車体部品製造工場の敷地内で、倉庫の屋根上で防犯カメラ設置のために配線作業をしていた東京都江東区、自営業、男性(26)が、採光用の半透明屋根を踏み抜き、約6メートル下のアスファルト地面に転落した。
男性は意識不明の状態で病院に搬送された。
県警水戸署で事故原因を調べている。
他の作業員が「男性が6メートル上から転落し、出血している」と119番通報した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51782adff30747ff1b4b82ec8507f95ee2381ec3
2024年2月24日18時10分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前11時ごろ、横浜市緑区のJR横浜線の中山駅で、男性作業員(56)が駅舎の屋根の上からおよそ7メートル下の駅のコンコースに転落し、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
駅の利用客や職員にけがはありませんでした。
男性は事故当時、駅舎の屋根の上で雨漏りの防水作業をしていて、屋根に取り付けられたガラス窓から転落したということです。
警察は事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4140a7f2b96981f7293cc0f2a3ad2e07bc9cae82
2月24日15時47分にテレビ神奈川からは、通行人から110番通報があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時過ぎ、JR横浜線・中山駅で「後方から音がして男性が倒れている」などと通行人から110番通報がありました。
通報を受けて県警が駆けつけると、駅の改札口付近で中年とみられる男性が意識不明の重体で発見されました。
男性は横浜市内の病院に搬送され、治療中です。
男性は午前9時頃から駅の屋根の補修作業を行っていて、何らかの原因で約7メートルの高さから転落したとみられます。
https://www.tvk-yokohama.com/tvknews/news0.php#0040899
2024年2月9日11時57分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前11時50分ごろ、小矢部市宮中のW工業の倉庫で、小矢部市新富町の無職、田中さん(男性、55歳)が屋根のトタン板の撤去作業をしていたところ、誤ってセメント板を踏み抜いて約8メートル下のコンクリートの床に転落しました。
田中さんは病院に運ばれましたが、約7時間後、死亡しました。
田中さんは業者から派遣されてトタン屋根の撤去作業を行っていて、同じ場所で作業をしていた2人が通報をしました。
小矢部警察署は、9日、司法解剖を行った結果、田中さんの死因は多発性外傷による出血性ショックとみられるとして、引き続き、詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/612ef3f2267db4ff429eefeb18986a846de56957
(2024年6月24日 修正1 ;追記)
2024年6月20日18時58分にNHK富山からは、トタン板の下にあった木材の板を踏み抜いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
ことし2月、小矢部市の工場で、屋根のトタン板の撤去作業をしていた建設工事会社の従業員が落下して死亡した事故について砺波労働基準監督署は、作業に必要な防止措置を講じていなかったとして20日、小矢部市の建設工事会社と会社の代表取締役、それに社員を労働安全衛生法違反の疑いで富山地方検察庁高岡支部に書類送検しました。
書類送検されたのは、小矢部市茄子島にある建設工事業の「K工業株式会社」と代表取締役、それに社員です。
この事故はことし2月、小矢部市宮中にある工場の倉庫で屋根のトタン板の撤去作業にあたっていた建設工事会社の従業員が、トタン板の下にあった木材の板を踏み抜いておよそ8メートル下のコンクリートの床に落下し、その後、出血性ショックで死亡したものです。
この事故について砺波労働基準監督署は、頑丈な板を設置するなど防止措置を講じていなかったとして、20日、労働安全衛生法違反の疑いで書類を送ったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20240620/3060017102.html
2023年11月1日12時8分にYAHOOニュース(モヤギテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月31日午後、仙台市内の照明器具製造会社で倉庫の屋根が抜け、作業していた男性が転落し死亡した。
事故があったのは、若林区六丁の目元町のK電気の倉庫。
警察によると、31日午後1時55分頃、多賀城市の会社員 佐藤さん(49)が高さ約6メートルの倉庫の屋根から転落。
コンクリートの床に頭を強く打ち、死亡した。
佐藤さんは、同僚2人と倉庫の屋根に設置された換気扇の移設作業の準備のため、1人で屋根に上ったところ、塩化ビニール製の屋根が抜け転落したという。
警察が、同僚から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/789afdd13685cfb41c062acdacfcfaaf6ed057f2
2023年10月5日15時58分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時15分ごろ、茨城県取手市桑原のビール工場で、商品を保管する倉庫の屋根で太陽光パネルの点検作業をしていた神奈川県相模原市中央区、会社員、男性(62)が、採光用の半透明屋根板を踏み抜き、約8.8メートル下のアスファルトの地面に落下、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警取手署で事故原因を調べている。
同署によると、男性は、点検を委託された電気設備会社の社員で、現場責任者として午前8時半から3人で作業していた。
倉庫内にいたビール工場の従業員が「バキッ」との音に気付き、男性が転落するのを発見。
屋根の作業員を通じて119番通報した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/790130075bad64bee9ce011cbeeddd10b8229170
(ブログ者コメント)
報道内容と下記グーグルアースの画面から推定すると、太陽光パネル群の左横に並んでいる白っぽい長方形のものが採光用の屋根板かもしれない。
2023年6月20日12時52分にYAHOOニュース(mBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県尼崎市で 市の施設の天井裏から男性作業員が落下し、作業員と下にいた女性職員2人がけがをしました。
【写真を見る】天井から作業員転落”落下した天井の板”は長方形の形をしていた
20日午前10時すぎ、尼崎市の市政情報センターで「エアコンに関する作業中に作業員が落下した」とセンターの職員から消防に通報がありました。
警察によりますと、2階の天井裏で35歳の男性作業員がエアコンの保守作業をしていたところ、体勢を崩し天井のパネルに手をついたところ約5枚が外れ、男性作業員とともに落下。
パネルが2階で業務中だった61歳と55歳の女性職員2人にあたりました。
作業員と職員2人の計3人が病院に搬送されましたが、軽傷だということです。
警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9136feaaa5bf524c006bc95a7232b3c176d2cb
2023年5月24日18時2分にYAHOOニュース(山陽放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
けさ(24日)、香川県観音寺市の工場解体現場で作業していた男性(23)が、屋上から約7メートル下に転落し、大けがをした模様です。
警察によりますと、午前9時半ごろ、観音寺市大野原町の工場の解体現場で23歳の男性が屋上の防水シートを外す作業をしていたところ、明かりを取るための天窓が抜け落ち、約7メートル下に転落しました。
男性は腰の骨を折るなどの重傷とみられていますが、意識はあるということです。
事故当時、屋上では転落した男性を含め4人が作業をしていたということで、警察では事故の原因を調べるとともに、当時の安全管理の体制についても事情を聴いています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dafdada8b6f83db1511e86d7ef56bf11a6279f01
2023年2月1日20時16分にYAHOOニュース(岐阜新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時ごろ、高山市中山町の飛騨高山ビッグアリーナのメインアリーナで、遮光ロールスクリーンの修繕作業をしていた会社員男性(53)=同市西之一色町=が、天井裏の点検用通路から約20メートル下の観客席通路に転落した。
男性は市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
死因は外傷性血気胸。
高山署などによると、男性は午前10時から1人で作業。
命綱などは付けておらず、天井板を突き破って落下した。
指定管理者の市体育協会によると、ロールスクリーンの一部が正常に作動しなかったことから、修繕を依頼していた。
署が詳しい事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c759dcf07bc883d610977c7802815c0fda13ee1
2月1日19時2分にYAHOOニュース(ぎふチャンDIGITAL)からは、死亡したのは度々修繕依頼を受けていた人だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時ごろ、ロールスクリーンの修繕作業をしていた男性が転落しました。
転落したのは高山市内に住む男性会社員(53)で、病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は1人で作業していて、何らかの理由で、天井付近の点検用通路から約20メートル下の2階客席通路に転落したとみられます。
男性は過去にビルメンテナンス業に携わっていたことから、施設関係者から度々、修繕などの依頼を受けていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c41f8739c1638f8b1d02d64fb85db19a9027022f
2月1日17時30分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は紹介省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/48d5937aea75739c34a8110c59b9949764cfbb16
2022年12月17日11時34分にYAHOOニュース(岩手放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩手県北上市で16日午後、アンテナの点検作業をしていた30歳の男性が屋根から転落し死亡しました。
亡くなったのは、盛岡市西青山の会社員・兼田さん(30)です。
16日午後4時前、北上市内の事業所の屋根の上で1人でアンテナの点検作業をしていた兼田さんが、およそ6メートル下の建物内の床に転落しました。
兼田さんは市内の病院に運ばれましたが、頭などを強く打ち、およそ7時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、建物は平屋で床はコンクリート製でした。
事故当時、屋根にはおよそ40センチの雪が積もっていたということです。
警察は兼田さんが誤って屋根の天窓を突き破って転落したとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/197602c267c1b8d9c119743818756e70e666a40a
2022年6月14日19時14分にYAHOOニュース(広島ホームテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後4時15分ごろ、中区中島町にある国際会議場で、照明の点検作業をしていた作業員が約17メートル下の客席に転落する事故がありました。
この事故で、呉市宮原の作業員日髙さん(男性、34歳)が意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
広島市などによりますと、日髙さんはヘルメットを着用し、天井裏で作業していたところ、誤って石膏ボードを踏み抜き、転落したということです。
作業は年に3回行うホールの定期点検で、5人で行っていました。
警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f11c461a5abb374f662e1ca4dd7b95c096c6a58
2022年1月19日18時34分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、阿南市の漁協で作業中の職員が屋根から落ちて大けがをし、漁協と組合長が転落を防ぐ措置を取らなかった疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは阿南市の伊島漁協と、60代の組合長です。
阿南労働基準監督署によりますと、去年8月、漁協の40代の女性職員が作業のため漁協の屋根の上を歩いていたところ、屋根の一部に穴があきました。
職員は3メートルあまり下に転落して、背中を強く打つなどして大けがをしました。
屋根のほとんどは鉄製でしたが、穴のあいた部分は柔らかい素材で、転落を防ぐ網や歩行用の板など、危険を防ぐための措置は取られていなかったということです。
このため、阿南労働基準監督署は19日、労働安全衛生法違反の疑いで漁協と組合長の書類を検察に送りました。
伊島漁協は「事故の再発防止のためのできるかぎりの取り組みはすでに済ませているが、改めて職員や組合員一同、注意を徹底していきたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20220119/8020013437.html
(ブログ者コメント)
goo地図とグーグルアースを参照した結果、おそらくは写真右下のオレンジ色の平屋根だったのではないかと思われるが、天窓など、屋根の一部が別素材でできているような感じは見受けられない。
2021年12月9日18時38分にテレビ長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2021年1月、西彼・長与町の工事現場で屋根から男性が転落して死亡した事故で、長崎労働基準監督署は9日、墜落防止策を取っていなかったとして、大村市の建設会社の代表を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、大村市の40代の建設会社代表です。
事故は2021年1月、西彼・長与町の自動車修理工場の屋根の改修工事現場で、大村市の30代の男性が足場にロープを張る作業をしていたところ、屋根から約5メートル下の地面に転落し、その後、死亡したものです。
代表は足場の組み立て工事を行う際、墜落防止措置を取らなかった疑いが持たれています。
長崎県内では2021年に入って11月末までに9件の労災死亡事故が発生し、このうち7件は建設業です。
12月9日15時8分にNHK長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし1月、長与町高田郷の自動車修理工場で、スレート屋根の上で足場にロープを張る作業をしていた作業員が屋根を踏み抜いて5メートル下の床に墜落して死亡しました。
長崎労働基準監督署の調べによりますと、この作業員の雇い主の40歳の男性の建設業者は、現場を歩くための板や網を設置するなどして墜落を防止するための措置を講じていなかった疑いがあるということです。
このため、長崎労働基準監督署は9日、労働安全衛生法違反の疑いで、この建設業者を書類送検しました。
労働基準監督署は建設業者の認否を明らかにしていません。
長崎労働基準監督署は、「建設業の墜落・転落災害は、全国的にも最も多い。法令違反により発生した重篤な労働災害には厳正に対処していく」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20211209/5030013520.html
2021年9月9日11時23分に読売新聞から下記趣旨の記事が、イメージ図付きでネット配信されていた。
横浜市中区弥生町のビル解体工事現場で7日夕、7階にいた男性作業員(42)が各階の床にあけられた穴を通過し、約20メートル下の1階まで転落する事故があった。
男性はあばら骨を折るなどして救急搬送されたが、命に別条はなかった。
穴を塞いでいたベニヤ板を突き破りながら落ちたことで落下速度が低下し、1階にたまっていた廃材がクッションになったとみられる。
神奈川県警伊勢佐木署の発表では、現場は10階建ての旧ビジネスホテル。
解体作業で出た廃材などを落とすため、各階の同じ位置に1辺2メートルほどの穴をあけ、4~7階ではベニヤ板を置いて塞いでいた。
「穴には気をつけろ」と声をかけ合っていたというが、男性は7階で作業中に誤って板を踏み抜いて落下。
6、5、4階の板を次々と突き破り、板がなかった3階と2階の穴を通り抜けて、廃材の上に落ちた。
アクション映画を思い起こさせるような大きな事故。
ある捜査関係者は「命が助かって本当に良かった」と話していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210909-OYT1T50091/
2021年5月3日11時0分にYAHOOニュース(伊勢新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時35分ごろ、三重県東員町中上の「TOYO TIRE桑名工場」敷地内で、製品であるタイヤの保管用倉庫の屋根に上って清掃作業をしていた東員町穴太、清掃業伊藤さん(男性、49歳)が誤って採光ガラスを踏み抜き、約9・7メートルの高さから地上に転落。
全身を強く打ち、四日市市内の病院に搬送されたが、約2時間25分後に死亡した。
いなべ署によると、伊藤さんは同社からの委託を受け、同僚らと4人で屋根に上り、天井ファンダクトの点検や清掃作業をしていたという。
工場は休みだった。
詳しい原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a718e37cf2d8caef2dc6a97e0e8bc0906732e294
2020年9月24日15時11分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前10時15分ごろ、兵庫県三田市長坂の建築会社倉庫で、市内の建設会社役員の男性(72)が屋根の上で改装工事の作業中、約4メートル下の地面に転落して重傷を負った。
三田署によると、男性は当時屋根の張り替えをしており、アクリル板の天窓に乗ったところ、劣化部分が割れて落下したとみられる。
下で作業していた男性(57)が転落するのを目撃し、別の作業員を通じて119番した。
頭部から出血が見られるが、意識はあるという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202009/0013725008.shtml
2020年9月17日7時43分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時ごろ、埼玉県本庄市児玉町児玉の貸倉庫で、倉庫の屋根の補強作業をしていた近くに住む自営業、神部さん(男性、51歳)が屋根を突き破って転落、搬送先の病院で死亡確認された。
児玉署によると、神部さんは作業員計8人で屋根の補強作業をしていた現場に行き、はしごを掛けて上ったところ、高さ7メートルの波形スレート屋根から転落、物音に気付いた従業員が屋根を見ると穴が開いており、神部さんが倒れていた。
屋根に落下防止のネットは掛かっていた。
同署で事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c78af0f3bc1175d4f99204a1a77f38ff16d72f0
2020年8月7日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉労働基準監督署は、スレート屋根を踏み抜き労働者が重傷を負った労働災害で、Y建設(千葉県千葉市)と同社の工事課長を、労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。
労働災害は令和2年3月16日に、千葉市花見区内の工場のスレート屋根の修繕工事現場で起きた。
屋根は令和元年の台風19号により破損したものだった。
屋根は、雨漏りを防ぐためにブルーシートが張られており、工事課長がブルーシートを止めていた土嚢を持ち上げたところ、スレートを踏み抜き、6.5メートル下の地上に墜落した。
工事課長は3カ月ほど意識不明の重体となった。
現在は意識は取り戻しているが、重篤な後遺障害が残っているという。
労働安全衛生法は、踏み抜きの危険があるスレート屋根のうえで労働者に作業をさせる場合、事業者は幅30センチメートル以上の歩み板を設けるか、ネットを張るなどの危険防止措置を講じなければならないと定めている。
工事課長は現場に歩み板を持ち込んでいたが、屋根の上に上げておらず、数も足りていなかった。
安全帯は腰に着用していたが、親綱を張っておらず、使用できない状況だった。
同労基署は、「昨年の台風で屋根の修繕工事は増えている。職人不足により、現在も修理が済んでいない屋根はまだたくさんあるため、危険防止措置を適切に講じてほしい」と話している。
https://www.rodo.co.jp/column/93326/
2020年7月6日20時31分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時すぎ、札幌市豊平区平岸5条14丁目の札幌市平岸プールで、大阪・四條畷市の会社員、畝山さん(男性、51歳)が天井裏からおよそ10メートル下の床に転落しました。
畝山さんは病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察などによりますと、畝山さんは天井裏で1人で照明器具の点検を行っていたということで、作業中に天井を突き破り、転落したということです。
天井裏には点検用の通路が設置されていたということで、警察は事故の原因とともに安全管理に問題がなかったか調べています。
平岸プールは6日は休館日で、当時、利用客はいませんでした。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200706/7000022738.html
7月6日20時37分に北海道新聞からは、照明器具の温度上昇測定装置を取り外す作業をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時15分ごろ、札幌市豊平区平岸5の14、「札幌市平岸プール」の天井裏で、照明器具の点検をしていた大阪府四條畷(しじょうなわて)市、会社員畝山(うねやま)さん(51)が約10メートル下のプールサイドに転落、全身を強く打って間もなく死亡した。
札幌豊平署などによると、畝山さんは照明器具の発熱による温度の上昇を測る装置を取り外す作業をしていた。
天井に穴が空いていたことなどから、同署は畝山さんが誤って天井の床を踏み抜いたとみている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/437832/
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
2020年1月16日18時16分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市教育委員会は16日、市立中で昨年12月、体育館の掃除をしていた男子生徒が屋根裏の石膏ボードを踏み抜き、約3メートル下の舞台袖の廊下に転落する事故があったと明らかにした。
生徒は左足首を骨折する重傷を負った。
市教委によると、生徒は昨年12月27日、部活動で体育館2階部分の壁際に設置された通路を掃除中、突き当たりにある設備点検用のドアを開けて屋根裏に進入。
コンクリート製の床が途切れて石こうボードがむき出しになっている部分まで進み、転落した。
当時、ドアに鍵は付いておらず、学校は再発防止策として新たに鍵を取り付けた。
https://www.sankei.com/affairs/news/200116/afr2001160031-n1.html
1月16日20時36分に東海テレビからは、顧問教師は目の届く範囲で掃除するよう伝えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋の市立中学校で12月、部活動の時間中に1年の男子生徒が体育館の屋根裏から転落し、足の骨を折る大ケガをしていたことがわかりました。
市の教育委員会によりますと、12月27日、中学1年の男子生徒(12)が体育館の屋根裏に入ったところ、石膏ボードの底が抜け、男子生徒はおよそ3メートル下の階段に転落して左足のくるぶしを骨折する重傷を負いました。
この屋根裏へ行くには梯子を上る必要があり、普段人が立ち入ることはないということで、入り口部分に鍵は取り付けられていませんでした。
男子生徒は当時部活中で、学校側の聞き取りに対し「掃除をするために入った」と話していますが、生徒らに清掃を指示した顧問の教師は「目の届く範囲で掃除するように」と伝えていたということです。
この転落事故を受け、市教委は1月9日、市立の小中学校に対し、敷地内の安全点検の実施と危険個所を放置しないよう文書で指示しました。
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=112277&date=20200116
1月16日14時49分にTBS NEWSからは、市教委は教諭の目の届く範囲で生徒に掃除させるよう通知したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月27日、名古屋市立の中学校で体育館2階の部屋の床が抜け、掃除をしていた男子生徒がおよそ3メートル下まで転落しました。
男子生徒は足の骨を折るなどの大けがをしました。
床が抜けた部屋は、本来、生徒が立ち入る場所ではないということですが、カギはかかっておらず、大けがをした生徒は、部活動の掃除のために、この部屋に入ったということです。
体育館は老朽化が進んでいたということで、事故の後、名古屋市の教育委員会は校内の一斉点検を指示するとともに、教諭の目の届く範囲で生徒に掃除をさせるように通知したということです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3881166.html
2019年12月19日21時1分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時35分ごろ、神戸市北区南五葉3の市立南五葉小学校本館3階で、トイレの改修工事のため作業員が天井裏で漏水の点検をしていたところ、作業員が天井を踏み抜き、石こうボードが落下。
手洗い場周辺で清掃中だった4年女児(9)が左中指に軽傷を負った。
落下した石こうボードは板状で縦30センチ、横20センチ、270グラムと縦20センチ、横10センチ、70グラムの2枚。
女児は保健室で応急処置を受け、午後の授業には出席した。
トイレには工事作業中を示す表示や工事用安全柵はなく、市設備課は、今後、安全策を取るという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201912/0012973437.shtml
12月19日付で神戸市のHPに、下記趣旨の記者発表資料が現場写真付きで掲載されていた。
1.発生時の状況
令和元年12月19日(木曜)午後1時35分頃、神戸市立南五葉小学校において、トイレ洋式改修工事中、漏水対応のために工事作業員が天井裏で点検をしていたところ、誤って作業員の足が天井に当たり、天井部材である石膏ボードの一部が落下しました。
落下してきた天井部材が、トイレ清掃のため入室した女子児童の左中指に当たり、軽傷(すり傷)を負いました。
2.事故の原因
工事中に発生した漏水に対応するため、工事作業員がトイレ天井裏の点検作業を行った際、トイレ入口に工事用安全柵を設置するなどの安全対策が十分でなかったため、児童が点検作業中であることを認識できず、トイレ内に立ち入り、天井部材の落下による軽傷を負うこととなりました。
3.事故後の対応
工事作業の際には、学校との連絡調整を密に行うよう指導するとともに、工事作業のエリア内に児童・教職員等が立ち入らないよう、工事用安全柵を設置するなど、安全対策を徹底します。
https://www.city.kobe.lg.jp/a11243/20191219844201.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。