2019年10月28日18時35分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時10分ごろ、群馬県沼田市岩本町の木工会社「I木工」の工場棟で、同社社長の生方さん(男性、68歳)が補修作業をしていたトタン屋根に穴が開き、生方さんが約4メートル下のコンクリート床に転落。
家族が119番通報し、生方さんは前橋市内の病院に運ばれたが、間もなく脳挫傷のため死亡した。
県警沼田署によると、屋根は経年劣化が進み、生方さんは1人で補修作業をしていたという。
同署が詳しい状況を調べている。
https://www.sankei.com/affairs/news/191028/afr1910280030-n1.html
2019年9月26日22時7分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時15分ごろ、千葉県市原市八幡海岸通の鋼板加工工場から「屋根から建設作業員が転落した」と119番通報があった。
50代ぐらいの男性が頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
男性は当時台風15号で壊れた建物の修理中だった。
千葉県警市原署や地元消防によると、屋根はスレートぶきで、男性が乗った足元に穴が開き約10メートル下のコンクリートの床に落下したとみられる。
同署が詳しい状況を調べている。
千葉県では、台風で壊れた屋根の修理やブルーシートを張る作業中に転落する事故が相次いでいる。
https://www.sankei.com/affairs/news/190926/afr1909260068-n1.html
9月27日11時25分にdmenuニュース(千葉日報)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時20分ごろ、千葉県市原市八幡海岸通の「Kブランキング工業」で、工場の屋根を修理していた50代ぐらいの男性がスレートの屋根を踏み抜いて、約10メートル下のコンクリートの地面に落下した。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
市原署は男性の身元確認を急ぐとともに、詳しい事故原因を調べている。
同署によると、男性は24日から、台風15号で損壊した屋根を、複数人で補修していた。
事故を目撃した同僚の作業員が119番通報した。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20190927112553
(ブログ者コメント)
最近、鋸南町に住む知人が台風15号で傷んだ外壁を補修中、脚立から落ちて頭や腕を骨折し、入院して手術したとの連絡を受けた。
個別に報道されないだけで、この程度の事故は多発しているのだろう。
2019年9月9日19時3分にYAHOOニュース(広島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
屋根を修理していた60代の男性従業員が転落。死亡した。
事故があったのは呉市川尻町の金属加工会社だ。
午後1時10分頃会社の従業員から「屋根の上から人が落ちた」と消防に通報があった。
警察によると、事故当時、従業員3人がスレートとトタン製の工場の屋根を修理しており、作業中にトタン部分が抜けて、60代の男性従業員が約10メートルの高さから工場のコンクリート製の地面に転落した。
男性は呉市内の病院に運ばれたが、午後4時前に死亡が確認された。
警察は、転落した経緯など事故の原因を調べている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00000719-htv-l34
9月10日8時15分にNHK広島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後1時すぎ呉市川尻町にある金属加工メーカーの工場で、「屋根を修理していた従業員が地面に転落した」と消防などに通報がありました。
警察によりますと、転落したのは、この工場の従業員で、広島市安芸区に住む瀬戸さん(男性、63歳)で、近くの病院に運ばれましたが、全身を強く打って、およそ3時間後に死亡しました。
この工場ではベルトコンベアなどを製造し、当時、3人の従業員が工場の屋根を溶接しながら修理していたところ、瀬戸さんが屋根を踏み抜き、およそ10メートルの高さから落下したということです。
当時、瀬戸さんは転落を防止する安全帯やヘルメットを着用していなかったということです。
警察は、瀬戸さんが誤って転落したと見て、従業員から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190910/4000005434.html
(ブログ者コメント)
以下は放映の1コマ。
2019年6月29日18時27分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前8時40分ごろ、奈良県桜井市忍阪のKゴム工業の工場で、水道設備作業員の男性(61)がスプリンクラー設置中、屋根が破れて転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、午前8時半ごろから、別の1人と共に、高さ約5mのスレートぶきの屋根で作業を始めたが、屋根が破れ、落下した。
警察は屋根の劣化が原因とみている。
気付いた工場関係者が119番した。
警察は、一緒にいた作業員らから話を聞くなど、詳しい状況を調べている。
出典
『屋根から落下、作業員死亡 奈良 スプリンクラー工事』
https://www.sankei.com/affairs/news/190629/afr1906290026-n1.html
6月29日19時11分に奈良テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、当時、屋根の上では2人が作業をしており、男性はヘルメットをかぶっていなかったという。
出典
『工場の屋根から落下 男性作業員死亡』
http://www.naratv.co.jp/sp/news/20190629/20190629-01.htmlhttp://www.naratv.co.jp/sp/news/20190629/20190629-01.html
2019年5月9日11時52分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後3時半すぎ、和歌山市湊の日本製鉄和歌山製鉄所で、建物内で空調設備の機械の点検作業をしていた電気関係の会社に勤務する、和歌山市の滝口さん(男性、47歳)が、突然、床が抜け落ちて、およそ8m下に転落した。
滝口さんは近くの病院に搬送されたが、全身を強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、抜け落ちた床は鉄製で、一部が腐食していたという。
警察は、滝口さんと一緒に作業にあたっていた別の作業員からも状況を聞いて、事故の原因を調べている。
出典
『製鉄所で床が抜け落ち1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20190509/2040002688.html
(ブログ者コメント)
どういった場所の床だったのだろうか?
普段から大勢の人が行き来する床?
それとも作業の時だけに使用する床?
いずれにせよ、鉄製の床が抜け落ちて転落死した事例など、あまり聞いたことがない。
(2019年11月2日 修正1 ;追記)
2019年11月1日12時39分にNHK和歌山から、床の腐食危険性を電気工事会社は認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、和歌山市の製鉄所で、点検作業中に床が抜け落ち、男性作業員が転落して死亡した事故で、和歌山労働基準監督署は、1日、男性が勤めていた電気工事会社の社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、和歌山市の電気工事会社、「K電気」の56歳の男性社長です。
和歌山労働基準監督署などによりますと、ことし5月、和歌山市にある日本製鉄和歌山製鉄所で、当時47歳の男性が、配電盤などの点検作業をしていたところ、突然、床が抜け落ち、およそ8メートル下に転落して死亡しました。
事故が起きたとき、抜け落ちた鉄製の床は一部が腐食していたということです。
和歌山労働基準監督署で捜査を進めた結果、腐食の危険性を認識しながら、安全に作業するための通路が適切に設けられていなかったなどとして、1日、男性が勤めていた会社の社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20191101/2040004057.html
2019年2月4日6時1分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後3時ごろ、埼玉県川口市江戸3丁目の金属加工会社工場内で、工場の屋根の上で作業をしていた川口市源左衛門新田、工事会社経営の上野さん(男性、41歳)が落下。
病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、上野さんは工場屋根の雨漏り補修作業を請け負い、同日午後3時から1人で作業の準備をしていた。
その後、何らかの原因で屋根が穴が開いたように壊れ、そこから約6m下の工場内に転落したという。
警察で詳しい原因を調べている。
出典
『屋根壊れ6メートル下の工場内に転落 作業の男性死亡 雨漏りの補修作業を請け負う/川口』
https://this.kiji.is/464778060175410273?c=39546741839462401
2019年1月28日20時1分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前10時50分ごろ、岐阜市小柳町で「柳ヶ瀬商店街」の高さ9mほどのアーケードの上に乗って防水工事の作業をしていた岐阜市折立の辻さん(男性、76歳)が、誤ってトタンの天板を踏み抜いて地面に転落した。
辻さんは全身を強く打っていて病院に搬送されたが、約4時間後に死亡が確認された。
警察によると、辻さんは作業をしていた当時、ヘルメットをかぶっておらず、命綱もつけていなかったという。
警察は、辻さんに作業を依頼した工事の責任者の72歳の男性から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『商店街で防水工事中に転落し死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190128/3080001045.html
2018年10月16日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
郡山労基署は15日、労安法違反の疑いで、田村市船引町船引の建設業「S建設」と同社の男性社長(46)を書類送検した。
送検容疑は、4月19日午前8時半ごろ、田村市大越町の工場で、厚さ1mmの強化プラスチック製の屋根上で踏み抜きを防ぐ措置をせず、男性作業員=当時(64)=に屋根の修復作業をさせた疑い。
作業員は屋根を踏み抜いて8.6m下のコンクリートの床に落下、頭を強く打って死亡した。
出典
『労安法違反疑いで建設業者ら書類送検 作業員、屋根を踏み抜き落下、死亡』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181016_63046.html
2018年10月5日20時24分に和歌山放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう(5日)午前、白浜町の倉庫で、台風で壊れた屋根を修理していた44歳の男性が屋根から転落し、病院へ運ばれたが死亡が確認された。
警察によると、きょう午前9時前、白浜町栄にある「JA紀南とんだ支所」の倉庫で、職員の宮﨑さん(男性、44歳)が、台風の影響で割れた屋根にブルーシートをかける作業をしていたところ、足元が抜け落ち、高さ6.2mからコンクリートの地面に落下した。
宮﨑さんは田辺市内の病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、間もなく死亡が確認された。
支所によると、屋根はスレート製で強度が十分ではないとして、現場責任者が鉄製の骨組みの上を歩くよう指導したということだが、宮﨑さんは骨組みがない部分を歩き、落ちたという。
警察では、業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。
出典
『台風で破損の屋根修理中、44歳男性が転落死』
https://wbs.co.jp/news/2018/10/05/124546.html
10月5日17時25分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前8時45分すぎ、白浜町にあるJA紀南とんだ支所の倉庫で「男性が屋根から落ちた」と従業員から消防に通報があった。
警察によると、転落したのはJA紀南とんだ支所に勤務する宮崎さん(男性、44歳)で、台風の被害をうけた職場の倉庫の屋根を修理していたところ、屋根が抜け落ちて、約6.2mの高さからコンクリートの地面に転落したという。
宮崎さんは意識不明の状態で田辺市内の病院に搬送されたが、約2時間後、死亡が確認された。
警察によると、宮崎さんは職場の同僚4人と屋根の上でブルーシートを交換している最中だったという。
発見された時、宮崎さんはヘルメットや命綱をしていなかったということで、警察は、誤って転落したとみて調べている。
出典
『台風被害の屋根修理中転落死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20181005/2040001422.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像では、屋根の棟にブルーシートがかけられ、重しとして土嚢袋が置かれているように見える。
以下は踏み抜いたと思われる部分が映っているNHK映像の1コマ。
カメラ角度のせいかもしれないが、人一人が落ちたにしては、穴は小さく見える。
(2019年6月26日 修正1 ;追記)
2019年6月25日16時6分にNHK和歌山から、安全対策不実施で支社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
田辺労基署によると、倉庫の屋根はスレートぶきで壊れやすい材質だったにもかかわらず、当時、踏み抜きを防止する足場が確保されていなかったうえ、転落を防ぐネットも設置されていなかったという。
このため、同署は25日、紀南農業協同組合と作業の責任者だった、とんだ支所の50代の支所長を、労安法違反の疑いで書類送検した。
これについて紀南農業協同組合は、「亡くなった職員と遺族に対し、大変、申し訳ない。厳粛に受け止めて安全対策を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしている。
出典
『職員転落死亡事故で書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20190625/2040002992.html
2018年9月19日14時14分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時前、時津町久留里郷にある工場で屋根の補修をしていた長崎市宿町に住む会社員、伊藤さん(男性、45歳)が、屋根が抜け落ちたため、およそ8mの高さから床に転落した。
伊藤さんは病院に搬送されたが、頭などを強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、伊藤さんは19日午前9時ごろから、同じ会社の作業員と2人で、この工場の屋根の補修作業をしていたということだが、転落したときは1人で作業をしていたという。
警察では、この作業員や工場の関係者から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べている。
出典
『補修中に屋根から転落し男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180919/5030002026.html
9月19日付で長崎文化放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午前9時50分ごろ、時津町久留里郷の工場から「屋根の工事中に作業員が転落した」と119番通報があった。
転落したのは長崎市宿町の会社員・伊藤さんで、屋根が壊れ、約8mほどの高さから落ちたという。
伊藤さんは頭などを強く打ち、病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
警察によると、伊藤さんは、工場から雨漏りの修理を依頼された業者で、2人で作業をしていた。
出典
『屋根の修理中に転落し死亡』
https://www.ncctv.co.jp/news/58818.html
9月19日19時15分にテレビ長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、伊藤さんは19日午前10時ごろ、時津町にある工場の屋根にのぼり雨漏りの修理をしていたところ、作業中に誤って屋根を踏み抜いて、約8m下のコンクリートの地面に落下した。
出典
『時津の工場で男性が落下し死亡』
http://www.ktn.co.jp/news/20180919212753/
(2020年3月6日 修正1 ;追記)
2020年3月5日14時1分にNHK長崎から、現場任せだった社長と安易に作業を始めた現場責任者が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
おととし9月、時津町の工場で屋根の補修工事を行っていた男性作業員が、屋根を踏み抜いて落下し死亡した事故で、長崎労働基準監督署は落下防止策を取っていなかったとして、長崎市の工事会社の社長などを労働安全衛生法違反の疑いで、長崎地方検察庁に書類送検しました。
書類送検されたのは、長崎市油木町の板金工事会社「NH」の47歳の社長と、同じく47歳の現場責任者の係長です。
長崎労働基準監督署によりますと、おととし9月、時津町の工場でスレート屋根の補修工事を行っていた、この会社の45歳の男性作業員が屋根を踏み抜き、およそ8メートルの高さから落下して死亡しました。
屋根に使われていた「スレート」は一定の重さがかかると割れやすいことから、屋根の上で作業を行う際には落下防止策を講じるよう定められていますが、今回の工事では、歩み板を設けたり、ネットを張ったりするなどの措置が取られていなかった疑いが持たれています。
このため労働基準監督署は、5日、労働安全衛生法違反の疑いで、会社の社長と係長を長崎地方検察庁に書類送検しました。
労働基準監督署の調べに対し、社長は「現場に全て任せて何も確認していなかった。教育も足りなかった」などと、また係長は「1日で終わる工事だったため安易に作業を始めてしまった」と話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200305/5030006901.html
2018年5月23日19時37分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時半ごろ、徳島市春日2丁目の倉庫で作業をしていた女性から「夫が屋根から落ちた」と警察に通報があった。
警察官が駆けつけたところ、倉庫の中で上板町泉谷の塗装業、Iさん(67)が倒れているのが見つかり、徳島市内の病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、およそ3時間半後に死亡した。
警察によると、現場はスレートぶき平屋建ての倉庫で、Iさんは23日午前9時ごろから妻とともに現場を訪れ、倉庫の屋根を塗装するのに先だって、屋根に登って掃除をしていたという。
また、警察によると、屋根の高さ5mほどのところには明かりを取り入れるための樹脂製の天窓があったが、人の体が入れるほどの穴が開いていたという。
警察では、Iさんが屋根で作業中に天窓から倉庫の中に転落したのではないかとみて、労災事故として原因を詳しく調べている。
出典
『屋根で作業中の男性が転落死か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20180523/8020001889.html
2018年3月8日7時56分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後4時10分ごろ、京都市左京区八瀬野瀬町の京福電鉄「叡山ロープウェイ比叡駅」近くで、同駅屋根のふき替え工事を行っていた作業員の男性(62)が倒れているのを仕事仲間が見つけ、119番した。
男性は病院に搬送されたが、意識不明の重体。
警察によると、事故当時、作業員6人がふき替え工事の作業をしていた。
天井の板が抜け落ちており、男性は約10m下の地面に転落したとみられる。
警察は、安全対策に問題がなかったか、詳しい状況を調べている。
出典
『駅舎屋根ふき替え中、天井板抜け落ち落下か…62歳作業員重体 京都・ロープウエーの比叡駅』
http://www.sankei.com/west/news/180308/wst1803080008-n1.html
3月7日23時53分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3月10日付で朝日新聞京都市内版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後4時ごろ、京都市左京区八瀬野瀬町の叡山ロープウェイ比叡駅の駅舎で、屋根の板を張り替えていた作業員Mさんが約10m下の山中に転落し、全身を強く打って死亡した。
警察によると、事故後に確認したところ、屋根の板が破れていたといい、原因を調べている。
冬季運休中で、客はいなかった。
出典
『屋根張り替えの作業員転落し死亡 叡山ロープウェイ比叡駅』
http://kyoto-np.jp/politics/article/20180307000217
2018年2月9日22時51分にgooニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後4時55分ごろ、朝霞市膝折、市立朝霞第一中学校の4階建て校舎で、正面玄関ガラス製屋根の清掃作業をしていた清掃会社員Mさん(男性、41歳)が同屋根から約15m下の地上に転落し、全身を強く打って死亡した。
警察によると、Mさんは8日午前8時半ごろから午後5時ごろの間、別の男性作業員と2人で、校舎2階から4階の窓ガラスと正面玄関のガラス製屋根(縦9m、横16m)の清掃作業を行っていた。
ガラス製屋根は1m四方のパネル式に仕切られ、Mさんはガラスの一部が割れて落下した。
事故当時、もう一人の作業員はMさんから約10m離れた場所で作業をしていた。
警察が事故原因を調べている。
出典
『ガラス製の屋根割れ15メートル下に転落、作業員が死亡 朝霞の中学、別の男性作業員と2人で清掃中』
https://news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-105921756.html
2月9日10時31分にABC NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後5時前、朝霞市の朝霞第一中学校で校舎の間に架かる強化ガラス製の屋根が割れた。
このため、当時、ガラス屋根の上で清掃作業をしていたMさん(41)が約15m下に転落し、搬送先の病院で死亡した。
Mさんは清掃業者の現場責任者で、2人一組で作業をしていた。
ガラス屋根の清掃は,11年前に校舎が建てられてから初めてだったが、業者によると、安全ベルトをかける構造になっていなかったという。
警察は、強化ガラスが割れた原因や安全管理が適切だったのか調べている。
当時、周囲には教師や生徒10人余りがいたが、けがはなかった。
出典
『中学校でガラス屋根割れ、男性作業員が転落死』
https://www.asahi.co.jp/webnews/ann_s_000120604.html
(ブログ者コメント)
百聞は一見に如かず。
同中学校のHPに、事故が起きたと思しきガラス屋根が動画の一部として映っている。
http://www.asakadai1chu.city-asaka.ed.jp/
2017年12月16日13時47分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月16日15時30分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県古河市下大野の鉄工卸売会社「C鋼材」古河工場で、14日午前10時55分ごろ、アルバイトの少女(15)が屋根から約13m下のコンクリート床に落ち、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、少女は、屋根に設置された太陽光パネルを6人で点検、清掃する仕事をしていた。
屋根の上を歩いていたところ、天窓のガラス(金網入りで厚さ約6mm)が割れ、転落した。
C鋼材から点検作業を受注した会社によると、少女は同社の下請け業者に雇われていたという。
警察は、事故原因と安全対策に不備がなかったかについて調べている。
出典
『バイト15歳少女、工場で転落死 太陽光パネルを点検』
http://www.asahi.com/articles/ASKDH4GXLKDHUJHB008.html
『太陽光パネルの点検中、アルバイトの15歳少女が転落死 屋根の天窓割れ工場に落下 茨城・古河』
http://www.sankei.com/affairs/news/171216/afr1712160025-n1.html
12月15日18時8分にテレビ朝日からは、文字情報ではないが、以下のナレーションがあった。
ソーラーパネルを清掃作業中に、次のパネルに移ろうとした際、転落したという。
出典
『バイト中に15歳少女が転落死 太陽光パネル点検作業』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000116765.html
2017年1月25日付で東奥日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後3時10分ごろ、平川市小国川原田の旧小国小中学校校舎屋上で、雪下ろし作業をしていた平川市職員の20代男性が、天窓から約12m下の1階コンクリート床に転落。
同5時前に搬送先の病院で死亡が確認された。
出典
『雪下ろし中の平川市職員男性が転落、死亡』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20170125021852.asp
2017年2月1日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、事故の背景など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
職員は命綱なしで作業していたことが分かった。
市は、経費削減を理由に自前で雪下ろしをしていたが、市民には求めていた命綱などの安全装備を用意していなかった。
今回の事故を受け、雪下ろし作業を外注に切り替えるなど、他自治体にも影響が及んでいる。
事故は1月25日午後に発生。
雪下ろし作業中のTさん(27)が天窓のガラスを突き破り、吹き抜けで約12m下の1階コンクリート床に転落して死亡した。
同市によると、当時、屋上の積雪は約130cmで、天窓の上にも同程度の雪が積もっていた。
市財政課は、Tさんが昨年12月にも同じ場所の雪下ろしをしていたり、昨夏に雨漏りの調査に訪れたりしていたことから、「どこに天窓があるかは分かっていたはず」と言う。
斎藤・市総務部長によると、雪下ろしは、原則、業者に発注しているが、平屋など、危険性が低いと判断した場合は、経費削減のため、職員が行うことにしていた。
今回は3階建てだったが、「これまでも天窓の破損状況を確認するために訪れている場所だったため、改めて業者に発注する考えがなかった」と言う。
平川市は市民に対し、雪下ろし作業の注意点の一つとして、命綱の装着を呼びかけている。
ところが、除雪に限らず高所作業がある建設部は命綱を用意していたものの、総務部には配備されず、共用もされていなかった。
斎藤総務部長は、「認識が甘かったとしか言えない」と話した。
今回の事故を受け、市は、雪下ろし作業には必ず命綱を着けるよう、全職員に徹底。
足りない命綱は、今後、購入する予定という。
また、改めて危険と判断した施設は、外部発注を検討している。
他の自治体も、職員の安全対策を見直している。
大鰐町では、命綱の用意がないまま、職員が雪下ろしに当たっていた。
豪雪対策本部を設置した1月25日には、庁舎や廃校舎の雪下ろし作業に職員を募ったばかりだったが、事故を受けて、建設業者に外注することを決めた。
担当者は、「経費の問題もあり、自分たちでやれるものはやろうという考えだったが、危険だと考えさせられた」と述べた。
青森・黒石の両市は、雪下ろしの際は、必ず命綱を着けるようにしている。
黒石市の担当者は、「2階以上の建物に上がることは滅多にないが、引き続き、安全帯とヘルメットの着用を呼びかける」と述べた。
外注している西目屋村も、職員が地上から雪庇を落とす際には事故に遭う危険があるとして、「落雪に注意」、「作業は2人以上で」などと職員に伝えた。
(2018年2月15日 修正1 ;追記)
2018年1月24日3時0分に朝日新聞から、市の雪下ろしを所管する部署に命綱は常備されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも若干修正した)
・・・・・
事故を受けて平川市が調査したところ、市が管理する36施設のうち、経費削減を理由に市職員が雪下ろしをしているのは27施設にのぼった。
ほとんどを総務部が担っていたが、同部に命綱は準備されておらず、日ごろから高所作業が多くて命綱を備えている建設部から借りることもなかった。
事故後、市は建設業者などへの外部発注を9施設から25施設に拡大。
命綱やヘルメットなど30セットを新たに購入し、公園のトイレなど危険性が低い場所でも着用を義務づけた。
昨年4月には事故防止マニュアルを作り、作業前に上司が点検すべき項目として、服装のほか、天候や作業時間の上限を定めた。
事故をきっかけに、他自治体も安全対策を見直している。
平川市と同様に命綱なしで職員が雪下ろしをしていた大鰐町や田舎館村は、すべて外部発注に切り替えたり、命綱を新調したりした。
大鰐町の担当者は、「経費はかかるが、事故を未然に防げる」と話す。
市によると、Tさんは事故以前にも現場で作業したことがあったため、現場責任者を任されていた。
所属部署に命綱は備え付けられておらず、事故防止マニュアルも当時はなかったため、捜査関係者は、「上司が事故を予測して命綱着用を指示するべきだったかは、慎重に判断しなければならない」と指摘している。
出典
『雪下ろし事故からあすで1年 平川市職員転落死』
2月14日20時3分にNHK青森からは、安全対策を怠ったとして当時の上司が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月15日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年1月、平川市小国の3階建ての廃校の校舎の屋上で、雪下ろしの作業にあたっていた平川市管財課の職員Tさんが、下が吹き抜けになっている明かりをとるための窓から、12m下のコンクリートの床に転落し死亡した。
事故当時、Tさんや、一緒に作業にあたっていた平川市の臨時職員2人は、いずれも命綱やヘルメットを着用していなかった。
このため警察は、安全対策を怠ったなどとして、当時の上司だった男性課長(58)と女性係長(44)=いずれも別の部署に異動=を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
2人は、Tさんに雪下ろしを指示する一方、命綱を用意するなど安全面の配慮を怠った疑いがある。
出典
『雪下ろしで死亡 元上司書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180214/6080000087.html
(修正2)
嫌疑不十分で不起訴になった。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190226/6080004003.html
2017年2月1日17時20分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後1時40分ごろ、草津市追分の市立公園にある屋内プールで、ガラス張りの屋根の改修工事を行っていた21歳の男性作業員が、割れた屋根からおよそ9m下のプールに落下した。
警察によると、プールには水は入っておらず、頭を強く打った男性は市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体だという。
警察によると、男性は屋根のガラスとガラスの間をふさいで、雨漏りなどを防止するため、屋根の上に木製の足場を組んで、同僚と2人で作業に当たっていたという。
工事を発注した草津市によると、ヘルメットは着用し、転落防止のための命綱を体に取り付ける安全帯と呼ばれる帯は装着していたという。
警察は、同僚や工事を請け負った工務店の関係者などから話を聴くなど、事故の原因を詳しく調べている。
出典
『屋根工事中に落下 男性重体』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063549851.html?t=1485983999615
2017年1月12日14時34分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月12日13時4分に産経新聞から、1月13日付で朝日新聞東京四域版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日未明、東京・品川区の商店街で、アーケードの天井の張り替え作業中に天井板が割れ、男性作業員1人が落下し死亡した。
事故があったのは、品川区東中延にある商店街「なかのぶスキップロード」。
警察によると、12日午前1時過ぎ、アーケードの天井の張り替え作業をしていたところ、突然、強化プラスチック製の天井板(厚さ4mm)の一部が割れ、上で作業をしていた建設作業員の男性(52)が8mの高さから落下した。
男性は病院に搬送されたが、全身を強く打っていて、その後、死亡した。
男性は、他の2人の作業員とともに作業中で、天井板に足を踏み入れたところ、板が破れて落下したという。
安全ベルトはしていたものの、落下防止のためのフックをかけていなかったとみられている。
警察は、業務上過失致死も視野に、事故の原因を調べている。
出典
『アーケードの天井割れる 作業員落下し死亡』
http://www.news24.jp/articles/2017/01/12/07351324.html
『天板張り替えの男性転落死 東京・品川の商店街』
http://www.sankei.com/affairs/news/170112/afr1701120010-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。