忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(01/22)
(01/22)
(01/21)
(01/21)
(01/20)
(01/19)
(01/19)
(01/18)
(01/18)
(01/17)
(01/17)
(01/17)
(01/16)
(01/16)
(01/16)
(01/15)
(01/15)
(01/14)
(01/14)
(01/14)
(01/13)
(01/12)
(01/12)
(01/11)
(01/10)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13

2011年8月2日付の読売新聞埼玉版ならびに1日19時52分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前10時25分頃、さいたま市浦和区で、住宅の解体作業をしていた圧砕機(重さ13.5トン)が転倒、高さ約7mのアーム部分が電線に引っかかって電柱が倒れるなどし、近くの住宅3棟のガラス窓が割れるなどの被害が出た。けが人はなかった。警察で事故原因を調べている。

発表によると、重機を操作していた男性作業員(69)は「後ろに進んでいる際、約1mの段差があり、バランスを崩した」と説明しているという。男性が110番した。

近くの女性(70)は自宅で洗濯中、大きな振動とともに「ドスン」という音を聞いた。急に停電になり、外に出てみると、重機の一部が自宅の屋根を直撃していた。女性は「ちぎれた電線から火花が散り、白い煙が見えた。誰かに当たっていたらと思うと、ぞっとする」と青ざめていた。


出典URL■■■
           ■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

PR

2011年7月22日21時3分に、NHK静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

22日午後1時ごろ、藤枝市の寺で墓石を設置する作業を行っていたところ小型のクレーンがバランスを崩して倒れ、石材店で働く女性(57)が下敷きになった。女性はすぐに病院に運ばれたが、およそ2時間半後に死亡した。
警察によると、クレーンは全長1m53cm、重さはおよそ1トンで、遠隔操作で作業する仕組みになっており、地面に段差があったため板を敷いてその上を移動させていたという。 クレーンを操作していた男性は警察に対し、クレーンが板を踏み外して傾き、近くにいた女性がとっさにクレーンを支えようとして下敷きになったと話している。

出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 
20117181156分に、NHK盛岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後5時過ぎ、一関市で造園業者(59)がトラックとクレーンの間に挟まれて倒れているのを近くにいた従業員が見つけ、消防に通報した。
腰や足を強く打っていて、病院に運ばれたが、およそ2時間後に出血性ショックで死亡した。
警察によると、当時、長さおよそ7mのクレーンを使って庭石をトラックの荷台からおろす作業中で、ボルトが抜けてクレーンが倒れたとみられるという。
警察は、従業員から話を聞いて事故当時の状況を詳しく調べている。
 
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201162927分に、msn産経ニュース茨城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
27日午前8時半ごろ、ひたちなか市の墓地で、会社員(37)が横倒しになった小型クレーン車と駐車していた乗用車の間に挟まれ、病院に運ばれたが、同日深夜、死亡した。会社員らは震災で倒壊した墓石の補修工事に当たっていた。
小型クレーン車を支える地面の強度が十分でなかったとみられる。
 
 
 

(2011年7月12日 修正1 ;追記)
 
2011629付の朝日新聞茨城版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
警察によると、貨物車からクレーン車を下ろす作業をしていたところ、貨物車が傾き、クレーン車が荷台からずり落ちてきたという。警察は、貨物車(原文のまま)がきちんと固定されていなかった疑いがあるとみて調べている。
 

(ブログ者コメント)
 
状況記述が、報道元によってこれほど違うのも珍しい。感じニアリング的には、朝日の記事のほうが正しそうだ。


 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


20116221438分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午前9時55分ごろ、富士市のS社富士支店の倉庫内で、作業中のフォークリフトが横転し、運転していた会社員(49)が投げ出され、フォークリフトと床に頭を挟まれて死亡した。警察で事故原因を調べている。
警察によると、フォークリフトに乗ってバックで荷物を運搬中に、転落防止用の鉄枠に右後輪を乗り上げ、車両ごと転倒したとみられるという。
 
 
 
 
(2011年7月3日 修正1 ;追記)
 
2011623日付の静岡新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
フォークリフトに鉄製パレットを載せ、幅2.3mの傾斜のあるスロープに後退した際、スロープの端にある高さ約15cmの鉄枠に乗り上げ、横転したとみられる。
 

 
 
(2011年8月9日 修正2 ;追記)

2011年8月8日18時10分に、NHK静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富士市労基署は、適切な作業手順を周知していなかったなどとして、業務を請け負っていた会社と当時の現場責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。

署によると、当時、死亡した男性がフォークリフトを運転して、後ろ向きに走行していたが、その際、荷物の積み降ろしに使われるスロープ状の器具のうえに片側の車輪を乗り上げてバランスを崩して横転した。
この器具は、当日は使う予定がなかったのに、前の日に使われたままの状態で現場に置いてあったという。

このため、署は、会社と当時の現場責任者は
□器具の置き場所が変わっていることを伝えておらず
□適切な作業手順を周知していなかった
などとして、労安法違反の疑いで、「Sカーゴサービス富士」と45歳の当時の現場責任者の書類を、8日、検察庁に送った。

「Sカーゴサービス」は、「亡くなった男性にはお詫び申しあげたい。ルールや手順を再確認して安全指導を徹底したい」としている。


出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)



(2011年8月28日 修正3 ;追記)

2011年8月9日付の静岡新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。

□容疑は、前日に使用した状態のまま架台を残してあったにもかかわらず、作業計画の変更を行わず、作業計画そのものも作業員に周知しなかった上、事故発生時に指揮者であったリーダーの男性が現場で作業指揮を執らず、別の倉庫で作業していた疑い。

□ランディング・ランと呼ばれるスロープ状の架台は、幅約2m、長さ約11m、最大の高さが約2m。コンテナへの荷の積み下ろしに利用する。


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2011616652分に、NHK長崎から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後4時半ごろ、南島原市にある採石場でショベルカーが斜面の下を流れる川に転落し、作業をしていた会社員(50)の行方が分からなくなった。

警察では、ショベルカーに乗って作業をしていて川に落ちた可能性もあるとみて、消防などとともに付近を捜索していたところ、15日午前10時半ごろ、採石場から150m離れたところにある川で遺体が見つかった。

警察では、ショベルカーに乗って作業をしていて、何らかの原因で川に転落したものとみて、さらに詳しく調べている。
 
(NHKオンラインの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
 
 
(ブログ者コメント)
 
NHKの元記事では、「15日午後4時半ごろ」に転落し、「15日午前10時半ごろ遺体が見つかった」となっている。明らかに誤記。
記事の配信が16日6時52分であることから、転落したのは「14日午後4時半ごろ」であろうとブログ者は推定し、上記の記事では14日としている。
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20115121917分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12日午後1時10分ごろ、川口市の鋳物工場で、トルコ国籍の男性(33)が運転していたフォークリフトが横転。男性は倒れた車体と床の間に挟まれ胸を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、工場内で重さ約200kgの鋳物製品を運ぶ作業をしていたといい、警察で原因を調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
フォークリフトによる死亡事故が多いことは、4日前に書いたばかりだ。

 

(2011年9月6日 修正1 ;追記)

2011年9月5日18時18分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

川口労基署は、5日、労安法違反の疑いで、須崎鋳工所と同社工場長(70)を書類送検した。
署の調べでは、須崎鋳工所と工場長は5月12日午後1時半ごろ、工場敷地内で、最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転技能講習を受けていない男性従業員(33)に、最大荷重1・8トンのフォークリフトを使って金属製の鋳造物を釣り上げる作業をさせた疑いが持たれている。
男性は運転席を離れた後に転倒したフォークリフトの下敷きとなり、搬送先の病院で死亡した。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

工場等の敷地内でフォークリフトを運転する場合、以下の法的規制がある。

□最大荷重1トン未満の場合は特別教育
□最大荷重1トン以上の場合は技能講習


以下は該当する法令。御参考まで。

[労安法]
第五十九条 3  事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。
第六十一条  事業者は、クレーンの運転その他の業務で、政令で定めるものについては、都道府県労働局長の当該業務に係る免許を受けた者又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う当該業務に係る技能講習を修了した者その他厚生労働省令で定める資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならない。

[政令]
第二十条  法第六十一条第一項 の政令で定める業務は、次のとおりとする。
十一  最大荷重(フオークリフトの構造及び材料に応じて基準荷重中心に負荷させることができる最大の荷重をいう。)が一トン以上のフオークリフトの運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務

[規則]
第三十六条  法第五十九条第三項 の厚生労働省令で定める危険又は有害な業務は、次のとおりとする。
五  最大荷重一トン未満のフオークリフトの運転(道路交通法 (昭和三十五年法律第百五号)第二条第一項第一号 の道路(以下「道路」という。)上を走行させる運転を除く。)の業務


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


2011511日付で神奈川新聞から、また101110分にmsn産経ニュースから、同日1300分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午前8時半ごろ、相模原市の建設現場で、作業用クレーン車(約150トン)の長さ56mのアーム部分が根元から倒れ、近くにいた作業員(23)が左足の骨を折る重傷、別の作業員(37)が背中を打撲した。
警察によると、クレーン車は鉄筋(約2・5トン)をつり下げる作業中だった。アーム部分を支えるワイヤ(直径22mm)2本のうち1本が切れており、バランスを崩して倒れたとみられるという。
アーム部分は現場脇の市道に約7mはみ出し、電柱1本を倒したほか、市道に止まっていたマイクロバスのガラスを割るなどした。影響で、付近の約30世帯が一時停電した。

同日は午前8時半から、施工主の鹿島の社員や下請けの作業員ら約70人が作業していたという。
 

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2011521214分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午前6時15分ごろ、江東区の砂利集積場で作業をしていたショベルカーが東京湾に転落した。
運転していた男性作業員(76)が救急隊に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。警察で詳しい原因を調べている。

警察によると、被災者は砂利の運搬作業を行うため、雨でできた水たまりをショベルカーを使って海に流していたところ、誤って転落したとみられる。
 

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 

(2010年11月27日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月26日0時29分に、神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11月25日午後2時半ごろ、神戸市中央区の岸壁から、整備中のクレーン車(約25トン)が海中に転落した。運転席に乗っていた車両整備会社「東運サービス」の従業員は自力で脱出して無事。
 
海上保安部によると、従業員が誤ってアームを動かすレバーに触れ、車体のバランスが崩れたという。転倒防止用のアウトリガーは出していなかったという。
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[2回]

(2011年2月22日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月21日13時13分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。 
 
21日午前8時40分ごろ、大阪市のマンション建設現場で、クレーンのアームが折れ、一部が工事現場の囲いを壊して隣のマンションの敷地内に倒れかかり、駐車場に止まっていた車が下敷きになって大破した。けが人はなかった。警察などが原因を調べている。
警察によると、クレーン車のアームは長さ約40mあり、アームを伸ばす作業中に根元の約10mを残して折れたという。工事の元請け会社によると、アームはワイヤを巻き上げて伸ばす仕組みだったが、クレーン車の操縦者がワイヤを巻き上げすぎてアームに負荷がかかった可能性があるという。 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

(2011年2月19日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月18日15時26分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
千代田区麹町のマンション新築工事現場で、一昨年4月、クレーンが横転して通行中の女性が死亡、4人が重傷を負った事故で、東京地検は、18日、工事関係者4人を業務上過失致死傷などの罪で起訴、下請けの大洋基礎を労安法違反の罪で起訴した。起訴された4人は下記。
  元請けの東亜建設工業の作業所長
  同上作業主任
  下請けの大洋基礎の現場責任者
  クレーンを操作していた孫請けの作業員

起訴状によると、4人はケーシングと呼ばれる筒状の鉄製資材を吊り上げる作業に際し、安全な重量や周辺のスペースを確保して作業をする必要があったが、元請け側の2人は適切な指示をせず、下請けの2人もクレーンの転倒防止など必要な措置をとらなかったためクレーンが転倒し、歩行中の女性(当時62)に直撃して死亡させたほか、4人に骨折などのけがをさせたとされる。
(ブログ者コメント)
 
孫引き情報ではあるが、2009年4月14日12時12分に毎日新聞から、事故当時の状況について下記趣旨の記事がネット配信されていた由。若干、情報は錯綜している。
 
14日午前11時10分ごろ、千代田区麹町のマンション工事現場で大型クレーンが倒れ、走行中のトラック1台が下敷きになった。

東京消防庁によると、トラックの運転手ら男性3人と、クレーンのオペレーターの男性の計4人が一時それぞれ車内に閉じ込められ負傷した。オペレーターは意識不明の重体。さらに通行人の男女2人が負傷し、うち40代の女性が心肺停止状態で搬送され意識不明の重体。

警察などによると、クレーンは総重量104トン、アームの長さ約27m。アームを伸ばして作業中に、北側を走る国道20号(新宿通り)の約3車線分をふさぐような形で突然倒れたという。

現場では地上19階、地下2階のマンションと商業施設が入る複合施設を建設中。


http://news-co.seesaa.net/article/117474044.html
 
 

(2011年9月16日 修正1 ;追記)

2011年9月15日13時55分にmsn産経ニュース東京から、同日12時1分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

クレーン操縦者(40)の判決公判が15日、東京地裁で開かれ、裁判長は「漫然と作業を行い、運転者として当然要求される基本的な注意義務を怠った」として、禁錮2年6月、執行猶予4年(求刑禁錮2年6月)を言い渡した。

裁判長は、被告が転倒防止に必要な、安全な作業半径の確認を行わなかったと指摘。「作業効率や作業品質を高めるために、建築作業現場において最も優先すべき安全確保をないがしろにすることは許されない」とした。

一方、被告だけでなく、元請け会社や下請け会社の過失の競合で事故が発生したと判断し、「被告のみが責任を負うべきではない」とも言及した。

事故は円筒状の鉄製資材(重さ約10.5トン)を地面から引き抜く作業中に起こり、検察側は「クレーンの性能上、資材との距離を10m以内にする必要があったが、約14m離れて作業したため、重量に耐え切れず、横転した」と指摘していた。

事故をめぐっては、元請けの東亜建設工業の工事責任者や、下請けの大洋基礎の工事担当者、法人としての大洋基礎が同罪などで起訴され、分離公判中。元請け側は無罪を主張し、下請け側は起訴内容を認めている。


出典URL■■■
     ■■■



(2011年11月4日 修正2 ;追記)

クレーン操縦者に続き、下請けの工事担当者に対する判決(禁固2年、執行猶予3年)が出たとの報道が、数紙からネット配信されていた。 各紙に報道されていた判決理由は下記。

(2日11時11分 毎日新聞)
つり荷重量や安全な作業半径を確認せず、作業員への指導も行わないなど基本的な指導監督義務を怠った。
    ■■■

(2日12時6分 時事通信)
「建築作業現場で最も優先すべき安全を確保しようとする姿勢が欠けていた」と批判した上で、「事故は元請け会社の現場代理人らの過失との競合によるもので、背景には関係各会社の安全管理体制の不備がある」などとして執行猶予をつけた。
  
 ■■■

(2日17時7分 FNNニュース)
作業員に対して、何も指導を行わなかった。
  
 ■■■

(2日23時39分 読売新聞)
被告は、作業員に任せておけばよいと安易に考えるなど、基本的な監督義務を怠ったが、事故の背景には工事にかかわっていた会社の安全管理体制の不備があった。
   ■■■



(2012年2月27日 修正3 ;追記)
 
2012年2月22日11時4分にmsn産経ニュースから、元請けの工事責任者らについても有罪判決が出たと下記趣旨でネット配信されていた。

この事故で、業務上過失致死傷罪に問われた元請けの「東亜建設工業」の工事責任者(45)らの判決公判が22日、東京地裁で開かれた。

裁判長は「当然要求される基本的な指導監督義務を怠った」として、被告に禁錮1年2月、執行猶予2年(求刑禁錮1年6月)を言い渡した。
工事担当者(36)については禁錮1年、執行猶予2年(同禁錮1年2月)とした。


両被告は「事故を予見できず、過失責任はない」として無罪を主張していた。

裁判長は、工事施工方法に同社の意向が強く反映されており、両被告がクレーンの転倒の危険性を認識していたと認定。
前任者や同業他社が転倒防止策を実践していた例を挙げた上で「作業が安全に行われると軽信し、下請け業者に朝礼などで指導しなかった」と指摘した。


出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120222/tky12022211260000-n1.htm
 
 

(2012年8月9日 修正4 ;追記)

2012年8月8日17時28分に朝日新聞から、控訴審判決に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故をめぐる刑事裁判の控訴審判決が8日、東京高裁であった。
裁判長は、業務上過失致死傷の罪に問われた元請け業者「東亜建設工業」の社員2人を有罪とした一審判決を支持し、無罪を主張する被告側の控訴を棄却した。

今年2月の一審・東京地裁判決は、工事責任者だったM被告(46)を禁錮1年2カ月執行猶予2年、作業主任だったY被告(36)を禁錮1年執行猶予2年としていた。
2人は作業に直接携わらない立場だったことから「下請け業者が事故を起こすとは予想できなかった」などと主張。
しかし、高裁判決は「下請け業者や作業員に指導をしなければ、クレーンが転倒する可能性があることを2人は予想できた」と認定した一審判決の内容に誤りはないと結論づけた。

判決によると、2人は、つり上げる資材の重さなどを下請け業者が作業員に伝えたかを確認し、安全な方法で作業するよう指導するのを怠った。
さらに下請け業者や作業員の過失も重なり、10.5トンの資材をつり上げたクレーンが横転。通行中の女性(当時62)が死亡し、4人が重軽傷を負った。

この事故では、下請け業者の現場責任者とクレーンを運転した作業員の執行猶予付き有罪判決が確定している。


出典URL
http://digital.asahi.com/articles/TKY201208080393.html?ref=comkiji_txt_end_s

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

(2011年2月6日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月5日12時58分に、北海道新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後6時50分ごろ、後志管内の古平川に架かる橋の解体工事現場で、建設作業員(54)運転の重機が川に転落して横倒しになっているのを、同僚が見つけて119番通報。病院に運ばれたが、まもなく死亡した。死因は長時間、水に漬かっていたことによる低体温症。警察によると、被災者は川べりで作業道の造成を行っていた。
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

(2011年1月29日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月28日15時50分にmsn産経ニュース東京版として、また同日の毎日新聞東京版夕刊として、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2009年6月3日午前9時20分ごろ、板橋区のマンション建設現場で、解体中のクレーンの作業台が高さ約25mから落下し、乗っていた作業員(45)が死亡、一緒にいた別の作業員が腕を骨折する重傷を負った事故で、警視庁は28日、業務上過失致死傷容疑で、容疑者不詳のまま書類送検した。

同庁は、クレーンに故障や欠陥はなく、死亡した作業員が安全確認を怠った可能性が高いと判断した。

関係者によると、作業台は、垂直の支柱に作業員が上下2本の油圧式の金属製ピンを差し込んで固定する仕組み。本来11cm差し込むべき下側のピンが5mmしか挿入されていなかったため、クレーンの重さを支えきれなかったという。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]