2015年10月3日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
10月3日付の朝日新聞千葉版紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
JFEスチールは2日、千葉市中央区の同社東日本製鉄所千葉地区西工場で、同日午前、溶けた鉄が数トン、床に漏れ出したと発表した。
クレーンなど機械を使って作業しているため、けが人はなかった。燃えるものは周囲にないという。
消防は、溶けた鉄に直接、水をかけると危険なため、自然に温度が下がるのを待っている。
同社は火災として扱い、原因を調べている。
同社によると、2日午前10時45分ごろ、製鉄所千葉地区西工場内にある製鋼工場で、保持炉と呼ばれる、溶けた鉄をためておく設備から高温の液体状の鉄が漏れ出ていることに従業員が気付き、社内関係者を通じて119番した。
保持炉は1200トン分をためる設備で、トラブル時には約150トンが入っていた。
また、午前6時ごろには、同製鉄所千葉地区東工場の第1冷間圧延工場内で、製品運搬台車に電気を送る配線から火花が出た。従業員がすぐに消火器で消し止め、けが人はなかった。
同社は、詳しい原因を調べている。
2015年9月9日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
姫路市は8日、同市豊富町の甲山浄水場から次亜塩素酸ナトリウム約20ℓが農業用水路に流出したと発表した。
用水路の下流500m付近では、コイやナマズなど約150匹が死んでおり、市は次亜塩素酸ナトリウムの流出が原因とみている。
姫路市浄水課によると、次亜塩素酸ナトリウムは水道水を消毒するために使われるアルカリ性の薬品。
7日午後1~2時ごろ、地下のタンクから次亜塩素酸ナトリウムを汲み取る作業を1人でしていた同課の男性職員(58)が、作業中に誤って場内の通路にこぼした。
職員は水で薬品を洗い流したため、場内を通る農業用水路に流れ込んだとみられる。
地元の自治会長から、7日夕に「水路で魚が多数死んでいる」と浄水場に連絡があり、市が調べていた。
市浄水課は、「本来は、こぼした液体をぞうきんで拭き取るべきだった。同様のことがないよう、薬品の取り扱いを徹底する」としている。
2015年9月5日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後2時半ごろ、新居浜市の住友共同電力新居浜西火力発電所構内にある排水処理装置の塩酸タンク(3500ℓ)から塩酸が漏れ出しているのを、巡回中の従業員が見つけた。
消防によると、液面計付近から漏れていたという。
流出した塩酸は数10ℓで、タンクを囲うコンクリート製の防液堤内にとどまっているため、けが人や周囲への影響はないという。
(2015年9月15日 修正1 ;追記)
2015年9月4日付の愛媛新聞紙面に、より詳しい記事が下記趣旨で掲載されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正しました)
構内をパトロールしていた社員が、樹脂製タンクの側面にある液面計付近から塩酸が滴り落ち、白煙が上がっているのを発見した。
液面計に付属するバルブの周囲にひびが入っている可能性があるとみて、調べている。
3日午後9時時点で漏洩は続いており、同社は、タンク内の塩酸約2000ℓを抜き出す作業を進めている。
2015年7月3日13時57分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省福島河川国道事務所は2日、毒物のフッ化水素などを含んだ液体が福島市の大森川に流出した疑いがあると発表した。
水質検査での異常や魚が死ぬなどの異変は、確認されていないという。
発表などによると、川の近くにある農業・食品産業技術総合研究機構の福島研究拠点から1日夕、実験装置のタンクに入っていたフッ化水素などを含む液体約18ℓが見あたらないと、市を通じて連絡があった。
研究拠点の職員が液体があるのを確認したのは約1か月前だといい、1日までの間に、何らかの原因で排水管から川に流出した可能性があるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150703-OYT1T50049.html
(ブログ者コメント)
国交省東北地方整備局から、水質検査結果の詳しい数字などが発表されていた。
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/56802_1.pdf
2015年5月28日付で愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月28日付の愛媛新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
27日午後7時50分ごろ、愛媛県今治市波方町宮崎の波方ターミナルの石油液化ガス低温タンクのガス逃し弁から塩化ビニール系ガスが漏れた。
約1時間後に漏出は止まり、火災の発生やけが人はなかった。
近隣住民の避難もなかった。
警察や波方ターミナルなどによると、27日午後8時ごろ、所内のガス漏れ警報器が作動。
職員が点検したところ、弁が開き、ガスが大気中に漏れているのを発見、手動で弁を閉め、同8時50分ごろガス漏れを止めた。
漏れた量は約520m3とみられる。
波方ターミナルは、LPG(液化石油ガス)などの備蓄基地。
27日は、漏れがあった弁での作業はなかった。
同社は、弁が誤作動したとみており、警察などが原因を調べる。
出典URL
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150528/news20150528641.html
(2015年6月20日 修正1 ;本文を追加修正)
愛媛新聞紙面に掲載されていた記事の内容を、本文に追加修正した)
2015年5月27日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前7時ごろ、室蘭市の新日鉄住金室蘭製鉄所の第2高炉で、1階にある熱風を送り込むブローパイプ(直径約15cm)が破損し、高温のコークス数100kgが噴き出した。
消防が約1時間半後に消し止めたが、付近の配線などが焼けた。
1階では6人の職員が作業中だったが、全員離れた場所にいて、けがはなかった。
同製鉄所によると、高さ80mの高炉に鉄鉱石とコークスを積み重ね、下部にあるブローパイプから約1200℃の熱風を送り込み、鉄鉱石から鉄を作りだしている。
パイプは28本あり、このうちの1本に穴が開いたという。
この事故で、高炉と製鋼工場が操業を止め、27日の復旧を目指している。
関連URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150526/afr1505260011-n1.html
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150526-OYTNT50048.html
(2015年6月20日 修正1 ;追記)
2015年5月27日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
送風ノズルは数週間前に交換したばかりで、同社はノズルを外して原因をさらに詳しく調査中。
2015年5月25日11時53分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前8時頃、名古屋市港区昭和町の化学メーカー「東亜合成」名古屋工場で、配管から可燃性物質のアクリル酸メチルが漏れているのを従業員が発見し、119番した。
消防によると、約1.8トンが漏れ出したが、工場敷地外には漏れておらず、けが人はないという。
消防が吸着マットで回収作業を行っている。
消防や同社によると、アクリル酸メチルは塗料や接着剤などの原料。
消防法上の「危険物」に指定され、着火すると爆発する恐れがある。
当時はタンク間で移し替える作業中で、配管のつなぎ目から漏れたという。
配管のパッキンの劣化が原因とみられる。
現場は、名古屋港に面した工場などが密集する地域。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150525-OYT1T50065.html
東亜合成HPにも、発生状況等について、下記趣旨の記事が掲載されていた。
3. 発生状況
名古屋工場西工場アクリル酸メチル貯槽循環ポンプの配管より製品漏えいが発見され、ポンプヤードの防液堤から排水経路への混入が確認されました。
工場外部への漏出防止措置を講じ、9 時30 分頃、漏えいの停止を確認しました。
なお、火災発生およびアクリル酸メチルの工場構外への流出はありません。
漏えい量は推定約1.8トンです。
出典URL
http://www.toagosei.co.jp/news/products/pdf/n150525.pdf
2015年5月1日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
さいたま市は1日、同市西区宝来の市西部環境センターで、プールの殺菌や上下水道の殺菌消毒に使用する次亜塩素酸ソーダ約600ℓが、4月28日から29日にかけて、敷地外の排水路を経由し、西堀川に流出していたと発表した。
市は、健康被害の報告はなく魚など生物の異常死は確認されていないほか、残留塩素も検出されていないとしている。
市西部環境センターによると、同センターは機器の冷却などに井戸水をろ過して使う過程で次亜塩素酸ソーダ(12%溶液)を使用する。
次亜塩素酸ソーダはセンター内にある3000ℓの保管タンクで保管しており、1日1回、100ℓ補助タンクに補充して使用していた。
4月29日午前11時ごろ、職員が補充作業を行おうとしたところ、補助タンク上部から薬品が漏れているのを発見。
前日の28日午前10時ごろに作業を行ったことから、約25時間流出していたという。
原因について同センターは、保管用タンクから補助タンクに薬品を補充する作業を終えた際、コックの動作不良などもあり、確実に閉じていなかったためとしている。
同センターは「このようなことが起こらないよう、施設の改修も含め万全を期したい」としている。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/05/02/02.html
2015年3月29日14時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
京都市上下水道局は28日、伏見区の化学薬品製造会社「新日本理化」京都工場で配管が破損し、シャンプーの原液約1万7000ℓが下水道に流出したと発表した。
住民への健康被害は確認されていないという。
発表では、27日午後11時45分頃、社員が配管の破損に気づき、約3時間後、市に通報した。
原液は工場から下水道へ流れ出たが、下水処理場で浄化処理された。
処理場で水質検査を行ったところ、有害物質などは確認されなかったという。
28日午前、処理場から宇治川への排水に泡が出ているのが確認されたため、同局は泡が流れ出ないようにオイルマットを張った。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150329-OYT1T50042.html
2015年3月27日22時31分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月27日19時4分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後3時50分ごろ、北海道別海町の雪印メグミルク別海工場敷地内にある倉庫から、製造ラインを洗浄するために使う硝酸が漏れ出しているのを従業員が見つけ、消防に通報した。
警察によると、タンクに入った液体の硝酸の一部がこぼれて、ガスになって流出した。
硝酸は別の容器に移し替え、けが人はいないという。
工場には当時95人がおり、うち30人が機械の洗浄作業をしていた。
消防によると、付近の住民に健康被害が出る恐れがあるとして、警察と消防が、半径約500m圏内の約80世帯に、屋外へ出ないよう注意を呼びかけた。
警察によると、工場近くを通る国道243号が一時、約2.5kmにわたって通行止めになった。
別海町役場には避難所が設置され、工場付近の住民49人が一時的に避難した。
同工場では、バターなどの乳製品を製造している。工場によると製品への影響はないという。
硝酸は、毒劇物法で「劇物」に指定されている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH3W63XCH3WIIPE02Z.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150327/3579222.html
3月27日21時38分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
同社総務課によると、午後3時50分ごろ、タンクのある建屋の換気扇から、何らかの理由で気化した硝酸の黄色い煙が出ているのを社員が発見した。
警察によると、硝酸は有機物などと接触すると有毒ガスが発生するという。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032701002245.html
3月28日19時58分に朝日新聞からは、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は28日、タンク下部のボルトの一部が緩んでいたと発表した。これが流出の原因とみられるという。
警察によると、ボルトはタンク(容量3トン)内の硝酸を排出するバルブを固定するためのもので、4本中、3本が緩んでいた。
緩んだ時期や硝酸の流出量は、わかっていないという
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH3X6449H3XIIPE01R.html
2014年11月7日20時41分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
土佐清水市にある製氷工場の跡地に残されたタンクに繋がる配管から6日、アンモニアガスが漏れていたことが判明した問題で、7日、工場内で新たに、ガスが漏れている箇所が見つかり、消防などで対処している。
この問題は、6日の朝、土佐清水市本町にある製氷工場の跡地で、氷を作るときに使うアンモニアガスをためていたタンクに繋がる配管からガスが漏れているのが見つかったもので、土佐清水市は一時、付近の住民に避難指示を出した。
6日午前中の段階で、現場に駆けつけた消防隊員が、工場の入り口付近にあった配管からガスが漏れているのを見つけ、配管のバルブを閉めたところ、ガスの流出はほぼおさまったというが、その後もわずかな量のガスが漏れ続けていたため、消防で工場内を詳しく調べていた。
その結果、新たに、工場の1階にあるタンク室の中の配管からもガスが漏れていることがわかり、消防では、この配管についてもバルブを閉めた上で、送風機を使って工場内のガス濃度が高くならないよう、ガスを外に出す作業を続けている。
また、市や警察、消防、それに工場の元責任者らが、工場内に残ったガスの回収方法などについて、引き続き、検討を進めているという。
警察や消防では、ガスの流出を完全に止めた上で、現場の詳しい状況やガスが漏れた原因について調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013018341.html?t=1415393458127
(ブログ者コメント)
跡地というからには、もう使用予定がない設備なのだろうか?
もしそうだとすれば、いつ、アンモニアを抜く予定だったのだろうか?
2014年8月19日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月19日付で毎日新聞福島版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東北電力は18日、原町火力発電所(南相馬市)の敷地内にある排水処理設備の配管から、設備のフィルター洗浄に使う水酸化ナトリウム水溶液1kℓが漏れたと発表した。
同社によると、同日午前2時50分ごろ、水溶液の循環量低下の異常を知らせる警報が鳴った。
1分後に循環を止めて調べたところ、設備の外にある配管の継ぎ手部から港湾につながる側溝に水溶液が流出していたという。
同社は、港湾に流れ込まないよう、排水溝のゲートを閉めた。
港湾内のPH値に大きな変化はないが、漏れ出た可能性は否定できないという。
午前0時半のパトロール時には異常は確認されなかったという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140819ddlk07040373000c.html
(2014年9月9日 修正1 ;追記)
2014年8月19日付の福島民友紙面に、やや詳しい情報が下記趣旨で掲載されていた。
同社によると、水溶液は総合排水処理設備のフィルター洗浄で使用していた。循環配管から漏れた。
(ブログ者コメント)
新情報に基づき、タイトルも修正した。
循環洗浄していたものと思われる。
2014年7月2日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月2日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
また、同社HPにもプレスリリースが掲載されていた。
和木町のJX日鉱日石エネルギー麻里布製油所で、液体硫黄が約7.5kℓ漏れていたことが分かった。
消防法で速やかな通報が義務づけられているが、岩国地区消防組合消防本部への通報は発見から約30時間後だった。同本部は近く文書で改善を指示する。
同製油所によると、漏出は、原油から取り除いた硫黄を回収する装置で発生。
点検中の社員が6月27日午前2時ごろ、約145℃の液体硫黄が移送パイプから漏れているのを見つけた。
装置を停止して漏出を止めたが、通報は遅れて28日午前8時ごろになった。
硫黄は大気で冷えて固化、プラント外に出ておらず、環境への影響はないという。
同社は、通報が遅れたことについて、「硫黄が固体化し、人体に影響がないと考えた。通報義務に関する理解認識不足、通報訓練不足だった。再発防止に努める」と説明している。
また、硫黄漏洩の原因については、本来、閉止状態にあるはずの弁が開放状態になっていたと推定している。
同社は30日、社長を本部長に対策本部を設置。再発防止策を検討している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140702ddlk35040354000c.html
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/20140630_01_0970780.html
2014年6月19日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月18日16時16分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前1時40分ごろ、宇部市小串の宇部興産宇部ケミカル工場から「希硫酸が海に流出した」と118番があった。
海保などによると、劇物の希硫酸を保管しているタンク(容量6000ℓ)の亀裂から、約5000ℓが構内の排水路と排液をためる終末処理槽の貯蔵プールを通って、海に漏れ出した。
宇部興産によると、タンクは強化プラスチック製。
検知器の数値の変動で、社員が異常に気付いた。
その後も流出が続く恐れがあったため、貯蔵プールに水酸化ナトリウムを入れて中和。
流出は午前3時ごろまでに止まった。
けが人はなく、魚などへの被害は確認されていないという。
海保などは、亀裂の原因について調べている。
同工場ではナイロン原料などを製造するほか、工業薬品として希硫酸や硝酸を生産している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140619ddlk35040342000c.html
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061801001387.html
2014年5月13日2時5分にmsn産経ニュース岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月12日19時10分にRSKニュースから、5月12日18時26分にKSB瀬戸内海放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時ごろ、岡山市東区、北区など広範囲の地域から「ガス漏れのようなにおいがする」との通報が相次いだ。
岡山市消防局などによると、同市東区犬島の香料製造会社「O社」の工場で、プロパンガスににおいを付けるための着臭剤が漏れ、風で広がったという。
人体に影響はなく、体調不良などの健康被害は出ていない。
同局などによると、同日午前中に119番などは92件、110番は38件あった。
現場から約60km離れた吉備中央町からの通報もあったという。
同工場は同市東区の沖合約3kmの犬島西側の犬ノ島にあり、同日午前8時半ごろから、着臭剤をタンクから別の容器に移す作業をしていた。
同9時前に電動ポンプの亀裂部分から約30ℓの着臭剤(ターシャルブチルメルカプタン)が側溝に漏れ、吸収マットなどで除去作業を進めたが、一部が気化して東南からの風で広範囲に広がったとみられる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140513/oky14051302050001-n1.htm
http://www.rsk.co.jp/news/news_local.cgi?id=20140511_2
http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/1306
2014年5月13日付で朝日新聞岡山版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タンクにつながったポンプが何らかの理由で壊れ、約48ℓが外部に漏れたという。
そのうち約30ℓは回収したが、残りは地中にしみこんだという。
2013年12月9日19時29分にNHK北九州から、12月10日3時0分に西日本新聞から、また12月10日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時ごろ、北九州市八幡西区にある三菱化学黒崎事業所の貯蔵タンクから硫酸が漏れ出しているのを関連会社の従業員が見つけた。
同社によると、搬入した硫酸を中に移し替える作業中に、壁面から漏れ出したという。
貯蔵していた硫酸5000トンのうちおよそ13トンが漏れ出し、硫酸を隣のタンクに移す作業を行った結果、およそ3時間後に流出が止まったという。
従業員などにけがはなかった。
硫酸は法律で「劇物」に指定され、強い酸性のため、直接触れるとやけどのように皮膚がただれたりするおそれがある。
同社では、揮発性がないことや、漏れ出した硫酸はすべてタンクの周りの防護壁でせき止められ外部への流出はないこと、薬剤で中和したことなどから、周辺の環境にも影響はないとしている。
このタンクは、高さ15m、直径14mの円柱形。およそ40年前に設置されたもので、去年2月に法令に基づき目視と超音波でタンクの壁を点検した際には異常はなかったものの、今回、高さ7m50cmほどのところの側面に1ケ所、穴が開いていたということで、同社が原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023682091.html?t=1386624110120
http://qbiz.jp/article/28736/1/
2013年11月22日9時25分に山形新聞から、11月22日付で毎日新聞山形版から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
酒田共同火力発電は21日、酒田市宮海の同社構内タンクから濃度95%の硫酸約1530ℓが漏れ、約1.8kmの雨水排水溝を通って酒田北港内の日本海に流出したと発表した。
漏えいを確認したのは20日正午前。
同社はその後の水素イオン指数(pH)測定や海域の目視で、海洋生物などへの影響は確認されていないとしている。
同社によると、漏えいに気付いたのは20日午前11時20分ごろ。
月1回の自主測定で構内の雨水排水濃度を測った際、通常の「pH7」ではなく、酸性を示す「pH3」の異常値を検出。
構内を点検したところ、2号硫酸タンク周辺の地面が黒っぽく変色しているのを発見。タンクのバルブと配管のつなぎ目部分から漏れていた。
濃硫酸は、石炭燃焼時に発生する排煙の硫黄酸化物を吸着する装置で使用。
タンク内の全容量約6400ℓのうちの約1530ℓが流出した。
漏えい速度などから、18日昼ごろに漏れ始めたと推測されている。
原因は特定されていないが、つなぎ目部分のパッキン(テフロン樹脂製、直径約20cm、厚さ約5mm)が劣化していた可能性があるという。
パッキンを最後に交換したのは2005年だった。
同社は発見後、タンク内の残量分を隣のタンクに移動。排水溝が地下埋設型のために中和処理ができず、工業用水と海水の計約40トンを排水溝に流して希釈した。
酒田海保など関係機関に連絡し、21日に岸壁の排水口など6カ所でpH測定した結果、いずれも正常値だったという。
同社の矢萩管理部長らは21日、酒田市役所で記者会見を開き「ご心配、お騒がせし、申し訳ない」などと陳謝。毎日の構内点検や月1回の排水pH測定、2年に1度の定期点検などを行っていたが、降雨などで発見が遅れたと釈明した。
再発防止策として、タンク周辺の雨水排水を処理機能がある別系統に切り替えることなどを挙げた。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201311/22/kj_2013112200524.php
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20131122ddlk06040077000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。