2020年6月11日19時21分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前11時前、浜松市西区舞阪町の国道1号線の浜名バイパスで、「走行中の車から物が落ちてほかの車にあたり、運転手がけがをしている」と警察に通報がありました。
警察によりますと、下り線を走っていた大型トレーラーの荷台に積まれていた鉄板が飛んで、対向車線のトラックの前の部分にぶつかり、トラックを運転していた69歳の男性が頭を打つ軽いけがをして病院で手当てを受けました。
鉄板は、縦と横の長さがそれぞれ4メートルで、建築資材を運んでいたトレーラーの荷台の一番上に載せられていたということです。
現場では、トラックのフロントガラスが壊れ、前の部分が大きくへこんでいて、道路上には、ひしゃげた鉄板が落ちていました。
事故の当時、強風注意報が出されていた上、現場は遠州灘に面し、特に強い風が吹いていたということで、警察は鉄板がどのようにトレーラーの荷台に固定されていたかなどを調べ、飛んだ原因を捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200611/3030007243.html
6月11日19時40分にテレビ静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時50分頃 浜松市西区舞阪町の国1バイパスでトレーラーに積まれていた4メートル四方で厚さ5ミリの鉄板が飛ばされ、対向車線の中型トラックにぶつかりました。
中型トラックの運転手が頭を打って病院に搬送されましたが、軽傷だとみられます。
当時 現場周辺には強風注意報が出されていました。
警察は事故の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c63f256a1c70e7d3c3064ebce4976e204370c5d8
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ静岡映像(視聴者撮影)の一コマ。
鉄板が丸まっているように見えるが、どのようにして丸まったのかは不詳。
2020年6月4日19時51分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、除染作業中の写真付きでネット配信されていた。
4日午前8時40分ごろ、東京都千代田区神田須田町2の路上で、通行人から「液体がこぼれていて、変な臭いがする」と110番があった。
警視庁万世橋署員らが駆けつけたところ、500ミリリットルのプラスチック製容器が破損し、猛毒の「フッ化水素酸」とみられる液体がこぼれていた。
同署は周囲約100メートルを約2時間にわたって通行止めにし、防護服を着た東京消防庁の化学機動中隊員らが路面を除染するなどして処理した。
けが人はなかった。
万世橋署によると、容器は近くの化学メーカーが管理するもので、この日の朝、配送用のワゴン車を路上に停車させて積み荷作業をした。
車には別の工場から運んできたフッ化水素酸の容器が既に積まれていたといい、作業中に誤って路上に落ちたとみられる。
同署は、別の車両が通過した際に容器を踏んで液体が漏れた可能性があるとみて、経緯を調べている。
現場はJR秋葉原駅の南約300メートルのオフィスビルやマンションが建ち並ぶ地域。
フッ化水素酸は毒劇物取締法の毒物に指定され、ガラスのつや消しや金属の洗浄などに使われる。
人体に触れると激しい痛みを伴い、死亡することもある。
2012年には静岡県で、フッ化水素酸を塗られた靴を履いた女性の足の指が壊死(えし)した事件があった。
https://mainichi.jp/articles/20200604/k00/00m/040/156000c
(ブログ者コメント)
静岡県の事件は、本ブログにも掲載スミ。
2020年5月26日12時30分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前6時半ごろ、裾野市葛山の新東名高速道路の下り線で、大型のタンクローリーが道路脇に停車していた工事用の車両に衝突して横転しました。
警察によりますと、この事故でタンクが破裂し、積んでいた塩化亜鉛の溶液が道路上に漏れ出し、工事用の車両の運転手の40代の男性が軽いけがをしました。
タンクローリーは薬品を運搬する車両で、当時、およそ11トンの塩化亜鉛の溶液を積んでいましたが、溶液の濃度は低く、毒性はないということです。
警察と消防は、溶液が、側溝や雨水などの調整池に流れ込んでいないかどうか詳しく調べていて、午後には、溶液を中和する作業が行われるということです。
周辺の田んぼでは、田植えの時期を迎えているため、裾野市は、念のため取水を制限するよう呼びかけています。
警察は、タンクローリーの運転手や工事の関係者から事情を聞くなどして、事故の原因を捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200526/3030007057.html
5月26日12時20分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日朝、裾野市の新東名でタンクローリーが工事用の車両に衝突し積んでいた薬品が漏れ出す事故がありました。
鈴木カメラマン
「横転したタンクローリーはタンクの部分が大きく破損しています」
26日6時半頃、裾野市葛山の新東名下り線でタンクローリーが路肩に停まっていた工事用の車両に衝突し、横転しました。
この事故で工事車両に乗っていた男性が軽いケガをしました。
タンクローリーの運転手にケガはありません。
新東名では車線を広げる工事が行われていて、タンクローリーが積んでいた化粧品用の「塩化亜鉛溶液」が漏れ出し、処理のため走行車線の規制が続いています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/271d1a57d2bd30baeaf61169ad601e15290a5770
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
FRP製のタンクが裂けているように見える。
以下は、撮影角度が違うテレビ静岡映像の1コマ。
2020年5月22日6時20分にYAHOOニュース(WEB CARTOP)から『「サイドブレーキ」や「ギヤ入れ」だけじゃダメ? トラックが停車時に「車止め」を使うワケ』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【昔は乗用車にも積載されていた!】
その昔は、乗用車にも車載工具のひとつとして積まれていた車止め。
駐車するときにタイヤの前後に入れることで(傾斜に合わせる)、動き出さないようにしていた。
MT車が多かった時代は、坂に止めるときに1速やバックに入れ忘れて動き出すことは、それほど多くはなかったものの、珍しくもなかった。
今やAT全盛で、Pレンジに入れておけばミッション内で車両自体の動きを止めることができるし、サイドブレーキ自体の利きも昔より飛躍的によくなっているので、動き出すことはほぼないと言っていい。
しかし、トラックは今でも車止めを使っているのを見かけるが、それはなぜだろうか?
車両の進化という点では、乗用車と同じだと思うのだが……。
【MTやエアブレーキを採用するモデルが多い】
まずはトランスミッションについて、トラックをはじめとした商用車の場合、未だにMTが多い。
ATにしてもMTベースのことが多い。
しかも、乗用車のようにギアを入れて動かないようにするのは、構造上、できないようになっている
サイドブレーキについてはいろいろなタイプがあるが、大型車のブレーキはエア式で、サイドブレーキも同様で、フェイルセーフ構造と呼ばれる形式になる。
大型トラックのブレーキの考え方は、簡単に言うと、大型車は止まらないと重大事故につながるため、乗用車とは逆で、普段はかかっているものを走るときは解除するというもの。
だから、駐車するときはエアを開放して、かかっている状態にする。
SAなどで見かけるように、駐車時のプシューというのはエア開放時の音だ。
ギアで止めることはできないし、ブレーキでガッチリと止めるとはいえ、大型の場合、重量が大きいので、動き出す可能性も考えて、輪止めを使用して万が一に備えている。
車止めの使用は義務ではなく、トラック協会などの推奨レベルではあるのだが、商用車の場合、荷主から預かった大切な荷物を積んでいるだけに、「動かないだろう」ではダメ。
路肩に止めるときにハンドルを左に切っておくのも含め、万が一に備えて、考えうる対策はしっかりしておくというのが、プロということなのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bfd5036a869b05bdab926183532daf5a5eb26c7
2020年5月16日7時0分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月15日午前4時40分ごろ、福井県南越前町河野の国道305号で、高松市のトラック運転手男性(62)が運転する大型トレーラーの荷台から、北陸新幹線の橋梁(きょうりょう)の一部が落下した。
けが人はなかった。
福井県警越前署によると、落下した橋梁は長さ約7メートル、幅約3メートル、高さ約3メートル、重さ約20トン。
橋梁を荷台に固定していたチェーンが何らかの理由で切れたという。
現場は急カーブで、大型トレーラーは東進していた。
詳しい原因を調べている。
橋梁の一部が引きずられた影響で、道路には長さ約4メートル、幅約10センチ、深さ最大約8センチの傷がついた。
橋梁の撤去や道路の修復作業のため、県丹南土木事務所は同日午前9時半から同11時まで、国道305号(同町赤萩―河野)3・2キロを全面通行止めにした。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1086766
2020年4月21日20時26分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前、北中城村の県道で、アメリカ軍のトラックから大量の薬きょうが落下して道路に散乱し、後続の車のタイヤがパンクする被害が出ました。
この事故によるけが人はいませんでした。
沖縄防衛局などによりますと、21日午前10時前、北中城村安谷屋の県道で、アメリカ軍のトラックの荷台から大量の薬きょうが落下し、道路に散乱しました。
落下した薬きょうは使用済みのものでしたが、後ろを走っていた車がひいてタイヤがパンクする被害が出ました。
警察によりますと、この事故によるけが人は、いないということです。
当時、現場では、およそ1時間にわたって交通が規制され、その間に軍が散乱した薬きょうを回収しましたが、一部は道路脇の排水溝に落ちたということです。
警察によりますと、軍のトラックが現場近くの交差点を左折した直後に、荷台から大量の薬きょうが落下したということです。
沖縄防衛局が、事故の原因について軍に問い合わせるなどして調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200421/5090009987.html
4月22日10時40分に琉球新報からも、同趣旨の記事が道路上に散乱した薬莢の写真付きでネット配信されていた。
21日午前9時50分ごろ、沖縄県北中城村安谷屋の県道81号で「弾が大量に落ちている」などと目撃者から通報があった。
沖縄署によると、県道29号を走っていた米軍トラックが左折して県道81号に進入した際、荷台に積んだ空の薬きょうを大量に落下させた。
トラックの後続を走っていた車1台が落ちた薬きょうを踏み、前輪がパンクした。
薬きょうは道路一帯に散らばり、米兵らが薬きょうを回収した。
同署は同午前10時ごろから約40分間、現場周辺で交通規制をした。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1111026.html
(ブログ者コメント)
〇以下は、NHK映像の1コマ。
そうきつくはないカーブだ。
〇関連情報調査結果、5年前に東京都福生市でも、横田基地のトラックから薬きょうが落下するトラブルが起きていた。
(2015年9月8日18時32分 産経新聞)
8日午前10時半ごろ、東京都福生市福生の国道交差点で、実弾1個と空の薬莢(やっきょう)約270個が散乱しているのが見つかった。
警視庁福生署によると、薬莢などは近くの米軍横田基地のもので、トラックで相模原市内の廃棄施設に運ぶ途中に落下した。
同署が拾得物として回収し、米軍に返却した。
同署によると、薬莢は訓練で使用後にほうきで集め、その際に実弾も回収された。
トラックを運転していたのは横田基地所属の男性軍曹で、目撃情報などからトラックが急ブレーキをかけたはずみで薬莢などが荷台から落ちたとみられる。
トラックは気付かずにそのまま走行した。
目撃者が110番通報して発覚。
薬莢の回収のために現場は約1時間にわたって通行が規制された。
https://www.sankei.com/affairs/news/150908/afr1509080029-n1.html
2020年1月29日20時23分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市灘区で昨年9月、大型トラックが車などに次々に衝突して川に転落し、男性運転手を含む男女9人が死傷した事故で、兵庫県警灘署は29日、トラックのブレーキ整備を怠ったなどとして、業務上過失致死傷の疑いで、大阪府摂津市の運送会社「S」社長、田口容疑者(男性、52歳)と、運転手が勤務していた同社九州営業所の所長、樺容疑者(男性、63歳)を逮捕した。
認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は昨年9月2日、トラックのブレーキに不具合があるのに、整備するなどの適切な対応を怠った上で、運転手の宗さん(男性、57歳)に貨物の運搬を指示。
翌3日午前に事故が起きて宗さんを死亡させ、乗用車のドライバーら男女8人に重軽傷を負わせたとしている。
同署によると、トラックは六甲山からの下り坂を数キロにわたって暴走。
車4台に衝突した後、道路脇の川に転落した。
https://www.sankei.com/west/news/200129/wst2001290024-n1.html
1月29日17時59分にNHK兵庫からは、事故前に運転手が上司にブレーキ不調を訴えていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によりますと、トラックはブレーキがきかない状態のまま数キロにわたって坂道を下っていたとみられ、事故の前には運転手が会社の上司にブレーキの不調を訴えていたということで、警察は安全管理の実態を詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200129/2020006197.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
2020年1月22日22時35分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後6時10分ごろ、大阪市福島区鷺洲2で、JR東海道線大阪―塚本間の高架下を通過しようとした大型トラックが橋桁に接触した。
けが人はいない。
JR西日本によると、大阪―摩耶間で約1時間にわたり運転を見合わせた。
東海道線などで計61本が運休し、134本に遅れが生じた。
帰宅ラッシュの時間帯を直撃し、約11万9000人に影響した。
福島署によると、トラックに積んでいたコンテナ上部が当たった。
トラック運転手の男性は、「当たるかなと思って徐行して入ったが、当たってしまった」と話している。
通行人が110番した。
大阪駅では、遅延を知らせるアナウンスが繰り返し流れ、仕事や買い物帰りとみられる大勢の人が、振り替え輸送などを表示するモニターを不安そうに見つめた。
兵庫県宝塚市に帰宅するという女性会社員(28)は、「友人と食事する約束がキャンセルになった。乗れるまで気長に待ちます」と疲れた様子だった。
現場はJR福島駅から約400メートル北西。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20200122/k00/00m/040/335000c
1月23日0時8分に産経新聞westからは、問題なく通れると思ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島署によると、橋桁には3・7メートルの高さ制限があり、トレーラーに積んでいたコンテナ上部が接触した。
運転手の男性は「問題なく通れると思った」と話しているという。
https://www.sankei.com/west/news/200123/wst2001230007-n1.html
キーワード;ヒューマンエラー、人的エラー
2020年1月13日2時0分に日本経済新聞から、タイヤ脱落事故の年度別発生件数棒グラフ付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックやバスなど大型車のタイヤが走行中に脱落する事故が急増している。
件数は7年間で7倍以上に増え、整備にあたる技術者の不足が背景の一つとして指摘されている。
冬用のタイヤに換装した後の事故が特に目立ち、外れたタイヤが歩行者や乗用車を直撃すれば深刻な被害につながりかねない。
2019年11月14日、山梨県富士河口湖町の国道137号の下り坂で、路線バスの左後輪のタイヤ2本が突然外れた。
タイヤは直径95センチ、重さ88キロ。
バスは傾きながら約50メートル走って停車し、後続の乗用車が落ちたタイヤに接触した。
バスの乗員乗客18人と車の運転手にけがはなかったが、一歩間違えば大惨事になってもおかしくない状況だった。
バスを運行する「富士急バス」(同町)によると、事故の1週間前に冬用のスタッドレスタイヤに取り換えていた。
事故後の調査で、電動器具でナットを締めた後、手作業で締め具合を確認する手順が欠けていたことが分かった。
同社の担当者は「点検を徹底して再発防止に努める」と話す。
国土交通省によると、大型車のタイヤ脱落事故は04年度の87件をピークに減っていたが、近年は再び急増。
18年度(81件)は11年度(11件)の7.3倍に上った。
全体の6割は冬用タイヤに換装する11~2月に集中し、取り付け後、1カ月以内に起きるケースが多い。
国交省は運送会社の安全意識の低下を指摘するとともに、「自動車整備会社の人手不足の影響も排除できない」とみる。
運送会社には1日1回、走行前に目視や打音検査でタイヤに異常がないか確かめる日常点検が義務付けられている。
さらに、3カ月ごとにタイヤが確実に固定されているか、1年ごとにホイールを取り外して部品に劣化がないかなどを確認する。
こうした点検に自動車整備士の国家資格は不要だが、自社で整備士を抱える大手運送会社は、資格が必要なブレーキ点検などと合わせて実施する。
従業員に整備士がいない中小事業者は、タイヤ周りの点検に確実を期すため、外部の自動車整備工場に依頼する場合も多い。
日本自動車整備振興会連合会がまとめた「自動車整備白書」(17年度)では、全国の自動車整備工場の半数が、整備士の人数について「やや不足」「不足」と回答した。
18年度の整備工場の工員の有効求人倍率は4.46倍に達し、人手不足から依頼を受けきれない整備現場の実態が推察できる。
国交省は19年11月に専門家らによる作業部会を立ち上げ、タイヤ脱落事故の事故増加の原因を分析し、防止策を探っている。
02年、横浜市で起きた三菱自動車製トレーラーのタイヤが脱落し母子3人が死傷した事故は、大きな社会問題となった。
自動車評論家の国沢光宏さんは、「悲惨な事故の記憶が薄れてきているのではないか」と危惧。
「大型車の運行に携わる事業者はタイヤ脱落の危険性を再認識し、点検などの基本動作を徹底してほしい」と話す。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54251880Q0A110C2SHJ000/?n_cid=NMAIL007_20200113_K
(ブログ者コメント)
〇大型トラックやバスのタイヤが走行中に脱落した事故は、本ブログで過去に多数紹介スミ。
その中には、事故が多発する背景には運送業界の人手不足もあるとの解説記事もあった。
ただ、整備技術者不足が背景の一つだと具体的に指摘した記事は、今回が初めてだ。
〇事故件数推移グラフを見ると、2004年度から2011年度まで徐々に減っていた件数が、2011年度から2018年度までは、逆に徐々に増えている。
いわばⅤ字回復。
その辺の理由も知りたいところだが・・・。
〇以下は、上記記事のネタ元だったと思われる国交省からの報道発表資料 (令和元年11月15日付)。
『ボルトの錆や左後輪に注意! 車輪脱落事故3年連続増加「厳しい状況」 ~ 平成30年度大型車の車輪脱落事故発生状況を受けて ~』
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000231.html
別紙1には、以下の諸点が記されている。
[平成30年度発生81件の内訳]
・月別では、11月~2月の冬季に54件(67%)
・地域別では、北海道、東北、北信といった積雪地帯で46件(57%)
・脱着作業後の経過時間別では、1ケ月以内が50件(62%)
・脱落車輪の位置別では、左後輪が74件(91%)
※種々の推定原因も記載
・脱着作業者別では、ユーザーが40件(49%)、タイヤ業者が19件(24%)
・脱着作業の内容別では、タイヤ交換が50件(62%)
・推定原因別では、増し締め未実施が46件(27%)、トルク管理不備が32件(17%)
https://www.mlit.go.jp/common/001258034.pdf
2019年12月21日19時30分にFNN PRIME(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野市で20日夜、走行中のトラックから建材が落下し、対向車のフロントガラスを突き破って、運転していた男性に当たりました。
男性は意識不明の重体となっていましたが、21日午前、死亡が確認されました。
記者:「ワンボックスカーのフロントガラスが大きく割れています。アルミ製のパイプが突き刺さるようにして貫いたということです」
昨夜7時ごろ、長野市屋島の堤防道路で、中野市の建築業の男性(44)が運転するトラックの荷台から、金属製のパイプ約40本が崩れ落ち、一部が対向してきたワンボックス車に当たりました。
パイプはフロントガラスを突き破り、運転していた長野市の会社員・縣さん(男性、48歳)の頭にも当たりました。
縣さんは意識不明の重体となっていましたが、21日午前11時過ぎ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
事故後のトラックは、いわゆる「あおり」(荷台を覆う囲い)が片側だけ外れていたということです。
警察は、どのように荷台に積んでいたかも含め、事故原因を詳しく調べる方針です。
https://www.fnn.jp/posts/2019122100000004NBS
12月21日12時29分にNHK信州からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日夜7時ごろ、長野市屋島の市道で、走行中のトラックの荷台から積み荷の建設用資材が落下し、対向車線を走っていた乗用車を直撃しました。
警察の調べによりますと、積み荷が落ちるのを防ぐためにトラックの荷台の左右と後ろに付いている板が走行中にはずれ、建設用資材が落下したとみられるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20191221/1010011953.html
12月21日17時47分にYAHOOニュース(信越放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨夜7時ごろ長野市屋島の市道で、トラックの荷台から長さおよそ6メートルのアルミ製のポールが落下し、対向車線を走っていたワンボックス車を直撃しました。
警察によりますと、トラックの積み荷の落下を防ぐ板が、走行中に外れたとみられるということです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00367092-sbcv-l20
(ブログ者コメント)
〇以下は、信越放送、NHK、長野放送の映像の数コマ。
〇2016年4月には、福井市の国道急カーブでトラックから過積載木材が落下し対向車のフロントガラスに突き刺さるという、今回と同じような死亡事故が起きている。(本ブログで紹介スミ)
2019年9月5日20時34分にNHK神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県内の運送会社でつくる県トラック協会(横浜市港北区)が、運転手の労働環境を改善するため、荷主側との協議に乗り出した。
「荷主優位」だった両者の関係は、深刻な人手不足という共通の課題に直面して、変化しつつある。
協会がまず目指すのは、長時間労働の要因となっている「荷待ち時間」の短縮だ。
運転手の3割が5時間以上も待たされた・・・。
県内のある物流施設での荷待ち時間について、県トラック協会が昨年まとめた調査結果は、関係者に衝撃を与えた。
運転手は通常、施設で受け付けを済ませた後、荷物を積み降ろし始めるまで待機する。
国交省によると、この荷待ち時間は全国平均で1回あたり1時間9分発生している。
しかし、問題となった施設では平均が3時間7分に上り、最長は9時間に達した。
繁忙期の調査だったとはいえ、その実態は協会幹部の想定を超えていた。
これまで、協会と施設側の協議は前例がなかったが、昨年5月、両者が初めて話し合いの場を持った。
施設の責任者は現場の苦境に耳を傾け、事態の改善策にも言及した。
その結果、今春までに5時間を超える荷待ちは、ほぼ、なくなった。
さらに、トラックの到着時刻を管理して待機時間を減らすシステムの導入にも弾みがついた。
「以前は、運送会社と荷主が同じテーブルに着くなんて考えられなかった。問題意識を共有しただけだが、互いの自助努力で状況は好転した」。
協会幹部は協議の意義をそう強調する。
協会によると、運送会社と荷主の間には絶対的な力関係があったという。
かつては、長時間労働の是正や賃金増を求めた運送会社が荷主から「排除」される事例もあった。
代替のトラックがすぐに見つかる環境もあって、取引機会がなくなるのを恐れた運送会社は口を閉ざしがちだった。
多数を占める中小零細業者の一部は、違法な長時間労働も覚悟で長距離を走って売り上げを確保してきた。
不当な安値を提示して仕事を横取りする悪質業者も現れ、現場の足並みもそろわなかった。
しかし、そうした慣習は運転手の労働環境を悪化させ、人手不足を招く一因となった。
近年、大手宅配会社の再配達問題や引っ越し難民の続出で、物流網の危機は社会の耳目を集めた。
供給網の担い手である荷主も、従来の姿勢のままではいられなくなっている。
トラック運転手の労働環境改善を目指す「ホワイト物流」運動を推進する国交省は、各地で説明会を開いて、荷主側に自主的な改善策を求める。
「運送会社にかつてない追い風が吹いている。今こそ、正すべきものを正さないといけない」。
協会幹部は、そう感じている。
協会はモデル事業として、運送会社と荷主、外部の専門コンサルタントの3者によるチームを組み、協議の場を設けて「成功事例」を増やそうと模索している。
取り組みは緒に就いたばかりだが、協会幹部は力を込める。
「トラック運転手の人手不足を解消しなければ、日本の物流網は立ちゆかなくなる。荷主と二人三脚で労働環境を改善したい」
https://www.kanaloco.jp/article/entry-193319.html
2019年8月7日18時42分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前4時55分ごろ、入間市二本木の西濃運輸入間支店で、他社の会社員で搬入車両を運転してきた細木さん(男性、64歳)が荷物の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、細木さんはトラックの荷台から荷下ろしをしていて、キャスター付きカーゴの下敷きになったという。
カーゴは高さ2m、幅1.15m、奥行き1.1mで、重さ約500kg。
別の場所で作業中の男性が大きな音を聞き駆け付けて、下敷きになっている細木さんを発見し、119番した。
警察で原因などを調べている。
https://this.kiji.is/531603013128438881?c=39546741839462401
2019年8月2日14時25分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし11月、大阪・平野区の阪神高速道路で、飲酒運転の大型トレーラーがタクシーに衝突し、乗客など3人が死傷した事故について、国の委託を受けて調査してきた事業用自動車事故調査委員会が報告書を公表した。
それによると、トレーラーの運転手は事故前、運行途中のフェリー乗船中に焼酎を飲み、注意力や判断力が低下した状態で運転していたことが事故の原因だと考えられると指摘している。
そのうえで、この会社のドライバーの間では、フェリー乗船中の飲酒が常態化していて、船を降りる際に、法律で義務づけられているアルコール検査などが行われず、運行管理が形骸化していたことが重大な事故につながったと考えられると結論づけた。
そして、再発防止策として、アルコール検査の適切な実施や、必要に応じ、運行管理者が抜き打ちでフェリーに乗船し、ドライバーの休憩時間の過ごし方を確認するよう求めている。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190802/2000018478.html
8月2日14時55分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事が事故車両の写真付きでネット配信されていた。
大阪市平野区の阪神高速で2017年11月、酒気帯び運転の大型トレーラーがタクシーに衝突し3人が死傷する事故があり、国の事業用自動車事故調査委員会が調査報告書を2日、公表した。
トレーラーの運転手は直前に乗ったフェリーで飲酒しており、所属する運送会社では、運転手らのフェリーでの飲酒が常態化していたことが明らかになった。
報告書によると、トレーラーの運転手は、17年11月21日午後4時過ぎに愛媛県の港からフェリーに乗り、午後7時半までに船内の食堂などで焼酎を約450mℓを飲んだ。
同僚運転手6人が同席し、うち4人が一緒に飲酒したという。
22日午前0時ごろに神戸港に到着したが、点呼やアルコール検査はしていなかった。
事故は約40分後に発生。
タクシーの乗客1人が死亡し、別の客とタクシー運転手が大けがをした。
事故調査委の聞き取りで、運送会社の運転手らの間では、遅くとも約30年前からフェリーでの飲酒が慣習になっていたとみられることがわかった。
トレーラーを運行していたM運送(香川県観音寺市)が事故後、このフェリーに乗ったことがある運転手24人に聞いたところ、8割強にあたる20人が、17年中に飲酒したことがあると答えた。
このうち15人は、ほぼ毎回、飲酒していたという。
調査委は、アルコールの影響で注意力や判断力が低下したことが事故につながった可能性が高いとした。
調査委によると、M運送は事故を受け、フェリーを降りる際にアルコール検査の結果を携帯電話で送るシステムを取り入れたという。
https://digital.asahi.com/articles/ASM815VX4M81UTIL037.html?rm=424
2019年7月24日7時0分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後10時すぎ、埼玉県吉川市上内川の県道を走っていた大型トレーラーから積み荷の鉄骨が崩れ落ち、反対車線を走っていた軽乗用車に衝突した。
警察によると、この事故で、軽乗用車を運転していた吉川市の会社員、鈴木さん(男性、51歳)が全身を強く打って病院に搬送されたが、その後、死亡した。
崩れ落ちた鉄骨は縦10m、横1mほどで、1本あたりの重さはおよそ2トンあり、あわせて5本が路上に落ちたという。
警察は、大型トレーラーを運転していた新潟県三条市の会社員、渡邊容疑者(男性、45歳)を、過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕した。
現場は片側1車線の県道のゆるやかなカーブで、積み荷を固定していたワイヤーの一部が切れていたという。
警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替え、積み荷を固定する方法に問題がなかったか、捜査を進めることにしている。
出典
『鉄骨が荷崩れ 対向車の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20190724/1100005992.html
7月24日12時20分にYAHOOニュース(テレビ埼玉)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、鉄骨を固定していたワイヤーの一部が切れていて、トレーラーに積まれていた鉄骨9本のうち、5本が路上に落ちていたという。
出典
『トレーラーから鉄骨落下 軽乗用車の男性死亡/埼玉県』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00010000-teletama-l11
2019年7月10日21時43分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時19分ごろ、いわき市平南白土の県道で、トラックが荷台部分に搭載したクレーンを上げたまま走行し、路上の電線を引っかけ、つながっていた道路脇の信号機が倒れた。
信号機は反対車線を走っていた軽乗用車を直撃し、電線を引っかけたトラックには後ろから普通乗用車が追突して、3台がからむ事故になった。
このうち、軽乗用車には30代の女性とその子ども2人のあわせて3人が乗っていて、女性が背中を強く打ったほか、8歳の女の子は左腕から出血したが、命に別状はないという。
2歳の男の子にはけがはなかった。
警察は、トラックの運転手からクレーンを上げたまま走行した経緯などを聞き、事故の詳しい原因を調べている。
現場は片側2車線の交通量の多い県道で、近くにいた作業員によると、クレーンを搭載したトラックは、現場近くで行われている工事を知らせる電光掲示板を設置する作業を終えたところだったという。
この事故のあと、現場の県道は、信号機が倒れた車線が通行止めになった。
出典
『信号機倒れ車直撃 親子がけが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190710/6050006130.html
7月11日8時40分に福島民友からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時20分ごろ、いわき市の県道で、同市の30代の会社員男性が運転するクレーン付きトラックのアームが電線に絡んで信号機の柱が倒れ、車2台が巻き込まれる事故があった。
このうち、軽乗用車に乗っていた同市の30代女性と娘(8)が軽傷のもよう。
警察によると、女性の軽乗用車に倒れてきた信号機の柱が衝突。
また、トラックと同市の80代男性の乗用車が衝突した。
男性2人にけがはなかった。
警察によると、トラックが付近の工事現場からアームを収納せずに発進。
高さ約7mの位置で電線が絡まり、信号機が倒れたという。
事故の影響で、下り線が午後2時45分から約2時間45分にわたり、通行止めになった。
出典
『いわきの県道に「信号機」倒れる 車2台が巻き込まれ2人けが』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20190711-395371.php
2019年6月26日12時47分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後8時35分ごろ、滋賀県草津市矢橋町の草津総合病院の敷地内で、同市南山田町、運送業の男性(46)が2トントラックの運転席側ドアに体を挟まれているのを病院職員が見つけ、119番した。
男性は胸などを強く打ち、死亡した。
警察などによると、トラックはエンジンがかかったままで、敷地内の通路の柱にドアが当たった状態で止まっていた。
サイドブレーキは効いていなかった。
警察は、男性が乗り降りしている最中にトラックが前進し、柱にぶつかったドアに挟まれたとみて調べている。
出典
『トラックのドアに挟まれ男性死亡 滋賀の病院敷地内』
https://this.kiji.is/516407176039908449?c=39546741839462401
2019年6月24日11時58分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府吹田市の市道でゼブラゾーン(導流帯)に大型トレーラーを駐車し、追突死亡事故を誘発したとして、大阪府警が自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で、トレーラーの男性運転手(58)を書類送検していたことが24日、分かった。
追突事故で駐車していた側が刑事責任を問われるのは異例という。
ゼブラゾーンは法律上、走行車線の一部にあたるが、駐車スペースとしての利用が横行しており、府警幹部は「危険な駐車には厳しい姿勢で臨む」としている。
事故は昨年11月16日午前8時25分ごろに発生。
吹田市岸部中の地下道トンネルの入り口付近で、駐車中の20トントレーラーにバイクが追突し、運転していた女性(56)が死亡した。
トレーラーが止まっていたのは走行車線の隣に設置されたゼブラゾーンで、運転手は「取引先の営業開始を待つため、広くて止めやすい場所で待機していた」と供述。
以前にもこの場所に止めたことがあり、この日は2時間以上にわたって駐車していたという。
府警吹田署は、十分に前方を確認しなかったとして、死亡した女性を道交法違反(安全運転義務違反)容疑で書類送検する一方、トンネルの入り口付近にトレーラーが止められていた危険性を重視。
駐車が事故を引き起こしたとして、運転手の立件に踏み切った。
【相次ぐ重大事故】
ゼブラゾーンは、事故を抑止し、スムーズな走行を助けるための表示。
交差点の右折レーン手前などに設けられていることが多い。
走行禁止ではないが、車が走ることは少ないため、トラックなどが駐車するケースは後を絶たず、これまでも重大事故が起きている。
昨年11月には大阪府東大阪市の国道で、中央分離帯付近のゼブラゾーンに駐車していた大型貨物車にバイクが追突し、バイクの男性が死亡。
10月には同府和泉市で、ゼブラゾーンのそばに駐車中のトレーラーに追突したトラック運転手が死亡した。
府警によると、昨年、府内で駐車車両にぶつかる死亡事故は4件発生したが、このうち3件は、ゼブラゾーンやその周辺での駐車が原因だった。
軽傷事故などを含めるとさらに多く、全国でも同様の事故が相次いでいる。
【物流業界の事情】
ゼブラゾーンは駐車禁止の場所が多く、警察は違法駐車の取り締まりを強化している。
それでもなくならない背景には、物流業界の事情がある。
全日本トラック協会によると、トラック運転手は荷主の指定時間に遅れることはもちろん、早く到着することもできないため、目的地近くで時間調整するのが常態化している。
だが、大型のトラックを駐車できるスペースは少なく、同協会の担当者は、「『できるだけ邪魔にならないように』と運転手が選ぶのがゼブラゾーン。駐車しないように指導することは難しい」と頭を抱える。
長年にわたって続いてきた問題だが、ここにきて風向きは変わりつつあるという。
集配中のトラックが路上駐車できるように、警察が地域を指定して規制を緩和する取り組みが一部でスタート。
集配作業を効率化することで、運転手らの働き方改革につなげる狙いがあるが、業界では、時間調整のための駐車にも何らかの対策が取られるとの期待もある。
協会の担当者は、「国などに要望を続け、ゼブラゾーンに駐車せずに済むような態勢をつくりたい」と話している。
出典
『横行する「ゼブラゾーン」駐車 追突事故誘発で立件も』
https://www.sankei.com/affairs/news/190624/afr1906240015-n1.html
2019年6月20日23時32分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府警八幡署は20日、八幡市八幡吉原のスーパー「Ⅼ八幡店」で、搬入作業で荷物の下敷きになった大阪府寝屋川市の運送会社社員の男性(51)が死亡したと発表した。
同署によると、男性は6日午後8時10分ごろ、飲料水などの積み荷(約320kg)をかご状の台車に乗せてトラックの昇降機から下ろす作業中、倒れた台車の下敷きになったという。
背中などを強く打ち、重体だった。
出典
『搬入作業で積み荷の下敷き、重体の51歳男性死亡』
https://this.kiji.is/514379915002004577?c=39546741839462401
2019年6月4日10時0分にYAHOOニュース(徳島新聞)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
3日午後5時10分ごろ、徳島市応神町古川の吉野川橋北詰め県道のアンダーパスで、クレーン付き14トントラックが高さ制限ゲート(高さ3.8m、幅8.8m)に衝突し、倒れたゲートが後続のトラックや対向する乗用車にぶつかるなど、計10台が絡む事故があった。
うち、1.5トントラック1台が横転し、運転していた北島町の40代会社員男性が頭を切り、助手席の徳島市の50代会社員男性が肋骨を折るけがをした。
警察によると、現場は吉野川橋をくぐる片側1車線の直線道路。
徳島市の40代会社員男性のクレーン付きトラックが衝突したゲートは、後続の12トントラックの荷台部分に挟まった。
トラックは引きずる状態で約60m走行し、対向する乗用車やトラックなど数台にぶつかった。
警察が詳しい事故原因を調べている。
事故の影響で、アンダーパスの全区間約600mは約3時間通行止めとなり、約2km渋滞した。
出典
『ゲート衝突が発端に、10台絡む事故 徳島・吉野川橋アンダーパス』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-03211051-tokushimav-l36
6月4日5時23分にNHK徳島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後5時すぎ、徳島市の県道で、吉野川に架かる吉野川橋北詰アンダーパスに設置された高さ制限のゲートにクレーンのついたトラックが衝突した。
事故の衝撃でゲートは倒れ、後続の大型トラックの荷台部分にめり込んだうえ、対向車線を走ってきた複数台の車もそのゲートに次々と衝突した。
このうちトラック1台が横転し、警察によると、乗っていた男性2人が肋骨を折るなどのけがをしたが、命に別状はないという。
現場は徳島市中心部に近い吉野川沿いを通る片側1車線の直線道路で、倒れたゲートは地上からおよそ3m80cmの高さに設置されていたという。
警察は、最初にゲートに衝突したトラックの運転手から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『高さ制限ゲートに車衝突2人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190604/8020004735.html
(2020年2月21日 修正1 ;追記)
2020年2月20日18時8分にNHK徳島から、両方の車の運転手がともに書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年6月、徳島市の県道で、直前の接触事故で傾いた高さ制限のゲートに後続の大型トラックが衝突し、引きずられたゲートに対向車線の車が次々と巻き込まれて、男性3人が骨折などのけがをしました。
警察は任意で事情を聞くなどして捜査を進めた結果、20日、先にゲートに接触したクレーン付きのトラックを運転していた徳島市の40代の会社員の男性を道路法違反と過失運転傷害の疑いで書類送検しました。
警察によりますと、クレーンのアームをしっかりと降ろさないまま、道路の高さ制限の3.8メートルを超えた車高で走行していたということです。
また、ゲートを引きずって走行した後続の大型トラックを運転していた阿波市の20代の男性も過失運転傷害の疑いで書類送検されました。
警察の調べに対し、2人とも容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200220/8020006903.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の7コマ。
事故に巻き込まれた車のドラレコ映像などが放映されていたが、クレーンがゲートに接触したシーンは放映されていなかった。
(2020年5月10日 修正2 ;追記)
2020年5月8日23時22分にNHK徳島から、運転手に罰金50万円という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島区検察庁は、ゲートを安全に通過できるか確認せず進行したなどとして、クレーン付きのトラックを運転していた徳島市の45歳の男を道路法違反と過失運転傷害の罪で略式起訴しました。
男は徳島簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受け、8日までに納付したということです。
ゲートを引きずったなどとして過失運転傷害の疑いで書類送検された大型トラックの20代の男性運転手は不起訴となりました。
検察は不起訴の理由を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200508/8020007545.html
2019年5月23日7時53分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
軽トラックなど軽貨物車の乗車時に事故が起きた際、死亡したり重傷を負ったりする危険性が乗用車の約3倍に上ることが、県警のまとめで分かった。
農繁期を迎えた県内は、作業に合わせて軽貨物車の往来が活発化するシーズン。
県警は、シートベルトの着用をはじめ、運転時の十分な注意を呼び掛けている。
県警交通企画課によると、2014~18年の過去5年間で、軽貨物車乗車時の事故の死者は22人、重傷者が223人、軽傷者は2322人。
死亡・重傷率は9.5%で、乗用車の死亡・重傷率3.5%に比べ、重大事故につながりやすい状況にある。
軽貨物車の死亡・重傷者のうち、60歳以上が約8割に上った。
県内では昨年5~7月、軽トラックを運転中の重大事故が相次いだ。
酒田市で70代男性が農道から川に転落して死亡。
上山市でも、70代男性が農道脇ののり面に転落して犠牲となった。
庄内町では、交差点で軽トラックとワンボックスカーが出合い頭に衝突し、軽トラックの70代男性が亡くなった。
同課は、軽貨物車による死亡・重傷事故の形態として、
▽出合い頭
▽車両単独
▽正面衝突
が多いと指摘する。
軽トラックはボンネットがないため、運転者らへの直接的な衝撃が強い。
衝突の影響で、ハンドルが腹部を圧迫するなどの危険性もある。
軽貨物車による事故は、農道などの非市街地での発生が約7割となっていることも特徴の一つ。
農作業が本格化するこれからの時季は、作業前後の運転にも注意が必要となる。
同課は、昨年発生した軽トラックの死亡事故にはシートベルト未着用だったケースもあったとした上で、「事故はいつ起きるか分からない。近場であろうと、気を緩めないでほしい」としている。
出典
『軽トラ事故は危険3倍 県警・農繁期の安全運転呼び掛け』
http://yamagata-np.jp/news/201905/23/kj_2019052300449.php
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。