2016年10月18日18時59分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月18日19時33分にテレビ愛媛からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前11時すぎ、西条市丹原町の国道11号線、通称「桜三里」で、西条市の32歳の団体職員が運転する木材運搬用の大型トラックの荷台に備え付けられた木材をつり下げるアームが、突然、横に振り出され、対向してきたトラックの運転席にぶつかった。
この事故で、トラックの運転席は激しく壊れ、運転していた大洲市の57歳の会社員の男性が右足の骨を折る大けがをした。
現場は、山間を縫うように走る片側1車線のカーブの多い国道。
警察の調べによると、大型トラックのアームは長さがおよそ7mあり、走行中は折りたたんでいたが、事故の直前に、突然、車体から対向車線側に3mほど振り出された状態になったという。
消防によると、ケガをした男性は、「対向のトラックのアームが伸びてきた」と話しているという。
警察は、アームの固定方法などに問題がなかったか調べている。
出典
『トラックのアーム当たり重傷』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20161018/3633191.html
『桜三里でトラックが車載クレーンにぶつかる 1人重傷』
http://www.ebc.co.jp/news/data/index.asp?sn=1969
(ブログ者コメント)
同じような事故は、過去にも起きている。
2016年5月5日掲載
2016年4月28日 山形県遊佐町の国道で大型レッカー車走行中にクレーン付け根のギヤの歯が壊れてアームが対向車線にはみ出し、走ってきたバスに当たって5人けが、 (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5883/
2016年9月28日18時40分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月29日0時26分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日夜7時45分ごろ、恵那市大井町の中央自動車道の下り線で、走行中の大型トラックの左側の後輪のタイヤが突然はずれ、後続の大型トラックに衝突した。
この事故で、後続のトラックは運転席の屋根付近が激しく壊れ、運転手で福岡県筑紫野市の男性(46)が頭などを強く打って意識不明の重体となっている。
警察によると、タイヤがはずれたトラックは、左右の後輪にそれぞれタイヤが2本重ねてあるタイプで、左側の後輪のタイヤが2本ともはずれていたという。
タイヤの大きさは直径およそ80cmで、6本のボルトで固定していたが、折れたり曲がったりしていて、警察は、ボルトの劣化によってタイヤがはずれたとみて、詳しい原因を調べている。
また、タイヤがはずれたトラックを運転していた東京・立川市の男性は、「走行中にガタガタと音がしてパンクしたと思った」などと話し、現場の約4km先で停止してタイヤが外れていることに気づいたという。
トラックは製造から10年以内で、車輪部分はリコール(無料の回収・修理)対象になっていなかった。
警察は、整備や点検の状況についても事情を聴いている。
現場は、恵那峡サービスエリアから本線の道路に合流した付近で、夜間も通行量は多いという。
(以下は、NHKの音声のみの情報)
国交省によると、昨年度にトラックを含む業務用車両のタイヤ脱落事故は、全国で41件あったという。
原因としては、ホイルナットと呼ばれるタイヤを固定する部品の緩みなど、整備不良によるものが多い。
出典
『ボルト劣化でタイヤはずれたか』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083043961.html?t=1475095399654
『原因は? 脱落タイヤ留めるボルトごと折損 岐阜の中央道事故』
http://www.sankei.com/west/news/160929/wst1609290007-n1.html
(2017年4月3日 修正1 ;追記)
2017年4月2日9時39分にNHK岐阜から、過積載かつアルミのボルトが使われていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察への取材によると、トラックの39歳の運転手は、事故の1、2か月前に異音を感じて、トラックのメーカーの系列の山梨県内にある整備会社に整備を依頼したが、その際、ボルトが本来使う鉄製のものではなく、強度の不足するアルミ製のものに交換されていたことが新たにわかった。
一方、トラックは事故当日、最大積載量を超える野菜を積んでいたということで、警察は、ボルトの強度不足や過積載が事故につながった可能性があるとみて、当時のいきさつを詳しく調べている。
出典
『タイヤ脱落はボルトの強度不足か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085217631.html
(2017年12月24日 修正2 ;追記)
2017年12月20日19時40分にNHK岐阜から、長さや形の違うボルトとナットでタイヤを固定していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タイヤには鉄製のホイールが使われていたが、担当した整備士が再び取り付ける際、誤って長さや形の違うアルミホイール用のボルトとナットで2本のタイヤを固定したという。
このため、2本のタイヤの間に隙間ができ、振動などによる負荷がかかって6本あるボルトが全て折れ、脱落したという。
さらに、タイヤが外れたトラックの運転手は、日常的な運行前の点検を怠っていたほか、事故の直前に異音を感じながら走行を続けていたという。
警察は、こうしたことが事故につながったとして、整備を担当した41歳と34歳の男性整備士を業務上過失傷害の疑いで、40歳の運転手を過失運転傷害の疑いで書類送検した。
警察の調べに対して、いずれも容疑を認め、整備士2人は「よく確認するべきだった」と話しているという。
また、警察は、タイヤが外れたトラックは過積載の状態だったとして、運転手のほか、運転手が勤める東京・あきる野市の運送会社と41歳の社長を道路交通法違反の疑いで書類送検した。
出典
『タイヤ脱落で整備士ら書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083770191.html
12月21日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
容疑は、41歳整備士が昨年9月2日、中型トラックのスチール製ホイールにボルトを取り付ける際、誤ってアルミ製ホイール用のボルトを取り付け、同3日に点検した34歳の整備主任がミスに気付かず、トラックの左後輪を脱落させて事故を起こしたとしている。
出典
『高速タイヤ脱落 容疑で整備士書類送検』
https://mainichi.jp/articles/20171221/ddm/041/040/081000c
2016年8月31日18時44分にNHK福岡NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後4時ごろ、筑紫野市光が丘の国道200号線のバイパスで、大型トラックが車体の下から白煙をあげて停車しているのを、パトロール中の警察官が見つけた。
駆けつけた警察官が消火にあたろうとしたところ、突然、車体の一部が破裂して部品などが周囲に飛び散り、40代の男性警察官が顔などにけがをした。
警察官は病院に運ばれたが、命に別状はないという。
一方、トラックの運転手に、けがはないという。
警察が、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『トラックから白煙 警察官けが』
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20160831/5274891.html
2016年7月14日18時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月14日20時46分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
首都高速で2008年8月にタンクローリーが横転し炎上した事故を巡り、橋の架け替えなどの損害が生じたとして、首都高速道路が運転手の男性や勤務先の運送会社(廃業)、輸送業務を委託した出光興産などに賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、男性と運送会社に計約32億8000万円の支払いを命じた。
出光への請求は棄却した。
運送会社が加入していた共済から約10億円が首都高側に支払われたが、熱による橋桁の変形や通行規制で損害額が膨らんでいた。
判決は、男性運転手が制限速度(時速50km)を約20~30km超えるスピードで運転し事故を起こしたとして、「過失は重大だ」と指摘。
運送会社についても、使用者責任に基づく賠償責任があるとした。
運送会社側は、「控訴するつもりはないが、廃業し賠償金を払うのは難しい」としている。
事故車に出光のマークがあったことから、首都高は「出光には下請けへの使用者責任がある」と主張したが、青木裁判長は、「個別の運送業務について、出光が運転手を指揮監督する地位にあったとは言えない」と判断した。
首都高速道路は、「判決の内容を検討し、関係者と協議して今後の対応を決めたい」としている。
出典
『運転手と運送会社に32億円賠償命令 首都高タンクローリー炎上、橋の架け替えなど損害』
http://www.sankei.com/affairs/news/160714/afr1607140019-n1.html
『首都高で横転炎上、運転手らに32億円賠償命令』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160714-OYT1T50100.html?from=ycont_top_txt
2016年5月30日11時17分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島市で昨年10月、全盲のマッサージ師の山橋さん(男性、当時50歳)がバックしてきたトラックにはねられて死亡し、盲導犬「ヴァルデス号」も巻き添えとなって死んだ事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた徳島市の会社員男性(39)に、徳島地裁は30日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した。
坂本裁判長は判決理由で、「土曜日で交通量が少ないため気を緩め、後方の安全確認を十分せずに被害者を見落とし、基本的な注意義務を怠った過失は大きい」と指摘。
騒音を注意されて以来、バック時の警報音装置を止めていた点にも触れ、「安全配慮が十分とは言い難かった」と述べた。
その上で、「盲導犬に誘導されて歩いていた被害者に落ち度は認められず、失明を乗り越えて社会生活を営む中で事故に遭い、長年のパートナーだった盲導犬と共に突然命を失った無念さは察するに余りある」とした。
一方、執行猶予の理由を、「無謀運転の事案ではなく、事故前の日常の運転に大きな問題があったとは認められない。謝罪や反省の意を示し、二度と運転しないことを決めている」と説明した。
判決後、山橋さんの母(78)は、公益財団法人「徳島の盲導犬を育てる会」を通じ、「警報音を義務化していただきたい。(事故を機に)社会が変わっていかないと、息子とヴァルデスの死が無駄になる。そのことを踏まえて、法が改正されるよう願っている」とのコメントを出した。
判決によると、昨年10月3日午前8時ごろ、徳島市の市道で資材置き場に入ろうとバックした際、後方の安全確認をせず、山橋さんとヴァルデス号をはねて死なせた。
被告は4月の初公判で起訴内容を認めていた。
出典
『運転手に有罪判決 全盲男性の死亡事故で徳島地裁 』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H4X_Q6A530C1CC0000/
5月30日14時02分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
被告は公判で、「取引先に『うるさい』と怒られ、後進する際の警報音を切っていた」と述べていた。
出典
『全盲男性・盲導犬死亡 ダンプ運転手に有罪判決 徳島地裁』
http://mainichi.jp/articles/20160530/k00/00e/040/151000c
2016年5月31日20時9分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後11時ごろ、北海道北見市の国道333号で、通行していた車の運転手から「道路に大量の魚が落ちている」と警察に通報があった。
署員らが駆け付けたところ、佐呂間町から同市までの333号と、同市で交差し、美幌町につながる国道39号の約40km区間にタラやコマイ、カレイなど、計7.5トンが散乱していた。
国土交通省網走開発建設部は、約5時間にわたって同区間を通行止めにし、魚を回収した。
警察によると、荷主として名乗り出たオホーツク地方の運送会社は、「トラックの荷台の留め金が腐食しており、扉が開いてしまった。魚を落としたことに気付くのが遅れた」と話しているという。
出典
『国道・魚散乱 40キロわたりタラなど7.5トン 北海道』
http://mainichi.jp/articles/20160601/k00/00m/040/050000c
5月31日20時33分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
オホーツク海側の佐呂間町から美幌町にかけての国道で道路上に大量の魚が落ちているのが見つかり、警察などが調べたところ、魚を落としたのは釧路方面に向かっていた運送業者のトラックだとわかり、詳しく事情を聞いている。
30日夜遅く、佐呂間町の国道333号から美幌町の国道39号線までのおよそ45kmの区間に、タラやコマイ、カレイなどが道路上に散乱しているのが見つかった。
この影響で、国道の一部が31日朝にかけて、およそ5時間にわたって通行止めになった。
警察や道路を管理する網走開発建設部が魚を落としたトラックを探していたところ、オホーツク海側の自治体に本社のある運送業者が名乗りでたという。
それによると、この業者のトラックが加工用の魚10トンあまりを乗せて釧路方面に向かっていたところ、荷台をとめる金具がゆるみ、このうち半分ほどの魚が少しずつ落下したとみられるという。
警察と開発建設部が、この運送業者から詳しく事情を聞いている。
出典
『魚の落下は運送トラックから』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160531/5744202.html
2016年4月28日21時19分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日22時53分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時すぎ、遊佐町吹浦の国道7号線で、宮城県登米市に本社をおく東和観光バスのツアーバスに、対向車線を走ってきたユニック車のクレーンが接触した。
警察によると、バスには、乗客14人と乗員3人のあわせて17人が乗っていて、このうち運転手とガイド、それに乗客3人の、あわせて5人が打撲などのけがをした。
ユニック車の運転手(58)にけがはなかった。
また、ユニック車の車体についていた部品が外れ、対向車線を走っていたキャンピングカーにあたったが、運転手などにけがはなかった。
東和観光バスがバスの車内に設置したドライブレコーダーの映像によると、走行中のバスのフロントガラスが突然割れ、ガラスの破片が運転席付近に飛び散っている。
バスの運転手は、そのまま運転を続け、ゆっくりとスピードを落としていた。
また、車の正面に取り付けられた別のドライブレコーダーの映像を見ると、向かい側を走ってきたユニック車のクレーンの先端が中央線を越え、バスが走行していた車線にはみ出していたことが分かる。
警察は、ユニック車の「クレーンアーム」と呼ばれる部分がゆるんでセンターラインを越え、バスのフロントガラスに接触したものとみて、事故の状況を詳しく調べている。
東和観光のツアーバスは東北地方をめぐる3泊4日のツアーの途中で、26日に岩手を出発し、青森と秋田を経由したあと、鶴岡市のあつみ温泉に向かっていた。
出典
『ユニック車接触バスの5人ケガ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024940672.html?t=1461881134182
『観光バスにトラックの“クレーン”衝突』
http://www.news24.jp/articles/2016/04/28/07328942.html
4月28日23時59分に山形新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月29日10時5分にNHK東北NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、クレーンを固定していなかったとみて、自動車運転処罰法違反(過失運転傷害)の疑いで大型レッカー車の運転手=北海道八雲町=を逮捕した。
運転手は、山形新聞の取材に「(クレーンは)固定していた。なぜ動いたか分からない」と話した。
調べによると、レッカー車は秋田方面に向かって走行中、付属のクレーンが回転して対向車線にはみ出し、先端部が擦れ違いざまにバスの運転席側のフロントガラス上部に当たったとみられる。
バスとクレーンがぶつかった衝撃でレッカー車のライトが破損。
破片が、バスの2台後ろを走っていた福岡県北九州市、会社員男性(64)のキャンピングカーにぶつかり、フロントガラスが割れた。
レッカー車を所有する北海道八雲町の会社によると、事故をおこした車両は、27日北海道を出発したあと、長野県松本市で故障した大型の保冷車を回収し、一般道を通って北海道函館市までレッカー移動する途中だったという。
事故の影響で、現場は約1時間にわたり、全面通行止めとなった。
出典
『観光バスがトラックのクレーンと衝突 遊佐・多数けが』
http://yamagata-np.jp/news/201604/28/kj_2016042800596.php
『クレーン衝突で 運転手逮捕』
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160429/4961401.html
(ブログ者コメント)
NHKのドライブレコーダー映像によると、レッカー車のアームは、斜め後方を向いている。
また、バスは、右上方の角が凹んだりフロントガラスが割れたりしている。
一方、バスの運転手は、アームが当たる直前に身をかがめ、当たった直後からは冷静にバスのスピードを落としているように見える。
以下は、NHKとは別のユーチューブ映像。
https://www.youtube.com/watch?v=Fiei0cVYz4Y
(2016年5月21日 修正1 ;追記)
2016年5月19日18時50分にNHK山形から、クレーン付け根のギヤの歯が壊れたことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
クレーンは製造から10数年が経過していたが、運転手は法令で定められた点検を行わず、当時、ワイヤーで荷台に固定しないまま運転を行っていたという。
そして、走行中にクレーンの付け根部分にあるギアの歯が壊れたことなどで、クレーンが対向車線にはみ出したという。
酒田区検察庁は19日に過失運転傷害の罪で略式起訴し、運転手は酒田簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受け、すでに納付を済ませたという。
出典
『レッカー車運転手を略式起訴』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025245661.html?t=1463690716456
2016年4月29日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月29日0時19分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時ごろ、長浜市西上坂町の物流施設「ヤタニ酒販長浜センター」で、大型トラックの燃料タンクから軽油約500ℓが漏れ、一部が敷地内の側溝から近くの長浜新川に流出した。
県や市が川にオイルフェンスを設置したが、農業用水を通って約3km先の水田にも流れ込んだ。
滋賀県湖北環境事務所によると、水田で80アールの油膜が確認された。
現時点で、湖への流入はないという。
トラックを運行した運送会社が、油の回収を進めている。
警察によると、側溝の鉄蓋をトラックが跳ね上げ、トラックの左側面下のタンクにぶつかって、亀裂ができたという。
出典
『軽油5百リットル河川流出 滋賀、琵琶湖に流入なく』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160429000001
2016年4月26日19時12分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月27日7時0分と17時20分に福井新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後1時半ごろ、福井市大丹生町の国道305号線で、走行していたトラックから積み荷の木材の一部が落下し、対向車線を走ってきた乗用車のフロントガラスを直撃した。
この事故で、乗用車を運転していたあわら市の男性(43)が病院に運ばれたが、頭などを強くうち、死亡した。
警察によると、落下した木材は縦7.5cm、横4.5cm、長さは5mで、6本束ねられていた。
乗用車には、男性の知人の50代女性も乗っていたが、けがはなかった。
トラックの運転手にも、けがはなかった。
警察は、トラックを運転していた福井市の会社員、K容疑者(男性、31歳)を過失運転傷害の疑いで逮捕するとともに、当時の状況を詳しく調べている。
警察によると、トラックは、大きさが異なる木材約100本を福井市内の木材加工所に運ぶ途中で、K容疑者は、「カーブだったがスピードが速かったと思う。積み荷の固定がゆるかったかもしれない」と話しているという。
現場は片側1車線の国道で、急なカーブが続いている。
現場は、トラックからみて左カーブ。国道とはいえ、平日の交通量はさほど多くない。
近所の70代男性は、「平日は車はまばらに通る程度」と指摘する。
ただ、「付近はカーブがきつく、地元民は危険さを把握しているため、運転する際は低速で注意して走る」という。
一方で、「スピードを出して走行する車をよく見かけ、いつ事故が起こるかとハラハラしていた」と話していた。
出典
『トラックの木材落下 男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054874211.html?t=1461703533149
『材木落下、対向車窓破り男性死亡 トラック運転手を過失傷害容疑で逮捕』
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/94329.html
『材木直撃事故の道「カーブ危険」平日の交通量はまばら』
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/94380.html
4月28日付で中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックは過積載の状態だったことが、27日、関係者への取材で分かった。
警察は、角材の積み方に問題がなかったかなどを調べている。
関係者によると、トラックの最大積載量は4トンで、角材の総重量は約4.5トンだった。
自動車運転処罰法違反の疑いで現行犯逮捕されたK容疑者(31)が勤める製材会社の社長は、取材に、「これまでは内側に崩れることはあっても、荷台から落ちることはなかった。過積載の認識はなかった」と話した。
出典
『トラックは過積載 角材落下死亡事故』
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20160428/CK2016042802000021.html
4月27日14時4分に福井テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福井テレビの取材に対し、製材会社の社長は、過去にも同程度の量を載せていたことがあったと認めたが、過積載の認識はなかったとしている。
出典
『トラック角材落下事故 過積載の疑い』
http://www.fukui-tv.co.jp/?fukui_news=
(ブログ者コメント)
NHKの映像を見ると、6本が束になった状態で運転席側のフロントガラス右端を突き破り、後部座席にまで達している。
(2017年3月15日 修正1 ;追記)
2017年3月10日20時11分にNHK福井から、運転手のみならず経営者も落下防止策を怠っていたとして書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、トラックを運転していた32歳の男をその場で逮捕したあと、任意に切り替えて捜査を進めていたが、積み荷の木材をロープできちんと固定するなどの落下防止策を怠っていたとして、10日、過失運転致死の疑いで書類送検した。
また、製材会社の60歳の経営者も、木材がきちんと固定されているのかを十分に確認していなかったなどとして、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察によると、2人とも容疑を認めているという。
出典
『落下物事故で運転手ら書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054622791.html?t=1489173076859
2016年4月8日14時33分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富山市は、7日、大沢野地域の市民に届ける予定だった固定資産税・都市計画税納税通知書4通を紛失したと発表した。
運搬中のホロ付きトラックから外に落ちたとみられるという。
通知書には、所有する土地や家屋の所在地、面積、課税標準額、固定資産税額などが記されている。
市は、通知書を受け取る予定だった4人に謝罪する。
市によると、一部を除き、通知書は地域ごとにまとめて市が郵便局に運び、郵便局が各戸に配っている。
6日午後4時頃、郵便局員らが同市猪谷の路上に通知書が落ちているのを発見し、市に連絡した。
市は現地を調べ、封書入りで未開封の13通を回収したが、発送リストと照合した結果、大沢野郵便局管内で配られる予定だった4通を紛失したことが分かった。
6日には、資産税課の職員2人が、ホロ付きトラックで市役所本庁舎から各地の郵便局へ通知書を運んでおり、その際に紛失したとみられるという。
トラックは、ホロと車体の間にすき間のある所があり、通知書を入れたコンテナは蓋のないもので、運搬中に紛失を防ぐような態勢はとられていなかった。
記者会見した山本財務部次長は、「多大なご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます。再発防止のため、個人情報が入った文書の一層の安全性確保に取り組みます。大変申し訳ございませんでした」と奥村財務部長名のコメントを読み上げ、頭を下げた。
出典
『納税通知書4通を紛失…蓋なしコンテナで運搬中』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160408-OYT1T50034.html
2016年3月24日12時1分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県警高速隊によると、24日午前5時40分ごろ、同県小坂町小坂の東北縦貫自動車道弘前線「坂梨トンネル」下り線を走行していた大型トラックからスペアタイヤが脱落し、後続の弘南バス(青森県弘前市)の高速バス(新宿発五所川原行き)に衝突した。
バスの前部が壊れたが、乗客18人と乗務員2人にけがはなかった。
高速隊は、道交法違反(整備不良)の疑いで、トラックを運転していた札幌市の40代男性から事情を聴いている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/160324/afr1603240015-n1.html
(2016年4月17日 修正1 ;追記)
2016年3月25日付の秋田さきがけ紙面に、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
現場は片側2車線。
左側車線を走っていたトラックの底部からタイヤが落ち、追越し車線のバスにぶつかった。
2016年3月21日21時31分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月21日11時58分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時55分ごろ、東京都江東区亀戸の明治通りで、電柱5本を運搬していた10トントラックが左折しようとした際、トラック後部からはみ出ていた電柱が右側を走っていた都バスの窓に接触。
都バスの窓が割れ、乗客の60代の女性が、目にガラス片が入るなどして病院に搬送された。軽傷とみられている。
警察によると、トラックは長さ15mの電柱を搬送中で、トラック後部から約3mはみ出していたという。
警察で、双方の運転手から事情を聴くなどして、事故原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/160321/afr1603210015-n1.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000070794.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、電柱は、トラック後部だけでなく、前部からも3mほどはみ出していた。
また、都バスは、2段になっている窓の上側の窓(縦50cm?横2m?)が、全面、割れていた。
2016年1月11日16時20分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月12日7時5分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前、甲府市のガソリンスタンドで、ガソリンと灯油、それぞれが混ざった燃料を誤って販売していたことが分かり、ガソリンスタンドが回収を進めている。
誤ってガソリンと灯油が混ざった燃料を販売したのは、甲府市善光寺のガソリンスタンド、「シミズヤセルフ甲府善光寺SS」。
消防などによると、11日午前9時半ごろ、このガソリンスタンドで、灯油とガソリンを運んできた業者の男性がタンクに給油する際、誤ってホースを逆につないだという。
およそ10分後に誤りに気づき、作業をやめたが、その間に灯油を買いに訪れた3人とガソリンを給油した4人の客に、それぞれが混ざった燃料を販売したという。
灯油を購入した3人は、その後判明して使用前に回収したが、これまでのところ、ガソリンを給油した4人については、特定できていないという。
誤って地下タンクに入れたガソリン、灯油は、どちらも約3000ℓ。
運転手が1人で給油し、スタンド従業員は立ち会わなかった。
消防によると、灯油が混ざったガソリンで車を運転しても火災の危険性は低いということだが、燃費が悪くなるなどの影響が出るおそれがあるとして、ガソリンスタンドでは、心当たりがある場合は連絡してほしいと呼びかけている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044955411.html?t=1452542017865
http://www.sankei.com/region/news/160112/rgn1601120023-n1.html
1月11日21時4分に山梨日日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同SSによると、同日午後7時半までに2人が「報道で知った」と言い、連絡してきたという。
灯油混入ガソリンが給油された2台を回収し、12日以降、洗浄作業をする。
残る2人の特定を急いでいる。
出典URL
http://www.sannichi.co.jp/article/2016/01/11/80025718
(ブログ者コメント)
同種トラブルは結構起きており、これまでに何件か本ブログでも紹介済。またか・・・という感じだ。
今回の事例では、NHKの映像によれば、ガソリンスタンド側には各給油ノズルの真上に、左から灯油、軽油、ハイオク、レギュラーと表示されている。
とすれば、ローリー運転手が、自分で積んできたのに、ローリー車のガソリンが入っている区画と灯油が入っている区画とを勘違いした、ということかもしれない。
仮にそうだったとして、今回、もし、スタンド側の従業員が立ち会っていたとしたら、誤給油は防げただろうか?
ローリー運転手から、これがガソリンを給油するノズルですと言われた後、車両後方の表示板を見に行き、運転手の言うことに間違いがないことを確認しただろうか?
立ち合い時、そこまでやるようになっていれば、同種トラブルは防げると思うのだが、さて、マニュアルではどうなっているのだろうか?
2015年12月28日12時27分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前10時半ごろ、江差町田沢町の国道227号線で「走行中のトラックからプレハブが落ちて軽乗用車にあたった」と、目撃した人から消防に通報があった。
警察がかけつけたところ、トラックからプレハブ小屋が道路に落ちていて、軽乗用車の右側の部分が大きく壊れていた。
運転していた男性は首に痛みを訴えて病院に運ばれたが、命に別状はないという。
当時、江差町には強風注意報が出されていて、午前10時半に17.9mの最大瞬間風速を観測していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151228/4676241.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、小屋は2m×3m×3m程度の大きさだった。
(2017年5月8日 修正1 ;追記)
軽乗用車を運転していた男性の、ごく近い親族を名乗る方から、事故後の状況などに関する下記趣旨のメールを頂戴した。
メールには差出人の名前が書かれているし、そもそも、このような内容を、わざわざガセネタとして提供してくる人はいないだろうと思い、参考までに記しておく。
(タイトルも、そのように変更した)
軽乗用車を運転していた男性(79)は、さしたる外傷も無く、病院の検査でも異常なしとの診断。
病院から自分で代車を運転して帰る途中にスーパーで買い物した際、胸を押さえるようなことがあったが、病院で大丈夫と言われていたので、付き添っていた家族はさほど気にしなかった。
帰宅後、事故の相手が家に来て話をしたが、その途中、相手の前で床に手をつくという、普段とは違う行動をしたので、家族は違和感を覚える。
相手が16時すぎぐらいに帰った後、すぐに「胸をさすってほしい。救急車を呼んでくれ」と言い出した。
その際、顔色は悪く、脂汗でびっしょりだった。
翌29日午前4時10分に病院で死亡。
3時半ごろ見回りにいったら、心臓が止まっていたとのこと。
司法解剖では事故との因果関係を証明できず、急性心疾患と診断された。
医師による誤診ではないか?
糖尿病など持病もあったが、甘いものは控え、食べ物にも気をつけていた。
事故が原因であるとしか思えないが、覆すこともできない。
記事に亡くなったことを書き添えていただければと思いメールした。
(ブログ者コメント)
事故の翌日に死亡したとなれば、誰しも事故の影響を疑うところだろうが、司法解剖では、事故との因果関係が証明できなかった由。
思うに、解剖しても臓器や脳に衝突が原因と思われる損傷が認められなかった、ということかもしれない。
2014年8月30日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4222/
(2015年11月18日 修正3 ;追記)
2015年11月11日10時22分に毎日新聞から、急ブレーキをかけた際にポリエチレンフィルム製のタンクが損傷したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月11日12時41分にNHK関西NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
事業用自動車事故調査委員会は11日、堺市から和歌山県かつらぎ町にかけての道路約42kmにまき散らされた米油で多数の事故が起きたのは、走行中のトレーラーが急ブレーキを掛けた際にタンクが損傷し、米油が漏れたのが原因とする報告書を公表した。
報告書によると、トレーラーが積載したコンテナには、米油約2万2800ℓ入りのポリエチレンフィルム製タンクが入っていた。
昨年8月23日未明、急ブレーキを掛けた際にタンク内で油が前方に動き、大きな力がかかった上面が破れ、約7000ℓが道路上に漏れ出た。
雨で路面がぬれていたため油が拡散。
この影響とみられる多数の事故が起き、重軽傷者は計21人、警察に報告された被害は84件に上った。
タンクは自由に変形する素材で、容量ほぼいっぱいに米油が入っていた。
一部に大きな力がかかった原因は、「急ブレーキや運動特性、油の積載量や性質などの条件が競合した」と分析した。
運転手(45)は、その後、後続の同僚運転手から連絡を受けたのに、停止して運行管理者に報告するなどの対応をしなかったと指摘している。
また、会社側は、積載物が漏洩した際の対処方法や社内の連絡体制を定めておらず、運転手に対する教育が不十分だったことが被害の拡大につながった可能性があるとして、漏洩に備えた体制の整備を求めている。
さらに国交省に対しても、再発防止に向けた会社の取り組み状況を確認し、他の会社にも情報を共有するよう求めている。
運転手は自動車運転処罰法違反(過失傷害)罪で略式起訴され、今年1月、橋本簡裁から罰金の略式命令を受けた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20151111k0000e040189000c.html
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151111/3382911.html
2015年6月25日19時4分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前10時前、裾野市千福の国道246号線のバイパスの交差点で、トラックと乗用車が出合い頭に衝突した。
このはずみで、トラックに積まれていた約30本のガスボンベが周辺の路上に散乱して一部が爆発し、トラックの運転席が激しく焼けた。
警察と消防は、トラックを運転していた男性が運転席に取り残されているのを見つけて助け出したが、その場で死亡が確認された。
また、乗用車を運転していた裾野市の82歳の女性が背中を打つなどのけがをして、病院に運ばれた。
現場は東名高速道路の裾野インターチェンジから南に約3km離れた信号がある交差点で、警察は死亡した男性の身元の確認を急ぐとともに、事故の詳しい状況などについて調べている。
現場の近くにある会社の男性は、「ドカーンという大きな音がしたので外に出たところ、辺りに煙が見え、そのあと何度もドカン、ドカンという爆発音が聞こえた」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035845231.html?t=1435264596395
6月26日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックは、衝突後、ボンベを落としながら蛇行。約100m先の左側の柵に衝突して止まったが、ボンベが次々に爆発した。
トラックが止まった柵の脇にある電気機械器具製造会社の総務部長(53)によると、「ボン!」という音が2回聞こえた後、黒煙が3階建ての社屋の屋根まで立ち上ってきた。
その後も、爆発音が2回聞こえた後、黒煙が3階建ての社屋の屋根まで立ち上ってきた。その後も、爆発音が4~5回、聞こえたという。
現場では、7~8mの火柱が上がり、ボンベからガスが漏れる音が聞こえたため、約300人いる社員に避難指示の放送を流したという。
同社では、爆風で1~3階の窓ガラスが3~4枚割れたほか、窓を開けていた3階の食堂では、天井の一部が落ちたという。
関連情報
6月25日 静岡新聞
事故でボンベ散乱、炎上 裾野の国道、運転手死亡
http://www.at-s.com/news/detail/1174208316.html
2015年6月10日12時10分に京都新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
6月10日18時52分にNHK京都から、6月10日14時55分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前5時すぎ、京都市伏見区桃山町因幡の府道で、大型トラックが塩酸を積んだタンクローリーに追突した。
タンクローリーの後部にある排水管が破損し、約2時間半にわたって大量の塩酸が漏れ出した。
市消防局は、現場から半径100m以内を一時、警戒区域に設定し、屋内退避を呼び掛けた。
現場近くにいた伏見区の男性(36)が左手のしびれなどを訴え、病院に運ばれた。
京都市教育委員会によると、桃山中の生徒14人が頭痛や目の痛みなどの体調不良を訴えているという。
いずれも症状は軽いという。
伏見署や市消防局によると、府道沿いのコンビニ駐車場に入ろうとしたタンクローリーの左後方部に大型トラックが衝突したという。運転手2人にけがはなかった。
消防が、タンクローリーを近くのコンビニの駐車場に移動させて、流出した塩酸を放水して薄めたり、タンクに残った塩酸を抜き取ったりした。
積載されていた塩酸8800ℓのうち、6500ℓが流出したとみられる。
市教委によると、現場から北西約500mの桃山東小と南約700mの桃山南小の2校が全校児童を自宅待機とし、授業開始を遅らせた。近くの複数の幼稚園が臨時休園となった。
塩酸除去など事故処理のため、府道が一時、全面通行止めになり、京阪電鉄宇治線の上下線計6本で最大10分遅れる影響が出た。
塩酸の一部は、側溝を通じて近くの山科川に流れ出たとみられているが、国交省淀川河川事務所によると、今のところ問題はないという。
現場は、京阪宇治線六地蔵駅の西約300m。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150610000065
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015447782.html?t=1433969938507
http://www.asahi.com/articles/ASH6B3D1RH6BPLZB008.html
2015年6月9日16時13分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月10日付で朝日新聞広島版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前7時10分ごろ、広島県尾道市御調町、山陽自動車道上りの大羽谷トンネル内で、トラックの荷台から鉄パイプ(直径5cm、長さ1m)10本が落下し、後続の車12台が次々に乗り上げた。
うち、ワンボックスカーがのり面に衝突して逆さまになり、さらに後方から来た大型バイクが転倒した。
県警高速隊によると、バイクに乗っていた兵庫県尼崎市の男性(31)がひざに軽いけが。他にけが人はなかった。
高速隊は、トラックを運転していた広島市佐伯区の会社員の男性(34)から事故や荷台の状況を詳しく聴き、積載物の転落防止措置について道交法違反の疑いもあるとみて調べる。
トラックは広島県福山市の建設現場に向かう途中で、鉄パイプは足場を組むためのものという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150609/wst1506090065-n1.html
関連記事
6月10日 毎日新聞
交通事故:鉄パイプが落下、後続車多重事故 山陽道上り線 /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20150610ddlk34040519000c.html
2015年6月6日17時25分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月6日14時17分に読売新聞から、6月6日12時0分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前5時半ごろ、関市西神野の県道の三差路の交差点を大型のタンクローリーが右折しようとしたところ曲がりきれず、道路の左側の信号機を倒して横転した。
運転手にケガはなかった。
この事故で、タンクローリーに積まれていたガソリン6000ℓ近くが流れ出したことから、引火の危険性があるとして、近くの住民2世帯4人が、一時、近くの公民館に避難した。
また、ガソリンを除去する作業などのため、現場周辺の道路も午後5時過ぎまで、ほぼ半日にわたり南北3kmにわたって通行止めとなった。
一方、ガソリンが側溝をつたって近くを流れる津保川に流出したため、消防がオイルフェンスを設置して回収を進めている。
夫婦で避難した福田さん(66)は、「自宅で寝ていたら雷かと思うような大きな音がしたので、2階の窓から見るとタンクローリーが横転していました。窓を開けるとガソリンのすごい臭いがして朝食も食べずに妻と避難しました。引火しなかったのでよかったです」と話していた。
現場はY字路交差点で、タンクローリーから見て右カーブの下り坂になっていて、警察は、男性がハンドル操作を誤った可能性があるとみて調べている。
男性は、愛知県知多市から岐阜県下呂市のガソリンスタンドへ、ガソリンや軽油などを運搬中だった。
現場は、東海環状自動車道の富加関インターチェンジから北に1.7kmの住宅街。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085362191.html?t=1433632272298
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150606-OYT1T50058.html
http://www.asahi.com/articles/ASH663GTGH66OHGB001.html
2015年6月4日11時48分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構、横浜市)とNEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市)は3日、車両総重量が重量制限の2倍以上の大型トレーラーを運転したとして、大阪府高槻市の男性運転手と京都市の運送会社を兵庫県警高速隊に道路法違反の罪で告発したと発表した。
1回の違反で告発したのは、全国初という。
高速道路機構などによると、告発内容は、この運送会社に所属する男性運転手は、今年4月14日、第二神明道路上り線明石西本線料金所(明石市)で、道路法で定められた総重量25トンの2倍以上の53.35トンの大型トレーラーを運転したとしている。
従来は、違反を繰り返した場合に告発していた。
しかし、国交省が今年2月、重量制限の2倍以上の違反者を道路管理者が1回の違反で告発できるよう基準を改正したため、即時告発に踏み切った。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150604/wst1506040040-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。