本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2010年12月23日 旧ブログ掲載記事)
2010年12月23日2時41分に朝日新聞から、同日3時49分にmsn産経ニュース群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
□船橋から仙台に向け、苛性ソーダ800袋(1袋25kg)を運んでいたトレーラーが途中で7袋を落とし、3袋が行方不明。福島県内を走行中に積荷の異変に気付き、調べたところ荷崩れを起こしていたとのこと。
□渋川市で農業男性(43)がトラック運転中、荷台に積んでいた農薬「クロルピクリン」80缶(1缶20ℓ)が崩れ、約40缶が路上に散乱。男性らが回収したが、1缶がなくなっていた。
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(2010年12月14日 旧ブログ掲載記事)
2010年12月13日14時4分に西日本新聞から、また同日付で中国新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後5時10分ごろ、北九州市小倉南区の県道で「路面が濡れていて異臭がする」という110番通報があり、警察等で調べた結果、最大45ppmの硫化水素が検出されたため、付近の県道約500mを約1時間にわたり通行止めにした。住民にけが人とか避難などの影響はなかった。
警察によれば、原因は水硫化ソーダがタンクローリーからこぼれたこと。防府市の運送業者が、13日、タンクの蓋が外れていたと届け出た。ローリーは、12日、益田市から大分市まで水硫化ソーダを運んでいたが、タンク上部の蓋の一つがロックされておらず、急ブレーキの衝撃で蓋が開いて路上にこぼれ、硫化水素が発生したとみられる。
警察によれば、原因は水硫化ソーダがタンクローリーからこぼれたこと。防府市の運送業者が、13日、タンクの蓋が外れていたと届け出た。ローリーは、12日、益田市から大分市まで水硫化ソーダを運んでいたが、タンク上部の蓋の一つがロックされておらず、急ブレーキの衝撃で蓋が開いて路上にこぼれ、硫化水素が発生したとみられる。
(2010年12月11日 旧ブログ掲載記事)
2010年12月11日2時24分に、msn産経ニュース滋賀版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後3時15分ごろ、甲賀市の国道307号交差点で大型タンクローリー(約10トン)が横転。信号機に衝突し、積んでいた灯油が漏れ出した。漏れた灯油は、警察や消防が薬剤や吸着材で拭き取った。
警察によると、ローリーは甲賀市内のガソリンスタンドに灯油を運搬している途中で、警察は事故原因を調べている。
警察によると、ローリーは甲賀市内のガソリンスタンドに灯油を運搬している途中で、警察は事故原因を調べている。
(2010年12月12日 修正1; 追記)
2010年12月12日1時51分に、msn産経ニュース滋賀版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は、流出した灯油約6kℓが、水路や池などを通じて、近くの野洲川支流の杣川に流出したと発表した。
また、11日午前3時ごろには、事故現場から約7km離れた野洲川にある水口浄水場の取水口で油臭を確認。浄水場を管理する県企業庁が事故対策本部を設置して処理している。
また、11日午前3時ごろには、事故現場から約7km離れた野洲川にある水口浄水場の取水口で油臭を確認。浄水場を管理する県企業庁が事故対策本部を設置して処理している。
(2010年12月9日 旧ブログ掲載記事)
2010年12月9日8時52分に、読売新聞愛知版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月9日午前0時55分ごろ、刈谷市で、運送会社「ビューテックローリー」の駐車場に停めてあったタンクローリーから白煙が出ていると付近の住民から119番通報があった。消防が駆け付け、塩酸漏れを確認したため、放水希釈した。
警察によると、ローリーは塩酸8500ℓを積載していたが、漏れたのは50~100ℓ。タンク前方にある液量計にヒビが入っており、そこから塩酸が漏れ出していた。けが人なし。
ローリーは、8日午後2時ごろ、名古屋市港区で塩酸を積み、同日午後3時ごろ、現場に到着。9日に碧南市の塩酸加工会社に運搬予定だった。運転手が8日午後3時ごろにローリーを点検した際には異常はなかったという。
警察によると、ローリーは塩酸8500ℓを積載していたが、漏れたのは50~100ℓ。タンク前方にある液量計にヒビが入っており、そこから塩酸が漏れ出していた。けが人なし。
ローリーは、8日午後2時ごろ、名古屋市港区で塩酸を積み、同日午後3時ごろ、現場に到着。9日に碧南市の塩酸加工会社に運搬予定だった。運転手が8日午後3時ごろにローリーを点検した際には異常はなかったという。
(2010年12月4日 旧ブログ掲載記事)
12月3日付で、茨城新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月2日午後5時15分ごろ、神栖市の食堂駐車場で駐車中の大型トラックの荷台から出火。積載していた粉状の高分子硫黄14トン(500袋)を全焼した。
警察などによると、この火災で亜硫酸ガスが発生。食堂の従業員がガスを吸って体調不良を訴え病院に搬送されたが異常はみられず、間もなく帰宅した。また、付近の住民5世帯が自主的に避難したが、鎮火後、帰宅した。
高分子硫黄は、車のタイヤの強度を増すため、製造時にゴムに混ぜるもの。
トラックは三重県の工場に向かう途中で、運転手は車内で仮眠中だった。
警察などによると、この火災で亜硫酸ガスが発生。食堂の従業員がガスを吸って体調不良を訴え病院に搬送されたが異常はみられず、間もなく帰宅した。また、付近の住民5世帯が自主的に避難したが、鎮火後、帰宅した。
高分子硫黄は、車のタイヤの強度を増すため、製造時にゴムに混ぜるもの。
トラックは三重県の工場に向かう途中で、運転手は車内で仮眠中だった。
(2010年9月18日 旧ブログ掲載記事)
速報した表記の事故に関し、2010年8月30日付の中日新聞の記事には、以下の内容が記載されていた。
□運転手は、本来使うべきものとは別の排気口で気化したガソリンを空気中に放出していた。事情聴取に、早くガスを逃がしたかった、と話している。警察では、給油法に問題がなかったか調べている。
(速報段階での記事)
以下の趣旨の情報が、ネットに掲載されていた。
8月29日午前6時ごろ、愛知県幸田町のガソリンスタンド「ユニー・オイル幸田店」で、タンクローリーから地下タンクにガソリン20キロリットルを移送し終えた直後に、鉄筋2階建ての事務所が爆発。2階にいた従業員が軽傷を負った。近隣民家数軒も窓ガラスが割れるなどの被害があった。
給油中に気化したガソリンが建屋1階のコンプレッサー室に充満し、コンプレッサーが作動した時に着火した可能性があるとみて調べている。
給油中に気化したガソリンが建屋1階のコンプレッサー室に充満し、コンプレッサーが作動した時に着火した可能性があるとみて調べている。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/incident/K2010082900113.html
http://www.mainichi.jp/select/jiken/news/20100830k0000m040114000c.html
http://www.mainichi.jp/select/jiken/news/20100830k0000m040114000c.html
(ブログ者コメント)
ガソリン蒸気にどのようにして火がついたかは不明のままだが、間接原因はマニュアル違反だった模様。
(2011年2月10日 旧ブログ掲載記事)
2011年2月9日18時59分に朝日新聞から、13時6分と17時6分に時事通信から、18時56分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時40分ごろ、新潟県聖籠町の貨物運送会社「新潟日陸物流」から、「タンクローリーのタンク内で人が倒れている」と119番通報があった。
消防署員がタンク内で、同社新潟事業所長(43)と、従業員の運転手(47)を見つけ、病院に運んだが、所長は間もなく低酸素血症で死亡。酸欠とみられる。運転手はアセトンによる中毒症状が見られ、重症だが意識はあるという。
警察によると、タンクローリーは午前中、溶剤のアセトンを胎内市の工場へ運んだ後、同所に戻った。所長が119番通報していることから、先に倒れた運転手を救助しようとして、所長もタンク上部のハッチからアセトンが残っていたタンク内(長さ約6m、直径約2.4m、容量26kℓ)に入り、倒れたとみられる。警察が事故原因を調べている。運転手はマスクを着け、所長は着けていなかった。
アセトンはマニキュアを落とす除光液などに使われ、揮発性が高く、多量に吸い込むと有害。
親会社の日陸は、「通常ではタンク内に残留物がある場合、社内規則で立ち入りを禁止している。どのような作業をしていたのか調べる」とコメントした。
http://www.asahi.com/national/update/0209/TKY201102090185.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201102090046.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201102090066.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110209/dst11020918560011-n1.htm
消防署員がタンク内で、同社新潟事業所長(43)と、従業員の運転手(47)を見つけ、病院に運んだが、所長は間もなく低酸素血症で死亡。酸欠とみられる。運転手はアセトンによる中毒症状が見られ、重症だが意識はあるという。
警察によると、タンクローリーは午前中、溶剤のアセトンを胎内市の工場へ運んだ後、同所に戻った。所長が119番通報していることから、先に倒れた運転手を救助しようとして、所長もタンク上部のハッチからアセトンが残っていたタンク内(長さ約6m、直径約2.4m、容量26kℓ)に入り、倒れたとみられる。警察が事故原因を調べている。運転手はマスクを着け、所長は着けていなかった。
アセトンはマニキュアを落とす除光液などに使われ、揮発性が高く、多量に吸い込むと有害。
親会社の日陸は、「通常ではタンク内に残留物がある場合、社内規則で立ち入りを禁止している。どのような作業をしていたのか調べる」とコメントした。
http://www.asahi.com/national/update/0209/TKY201102090185.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201102090046.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201102090066.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110209/dst11020918560011-n1.htm
(ブログ者コメント)
□マスクとは、ボンベを背負ってはローリー内部に入れないので、エアーラインマスクのことだろうか?
もしそうだとすれば、運転手は酸欠とかアセトン中毒の危険性を知っており、また、ローリー内にアセトン蒸気があることを認識していた可能性がある。
それなのに、なぜ、監督する立場の所長のほうがマスクを着けなかったのだろう?
緊急事態に遭遇し、救出にしか意識が向かなかったということだろうか?
□kis-netによれば、アセトンの有害性は下記。
・蒸気を吸入すると頭痛、めまい、嘔吐などを起こす。高濃度では麻酔作用により意識を失う。目、鼻、のどにくり返し接触すると炎症を起こす。各種の投与、摂取により中程度の毒性を示す。500ppmで皮フ、眼の刺激剤となる。
・許容濃度は、ACGHI値で500ppm。
他の化学物質と比べ、特に有害性が高い物質とは言えないようだ。
麻酔作用で意識を失い、結果、酸欠になったのだろうか?
http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp
もしそうだとすれば、運転手は酸欠とかアセトン中毒の危険性を知っており、また、ローリー内にアセトン蒸気があることを認識していた可能性がある。
それなのに、なぜ、監督する立場の所長のほうがマスクを着けなかったのだろう?
緊急事態に遭遇し、救出にしか意識が向かなかったということだろうか?
□kis-netによれば、アセトンの有害性は下記。
・蒸気を吸入すると頭痛、めまい、嘔吐などを起こす。高濃度では麻酔作用により意識を失う。目、鼻、のどにくり返し接触すると炎症を起こす。各種の投与、摂取により中程度の毒性を示す。500ppmで皮フ、眼の刺激剤となる。
・許容濃度は、ACGHI値で500ppm。
他の化学物質と比べ、特に有害性が高い物質とは言えないようだ。
麻酔作用で意識を失い、結果、酸欠になったのだろうか?
http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp
(2011年2月24日 修正1; 追記)
2011年2月10日付の新潟日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
運転手は防毒マスクを着けていたが、所長は着けていなかった。
同社は、「一般的に、タンク内に入って作業することはありえない」と説明したが、当日の作業内容については「わからない」としている。
警察は、作業中に何らかの原因でタンク内に転落した運転手を、所長が助けようとしてタンク内に入った可能性があるとみて調べている。
同ローリーは、9日早朝に胎内市で積荷のアセトンを降ろし、同社に戻ったばかりだった。
同社は、「一般的に、タンク内に入って作業することはありえない」と説明したが、当日の作業内容については「わからない」としている。
警察は、作業中に何らかの原因でタンク内に転落した運転手を、所長が助けようとしてタンク内に入った可能性があるとみて調べている。
同ローリーは、9日早朝に胎内市で積荷のアセトンを降ろし、同社に戻ったばかりだった。
(ブログ者コメント)
□マスクとは、エアラインマスクではなく、防毒マスクだった。
□防毒マスクを着けてタンクに上がったということから考えると、運転手はハッチ周辺の清掃などをするつもりだったのかもしれない。
□防毒マスクを着けてタンクに上がったということから考えると、運転手はハッチ周辺の清掃などをするつもりだったのかもしれない。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。