2015年3月28日19時32分に石川テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月28日21時11分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後、能美市の北陸自動車道で車3台が絡む事故があり、乗用車に乗っていた生後2か月の男の赤ちゃんが死亡した。
午後1時過ぎ、能美市山口町の北陸自動車道で、追い越し車線を金沢方面に走行中の乗用車が後ろからきた中型トラックに追突された。
乗用車は、その弾みで走行車線に出たところを、さらに後ろからきた軽乗用車に追突された。
この事故で、乗用車の後部座席でチャイルドシートに座っていた赤ちゃんが頭を強く打ち、病院に搬送されたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
乗用車を運転していた父親と赤ちゃんのとなりに座っていた母親も、軽いけがをした。
現場は片側2車線の直線道路で、乗用車の前を走っていたトラックの荷台から鉄製の棚が落下してぶつかり、スピードを落としたところに中型トラックが追突した可能性が高いという。
警察は、関係者に詳しく話を聞くなどして、事故原因を調べている。
出典URL
http://www.ishikawa-tv.com/news/main.php?id=24741
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150328-OYT1T50119.html
2015年3月26日19時1分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月26日14時9分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日正午すぎ、名古屋市北区新沼町の名古屋高速道路小牧線から鉄製の板が約13m下の駐車場に落下して、止めてあった乗用車に当たった。
ドアミラーが壊れたが、人はいなかったため、けが人はいなかった。
警察によると、鉄板は縦2m、横1m、厚さ1cmで、重さが約20kgあるという。
道路の構造物ではなく、高速道路を走っていたトラックなどの積み荷とみられるという。
近くの会社の従業員の男性は「ドスンという大きな音がしたので外に出たら金属の板が落ちていた。まさか高速道路から、落ちてくるとは思わなかった」と話していた。
警察は、固定のしかたが不十分だった疑いがあるとみて、落とした車を捜している。
現場は、道路沿いに飲食店や自動車の販売店などが建ち並ぶ、交通量の多いところ。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150326/3538421.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015032690140942.html
2015年3月25日20時38分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市は25日、改修工事中の市総合福祉センター(神戸市中央区)敷地内で、重油約8000ℓが流出したと発表した。
約1000ℓ分を回収したが、残りは土壌に流れ、市は周辺環境への影響などを調査している。
市によると、工事業者の作業員が4日、暖房燃料の重油を入れる地下タンク(深さ約3m)と地上の給油口をつなぐ配管(直径6.5cm)を誤って切断。
25日に給油した作業員が、建物周辺に漏れ出ているのを発見した。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150325/wst1503250076-n1.html
2015年3月25日20時1分にNHK神戸からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日、神戸市中央区の工事現場で、タンクローリーからオイルタンクに給油している最中に重油8000ℓが漏れて地中に染みこみ、神戸市は、周辺の地下水などに影響がでる恐れがあるとして、住民への聞き取り調査を進めている。
神戸市によると、25日午前9時40分ころ、神戸市中央区の「総合福祉センター」の改修工事現場で、タンクローリーからオイルタンクに重油を給油している最中、作業員が地下およそ3mのところにある給油管から重油が漏れ、一部が地表にあふれ出しているのを見つけた。
市によると、漏れた重油の量は8000ℓ、ドラム缶およそ40本分にのぼり、このうちおよそ1000ℓは回収したということだが、残りのおよそ7000ℓは地中に染みこんでしまったという。
重油は施設の暖房用で、改修工事を行っていた業者が誤って地下の給油管を切断してしまったため、漏れだしたという。
神戸市は、周辺の地下水などに影響がでる恐れがあるとして、住民への聞き取り調査などを進めている。
工事を発注した神戸市設備課の繁田担当課長は、「市民のみなさまにご迷惑をおかけして申し訳ない。現時点で被害は報告されていないが、引き続き状況の把握につとめ必要があれば対策を講じていきたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023515201.html?t=1427316631962
3月26日付の朝日新聞神戸版(聞蔵)からも、これまた若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、25日午前9時40分ごろ、タンクへ給油作業をしていたタンクローリーの運転手が、油の量を示す油面メーターが上がらないことに気付いて発覚。
工事の現場担当者が、4日に誤って給油管を切断していたという。
2015年2月12日20時45分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月13日15時35分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後1時ごろ、白山市徳光町の北陸自動車道下り線の徳光パーキングエリアで、駐車中のタンクローリーから液体の硫黄が漏れていると運転手の男性から消防に通報があった。
警察や消防が現場に駆けつけたところ、液体の流出は止まっており、けが人はいなかった。
警察によると、運転手の男性は、タンクローリーに液体の硫黄およそ14トンを積んで、三重県から富山県に向かっている途中で、徳光パーキングエリアで車を降りた際に、車の後部から硫黄が漏れているのに気がついたという。
この影響で、下りのパーキングエリアは午後1時ごろから約7時間20分にわたって閉鎖され、隣接する上りのパーキングエリアの施設などでは、張り紙やアナウンスで、硫黄が漏れているため、下りのパーキングエリアに立ち入らないよう注意を呼びかけた。
警察によると、約50ℓが漏れた。タンクの後方下部に穴が開いていたとみられる。
漏れた硫黄は撤去され、パーキングエリアでは、タンクの中に残った硫黄を冷やして固体にする作業が行われた。
硫黄は、消防法が定める危険物にあたる可燃性の物質。常温では固体となる。
警察は、硫黄が漏れた原因について詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025402741.html?t=1423775834343
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150213-OYT1T50070.html
2015年1月6日18時50分にテレビ山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後2時頃、笛吹市石和町のJAふえふき富士見第2セルフスタンドで、灯油の地下タンクに誤ってガソリンを混入させてしまい、これを購入した人がいると消防に連絡があった。
時間帯は午後1時54分から2時2分までの8分間で、3人が灯油を購入し、消防などが防災無線で注意を呼びかける事態になった。
しかし、夕方までに購入した3人が全員判明し、全て回収された。
消防などによると、スタンドにガソリンを運んできたタンクローリーの運転手が4000ℓの灯油を地下タンクに入れた後、そのまま誤ってガソリン4000ℓを混入させてしまったという。
今後、ガソリンが混ざった地下タンクの灯油を全て抜き取るという。
出典URL
http://www.uty.co.jp/news2/news2.htm
(2015年1月24日 修正1 ;追記)
2015年1月7日付の山梨日日新聞紙面に、満タンのブザーが鳴って気がついたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
(同記事に基づき、タイトルも微修正した)
地下タンクの最大容量は1万ℓ。ガソリンの補給前、灯油タンクには同日の補充分を含め、7000ℓが入っていた。
ガソリンは4000ℓ補充する予定だったが、給油時に満タンを知らせるブザーが鳴ったため、ミスに気付いた。
ガソリンスタンドはセルフ式で、誤給油が判明するまでの間、ガソリンが混入した灯油を3人に計約80ℓ販売した。
2014年12月31日17時31分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月31日18時55分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日、姫路市のガソリンスタンドで、誤ってガソリンが混入した灯油が一部の客に販売されていたことがわかり、消防は、火災の危険性があることから絶対に使用しないよう、購入した客に注意を呼びかけている。
ガソリンが混入した灯油を販売したのは、姫路市東今宿の平野石油「セルフステージ姫路」。
消防によると、このガソリンスタンドでは31日昼ごろ、タンクローリーから地下の灯油用のタンクに、タンクローリーの運転手が機器の操作を誤って、ガソリンおよそ2kℓを補給したという。
店では、このおよそ20分後、灯油を購入した客から「ガソリンのにおいがする」と指摘が寄せられたことから混入に気づいたという。
消防によると、ガソリンが混入した灯油はこれまで8人の客に販売され、このうち2人からは回収できたというが、残り6人とは連絡がとれていない。
消防では、火災の危険性があるとして、ストーブなどでは絶対に使用しないよう、呼びかけている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024376721.html?t=1420062917021
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken_chiiki/201412/0007625739.shtml
2014年12月27日23時45分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森県八戸市の燃料販売会社「八戸燃料」は27日夜、同社が運営する同市南類家2のガソリンスタンド「コスモ八戸燃料南類家SS」で、25〜27日に販売した灯油にガソリンが混じっていたと発表した。
「特に、ストーブを消火しないまま給油すると引火の危険性がある」として、購入者に使用しないよう呼びかけている。
同社によると、ガソリンが混入した灯油約8000ℓを販売した。
配達した家庭には連絡しているが、ガソリンスタンドで直接購入した人を把握できていないという。
同社は、灯油の交換に応じている。
25日午後4時ごろ、灯油1万3000ℓが入ったタンクに、大型タンクローリーのガソリン約900ℓを誤って入れてしまったと同社はみている。
27日午後4時半ごろ、灯油タンクから配達用小型タンクローリーに注油していた担当者が、ガソリン臭に気付いたという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141228k0000m040094000c.html
(ブログ者コメント)
同種事例は、毎年1~2件程度、報道されており、本ブログでも何件か掲載済。
誤混入対策はとっている筈だが、それでもまた起きてしまう。
各事例毎の原因は不明だが、ヒューマンエラーの常として、自分だけは・・・・と思う心が関係しているのかもしれない。
2014年11月25日22時34分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前10時55分ごろ、大津市坂本7丁目の湖西道路の上り線でタンクローリー1台が横転し、タンク内の灯油約1800ℓが路上に流出した。
一部が雨水排出管から高架下の大宮川に流入し、琵琶湖にも流れ出た。
運転していたガソリンスタンドの従業員男性(50)は軽傷。
国交省滋賀国道事務所が路面に中和剤をまくなどの処理にあたっている。
県と大津市も琵琶湖の大宮川河口にオイルフェンスを設置して水面の灯油を吸着マットで回収した。
事故の影響で、25日午後10時現在、西大津バイパスの下阪本ランプから湖西道路の坂本北インターチェンジの間の上り線が通行止めになっている。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20141125000160
2014年9月4日14時43分にNHK名古屋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月4日19時13分に信越放送から、9月4日付で長野朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前7時ごろ、安曇野市三郷明盛の県道を走っていた軽トラックの積み荷の木材が荷台からはみ出し、歩道を歩いていた近くに住む男性(85)の頭に後ろからぶつかった。
男性は病院に運ばれたが、頭の骨を折るなどして、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、ぶつかった木材は長さ4m、幅10cm、厚さ3cmの建築用の板で、ほかの木材と一緒にトラックの荷台に積まれ、ロープで固定されていたが、ロープが緩み、斜めになって男性に当たったとみられるという。
警察では、過失運転致死の疑いもあるとみて、軽トラックを運転していた近くの工務店経営の男性(69)から事情を聴いている。
現場は、安曇野市の中心部から6kmほど離れた住宅が点在する地域の、センターラインのない幅6mの道路。
男性は、毎朝、近所を散歩していたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014335032.html?t=1409861966325
http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20140904&id=0237338&action=details
http://www.abn-tv.co.jp/news/#id09043
2014年8月23日18時25分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月23日22時50分にmsn産経ニュースwestから、8月24日9時47分に読売新聞から、8月23日22時28分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日朝早く、大阪・堺市や河内長野市などで路上に油のようなものが流出していると、消防や警察に相次いで通報があった。
警察が調べたところ、油は大阪・堺市から和歌山県かつらぎ町までの約44kmに渡って道路上に流出していて、この区間の道路では、車がスリップしてガードレールに接触したりバイクや自転車が転倒したりする事故が、大阪府内で27件、和歌山県内で4件相次いだ。
警察によると、一連の事故で、大阪と和歌山であわせて16人が軽いけがをした。
警察は、油が特に多い道路については通行止めにして、スリップ防止のための砂をまいたり清掃車が路上を洗い流したりして対応にあたった。
警察は油の跡をたどって、かつらぎ町内の食品工場で、油を散乱させたとみられる大型トレーラーを発見。
トレーラーのコンテナ最後部の取り出し口から油が漏れたとみて、40代の男性運転手から事情を聴くなどして原因を調べている。
食品会社によると、トレーラーは外部の運送会社の車で、大阪の南港から植物油脂およそ20トンを運搬していたという。
トレーラーの車載重量は33トン。計20.8トンの植物油脂を入れた大きなビニール袋をコンテナに積み、大阪市内から食品関連会社に運んでいた。うち約5トンが漏れ出ていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2046194001.html?t=1408831224887
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140823/waf14082322500042-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140824-OYT1T50019.html
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014082300158&g=soc
(2014年10月25日 修正1 ;追記)
2014年10月24日18時27分にNHK和歌山から、油漏れに気付いた後も20kmにわたって運転を続けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月24日11時56分に朝日新聞から、10月25日17時33分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、大阪・堺市と和歌山県かつらぎ町の間の道路におよそ48kmにわたって植物性の油が流出して、車やバイクなどのスリップ事故が相次ぎ、20人余りがけがをした。
油は、大阪市の運送会社に勤務する44歳の運転手がトレーラーで運搬している間にコンテナから漏れたとみられ、警察によると、運転手は和歌山県に入った直後に、後ろを走っていた同僚から油漏れについての連絡を受けたという。
運転手はその後、橋本インターチェンジ付近でいったん車を降りて状況を確認したにもかかわらず、およそ20kmにわたって運転を続けたということで、警察では過失運転傷害などの疑いで24日、書類送検した。
運転手は、かつらぎ町の食品会社に向かう途中で、警察の調べに対し、「油漏れに気付いたのは間違いありません。パニックになって、なるべく早く、目的地に到着しなければならないと思った。雨が降っていたので、流されるだろうと思った」などと話しているという。
これについて、運転手が所属する会社では、「事故のあと、社員教育を徹底している。今後も再発防止に努めたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045647581.html?t=1414185301341
http://www.asahi.com/articles/ASGBS36MKGBSPXLB005.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141024-OYT1T50149.html
(2014年12月29日 修正2 ;追記)
2014年12月26日付で朝日新聞和歌山版(聞蔵)から、運転手の男が略式起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
橋本地検は25日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)罪で、運転手の男(45)を略式起訴した。
業務上過失致傷の疑いについては、和歌山地検が22日付で不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
起訴状によると、男は、植物油約20トンを積んだコンテナを大型トレーラーで運ぶ際、橋本市内に入ったところで油漏れに気付いたにもかかわらず、約18.5km走り続け、他の車のスリップ事故など3件を起こし、3人にけがをさせたとされる。
警察の調べに対し、男は「滝のように流れ出る油を見てパニックになった」と、容疑を認める供述をしたという。
警察によると、男が油漏れに気づく以前を含む走行距離は約48kmで、油漏れの影響で起きた事故は計70件にのぼるとされていたが、地検は、男が油漏れを確認する以前の分は、罪に問えないと判断したという。
2014年8月21日8時43分に福島民報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時45分ごろ、南相馬市のS化学工場でガス漏れがあり、隣接する自動車リサイクル会社の従業員10人が体調不良を訴え、市内の病院に運ばれた。
このうち20代男性1人が入院した。警察によると全員意識はあり、軽症。
警察は、同工場の敷地内にあるタンクから塩素ガスが漏れて、風でシマ商会側に流れたとみている。
S社によると、塩素は除草剤の原料として使用しており、漏出量は推定で約2m3という。
塩素をタンクローリー車からタンクに移す作業中だった。
警察が、詳しい原因を調べている。
同工場は、昨年6月に有機化合物のトルエンに引火し、周囲が通行止めになる火災を起こしている。
重田工場長(45)は、「全職員を挙げて、二度とこのような事故がないように取り組んでいく」と述べた。
隣接地からの塩素ガス漏えいで従業員10人が搬送された自動車リサイクル会社の担当者は、「今までになかったことなので驚いた」と語った。
担当者によると、開放された工場内で作業していた従業員から「白い煙が見えた。せき込んでいる人がいる」と事務所棟に突然、電話連絡が入った。同社は屋外にいた従業員約50人を一時屋内に避難させた。
出典URL
http://www.minpo.jp/news/detail/2014082117578
8月20日20時19分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
S社によると、ガスが漏れたのは、工場の北側に設置されている、塩素ガスが入ったタンクで、タンク内の圧力を下げる作業中に、塩素ガスを中和する装置に何らかのトラブルが起き、中和されないまま外に出てしまったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053942251.html?t=1408571687728
8月20日付でテレビユー福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
除草剤を作る際塩素ガスを無害にする装置から処理する前の塩素ガスが漏れた。
工場長によると、事故の原因は、作業員が装置のバルブを開けすぎた操作ミスか装置の故障と見られていて、警察が調べている。
出典URL
8月21日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の調べなどによると、除草剤の製造過程でカセイソーダの中和に使う塩素ガスが最大で2m3、吸収装置から漏れたという。
折からの南風で北隣の会社の敷地内に流れ込み、働いていた10~60代の10人が「のどが痛い」、「呼吸が苦しい」と訴えた。
同工場では、2003年7月に硫酸約10トンが漏れる事故が起きたほか、同年12月には基準値超のダイオキシン類を排出したとして、県から改善命令を受けた。
昨年6月にも、設備の老朽化から有機溶剤に引火する事故が起き、爆発の危険性があったために近所の2世帯が避難させられる騒ぎがあった。
(ブログ者コメント)
各記事から類推するに、液体塩素受け入れ作業の一環としてタンク内の圧力を下げる際、塩素蒸気を中和装置に導くバルブを急速に開け過ぎたとか、あるいは中和装置そのものが故障した・・・ということだったのかもしれない。
2014年8月20日12時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
19日午後2時55分頃、京都市西京区牛ヶ瀬の府道で、走行中の3トントラックの荷台に載せていたショベルカーの屋根が鉄製のバー(高さ3m)に接触。
はずみで外れた屋根が、対向してきた乗用車のフロントガラスを突き破り、運転していた自営業男性(39)に当たった。男性は左腕や左足に軽傷。助手席の知人女性(28)も軽いけがを負った。
警察によると、バーはJR東海道線の高架がその先にあることを知らせるために設置されたもの。
トラックを運転していた解体工アルバイトの男性(32)は、警察に「通過できると思った」と話しているという。
警察は、高さへの注意が不十分だった可能性もあるとみて、男性から事情を聴いている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140820-OYT1T50045.html
2014年8月8日7時13分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
8月8日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時50分頃、熊本県南関町肥猪町の国道443号で、男性運転手(50)のタンクローリー(10トン)が横転し、積み荷のベンゼンが流出した。
警察の発表によると、タンク4個のうち2個からベンゼン44.6ℓが漏れたため、道路を全面通行止めにしたが、約5時間後に解除された。
現場はカーブが続く片側1車線。付近に民家はなく、けが人もいなかった。
タンクローリーは、大分市から福岡県大牟田市に向かう途中だった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140807-OYT1T50139.html
2014年8月7日付でテレビ大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月8日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日朝早く、臼杵市の国道で走行中のトラックの荷台からポリタンクが落下し、中に入っていた消毒用の過酸化水素水が道路に流れ出る事故があった。けが人はいなかった。
事故があったのは、臼杵市野津町宮原の国道10号。
警察によると、7日午前5時40分頃、福岡県から佐伯市蒲江に向かっていた大型トラックの荷台から20ℓ入りのポリタンク20本が落下した。
ポリタンクには、いけすの網を洗浄・消毒するための過酸化水素水が入っていたが、衝撃でポリタンクの一部が破損したり蓋が緩んだりして、およそ100ℓが道路上に流れ出た。
60%以上の濃度の過酸化水素水に触れた場合、皮膚がただれたりすることがある。
今回の濃度は35%で、消防が水を撒いて中和し、体調不良を訴える人はいなかったという。
警察では、積み荷の固定が十分でなかったとみているほか、トラックが危険物を運ぶ際に義務付けられている表示をしておらず、毒劇物取締法違反の疑いでも調べている。
出典URL
http://www.tostv.jp/news/backnum.php
2014年8月8日3時0分に大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大型トラックが荷崩れを起こし、オキシドール(過酸化水素水)の入った20ℓ入りのポリタンク20本が道路に落下、うち3本が破損し、約80mにわたりオキシドールが飛散した。
警察によると、トラックは福岡県内の運送会社の男性従業員(46)が運転。ポリタンク400本を積み、魚網洗浄用のオキシドールを運送会社から佐伯市に運ぶ途中だった。
右カーブに入った際に荷が崩れたとみている。
オキシドールは、消防法で危険物に指定されている。
大型トラックは運ぶのに必要となる危険物の表示をしておらず、警察は毒劇物法違反(表示義務違反)の疑いで調べている。
出典URL
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/08/07/131535298
2014年6月22日15時5分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月23日7時52分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前5時ごろ、新潟市東区の運送会社「N通運」の敷地内で白い煙が上がっていると、出勤した男性従業員から消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、会社の駐車場に前日夕方から止まっていたタンクローリーのタンク部分から塩酸が流出していたという。
流出した塩酸は、敷地内の側溝などを通じて、周辺の河川に流れ込む恐れがあったため、消防が、ポンプ車などあわせて9台で水をまいて薄めたり、化学防護服に身を包んだ3人がタンクローリーに近づき、塩酸をわざと放出する作業も行った。
タンクに入っていた塩酸の量は、およそ1万6000ℓで、このうち2000ℓが流れ出たと見られ、残りの塩酸は、別のタンクローリーに積み替えられた。
警察によると、これまでにけが人はなく、異臭など周囲への影響も出ていないという。
新潟市が、周辺の河川の水質を調べている。
警察によると、タンクローリーは、21日夜、従業員が点検した際には異常はなかったということだが、タンクの左側下部に5cmほどの亀裂が見つかっているということで、警察が、流出の詳しい原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035408853.html?t=1403469087826
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140622-OYT1T50117.html
6月22日22時33分に新潟日報モアからも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
タンク内には濃度35%の塩酸が入っていた。
現場では、流出した塩酸が気化したことによる白煙が上がった。
消防が気化を防ぐため、放水による中和作業を行った。
出典URL
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20140622119520.html
6月23日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
縦1cm、横5cmほどの穴から漏れたとみられる。
2014年6月13日14時45分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後1時5分頃、兵庫県西脇市の西脇市役所正面玄関前の駐車場で、男性職員(47)が公用車の軽ワゴン車を運転中、車内後部座席付近で出火し、燃え上がった。
男性職員は車外に逃げてけがはなかったが、車は火が付いたまま低速で前進し、駐車中の乗用車に当たって止まった。
市職員3人が消火器で10分後に消し止めたが、あたりは一時、騒然となった。
警察などによると、後部座席には、ガソリンとエンジンオイルの混合ガソリンを入れた3ℓのペットボトル1本や草刈り機が置かれていた。
混合ガソリンは、草刈り機の燃料。
警察では、ペットボトルか草刈り機に入っていた混合ガソリンが気化して車内に充満し、車を動かした際に引火した可能性があるとみている。
混合ガソリンを運ぶ際には金属製容器に入れる必要があり、消防法違反(危険物運搬の基準違反)の疑いでも調べる。
男性職員は、市有地の草刈りに向かうところだったといい、読売新聞の取材に対し、「午前中の作業で混合ガソリンを使ったため、ペットボトルに継ぎ足して後部座席に置いた。一気に燃え上がり、慌てて飛び降りた」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140612-OYT1T50153.html
(ブログ者コメント)
どのような消防法違反容疑であるか調べたところ、三島市から出されていると思われる資料に、下記趣旨の説明が記されていた。
「適切」という表現から推測すると、今回の事例は、黒に近い灰色ということかもしれない。
『ガソリンを乗用車等で運搬するのは22ℓ以下の金属製容器に限定されている。・・・草刈機用の混合油運搬に関しても同様とすることが適切』
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/media/10000020_pdf_20071127_rad1BCD5.pdf
2014年5月22日付で毎日新聞兵庫版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月22日付の朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前11時半ごろ、姫路市網干区の日本触媒姫路製造所から市消防局に「アクリル酸がタンクローリーから漏れた」とホットラインで連絡が入った。
製造所などによると、運搬用タンクにアクリル酸約2万ℓを積んで出発した運転手が、約1km先のコンビニ付近で車を止めた時に異臭に気づき、製造所に引き返した。
アクリル酸約30ℓ分が減っていたというが発火せず、負傷者はいなかった。
アクリル酸は、別のタンクに移した。
元のタンクに亀裂があった可能性があり、原因を調べている。
日本触媒姫路製造所では2012年9月、アクリル酸貯蔵タンクが爆発し、37人が死傷する事故が発生している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20140522ddlk28040397000c.html
2014年5月21日14時1分にmsn産経ニュースwestからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前11時半ごろ、兵庫県姫路市網干区の日本触媒姫路製造所で、アクリル酸20ℓが移送中に漏れたと119番があった。
警察によると、爆発の恐れはなく、従業員が処理作業をした。
警察によると、貯蔵用のコンテナからトレーラーに積まれた配送用コンテナに移送している際、配送用コンテナの底の亀裂から漏れ出たという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140521/waf14052114010026-n1.htm
2014年5月10日22時20分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月10日18時7分にテレビ神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県厚木市は10日、同市長谷の貨物運送業「ユーネットランス」(愛知県)厚木営業所で軽油約870ℓが漏れ出し、一部が県道や河川に流出したと発表した。人的被害は確認されていない。
市消防本部は職員約25人を出動させ、吸着マットやオイルフェンスを使うなどして軽油の回収や流出防止などを行っている。
市によると、同日午前4時10分ごろ、営業所内の自家用給油所で、男性運転手が給油中であることを忘れてトラックを発進。
約20分後に営業所職員の男性が発見するまで、トラックから外れた給油ホースから軽油が漏れ続けていたという。
消防によると、運転手が自分で給油していた際に、同時に行っていた点検作業が終わったため、給油していたことを忘れて発進させたという。
流出した軽油のうち約630ℓは、県道のほか側溝を通じておよそ1km離れた玉川にも流出。およそ4km離れた相模川との合流点の手前まで軽油が確認された。
これまでに玉川に生息する生き物の死骸などは確認されていないが、農業用水路への流入も確認されたため、市は同日、油分の付着状況を確認する試験を行った。
今後、地元の水利組合と対応を検討するという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140510/kng14051022200003-n1.htm
http://www.tvk-yokohama.com/tvknews/news0.php
キーワード;同時作業、並行作業
2014年3月15日付で読売新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月15日8時27分にNHK富山から、同趣旨の記事がネット配信されていた。
富山南署は14日、富山市内を走行中のワゴン車から、同日午前に毒劇物の工業用液体洗剤が落下し、行方がわからなくなっていると発表した。
液体は刺激臭があり、素手で触れると皮膚が荒れたりやけどをする危険があるため、同署は注意を呼びかけている。
発表によると、毒劇物はステンレスなど、金属を溶接した時にできる汚れを落とす酸洗剤「ラスノンウエルM―500F」1本(18ℓ)で、成分にフッ化水素酸(毒物)、硝酸(劇物)などを含む。
半透明の樹脂容器に詰められ、段ボール(縦横26cm、高さ40cm)に納められていた。
ワゴン車は、富山市内の金属加工会社に酸洗剤を配送する予定で、同日、同市の荒川、婦中町速星、稲代、東大久保、上袋、流杉などを走っており、運送会社の担当者が14日午前11時ごろ、配送先で荷物を下ろしたところ、段ボール3箱のうちの1つが無くなっていることに気づいたという。
速星で、運転していた男性が後部のハッチバックが開いているのに気付き、閉め直していたということで、途中で落下した可能性が高いという。
樹脂容器は車にひかれるなど強い衝撃が加わると破裂し、液体が外に飛び出す可能性があるため、同署は、液体に触れた場合は水で洗い流し、目に入った場合はこすらずに水で洗眼し、氷をあてて医師の手当てを受けるよう呼びかけている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20140314-OYT8T01351.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065986151.html?t=1394917733518
2014年3月7日13時22分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時35分ごろ、京都市伏見区稲荷山の阪神高速8号下り線の稲荷山トンネル内で、芦屋市の男性(28)が運転するワゴン車が側壁に衝突した。
この事故で、車内に積んでいた一斗缶から酢酸エチル約200ccと、アルカリ性の洗浄剤約200ccが車内に流出した。
男性は京都市内の病院に搬送されたが軽傷とみられ、警察は回復を待って事情を聴く方針。
酢酸エチルは刺激臭があるため、阪神高速は正午現在、下り線の一部区間を通行止めとしている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140307/waf14030713280024-n1.htm
一方、3月7日付の京都新聞(夕刊)紙面には、刺激臭の件には触れていない、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
荷台に積んでいた酢酸エチルの一斗缶が転落し、約200mℓが道路に流出した。
事故処理のため、下り線の一部が最長2時間半、通行止めになった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。