2017年4月30日19時3分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時すぎ、遠軽町豊里の片側1車線の国道242号線で、道路を走っていたトラックの作業用アームが信号機の配線に引っかかり、信号機を支える柱2本が根元から倒れた。
警察によると、けが人などはいなかったが、柱が道路に倒れたため、現場では、およそ30分にわたって1車線を通行止めにし、警察官が車の誘導などをしたという。
警察に対してトラックの運転手は、「アームを下げるのを忘れたまま道路を走ってしまった」と話しているということで、警察が事故の詳しい状況を調べている。
出典
『トラックのアームが信号倒す』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170430/3057601.html
2016年5月4日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5879/
(2017年5月5日 修正2 ;追記)
2017年4月26日19時15分に福井テレビから、不揃いの角材を積んだにもかかわらず落下防止措置を怠ったとして経営者らが起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井地方検察庁は、26日、角材を運搬していたトラック運転手の男と当時の勤務先の会社の経営者を起訴した。
起訴状によると、トラックには、重さや長さが不ぞろいの角材が積まれていたにもかかわらず、落下防止策を講じる注意を怠ったとして、経営者は業務上過失致死罪に、トラックの運転手は過失運転致死罪に問われている。
福井地検は、事故からちょうど1年目のこの日、起訴に踏み切った。
出典
『材落下死亡事故 トラック運転手と会社経営者を起訴~福井地検』
4月26日12時34分にNHK福井からは、1年後の節目にあたり積み荷固定の徹底を河川国道事務所が呼びかけたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年4月、福井市でトラックから落下した積み荷の木材が乗用車を直撃し男性が死亡した事故から、26日で1年となる。
重大な事故につながる落下物をなくそうと、福井河川国道事務所はトラックの運転手に、積み荷の固定を徹底するよう呼びかけた。
この呼びかけは、去年4月に福井市でトラックから積み荷の木材が落下し男性が死亡した事故から26日で1年となることから、福井河川国道事務所が南越前町の道の駅「河野」で行った。
呼びかけでは、職員2人がトラックの運転手にチラシを手渡して、
▽出発前には積み荷がきちんと固定されているか改めて確認する
▽積み荷をシートで覆う
など、対策の徹底を呼びかけた。
福井河川国道事務所が、昨年度、県内の国道で落下物を回収したのは合計1450件で、前の年度より約100件増えている。
チラシを受け取った運送会社の50代の男性社員は、「前の車から突然、木の板が落ちてきて危ないと感じた経験があります。積み荷をきちんと固定して、絶対に落とさないように気をつけます」と話していた。
福井河川国道事務所の村岡・保全対策官は、「人の命を奪う落下物をなくすために、運送会社やドライバーに対して注意を呼びかける活動を続けていきたい」と話していた。
福井河川国道事務所は、落下物を発見した場合には道路緊急ダイヤル「#9910」への連絡を呼びかけている。
出典
『貨物車運転手に「積み荷固定を」』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055865151.html
(ブログ者コメント)
「#9910」は全国共通の番号。
国交省HPには、以下の記載がある。
・道路の穴ぼこ、路肩の崩壊などの道路損傷、落下物や路面の汚れなど道路の異状を24時間受け付けています。
・電話番号は【#9910】で、通話料は無料です。
http://www.mlit.go.jp/road/dia/
(2017年6月25日 修正3; 追記)
2017年6月23日18時53分にNHK福井から、運転手は会社に入ったばかりで正しい積載方法を学んだことはなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
23日、福井地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「運転手は事故の3か月ほど前に製材会社で働き始めたばかりで、正しい積載方法を学んだことはなかった。荷台に積み上げられた木材の高さは1m30cmを超え、長さもふぞろいだったが、ロープで1か所しか固定されていなかった。運転手は経営者に相手が待っていると言われ、配達先に向かった」と指摘した。
・・・・・
出典
『落下物事故裁判 初公判 認否は?』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053632261.html
2017年4月19日12時39分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前6時10分ごろ、名古屋市中区栄の中消防署前の国道19号線で、鉄骨を積んだトレーラーが横転しているのを消防署員が見つけて警察に通報した。
この事故で、トレーラーを運転していた64歳の男性が左ひざを打つ軽いけがをした。
この事故の影響で、現場付近の国道では鉄骨が散乱した。
警察の調べに対し、トレーラーの運転手は、「ほかの車に接触しそうになり、ハンドルを切ったところ、バランスを崩した」と話しているという。
現場では鉄骨やトレーラーの撤去作業が進められ、警察が事故の原因を調べている。
出典
『トレーラー横転 鉄骨が散乱』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170419/5714771.html
4月19日13時3分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前6時10分ごろ、名古屋市中区栄2の国道19号で、愛知県半田市の男性運転手(64)の大型トレーラーが横転、積み荷の鋼材10本が落下し、散乱した。
一部は歩道にも落下したが、事故当時、歩行者はいなかったため、運転手を含めてけが人はなかった。
警察によると、トレーラーが車線変更の際に、ハンドル操作を誤ったとみられる。
鋼材は重さが1本2トン、長さが5~6mあった。
鋼材の撤去などで、国道19号北行きは、3車線のうち2車線が一時、通行できなくなった。
現場は中消防署の前で、市消防局によると、救急や消防の出動に支障はなかったという。
出典
『トレーラー横転、国道に鋼材散乱 名古屋・栄、けが人なし』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017041990130336.html
4月19日12時59分に中京テレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前6時すぎ、名古屋市中区栄の国道19号で、片側3車線の中央部分を走行していた大型トレーラーが横転した。
荷台には鋼材が積まれていて、車道や歩道に散乱した。
他の車や歩行者は巻き込まれなかったが、運転していた男性(64)が軽傷を負ったという。
男性は、「車線変更の際、別の車をよけようとして横転した」などと話していて、警察が当時の状況を調べている。
出典
『大型トレーラー横転し鋼材が散乱』
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=267389
(ブログ者コメント)
またしても大型トレーラーからの荷物落下事故。
続く時には続くものだ。
今回の事故は、無理な車線変更が原因だった可能性が考えられるが、そこで思い出したことがある。
それは最近、新東名を走っていた時のこと、大型車が無理な車線変更しているのを何回も見かけたのだ。
たとえば、走行車線を走っている大型車が、追い越し車線に後ろから車が迫っている、その時に車線を変更して割り込み、結果、追い越し車線の車にブレーキを踏ませたり、あるいは、遅い車がもっと遅い車を追い越しているため、後ろに大行列ができているなど。
無理な車線変更は事故の元だ。
大型車を運転する人には、「自分は車の運転にかけてはプロ中のプロなのだから、他の運転手の模範になる運転をする」といった自負、自覚をもって運転してもらいたいものだ。
2017年4月16日7時5分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月16日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日夜8時半ごろ、福島市浜田町の国道4号線で大型トレーラーの荷台から直径3m、長さ10mほどの円筒形の強化プラスチック製タンクが落下した。
タンクは、すぐそばを走っていたトラックと接触したが、警察によると、けが人はいないという。
タンクは融雪剤を入れるためのものだが、中身は空で、道路への流出はなかった。
運転手は取材に、「通れる高さだと思った」と話した。
落下してきたタンクと接触したトラックを運転していた30代の運転手の男性は、「トレーラーの左後ろを走っていて、気づいたら大きな塊が落ちてきて衝撃を感じた。もし目の前に落ちていたら、急ブレーキをかけても間に合わなかったかもしれず、怖いです」と話していた。
タンクが落ちた場所の近くにある歩道橋の一部には、こすったようなへこみが出来ていて、トレーラーの運転手は、「歩道橋をくぐった時にタンクが引っかかり、地面に落ちてしまいました」と話していた。
警察は、トレーラーの運転手から事情を聞くなどして、詳しい状況を調べている。
タンクの落下で、現場の国道4号線は午前0時すぎまで、4時間近くにわたって片側通行止めとなった。
出典
『巨大タンク 国道に落下』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6056043411.html
『国道4号に巨大タンク トレーラーから落下』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170416_63030.html
4月16日23時27分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
郡山から宮城県大崎市へ運んでいた途中、歩道橋の下部に引っかかったという。
運転手は、「トレーラーの頭が通り過ぎたときに、がっという音がした。急いでブレーキをしたら落ちてしまった」と話した。
タンクは、左後方の大型トラックに寄りかかって止まった。
トラックの右ミラーが破損したが、運転手にけがはなかった。
現場は2車線の直線道路。
歩道橋の下部は、タンクとぶつかった衝撃で、大きく曲がっていた。
トレーラーの荷台の高さは約80cmで、タンクとあわせると約4mだった。
出典
『巨大タンク、トレーラーから落下 歩道橋に引っかかる』
http://www.asahi.com/articles/ASK4H77DQK4HUGTB00M.html
(ブログ者コメント)
最近、トレーラーからの大型荷物落下事故が目立つ。
3月以降、カウンターウエイト、消波ブロック、ショベルカーに続き4例目だ。
(2017年4月23日 修正1 ;追記)
2017年4月19日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、タンクの直径が荷主の話しより大きかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
トレーラーに積んだタンクの高さが道路法の制限を超えていたにもかかわらず、運送会社が通行許可を得ていなかったことが、国交省福島河川国道事務所への取材でわかった。
同事務所は、事故の原因になった可能性があるとして、行政処分について検討している。
道路法では、通行できる車両の幅や重量、長さなどが定められており、限度を超える車両で通行するには、道路管理者の許可が必要になる。
事故があった国道4号の高さ制限は4.1mだった。
トレーラーに積まれたタンクは高さ4.6mの歩道橋の下部にぶつかっており、同事務所は、許可が必要だった高さであるとみている。
トレーラーの運転手によると、荷台の高さは約0.78m。
タンクの直径については、事故後、同事務所が測ったところ3.9mあり、合わせると制限の4.1mを超える。
一方、運送会社は取材に、「顧客側からは直径3.2mと伝えられていた」と説明する。
タンクの搬送を依頼した企業は、「担当者が不在で答えられない」としている。
(2017年5月16日 修正2 ;追記)
2017年5月15日20時20分にNHK福島から、高さ制限をオーバーする積み荷を運ばせたとして経営者が逮捕されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、タンクを運んでいた宮城県の運送会社の経営者の67歳の男が、従業員に指示をして道路の高さ制限を超える積み荷を無許可で輸送させたとして、道路法違反の教唆の疑いで逮捕した。
男は警察の調べに対して、「輸送を指示したことに間違いありません」などと述べて、容疑を認めているという。
警察では、男の会社がほかにも無許可での運送を行っていた疑いもあるとみて捜査するとともに、トラックの運転手の男性従業員についても、道路法違反に当たる可能性があるとして任意で捜査している。
出典
『タンク落下事故で経営者逮捕』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053403781.html
(2017年6月13日 修正3 ;追記)
2017年5月15日付の福島民報紙面に、経営者は高さ制限オーバーを承知で運ばせていたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
捜査関係者によると、トレーラーの運転手は、郡山市でタンクを荷台に積み込む際、タンクを含めた車両の高さが法定上限を超える可能性があったため、経営者に相談した。
これに対し経営者は、4号国道を北上し、宮城県内に運ぶよう指示した疑いが強まっている。
経営者は別の車でトレーラーに同行し、事故現場に居合わせたとの情報がある。
2017年4月1日8時2分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後3時20分頃、兵庫県篠山市今田町木津の県道で、大阪市住之江区の運送会社「O商運」のトレーラーの荷台から金属製の重り(約4トン)2個が落下し、うち1個が対向車を直撃した。
車を運転していた同県宝塚市、会社員Hさん(女性、50歳)が搬送先の病院で死亡し、助手席の会社員女性(60)も重傷を負った。
警察は、トレーラーの運転手(69)を自動車運転死傷行為処罰法の過失運転致傷容疑で現行犯逮捕。
同致死傷容疑に切り替えて調べる。
警察によると、重りは長さ約4m、幅約1m、厚さ約50cmで、クレーンなどのバランスを保つために用いられる「カウンターウェート」。
荷台にワイヤで固定されていたが、ワイヤが切れていたという。
現場は片側1車線のゆるやかなS字カーブ。
出典
『荷台から4トンの重り落下、車直撃…2人死傷』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170401-OYT1T50039.html
(2017年12月10日 修正1 ;追記)
2017年12月6日17時32分に産経新聞westから、過積載だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
最大積載量をオーバーした積み荷で十分な安全確認をせず走行したとして、兵庫県警篠山署は6日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と道交法違反(過積載)などの疑いで、トレーラーの男性運転手(70)を書類送検した。
道交法違反容疑などで、勤務していた大阪市住之江区の運送会社「O商運」も書類送検した。
運転手の送検容疑は、3月31日午後3時20分ごろ、トレーラーの最大積載量が約28トンだったのに約34トンの積み荷を載せ、篠山市内を走行。
落下した積み荷が車に当たり、2人を死傷させた疑い。
会社の容疑は、過積載のトレーラーを走行させた疑い。
同署は当初、落下した積み荷は関係者への聞き取りで1個約4トンが2個としていたが、捜査の結果、約9トンが2個落下し、1個が直撃したと判明したという。
出典
『積み荷直撃で死傷事故、過積載容疑で運転手を書類送検 兵庫県警』
http://www.sankei.com/west/news/171206/wst1712060067-n1.html
12月5日22時47分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、積み荷を十分に固定しなかった疑いが持たれている。
積み荷のクレーンやエレベーターのバランス維持に用いる「カウンターウエイト」と呼ばれる、計約10トンの金属製の重りが乗用車に向けて落下した。
出典
『トレーラー過積載疑い、運転手ら書類送検へ 兵庫県警、2人死傷事故』
http://www.sankei.com/west/news/171205/wst1712050080-n1.html
(2018年5月13日 修正2 ;追記)
2018年5月10日23時0分に神戸新聞から、公判で検察は滑り止めを敷くなどの落下防止策を怠ったと指摘したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
O商運と元運転手に対する初公判が10日、神戸地裁であり、同社と同被告は起訴内容を認めた。
検察側は、重りに滑り止めのゴム板を敷くなどの落下防止策を怠ったと指摘。
被告人質問で元運転手は「(積み荷の)縛り方、積み方が悪かった」と話した。
出典
『篠山積み荷落下死傷事故 元運転手ら起訴内容認める 初公判』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201805/0011243926.shtml
(2018年6月18日 修正3 ;追記)
2018年6月14日19時6分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた大阪市の元運転手(70)の判決公判が14日、神戸地裁であった。
神原裁判官は、禁錮2年、執行猶予5年、罰金25万円(求刑禁錮2年、罰金25万円)を言い渡した。
道交法違反(過積載)などの罪に問われた運送会社「O商運」(大阪市住之江区)は、求刑通り罰金50万円とした。
神原裁判官は、被告が積み荷の過積載や固定の不備を認識していたとし、「単なる不注意といえない」と指摘。
同時に「もう運転しない」と話していることなどを踏まえ、刑の執行を猶予した。
また、「結果として、過積載による運行を指示した会社の責任も非常に重大」とした。
出典
『トレーラー積み荷落下で2人死傷 「会社の責任重大」 元運転手と会社に有罪判決』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201806/0011353466.shtml
2017年3月30日17時26分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時ごろ、湧別町錦町の国道238号線で、走っていた大型トレーラーの荷台から波消しブロック1つが落下し、対向車線を走っていた軽乗用車に衝突した。
この事故で、軽乗用車はフロントガラスが割れるなど大きく壊れ、乗っていた40代の男女2人が胸を打つなどのけがをした。
警察によると、落下した波消しブロックは、高さおよそ2m、幅およそ3mで重さは5トンほどあり、トレーラーの荷台に積んでワイヤーで固定されていたという。
現場は片側1車線の国道で、警察は、トレーラーの運転手から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『波消しブロック落下 2人けが』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170330/5146641.html
3月30日20時59分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時ごろ、北海道湧別町錦町の国道238号交差点で、北見市の会社員(男性)運転の大型トラックの荷台からコンクリート製消波ブロック(高さ約2m、幅約3m、重さ約5トン)が落ち、信号待ちをしていた軽乗用車に当たった。
軽乗用車を運転していた紋別市の会社員(44)と妻(45)が足や胸を打つなどして、病院で手当てを受けている。
警察によると、大型トラックは消波ブロックを2基積んで紋別市に向かう途中で、交差点を左折しようとしたところ、後ろにあった1基がずれ落ち、路上で転がりながら軽乗用車の前部に当たったという。
警察は、ワイヤによる固定が不十分だったのではないかとみて調べている。
事故の影響で、現場付近の国道は約2時間半にわたって通行が規制された。
事故処理を見守っていた住民男性は、「落ちる場所がもう少しずれていたら大変な事故になっていたはず」と話していた。
出典
『5tの消波ブロック、荷台から落下 軽自動車に当たる』
http://www.asahi.com/articles/ASK3Z41Y9K3ZIIPE009.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、軽乗用車の運転席側がグシャリと凹んでいる。
2017年3月29日9時33分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月28日19時28分にRKBニュースから、3月29日付で朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時55分ごろ、伊万里市黒川町のN造船所伊万里事業所で、自走式の大型台車から出火、エンジン付近を焼き、約2時間半後に鎮火した。
午後6時55分ごろにも同じ台車のタイヤ付近から出火し、約1時間半後に消し止められた。
けが人はおらず、ほかの施設などへの延焼もなかった。
警察によると、台車は長さ23m、幅7m、高さ1.8mの大きさ。
船の骨格になる船体ブロックを運ぶもので、エンジンは台車の真ん中付近にある。
後方で誘導していた作業員がエンジン付近から発火しているのに気付き、保安員が119番した。
現場にいた作業員の男性は警察に対し、「台車を移動中に突然火が出て、激しく黒煙が上がり始めた」と話しているという。
出典
『伊万里市のN造船所、台車燃える』
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/417513
『伊万里の造船所で火災 作業員は避難し無事』
http://rkb.jp/news/news/37328/
2017年3月24日21時43分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時ごろ、京都府宇治市槙島町の京滋バイパス上り線宇治西インターチェンジ料金所付近で、走行中の大型トラックの左後輪タイヤ2本が外れた。
うち1本がバイパスから一般道に降りる道路を約400m転がり、合流する国道24号で信号待ちをしていた軽乗用車後部に衝突。
京都府警高速隊によると、バンパーなどがへこみ、運転していた京都市伏見区の男性(37)が背中の痛みを訴えて診察を受けた。
同隊は、トラックを運転していた同市山科区の男性運転手(48)から事情を聴くなどして、原因を調べている。
同隊によると、タイヤは直径約1m。
もう1本のタイヤは、料金所に当たって止まったという。
出典
『京滋バイパスからタイヤが400メートル転がり 軽乗用車に当たる 京都・宇治』
http://www.sankei.com/west/news/170324/wst1703240090-n1.html
2017年3月22日19時27分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月22日17時35分に日テレNEWS24(中京テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前10時半すぎ、亀山市井尻町の県道28号で、大型トレーラーの荷台に積まれたショベルカーが県道をまたぐ歩道橋に衝突した。
この事故で、高さ約5mの歩道橋の橋げたの部分が大きく「への字型」に折れ曲がり、ショベルカーは荷台から路上に転落した。
また、歩道橋に取り付けられていた信号機も壊れて落下した。
警察によると、事故当時、歩道橋を渡っていた歩行者はおらず、けが人はいなかった。
トレーラーは、亀山市内の工事現場からリース会社にショベルカーを運ぶ途中だったということで、警察は、ショベルカーのアームの部分が十分に下げられておらず、歩道橋に接触した可能性があるとみて、運転していた50代の男性から詳しく話を聞いて調べている。
現場は片側1車線の県道で、壊れた歩道橋を撤去する作業のために、付近の2kmあまりで通行止めが続いている。
出典
『積み荷の重機衝突 歩道橋壊れる』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170322/4918151.html
『歩道橋「への字」に!積載した重機が衝突 (三重県)』
http://www.news24.jp/nnn/news86234036.html
2017年3月3日21時36分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後0時25分ごろ、岡山市南区西高崎の県道で、走行中の大型トラックの荷台から鉄板が落下し、対向車線を走行していた乗用車のボンネット付近を直撃した。
乗用車は、弾みで近くの電柱に衝突して炎上。
焼けた車から岡山市の20代男性とみられる遺体が見つかった。
警察は、積み荷の転落防止措置が適切でなかったとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、トラックを運転していた福山市のトラック運転手(男性、73歳)を現行犯逮捕した。
容疑を認めている。
警察によると、鉄板は荷台に積まれた工作機械の部品で、縦3.5m、横1.6m。
事故現場手前の信号機や標識の柱に鉄板がぶつかった跡があった。
警察は、その弾みで鉄板が荷台から落下したとみて、詳しい原因を調べるとともに、男性の身元の確認を急いでいる。
現場は片側1車線の見通しの良い緩やかなカーブ。
近所の男性(74)は、「荷台から大きな部品が落ちたと聞いてぞっとする」と話した。
出典
『トラック積み荷直撃、車男性死亡 岡山南署、容疑で運転手逮捕』
http://www.sanyonews.jp/article/496404
3月3日20時50分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
現場手前で、部品を道路脇の標識に当てながら走っているトラックが目撃されており、警察は、事故前から部品がずれていたとみて、荷物の積み方などを調べている。
トラック運転手は、部品落下後も走行を続け、事故を目撃して後を追った人に声をかけられ、現場の西約1km地点で引き返したという。
出典
『積荷落下 対向車直撃、1人死亡 岡山、運転手逮捕』
http://mainichi.jp/articles/20170304/k00/00m/040/124000c
(2018年1月24日 修正1 ;追記)
2018年1月23日19時2分にNHK岡山から、トラックの運転手が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、岡山市の県道で運転中の大型トラックから積み荷を落下させ、対向車線を走っていた乗用車の男性を死亡させた罪に問われた元運転手の男に、岡山地裁は「基本的な注意義務の違反を重ね、重大な結果を発生させた」などとして、禁錮2年の実刑判決を言い渡した。
広島県福山市の元運転手、M被告(男性、74歳)は、去年3月、積み荷を荷台にしっかりと固定しないまま大型トラックを運転し、岡山市南区の県道でこの積み荷を落下させ、対向車線を走っていた乗用車の当時26歳の男性を死亡させたとして、過失運転致死の罪に問われている。
これまでの裁判でM被告は起訴された内容を認め、検察は禁錮2年6か月を求刑していた。
23日の判決で岡山地裁の江見裁判長は、「事故の原因は、積み荷を固定せずに運転を始め、その後、異音を聞いたときにも運転を中止しなかったことにある」と指摘した。
その上で、「基本的な注意義務の違反を重ね、被害者の死亡という重大な結果を発生させた」などと述べて、禁錮2年の実刑判決を言い渡した。
出典
『積荷落下させ死亡 元運転手に実刑判決』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024259391.html
2017年2月21日18時59分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千歳市の国道で、対向車の走行をわざと妨害し、2人を死傷させたとして大型トレーラーの運転手の男が逮捕された事件を受けて、北海道トラック協会は、運転手どうしがすれ違う際に「あいさつ代わり」で荷台を振るなどの行為を禁止するよう求める文書を、道内の運送業者などに送った。
この事件は、先月11日、千歳市の国道を大型トレーラーで走行中、牽引している荷台部分をわざとはみ出し、対向車の男性など2人を死傷させたとして、洞爺湖町のT容疑者(男、33歳)が危険運転致死傷の疑いで逮捕されたもの。
関係者によると、男はふだんから対向車とすれ違う際、あいさつ代わりに荷台を振って進路を妨害していたという。
北海道トラック協会では、こうした行為が危険な事故につながるおそれがあるとして、道内各地区の協会を通じて運送業者などに、「あいさつ代わり」で荷台を振ったり、ライトを点滅させたり、また、クラクションを鳴らしたりする行為を禁止するよう求める文書を送った。
出典
『トラック協会“危険行為禁止を”』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170221/4112471.html
(ブログ者コメント)
挨拶代わりに荷台を振るトレーラーがいるなど、思ってもみなかった。
映像によると、現場は道路横に雪が積もっている山間部らしき場所。
黄色いセンターラインが入っているものの、道幅はそう広くなく、少しクネっている。
こんな道で荷台を振られたら、たまったものではない気がした。
2017年2月2日14時55分に朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月3日7時23分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
甲府市の中央自動車道で、大型トレーラーの荷台に積まれていた建築用角材約200本が道路に散乱した。
運転手の男性(65)は、「カーブで荷が崩れてしまった」と話している。
警察によると、2日午前8時すぎ、甲府市の中央自動車道甲府昭和インターチェンジの手前で「材木が散乱していて通行できない」と、通り掛かった車の運転手の男性から110番通報があった。
警察が駆け付けると、片側1車線の上下線ともに、20~30mにわたって建築用の角材が約200本散乱していたという。
この影響で、トレーラーの対向車線を走っていた乗用車1台が乗り上げたが、運転していた男性にけがはなかった。
甲府昭和ICは、午前8時半から約1時間にわたって上下線で通行止めになった。
警察によると、トレーラーが左カーブを曲がった時、積んであった角材が崩れて落下した。
角材はロープで固定されていたが、ほどけたために落下したとみられる。
大型トレーラーには角材20トンが積まれていて、落下したのはうち3トン分だった。
警察は、角材の積載方法に問題があった可能性があるとみて、調べている。
出典
『中央道ICの手前で角材200本散乱 一時通行止めに』
http://webnews.asahi.co.jp/ann_s_000093490.html
『中央道で角材200本落下、車1台が乗り上げ』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170202-OYT1T50179.html
(ブログ者コメント)
朝日放送の映像によれば、現場は、そう急にも感じられない緩やかな左カーブ。
そしてトレーラーの荷台には、長さ2~3m程度に見える角材が何10本かずつ束になって包装されたブロックが残っている。
それらのブロックは荷台上に2列2段で並べられ、各山ごと1本のロープで固定されていたように見える。
2017年1月17日22時50分に朝日新聞から、落下したタンクの写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前6時15分ごろ、長崎県佐世保市矢峰町の国道498号で、大型トラックがスリップして近くの住宅の門扉などに衝突し、道路をふさいだ。
この事故で積み荷のタンク3個が路面に落下し、塩酸約2000ℓが路上や近くの相浦川に流出した。
市は一時、下流地域に防災行政無線で「川に近づかないで」「家の窓は開けないで」などと注意を呼びかけた。
市水道局は、川の下流にある取水場での取水を中断した。
健康被害の通報はないという。
トラックの後方を走っていたバイクの男性(66)が近くの建物入り口付近に衝突し、腰の骨が折れる重傷を負った。
トラックの男性運転手(59)にけがはなかった。
対向車線の軽乗用車がタンクの枠にぶつかったが、運転していた男性(50)にけがはなかった。
警察や市、タンクを運んでいた運送会社などによると、タンク2個に濃度20%の塩酸、1個に濃度70%の希硫酸が入っていた。
塩酸のタンクはパイプが破損し、ほぼ全量が流出。
消防が水を流して薄める作業をした。
希硫酸は消防隊員がタンクのバルブを閉め、流出はわずかだったとみられる。
市によると、現場付近の相浦川は、17日午前の検査で酸性を示したが、午後には平常に戻ったという。
事故現場は緩い下り坂。
長崎地方気象台によると、佐世保市は17日朝、最低気温1.8℃と冷え込んだ。
付近の路上では凍結していた場所もあり、警察が事故の原因を調べている。
出典
『大型トラックがスリップ、塩酸が川に流出』
http://www.asahi.com/articles/ASK1K3RD0K1KTOLB001.html
1月17日13時3分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前6時15分すぎ、長崎県佐世保市矢峰町の国道498号で、凍結した路面で大型トラックがスリップし、塩酸などが入ったタンク3個が落下した。
対向の軽乗用車が、うち2個と衝突、いずれも破損し、塩酸計約2000ℓが路上や近くの川に流れた。
佐世保市によると、市水道局などは、流れ込んだ川からの採水を中止し、水質調査を実施。
市は、周辺に注意を呼び掛けた。
国道が通行止めとなったが、除去作業後に解除された。
塩酸によるけが人はいない。
塩酸の運搬は、福岡県内の薬品会社が委託していたという。
出典
『トラック事故で長崎の国道に塩酸 2千リットル、凍結路面』
https://this.kiji.is/193938923209506819?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
朝日新聞掲載写真によれば、落下したタンクは金属製の横長円筒で、直方体状の鋼材枠で保護されている。
共同通信の記事とも併せ考えると、落下の衝撃で破損したのではなく、対向車が衝突したことで破損したのかもしれない。
2016年12月28日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月27日20時23分にNHK東北NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後2時20分ごろ、仙台市宮城野区五輪1丁目の国道45号で、走行中のトレーラーの荷台から鉄製の巨大な重り(長さおよそ2m、高さおよそ50cm、重さ4トン)が6個相次いで落下した。
対向車線の市バスやダンプカーなど計4台が重りに衝突し、バスの乗客で50代の女性がひざを打つ軽いけがをしたほか、ダンプカーを運転していた30代の男性が首に軽いけがをした。
ライトバンを運転していた配送業の男性(30)は、「重りをよけようとしたが、渋滞で避けきれなかった。ブロックが雪崩のように次々と落ちてきて本当に驚いた。けがはなかったが、恐怖感しかなかった」と話した。
警察によると、現場は仙台駅から東に1kmあまりの片側2車線の緩やかな左カーブ。
トレーラーはカーブでバランスを崩し、重りが荷台から滑り落ちた。
重りは、クレーン車の転倒防止のために使用。
警察は、積み荷の固定が不十分だったとみて、トレーラー運転手の男性(26)から事情を聴いている。
事故処理のため、現場は約2時間にわたって片側通行となった。
出典
『荷台の重り落下4台衝突 2人けが』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161228_13034.html
『荷台のブロック落下 4台衝突』
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20161227/5639761.html
12月28日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トレーラーの運転手がクランク部分で右に切ったハンドルを左に戻した際に、重りが落下したという。
重りは1つ4トンで、積んでいた6つ全てが落下した。
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、おそらくは事故後に積み直した状態だろうが、荷台には重りが2段1列に積まれていて、各山ごと横方向に、おそらくはワイヤーロープで固定されているように見える。
2016年12月22日20時56分に産経フォトから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月22日21時58分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後3時40分ごろ、奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺にある国指定重要文化財「法隆寺東院四脚門」に、同県宇陀市の造園会社アルバイトの男性(74)が運転するダンプカーが衝突、屋根の一部が壊れた。
警察によると、門の高さ約3.5mの部分で、屋根を下側から支える「破風」と呼ばれる木材1本が割れ、くしの歯状に並ぶ「棰(たるき)」13本が損傷した。
棰は、屋根の頂点部分に渡す棟木から軒に向けて斜めに取り付けられ、先端が屋根の下で突き出る形となっていた。
男性は、「荷台が上がったままになっているのに気付かず運転し、衝突した」と話しており、警察が詳しい状況を調べている。
奈良県によると、東院には八角円堂の夢殿があり、門はすぐ近くに立つ。
鎌倉時代末ごろの建立とされる。
警察によると、男性は寺の敷地内で造園作業を終え、草や枝を荷台に載せて私道(幅約4m)を走り、別の現場に移動する途中だったという
出典
『法隆寺重文の門損傷 ダンプ衝突、74歳運転』
http://www.sankei.com/photo/story/news/161222/sty1612220016-n1.html
『法隆寺 重要文化財の門の屋根損傷 トラックの荷台接触』
http://mainichi.jp/articles/20161223/k00/00m/040/071000c
2016年12月2日20時37分にNHK長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月2日18時27分にテレビ信州からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前3時30分ごろ、富士見町富士見の国道20号線を走行中の大型トレーラーが側壁にぶつかり、積んでいたプレス機が落下して車線をふさいだ。
プレス機は重さ34トンと大型で、クレーン車による撤去作業や陥没した路面の整備などに時間がかかり、国道はおよそ10時間にわたって通行止めになった。
警察によると、大型トレーラーは、静岡県富士市の43歳の男性が静岡県から新潟県に向かって運転していたということで、男性にけがはなく、現場で巻き込まれた車などもなかった。
現場は緩やかな左カーブで、警察は、カーブを曲がりきれずに側壁にぶつかったものとみて、プレス機の積み方が適切だったかなど、詳しい状況を調べている。
出典
『機械落下 国道が一時通行止め』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014908911.html?t=1480715204586
『プレス機が落下 国道20号が10時間通行止め』
http://www.tsb.jp/news/nnn/news8847197.html
2016年11月27日12時17分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後0時半ごろ、大阪・此花区梅香で、レッカー車と前輪を浮かせた状態でけん引されていた軽乗用車の間のつなぎ目が外れ、軽乗用車が道路脇のたこ焼きの店に突っ込んだ。
警察によると、当時、店の前には客が5、6人いて、39歳と65歳の2人の女性客が腰を打撲したり頭を切ったりしたほか、34歳の店長の男性が油で手に軽いやけどをした。
警察では、26日、レッカー車を運転していた47歳の男性から事情を聴き、27日は防犯カメラの映像の分析を進めるなどして、なぜつなぎ目が外れたのかなど事故の詳しいいきさつを調べている。
店長は、「店で作業していると、突然車が突っ込んできた。店の前にはお客さんもいて、とてもびっくりした」と話していた。
レッカー車を管理しているJAF=日本自動車連盟関西本部は、「現在、事故の原因を調査しているので、何も答えられない」としている。
出典
『レッカー外れ車たこ焼き店突入』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161127/4750781.html
2016年11月25日18時16分に読売テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月25日17時51分にNHK関西NEWS WEBから、11月25日16時9分にgooニュース;神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後1時前、山陽自動車道の山陽姫路東料金所から本線に合流するまでの道路上で、大型トレーラーの荷台から巨大な鋼材が落下した。
鋼材は、直径およそ2.5m、厚さ70cmの大きなリングのような形をしていて重さは19トンあるが、後続の車両はおらず、けが人はいなかった。
運転手は「チェーンで荷台に固定した」と説明しているということだが、チェーンは切れておらず、警察では、鋼材が荷台からすべり落ちたものと見て、当時の状況を詳しく調べている。
この事故の影響で、山陽姫路東の出入り口が一時通行止めになったが、午後5時に解除された。
出典
『トレーラーから19トンの鋼材落下 山陽道』
http://www.ytv.co.jp/press/kansai/D14365.html
『山陽道 積み荷の鋼材が落下』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161125/4712444.html
『鋼材19トン落下で4時間入り口閉鎖 山陽姫路東』
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20161125011
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映像を見ると、本線に入る途中の右カーブになっている場所に、大きなリング状の鋼材が立った状態で落ちている。
2016年11月11日11時22分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックから落ちた積み荷などの落下物が、昨年度までの5年間、全国の高速道路で160万件以上回収されていたことが、NHKの取材でわかった。
落下物が周りの車に衝突する事故なども相次いでいて、高速道路会社は、積み荷などの落下防止対策を徹底するよう、呼びかけている。
ことし4月、福井市で走行中のトラックの積み荷の木材が落下して対向車線の乗用車に直撃し1人が死亡した事故など、落下物が周りの車に衝突したり、落下物に乗り上げて転倒したりする事故が相次いでいる。
NHKが、全国の高速道路会社6社に落下物の状況を取材したところ、落下物の回収件数は、昨年度までの5年間で、合わせておよそ166万件に上ることがわかった。
回収件数は、平成23年度のおよそ34万9000件をはじめ、いずれも年間30万件を超え、昨年度はおよそ31万6000件だった。
落下物は木材や鉄くずといった資材や廃材が多く、大きな物ではプレハブ小屋や簡易トイレが落ちていたケースもあったという。
高速道路会社は、落下物が重大な事故につながるおそれがあるとして、出発前や休憩の時に積み荷の状況を点検するなど、落下防止対策を徹底するよう、呼びかけている。
高速道路会社は、落下物が重大な事故につながるおそれがあるとして、24時間態勢で回収作業にあたっている。
NEXCO西日本の大阪・茨木市にある事務所には、名神高速道路など4つの道路のおよそ160kmの区間で、今月4日までの1週間に回収された落下物が集められていた。
落下物の中には、角材や金属製の足場、アルミ製のドアなどがあり、このうち脚立は大きくねじ曲がり、多くの車が乗り上げたと見られている。
これまでに、簡易トイレやベッドのマットレス、それにひつぎが落ちていたこともあったという。
NEXCO西日本の管内で回収された落下物は、昨年度11万件余りに上り、およそ5分に1件、どこかで落下物が発生している計算になる。
落下物による事故の危険性を伝えるチラシを作ったり、横断幕を掲げたりして、積み荷などの落下防止を呼びかけているが、なかなか減らないのが現状だという。
NEXCO西日本の管内でパトロールを担当している保杉さんは、「小さな落下物でも、スピードが出ていると非常に危険で、大事故になる危険がある。荷物の積み方への認識を高め、落下の予防をしてほしい」と話している。
出典
『高速道路の落下物 5年間で166万件』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161111/k10010764911000.html
(ブログ者コメント)
福井市の事例は下記参照。
2016年5月4日掲載
2016年4月26日 福井市の国道でトラックから過積載木材が落下し、対向車線を走ってきた乗用車の運転席に6本が突き刺さって運転男性が死亡、現場はきついカーブだった
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5879/
2016年11月8日18時52分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月9日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後0時半ごろ、岐阜県飛騨市古川町戸市の国道41号線で、ガソリンと軽油を積んだタンクローリーが横転した。
この事故で、運転していた愛知県の31歳の男性が腕に軽いけがをしたほか、タンクローリーに積まれていたガソリン6200ℓと軽油2000ℓが漏れ出して、付近の道路や川に広がっている。
飛騨市などは、引火のおそれがあるとして、半径100mの範囲の13世帯52人を対象に避難を呼びかけ、午後6時の時点で、39人が現場から1km余り離れた集会所に避難しているという。
また、国道41号線は午後6時の時点で、現場を中心におよそ10kmにわたって通行止めが続いている。
現場は、タンクローリーの進行方向から見て登り坂の急なヘアピンカーブになっていて、タンクローリーは追い越し車線で横転したという。
近くの男性(65)によると、現場では、追い越し車線を曲がり損ねる事故が多発しているという。
警察が、事故のくわしい原因を調べるとともに、消防や県の土木事務所が油の回収を急いでいる。
出典
『タンクローリー横転し油流出』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084227101.html?t=1478637686703
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。