







(ブログ者コメント)
韓国で旅客機の棚に入れていたモバイルバッテリーから出火し機体が全焼した事例を受け、わが国でも今年7月8日から、モバイルバッテリーを機内の収納棚に入れることは禁止になった。
ただ、充電自体は目に見える範囲で行うならOKとのこと。
(JALのホームページ)
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/limit/
しかし今回の事例を受け、今後は充電も禁止となるかもしれない。
現に海外では、多くの航空会社が、すでに充電禁止にしている。
(2025年4月20日 名古屋テレビ)
https://www.nagoyatv.com/news/?id=029699
以下は今回の情報。
2025年7月22日1時9分にYAHOOニュース(TBS NEWS )から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3連休のさなかの20日、JR山手線の車内でモバイルバッテリーが突然、発火し、5人がけがをしました。
スマホの充電中だったということです。
このモバイルバッテリーの発火、特に夏場は注意が必要です。
騒然とした電車内。
「なんだろう…。なに、なに。怖い、怖い、怖い」
煙が出た車両に居た人 :
「キャーとかヒャーとか聞こえてきた。大量に何十人単位の人が何か逃げて押し寄せてきて、何事かなと。ショルダーバッグくらいの小さな鞄から煙が出て、においもあるような状況だった」
20日夕方、JR新大久保駅と新宿駅の間を走っていた山手線の車両から煙が上がり、緊急停車しました。
車内には焼け焦げたバッグのようなものが落ちています。
警視庁などによりますと、乗客の30代の女性がスマートフォンの充電をしていたところ、モバイルバッテリーから出火。
乗客が備え付けの消火器で火を消し止めましたが、持ち主の女性と他の乗客あわせて5人が軽いけがをしました。
持ち主の女性は「スマホを充電中に、モバイルバッテリーが熱くなった。煙が出てきてコードを抜いた。その後、モバイルバッテリーを床に落としたら発火した」 という趣旨の話をしていて、警察は出火の原因などを調べています。
同様の事故は11日前にも…。
モバイルバッテリーの持ち主 :
「ベンチに座っていて、横にバッグを置いていたら、急に音と同時に爆発して、気が付いたら火も上がっていた」
今月10日、名古屋市の地下鉄のホームで大学生のリュックから煙が上がりました。
これもモバイルバッテリーが原因とみられています。
モバイルバッテリーなど、リチウムイオン電池を使う製品の事故は去年までの5年間で1860件発生していて、月別に見てみると、8月をピークに気温が上昇する夏場に多発しています。
その理由について専門家は…。
元東京消防庁 警防部長 佐藤康雄氏:
「リチウムイオン電池は“有機溶剤”というものが入っていて、40℃くらいが引火点といわれている。周囲の気温が高くなる7月、8月ごろは火災が多くなる」
高温になった車内にモバイルバッテリーを放置した実験映像があります。
モバイルバッテリーはみるみる膨れ上がり…。
佐藤氏 :
「火が付くときは熱で煽られてガスになる。それが噴き出して、さらに火がついて炎が噴き出しているように見える。燃えたときに出るフッ化水素等も非常に有毒だと知っておいた方が良い。換気は非常に大切」
佐藤氏は、落下による強い衝撃によっても発火するおそれがあるため、取り扱いには十分気をつけてほしいと話しています。
夏休みのモバイルバッテリーは要注意。
3連休の最終日の21日もグングン気温が上がりました。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe42eb8088660ffda87b05a202f162b4a286871
7月20日21時59分にNHK NEWS WEBからは、隣に座っていた乗客も右腕に軽いやけどをしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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20日午後4時ごろ、煙が出たJR山手線の車両に乗り合わせたという男性が撮影した映像です。
映像からは、袋状のものから白い煙が出ているのが確認できます。
映像を撮影した男性によりますと、電車が新宿駅に到着する前に人の叫び声が聞こえて、様子を見に行ったところ、袋から煙が出ていたということです。
男性は「最初は誰かが刺されたのかと思って驚きました。手提げ袋に入っていたモバイルバッテリーのようなものから煙が出ているように見えました」と話していました。
■近くにいた男性 “ドミノ倒しのようになり 命の危険感じた”
モバイルバッテリーから火が出たとき、すぐ近くにいたという21歳の会社員の男性がNHKの取材に応じました。
男性によりますと、所有者の女性の隣に座っていたところ、女性のバッグから何かが噴き出したあと炎が上がり、右腕に軽いやけどをしたということです。
当時の状況について男性は「炎が上がったあと、女性はバッテリーからスマートフォンを外したので、バッテリーだけが燃えていました。それを見た乗客たちが冷静に車内の消火器を使って火を消しました。状況がわからない人たちはパニックになっていて、周りではドミノ倒しのようになっていて、命の危険を感じました」と話していました。
■駅ではモバイルバッテリーの“安全性”考える声も
JR山手線がおよそ2時間にわたって運転を見合わせた影響で、新宿駅ではう回して目的地に向かう人や運転再開を待つ人たちで混雑しました。
電車を乗り継いで新宿駅まで来たという19歳の専門学校生は「山手線がとまってしまったのでほかの路線を使って来ました。私もモバイルバッテリーを使っているので、充電できないなど何か異変を感じたら買い替えを考えないといけないと思いました」と話していました。
別の19歳の専門学校生は「発火したときの影響が大きいので、安さではなく、安全性がきちんとしたメーカーのものを使いたいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250720/k10014868791000.html
7月20日18時7分に朝日新聞からは、バッテリーを外した30秒後ぐらいに発火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本などによると20日午後4時10分ごろ、山手線の新宿―新大久保間で、乗客のモバイルバッテリーから発火した。
複数の乗客が線路に降り、JR東は安全確認のため、山手線は内回りと外回りの全線で一時運転を見合わせた。
この影響で、埼京線、湘南新宿ライン、中央線快速などの一部区間も運転を見合わせた。
午後6時10分ごろまでに全線で運転を再開した。
警視庁によると、けが人が5人いるが、全員軽傷という。
モバイルバッテリーの持ち主の30代の女性は「スマートフォンにバッテリーをつないでいたらだんだん熱くなり、バッテリーを外した30秒後くらいに発火した」と話しているという。
https://www.asahi.com/articles/AST7N30P0T7NUTIL00HM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
7月24日18時5分にYAHOOニュース(JCASTニュース)からは、出火したのは中国製、従来とは違う委託先で製造したもので、23年6月からリコール中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
モバイルバッテリーやスマートフォン周辺機器を販売する「cheero」を運営するT社(大阪市中央区)は24日、この発火事案について「本日14時30分頃、新宿消防署にて当該バッテリーの現物を確認した結果、弊社製モバイルバッテリー『cheero Flat 10000mAh』であることを確認いたしました」と発表、謝罪した。
「cheero Flat 10000mAh」は、「バッテリー本体を充電中に発火する重大製品事故が発生したため」として、リコール対象となっていた。
23年6月から回収・返金対応が進められている。
発表では回収への協力も呼びかけていた。
また、T社は「cheero Flat 10000mAh」について、「従来と異なる特定の製造委託先にて製造された製品であり、その他の弊社モバイルバッテリー製品は、当該委託先とは異なる工場にて製造されております」と説明。
「cheero Flat 10000mAh」以外の同社製品については、同様の事象は起きておらず、「安全性にも問題がないことを確認しております」とした。
消費者庁のリコール情報サイトによると、「cheero Flat 10000mAh」は、19年12月から21年8年までの間に3万9300台が出荷された。
回収は、同社公式サイトの専用フォームから受け付けている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e60f9ac5be8bcc1b16ca62df56f07c6bf555cc9
7月23日12時15分に朝日新聞からは、この製品は21年度以降16件の火災が発生していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この製品は2019年12月~21年8月に3万9300台が販売され、21年度以降に計16件の火災が発生したという。
消費者庁は使用しないように呼びかけている。
https://www.asahi.com/articles/AST7R0SCGT7RUTIL005M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
7月23日13時20分にYAHOOニュース(ITmedia Mobile)からは、リコール中の製品は消費者庁のサイトに画像付きで掲載されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現在、モバイルバッテリーをはじめ家電製品に至るまで、バッテリーを搭載した製品が身の回りに多く存在しているが、製品の不具合によるリコールなどが行われていることを知るためにはどうすればいいのか。
今回はネットで手軽に調べられる方法を紹介しよう。
リコールとは、製品に致命的な欠陥や不具合などが見つかったときにメーカーが無償で行う修理・交換・回収のこと。
多くはメーカーが具体的な製品名や型番を示しながら、製品を持っている人に回収を呼びかける。
大企業の場合はテレビCMを打つこともある。
しかし、全てのユーザーにリコール情報が行き渡らないことも容易に想像できる。
特にモバイルバッテリーなど小型製品の場合は、持ち主が製品の型番を正確に把握していないというケースも多いだろう。
そこで役立つのが、消費者庁が公開している「消費者庁リコール情報サイト」だ。
このWebサイトでは、食料品や家電製品といった製品カテゴリー別や新規登録順など、リコールの対象となった製品を一覧で確認できる。
試しに「家電製品」カテゴリーをチェックしてみると、直近でも複数の製品がリコール対象に追加されていることが分かる。
それぞれにサムネイル画像が設定されているため、ぱっと見で自分が所有している製品がないか把握しやすくて便利だ。
東京消防庁の調査によると、リチウムイオン電池搭載製品の出火原因として、モバイルバッテリーが他製品と比べて突出している。
自分が使っているモバイルバッテリーにリコール情報が出ていないか、管理しきれていないバッテリー搭載製品を部屋の奥にしまい込んでいないかなど、あらためて確認することをおすすめしたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a950e74f77c2b6786ba777fc4df1c19a32fbb44b


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。