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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020714033分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

走行中のトラックから落下したモノは...

 

直撃の瞬間を、ドライブレコーダーがとらえていた。

 

トラックの荷台から落下した1枚の畳は、次の瞬間、めくれあがるようにして、後続車のフロントガラスを直撃した。

 

68日、埼玉県の東京外環自動車道で起きた、落下物による事故の様子をとらえた映像。

 

被害に遭ったぼんど(畳)さん(31

「気が付いたら目の前に畳があった。正直、飛んできた当時の記憶ってそんなにない。(事故後)子ども抱きかかえて『生きてて良かった』というのはあった」

 

この男性は、事故から1カ月以上たった今でも、現場を通ると恐怖を感じるという。

 

被害に遭ったぼんど(畳)さん(31

「ハンドルを持つと手が震えて。現場行くとアクセル踏めなかったりとか、無意識の中にある恐怖感に縛られている」

 

この男性側は、警察に被害相談をしたが、いまだに畳を落としたトラックは特定されていない。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef3cdd2b40353866d250695901b48874b79560c8

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の4コマ。

何枚かの畳を何かに立てかけるように縦に積んでいて、しかも若干、斜めになっているように見える。

いかにも不安定。

危なっかしい状態で荷物を積んでいる車の後は走らないにこしたことはなさそうだ。

 







 

 

 

 

 

 

 

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2020713530分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

海の安全「見守り人」引退 毎日夕暮れに灯火チェック 無事故に誇り「肩の荷が下りた」

 

灯台やブイ(灯浮標)などの航路標識の光を確認する「灯火監視協力者」の交代式が7日、うるま市津堅島の離島振興総合センターであった。

 

2006年9月から協力者を務めた新屋さん(男性、79歳)に中城海上保安部の東城部長から感謝状が贈られた。

海の安全を守る重責を担ってきた新屋さんは誇らしい表情で受け取った。

 

灯火監視協力者は、航路標識の光の色や点滅の間隔などを監視し、異常があれば海上保安庁に通報するボランティアで、特に台風後など海保が即座に確認できない時に重要な役割を担っている。

 

県内では現在、約70の個人と団体が協力している。

 

新屋さんは農業を営む傍ら、毎日、夕暮れに合わせて津堅島灯台や中城湾口灯浮標など7基の航路標識について歩いて目視した。

 

「長く続けられるとは思わなかった」と話すが、責任を持って監視に取り組み、異常を発見して海保に報告したことも数回あったという。

灯台周辺の草刈りなどもした。

 

「最初はできるか心配だったが、やがて見守るのが楽しくなった。務めている間、灯台や船舶に関わる大きな事故がなかったのがうれしい。今は肩の荷が下りた感じ」と日々を振り返った。

 

東城部長は、「毎日暗くなってからチェックするのは大変な苦労があったはず。頭が下がる思い」と感謝した。

 

新屋さんは4月に後任と交代。

新型コロナウイルス感染症対策のため、交代式の実施は延期されていた。

 

協力者の役割は島内の緑間さん(42)と新里さん(45)に引き継がれた。

交代式で協力依頼状を受け取った緑間さんは、「海の安全のため、新屋さんのようにできるだけ長く続けたい」と意気込んだ。

 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/599170 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

関連情報調査結果、この表彰は全国的に灯台記念日(11月1日)に行われていた。

 

以下は、おそらくはどこかの県で表彰された記事に用語解説として掲載されていた表彰制度の概要。

 

『灯台記念日と灯火監視協力者』

20081101日 朝日新聞朝刊)

 

1868(明治元)年11月1日に神奈川県横須賀市の観音埼で日本初の洋式灯台が着工されたことを記念し、1949(昭和24)年に定められた。

 

各地の灯台が無料公開される。

 

51年に始まった灯火監視協力者制度は、灯台の近くの住民や企業、漁協などに海上保安庁が委嘱している。

 

県内の灯台147基のうち、機器で故障などを判断するのは約2割程度。

残りは肉眼で確かめている。

 

https://www.asahi.com/topics/word/%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E4%BF%9D%E5%AE%89%E5%BA%81.html

 

 

 

 

 

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20207121130分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【エンジンかけっぱなしでクルマを離れるのはNG行為】

 

時々、コンビニの駐車場などでエンジンをかけたまま店内に入っていく人をみかけることがあります。

 

駐車場でのアイドリングを禁止する施設が多いため、マナー的にNG行為といえますが、それ以外にもやってはいけない理由があるといいます。

 

いったい、どのような理由なのでしょうか。

 

エンジンをかけっぱなしのままクルマを離れる人のなかには、「(お店の)トイレに行くだけだから」「飲み物を買うだけだから」など、利用時間が短いことを理由に、エンジンを付けたままにする人が存在するようです。  

 

また、夏は車内の気温が上がりやすいことから、エアコンの停止時間を少しでも短くする目的で、エンジンを停止しない人もいるかもしれません。  

 

しかし、エンジンをかけたままクルマを離れる行為は、マナー違反となるだけでなく、道路交通法の「停止措置義務違反」に違反する行為です。  

 

道路交通法 第七十一条 五では以下のように記載されています。

 

「車両等を離れるときは、その原動機を止め、完全にブレーキをかける等当該車両等が停止の状態を保つため必要な措置を講ずること。」  

 

つまり、クルマを離れるときはエンジンを止め、サイドブレーキをかけて、ギアをパーキングレンジに入れて、しっかりと停車を維持することが法律で定められているのです。  

 

このように、短時間であっても違反となる可能性があるため、必ずエンジンを止める必要があります。  

 

また、カギをかけないでクルマから離れること自体も、道路交通法で禁止されています。

 

実際に、道路交通法 第七十一条 五の二にも以下のように記載されています。

 

「自動車又は原動機付自転車を離れるときは、その車両の装置に応じ、その車両が他人に無断で運転されることがないようにするため必要な措置を講ずること。」  

 

なお、駐車場をはじめ公道ではない場所であっても、不特定多数の車両や人々が行き交うことを根拠に道路とみなされた判例もあります。  

 

どのような場所であれ、短時間の利用でも必ずエンジンを止め、ロックすることが大切です。

 

 

【エンジンのかけっぱなしはバッテリー上がりの原因にも
  なる!?

 

エンジンをかけっぱなしでクルマを離れることは、マナー違反や道路交通法違反であるだけでなく、バッテリー上がりをはじめとしたトラブルの原因にもなり得ます。  

 

バッテリーは、おもに車内の電子部品を動かす役割を果たします。

 

しかし、バッテリー自体が蓄えている電気だけで、エアコンやライトなどの電装品を動かし続けると、短時間で電池切れを起こすことがあります。  

 

そこで、エンジンに「オルタネーター」という交流発電機を装着することにより、エンジンが稼働している走行中はバッテリーを充電しながら電気を使えるようにしています。

 

では、エンジンが稼働した状態では充電されるはずのバッテリーは、なぜ上がってしまうのでしょうか。  

 

その原因は、アイドリング状態でクルマを停車し長時間放置すると、オルタネーターの発電量よりも使用量が上回ってしまう場合があるからです。  

 

この発電量は、エンジンの回転数によって大きく変わります。

 

一般的に回転数が高いと発電量も多くなるため、使用量を上回ることはほとんどありませんが、回転数が低くなると使用量の方が上回ってしまうため、バッテリーが上がる原因になります。

 

実際に、走行中はエンジンの回転数も平均して高いため、高い発電量を得られます。  

 

一方、エンジンを付けたままアイドリングしている状態では回転数も低くなるため、この状態でエアコンを使い続けたり、ヘッドライトを付けたままにしたり、ワイパーを使ったりするとバッテリーが上がってしまう可能性があります。  

 

とくに、夏場は車内で冷房を付けたままコンビニで買い物をする人が目立ちます。

 

このような停車時のエアコン稼働は、頻繁におこなうことでバッテリーが上がりやすくなる原因になりかねません。  

 

前述のように、マナー違反であることや道路交通法違反であることも含め、エンジンをかけっぱなしでクルマを離れるのは、たとえ短時間であっても絶対に避けるべきでしょう。  

 

また、ロックせずにクルマから離れると、車上荒らしや車両盗難だけでなく、子どもが誤って車内に入り込み、とじ込みなどの事故となる場合も想定されます。  

 

家の庭や車庫だからといって盗難は大丈夫というだけではなく、さまざまなリスクが考えられます。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ca7834340dcd67104bd0c4690d681b42ae518d7 

 

 

 

 

 

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20207121951分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後9時前、富山市婦中町西本郷にある産業廃棄物の収集などを行う会社で、「高所作業車と建物との間に人が挟まれた」と警察に通報がありました。


天井との間に体が挟まれたのは、東京・江戸川区の会社員で、ブラジル国籍とみられるイデヤマさん(男性、38歳)で、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。


警察によりますと、イデヤマさんは、事故が起きた現場の会社からの委託を受けて作業にあたっていたとみられ、高所作業車のアームの先のかごに乗って産業廃棄物などを保管する建物の天井や壁の清掃作業をしていたということです。


警察によりますと、高所作業車の周辺では当時、イデヤマさんのほか10人ほどが清掃作業をしていたということです。


アームの先のかごは、車体に取り付けられたボタンのほか、かごの中からも操作できるということで、警察は、何らかの原因で高所作業車のかごが動いたとみて当時の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200712/3060004963.html 

 

 

714231分にYAHOOニュース(北日本新聞)からは、自分でバケットを操作していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後8時45分ごろ、富山市婦中町西本郷の廃棄物運搬・処理業「C産業」の工場で、東京の会社から派遣され清掃作業をしていたブラジル国籍、東京都江戸川区南葛西、会社員、イデヤマさん(38)が、高所作業車と天井の間に体を挟まれた。

 

富山赤十字病院に運ばれたが、上半身を強く圧迫されたショックのため、間もなく死亡した。

 

富山西署などによると、イデヤマさんは産業汚染除去などのサービスを展開する「BJ」(東京)から2週間ほど前に派遣された。

 

高所作業車のバケット(かご)に乗り、自身で操作しながら高さ約8メートルの天井や壁の清掃をしていた。  

 

事故当時は同社の約10人が近くにおり、工場の関係者を通じて110番した。

 

同署が原因を調べている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/66427aac666189da44b8a08a895c2e19d0e6d408

 

 

 

 

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2020711217分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後3時ごろ、山口県消防学校のプールで水難救助の訓練を行っていた21歳の男子学生がおぼれる事故がありました。


男子学生は、心肺停止の状態で病院で手当てを受けていましたが、11日朝早く死亡しました。


男子学生の死亡を受け、山口県消防学校の大下国忠校長は県庁で会見を開き、「亡くなった学生に心からご冥福をお祈り申し上げるとともにご家族に深くお詫びします」と謝罪しました。


消防学校によりますと、事故当時、55人の学生が立ち泳ぎを10分間続ける訓練をしていて、男子学生は泳ぎが得意ではないため手も使ってゆっくりと泳いでいました。


しかし訓練の終了間際、教官が目を離した2、3秒の間に水中に沈んで姿が見えなくなり、すぐに助け出し応急措置を行いましたが意識が戻らなかったということです。


プールサイドでは、6人の教官が監視を行っていたということで、事故当時の状況を検証するとともに、再発防止に努めることにしています。


一方、警察は、男子学生の司法解剖を行って死因を調べるとともに、教官や学生に話を聞くなどして、訓練の管理が適切だったかどうか、業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進めています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200711/4060006378.html

 

 

711185分にYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、プールの深さは約2mだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後3時ごろ、山口市にある県消防学校の屋外プールで、水難救助の訓練をしていた男子学生が溺れました。

 

気づいた教官や学生がすぐに引き上げ、心臓マッサージをして病院に搬送しましたが、11日朝、死亡したということです。

 

プールの深さはおよそ2メートルで、学生は水面から顔を出しながら立って泳ぐ「立ち泳ぎ」の訓練をしていました。

 

当時、プールではおよそ50人の学生が訓練に参加していて、6人の教官がプールサイドで指導・監視していました。

 

学生の体調に異常はなかったということで、警察は死因の特定を進めると共に、業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因などを詳しく調べています。

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/196d7bb2edc77aae5c65e95a2105d01ff2f57973

 

 

7101937分にNHK山口からは、最大深さは約4mだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県によりますと、プールの深さは最大およそ4メートルで、水面から顔を出しながら立って泳ぐ「立ち泳ぎ」の訓練をしていたということです。


学校では、訓練を行う前に体調の確認を行っていて、その時点では学生に異常はなかったということで、警察と消防が事故の詳しい状況を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200710/4060006375.html

 

 

(ブログ者コメント)

救助のプロが大勢いたうえに、すぐに救助したということで、助かってしかるべきケースのような気がするのだが・・・。

 

(2021年2月6日 修正1 ;追記)

20212560分に山口新聞からは、報告書が公表された、泳ぎが不得手だったという説明は誤りだった、他に1名が溺れて一時意識不明となり4人が嘔吐していた、8年ほど前から毎年溺れかける訓練生が出ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原因を検証する県の第三者委員会は4日、男性以外にも1人が意識不明となり、4人が体調不良を訴えたとする報告書を公表した。

8年前ごろから溺れかける事例が繰り返されたにもかかわらず、一度も検証されなかったことも判明。

委員長で山口大教育学部の杉浦崇夫教授は、「根性論のような旧態依然の指導法。安全管理が不十分と言わざるを得ない」と強く非難した。

報告書によると、訓練は昨年7月10日に実施。

初任総合教育課程の55人全員がプール(深さ2・1~3・8メートル)で10分間浮き続け、一人でも休めば最初からやり直す。

溺れた2人のうち1人が死亡。

もう1人は人工呼吸で意識が戻り、4人が嘔吐するなどした。

同日はプールでの訓練初日で、大雨や強風、雷注意報が出ていた。

第三者委は、事前に泳力を確認せず実施に踏み切ったことを問題視。

教官6人がそばにいたが、「安全な監視は困難。直ちに中止すべきだった」と結論付け、基礎的な泳力を身に付ける訓練に改めるよう提言した。

県消防保安課などによると、この訓練は一体感を高める狙いで独自のカリキュラムで実施。

2012年ごろから毎年数人が溺れかけ、19年も初日に1件発生した。

しかし、現場レベルで対応を済ませ、要綱で定める検証はしなかった。

報告書を県の内海総務部長に提出した杉浦委員長は県庁で会見し、「前例踏襲の訓練で課題が議論されず、閉鎖的になっていた」と組織体制の問題点を指摘した。

学校は事故直後の会見で、死亡した男性以外の状況を公表しなかった。

大下校長は、「状況把握に精いっぱいだった」と釈明。

この男性を「泳ぎは不得意」とした説明も誤りだとし、「(男性に)落ち度はなく、重く受け止め、遺族は「次の教育に生かしてほしい」と話したという。

報告書を踏まえ、学校は4月までに安全管理規定を改定し、プールでの訓練は参加者を減らして、浮く時間も定めない方針。

県内の各消防本部と協議して、教育体制も見直す。

村岡嗣政知事は、「訓練中の事故で深くおわびする。再発防止に全力で取り組む」とのコメントを出した。

https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/e-yama/articles/21648

 

241726分にNHK山口からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

杉浦委員長は記者会見で、「立ち泳ぎを1人ができなかったら、連帯責任として最初からやり直させるなど、根性論を用いた指導があったのではないか」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210204/4060008627.html 

 

241953分にYAHOOニュース(山口放送)からは、水中に沈んでいた時間は5秒程度だったという説明も訂正されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書では、立ち泳ぎの訓練では毎年、溺れかける学生がいたとして、学生の泳力が十分に把握されていない中、訓練初日に足の届かないプールで一斉に立ち泳ぎをさせていたことは問題だと指摘した。

委員会は、水難救助訓練について、泳力別に段階を踏んで実施する必要があるとして、プールに足の届く安全区域を設置すること、訓練当初に学生の泳力の確認を十分に行うことなど、5項目の安全確保対策を提言。

さらに山口県消防学校に対しては、安全管理マニュアルなどの運用が不十分とし、組織体制の見直しや外部からのアドバイスを定期的に受け学校を開かれたものに変えていくことなど、4項目の改善を提言した。

山口県消防学校などは、この日の会見で、死亡した学生が水中に沈んでいた時間も「わからなかった」とし、これまで「5秒程度」としていた説明を訂正した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5951d88c6ec30e11e360f0bd5fb8e0551f07025 

 

(2021年12月24日 修正2 ;追記)

202112231055分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、県の職員2人が必要な措置を講じていなかったとして在宅起訴されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山口地検は22日までに、いずれも山口県職員で同校教務課の鍛冶・元課長(54)=山口市=と助石・元主査(49)=防府市=を業務上過失致死罪で在宅起訴した。  

起訴状などによると、両被告は20710日、同校プールでの水泳訓練について、事故が予見できたにもかかわらず、必要な措置を講じないまま、消防士全員を一斉に入水させるなどの計画を策定。

同日午後255分ごろ、男性消防士を溺れさせ、蘇生後脳症で死亡させた疑い。  

事故の第三者委員会が212月にまとめた報告書によると、訓練開始から約10分後に、亡くなった男性を含めて2人が溺れていた。

89年前から毎年溺れかける事例が出ていたにもかかわらず、事後検証をしていなかった。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/a45d2136414ab48fff4cb2b3599127295b6eb4ec 

 

12231158分に産経新聞からは、泳力が十分でない消防士が溺れる恐れを予見できたにもかかわらず未然防止しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

起訴状によると、昨年7月10日午後2時40分ごろ、同校のプールで訓練を実施する際、泳力が十分ではない消防士が溺れる恐れがあるのを予見できたにもかかわらず、未然に防ぐべき注意義務を怠った。

全員を一斉にプールに入れ、大村さんを溺れさせて死亡させたとしている。

https://www.sankei.com/article/20211223-CCBA67QFQRNA7CPDIBDKLNW3KA/

 

 

(2022年3月15日 修正3 ;追記)

20223141511分にNHK山口からは、前年にも意識喪失事故があったのに訓練内容を見直さなかったなどと検察が裁判で指摘したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故では、当時の訓練の安全管理者の鍛冶被告(男性、55歳)と担当者の助石被告(男性、49歳)の2人が、業務上過失致死の罪に問われています。

山口地方裁判所で開かれた14日の裁判で、検察は「県消防学校では、前年にも訓練中に消防士が溺れて意識を失う事態が生じて、安全確保の必要性が高まっていた。にも関わらず、2人は消防士が溺れても救助が可能で大事には至らないだろうと安易に考え、訓練の内容を見直さなかった」などと述べ、2人に罰金50万円を求刑しました。

一方、鍛冶被告の弁護側は、「消防士を短期間で育てることを強く期待され、厳しい訓練を実施する使命があった。安全対策のすべての責任を現場に求めることはいきすぎで、罰金刑に処するのが相当だ」と述べました。

また、助石被告の弁護側は「検察官の論告については異論はありません」と述べ、速やかな判決を求めました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220314/4060012868.html 

 

(2022年4月20日 修正4 ;追記)

20224191651分にNHK山口からは、被告に罰金50万円が言い渡された、被告はプールに足場を設置する予算を要求したのに却下されていたことから被告に全責任を負わせるのは相当でないと裁判長が述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日の判決で、山口地方裁判所の小松本卓裁判長は、「消防学校の訓練が、生命に大きな危険を生じさせることを容易に想像できるなかで、安全配慮の措置を十分にとらなかった」と指摘しました。

そのうえで、「鍛冶被告が、プールに足場を設置する予算を要求したものの却下されるなど、予算措置の権限がない2人にすべての責任を負わせるのは相当ではない」などとして、罰金50万円の判決を言い渡しました。

2人の弁護士によりますと、それぞれ控訴しない方針だということです。

県消防保安課は、「殉職された消防士とご家族に深くおわび申し上げます。2度とこのような事故を起こさないように、安全管理を万全に行い再発防止に努めます」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220419/4060013203.html 

 

 

 

 

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202079日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

梅雨前線の影響による今月上旬の大雨で、県や関西電力などが管理する県内13カ所のダムが降雨のピーク前に放流し、水位をあらかじめ下げる「事前放流」を行ったことが8日、信濃毎日新聞の取材で分かった。

 

昨年10月の台風19号災害を受け、ダム管理者や国、自治体が5月に結んだ治水協定に基づく対応で、実施は初めて。

 

国土交通省によると、木曽川水系では8カ所のダムが計約4200万トンの容量を確保。

 

放流量を抑えることで、氾濫の危険があった木曽川の水量を2割ほど減らす効果があったとみている。

事前放流は、台風19号災害を受けて全国で検討が進み、県内では5月に千曲川、木曽川、天竜川水系の計37のダムを対象に、管理者と国、地元自治体が実施に向けた協定を締結。

 

今回は、木曽川水系の他、千曲川水系4カ所、天竜川水系1カ所で実施された。

国交省木曽川上流河川事務所(岐阜市)によると、木曽川水系の8ダムは5日午後2時半ごろ、国交省が分析した9日未明までの予測降雨量が基準を上回ったため、地元市町村に連絡するなどした上で事前放流を開始。

 

独立行政法人「水資源機構」(さいたま市)管理の牧尾ダム(木曽郡木曽町・王滝村)が約1500万トン、関西電力三浦ダム(王滝村)が約2500万トン、他のダムは3万〜100万トン余の容量を確保した。

 

8ダムは6日午後から8日朝にかけ、上流からの流入量が一定量を超えるなどしたため事前放流を中止し、放流量の抑制に切り替えた。

同事務所によると、木曽川の桃山水位観測所(木曽郡上松町)が氾濫危険水位だった8日午前10時ごろ、木曽川の流量は毎秒約2千トン。

 

8ダムの洪水調節機能により、下流への流量を同約400トン分減らす効果があったと推定する。

県営ダムでは、千曲川水系の裾花ダム(長野市)や奈良井ダム(塩尻市)など4ダムと、天竜川水系の片桐ダム(下伊那郡松川町)が事前放流を実施。

 

県河川課によると、今回は木曽川流域と比べ予測降雨量が少なく、ダムの容量確保も少なかったが、今後、効果を検証するという。

 

同課は、「国交省やダム管理者と事前放流の効果について情報を共有し、県内の河川防災に生かしたい」としている。

 

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200709/KT200708ATI090020000.php

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

事前放流によって、豪雨ピーク時、放流量の2割を減らせた、と読める報道だ。

もしそうだったとすれば、効果はあったような気がする。

 

以下は、木曽川流域では今回の豪雨で大きな被害は出ていないという報道例。

 

781032分 FNN PRIME(長野放送))

 

長野県の中南部に発令された「大雨特別警報」は、午前1140分ころ「警報」に切り替えられました。

ただ、土砂災害や河川の氾濫には今後も警戒が必要です。

 

「特別警報」は、けさ640分ころ、松本地域と乗鞍上高地、南部の15市町村に出され、気象庁が最大級の警戒を呼びかけました。

 

現在も、長野や松本など39の地域に「土砂災害警戒情報」が出されていて、引き続き警戒が必要です。

 

梅雨前線の停滞は続くため、今後も局地的な激しい雨に警戒してください。

 

降り始めからけさ7時までの降水量は御嶽山839ミリ。阿智村浪合451.5ミリ。

上高地446.5ミリなど、すでに平年の7月ひと月分の量を超えています。

 

川の氾濫も心配されます。

 

犀川は安曇野市の陸郷と長野市の弘崎、木曽川は南木曽町で氾濫の恐れがある「氾濫危険水位」を超えています。

 

県によりますと、大きな被害は報告されていませんが、国道の土砂崩落などで上高地で観光客ら30人余りが孤立状態になっているということです。

 

梅雨前線の停滞はあすまで続く見込みで、あす朝6時までの24時間に南部で180ミリ、北部中部で120ミリ。さらに、その先の24時間で全県で150ミリが予想されます。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/60625

 

 

79855分 岐阜新聞)

 

8日午前、岐阜県内の広い範囲で大雨に見舞われた。

中濃地域でも各地で大きな爪痕を残し、住民が影響を受けた。

 

美濃加茂市と可児市を隔てる木曽川は、前日に引き続いて増水し濁流が海のように広がり、右岸側の美濃加茂市にある木曽川緑地ライン公園(古井町)や化石林公園(御門町)などは水没した。

 

二つの公園は河川区域内にあり、飛騨川の合流部から2キロほど下流にある。

 

木曽川上流河川事務所木曽川第一出張所によると、今渡水位観測所では8日午前11時10分、氾濫危険水位の11・50メートルに迫る9・51メートルを記録した。

 

美濃加茂市内では、側溝の水による床下浸水が2件あったほか、ピーク時には生涯学習センターの避難所に13世帯20人が避難した。

 

https://www.gifu-np.co.jp/news/20200709/20200709-254751.html

 

 

 

 

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2020710938分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡県うきは市浮羽町三春で9日午前950分ごろ、ミニバイクを運転していた朝倉市の男性(88)が、大雨のため市道にできた縦横約5メートル、深さ約1メートルの穴に転落、右手親指を骨折するなどの重傷を負った。

 

周囲の水が引いた後も穴には水が残っていたため、男性は「水たまりかと思い、徐行のまま渡ろうとした」と話しているという。

 

うきは市によると、現場は筑後川沿いで、一時越水も発生。

 

市は7日夜に穴を確認後、周辺に三角コーンと看板を置いて通行しないよう呼びかけていた。

 

地元住民がコーンを撤去していたという。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624796/

 

 

 

 

 

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2020781533分にHARBOR BUSINESSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長文につき、タイトルに記した部分以外は、各章のタイトルと記述冒頭部分だけを紹介する。

 

【「第三の道」はあるか 第4回】 <文/田中優>

 

ダムが洪水・地震を引き起こす!? 大災害が起きる前に「ダムに頼らない社会」を

 

 

三峡ダムが決壊すれば3億~6億人に被害!?

 

世界最大のダムとは、もちろん中国「三峡ダム」のことだ。

 

今年の雨の時期、中国ではすでにいくつかのダムが決壊、もしくは「放流」が行われている。

そのせいで、すでに宜昌などの地域の水害被災者は数千万人に上った。

 

避難指示が出されている人々の数は1600万人に上る。

これだけでもすごい数だが、万が一ダムが決壊したなら下流域の3億~6億人に被害が及ぶという。

 

・・・・・

 

 

ダムの上流に堆積した土砂が洪水を引き起こしている

 

10年と持たないだろう」

しかも三峡ダムは無理に早く作られたので、設計・施工とも欠陥建設である可能性が高い。

 

その証拠に、このダムを建設したがっていた人たちは、竣工式には顔を出していない。

建設時にすでに数千か所のひび割れが起きていたからだ。

顔を出すことで、その後の責任を追及されたら困ると考えたのだろう。  

 

中国の水文学・河川工学者で清華大学水利系教授だった故・黄万里(こう・ばんり)氏は、三峡ダム建設時からと述べていた。  

 

ダムは1993年に着工、2009年に完成したのだから10年は持った。

しかしそれから先はどうなるのだろうか。

 

どうも早急に造ったせいで、コンクリートに溜まる熱を十分に冷やすことができていなくて、ひび割れたのではないだろうか。  

 

このダムはものすごい大きさで、ダム堤から水の溜り始める位置まで約500kmある。

東京から500kmと言えば京都の手前まで、もしくは東北新幹線なら東京から新花巻駅付近までになる。

そこまでがダムのバックウォーターの範囲になるのだ。

 

貯水容量は222億トン(日本最大容量の奥只見ダムの37倍)もある。  

 

そして考えてもらいたいのが、ダムのために溜まる土砂はどこに溜まるかということだ。

 

たいてい土砂は流れが止まったところに溜まるから、ダム堤の反対側500km先に堆積する。

その堆積した土砂を取り除くのも大変だ。

 

しかし、たいていの世界中のダムはそんなことは考えてもいない。

 

・・・・・

 

 

三峡ダムがこのまま土砂を貯め続ければ、取り返しのつかないことになる

 

現在の時点で、ダム貯水湖に堆積している土砂は19億トンと推定されている。

 

大河である長江の水流は、今ならこれらを海まで運ぶ力を持っている。

 

しかしこのままダムが土砂を貯め続ければ、30年後には土砂の堆積量は40億トンを超えるとみられる。  

 

・・・・・

 

 

中国・河南省で起きた「世界最大」のダム決壊事故

 

近代からのダム建設はせいぜい100年程度しか歴史がない。

 

しかもその歴史の中で、すでにたくさんのダム決壊の記録がある。

 

・・・・・

 

 

水深の深いダム湖が引き起こす「ダム誘発地震」

 

イタリアのバイオントダムの事故は日本に示唆的だ。

 

これは切り立った山を利用して建てられ、水位が400mを超すような深いダムだ。

 

ところがダム湖に水を入れ始めると、地域に群発地震が起きた。  

 

施主の電力会社は政府や御用学者に相談したが、「水位とは関係ない」との答えだった。

 

そのため、さらに水を貯水していった。

 

そして水位をさらに上げると、周囲の山が地滑りを起こし、湖面に崩れ落ちた。

 

落ちた山は「山津波」を起こし、山津波はダム堤を150mも高く超え、麓の村を人口約2000人以上とともにすべて流し去った。  

 

ダム湖の深さが100mを超えると、湖底には11気圧を超える圧力がかかる。

それによって地震を引き起こしたり、逆に水の接着効果で安定させたりする。

 

このような地震のことを「ダム誘発地震」と言い、国際的には常識になっている。  

 

しかし、日本でだけは、さまざまな「ダム誘発地震」を認めていない。

 

他国と比べると超巨大な貯水量を持つダムが少なく、他の地震の要因もあり区別が明瞭でなく、他の要因の地震と区別しにくい点もあって、ごまかしたままだ。  

 

意外なのは、日本でダム誘発地震の可能性が高いのが「黒部ダム」で起きた群発地震であることだ。

 

黒部ダムは1963年に完成した総貯水量2億トン、高さ186mあるダムだが、20168月末から400回を超える群発地震を起こした。  

 

ダムと地震との関係では、深さが100mを超えるダムで水深を上下させた時に起こることが多く、ダム湖底の地盤につながる浅い地層で起こることが多い。

 

総貯水量よりも水の気圧に大きく関係するのが水深であり、大きなダムであることよりも、水深の深いダムであることが影響する。  

 

中国で起きた8万人の犠牲者を出した四川大地震も、また、「紫坪鋪(しへいほ)ダム」により地震が誘発されたのではないかと疑われている。

位置的に長江に近い。

 

そして紫坪鋪ダムの堤高は堤高156mで、三峡ダムは146mとなっている。

地質も変わりなく、同様のダム誘発地震の危険がある。

 

 

地震によって、八ッ場ダムが貯めた大量の水が都心部へと流れ落ちる!?

 

バイオントダムのような事故は日本でも起こり得る。

 

例えば八ッ場ダムの周囲は同じ高さの山に囲まれている。

 

これは浅間山の噴火による土砂が積もった地域を、長年の間に水が渓谷を刻んだからだ。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5369c588ec55128bf44211916767dc5c6d47c645 

 

 

 

 

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202078140分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国土交通省の社会資本整備審議会は8日、横浜市の遊園地「横浜・八景島シーパラダイス」で昨年8月、停車中のジェットコースターに後続車両が追突し、乗客2人が軽傷を負った事故の調査報告書を公表した。

 

レールと車体それぞれにあるブレーキ部品が一部でかみ合わず、制動力が低下したのが原因としている。

 

報告書によると、コースターは、レールに設置された金属製の2本の板の間を、車両の底の部分にある板が押し広げながら通過して摩擦を起こし、ブレーキがかかる仕組みになっている。

 

運営会社は、レール側にある2本の板の間隔について、メーカーの仕様では67ミリに設定することになっているのに、14ミリ以下と基準を広げて管理していた。

 

過去にけが人を出した事故を踏まえ、ブレーキの衝撃を緩和する目的だったという。

 

一方、車両側の板に関し、保守点検業者が決めたルールでは、厚みがレール側の板の間隔より狭くなる可能性があり、事故車両では13.114.7ミリだった。

 

レールの板同士の間隔は1014ミリで、一部に隙間が発生し、ブレーキがかかりにくい状態になった。

 

事故は昨年84日午前1115分ごろ発生。

23人が乗ったコースターが、停止していた別の車両に追突し、1列目の2人がけがをした。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61278030Y0A700C2000000/

 

 

※以下は、当時の報道。

 

2019842314分 朝日新聞)

 

4日午前11時15分ごろ、横浜市金沢区の横浜・八景島シーパラダイス内のジェットコースター「サーフコースター」の車両(6両編成)が、止まっていた無人の車両に追突した。

 

先頭車両の30~40代くらいの男女2人が安全バーで太ももを打つ軽傷を負った。

 

運営会社の横浜八景島によると、追突したのはコースターの降車場付近。

 

降車場に車両が止まっている場合、後続車両は約21メートル手前で停車する仕組みだが、減速はしたものの、何らかの原因で止まらずに追突した。

 

軽傷を負った2人は施設内で手当てを受けた後、帰宅したという。

 

コースターは1回の所要時間が約3分。

全長1271メートルで最高時速75キロ、4人乗りの車両が6両連なり定員は24人。

事故当時は23人が乗っていたという。

 

同社はコースターの営業を中止し、原因を調べる。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM847H5CM84ULOB00C.html

 

 

 

(2020年8月5日 修正1 ;追記)

 

2020841225分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、事故の前に何度もオーバーランしていた、支配人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩擦ですり減って利きが悪くなっていたことなどが事故の原因でした。

 

事故の前にも何度もオーバーランが発生していたことから、警察は適切な安全管理を怠ったとして、47歳の支配人と46歳の整備責任者の2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d21e60d2e1483747a52280e8d2b6a532c31f9c 

 

 

841150分にNHK神奈川からは、整備責任者はブレーキの利きが悪くなっているとの報告を受けていたが大丈夫だと思って甘んじていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩耗するなどして停止するまでの距離が長くなっていましたが、その後の調べで、事故の前に従業員がブレーキの利きが悪くなっていることに気づき、整備の責任者らに報告していたことがわかったということです。


警察は、こうした状況を把握しながらブレーキの補修を怠るなど、安全管理に問題があったとして、46歳の整備の責任者と47歳のテーマパークの責任者を4日、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。


調べに対し、いずれも容疑を認め、このうち整備の責任者は「大きな事故が起きていなかったので、大丈夫だと甘んじていた」と話しているということです。


書類送検について、運営する『横浜八景島』は、「今回の事故を重く受け止め、万全の再発防止策を講じたうえで運転を再開しており、今後も引き続き、安全安心の徹底を図ってまいります」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200804/1050011009.html 

 

 

 

 

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2020781010分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【路線バスのための信号制御システムとは? どれほどの地域で導入されている?】

 

日本の公共交通機関は、世界中においても時間に正確だといわれています。

 

とくに路線バスの場合は、他車や信号の有無を含める交通状況によって時間が左右されがちですが、比較的に時刻表通りに運行しています。

 

なぜ、路線バスはスムーズな運行が可能なのでしょうか。

 

実は、交通量の多い一部の路線バスには、利便性を高めて利用者を増やすための「PTPS(公共車両運転システム)」が採用されており、大幅な遅れが出ないようにコントロールされています。

 

PTPSとは、バスなどの公共車両が優先的に通行できるよう、バス専用・優先レーンの設置や、違法走行車両への警告、優先信号制御などをおこなうシステムです。  

 

システムの仕組みは、地上設備である光学式車両感知器と、バスに搭載されている専用装置が相互に通信し、「青信号の延長」や「赤信号の短縮」といった、バス優先の信号制御をおこなうものとなっています。  

 

あくまで「交通状況に応じて信号を制御する」システムであるため、常に青信号でバスを通過させるという性質のものではありませんが、交差点での停車時間を短くする効果もあるため、「スムーズな運行」には大きく貢献するシステムです。  

 

現在、PTPSはどれほどのエリアで導入されているのでしょうか。

 

首都圏を中心に路線バスを展開する、小田急バス株式会社の担当者は次のように話します。

 

「現在、東京都では三鷹駅や吉祥寺駅周辺を通っている『新川
 通り』で導入されています。

 

当初は、車載装置は一部の車両にしか搭載されていませんでしたが、2019年にほぼすべての車両に装備が完了しています。

 

導入について、そもそもPTPSは、対応した信号機が無ければ意味がありません。

 

そして、信号機の導入はあくまで行政側が主導なため、我々はシステムに対応した車両を揃えたということになります。  

 

また、今後の導入に関しては、行政側が対応した信号機を導入すれば、検討する可能性はあります。

 

しかし、予算的な問題から、信号ができたからすぐに対応というわけにはいかないでしょう」

 

信号機を管理する警察(交通課職員)はPTPSについて、次のように話します。

 

・・・・・

 

PTPS以外にもある、交通管理システムとは?】

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7341b84872f56ca7a56b968cce38a8f730b43e 

 

 

 

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2020782134分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日朝、岐阜市の市道で道路に埋められた貯留槽の重さ2トンもある巨大なふたが外れて走行中の車が乗り上げる事故があり、車に乗っていた1人が病院で手当てを受けました。

 

市は、大雨が影響した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べています。

 

岐阜市によりますと、8日午前640分ごろ、岐阜市松ケ枝町の市道で、雨水をためるために道路に埋められている貯留槽のふたが外れ、走行中の車が乗り上げたということです。

ふたは縦1.2メートル、横2.4メートル、厚さが26センチある鉄筋コンクリート製で、重さはおよそ2トンあり、車に乗っていた3人のうち1人が病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。

事故当時、岐阜市には1時間に30ミリを超える激しい雨が降っていて、市はこの雨が影響した可能性もあるとみて、貯留槽のふたが外れた原因を詳しく調べることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012505271000.html

 

 

7977分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前6時半過ぎ、岐阜市松ケ枝町の市道で「車で走っていたら何かに乗り上げて車が破損した」などと警察に通報がありました。  

 

市の職員が確認したところ、道路の下に設置された貯留槽の床版が壊れ道路上にとび出ていて、それに乗用車が乗り上げたということで、車に乗っていた3人のうち1人がけがをしました。

 

岐阜市は、大雨で貯留槽にためた雨水がいっぱいになり、壊れた可能性もあるとして調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d15828d696cd0ed4ca5c677c18b87b8cfec6416c 

 

 

791624分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、はしごのようなものが飛び出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前640分ごろ、岐阜市の金華山近くを走る車のドライブレコーダーがとらえた映像には、車の下から突然白い水しぶきが上がる様子が記録されていました。

 

あまりの水圧に車が大きく持ち上げられ、地面からは、はしごのようなものが飛び出す様子も。

 

車の前方が大きく変形しているのもわかります。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9e4b56be82c736fa236f11a585da18e5a85ad74 

 

 

792251分にNHK NEWS WEBからは、槽内の空気が圧縮されて圧力が高くなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市によりますと、この貯留槽は平成26年に浸水被害を防止するために地下7メートルの深さに整備されたもので、25メートルのプールおよそ20杯分にあたる6200立方メートルの雨水をためられるということです。

市のこれまでの調査で、大量の雨水が短時間に貯留槽に流れ込み、貯留槽の中にあった空気が圧縮されて、貯留槽内の気圧が極めて高くなり、およそ2トンのふたを一気に押し上げたとみられるということです。

事故当時、岐阜市では1時間に36ミリの激しい雨が降っていて、市は、貯留槽に流れ込んだ雨水の量やスピードなどをさらに詳しく調べるとともに、構造に問題がないかや再発防止策などについて検討することにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200709/k10012507221000.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、CBCテレビ映像の1コマ。

 事故直後の様子が映っている。

 

 

 

〇事故発生時の後続車ドラレコ映像が「かいと」さんのツイッターから公開されている。

以下は、当該映像の4コマ。

3コマ目では、飛び出してきたアルミハシゴのようなものに車が突き上げられている様子が、4コマ目では、そのハシゴが車の左後方に落下している様子が映っている。
タイミングから考えると、そのハシゴ、昇降口に立てかけられていたものかもしれない。

 





 

 
 
 https://twitter.com/GD104_No11/status/1280881426561265665?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1280881426561265665%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Fniconews55.com%2Fgouuholljiko

 

〇大雨時に水圧でマンホールの蓋が外れたという事例はたまに聞くことがあるが、このように大きな蓋が外れた事例は珍しい。

 

以下はマンホールの蓋が外れた1例。

201394日掲載

2013830日 福岡市の市道で夜間歩行中、大雨で蓋が外れていたマンホールに腰まで落ちてけが、冠水はしていなかった

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3201/

 

 


(2020年7月19日 修正1 ;追記)

 

20207181319分にNHK岐阜からは、当時の雨量は想定の1.5倍だった、蓋は金属製の網目タイプに変更するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日、現場でふたを取り替える工事が今後11日間の日程で始まり、作業員たちが測量をした後、専用のカッターを使ってアスファルトに切れ目を入れるなどしていました。


市によりますと、事故が起きる直前の7月8日午前6時半から40分の10分間に降った雨の量は24.5ミリで、貯留槽を整備した際に想定していた雨量の約1.5倍にあたることから、市は想定を超える量の雨が大量に流れ込み、貯留槽の内部の圧力が異常に高まったことが事故の原因と見ています。


今回の工事ではコンクリート製だったふたを網目状の金属製のものに取り替えることにしていて、市は、空気が外に抜けやすくすることで、再発を防ぐことにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20200718/3080004293.html

 

 

 

 

 

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月日は流れ、あの事故から48年が経過した。


当時の関係者の、おそらくは全員が会社を去り、鬼籍に入った人も、ブログ者が知る限り3人いる。

 

そのような現状、事故のきっかけとなったバルブ誤操作のいきさつ・・・こんな些細なことから、あのような大事故が起きてしまったと書き残しておくことが、産業安全をテーマにブログを書いているブログ者にとって残された最後の課題ではないのか?

 

ここ数年、そのようなことを考えるようになっていた。

 

 

そして、事故発生50年の節目にあたる再来年あたりにでも本ブログに書いてみるか・・・現在、当該装置を運転している見知らぬ後輩たちにも伝承しておいたほうがよいかもしれないし・・・・。

そのようにも思い始めていた。

 

 

そういった状況下、今回の新型コロナ騒動。

 

外出を自粛しているとはいえ、ブログ者もいつ感染するかわからない。

とすれば、ブログに書くなら、今がその時か・・・。

 

とまあ、そのような考えに至ったので、節目の年ではないが、ブログ者が記憶している範囲のことを、本ブログに掲載することにした。

(一部、記憶違いがあるかもしれないが)

 

 〇一度で覚えられないようなことならメモしておく、あるいは
 先輩の模範作業をただ見ているだけでなく自分で実際に作業
 して身体に覚え込ませておけばいいものを、それをしなかっ
 た、仕事に対する真摯な姿勢の欠如。


〇どうせ分からなくても、その時は他人に聞けばいいやという
 考えの甘さ。

〇あるいはまた、通常作業時の何気ない一言。


〇プライドが邪魔をして、知らないことを知らないと言えない
  こと。


〇そして、自分でもなぜそうしたか分からない一瞬の魔。

 

そういった、日ごろ作業していて遭遇するかもしれない些細な場面が、場合によっては大事故につながることがある。

 

その一つの事例として知っておいていただければ幸いである。

 

 

【第2エチレン装置の運転体制】

 

コンビナートの装置ゆえ24時間稼働。

4直3交替制をとっていた。

 

直の編成は、たしか直長1名、直長補佐1名、計器室から遠隔操作するボードマン2名、現場作業全般を見る担当者ならびに見習い者を含めた現場担当者が計8名、それに定員外の新入社員を加えた13名だった。

 

 

【ブログ者の経歴】

 

ブログ者は前年4月の入社後、半年間、研究所で実習教育を受け、10月から工場勤務となった。

 

工場では、工場勤務に必要な教育を受けた後、第2エチレン装置に配属され、そこでも教育を受けた後、直勤務となった。

 

直では、先輩社員にくっついて各部門担当者としてのOJT教育を受けた後、一人立ちし、他の部門を経て分解炉部門を担当したばかりだった。

 

 

【バルブ誤操作に至る経緯】

 

当日は16時から24時までの勤務。

 

前述の失敗100選記載内容から逆算すると、18時半ごろだっただろうか、ブログ者はボードマンから、分解炉チューブのデコーキングのため空気配管のバルブを切り替えるよう、指示を受けた。 

※デコーキングとは

分解炉のチューブ内にはコークスが付着する。

そのため定期的に、何カ所かのバルブを切り替えた上でチューブ内に空気を送り、コークスを燃焼除去している。

 

この空気配管バルブ切り替え操作は過去に1度、先輩につれられて実施したことがあるが、その時は先輩が操作するのを見ていただけで、実際に自分で操作はしなかった。

一人でやるのは初めてで、ちょっと自信がない。

 

そこで、他の部門を担当していた先輩のIM氏に助成をお願いした。

というのは、この先輩とは何故かウマが合い、なんでもザックバランに話せる間柄だったからだ。

 

お願いした際にIM氏が放った言葉。

たしか、こんな感じだった。

「ワシも、あまりやったことがないんじゃ」

 

それに対しブログ者、たしか「またまたー、先輩がやってないことはないでしょう・・・」的なことを言った覚えがある。

 

今、思えば、この何気ない一言が、全ての始まりだった。

 

若干、気の弱いところもあったIM氏、先輩のメンツにかけて、それ以上、できないとは言えなかったのかもしれない。

後日、英会話の教材を持っているのに、また別の教材を買わされたりしていたことだし・・・。

 

その後のやりとりは覚えていないが、結局、2人してバルブ切り替えに行った。

 

切り替えバルブは、地上5~6m?の配管ラック上にある。

バルブ操作は、またしても自分でやらず、IM氏にお任せだ。

 

IM氏、1つバルブを開けた後、離れた位置にあった、もう1つのバルブを閉めにかかる。

 

その際、ブログ者は何か違和感。

以前、別の先輩が操作していたバルブと、なにか違う場所のような気がしたのだ。

 

そこで、「そのバルブは違うのでは?」的なことを言うと、IM氏からは「これでええんじゃあ」的な、そんな返事が返ってきた。

 

当該バルブ閉止で一連のバルブ操作を終え、2人してラックを降り、復命のため計器室に戻っていくと、大変なことになっていた。

 

 

(次回は7月21日 予定)

 

 

 

 

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2020710933分に西日本新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

大分県は9日、同県日田市天瀬町のJAおおいた天瀬支店の倉庫が7日午後に損壊し、保管していた農薬674キロが流出していたと発表した。

 

すぐ脇にある玖珠川などに流れた可能性があり、県は下流域の福岡、佐賀両県の関係漁協などに注意を呼び掛けた。

 

大分県によると、農薬は殺菌や消毒用。

 

うち、魚への毒性があるものは約415キロだが、県は雨で希釈されている可能性が高いとみている。

現在、被害の報告はないという。

 

JAによると、玖珠川の対岸の崖から岩が川に落ち、その衝撃で川底にあった岩がはねて倉庫に突っ込んだとみている。

 

岩は大きいもので直径約1メートル。

倉庫の壁は大きく破損し、内部には数個散乱していた。

 

関係者は、「想像もしていなくて驚くしかない。真摯(しんし)に対応したい」と話した。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624813/ 

 

 

 

 

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2020772312分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後325分ごろ、神戸市長田区川西通1丁目の路上で、「車の中で男性2人がぐったりしている」と通行人から110番通報があった。

 

兵庫県警によると、軽ワゴン車から6070代ぐらいの男性2人が意識不明の状態で病院に運ばれた。

 

車内に計約300キロのドライアイスが積まれていたといい、県警は二酸化炭素中毒と低体温症になったとみて調べている。

 

長田署によると、2人は市内の製氷会社の関係者で、ドライアイスを業務で運んでいたとみられる。

それぞれ運転席と助手席に座り、車の窓は閉まった状態だったという。

 

ドライアイスは数十個に分けられ、それぞれ紙に包まれていた。

 

長田署はドライアイスの安全管理に問題がなかったかなど、業務上過失致傷容疑を視野に状況を調べている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN777K4DN77PIHB024.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ドライアイスによる酸欠事故は過去にもあった。
それも、同じ神戸市で。

 

2012725日 神戸市の路上で保冷車の積荷整理中、気化したドライアイスで酸欠となり死亡

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2091/

 

 

 

 

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2020761735分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし5月、千葉県銚子市で、大型犬の「アメリカン・ピット・ブル・テリア」が住宅から逃げ出し、近所の女性にかみついてけがをさせ、警察は飼い主がふだんから鎖でつなぐなどせず注意を怠ったとして、過失傷害などの疑いで書類送検しました。

 

警察によりますと、ことし5月、千葉県銚子市の住宅で飼われていた大型犬、「アメリカン・ピット・ブル・テリア」が逃げ出し、近所の60代の女性や女性が飼っていたトイプードルにかみつきました。

女性は両腕や腹などに全治およそ40日の大けがを負い、トイプードルは死んだということです。

警察は、大型犬の男性の飼い主(53)が、ふだんから家で鎖でつなぐなどせず注意を怠ったほか、逃走した時も警察に通報しなかったなどとして、過失傷害などの疑いで書類送検しました。

また、去年6月に知り合いのブリーダーから大型犬を譲り受けたあと、法律に基づく狂犬病の予防接種を受けさせていなかった疑いでも書類送検しました。

かまれた女性に狂犬病の症状はなく、大型犬はブリーダーのもとに返されたということです。

警察の調べに対し容疑を認め、「申し訳ないことをしてしまった」と話しているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200706/k10012499581000.html 

 

 

761638分に産経新聞からは、飼い主が買い物に行くため玄関を開けたところ逃げ出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

飼育していた闘犬のアメリカンピットブルテリア(ピットブル)を放し飼いにし、近隣住民に重傷を負わせたなどとして、千葉県警銚子署は6日、県動物愛護条例違反や過失傷害などの疑いで同県銚子市の無職の男(53)を書類送検した。

男は容疑を認めている。

 

同署によると、男は1年ほど前から自宅で雄のピットブル1頭を飼育しており、自宅の敷地内で放し飼いにしていた。

 

5月15日午前6時半ごろ、男が買い物に出ようと自宅の玄関を開けたところ、当時1歳のピットブルが逃げ出し、11時半ごろに約200メートル離れた民家の敷地に侵入。

住人の女性=当時(66)=と抱いていた飼い犬にかみつき、女性は腕や腹に全治約40日の重傷を負い、かまれた犬は死んだ。

 

女性の夫が119番通報し、消防から連絡を受けた同署が保健所に連絡。

駆けつけた動物愛護センターの職員が、その場でピットブルを捕獲した。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200706/afr2007060020-n1.html

 

 

※本事例に鑑み、日本で飼われている凶暴な犬に関する女性獣医師の寄稿文?(犬の写真付き)が下記趣旨でネット配信されていた。

 

闘犬に襲われて女性が重傷の日本はどんなヤバい犬も飼い放題…最も凶暴な種類
 とは?

20207980分 YAHOOニュース)

 

千葉県で、自宅の敷地にいた女性が闘犬に襲われ重傷を負い、彼女が抱いていた飼い犬は亡くなりました。

 

このような悲惨な事件は、たまたまなのか、それとも起こるべくして起こったのでしょうか。

 

日本にいる凶暴な犬種を見ながら、今回の事件の問題点を探りましょう。

 

 

 

【最も凶暴な犬とは】

 

アメリカン・ピット・ブル・テリア(ピットブル)

 

今回の事件の犬です。

筋肉質で下顎の骨がしっかりしています。

 

牛と戦うために作られた品種であるため、攻撃性が高いです。

闘うように改良されているので、人や犬を襲うのは、当然といえますね。

 

飼い主には従順ですが、それ以外の人には危害を与える可能性は高いです。

 

私も診察をしていましたが、犬や猫がいないときに来院してもらい、飼い主にしっかり持ってもらいました。

 

実際に、アメリカではピットブル犬による死亡事故が多く起こっています。

 

以前、筆者がアメリカに行ったとき、飼いきれなくなったのか、この犬とこの犬のミックスの犬が保護施設に多くいました。

 

土佐犬

 

土佐犬は、体重が6090kgにも達する巨大な犬種です。

闘犬として改良されたため、凶暴な性格ですね。

 

ヨーロッパの一部の諸国では、土佐犬を飼うことを規制されています。

 

20142月、北海道の白老で土佐犬襲撃事件が起きています。

海岸で、近くに住む主婦が土佐犬に襲われて溺死し、飼い主は救護もせずその場から逃走したため、重過失致死容疑で逮捕されました。

 

筆者が診察していた土佐犬も、お手伝いさんを襲う事件を起こしていました。

 

チャウチャウ

 

中国原産であり、体重は2030kgほど。

その外見からライオンドッグとも呼ばれています。

 

30年前ぐらいの日本では、多く目にしました。

顔が平坦なので、口輪などできず、その上、大型で力強いので診察がしにくい犬でした。

 

この犬種は、不審者を見分ける識別能力が高く、飼い主の言うことはきくのですが、しっかりしつけないと、時には狂暴になることもあります。

 

アラスカン・マラミュート

 

漫画『動物のお医者さん』で人気になったシベリアン・ハスキーと同系統の犬種です。

アラスカ・マラミュートは体重が3045kgほどで、牛を追いかけたり、犬ぞり、自転車やスキーを牽引させるために改良した犬です。

 

この犬種は、毎日運動が十分でないと、飼い主の言うことさえ聞かなくなり、破壊的な行動を起こすこともあります。

 

筆者が診察していたアラスカン・マラミュートも、自宅の門を抜け出し、近所の柴犬を噛み殺すという事件を起こしました。

 

【ヤバい犬は日本で簡単に飼えるのか?】

 

わが国では、犬の飼い方やその規制について明確に規定した法律はないです。

 

動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)では、静岡県で逃げているサーバルキャットなどは、特定動物として飼育を規制されています。

 

一方、犬は、種全体としても、そのうちの一部の犬種としても、特定動物として指定されていません。

 

つまり、どんなヤバい犬でも飼いたい放題です。

 

各都道府県および市町村においては、条例によって規制している例があります。

 

例えば、茨城県の「茨城県動物の愛護及び管理に関する条例」および施行規則では、以下の要件を満たす犬を「特定犬」として指定しています。

 

【茨城県の特定犬】

 

1、人に危害を加えるおそれがあるものとして規則で定める8犬種に属する犬

・秋田犬

・土佐犬

・ジャーマン・シェパード

・紀州犬

・ドーベルマン

・グレート・デーン

・セント・バーナード

・アメリカン・ピットブル・テリア

 

2、上記以外でその体高及び体長が人に危害を加えるおそれるがある犬

・体高60cm以上、かつ体長70cm以上の犬

 

312以外の犬で、人に危害を加えるおそれがあると認め、知事が指定したもの

 

【まとめ】

 

人は、凶暴な闘犬を作り出しました。

事件を起こすと犬が悪いように感じますが、犬には何の罪もないです。

 

大型犬は、やはり力があるので、十分な運動をさせることが大切です。

大型犬を飼う場合は、運動ができる人が飼ってくださいね。


散歩の時間が適切に取れてないと、犬は、ストレスがたまり、言うことをきかなくなる場合もあります。

 

人は、様々な犬種を作り出したため、凶暴な犬はいますが、そのことをよく理解して、犬を正しく飼うべきですね。

 

どんな犬でも、飼い方によっては凶暴になります。

犬の特性を知って、丁寧に世話をしてあげてください。

 

犬は、いまのところ国としての規制はないですが、このような事件が起こっているので、やはり茨城県のように、特定犬などのような規制を作るべきではないでしょうか。

 

もちろん、どんな小さい犬でも人や犬を噛むことがあるので、散歩をするときは、リードをすることは常識ですね。

 

犬にも人にも危害がなく、安全な社会になりますように。

 

犬は、私たちに癒しや優しさを教えてくれる動物でもありますから。

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiimasumi/20200709-00187021/

 

 

 

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2020761427分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

発達した積乱雲のもとで起きる、雷。

雷は、高いところに落ちるという性質があります。

 

高いところへ直接落ちるのが、「直撃雷」。  

実験でも、コンクリートが砕け散る破壊力です。

木材からは炎が上がり、これが火災の原因になることもあります。  

 

また、木の近くに人が立っていると、木に落ちた雷が人に飛び移る「側撃雷」が起きることがあります。

 

木のそばは、極めて危険です。  

 

2012年、大阪では、野外コンサートの開演を待っていた、20代の女性2人が、木の下で落雷に遭い、死亡する事故が起きました。

 

落雷による死傷者のほとんどが、この「側撃雷」によるもので、毎年のように全国で発生しています。  

 

雷は、金属を着けていなくても、落ちます。

金属のアクセサリーを着けた人形と、金属を着けていない人形の2つを並べて、雷を落とす実験をすると…  どちらにも、同じくらい雷は落ちるのです。

金属や、電気を通しづらいゴム製品などを身に着けていても、雷には、関係ないのです。  

 

一方、意外にも、電線の下に立っていれば、落雷の危険性は低くなります。  

「電線自体が避雷針の役割をするため、電線の下の歩道などは落雷からの保護範囲となります」(記者リポート)  

周りに避難する建物がない場合などには、有効な手段となります。  

 

温暖化や気候変動で、今後激しい雨とともに、落雷の頻度が増えるという予測もあります。

 

本格的な雨の季節を前に、雷から身を守る方法を確認しておきましょう。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3ec450b5f001649db674cd83b5bca0ef666ee6

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

他の情報も確認したところ、45°の保護角以内にいれば大丈夫とのことだった。

 

 

 

 

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2020762114分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日正午ごろ、仁淀川町で、近くに住む鎌倉さん(男性、89歳)が車の下敷きになっていると近所の人から消防に通報がありました。


駆けつけた消防が確認したところ、鎌倉さんが軽乗用車の下敷きになっているのが見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。


警察が近所の人から聞いた話によりますと、鎌倉さんは、町道に通じる坂道を軽乗用車でバックしていましたが、後ろのタイヤが道から外れ、アクセルを踏み込んでいたところ、そのまま15メートル離れた畑に突っ込んだということです。


警察は、軽乗用車が畑に突っ込んだ際に鎌倉さんが車の外に投げ出されて下敷きになったとみて、事故の原因を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200706/8010008704.html

 

 

761840分にFNN PRIME(高知さんさんテレビ)からは、知人宅からバックで町道に出る際に50㎝の段差で脱輪したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

仁淀川町名野川大平の町道で6日正午ごろ、軽乗用車を運転していた鎌倉さん(89)が車の下敷きになり死亡しました。

 

鎌倉さんは知人の家から帰るところで、バックで町道に出ようとしていました。

 

町道は知人の家の前の道より50センチ程度低くなっていて、この段差で車が脱輪しました。

 

アクセルを踏んだところ勢いあまり、町道の縁石に衝突、この衝撃で鎌倉さんは車外に投げ出されたと見られます。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/59992

 

 

 

 

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202078184分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大分県は8日、同県臼杵市の高齢者福祉施設でやかんに入れた酸性のスポーツドリンクを飲んだ7796歳の男女13人が食中毒となったと発表した。

 

県によると、やかんに付着した銅がドリンクで溶け出たとみられる。

 

13人は施設のデイサービスを利用。

6日午前、施設が市販の粉で作ったドリンクを飲んだ後、約1時間後に吐き気や下痢などの症状が出た。

重症者はいなかった。

 

県がドリンクを調べたところ、1リットル当たり200ミリグラムの銅を検出し、やかんからも微量が見つかった。

 

県によると、酸性のスポーツドリンクを金属製のやかんや水筒に入れると、金属が溶け出ることがある。

 

今回のやかんはステンレス製だが、底にたまった水あかに含まれる銅が溶けたとみられ、「珍しいケース」という。

 

スポーツドリンクのほか、炭酸飲料や果汁飲料などでも容器の金属が溶ける可能性があるとして、県は「これから暑くなり、熱中症対策でスポーツドリンクを飲む人が増える。気をつけてほしい」と呼び掛けている。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624278/

 

 

781943分に大分放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

保健所では、酸性の飲み物を作る際には金属製の容器に長期間、保管しないことや、保存容器を定期的に新しいものに交換するよう、注意を呼びかけています。

 

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=07080049453&day=20200708

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

水あかに銅が含まれていた?

 

どういうことかと調べてみると、給水管などに銅製品が使われている場合、そこから銅イオンとなって溶出することがあるということらしい。

 

浴槽では銅石鹸なるものも、しばしば話題になる模様。

 

情報は多々あったが、以下の下関市の解説が解り易かった。

 

上下水道 Q&A

http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/water/icity/watertalk/vol44/html/qanda/index.html

 

 

 

(2020年8月30日 修正1 ;追記)

 

2020829110分に朝日新聞からは、12年前には東京で破損水筒に入れたスポドリを飲んで中毒した事例があったなど、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

 

厳しい暑さが続く中、熱中症予防にスポーツドリンク(スポドリ)を水筒に入れて持ち歩く人もいる。

 

ところが、こうした使い方をすると「金属が溶け出すこと」があると、厚生労働省が呼びかけた。

 

はたして本当なのか、全国魔法瓶工業組合(大阪市)やメーカー、専門家に聞いてみた。

 

 

【過去の腹痛事故、実は…】

 

厚生労働省は78日、食品安全情報の公式ツイッターで「金属製の容器(ヤカンや水筒)は酸性の飲み物と反応し、金属が溶け出すことがあります。金属製の容器にジュースやスポーツ飲料を入れる時は、注意書きをよく確認しましょう!」と発信した。

 

担当者は、「容器の中に傷やサビがあると、スポドリや果汁飲料、乳酸菌飲料、炭酸飲料などによって金属が溶け出す可能性がある。長時間の保管は避けてほしい」という。

 

あるメーカーの水筒の説明書を読むと「スポーツ飲料を入れた場合は、使用後、すぐにお手入れをする」、「カビの発生やサビや穴があくなど、故障の原因」などとある。

 

今年7月には、大分県臼杵市の高齢者施設で、やかんに入ったスポドリを飲んだ高齢者13人が、吐き気や下痢などに苦しんだ。

飲料から高濃度の銅が検出された。

 

やかんで水道水を沸騰させた後、スポドリの粉末を入れて提供していた。

スポドリは酸性の飲料だが、ステンレス製のやかんが溶けたのか。

 

実は県は、やかんが直接溶けたのではなく、水道水を繰り返し沸騰させる中、水にわずかに含まれる銅が、やかんの内側に蓄積し、スポドリと反応して溶け出たとみている。

 

県によれば、やかんは9年使用され、中が黒ずんでいた。

 

一方、東京都では2008年、水筒に6時間以上入っていたスポドリを飲んだ6人が頭痛や吐き気を訴え、飲料から高濃度の銅が検出された。

 

都の資料によれば、水筒は破損していたとみられる。

そのため、通常なら飲料と接しない部分に使われていた銅が、破損部分からしみこんだスポドリに溶け出たと考えられた。

 

こうした事故は、よく起きるのだろうか。

 

大手水筒メーカーなどでつくる全国魔法瓶工業組合によると、国内で流通する魔法瓶の水筒は、大半がステンレスでできている。

 

魔法瓶は、内びんと外びんの2重構造で、熱が伝わりにくい。

さらに、内びんの外側に銅などのメッキをしたり金属箔(はく)を巻きつけたりして、熱を反射させている。

 

そのため、銅が使われた製品で内部が破損すると、酸性飲料が入りこんで溶け出す可能性はある。

 

ただ、同組合加盟メーカーのステンレス製水筒の国内出荷本数は年間1800万~2千万本に上るといい、担当者は「事故の報告はほとんどなく、確率は極めて低い。製品の注意書きに従って使用後に手入れをすれば、金属中毒は起こらない」と強調する。

 

 

【ステンレスも腐食する?】

 

魔法瓶は、かつては割れやすいガラス製が主流で、ガラス職人が多かった大阪が製造の中心だった。

 

1978年に日本酸素(現サーモス)が、国産初の高真空のステンレス製魔法瓶を開発してから、ステンレス製が主流に。

割れにくく、運動用やアウトドア用などとして普及が進んだ。

 

主なメーカーも、スポドリを水筒に入れること自体は問題ないとしている。

 

象印マホービン(大阪市)の広報担当者は、「スポーツドリンク対応の商品を使用してほしい」と話す。

 

同社製の水筒の内側は、腐食を防ぐためフッ素でコーティングされているが、スポドリ対応の商品は2倍の量が使われている。

 

日頃の注意点として、

①飲み物はその日のうちに飲み切る

②使用後はよく洗う

③汚れが目立ってきた際は専用の洗浄剤で洗う

ことを呼びかける。

 

「常識的な使用をしている限りは金属中毒は起こりえないと考えております。これまでも弊社商品を使用中に金属中毒が起きた例はございません」

 

タイガー魔法瓶(大阪府門真市)の広報担当者は、ステンレス製の水筒の内側にはフッ素を使用していないが、表面の凹凸をできるだけなくした「スーパークリーン加工」がされているため、「ステンレスが腐食しづらく、スポーツ飲料を入れても基本的に問題ない」とする。

 

ホームページ上では、「スポーツ飲料の成分には塩分が含まれており、ステンレスが腐食する可能性がありますので、使用後はすぐにお手入れをしてください」と呼びかけている。

 

 

【サビや破損にご用心】

 

近畿大の北岡賢(さとし)准教授(有機化学)は、「金属の中でも銅はイオン化されにくく、溶液に溶け出しにくい性質を持っている。仮にスポーツ飲料が入った水筒の中に銅があったとしても、銅は溶け出しにくいと考えられる」と話す。

 

ただ、サビには注意が必要になる。

 

水筒に使われるステンレスは、さびにくいように鉄にクロム、ニッケルなどを混ぜた合金だが、劣化すると鉄が表面に出てきて酸化し、サビになる可能性があるという。

 

「そこに酸性の高い飲料が入れば、サビが溶け出す可能性がある。水筒を使う前に中をよく確認し、サビや破損がないかを確かめた方が良い。古くなったら買い替えることも考えた方が良い」

 

全国魔法瓶工業組合によれば、水筒内のサビを防ぐには、食器用洗剤で中をよく洗い、よく乾かすとよいという。

 

詳しい手入れの方法は、組合のホームページhttp://mahobin.org/care3.htmlで見られる。

 

また、夏場は細菌が増えやすく、水筒も使ったら放置せず、すぐに手入れすることが欠かせない。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASN8X33S8N8WPLBJ006.html?pn=7 

 

 

 

 

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202077134分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時40分ごろ、恵庭市中島松の市営のごみ焼却施設で、有毒な塩素ガスが発生し、ガスを吸った作業員5人が札幌市内の病院に搬送された。

いずれも軽症。

 

恵庭市によると、塩素ガスは施設内の地下水ろ過装置から発生し、周囲にいた作業員3人と、ガス発生後に対応に当たった作業員2人が搬送された。

 

装置に次亜塩素酸ソーダを補充する際、誤って塩酸を投入したのが原因。

 

施設外へのガス流出はなかったという。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/438059/ 

 

 

 

 

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2020762031分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時すぎ、札幌市豊平区平岸5条14丁目の札幌市平岸プールで、大阪・四條畷市の会社員、畝山さん(男性、51歳)が天井裏からおよそ10メートル下の床に転落しました。


畝山さんは病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。


警察などによりますと、畝山さんは天井裏で1人で照明器具の点検を行っていたということで、作業中に天井を突き破り、転落したということです。


天井裏には点検用の通路が設置されていたということで、警察は事故の原因とともに安全管理に問題がなかったか調べています。


平岸プールは6日は休館日で、当時、利用客はいませんでした。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200706/7000022738.html

 

 

762037分に北海道新聞からは、照明器具の温度上昇測定装置を取り外す作業をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時15分ごろ、札幌市豊平区平岸5の14、「札幌市平岸プール」の天井裏で、照明器具の点検をしていた大阪府四條畷(しじょうなわて)市、会社員畝山(うねやま)さん(51)が約10メートル下のプールサイドに転落、全身を強く打って間もなく死亡した。

 

札幌豊平署などによると、畝山さんは照明器具の発熱による温度の上昇を測る装置を取り外す作業をしていた。

 

天井に穴が空いていたことなどから、同署は畝山さんが誤って天井の床を踏み抜いたとみている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/437832/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の2コマ。

 



 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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