2024年12月24日16時27分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時20分ごろ、北九州市若松区響町の「日本コークス工業北九州事業所」の関係者から「工場の設備が爆発し、現在、炎上している」と消防に通報がありました。
消防車など17台が出て、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、工場の敷地内にあるガスのパイプラインや足場が焼けました。
警察によりますと、この爆発事故で20代の男性2人と50代の男性1人の作業員あわせて3人がやけどをするなどして市内の病院に搬送されましたが、いずれも意識はあるということです。
「日本コークス工業北九州事業所」によりますと、この工場では製鉄に使う「コークス」を生産しているということで、警察と消防は何らかの原因でガスのパイプラインが爆発したとみて、詳しく調べています。
現場は、JR鹿児島本線の戸畑駅から北へおよそ5キロの臨海部にある工場地帯です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20241224/5020017126.html
12月24日20時4分にYAHOOニュース(九州放送)からは、負傷した3人はガス管の修繕作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月24日午前11時20分ごろ、北九州市若松区の日本コークス工業北九州事業所の従業員から「ガスラインが爆発した」と消防に通報がありました。
火は約2時間半後に消し止められましたが、ガス管の修繕作業をしていた20代の男性2人と50代の男性1人がけがをして病院に運ばれました。
3人とも意識はあるということです。
現場はJR若松駅から北に約5キロの沿岸部にある工場地帯で、爆発があった工場では製鉄に使う「コークス」を製造していたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32f058363d0f0d5b1c746abeee8d056b6aa4c71a
2024年8月18日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正4として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14067/
(2024年12月30日 修正4 ;追記)
2024年12月23日21時23分に毎日新聞からは、JR九州は事業から撤退すると発表した、船体はアルミであり補修のための溶接が難しく、今後の亀裂リスクも払拭できなかったためなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR九州の古宮社長は23日、8月から運休中のQBの運航再開を断念し、同社が1991年に開設した日韓航路から撤退すると発表した。
浸水を招いた船体の亀裂を防ぐ対策が難しく、安全を担保できないと判断。
この日開かれた臨時取締役会で全員一致で決議した。
JR九州とJR九州高速船は、浸水隠しが発覚した8月以降、軽合金(アルミ)でできた船体の恒久的な安全対策を検証。
11月にJR九州の第三者委員会から調査報告書を受け取った後も船首部分の溶接方法を変えて再開する意向を示していた。
しかし、アルミ溶接は技術的に難しく、安全対策をしても亀裂が発生するリスクを完全に拭い去ることができなかったという。
・・・
https://mainichi.jp/articles/20241223/k00/00m/040/229000c
12月23日14時30分に毎日新聞からは、今回の問題発覚後、第三者委員会はハード面ソフト面での荒波対策を求めていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
便数や所要時間とは違う付加価値でLCCに対抗しようと、JR九州は17年、QBの建造を決めた。
アルミ合金で軽量化した三胴船で、JR九州の豪華寝台列車も手がけた工業デザイナーがデザインを担当した。
近未来の乗り物を連想させる、とがった真っ赤な外観が特徴。
JR九州は鉄道の活性化で車両のデザインや接客にこだわった観光列車を走らせる実績を重ねており、こうした手法を船旅に応用した形だ。
・・・
24年の問題発覚後、JR九州が設置した第三者委員会は報告書で、荒波の対馬海峡で高速運航する上で船体が「波の影響を受けやすい」と指摘し、船体補強の抜本的対策や、気象に関する運航基準の見直しなどを提言した。
船は8月から運休し、JR九州側は修理を検討したが、船の軽量化ととがった形状のため船首付近は特殊な溶接が施されていて、技術的に難しいことが判明した。
新時代の日韓航路を切り開くためのQBだが、投資の失敗となった形だ。
https://mainichi.jp/articles/20241220/k00/00m/040/122000c
12月23日18時10分にYAHOOニュース(鉄道コム)からは、クイーンビートルはオーストラリア製だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
クイーンビートルは、オーストラリア製のもの。
「トリマラン」という構造を採用した大型の船舶で、ジェットフォイルよりも定員増が図られていました。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/92079d04e18653999b0a8f1b61c2a6f9b68e9d32
ちょっと前、2024年7月5日16時19分にYAHOOニュース(rkb毎日)からは、今回の損傷は前回修理の溶接の影響で接合部強度が弱くなっていたことが原因など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR九州高速船は、運休していた博多と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」について、修理が終了し、7月11日(木)から運航を再開すると発表しました。
クイーンビートルは5月30日、博多から釜山への運航中に浸水が発生。
その後、乗客を乗せずに博多港に戻り、緊急点検を行ったところ、船首部分に溶接が割れている部分が確認されていました。
JR九州高速船によりますと、今回の船体の損傷は、前回の修理(2023年6月)で、船体に外板を取り付けるための溶接を行った際に、溶接の熱による影響で接合部の強度が弱くなったことが原因だったとしています。
今回の修理では溶接方法を変えて熱影響に配慮し、修理を終えたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/30162fa8aabea85875a3ec8fc7d3d58a207ce8bb
2024年11月27日9時54分に読売新聞からは、亀裂はスロット溶接した跡から生じていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
クイーンビートルは豪州造船大手「オースタル」が建造したアルミ合金製。
会見に同席したJR九州高速船の大羽社長は、これまでに発生した船体の亀裂は全て船首の右舷に集中していることを明らかにした。
右舷と左舷の外板は溶接方法が異なり、右舷外板は複数の穴で外側から溶接する「スロット溶接」という手法が取られていた。
しかし、亀裂は全て溶接の跡から生じており、JR九州は溶接方法に問題があったと判断。
オースタルから右舷外板を取り寄せた上で、新たに「連続溶接」の手法に切り替えて接合強度の向上を図るとした。
アルミ合金の溶接技術の専門家確保を進めているとしたが、ハード対策の完了には相当の時間がかかるとみている。
また、波高や風向きに応じた運航方法、運航ダイヤの見直しも行うとした。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20241127-OYTNT50013/
2024年12月28日10時10分に読売新聞からは、第三者委員会報告書格付け委員会はアルミ船にした理由が報告書に書かれていない点に疑義ありと指摘したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
不祥事を起こした企業の第三者委員会の報告書を評価する「第三者委員会報告書格付け委員会」(委員長・久保利英明弁護士、9人)は27日、「JR九州高速船」(福岡市)のクイーンビートルが浸水を隠し3か月以上運航を続けた問題の調査報告書の検証結果を発表した。
A~Fの5段階評価(Eはなし)で、2人が不合格の「F」、残り7人は「D」とし、「総じて低い評価だった」とした。
船導入の経営判断が解明されていない、などの批判も多かった。
格付け委は、ガバナンス(企業統治)や法令順守などに詳しい有志の弁護士らが、企業の第三者委の報告書から検証が必要と判断したものについて、格付けしてきた。
今回は交通機関で影響が大きいなどとして、JR九州高速船の親会社・JR九州が設置した第三者委の報告書を格付けした。
委員4人は27日、東京都内で記者会見した。
久保利委員長は「一番大事なのは、なぜこんな船を選んだのかだが、報告書に書いていない。60億円もかけて誰が選んだのか」と指摘。
「アルミでダメージに弱く、溶接が難しい船だったわけだが、正しい事実認識と合理的な判断がなされていたのか、(報告書が)『経営判断だから』とタッチしないのは、報告書として意味があるのだろうか」と述べた。
海事関係に詳しい野村修也・中央大法科大学院教授は、「(以前運航していた)水面から浮くジェットフォイルから、(アルミで)リスクの高い高速船にする時には、それなりの調査研究、経営判断があってしかるべきだが、(報告書からは)何が行われていたのかわからない」と話した。
また、ガバナンスに詳しい八田進二・青山学院大名誉教授は、「代用船のない1隻態勢で運航してきた根本的な原因について、会社の裁量の中での経営判断事項として調査対象にしていないが、この点こそが真因究明の根本」と指摘し、「第三者委の独立性に疑問が残る」とした。
一方、JR九州の第三者委の委員長を務めた尾崎恒康弁護士は、格付け委の検証結果について「コメントは差し控える」とし、JR九州は「第三者委の報告書を真摯 に受け止め今後につなげていく」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241228-OYT1T50031/
(ブログ者コメント)
ネットで調べたところ、アルミ合金製の船の建造会社は日本にもあり、船も結構、就航している。
クイーンビートル事例は、アルミ合金製の船だから亀裂が入ったということではなく、荒波を考慮した強度計算が不足していたとか、前回修理時の溶接方法が不適切だったとか、そういったことが問題だったのかもしれない。
2024年12月23日10時39分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後、札幌市北区のマンションで「爆発したようだ」と通報があり、周辺は一時騒然となりました。
【写真を見る】「ボイラー室と思われるところが爆発したようだ」北海道大学近くのマンションでスプリンクラーのポンプ破裂、現場は一騒然 札幌市北区
通報があったのは、札幌市北区北18条西4丁目の10階建てのマンションで、23日午後2時半ごろ、近くに住む人から「ボイラー室と思われるところが爆発したようだ」と消防に通報がありました。
消防によりますと、マンションのポンプ室にあるスプリンクラーのポンプが破裂し、その衝撃で、壁の一部が破損したとのことです。
マンションの住人 :
「ずっと火災報知機が鳴っていて、エレベーターが止まっていたので非常階段で降りてきました」
火災の発生はなく、この事故によるけが人もいません。
現場は、北海道大学と地下鉄北18条駅の近くで、消防車などが駆け付け一時騒然としました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a316292d547257e29c88d2b7ba451e4011bc517b
2024年12月23日16時2分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
23日午前、忠清北道忠州市牧杏洞(チュンジュシ・モクヘンドン)の水素ステーションで充填中だった市内バスが爆発した。
この事故でバス点検会社の職員Aさん(30代)が顔に破片などを受けて重傷を負ったほか、50代のバス運転手2人がけがをして病院で治療を受けている。
爆発はバス運転手が充填を終えてバスを始動させた直後、バスの後尾のエンジン側で発生したという。
消防関係者は「爆発による火災は発生しなかった」と話した。
警察と消防当局は正確な爆発原因を調査している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b18a0204422e6ebeb5ff27d3aec7923a78983ad
2024年12月22日12時9分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時50分頃、東京都板橋区舟渡のマンション建設工事現場で、クレーン車がつり上げたベニヤ板50枚(計約400キロ)が落下し、地上で作業していた足立区東和、会社員村上さん(男性、48歳)が下敷きになった。
村上さんは病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
死因は頭部外傷だった。
志村署の発表によると、ベニヤ板は地上からつり上げられた直後にバランスを崩し、地面に掘られた深さ約2メートルの穴に次々と落下。
直撃を受けた村上さんも穴に転落し、板の下敷きになったという。
板を固定するロープの一部が外れた状態だったとみられ、同署が詳しい事故原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241222-OYT1T50036/
2024年12月21日21時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前9時半ごろ、香川県三豊市三野町吉津の廃材処理工場「Z処分場」で、従業員の三井さん(男性、47歳)=同市詫間町詫間=がベルトコンベヤーのローラーに右腕と頭を挟まれているのを、同僚の男性が発見した。
病院に搬送された後、死亡した。
香川県警三豊署によると、三井さんは約4メートルの高さにあるローラー付近で発見された。
地上でパワーショベルを操縦し、コンクリート片をコンベヤーに載せる作業をしていたが、何らかの理由で操縦席を離れてローラー近くまで行き、挟まれたとみられる。
同署が詳しい事故原因を調べている。
https://www.sankei.com/article/20241221-XSAYXZTQDVIXLAGW446LFYE7NI/
2024年3月3日掲載
2024年2月26日 福岡県みやま市の小学校で小1男児が給食時、ウズラの卵を喉に詰まらせて死亡、丸くてツルッとした食べ物は詰まりやすい、給食時間の短さも一因か?(修正1)
(新情報)
第三者委員会から周囲は騒がしくもなく原因は特定できなかった、再発防止策として教室の異変を迅速に119番できるよう教室のシステムを整備するなど7項目が答申されたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13737/
2024年2月28日掲載
2024年1月2日 羽田空港で地震救援海保機が「№1」という管制指示を誤認し滑走路に出たため、着陸JAL機に追突され両機炎上、海保機死者5人、JAL機は死者なし(第3報 修正6)
(新情報)
・運輸安全委員会が経過報告書の要旨を発表した。
・管制指示に対し副操縦士は正しく復唱したが機長は省略して復唱した。
・マニュアルでは「簡素に復唱する」と定められていた。
・滑走路上の海保機に画面上で気付いた管制官がいた
・機長は管制だけでなく航空基地からの無線連絡も聞いていた。
・機長はハリーアップ症候群に陥っていた可能性があるなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13726/
2024年12月20日7時55分にYAHOOニュース(ブラジル日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
南部パラナ州クリチバ市の軽食屋で13日、客がコシーニャ(ブラジル風チキンコロッケ)にかぶりついた瞬間に突然爆発し、軽度の火傷を負うという事故が発生した。
店主によると、コシーニャは通常通り作られ、揚げたての状態だったという。
店内の防犯カメラには、生地が飛び散り、蒸気が立ち上る衝撃的な瞬間が記録されており、SNSで拡散され話題を集めた。
18日付G1などが報じた。
店主のクリスチアン・デ・ソウザ・アマラルさんば「まるでタイヤが破裂するような音だった。彼の顔に生地がくっつくのを見てショックを受けたよ。まるで爆弾のようだった」と振り返った。
映像では、コシーニャが爆発した際に、生地や中の具が勢いよく飛び出し、四方八方に飛び散る様子が確認できる。
店主によれば、破片はカウンターやシンク、さらには天井にも飛び散ったという。
コシーニャから蒸気が出ているのも映像で確認できる。
クリスチアンさんによると、問題のコシーニャは通常通り作られたものであり、なぜ爆発が起きたのかは不明。
「いつも通りに油で揚げた後、カウンター横の保温器に入れた。その様子をお客さんが見ていて、『そのコシーニャ美味しそうだね』と言って注文したんだ。揚げた後、大体5分くらい保温器に入っていたけど、提供時にはまだ熱々の状態だった」と語った。
店のスタッフは客に応急処置を施し、医師の診察を受けるよう促した。
翌日、その客は再び店を訪れ、軽度の火傷のみで済んだことを報告したという。
生物科学の専門家ラウラ・マリーゼ氏によれば、食品が爆発した原因の一つは製造工程にある可能性が高いという。
その説明によると、コシーニャを成形する際、具材と生地の間に少量の空気が閉じ込められることがあり、この空気が揚げる際に加熱され、膨張して内部に圧力を生じさせた可能性があるという。
コシーニャのバッター液には小麦粉も使われており、グルテンが多く含まれているため非常に強度が高い。
そのため、圧力がすぐに生地を破壊することはなく、口に入れて噛んだ瞬間に突然圧力が解放され、爆発が起きたと考えられる。
こうした事故を防ぐため、料理人ルイ・モルシェル氏は、コシーニャを食べる前に手で少し開いて蒸気を逃がすことを勧めている。
「パステル(ブラジル風揚げ餃子)を食べる時と同じだ。まず手で少しちぎって蒸気を逃がせば、口を火傷する心配もない」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc30ddf22bbc87593f73a0e19c7e4daa516427c
2024年12月20日20時8分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月20日午後、静岡県河津町の建設資材置き場で、重さ40キロのプラスチック製敷板の下敷きになった50代の男性作業員が死亡しました。
警察が労災死亡事故として、事故が起きた詳しい原因などを調べています。
警察と消防によりますと、20日午後2時ごろ、河津町峰の建設資材置き場で「50代の男性がプラスチックの板の下敷きになった。板は取り除いたが、男性の口から出血している。かろうじて会話はできる」との119番通報がありました。
事故にあったのは、近くに住む男性作業員(56)で、病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
死因は頭蓋骨骨折による脳内出血でした。
関係者によりますと、男性は重機で複数のプラスチック製敷板を吊る作業をしていたということです。
その時、荷崩れが起き、敷板1枚が滑って男性の胸に当たり、男性は倒れ、頭部を打ったとみられているということです。
敷板は、建設現場の地盤を安定させるために敷かれるもので、1枚のサイズは240センチ×120センチ程度、厚さは1センチほど、重さは約40キロということです。
警察が労災死亡事故として、事故が詳しい原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c626975d9c913321d462abaf1b434884bfb6b7
2024年12月20日付で岡山放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倉敷市の水島海上保安部に入った情報によりますと、12月20日午前5時半頃、倉敷市の水島港国際コンテナターミナルに着岸していたコンテナ船上で、35歳の男性作業員がケガをする事故がありました。
海上保安部によりますと、シンガポール船籍のコンテナ船、「WAN HAI 102」に乗り、コンテナの積み込み作業をしていた倉敷市西阿知町の35歳の男性作業員にコンテナから落ちた金具(重さ3キロ 15センチ×12センチ×12センチ)が直撃したということです。
病院に搬送された男性作業員は顔面を骨折していますが、意識はあり、命に別条はないということです。
当時、男性作業員は船にコンテナを積み込むため、クレーンを操作している人に指示を出していて、吊り上げられたコンテナから金具が落ちそうになっているのを見つけ、「あ、落ちそう」と無線で伝えていました。
クレーンが停止した後、男性作業員が指摘していたものとは別の金具が落下し、直撃したとみられています。
水島海上保安部で事故の原因を調べています。
コンテナ船「WAN HAI 102」は20日午後2時に水島港を出港予定でした。
https://www.ohk.co.jp/data/26-20241220-00000005/pages/
12月20日16時56分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)からは、コンテナの固定金具が落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水島海上保安部によりますと、12月20日午前5時半ごろ、倉敷市の水島港国際コンテナターミナルでコンテナ船で積み込み作業をしていた男性作業員(35)にコンテナの固定金具(約3㎏)が落下し、男性が顔面を骨折するなどの大けがをしました。
男性は、無線を使ってクレーンの操縦者へ指示を出していて、コンテナに取り付けられた固定金具の1つが落下する兆候が見られたため、無線で「落ちそう」と指摘しました。
それを聞いた操縦者がクレーンを停止させたときに、それとは別の固定金具が落下したということです。
男性に意識はあり、命に別状はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dbb7cf47fea705eb4d9b6683407675e3af90d63
2024年12月19日6時0分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今や国内の新車販売数の約99%がAT車(オートマチックトランスミッション)と言われ、世界一のAT車大国となった日本。
AT搭載の愛車をトラブルなく維持するために「やってはいけないこと」を解説する。
■国内での日常の使い勝手はAT車に軍配!
1957年、日本初のトルクコンバーター(流体変速機)を採用したオートマチックトランスミッション搭載の"ミカサ"が登場。
その翌年にはトヨタがトルコン付き2速セミオートマ「トヨグライド」を搭載したトヨペット・マスターラインを発表。
1960年代に入ると日本国内でもAT車の普及が一気に進み、1985年に約50%、今では新車販売数の約99%がAT車となった。
・・・
■NG1 :クルマが完全に止まっていない時のD→RやR→Dは壊れる!?
国内での使い勝手の良いAT車、「クルマが完全に止まっていない時にD→RやR→Dにシフトすると壊れる!」と昔から言われている。
果たして今もそうなのか?
さすがにかなりの速度でD→RやR→Dにシフトする人はいないと思うが、結論から言うと、"完全に"止まってない状態でシフトしても簡単に壊れたりはしない。
・・・
■NG2 :駐車時はパーキングブレーキ+Pレンジシフトが必須!
駐車時は「フットブレーキをかけてクルマを停止させる→パーキングブレーキを操作→Pレンジにシフト→エンジン停止させる」のが正しい操作。
でも、なかにはフットブレーキ→Pレンジにシフト→パーキングブレーキと操作する人もいるが、これは間違い。
愛車の取り扱い説明書をよ~く読んでいただきたい。
さらに、Pレンジへのシフトのみでクルマを離れる人もいるが、これは絶対NG。
Pレンジはトランスミッションの歯車にツメ状の"パーキングロックポール"というパーツを引っ掛けて歯車が動かないようにしているだけ。
そのため、強い衝撃や急勾配などでは、このロックが外れてクルマが動き出す可能性もある。
だから、駐車時はパーキングブレーキ+Pレンジは必須。
・・・
■NG3 :下り坂でのNシフトはダメ!
ニュートラルを意味するNレンジだが、「AT車もMT車も下り坂ではニュートラルのほうが燃費がいい」という人がいる。
しかし、AT車もMT車も、下り坂でギヤをシフトした状態でアクセルオフにすると燃料を噴射しない状態となる。
燃料を使っていない状態だ。
対してNレンジでは、アイドリング回転数を維持するため、アイドリング回転数を維持するための燃料は消費してしまう。
なによりも、エンジンブレーキが使えずフットブレーキで減速しないといけないので、フェード現象やベーパーロック現象による事故のリスクが飛躍的に高まるので絶対NG!
■NG4 :ギヤが入る前にアクセルオン!
これは、急発進につながる行為だからNGとしたが、同じ"急発進"でも例えばDレンジに入れて左足ブレーキで停止+右足アクセルでアクセルペダルを踏み……→ブレーキペダルから左足を急に離すことで急発進する行為は、公道上では危険が伴う行為のためNGとしてほしいが、競技では行う行為。
しかし、例えば信号待ちでNレンジにシフトしている人がとっさに発進する時、Nレンジにシフトしていることを忘れてしまい、アクセルオンで回転数が上がっているのにシフトレバーを動かしてDレンジにシフト→急発進……なんてことも十分考えられる。
Nレンジに入れて止まっているクルマのエンジン回転を上げ、発進時にギヤを強引にDにシフト……なんていう急発進の仕方は、危険なうえにミッションに大きなダメージを与えてしまう行為。
電子制御の介入する現代のクルマではできないものもあるが、ひと昔前のAT車では可能な行為でもある。
よって、このNG行為と合わせて"信号待ちではDレンジ"も守りたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d89dd2b8edbd32b173180a3d0172f197f34ba3
(ブログ者コメント)
〇発進時はシフトレバーを操作した後にパーキングブレーキ解除が正しい操作。
要は、シフトレバー操作はパーキングブレーキをかけた状態で
行うのが正解・・・ということだそうだ。
(日産自動車HP)
1.ブレーキペダルを踏んだまま、エンジンを始動します。
2.ブレーキペダルを右足でしっかりと踏んだまま、ボタンを押してセレクトレバーをDに入れます。
3.パーキングブレーキを解除します。
4.ブレーキペダルを徐々にゆるめ、アクセルペダルをゆっくり踏み発進します。
〇ブログ者は停止時、逆操作を行っていた。
幸い、これまでトラブルは起きていないが、これを機会に動作修正中。
しかし長年の習癖はそう簡単には治らず、意識はしていても、ついついハンドブレーキ前にPレンジに入れてしまっている。
2024年12月19日19時11分にYAHOOニュース(テレビ熊本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
八代市十条町にある日本製紙八代工場でボイラーが破裂し、従業員1人がけがをしました。
19日午前5時ごろ、「八代工場から爆発音がした」と近くに住む人から消防に通報がありました。
八代工場によりますと、発電用ボイラー1基で破裂事故が発生。
屋外に避難中の男性従業員が転倒して負傷し、病院に搬送されたということです。
工場側は、火災は発生していないとしていますが、現在、消防などが火災発生の有無を含め、調査しています。
工場には破裂したボイラーを含めて全部で6基のボイラーがあり、紙の生産に影響はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32bd9a17980e3759e11ac99fc2d2b4c555b5e0a8
12月19日16時7分に朝日新聞からは、すす状の黒い粉が1kmほどの範囲で飛散した、負傷者は階段から落ちていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前5時すぎ、熊本県八代市十条町の日本製紙八代工場で、発電用のボイラーの一部が破裂した。
この事故ですす状の黒い粉が工場から南西方向に1キロほどの範囲で飛散。
建物の屋根や庭先、車が黒っぽい粉で覆われた。
JR八代駅に近い同市花園町の女性は「午前5時ごろ、大雨が屋根をたたくような音で目が覚めた。きょうは天気が悪いなと思ってまた寝て、6時過ぎに起きて外を見たら、あたりが黒っぽくなっていてびっくりした」と話していた。
同社八代工場によると、黒い粉は、ボイラーの保温剤という。
せっけんと同じ程度のアルカリ性で、健康への被害はないという。
同社の従業員らが数十人で周辺をまわり、清掃した。
この事故では、従業員1人が階段から落ちてけがをしたという。
https://www.asahi.com/articles/ASSDM2BYHSDMTLVB007M.html
2024年12月18日23時22分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後3時40分ごろ、大阪府東大阪市菱江の機械製造会社の敷地内で、「上から1トンくらいの機械の部品が落ちてきた」と119番があった。
大阪府警河内署によると、トラック運転手、住谷さん(男性、55歳)が崩れた荷物の下敷きになったという。
住谷さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
別の人がフォークリフトで荷物を降ろす作業をしていた際に崩れ、近くで作業を確認していた住谷さんが下敷きになったという。
同署は事故の原因を調べている。
https://www.sankei.com/article/20241218-LONXUUNIQZI3FBYX5EFONDZPII/
2024年12月17日17時39分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛媛県八幡浜市で17日午前に撤去中の街路灯が倒れ、作業にあたっていた男性が意識不明の重体になっています。
事故があったのは八幡浜市保内町川之石の道路。
17日午前9時45分過ぎ、この地区に住む電気工事業の男性(86)が街路灯を切断して撤去する作業中に転倒しました。
男性は大洲市内の病院に運ばれたものの、頭などを強く打ち意識不明の重体になっています。
警察によりますと、街路灯の全長は5.4メートル。
負傷した男性は撤去していた街路灯が倒れてきたため支えきれず、道路に転倒したとしています。
警察は作業に問題がなかったか原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5360c8ff78af9420dc9999864c51add3e510e6e2
12月17日付で愛媛新聞からは、根元付近を切断し地面に倒す際に転倒したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時35分ごろ、八幡浜市保内町川之石の市道で、電気工事業男性(86)が街路灯の撤去作業中に転倒した。
男性は後頭部を打ち重体。
八幡浜署によると、男性は2人で作業。高さ約5・4メートルある街路灯の根元付近を工具で切断し、地面に倒す際に転倒したとみて調べる。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202412170164
2024年12月15日9時0分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良公園といえばシカ。
日本だけでなく、世界にも認知され、インバウンド客が押し寄せているそんな関西有数の″名物″に異変が起きているという。
【画像】すごい迫力…! 奈良公園の"シカ"が凶暴化する「瞬間写真」
「シカにツノで刺される、体当たりされる、噛まれるなどの被害が増えています。この9月は実に43件も報告されている。これは昨年同月の2.5倍です」(奈良県庁まちづくり推進局の担当者)
あの愛らしい、そして哀しげな瞳を持つシカが狂暴化しているとは――。
彼らは一体、何に怒り、何を訴えているのか。
FRIDAYアニマルミステリー班は真相を確かめるべく、奈良公園へ向かった。
公園へ入りまず目に入ってきたのは、丸々と肥えた雄ジカたち。
1頭が「キューン」と甲高い鳴き声を上げ、突如、近くにいたシカと小競り合いを始めた。
記者の横にいた女性は一目散に逃げだした。
「9月下旬から11月ごろまで、シカは発情期なんです。キューンと鳴くのは、雄の求愛行動。この時期は鹿せんべいをあげようとしただけで、体当たりされてしまう人が多いんです」(鹿せんべいの売り子女性)
だが、シカに発情期があるのは毎年のこと。
今年に入って被害が急増しているのはなぜなのか。
「奈良の鹿愛護会」担当者の分析を聞こう。
「インバウンド需要が回復し、今年は海外から団体旅行で来られる方が非常に多くなっていました。しかし海外のツアーガイドは、秋のシカがいかに危険か参加者に伝えられていない。だから不用意に近づき、シカに襲われているのです」
スマホ時代ならではの要因もあるという。
前出の県庁の担当者が呆れる。
「シカにこんなに近づけた! と接写した動画や写真を投稿するのが流行しているんです」
投稿を見て、シカに簡単に近づけると勘違いした面々が、荒ぶるシカの餌食となっているのだ。
神の使いとして親しまれてきた奈良公園のシカだが、野生動物であることを忘れてはいけない。
全日本鹿協会事務局長の小林氏が警鐘を鳴らす。
「秋の雄ジカはツノも硬く、死亡事故につながる危険性もある。発情期には不用意に近づかないのが賢明です」
共生について、今一度考える時機が来ているのかもしれない。
『FRIDAY』2024年12月13・20日合併号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9af9d2ab671f9a869b3cf57c92c3beb52cbe1ea
2024年12月15日7時37分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡鉄道(静岡市葵区)は、鉄道の線路保守作業員と列車の接触事故発生リスクを軽減するアプリケーション「トレりん」を全国で初めて導入した。
静岡県内では10日に、JR高塚駅(浜松市中央区)付近の線路上でレールの保守点検をしていた作業員が貨物列車と接触し死亡する事故が発生したばかり。
テクノロジーを駆使した新たな保安支援システムで、円滑な列車運行と作業員の安全確保の強化を図る。
アプリは、列車先頭車両に設置したスマートフォンの位置情報をGPS(衛星利用測位システム)で把握し、作業地点から一定の距離に列車が接近すると、安全を監視する列車見張り員のスマートウオッチが振動する仕組み。
2021年に東京都のIT企業「リアルグローブ」に開発を依頼した。
23年4月からテスト運用し、今月に本稼働を始めた。
リアル社は今後、静岡鉄道の導入実績を基に全国の鉄道会社へ利活用を呼びかける。
静岡鉄道では保線作業時に、1班あたり列車見張り員を1人か2人配置。
目視で列車接近を確認し、笛やメガホンで作業員に退避を促しているが、常に緊張を伴う作業のため見張り員の心的負担が課題だった。
アプリ導入で目視とのダブルチェックが整い、より早く確実な退避行動に移せる。
同社では近年、保線作業中の接触事故は発生していないが、急カーブなど見通しの悪い箇所では避難指示が遅れるヒヤリハット案件が報告されていたという。鉄
道部の高田保線区長は「振動による物理的な警告で心の準備ができるだけでも大きな意味がある」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/486bd7ef97d41fd3ded5b7eab6af757861e108d4
以下の過去記事3件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2024年12月9日掲載
2024年12月2日報道 岡山県吉備町で水道水から暫定基準超のPFOA検出、水源ダム上流に15年前から野積みされていたフレコン入り使用済み活性炭が原因、一部は破れていた(修1)
(新情報)
・フレコンは2008年から山中の資材置き場に野積みされており、破れているものもあった。
・県は今年2月にこの活性炭を産業廃棄物と断定した。
・現在は倉庫で保管され、処理され始めている。
・使用済活性炭の取り扱いはルールがないようなものなど。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14270/
2024年8月18日掲載
2024年8月10日報道 博多~釜山間の高速旅客船に亀裂発生、浸水したが社長指示で隠蔽、排水しながら3ケ月以上運航したが浸水悪化で5月に報告、8月の抜き打ち検査で発覚した(修3)
(新情報)
JR九州は同路線から撤退する。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14067/
2023年7月10日掲載
2023年7月3日 新橋の雑居ビル2階で店長がライターに火を着けたところ爆発、4人重軽傷、3階内装工事で床凸蓋を回した際に接合部が外れガスが漏れた、ガス臭なし(修正2)
(新情報)
・工事した2人が書類送検された。
・ライターに火をつけた店長と工事した2人はいずれもガスの臭いはしなかったと説明している。
・当初は固く締まっていたガス管が途中から空回りするようになったなど。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13309/
2024年12月14日21時4分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
いわき市でソーラーパネルを点検していた男性2人が約3メートル落下し、重傷を負う事故がありました。
事故が起きたのは、いわき市四倉町の住宅で、宮城県仙台市の35歳の男性作業員と、仙台市の42歳の男性会社役員が重傷を負いました。
警察によりますと、2人は12月14日午前11時半ごろ、住宅のソーラーパネルの点検作業中に、1階屋根から2階の屋根に脚立をかけて登ろうとしたところ、脚立とともに約3.2メートルの高さからコンクリート敷きの床に落下したということです。
この事故で、35歳の男性作業員が左肘と両足を骨折し、42歳の会社役員は外傷性くも膜下出血の疑いで病院で手当を受けています。
警察は重傷労災事故として原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d45ffbdd48593472995a7f6cca02a5ee4f2b1ccd
2024年12月14日21時4分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
いわき市の会社で、作業をしていた男性が、鉄パイプの切断作業中に電動工具の操作を誤り、腕を切りつける大けがをしました。
事故が起きたのはいわき市平下神谷のM金属です。
12月14日午前10時40分ごろ、いわき市に住む会社員の80歳の男性がグラインダーで鉄パイプを切断中に、刃に左前腕部を巻き込み負傷したということです。
男性は左前腕を切りつけ動脈を損傷する大けがをしました。
いわき中央警察署が労災事故として原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/da51d87064beeec2ea872aa076a53af457a9d19c
2024年12月13日20時8分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
セメント業界最大手、「太平洋セメント」の北斗市にある工場で、設備の破損によって粉じんが飛んで周辺の車などに付着する被害があり、道と北斗市が再発防止の徹底を求めて行政指導したことが分かりました。
会社などによりますと、「太平洋セメント上磯工場」の近隣住民から、ことし10月下旬以降、「車に粉じんのようなものが付着し、汚れている」などの苦情が相次ぎ、詳しく調べたところ、セメントの製造過程にある鉄管に複数の穴が開いて粉じんが漏れ、飛散していたことがわかったということです。
12日までに150件以上の苦情が寄せられているということです。
道と北斗市は工場への立ち入り検査を行うとともに、再発防止の徹底などを求めて行政指導しました。
一方、会社側は一部地域で確認された粉じんについては「成分が自社製のものではない」と関係性を否定していて、北斗市は採取した粉じんの分析を専門家に依頼し、今後の対応などを検討しています。
「太平洋セメント上磯工場」はNHKの取材に対し、「住民など多くの方に多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびします」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20241213/7000072033.html
2024年11月25日23時20分に北海道新聞からは、11月中旬に管を補修したが20日に再び複数の穴が開いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
太平洋セメント(東京)の上磯工場(北斗市谷好1)で10月下旬から、工場設備の破損によりセメントの製造過程で生じる粉じんが飛散し、車や家の壁が汚れるなどの苦情が近隣住民などから70件以上寄せられていることが25日、分かった。
同社によると健康被害は確認されていないという。
太平洋セメントによると、10月28日に近隣住民から「車に粉じんが付着し取れない」と苦情が寄せられ、飛散が分かった。工場敷地内の設備を調べたところ、セメントの製造過程にある管に複数の穴を確認。
穴から粉じんが漏れていたという。
同工場は11月中旬に管を補修したが、20日に再び複数の穴があいていたため、生産ラインを停止した。
現在、穴のあいた原因などを調べている。
同工場は近隣町会に謝罪文を配布し、粉じんが付着した車の洗車対応を25日に始めた。
同社は「多くの方に多大な迷惑と心配をおかけし、深くおわび申し上げる」としている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1092723/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。