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2014年10月7日1時4分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大型の台風18号が6日、首都圏を直撃し、横切った。
大雨の影響で、都市部でも土砂災害や浸水被害が発生。
台風が通過した自治体では避難指示や勧告が相次ぎ、多くの住民が不安を抱えながら通過を待った。
台風の接近・通過に伴い、太平洋側の自治体では避難勧告や指示の発令が相次いだ。
朝日新聞の集計では、12都県で約134万世帯、316万人が避難勧告の対象になった。
「空振りを恐れずに」との国の呼びかけに応じたかたちだが、避難者が限られた地域も多かった。
東京都港区は約2万3千世帯、4万5千人に避難勧告を出した。
オフィス街が集まる都心だが、急傾斜の崖など土砂災害の危険箇所が東京23区内で最多の118カ所ある。
午前9時過ぎに土砂災害警戒情報が発表されたのを受け、すぐに発令を準備。6カ所の避難所を設け、ツイッターなどで周知した。
実際に避難所に来たのは6人だけだったが、担当者は「広島市の災害が頭にあった。空振りでも仕方ないとの判断で動いた」と話す。
神奈川県鎌倉市も、市内の3分の1に当たる約2万4千世帯、5万7千人に勧告を出した。
松尾市長は、「鎌倉は急傾斜地が多く、崖崩れが心配。結果的に何もなくても、対応が遅かったと悔やむよりいい」。
内閣府は今年4月、市町村が避難勧告や指示を出す際の指針を9年ぶりに改め、「空振り」を恐れず発令することを基本原則とした。
昨年10月の伊豆大島の土石流災害で、町が発生まで避難勧告を出さなかったことを受けた措置だ。
内閣府の担当者は、「ハードルが下がり、早めに出す動きが広がった」という。
改訂後に発生した今年7月の台風8号と梅雨前線による大雨の際は、全国で約50万世帯、119万人が避難勧告の対象になった。
一方で、乱発による勧告の軽視を懸念する声もある。
静岡県沼津市は今回、5地区の約8600世帯、1万9千人に避難勧告を出した。
しかし、実際に避難所に行ったのは42人で、1%にも満たなかった。
自営業の男性(58)は母親(87)と2人で避難したが、「あまり勧告が頻発することで、信じられなくなるのも困る」と話す。
千葉県松戸市は6日午前10時20分、人口約49万人の市内全域に勧告を出したが、「台風のスピードが速く、地域を精査する余裕がなかった」と説明する。
内閣府は指針改訂の際、河川水位などの数値基準のほか、発令範囲を事前に定めるよう求めたが、まだ基準を見直し中の市町村も多い。
牛山素行・静岡大学防災総合センター教授は、「空振りを恐れずに出すことは間違ってはいないが、いきなり市内全域に発令するなど、安易な例も目立つ。明確な基準と事前のシミュレーション、丁寧な情報提供が必要だ」と指摘する。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGB655KKGB6UTIL04N.html
(ブログ者コメント)
「空振りを恐れずに」という言葉の意味はよく分かるのだが、避難勧告の乱発によりオオカミ少年化することとの兼ね合いが難しいところだ。
2014年10月7日17時59分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前10時ごろ、糸魚川市青海にある電気化学工業青海工場のセメント工場で、プラント建設会社の作業員の男性(23)が、およそ10mの高さの作業場から転落した。
男性は病院に搬送されたが、全身を強く打って意識不明の重体。
警察によると、男性は事故当時、機械の部品を交換するため工具を運搬する作業を行っていたということで、男性が転落した作業場には手すりがなかったという。
この工場では去年6月にも、電気炉から吹き出した熱風に巻き込まれて作業員1人が死亡している。
警察は、工場の関係者に話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035195341.html?t=1412712706876
2014年10月8日0時28分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月8日付で朝日新聞むさしの版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で、近くにいた作業員の男性が鉄板の下敷きになり、まもなく死亡した。
警察によると、鉄板の重さは約800kgだったが、ショベルカーが持ち上げることのできる重量の上限は400kgだった。
現場責任者の男性は、「作業手順を省略するために、わざとショベルカーを使った」という趣旨の話をしていて、警察は業務上過失致死の疑いで調べている。
出典URL
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000036252.html
2014年10月7日21時23分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月9日付で毎日新聞青森版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時半すぎ、むつ市奥内のごみ処理施設、「アックスグリーン」で、ガスタンクの点検に訪れていた作業員2人が相次いで頭痛を訴え、救急車で市内の病院に運ばれた。
施設を管理する「下北地域広域行政事務組合」によると、同じ場所で作業していた3人も一緒に医師の診察を受けたところ、5人とも一酸化炭素中毒と診断されたが、いずれも症状は軽く、高圧酸素療法などで回復し、8日昼には全員退院した。
組合によると、5人は7日午前9時ごろから、ごみを焼却した際に発生する水素と一酸化炭素と二酸化炭素の混合ガスをためておく、直径11m、高さ14mのタンクの中に入り、4年に1度の定期点検を行っていたという。
約40分後に作業員1人が頭痛や吐き気を訴え、その後、他の4人も症状を訴えた。
組合では、作業前に行ったタンクの中にたまっているガスの濃度を測る検査が不十分だったとみて、詳しい事故の原因を調べることにしている。
携帯していたガス検知器の警報音は鳴らなかったという。
記者会見した組合の川西事務局長は、「このような事故を絶対に起こさないよう、今後は、点検作業の手順を見直すなど安全作業に努めます」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085206871.html?t=1412712571782
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20141009ddlk02040057000c.html
(2014年12月2日 修正1 ;追記)
2014年11月29日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設を管理する下北地域広域行政事務組合は28日、ガス配管のバルブにすき間が生じ、ガスが逆流したのが原因とみられるとの調査結果をまとめた。
同日開いた事務組合の議会臨時会で報告した。
事務組合は管理運営会社を厳重注意し、再発防止策の提出も指示した。
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、「バルブにすき間が生じ」という表現が気になる。
もしかして、ガス配管に仕切り板を入れず、バルブ閉だけで遮断していたということだろうか?
まさかとは思うが・・・。
(2015年1月20日 修正2 ;追記)
2014年11月29日付の東奥日報紙面に、バルブが完全に閉じていなかったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
2015年1月17日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ガスの出口側配管にあるバルブの不具合が原因とみられることが28日、分かった。
同事務組合によると、タンクからガスを供給するガスホルダー出口のバルブが何らかの原因で完全に閉じておらず、配管内に残留していた一酸化炭素ガスがタンク内に逆流し、事故に至った。
バルブの不具合に加え、点検に先だってタンク内部の安全を確かめるガス検知作業が不十分だった可能性もあり、確認を急いでいる。
同事務組合によると、作業員5人は既に回復しているという。
2014年10月7日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
6日午前11時40分ごろ、柏市南柏1のマンション建設現場で、建築の際に使っていた大型水槽をトラックに積み込む作業をしていた60代ぐらいの男性が、落下した水槽の下敷きになり死亡した。
警察が、事故原因を調べている。
警察によると、男性と他の作業員ら計5人で、水槽をクレーンで吊り上げ、片付けようとしていた。
水槽は金属製で、高さ2.25m、横9.5m、奥行き2.3mあった。
(ブログ者コメント)
6日午前11時40分といえば、ちょうど台風18号が千葉県を通過していた時だ。
ただ、ブログ者の住む市原市では、11時ごろには台風の目に入ったかのように天気は治まっていた。以降、吹き返しもなく順調。
柏市でも同様に天気が治まったので仕事を始めていた・・・ということだろうか?
2014年10月7日11時2分に千葉日報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
10月6日18時37分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10月7日付の毎日新聞千葉版紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
千葉県内に6日上陸した台風18号は、予報通りの強い風雨で、週明け初日の県内各所で猛威を振るった。
市原市役所本庁舎では午前11時ごろ、1階市民課前のガラス1枚(高さ4.86m、幅1.92m、厚さ約1cm)が強風の影響で3分の2程度が室内に向かって割れ、近くにいた70代男性が左手の指を切る軽傷を負った。
現場には市消防局職員が駆け付け、枠内に残ったガラスや周囲に散乱したガラス片を撤去。他の職員も市民を誘導し、割れた範囲を板やシートで覆うなど対応に追われた。
同課は業務の一時停止を余儀なくされ、住民票の手続きで訪れた会社員女性(56)は「会社が休みになり、天候も落ち着いたから来たのに…。割れた時に居合わせていたらと考えると怖い」と顔をこわばらせた。
高沢総務課長は、「近くに石などは落ちておらず、風が原因だろう」と話した。
銚子地方気象台によると、市原市内では同午前11時すぎに最大瞬間風速28.8mを観測していた。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/218162
http://www.sankei.com/affairs/news/141006/afr1410060091-n1.html
(ブログ者コメント)
○風圧だけでガラスが割れた事例は珍しいかと思い、紹介する。
○この市役所は、ブログ者の住まいから徒歩10分程度の場所にある。
当時、ブログ者は、しばしば風などの様子をチェックしており、11時ごろにも外を見ていたが、風はかなり治まっていて、ガラスが割れるような突風は吹いていなかった。
局地的に市役所付近だけに突風が吹いたということだろうが、強い風がしょっちゅう吹いている市原市。もっと強い風が吹くことも多いのになぜ割れた?というのが率直な感想だ。
2014年10月7日18時13分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月7日付で読売新聞千葉版から、10月7日10時37分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日、鎌ケ谷市のゴルフ練習場「鎌ケ谷みなとゴルフセンター」で、台風18号による強風でゴルフボールを受け止めるネットの鉄製の支柱(高さ20~30m、直径約15cm)38本のうち、13本が根元から倒れたり、くの字に折れ曲がったりした。
営業時間だったが客はおらず、従業員5人にけがはなかった。
近隣住民は、「突風の直後に轟音が鳴り響いた。強風の度に鉄柱が揺れていた。いつかは倒壊するのではと恐れていた。練習場の内側に倒れたのは不幸中の幸いで、民家の方に倒れたらと思うとゾッとする」と話した。
この事故で7日、県の建築担当の職員らが現地を調査するとともに、他の支柱が倒れないようにするための対応策などについて事業者側と協議した。
県によると、事業者側からは、支柱についているネットを外して風圧ができるだけかからないようにした上で、倒れずに残ったものも含め全ての支柱を撤去する考えが伝えられたという。
県は、撤去に向けた計画書の提出を事業者側に求めるとともに、残った支柱の中に倒れる危険性が高いものがないか調査を進めることにしている。
一方、事故を受けて鎌ケ谷市は、倒れずに残った支柱の周辺にある40世帯について「対応がとられるまでは支柱が倒れる危険性がある」として、6日から継続して避難勧告を出している。
残った支柱から数mの所に住む28歳の男性は、「また台風が来るということなので、今度は家のすぐ裏にある支柱が倒れるのではないかと心配でなりません。早急な対応を求めたいです」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085184041.html?t=1412712864285
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20141006-OYTNT50240.html
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/218160
2014年10月9日17時17分にNHK千葉からは、支柱の横揺れなどを防ぐ部材の一部が腐食していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月10日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
千葉県が現地調査を行ったところ、強風で倒れた15本の支柱は、いずれも昭和48年ごろに建設され、支柱の横揺れなどを防ぐ部材の一部で、腐食が進んでいたことが分かった。
千葉県は、平成21年にもこのゴルフ練習場で同じような部材の腐食が見つかったとして、事業者に対し、鉄柱などの劣化を改善するよう建築基準法に基づく口頭指示を行っていた。
県建築指導課によると、平成21年4月、鎌ヶ谷市に「鉄骨材が劣化している」とする匿名の通報があったといい、柏整備事務所(当時)が、鉄柱や鉄柱同士をつなぐ鉄骨材などの劣化を改善するよう、数回にわたり直接指導したという。
県は、同年中に改善したことを目視で確認した。
県は「十分な指導を行った」とした上で、倒壊を防げなかったことについて、「原因は調査中であり、何とも言えない」としている。
また、ゴルフ練習場では、強風が吹く場合、ネットを下ろすことが多いとされるが、事故のあった施設ではネットが張られたままで、強い風圧を受けたとみられている。
千葉県は、同じような事故を防ぐには、ほかの施設でも安全確保の実態を確認する必要があるとして、県内に100か所ほどあるゴルフ練習場を対象に、緊急調査に乗り出す方針。
千葉県は、「ゴルフ練習場の施設の安全確保は、業者にゆだねられているのが現状で、実態の把握を急ぎたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085267111.html?t=1412974148351
(ブログ者コメント)
再発防止策の徹底度はさておき、ネットとか格子、柵といった、一見、風が通り抜けそうに思われるものでも、実際の受圧面積は結構大きく、そのため、強風で飛ばされた、倒れたという事故は、過去に数多く発生している。
強風が予想される場合にはネットをたたんでおく、柵状の門扉を作る場合はガッチリした足をつけておく、といった工夫も必要だ。
本ブログでは、以下のような事例を紹介済。
2013年2月6日掲載
2013年1月30日 JR中央線沿線の工事現場で風に飛ばされた防護ネットが支柱ごと架線に倒れかかり、中央線が5時間ストップ
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2656/
2010年11月2日掲載(2011年4月12日転載)
2010年11月1日 一宮市の工事現場で風にあおられて門扉が倒れ、警備員が死亡
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/62/
(2014年12月23日 修正1 ;追記)
2014年12月22日22時29分にNHK千葉から、他のゴルフ場に横展開調査した結果がネット配信されていた。
千葉県は、安全確保の実態を確認するため、県内のゴルフ練習場74か所を対象に緊急調査を行った。
その結果、ネットの支柱にさびや腐食が見つかった施設はなかったが、16か所の練習場では、支柱と支柱の間に取り付けられている「はり」などの部材の一部にさびが見つかった。
また、ネットを上げ下げする装置が正常に作動しない施設が2か所あったという。
千葉県は、直ちに倒壊につながるおそれは少ないとしているが、これらの練習場に対し、専門業者の点検を受けるなどして改善するよう、指導した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084204341.html?t=1419282167256
2014年10月7日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時20分ごろ、姫路市の関西電力飾磨港発電所で作業中に出火し、関西電力の下請け会社の男性作業員2人が顔や腕などにやけどをした。いずれも重傷という。
警察によると、男性作業員(35)が1人で鉄製容器(縦横1.2m、高さ1.7m)の内側をスプレー缶から溶剤を吹き付けて洗浄中に気分が悪くなってうずくまった。
近くで目撃した別の男性作業員(69)が、容器内にたまったガスを外に出すため、携帯型送風機を容器内に差し入れてスイッチを入れると、送風機付近から火が出たという。
容器内にいた作業員と、助け出そうとした別の作業員(58)がやけどをした。
警察は、送風機から出た火花が容器内に充満したガスに引火したとみて調べている。
(ブログ者コメント)
○記事から推察するに、ホースではなく送風機本体を容器内に入れたのだろうか?
もしそうだったとすれば、教育不足の可能性も考えられる。
○閉所での溶剤中毒については、ブログ者が知るところの、今回と似たような事例を過去に紹介済。
2010年8月24日掲載(2011年4月16日転載)
換気方法不適切で軽度の溶剤中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/278/
2014年10月5日20時55分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「2つのサインを見逃した…」。
御嶽山で噴火に見舞われ、山頂付近から生還した長野県伊那市の山岳写真家、津野祐次さん(68)は、登り慣れた霊峰の登山道で、普段とは異なる2つの自然現象に遭遇していた。
突然に晴れた濃霧、腐った卵のような強烈な臭い。噴火の前兆だった可能性もあり、津野さんは「油断があった」と後悔を語った。
御嶽山が噴火した9月27日。津野さんは朝、長野県側の黒沢登山口から頂を目指し、濃い霧が立ちこめる登山道を進んだ。
視界は50mほど。噴火の約40分前となる午前11時10分ごろに8合目半を過ぎた。
「わー、きれいだね」。登山者たちがそろって歓声を上げた。
立ち込めていた霧が一気に晴れ、澄んだ青空がのぞいた。
「こんなこともあるんだな」。20年以上前から年に10回ほど御嶽山に登り続けているが、初めての経験だった。
いつもと異なる現象は続いた。
噴火30分前。8合目半から200mほど進んだときだ。
不意に、卵が腐ったような臭気が鼻を突いた。
「いつもよりきついな」。1kmほど西の「地獄谷」と呼ばれる急峻な谷では、いつもこの臭気がただよっている。
「風に乗って、こちらまで流れてきたのかな」
その30分後、頂上まで残り200mほどの地点に立つと、薄黒い夏の積乱雲のような大きな雲が頂きを覆っていた。
登山者たちは一様に、その異様な光景を見上げていた。
噴煙だった。
そう気づくや否や、「パチーン」と花火のような乾いた音が響いた。
山頂付近にいた登山者らは助け合いながら、急いで下山を始めた。
「年配の方どうぞ!」「子供は先に!」。背後から巨大な壁のような噴煙が迫る。山小屋に逃げ込む人、さらに下る人とさまざまだった。
煙に追いつかれた。真っ暗だった。熱い砂が舞っていた。周囲で雷鳴が何度もとどろいた。じっと伏せて待った。「我慢できる限界の暑さだった」。
煙が晴れた。
近くにいた男性は「子供とはぐれてしまった」と再び山頂へ向かった。津野さんは近くの山小屋へ一時避難し、無事に下山した。
「今思えば、僕は2つのサインを見逃した。あのとき気づくべきだった」
津野さんが当時携えていたカメラには火山灰がこびりついていた。悔しそうに続ける。
「霧が晴れたのは噴火直前に山が温まり霧を消したのではないか。臭いにも注意すべきだった」
御嶽山は35年前の昭和54年にも噴火している。死者こそ出なかったものの、大量の火山灰被害が出た。
翌年には日帰り登山が、さらにその翌年には山小屋での宿泊も再開した。
噴火後、火山に登山する際の注意を呼びかけるチラシが登山者に配られたという。
いつしかその教訓は、風化していたかもしれない。
津野さんは「僕自身を含め危険な山という認識は薄れていた。今後、この山とどう関わっていくのか見つめ直すためにも、僕は今回の体験を語り継いでいかなければならない」と話した。
火山に詳しいNPO法人「防災情報機構」の伊藤和明会長の話;
「登山者が証言する強烈な臭気は、地上に近づいたマグマから二酸化硫黄が噴出するなどした現象を感じていた可能性があり、噴火の予兆だったとも考えられる。濃霧が突然晴れるのを見た人もいるようだが、一般的な気象の変化とも受け止められる。数時間前に白い噴気を目撃したとの情報もあり、結果的に噴火の前兆だったとされる現象は多いが、一般の登山者が気づくのは困難だ」
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/141005/afr1410050036-n1.html
(ブログ者コメント)
『5感を研ぎ澄ませて現場の異常兆候を早期に発見せよ』とか、『過去の事例がいつしか風化して事故が再発した』という話しは、産業現場でもしばしば耳にするところだ。
(2014年10月23日 修正1 ;追記)
その後、同様な異変を感じていた人が複数いたという、以下の情報が報道されていた。
2014年10月23日掲載
2014年10月13日報道 御嶽山噴火前に複数の異変を山に詳しい人たちが感じていたが、そういった情報が気象庁には届かず
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4365/
2014年10月5日付の朝日新聞名古屋版(聞蔵)「声」欄に、愛知県Yさん(49)からの下記投稿が掲載されていた。
仕事中に右手の人さし指をつぶしてしまった。
プレス機の中に指先が残っているのに気付かず、よそ見をした瞬間、ハンマーが落下したのだ。
粉砕骨折と切り傷で緊急手術を受けた。全治3ケ月といわれ、ギブスをはめて通院している。
現在、日常生活でつらいのは、まず、箸が持てないことだ。
食事は主にスプーンとフォークで、となった。また、自転車通勤もできなくなった。
けがで痛い思いをし、不自由な生活を強いられたことで、日常なにげなく酷使している右手人さし指の大切さを痛感した。
年を重なるにつれ、注意力や集中力が散漫になることを十分意識しながら、仕事や趣味を楽しんでいきたいと思う。
(ブログ者コメント)
実際に負傷された方の体験談は、事故の怖さを伝えるうえで説得力がある。
ブログ者も数ケ月前、テレビの報道番組で、自転車に乗っていてけがした人の話しを聞いたことがあり、その人が「自分が注意していてもぶつけられることがある。ヘルメットをかぶっていたのでこの程度のけがで済んだ」と話しているのを聞いて、早速ヘルメットを購入した。
2014年10月4日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今夏、全国で相次いだ局地的大雨。
こうした際に懸念される被害の一つが、落雷事故だ。
阪神間を先月襲った大雨でも落雷を伴った。
命を落とす事例は後を絶たず、各企業や団体は雷が多発する来夏をにらみ、発生をいち早く覚知するための機器の開発や普及を進めている。
警察白書によると、落雷事故は、統計をとっていた2009年までの5年間で986件。死者・行方不明者は14人、負傷者は50人を数える。
12年8月、大阪市であった野外コンサート会場近くの落雷で、女性2人が死亡。
今年8月にも、愛知県の高校で野球部員が練習試合中に落雷を受けて亡くなっている。
尼崎市の避雷器メーカー大手・音羽電機工業は今年2月、「雷ミハリ番」を開発。
センサー(高さ約2m)から半径10km以内で雷雲を感知すると、距離などに応じ「注意」「警戒」の2段階で警告する。事前登録したメールアドレスに情報を一斉送信する機能も付く。
大阪市の流通業「具現化」と協力し、月3万2000~6万円でレンタルを始めた。
大阪府熊取町など複数の自治体が同機器を導入。
同府箕面市は8月、登録した市民に警戒メールを配信する実証実験を始めた。
奈良県は同月、世界遺産「平城宮跡」で、朝来市は「天空の城」として人気を集める「竹田城跡」に相次いで設置した。
スマートフォン(スマホ)を活用したサービスも登場している。
日本気象協会(東京都)は8月、スマホを空にかざすと雨量情報が表示されるアプリ「Go雨!探知機―XバンドMPレーダ―」に「雷モード」を追加。現在地の半径5km以内で過去15分の内に発生した落雷の情報を、即時に確認できる。
民間気象会社「フランクリン・ジャパン」(神奈川県相模原市)が情報を提供する。
日本気象(大阪市)も12年5月から、スマホアプリ「雷アラートPRO」を提供している。
利用者はあらかじめ地域を設定。雷雲が近づいたり離れたりすると、スマホ画面に表示される。
これまでに約2万件のダウンロードがあるという。
担当者は,「雷は気付きにくい側面があるので、常に見守られている感覚で役立ててもらえるのでは」とPRしている。
気象庁天気相談所は,「遠くで雷の音がしたら、自分がいる場所にいつ落雷してもおかしくない。様々な手段を活用し、身を守る対策をとってほしい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20141003-OYTNT50335.html
2014年10月4日7時4分に産経ニュース和歌山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重と和歌山の県境を流れる熊野川で、9月下旬ごろから水が濁った状態が続いていることから、上流部で水力発電を行う電源開発(Jパワー)は3日、風屋ダム(奈良県十津川村)の設備が破損するトラブルがあり、仮復旧される今月中旬ごろまで十津川第1発電所(同村)の稼働を一時停止したと発表した。
ただし、台風などの影響で水量が増えた場合は、災害対応を優先させるため放流・発電を行うとしている。
同社によると、破損したのは、取水する高さを調整するゲートに張られたゴムシート(縦40m、横4m、厚さ5mm)。
亀裂によって一部が切断された状態になっていたことに気づかず、発電を続けていたという。
普段は、ダム湖表層のきれいな水を使って発電するが、ゴムシートが破損していたため、下層の濁水が導水管を通って約8km下流の十津川第1発電所に流れ込んだという。
同社が風屋ダムの設備を点検したところ、9月20日にゴムシートの破損が分かった。
ゴムシートは平成21年に取り替えられ、耐用年数は10年ほどあるといい、「原因は調査中」としている。
風屋ダムのトラブルによって第1発電所の水が濁ったが、現在は軽減。
第1発電所より下流にある二津野ダム(十津川村)や十津川第2発電所(新宮市熊野川町)でも濁水がみられるが、「1、2週間たてば順次解消に向かうと考えている」としている。
熊野川では23年9月の紀伊半島豪雨による土砂崩れ以降に濁りがひどくなり、今年9月下旬ごろからさらに深刻化。観光などへの影響が懸念されている。
今月1日には、河口に位置する新宮市の市議会災害復興対策特別委員会が、風屋ダムのトラブルについて電源開発担当者を呼んで審議。
田岡実千年市長は、「風屋ダムの濁水を使って発電が行われていたことは残念。不信感を持っている」と厳しい口調で批判した。
同社西日本支店の殿村支店長は、「ダム施設の損傷のためご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ありません」と謝罪した。
市議からは、「世界遺産でもある熊野川が濁っているのはイメージを損なう」、「抜本的な濁水対策を」など、早期の対応を求める意見が相次いでいた。
出典URL
http://www.sankei.com/region/news/141004/rgn1410040016-n1.html
2014年10月3日付で紀南新聞からは、1日の市議会特別委員会の様子を中心に、同記趣旨の記事がネット配信されていた。
十津川第一発電所の取水元である風屋ダムの表面取水設備が損傷し、熊野川の濁水状況が悪化していることを受け、新宮市議会災害復興対策特別委員会(前田委員長)は1日、市役所で会議を開き、発電所を運営する電源開発から説明を受けた。
長年の要望にも関わらず成果が出ない現状に憤り、「放水を止めろ」と声を荒げる委員もいた。
同発電所で先月16日、放水口の濁度が低減していないことから、表面取水設備の不具合を疑い調査を実施。
この結果、同設備にある幅約4m、長さ約40m、厚さ約5mmのゴムシートが破損していることが同20日に発覚した。
破損原因は不明だが、耐用年数内だという。
通常は濁度の低い表面取水を行っているが、破損により濁度の高い中層の水も流れ込み、結果として放水口の濁度が上昇していた。
同社は24日に市当局に報告。市議会には25日に市当局から伝えられていた。
市議会は、早急な対応を求める抗議文を提出。
同ダムの水利権更新の期限を来年3月に控えていることもあり、市議会側は強気の対応姿勢を見せていた。
同社は、ゴムシートは特注品で製作に日数を要することから、仮復旧として同28日に濁度の高い中層取水から濁度の低い表面取水に切り替え、10月9日を目標に市販のゴムシートと鋼材を加工したパネルで、ゴムシートの代用とする予定でいる。
ゴムシートと同等の効果を得られると見越しているとのこと。
ゴムシート自体は発注済みで、最長では6か月を要するものの、可能な限りの早期製作を依頼しているという。
このほか、同ダムで本年度中に濁水防止フェンスを設置するとしている。
委員から相次ぐ 厳しい指摘の声
委員会には、委員のほか田岡市長ら市当局も参加。
電源開発からは殿村・西日本支店支店長をはじめ、同支店の支店長代理、十津川電力所所長、十津川電力所所長代理らが出席した。
開会に先立ち、田岡市長があいさつ。「故障したままで発電を続けているのは残念。(9月)26日に新宮港に初めて外国クルーズ船が入港した際に、海外からの観光客が川舟下りを行うため、何とかその日だけ発電を止めてほしいと要請したが聞き入れてもらえなかった。不信感を抱いている」と不満をあらわにした。
殿村支店長は濁水問題を謝罪したうえで、「電力の安定供給を通じて地域に貢献したいとの思いで発電をさせていただいている。26日に止められなかったのは、台風16号の影響による出水が予想されたため。ダムの洪水被害軽減対策水位を確保する必要があった」と説明、理解を求めた。
松本委員(議長)は、「ダムの濁りが沈下するまで放水を待てないのか」。
三栗委員は、「風屋ダムも下(中層以下)から水を出せるように構造変更するなど考えてほしい」などと要望。
同社側は、「沈降するのが遅く、上からきれいな水を供給したほうが早く入れ替わる」。「検討するが、ダム全体のこととなると洪水の問題もあり、河川管理者との話もある。私どもでできる範ちゅうを超えているのも事実なことはご理解を」などと返答した。
福田委員は、「あの濁水状況で世界遺産の川と言えるのか」。
屋敷委員は、「発電を止めてくれ。清流を返せ」。
濱口和歌山県議は、「現状のままなら知事に水利権の更新を止めるよう直訴する」と語気を強めた。
出典URL
http://www.kinan-newspaper.co.jp/history/2014/10/3/01.html
2014年10月5日19時20分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
金沢市中心部を流れる浅野川で、大量のアユが死んでいるのが見つかった。
金沢漁業協同組合によると、4日午前10時ごろ、同市小橋町の彦三大橋から下流約300mで大量に死んでいるのが見つかり、5日までに約500匹の死骸を回収した。
下流に流れたアユも含めて計3千匹が死んだとみられるという。
漁協は、県央土木総合事務所が3日夕に上流部の可動堰を開放した際、堰にたまっていたヘドロが流れ、アユが窒息した可能性があるとみている。
漁協は4~6月に浅野川でアユの稚魚23万匹を放流しており、10月中旬に産卵期を迎えるという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGB55KP6GB5PJLB009.html
2014年10月3日20時30分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日正午前、上天草市姫戸町姫浦の海岸沿いの斜面で、男性2人がショベルカーで山肌の土砂を採取する作業をしていたところ、突然、斜面が高さおよそ30m、幅およそ30mにわたって崩れた。
この事故で、2人のうち建設会社社員のSさん(49)が生き埋めとなり、消防などに助け出されて病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
警察によると、Sさんともう1人の男性は会社の同僚で、現場近くにあるえびの養殖場を埋め戻すために採取していたという。
警察は、同僚から話を聞くなどして、当時の詳しい状況や斜面が崩れた原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005096081.html?t=1412372279279
2014年10月3日10時8分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前3時45分ごろ、愛知県豊田市白浜町の豊田大橋で、補強・補修のための足場をつくる作業をしていた建設会社員の男性(36)が、高さ約6mの足場から地面に転落した。
警察によると、男性は頭や首を強く打ち、搬送された病院で死亡が確認された。
男性が体を足場に固定するためのロープをつけていなかったとみて、警察は安全管理に問題がなかったかを含め、関係者から事情を聴く方針。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGB33242GB3OIPE007.html
2014年10月2日23時13分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月3日付で読売新聞岡山版から、10月2日19時14分にNHK岡山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
津山市は2日、市環境事業所(同市小桁)のごみ焼却場から、鉛などの重金属やダイオキシンを含んでいる可能性がある汚水が吉井川に流出したと発表した。
少なくとも昨年10月以降、今年9月まで断続的に排出されたらしく、市は運営を委託している民間業者から事情を聞いている。
水質への影響や流出量は調査中。健康被害などは報告されていないという。
市によると、9月29日、市民が「焼却場東側の排水路に茶褐色の水が流れている」と通報。
調べた結果、焼却灰貯留設備から汚水升へつなぐホース(直径7.5cm)を、委託業者が隣の雨水升へ接続したため、排水路を経て汚水が川に流出したことが分かった。
翌30日にも、同じ排水路で8月6日に黒い水が流れていたとの通報があり、調査。
ごみ収集車洗車場沈殿槽の汚水が、配管にごみなどが詰まってあふれ、雨水升に流れ込んでいたという。
市は岡山県に報告。県の立ち入り調査を踏まえ、今後、雨水升や排水路の清掃などを行うほか、内部調査委を設置して詳しい原因などを調べる。
焼却場は1976年に整備され、一般ごみを処分。
ごみの焼却灰を一時、保管した後、トラックで三重県に運んで最終処分していて、飛散を防ぐために灰の上から撒いていた水が漏れ出したという。
焼却灰貯留設備のホースは昨年10月に可動式に変更。
焼却灰を取り出す際、処理槽から外すようになっており、再装着時に誤って雨水貯水槽側に取り付けられたらしい。
最大で1日約2000ℓの汚水が流れる。
出典URL
http://www.sanyonews.jp/article/77239/1/
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20141002-OYTNT50339.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025059131.html?t=1412280606844
2014年10月1日19時1分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後3時半すぎ、大阪・泉南市樽井にある、発泡スチロールを製造するT社の工場で、「工場の発泡スチロールが燃えている」と従業員の男性から通報があった。
消防車13台が出て消火活動を行ったが、延べ床面積1700m2の建物がほぼ全焼した。
消防によると、この火事で、3人の男性従業員が煙を吸って気分が悪いと訴え、病院に運ばれ手当てを受けているが、症状は軽いという。
警察によると、1日は、工場の2階でリフォーム工事が行われていて、溶接作業中、火花が1階に置いてあった発泡スチロールに飛んで燃え広がったとみられるという。
警察は、会社の関係者から話を聞いて当時の状況をさらに調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20141001/5032421.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。