2023年5月24日19時24分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日夜、静岡県富士市の製紙工場で、作業をしていた46歳の男性が機械に挟まれ、意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
事故があったのは富士市久沢の製紙会社の工場で、23日午後8時前、「男性がローラーに挟まっていて意識がない」などと、従業員から消防に通報がありました。
この事故で、富士市の46歳の会社員の男性が意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
男性は紙を加工するローラーの清掃中に頭や腕を挟まれたと見られていて、警察が事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31552db8d568117d9f81cf3cf4b1d35933c971b4
2023年5月24日6時38分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後、大阪府守口市の淀川にかかる橋で、塗装工事に従事していた作業員がパネルの下敷きになって死亡しました。
事故があったのは守口市大日町4の淀川にかかる鳥飼大橋で、事故当時、この橋の塗装工事が行われていました。
23日午後3時40分頃、「上から物が落ちてきて作業員が下敷きになった、意識はありません」と、一緒に塗装工事に従事していた他のスタッフから消防に通報がありました。
作業員は大阪府堺市在住の会社員・堀さんで、病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。
堀さんは、トラックの荷台に積んであった重さ15キロ超、畳一畳分ほどの大きさがある木製パネルを、橋の上にいる別のスタッフに吊り上げて渡す作業に従事していたということです。
パネルは複数枚がロープで束ねられていたということですが、何らかの原因で落下して、堀さんは下敷きになってしまったということです。
警察では事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c1b74dcca40256999dcb93ece82e98867c8f45e
2023年5月22日19時48分にYAHOOニュース(南日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島市の菓子製造会社で22日正午前、20代の男性従業員が機械に上半身を巻き込まれ、死亡しました。
警察や消防によりますと、22日午前11時50分ごろ、鹿児島市宇宿2丁目の菓子製造会社「O食品」から「20代男性が上半身を機械に巻き込まれた」と119番通報がありました。
男性は鹿児島市下福元町のパート従業員・川村さん(25)で、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡しました。
機械は食品の生地をこねるためのもので、川村さんは定期的な清掃作業をしていたということです。
警察と消防が当時の詳しい状況などについて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b2088befe0224bed774874f9c84081eb8dec2c6
2023年5月22日14時34分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前9時20分ごろ、「マンションの建築現場から足場が落下した」と現場の警備員から通報がありました。
【動画】ビル工事の足場が落下 駐車中の車7台に直撃(視聴者提供)
警察によると、現場は姫路市東延末の建設現場で、足場を屋上に吊り上げ、屋上で解体する予定でしたが、吊り上げ作業の途中でバランスが崩れ、足場が落ちたということです。
足場は現場の下にあった車7台に当たったということですが、この事故によるけが人はいないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddc05d7d9d57ffd76e586785d53f7266dafea826
5月23日7時13分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、組まれた状態のまま足場を吊り上げていたなど、下記趣旨の記事が落下状況の分解写真など付きでネット配信されていた。
工事現場の足場が崩れ、落下する事故が起きた。
落下した足場は駐車場の屋根などを直撃。
その戦慄の瞬間を、ドライブレコーダーが捉えていた。
【画像】マンションから「巨大な鉄骨」が落下してバラバラに…一部始終を見る
【「ドーンという音が」辺りに衝撃音】
ごう音とともに落ちてくる「巨大な鉄骨」。
映像をよく見ると、いくつかの鉄の塊に続いて、車の大きさほどの鉄骨の足場が降ってきたのがわかる。
そして、駐車中の車に直撃。
衝撃で足場は、バラバラになっていた。
足場が落ちた場所は兵庫県姫路市。
すぐ脇には建設中のマンションがある。
きょう22日の午前9時20分ごろ、「マンションの建設現場から足場が落下した」と通報があった。
近所で働く人は、落下の際、衝撃音が辺りに大きく響いていたと話す。
近所で働く人Aさん:
「とにかく大きな音。
ドーンという音がして、(見に行くと)軽自動車の前がへこんでいた。」
落下直後の様子をとらえた写真をみると、足場は建設現場の隣にある金融機関の敷地などに落ち、一部は駐輪場の屋根も直撃していた。
記者リポート:
「ここが、足場が落下した場所です。
駐輪場の屋根が壊れていて、信用金庫の上の部分もへこんでいます」
警察によると、当時 マンションの建設現場では、組まれていた複数の足場を吊り上げて屋上で解体する予定だったが、バランスが崩れ、足場が落ちたという。
近所で働く人Bさん:
「朝から工事の様子は見ていて、落ちたらどうしようと。
本当に身近にあるんだなって感じですね。怖い。」
一歩間違えれば、大きな人的被害が出かねない今回の落下事故。
警察によると、この事故によるけが人はいないという。
(「イット!」5月22日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bdfe58a56d793f1ef4680e2da3f1887fde383ce
2023年5月21日20時8分にYAHOOニュース(長崎国際テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前、長与町の三菱重工長崎造船所の堂崎工場で機械が破裂する事故がありました。
付近の住民は「爆発がどかーんと(鳴った)」と話しました。
21日、午前9時45分頃、長与町の三菱重工長崎造船所堂崎工場で「機械が爆発して燃えている」と従業員から消防に通報がありました。
警察によりますと、工場内の機械が試験中に破裂。
40代の男性従業員がひざに軽いけがをし、工場の壁の一部などが焼けたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00aad181adcade2fa351e834b11b46f1523c5d8c
2023年5月20日19時11分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川・横浜市鶴見区のスクラップ工場で20日、ボンベを解体していたところ突然、爆発する事故があり、男性作業員1人が軽いケガをしました。
近くにいた人:
「仕事やっていたらドカーンって音がした」
警察などによりますと、午後1時半ごろ、横浜市鶴見区獅子ヶ谷のスクラップ工場で「爆発音が聞こえ黒煙が上がっている」と通報がありました。
爆発したのは直径30センチ、高さ1メートルほどのボンベで、重機で切断しようとした際、爆発が起きたということです。
この事故で、重機を操作していた20代の男性作業員が顔に軽いケガをしました。
また、爆発の衝撃で周辺にある建物の窓ガラスが割れるなどの被害があったということで、警察が爆発の原因などを詳しく調べることにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9aa32986a18443c06e237f73679ff17dd189e97
2023年5月19日20時27分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2022年、愛知県一宮市の市立保育園で園児2人がぶつかり、1人が意識不明の重体となった事故を受け、一宮市は第三者委員会でとりまとめた報告書を19日、公表しました。
2022年6月、愛知県一宮市の市立保育園の園庭で、保育士が暑さを和らげるためなどに水を撒いていたところ、その水をめがけて走ってきた当時5歳の、年長の男子園児2人がぶつかりました。
1人は衝撃で転倒して、地面で頭を打って意識不明の重体となり、現在も介助が必要な状態だということです。
一宮市は、この事故を受けて第三者委員会を設置し、取りまとめた報告書を19日、公表しました。
報告書では、保育現場に対しては、園庭に出る場合に、担任の保育士に加えて「園長か主査が見守りに出る」という、一宮市独自の対応が守られていなかったことを指摘した上で、「複数人での保育」を徹底することや、園児の行動を予測することなどを、再発防止策として提言。
また、一宮市に対しては、「園庭の地盤の硬さ」が保育に適したものなのかを再確認することなどが記されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/25329a7ca3e6bab5e599777d619951c9d1d6d624
※以下は、検証委員会報告書に記されていた事故当時の状況図。(本文は転載省略)
2023年5月20日14時11分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前、北海道白老町の製紙工場で、高圧洗浄車を使い作業をしていた47歳の男性にホースが直撃した事故で、男性は病院で手当てを受けていましたが、20日午前、死亡しました。
死亡したのは、登別市若草町に住む会社員、毛利さん47歳です。
事故があったのは、白老町北吉原にある日本製紙白老工場の敷地内で、19日午前9時すぎ、工場の関係者から「作業事故があり、負傷者が顔から出血している」と消防に通報がありました。
警察によりますと、毛利さんは高圧洗浄車を使って屋外で作業中、突然、ホースが接続部から外れ、毛利さんの顔面をホースが直撃しました。
毛利さんはヘルメットを着用していましたが、顔と頭部にけがをして、意識不明の状態で病院に運ばれました。
病院では毛利さんの手術を行い、治療を続けていましたが、20日午前10時すぎに死亡が確認されました。
日本製紙によりますと、毛利さんは外部の業者で、工場内の設備を洗浄する作業にあたっていたということです。
警察は、作業手順や機材に問題がなかったか、当時の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b88c392d461fa138c6e5ec505f86c5103d4184d
2023年5月17日15時30分にYAHOOニュース(Impress Watch)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マグネット製玩具を子供が誤飲する事故が多数発生したことを受け、「消費生活用製品安全法施行令の一部を改正する政令」が16日に閣議決定された。
6月19日から、強力な磁力を有する複数個の磁石を組み合わせて使用する玩具(いわゆるマグネットセット)や、水を吸収することで大きく膨らむ吸水性の玩具は販売できなくなる。
磁石製娯楽用品(マグネットセット)は、複数の球体または立方体のネオジム磁石等で構成され、組み合わせることで様々な形を造形するなど、娯楽目的で使用される製品。
平成29年から令和4年に、子供が複数個の磁石を誤飲し、腸壁を挟んで強力な磁石が引き合うことにより、開腹手術による摘出が必要となった事故が11件発生。
また、吸水性合成樹脂製玩具(水で膨らむボール)においても、令和3年に、乳幼児が製品を誤飲したため腸内で大きく膨らみ開腹手術による摘出が必要となった事故が4件発生した。
同製品は、高吸水性のプラスチックを材料として使用しており、吸水前は2mm~10mmなのに対し、吸水することで数倍から数十倍に膨潤する。
16日に閣議決定された「消費生活用製品安全法施行令の一部を改正する政令」では、当該2製品を消費生活用製品安全法の特定製品へ指定して規制対象とし、技術基準に適合しない製品の販売を規制することとした。
いずれも、事故が発生した場合の危険性が大きく、被害も重大であることを理由に挙げている。
消費生活用製品安全法では、「消費生活用製品のうち、構造、材質、使用状況等からみて一般消費者の生命又は身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多いと認められる製品」を「特定製品」として消費生活用製品安全法施行令で指定し、特定製品の製造及び販売を規制している。
マグネットセットは今後、技術基準で定める予定の磁力を超えるものであるため、技術基準を満たさず、規制により販売ができなくなる。
水で膨らむボールも、今後技術基準で定める予定の膨潤率を超えて膨張するため、技術基準を満たさず、規制により販売不可となる。
なおマグネットセットは、おもちゃとしての販売以外にも、「14歳以上向けストレス解消」等の記載で販売されている場合があるが、子供向けではない製品についても、新たな規制の対象になり、販売できなくなる。
既にマグネットセットや水で膨らむボールを購入している場合は、当該製品を乳幼児に触らせないよう、十分に注意するよう呼びかけている。
子供の手が届かない場所においても、工夫して持ち出すことがあるため、保管場所にも注意が必要。
万が一、誤飲が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診する。
また、マグネットセットや水で膨らむボールが仮に販売されていたとしても、購入しないよう注意喚起をしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c81e04200a593a63f95611e0114635cac6be8f0d
5月16日21時37分に読売新聞からは、磁石もボールも直径3.17cm以下の製品が規制対象になるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
経済産業省は16日、強力な磁石を使ったおもちゃ「マグネットセット」と、水を吸収すると膨らむボールについて、子供が誤飲する恐れのある小さな製品の製造や販売を禁止する規制を設けると発表した。
誤飲する事故が相次いでいるためで、今後、政令を改正し、6月19日から禁止する。
・・・
ともに直径が3・17センチ・メートル以下の製品が規制の対象になる。
マグネットは体内から自然に排出できるほどの磁力に抑えなくてはならず、膨らむボールは吸水前より50%以上膨らまないようにしないと、6月19日以降は製造・販売ができない。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230516-OYT1T50176/
5月17日19時28分にYAHOOニュース(ITmedia NEWS)からは、ホビー用の磁石は規制対象外だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
経済産業省の製品安全課は5月17日、ホビーに使用するネオジム磁石は新たな規制の対象外と明示する文書を公開した。
これを受け、ホビー材料メーカーのハイキューパーツ(山口県山口市)は、16日に発表していた自社製品の販売中止を撤回した。
【その他の画像】規制対象の条件として一定の磁束密度以上のものを挙げていた
経産省は「DIYの材料や模型等に使用されるホビー材料として販売されるネオジム磁石については(中略)今般の規制の対象外としており、これまでどおりの販売をしていただくことが可能です」としている。
16日に発表した新たな規制では、強力な磁石を複数個用いる「マグネットセット」を販売禁止とした。
子どもが複数の磁石を誤飲し、腸壁を挟んで強力な磁石が引き合うことにより開腹手術による摘出が必要となった事故が22年までに11件発生するなど危険性が高いためだ。
しかし、規制対象の条件として挙げていた磁束密度を満たす製品は子ども向けの玩具以外にもあり、これが誤解を招いた。
ハイキューパーツは16日、自社製品22種が規制対象になるとして販売中止を発表。
それを知った経産省の担当課が直接同社に連絡をとり、規制対象外であると伝えたという。
「経済産業省の製品安全課から連絡がありまして、規制対象の指定に不明瞭な部分があり、ご迷惑をおかけいたしました。貴社の製品は対象外である、と連絡がありました。結果からいいますと、規制の対象ではないとのことです」(ハイキューパーツの発表資料より)
今回の文書は、こうした誤解を避けるために追加で公開したもの。
一連の発表を受け、SNSではハイキューパーツ製品を愛用するモデラーや模型愛好家らが喜びの声を上げている。
ハイキューパーツは「いずれにしても、製品を乳幼児に触らせないように十分注意をお願いします」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/da3b6ffd84ff1767a2089079f61cf580f4992e7a
2023年5月16日16時21分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市のメーカーが、世界に誇る「くい打ち」の技術を発信しようと、実物の機械などをわかりやすく展示した施設が香南市に完成し、16日から一般公開が始まりました。
この展示施設は高知市の建設機械メーカー、技研製作所が香南市赤岡町に開設したもので、地名と創業した年にちなんで「RED HILL 1967」と名付けました。
このメーカーでは、防潮堤の工事などで用いられるくい打ち機を製造していて、騒音や振動を出さずにくいを打ち込む「圧入」と呼ばれる特殊な技術を世界で初めて実用化しました。
今回開設した施設では、この「圧入」の技術についてパネルや映像でわかりやすく解説されていて、「圧入」の技術が、世界の40以上の国と地域で使用され、今後は宇宙開発の分野でも活用が期待されることなどが紹介されています。
また、昭和50年に初めて開発したくい打ち機の1号機など自社で製造したものや世界各地から集めたものなど、くい打ち機50台が展示され、歴史や進化がわかるようになっています。
技研製作所では、「高知で生まれた圧入技術について、多くの人に理解してもらい、世界に発信していきたい」としています。
施設の見学は無料で、ホームページで1週間前までに事前予約制で受け付けています。
予約サイトのURLは以下のとおりです。
https://redhill1967.giken.com/
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20230516/8010017665.html
2023年5月16日20時21分にYAHOOニュース(新潟放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県長岡市で16日、長岡消防署の救助隊が河川敷での救助訓練中に発射したロープが付近を走っていた車に接触し、車の一部が壊れる事故がありました。
けが人はいませんでした。
事故があったのは、長岡市下山町のフェニックス大橋です。
長岡市消防本部によりますと、16日午前10時半ごろ、長岡消防署救助隊が、フェニックス大橋の下を流れる渋海川の河川敷で川に流された人を助ける訓練を行っていました。
対岸にロープを渡すために「救命索発射銃」という圧縮した空気を使ってロープを飛ばす救助器具を使ってロープを発射したところ、誤って河川敷の上にかかるフェニックス大橋に向かってロープが発射され、橋を走行していた車にロープが接触しました。
車には1人が乗っていて、けがはありませんでしたが、車のライトなどが壊れました。
ロープが誤った方向に発射された原因について、長岡市消防本部は、発射に必要な圧力の設定を誤ったことや銃の持ち手の固定が甘く発射の反動で銃口が上を向いたことが要因と見ています。
長岡市消防本部の近藤消防長は、「今後、このような事案が発生しないように職員に再発防止を徹底させ、市民からの信頼回復に努める」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d93e2b31293f9e10e46952cb789f504f9119149
(ブログ者コメント)
同様の事故は昨年8月にも宮城県登米市で起きている。(本ブログでも紹介スミ)
2023年5月16日20時46分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、東京・品川区の工事現場でクレーン車が横転し、ワゴン車やトラックなど3台の車の上に倒れる事故が起きました。
この事故で作業員1人が死亡し、1人が足の骨を折る重傷です。
工事現場で、何が起きたのでしょうか。
事故が起きたのは、東京・品川区大井の工事現場です。
上空から捉えた映像では、クレーンが倒れたその先に、緑色のワゴン車が確認できます。
他にも、車体の後方がつぶれたワゴン車や、前方が大きく壊れたトラックがありました。
午前11時ごろ、現場近くを訪れてみると、倒れたクレーンと大破した車が残されていました。
警視庁によると、16日午前10時前、有料老人ホームの建設現場でクレーン車が倒れ、ワゴン車やトラックなど合わせて3台を直撃したといいます。
近隣住民:
「ドンって鈍い音がして、すぐそこだから。地震かと思った、一瞬」
現場には多くの救急隊が集まっていました。
この事故で、緑色のワゴン車に乗っていた50代の男性作業員が死亡しました。
また、車体前方が大破したトラックに乗っていた50代の男性作業員が、足の骨を折る重傷です。
工事現場で、何が起きたのでしょうか。
横転したクレーン車の運転手(50代)は、「掘削機をつって移動している最中に、バランスを崩してしまった」と話しているといいます。
警視庁によると、事故現場ではクレーンで掘削機をつったまま、掘削と移動を繰り返して、作業が行われていたとみられるということです。
警視庁は、業務上過失致死傷の疑いなども視野に事故の経緯を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/245c87ced2c53be12b1d76da017f7cfd1fe353de
2023年5月15日18時51分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後2時50分頃、熊本市のえがお健康スタジアムで、およそ7メートルの高さから天井板の一部が落下し、スポーツ観戦に訪れていた20代の男性に当たりました。
男性は右腕を数針縫うけがをしました。
施設の管理団体よりますと、天井板は縦40センチ×横30センチ、重さは1キロ未満で、大学ラグビーの試合終了後、観客が退場する時間帯に落下したということです。
担当者は、「日常的に目視による安全点検を行っていたが、異常は確認できなかった」と話しています。
県によりますと、落下物は水分を含んでいたということで、雨漏りによる腐食が原因とみて、今後、調査を進める方針です。
落下した天井板は、どういう材質だったのでしょうか?
今回、落下したものは「ケイカル板」と呼ばれ、軽くて強度も高いことから、一般的には室内の天井や壁などに使われることが多い素材です。
ただ、水にふれると強度が落ちる性質もあり、スタジアム特有の雨ざらしの構造が腐食に繋がった可能性が高いと見て、スタジアムでは今後、ケイカル板が落ちる可能性のある通路は立ち入りを全て規制して点検作業を行う方針です。
【写真を見る】スタジアムで天井板落下 男性1人が腕を縫うけが 雨漏りで腐食した「ケイカル板」とは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb94f8a559bff0074b9c063c9c7500a9d2b5ac7c
5月15日19時30分にYAHOOニュース(くまもと県民テレビ)からは、板以外に長さ約40cmの金属片も落下していた、防水シーリング材に亀裂が入っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
KKT山本アナウンサー :
「スタジアムのスロープを通行中の男性に、約7メートル上の天井の部材が一部が落下し、直撃しました」
スタジアムを運営・管理する県スポーツ振興事業団によると、14日午後2時50分頃、3階通路に天井板の一部と金属片が落下した。
落下したのは縦30センチ横40センチほどで、重さ1キロ未満の板と、長さ約40センチの金属片。
東京から大学ラグビーの観戦に来ていた20代の男性に当たり、男性は右腕に数針縫う大けがをした。
県は落下の原因について、「防水のためのシーリング材に亀裂が入っており、そこから雨水が浸透して、天井板の中の金属片が腐食した可能性がある」と説明している。
スタジアムでは定期的な目視確認のほか、年に1回、業者による法定点検を実施していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a13bcdf671c9a8a4d8f90753c72957af7e16f61
5月15日20時3分にYAHOOニュース(熊本日日新聞)からは、出口に向かう途中で被害に遭った、落下物は劣化していたようだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市東区平山町のえがお健康スタジアムで14日午後2時50分ごろ、天井板の一部と金属片が落下し、ラグビー「早大-明大」観戦で来場した東京都の男性会社役員(28)が右腕に12針を縫う切り傷を負った。
所有する県は15日に調査し、雨漏りによる腐食が原因とみられると発表。
一部区域の立ち入りを禁止した。
現場はスタジアム南東側の3階からスタンド上部に上るためのスロープ状の外周通路。
高さ約7メートルから天井板の一部(縦40センチ、横30センチ、厚さ1センチ)と約50センチの金属製の留め具が落ちた。
男性によると、試合後、出口に向かう途中で被害に遭った。
スタジアムは1998年3月に完成。
施設を管理する県スポーツ振興事業団や県などの緊急点検によると、腐食やさびから同様の事故が起こる危険性がある部分が複数箇所あったという。
県は「屋根がなく、日差しや雨水の影響を受けやすく、劣化が進んだのかもしれない」とした。
今後、事故の恐れがある区域に障害物を置き、立ち入り禁止にする。
業者の手配などができ次第、危険な天井板を全て撤去する。
17日に開催されるロアッソ熊本戦や6月の県高校総体などで、スタジアムの利用はできるという。
男性は「何が起きたのか分からなかった。落下物は自分の腕に当たってバラバラになるほど劣化していたようだ。いろいろなスポーツ大会の会場なので利用する人が不安にならないようにしてほしい」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e84eb7146e6ed6e36c53fe537127d0d8d37631e
5月18日18時50分にYAHOOニュース(くまもと県民テレビ)からは、防水シートが破れていた、落下場所以外にも不具合箇所が10数カ所あったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一体、なぜ落下したのか?
県によると、天井板の上部にあった雨水の流入を防ぐ防水シートが破れていて、そこから雨水が浸透して腐食したのが原因とみられている。
築25年が経つスタジアム。
事故の翌日に県などが目視による点検を行ったところ、落下場所以外の天井板にもシミやゆがみ、破損が新たに十数か所確認されたという。
県教育委員会体育保健課・林田課長補佐:
「安全だろうという前提で見ていたのか、築25年経った中で怪しいと思ってみるのか、点検の考えによる見落としかは分からないが、(事故に)つながったのは否定できない」
県は天井板の真下にあるスロープなどへの立ち入りを規制し、18日からゲート付近にある天井板の緊急撤去を始めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b292c3d53487ec88e03f15d5c1429c215d6b29ab
2023年5月15日11時23分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
朝日放送テレビ(ABCテレビ、大阪市福島区)は15日、同局が制作する若手料理人の料理バトル番組「CHEF―1グランプリ 2023」準決勝の収録中、出演者の男性シェフがセットから転落し、重傷を負う事故があったと発表した。
局によると、事故は14日午後1時18分ごろ、東京都内のスタジオで起きた。
当日は準決勝の収録中。
結果発表の際には、敗退した出場者が立つ床が下に沈み込む演出をとっていたという。
30代の男性シェフは勝ち残ったがセットから移動する際、床の沈んだ部分(120センチ×90センチ)に誤って転落し、セットの約2メートル下で腰を強打。
救急搬送され、第12胸椎(きょうつい)破裂骨折との診断を受けて入院している。
この日は朝から収録をしており、事故後は床が沈む演出を取りやめたが、撮影は続けたという。
局は「今回の状況を調査した上で、今後はよりいっそう安全対策に万全を期する所存です」とコメントしている。
https://www.asahi.com/articles/ASR5H3Q2ZR5HUCVL00H.html
2023年5月13日16時50分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前6時半ごろ、福井県敦賀市永大町にある住宅資材メーカー永大産業の工場で、「爆発音が聞こえ、煙が出ている」と付近住民から119番通報があった。
県警敦賀署によると、工場で火災があり、30~50代の男性作業員3人がやけどを負って病院に運ばれたほか、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
消防によると、工場の焼失面積は少なくとも約6千平方メートルに及んだ。
敦賀署によると、20代の男性作業員と連絡が取れておらず、遺体の身元を調べている。
工場では住宅の床材を加工しており、12日午後10時ごろから作業員8人が夜勤に入り、13日午前7時の作業終了を前に掃除などをしていたという。
永大産業は公式ホームページで「工場において、何らかの理由で粉塵(ふんじん)爆発が発生したと推測されます」とし、「ご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫(わ)び申し上げます」とのコメントを掲載した。
工場は敦賀市役所から北西約2キロにある。
https://www.asahi.com/articles/ASR5F5FCCR5FPISC005.html
5月13日17時22分に毎日新聞からは、木材を加工する機械から爆発音がしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
敦賀署によると、8人が作業中で、うち3人がけがをした。
1人とは連絡が取れていない。
けが人3人のうち、1人は重傷とみられる。
残る2人は手などにやけどを負った。
作業員らは「木材を加工する機械から爆発音がした」と説明しており、署が詳しい状況を調べている。
連絡が取れていないのは20代男性。
工場は3交代勤務で、8人は午前7時の作業終了を前に清掃をしていた。
現場近くに住む男性は、「『ドーン』という音が2回ほど聞こえて起きた。地震みたいだった」と振り返った。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20230513/k00/00m/040/019000c
5月13日11時54分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000299158.html
2023年5月12日21時18分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
私立札幌新陽高校(札幌市南区)は12日、同校の女子硬式野球部に所属する生徒が、6日の練習準備中に移動式バッティングケージの下敷きになったと発表した。
生徒は頭を強く打ち、意識不明の重体という。
北海道警が原因を調べている。
12日に札幌市内で会見を開いた同校の赤司校長(47)は、「負傷した生徒と家族に謹んでおわび申し上げたい。一日も早い回復を祈っている」と陳謝した。
同校などによると、事故は6日午前9時半ごろ、同市豊平区にある札幌大学の野球場で起きた。
女子部員5人がバッティングケージ(高さ2・9メートル、奥行き6・0メートル、後ろの幅2・5メートル)を三塁側ベンチ付近からホームベース付近に運搬していたところ、ケージが倒れ、1人が鉄製の支柱やネットの下敷きになった。
事故当時、同校教員で顧問の3人も野球場にいたという。
同校の女子野球部は校内に練習場所がなく、普段は地元企業が所有する同市南区のグラウンドで練習していた。
事故当日は、そのグラウンドを使用できなかったため、同大学の野球場を初めて使ったという。
これまでも類似のケージを運搬しているが、同様の事故はなかったとしている。
同校は12日までに道教育委員会や文部科学省などに報告し、保護者や全校生徒にも事故概要を伝えた。
今後、第三者による調査委員会を設置し、事故の原因究明と再発防止策を検討する。
赤司校長は「部活動に関する危機管理マニュアルや顧問への研修を見直す」と述べたが、安全管理に不備があったかについては「現時点では回答を控える」とした。
札幌新陽高女子硬式野球部は2017年4月に創部し、22年夏の全国高校女子硬式野球選手権大会などに出場している。
https://mainichi.jp/articles/20230512/k00/00m/040/244000c
5月12日19時25分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、当時はやや強い風が吹いていた、使い慣れていないケージの移動は難しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
グラウンド関係者:
「普段は(男性)4人で運んでいるけど、女子だと力がちょっと…。倒れてしまったのかなと思います」
Q.女子高校生1年生が5人だと?:
「普段使い慣れてないと重いので簡単には運べないかなと。
古いのでさび付いていたりして車輪も動かないので。
だいぶ力を入れないと押しづらいかなと思う」
6日午前9時の札幌市は最大瞬間風速14.7メートルで、やや強い風が吹いていました。
ただ、事故が強風によるものなのかどうかについて、学校側は経緯を捜査中のため「答えられない」などとしています。
【バッティングケージ扱い注意点】
バッティングケージの扱いについて、他校の野球部での取り組みを取材しました。
最も注意しているのは、バランスを崩さないよう、運び手が車輪の向きをしっかり確認することだそうです。
札幌創成高校野球部・戸出直督:
「4人でそれぞれの鉄柱を持って移動するという形でやっている。
車輪の向きもそうだし、老朽化とか押していても途中で止まったり、タイミングがズレるとケージも揺れるので。
慣れていないケージや違った種類はちょっと難しいと思う」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae02d749a7f9fbf480cdcd66053e63de9c5c199
5月13日13時45分に毎日新聞からは、同大の野球部員は押す側と引く側が息を合わせないとケージはバランスを崩すと述べた、腕力に差がある女子が男子と同じ用具を使うことに問題ありとする関係者もいるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日朝、事故があった札幌大学(同市豊平区)の野球場で、同大野球部の男性部員は「(運搬中に倒れた)バッティングケージは、車輪がある4カ所の支柱に人を配置して、押す側と引く側が息を合わせて一緒に移動しないとバランスを崩します」と解説した。
普段から使い慣れている同大野球部の男性部員でも、重い鉄製の支柱とネットでできているバッティングケージを運ぶ際は注意を払うという。
同大によると、ケージの車輪や支柱に不具合はなく、ネットは1~2年に一度、張り替えているといい、担当者は「事故があった用具に不備はなく、新陽高にも注意点を説明した」と語る。
一方、札幌新陽高の女子野球部は同大のグラウンドで練習するのは初めてで、このバッティングケージを使ったこともなかった。
女子生徒らは類似の用具を使用した経験があり、事故があった日も顧問らが「複数人で運ぶように」などと注意喚起していたというが、事故は起こった。
今回の事故と類似の事例は、これまでにも全国で確認されている。
2022年9月には、長崎県波佐見高のグラウンドで、台風の接近に備えてバッティングケージの撤去作業をしていた野球部員の男子生徒(当時16歳)がケージの下敷きとなり、首の骨を折るなどの重傷を負った。
日本スポーツ振興センター(JSC)によると、05年度~21年度に中学・高校の部活動や授業中に起きた事故で給付金を支給した事例のうち、用具などの下敷きになったことが原因で死亡や障害が残るような重大な事故は、少なくとも計5件あったという。
では、重大事故を防ぐために、どのようなことに気を付ければいいだろうか。
日本スポーツ協会は、運動施設や用具を利用する際の注意点として、活動人数の考慮、用具の安全な準備や配置、良好な環境の確保――などを挙げている。
指導者の目や手などが行き届く人数で活動することや、指導者が用具の管理や監督をする責任があることなどに触れている。
一方で、男女が同じ用具を使用することに疑問を投げかける関係者もいる。
日本野球連盟道地区連盟の柳俊之会長は、「これまで野球は男性のスポーツとして発展してきたが、近年は女性の野球人口も増えている」とした上で、大学生や高校生といった身体の発達の度合いや、一般的に男女で腕力などに差があることを踏まえ、「改めて、用具や備品の在り方について考え直さなければいけないと思う」と指摘。
今回、事故に遭った女子生徒には「回復を祈るばかりです」と語った。
https://mainichi.jp/articles/20230513/k00/00m/040/012000c
5月12日18時30分にTBS NEWSからは、ケージは強風の時は使用しないようにしている高校もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高校は12日午後、会見を開き、事故の公表が6日後になった理由などを説明しました。
札幌新陽高校・赤司校長:
「負傷した生徒とそのご家族には謹んでおわび申し上げたいと思っております。
けがをした生徒のご家族のご意向に従って、外部への発表を控えたというのが第一。
きょう全校生徒に伝えるという順を追って進めてきた結果、きょうリリースになった」。
札幌市北区にある札幌創成高校。
高橋海斗:
「ケージを運ぶ時はそれぞれ4本のポールに4人がついて、車輪が進行方向を向いているかを確認してから押し始めます。
いきます、せーの。」
こちらの野球部では、バッティングケージを移動する際に事故が起こらないよう、複数の部員同士で声を掛け合って運ぶほか、強風の時には使用しないということです。
札幌創成高校硬式野球部・戸出監督:
「基本的にケージはコの字なので、コの字にして移動させる。
ケージを運ぶ時は(指導者が)常にいる状態にしている」。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98cbbe63780700f68935aa990ef00da9316690d0
(2023年5月28日 修正1 ;追記)
2023年5月16日12時16分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、前日の雨でできたぬかるみにキャスターがひっかかった可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校によりますと、事故当時、前日に雨が降ったため、グラウンドを整備する作業が行われていたということです。
このため、キャスターがぬかるみに引っかかりバランスを崩して倒れた可能性もあるとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc668652cd03d37b95ea442da52112a02c27a0e8
5月27日19時0分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、別の高校野球部ではグラウンドがぬかるんでいる場合はケージを使わない練習に切り替えることもあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校での安全対策に詳しい専門家は、今回の事故をどのように見ているのでしょうか。
大阪教育大学 藤田大輔 教授:
「移動型のゴールポストや遊具などを運ぶ際の事故は、少なからず発生していた。
移動する際には人数を多くすることと、大勢で声を出してタイミングを合わせる運び方をするべき」
バッティングケージを使って練習している他の高校では、どのような対策を取っているのでしょうか。
札幌市北区の「札幌創成高校」の硬式野球部を訪ねました。
札幌創成高校 硬式野球部 戸出 監督:
「バッティングケージは重いので、4人1組で『せーの』とかけ声を出し、ケージの車輪の向きを整えてから運んでいる」
車輪の向きをそろえてから移動させることで、バランスを崩しにくくしているといいます。
また、生徒が4人1組となり、かけ声を出してタイミングをあわせます。
さらに…。
戸出 監督:
「雨でグラウンドがぬかるんでいる場合などは、バッティングケージを使わない練習に切り替えることも」
移動が難しい場合にはバッティングケージを使わない練習をするなど、内容を変更しています。
子どもたちを指導する大人の認識が重要です。
藤田 教授:
「事故は日本のどこの学校でも起こりうること。
よその学校で起こったことととらえるのではなく、自分の学校は大丈夫かという視点で指導にあたり、道具の利用を考える必要がある」
生徒や児童が安心してスポーツに打ち込めるよう、細心の注意と対策が必要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/42e2ce9f9e8324c822d5b8c2911daa527f07f7a3
(2023年12月16日 修正2 ;追記)
2023年12月15日13時39分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、第三者委員会の調査報告書が公表された、報告書には事故時の詳細な様子や顧問らの安全管理不備状況などが記載されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、札幌新陽高校は原因究明と再発防止に向けて、弁護士やスポーツ新聞の元社長ら、7人の有識者による第三者委員会を設置…。
その調査結果を15日午後、下記のように公表しました。
・コの字型で安定のケージが一直線になったため、倒れた
・一直線になった原因は不明
・意識不明の女子部員は画像の赤丸の支柱を押す
・支柱が頭部を直撃
・動きの悪い車輪はあったが、直接の原因ではないとみられる
・顧問3人の意思疎通、安全管理体制が不足
・当時、顧問が3人いたのに、ケージの移動は生徒任せ
・初めて使用のグラウンド
・生徒と一緒に運ぶ、そばで声かけで防げた可能性あり
・顧問側は、生徒にケージの転倒が生命、身体に害を与える危険なことであることを伝えていない
その上で、第三者委員会は、再発防止に向けて、新陽高校に対し以下の提言を行っています。
・女子野球部による重い衝立型ケージ(目安300キロ超)の使用を当面禁止
・ケージに関する安全教育の徹底
・顧問の役割分担、責任の範囲の明確化
さらに、第三者委員会は、高校野球関係者に対し「二度と同様の事故を起こさせないという決意をもって、各校の監督・部長を指導していかなければならない」と指摘しました。
下敷きとなった女子生徒は現在も入院中で、治療を続けているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9d2617befd660a430eacea9adc52339ce5838bc
12月15日20時52分に毎日新聞からは、被害に遭った部員が支えていた柱の車輪は進むのが遅く、そのため四隅の速度がそろわず、ケージがコの字型から不安定な一直線状に変形したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
第三者委員会(委員長・林菜つみ弁護士)は15日、報告書を同校側に提出した。
顧問教員や生徒への聞き取りなどを元にとりまとめ、顧問の危険性の認識不足や、学校の安全管理不足を事故の要因に挙げた。
報告書によると、5人は四隅の柱をそれぞれ1~2人で支えながら移動していたが、ケージがコの字から不安定な一直線状に変形。
柱を引くように進んでいた部員に向かって倒れた。
部員が支えた柱に付いていた車輪は進むのが遅く、四隅の速度がそろわず形が崩れた。
ぬかるみにはまった可能性がある。
ケージ移動中の重大事故は長崎県でも昨年発生しているが、顧問から生徒へ具体的な安全への指導はなく、「顧問は危険性は認識していたが、顧問や生徒には、ケージが生命・身体に害を及ぼす危険があるとの認識が不十分だった」と指摘。
また、札幌大球場での練習はこの日が初めてだったが、顧問3人はケージの安全確認をせず、移動中も別の作業のため手伝いや付き添いはしなかった。
顧問たちは「危機感を欠いていた」などと話しているという。
報告書はこのほか、学校側の管理体制の不備などにも触れた。
同校は事故直後からケージの使用を取りやめ、全ての部活動で安全管理マニュアルを更新。
再発防止策として今年度内に教員や生徒に安全講習を実施するとした。
https://mainichi.jp/articles/20231215/k00/00m/040/261000c
(2024年5月9日 修正3 ;追記)
2024年5月8日13時36分に読売新聞からは、部員らの近くにいながら安全対策を怠った疑いで女性監督が書類送検されたなど下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道警が、部の女性監督(30)を業務上過失傷害容疑で札幌地検に書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。
送検は7日付。
道警は起訴の判断を地検に委ねる「相当処分」の意見を付けた。
捜査関係者によると、監督は当時、部員らの近くにいながら安全対策を怠った疑い。
頭部にケージの直撃を受けた部員は、現在も意識不明が続くという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240508-OYT1T50069/
5月8日17時22分にYAHOOニュース(テレビ北海道)からは、事故当時、監督は離れた場所で別の作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務上過失致傷の疑いで書類送検されたのは当時の女性監督で、去年5月、札幌市内の大学グラウンドで野球部の練習中に適切な安全管理の義務があるにもかかわらず生徒5人でケージを運ばせ生徒にけがを負わせた疑いです。
事故当時、監督は離れた場所で別の作業をしていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d29c47444c3c188835642336a4ff44c81a2add72
5月9日7時42分に読売新聞からは、顧問2人は離れた場所で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
部員5人がケージの移動を始めた際、顧問2人は離れた場所で水たまりを除く作業をしており、ケージ付近にいた監督もグラウンドを管理する担当者と会話するなどしていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240509-OYT1T50023/
5月8日16時17分にYAHOOニュース(HTB)からは、第三者委員会は監督と部員は危険性を十分に把握できなかったとしているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の調査を行った第三者委員会は、原因は特定できていないものの、監督と部員はケージの危険性を十分に把握できていなかったとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ccc0ad7d7d6b1ded54cc4fa9d4691e5ab3f3578
2023年5月12日19時32分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城海上保安部は12日、違法に汚水を排出したとして、茨城県ひたちなか市和田町3の水産食料品製造会社、マルハニチロシーフーズと、社長と担当者の計2人を水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検し、発表した。
同社は水産大手マルハニチロのグループ会社。
送検容疑は、2021年12月~23年2月、法定基準(県内の水産業で1リットル当たり160ミリグラム)を超える浮遊物質を含む汚水を5回、同市の那珂湊港につながる水路に排出したとしている。
1リットル当たりの浮遊物質量は、最大で法定基準の7・5倍の約1200ミリグラムに上ったという。
22年10月、パトロール中に那珂湊港に接続する排水口から茶色の魚臭を放つ水が排水されているところを確認し、23年2月に家宅捜索していた。
海保によると、排出されたのはサケの切り身の洗浄などに使った水。
マルハニチロシーフーズが原料を変えて汚れが増えるようになったものの、同社が従来と同様の汚水処理を続けたため、基準値を超えたとみられる。
海保は、押収した資料などから、同社が基準超えを認識していたとみている。
排水に毒性はないが、港内の水が一部変色したという報告が海保にあったという。
同社によると、家宅捜索後に処理設備の増強工事を始め、産廃業者への処理委託を増やすなどしたという。
同社は「近隣住民や関係者に不安とご迷惑をかけ、おわびする」としている。
https://mainichi.jp/articles/20230512/k00/00m/040/229000c
5月12日18時55分に産経新聞からは、原料比率が変わり加工の際に出る汚水が増えたことで浄化処理が追い付かなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城海上保安部は12日、工場から法定の基準値を超える汚水を排出したとして、水質汚濁防止法違反の疑いで、法人としての水産加工販売マルハニチロシーフーズ(茨城県ひたちなか市)、同社の藤森社長(63)、水質管理担当の社員1人を書類送検した。
同社は水産大手マルハニチロ(東京)の完全子会社。
サケの切り身などを加工、販売している。
書類送検容疑は令和3年12月~今年2月、5回にわたり、水質の濁りを示す浮遊物質量が法定の基準値を超えていると知りながら、汚水を違法に排出した疑い。
海保によると、4年10月ごろ、ひたちなか市の那珂湊港につながる排水口から、茶色い汚水が排出されているのを発見。
経路を特定し、今年2月に同社を家宅捜索した。
取り扱う原料の比率が変わり、加工の際に出る汚水が増え、浄化処理が追い付かなくなったことなどが原因だという。
https://www.sankei.com/article/20230512-E7G2U7DQ7JNBHGWF3B2ZK3CEB4/
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2023年5月12日17時12分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月13日、杉並区立荻窪小学校の校庭で体育の授業中、鬼ごっこをしていた児童が滑りこむような形で転び、2ミリほど地面から飛び出していたくぎに左膝が当たりました。
この事故で、児童は左膝を十数針縫う大けがをしました。
学校の説明によりますと、くぎは体育の授業などで、目印としてテープを打ちこむ際に使われていたもので、長さはおよそ12.5センチありました。
教職員らが点検したところ、校庭にはおよそ325本のくぎや金属製のフックが見つかりました。
さらに金属探知機を使って調べたところ、くぎやフックはあわせて544本見つかったということです。
校長は、児童が大けがをしたことや校庭から大量のくぎなどが見つかったことについて、「『人災』と捉えられてもしかたない」と、児童や保護者らに謝罪をしたということです。
荻窪小学校では、今後、くぎは使わず、プラスチック製の置き型のマーカーを使うとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a41f39c4d261f73c55590b9baff99ac42dcff1e
5月12日17時47分にNHK首都圏からは、くぎは使用後に撤去することになっていた、見落とした可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
杉並区立荻窪小学校の校長によりますと、荻窪小学校の校舎は14年前の平成21年に現在の場所に移りました。
校舎の移転の際に校庭も整えられたため、くぎが打ち込まれたのは、その後の十数年の間のことだとみられています。
くぎは、運動会や体育の授業で整列する際やダンスの立ち位置、ハードルを置く位置などの目印として打ち込まれることが考えられるということです。
くぎは、運動会や一連の授業のあとには撤去することになっていましたが、土がかぶるなどし、見落とした可能性もあるとしています。
学校では、日々の点検が不十分だったこともあり、今回の緊急点検の結果、544本のくぎやフックが見つかりました。
多くは腐食するなど長期間、放置されたものとみられていて、学校は今後、くぎを使わずに対応するなど、安全管理に努めるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230512/1000092455.html
5月12日16時58分にNHK首都圏からは、釘に色付きテープを結び、打ち込んだ箇所を図に記録している学校もある、別の区でも安全点検を開始したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
校庭の「くぎ」。
どのような管理が必要なのか。
都内の学校を取材しました。
【運動会シーズンの学校では】
春の運動会シーズン。
取材に向かった都内の小学校では、今月20日に行われる運動会に向けて、校庭で子どもたちが踊りなどの練習を行っていました。
この学校では10日ほど前、徒競走のスタート位置や整列の際の目印として、色がついたテープとともに長さ9センチのくぎを合計38本、校庭に打ち込みました。
【「くぎ」の管理は】
学校では、校庭のどのポイントに何本埋め込んだのか、図に残して記録していました。
そして、この図をもとに3日に1回、くぎが飛び出していないかなど、教員が点検しているということです。
【必要なくなれば即撤去】
また、撤去も迅速に行います。
運動会を終えたあとは、その日のうちに撤去するといいます。
教員だけでなく、保護者にも協力してもらい、本数を確認しながら、くぎ抜きを使ってすべて撤去するということです。
この小学校の校長は、「徒競走などを正確、公平に行うために利用しているが、子どものけがにつながることのないよう、しっかり日頃のチェックと管理をしていくことが大事だ」と話しています。
杉並区の教育委員会によりますと、区立の小中学校や幼稚園などの校庭や園庭の緊急点検では、これまでに荻窪小学校を含め、あわせて43の学校と園で、速報値として1350本のくぎが見つかったということです。
いずれも、すでに撤去したということです。
教育委員会は、「今月から多くの学校や園では運動会などが予定されていることから、その前に再度の点検をするよう通知した。安全確保に万全を期したい」としています。
杉並区の小学校で子どもが大けがをしたことを受けて、ほかの自治体でも緊急の点検が進められています。
このうち、足立区は、運動会を控える学校も多いことから、11日付けで区内のすべての小中学校に校庭の安全点検を行うよう通知を出しました。
過去に取り付けたくぎやフックが埋まっていないか、教職員が校庭に横一列に並んで一斉に確認するなど、点検の具体的な方法も示したということです。
足立区では、今月23日までに報告を求めるとともに、今後、保育園なども含め、金属探知機で点検するなど、追加の対応を調整しているということです。
また、世田谷区では、これまでも月に1回は校庭の安全点検を行うようにしてきましたが、今回の件を受けて、改めて校庭の点検を依頼したということです。
このほか、豊島区でも土の校庭の学校に点検を依頼しました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230512/1000092452.html
事故を受けて文部科学省は今月12日、各学校で安全点検が確実に行われるよう、全国の教育委員会などに通知しました。
通知では、校庭などでくぎやガラスなどの危険物がないかや、ブロック塀やフェンスに破損がないかなどについて点検をするよう促しています。
文部科学省は、「適切な点検が行われるよう、これまでも周知してきたが、春の運動会シーズンも控える中、改めて安全管理を徹底してもらいたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230516/1000092530.html
5月17日6時57分に読売新聞からは、杉並区では43校で1350本のくぎが見つかった、区は今後金属探知機を使った調査も実施するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
杉並区が小中学校など全70校で校庭の緊急点検を行ったところ、43校で計1350本のくぎが見つかった。
区は16日、区内の63小中学校などで金属探知機を使った調査を17日から行うと発表した。
荻窪小での事故は、運動会で児童が並ぶ位置などの目印として打ち込まれた後、放置されていたくぎが原因とみられている。
ほかの学校で見つかったくぎも、同様の目的で打たれていたという。
見つかったくぎは全て除去したが、区では金属探知機を使って土に埋もれたくぎを発見し、除去することでさらなる安全確保に努めるという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230516-OYT1T50308/
2023年5月12日21時58分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、当該レールカートの写真ならびに無人走行した区間の地図付きでネット配信されていた。
12日午前2時5分ごろ、福岡県久留米市花畑1の西鉄天神大牟田線花畑駅から、作業用のレールカートが福岡市方面に向け、線路上を無人で走り出した。
連絡を受けた作業員が22分後、約8・3キロ先にある小郡市福童の端間(はたま)3号踏切付近で停車させたが、この間に時速約20キロで14カ所の踏切を通過していた。
西日本鉄道(福岡市)によると、けが人や事故は報告されていない。
同社によると、カートは長さ1・78メートル、幅1・55メートル、重さ130キロのアルミ製で2人乗り。
動力はガソリンで、作業員が移動する時に使用する。
この日は花畑駅構内で関係会社の社員4人が信号の点検作業をしており、うち2人がカートを手で押しながら移動させていた。
何らかの原因でスイッチが入り、ライトをつけたまま走り出したという。
カートが通過した14カ所の踏切には遮断機や警報機は付いていたが、作動しなかった。
同社は「ご迷惑とご心配をおかけし、心よりおわび申し上げます。再発防止の徹底に努めます」と謝罪した。
https://mainichi.jp/articles/20230512/k00/00m/040/277000c
5月12日21時5分にNHK福岡からは、カートは本来は作業員が乗って動かすものなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西鉄によりますと、レールカートは本来は必ず作業員が乗って動かしますが、今回は作業員が後ろから押して移動させていたということです。
何らかの原因でカートのエンジンがオンになり無人走行したとみられ、西鉄は原因を調査するとともに再発防止を徹底したいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20230512/5010020251.html
5月12日19時30分に朝日新聞からは、脱線させて止めたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
約20分後、端間駅(小郡市)近くで別の点検をしていた作業員がレールカートを押して脱線させて止めた。
https://www.asahi.com/articles/ASR5D6CR3R5DTIPE00M.html
2023年5月10日17時37分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉市の清掃工場で先月、煙突の内側に付着していた赤さびが焼却炉の修理後に周囲の住宅などに飛散する事案があり、千葉市では近く、住民説明会を開くことにしています。
赤さびが飛散したのは、千葉市花見川区にある「千葉市北清掃工場」です。
市によりますと、先月24日、3つの焼却炉のうち1つの炉を止めて設備の修理を行い、25日夜に再稼働したところ、翌日、周辺の住民から「さびのようなものが付着している」などといった通報が複数寄せられたということです。
市が調べたところ、再稼働時に風下だった清掃工場の北西およそ550メートルの範囲で、民家の敷地や自動車のボディーなどに赤茶けた汚れが付着していて、これまでに飛散が確認された住宅や事業所は合わせて25か所あったということです。
飛散した物質は鉄が主成分で、煙突内側の赤さびとほぼ一致していましたが、ダイオキシンなど直ちに健康被害が出るような有害物質は検出されなかったということです。
千葉市によりますと、焼却炉の修理の際は、通常、炉内の火を完全に消して温度をゆっくりと変化させますが、今回は短時間で終わる修理だったことから火を完全に消さずに行ったため、再稼働後に温度が急激に上がって煙突内側の赤さびが剥がれ落ち、飛散したとみられるということです。
千葉市では、作業の手法自体に問題はなかったものの、煙突内の確認が不十分だったとしていて、今月13日に住民説明会を開くとともに、被害については賠償する方針を示しています。
また、今後は煙突内の点検や清掃などを毎年行い、再発防止に努めるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230510/1080020550.html
5月11日21時56分に読売新聞からは、工場は10年ほど前から煙突のサビ除去など止めていたが今回のトラブルを受けて再開するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工場では2013年度から、煙突全体の目視点検やさびの除去をやめ、さびが発生しやすい煙突頂部からの目視点検のみに切り替えていた。
今回の飛散を受け、全体の目視点検とさび除去を再開するという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230511-OYT1T50115/
以下は、5月10日付の千葉市報道発表資料抜粋。
急激な温度上昇にともない煙突も急膨張して鉄さびが剥がれたらしいなどと記されている。
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4 原因
焼却炉の停止・再稼働は、通常行う定期整備などでは、時間をかけて常温まで降温し、昇温を行っている。
一方、今回の設備修理における停止時においては、焼却炉内におき火を残し、ある程度、温度が高い状態を維持したまま修理を行った。
修理完了後の再稼働時は、焼却炉内の温度が高く、ゴミの燃焼に伴い、急激に温度が上昇することになる。
このため、煙突内の温度変化も、通常の立上げ処理と比べ急激になり、併せて煙突が急激に膨張し、生成していた鉄錆がはがれやすい状態になり、煙突から飛散したと考えられる。
なお、北清掃工場は平成19年度から、長期責任型運営維持管理を行っているTエコクリエイション株式会社により、維持管理が行われている。
工場の煙突については、維持管理開始以降、煙突全体の目視点検および鉄錆の除去が行われていたが、平成25年度から煙突内の点検が煙突頂部からの目視点検に変更され、現在に至っている。
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https://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/hodo/documents/230510-1.pdf
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。