2022年3月31日20時23分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・銀座のビル建設現場で31日、工事用のエレベーターが10階から落下し、作業員の男性1人が死亡しました。
31日午後4時すぎ、警察官や救急隊員がブルーシートを広げ、救急車へと搬送するなど、現場は騒然としていました。
事故が起きたのは、ビルも多く立ち並ぶ東京・銀座です。
記者 :
「31日午後4時前、ビルの建設工事現場で突然、エレベーターが10階から1階に落下したということです」
警視庁などによると、現場では11階建てのビルを建設中で、落下した工事用のエレベーターには、40代くらいの作業員の男性1人が乗っていたということです。
ビルの真横で働いていたという男性は――
事故現場の隣で働く男性 :
「最初はガス爆発したのかと思ったくらいの『ドン』という音でした」
現場近くにいた人 :
「突然ガシャーンっていう音。救急車やら消防車が来て、はじめて事故があったんだなって」
落下したエレベーターに乗っていた男性は病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
警視庁などが詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddcff314442bd4fba55822a5b0eb952b88114df5
3月31日18時58分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、建築資材などを運ぶための仮設エレベーターが落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・銀座の建築現場で工事用のエレベーターが10階から1階に落下しました。
中に人がいたということです。
最新の情報では、落下したエレベーターに乗っていたのは40代くらいの男性作業員で、死亡が確認されました。
また、当時、事故現場で作業していた男性に話を聞きますと、ドカーンという音で上から物が落ちてきて大きな火花が散ったと話しています。
警視庁などによりますと、31日午後3時45分ごろ、中央区銀座1丁目の11階建てビルの新築工事現場で「エレベーターが落下し、中に人が閉じ込められている」と通報がありました。
エレベーターは10階くらいの高さから1階に落ちたということです。
エレベーターに乗っていたのは40代くらいの男性作業員で、意識不明の状態で救助され病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
落下したのは建築資材などを運ぶための仮設エレベーターで、作業をしていた2人のうち1人がエレベーターの中にいたということです。
このビルは飲食店が入る予定で、高さはおよそ50メートルあり、今年1月に着工し、9月に完了予定でした。
エレベーターがなぜ落下したのかなど、警視庁が当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37895e8b7bbdd120377dcc3a40f8d14ccd356b53
4月1日0時47分にTBS NEWSからは、エレベーターを上下に動かすためのレールを上の階に伸ばす作業中にレールが外れたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後4時前、中央区・銀座の11階建てビルの建設現場で工事用のエレベーターがおよそ40メートルの高さから地上に落下しました。
警視庁によりますと、この直前に工事用エレベーターを上下に動かすためのレールを10階から11階に伸ばす作業が行われていたということです。
その最中にレールが何らかの原因で外れたとみられ、エレベーターが地上に落下。
中で作業をしていた塚田さん(49)が全身を強く打ち、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6010836.htm
(ブログ者コメント)
資材を出し入れするために内部に入っていた?
詳細不明だが、荷物用エレベーターの内部に人が入ることは禁止されている。
2022年1月27日17時52分にYAHOOニュース(サンテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2019年、神戸市兵庫区のビルでエレベーターを点検中に、男性従業員が重りの下敷きになって死亡した事故で、遺族が1月27日、勤務先の会社などに対し、およそ1億6000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは、事故で夫(当時48)を亡くした妻の直子さん(49)ら遺族の4人です。
この事故は2019年2月、神戸市兵庫区にあるビルで、当時、日立ビルシステムに勤務していた義幸さんが点検作業をしていたところ、別の従業員が誤ってエレベーターのかごを高速で動かし、上から降りてきた重りに義幸さんが頭部を挟まれて死亡したものです。
遺族は、会社が安全配慮義務を怠ったなどとして、日立ビルシステムと、当時一緒に作業をしていた従業員に対し、合わせておよそ1億6000万円の損害賠償を求めています。
日立ビルシステムは、「訴状が届いていないので、コメントできない」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47a0b22a893ac1f2bd29fbd1568387984917f8ba
1月27日21時38分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、社内規定では高速運転厳禁になっていた、妻は保守点検員の命が尊重されるよう業界全体の問題として社会に提起したいと語ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市兵庫区で2019年、エレベーターの点検中に男性が機械に挟まれて死亡する事故があり、尼崎市に住む遺族が27日、勤務先だった日立ビルシステム(東京)と当時の同僚の男性を相手に、安全配慮義務を怠ったとして約1億6千万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こした。
亡くなったのは同社の社員だったHさん=当時(48)。
訴状によると、事故は19年2月15日に神戸市兵庫区内のビルで発生。
一緒にエレベーターの点検作業をしていた同僚の男性が、かごを高速で上昇させ、昇降路にいたHさんは下降してきた「釣り合い重り」に挟まれて死亡した。
原告は、同僚男性は安全確認が不十分なまま運転し、同社は高速運転を厳禁とする社内規定の周知徹底を怠ったなどとしている。
20年9月、神戸東労働基準監督署に労災認定された。
兵庫県警は業務上過失致死容疑で同僚男性を書類送検したが、神戸地検は不起訴処分としている。
提訴後、妻の直子さん(49)が神戸市内で会見。
全国で類似の労災事故が続いているとし、「保守点検員の命が尊重されるよう、業界全体の問題として社会に提起したい」と語った。
同社は「訴状が届いておらずコメントできない」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea85af4712cc2efb5f4089134ed71b772f4bf99
(ブログ者コメント)
上記サンテレビの映像によれば、ビルは4階建て。
2021年12月15日付で毎日新聞東京版から下記趣旨の記事が、エレベーター内で地震に遭った場合の対応説明図付きでネット配信されていた。
10月、東京23区で10年半ぶりに震度5強の地震があり、過去の震災の記憶がよみがえった人も多いだろう。
首都直下地震や南海トラフ地震で懸念されながらも、利用者による対策は進んでおらず、盲点になっているのが、エレベーター内に閉じ込められる問題だ。
閉じ込めに遭遇したら、どうすべきなのか。
日本エレベーター協会によると、全国のエレベーターの台数は今年3月現在、77万2715基。
マンションなどが多い都市部で大地震が起きると、閉じ込めが発生しやすい。
2018年の大阪北部地震では、大阪など11府県で約6万3000基が停止。
うち5府県の346基で閉じ込めがあった。
今年10月に東京都と埼玉県で震度5強を観測した地震では、首都圏を中心に約7万8000基が止まった。
夜間で利用者が少なかったことなどから、閉じ込めは25基にとどまったものの、国の中央防災会議が13年に公表した首都直下地震での想定では、閉じ込めの被災者は「最大約1万7400人」となっている。
なぜ、閉じ込めが起きるのか。
大きな揺れにより、エレベーターのかごがレールから外れるなどのトラブルが起きたり、階の途中で安全装置が働いたりするからだ。
これを避けるため、揺れを検知すると最寄りの階に自動停止して乗客を逃がす「地震時管制運転装置」の設置などが09年、建築基準法施行令で義務づけられた。
日本エレベーター協会によると、全国約77万基のうち、約59万基にこの装置が設置された。
最近では、一旦閉じ込められても、異常がなければ再び動き出し、最寄り階で乗客を逃がす機能が付いたものもある。
それでも、地震によっては、閉じ込めが防げない場合がある。
地震は、振幅が小さく小刻みに揺れる初期微動(P波)の後に、被害をもたらす強い揺れの主要動(S波)が来る。
この装置は、P波を検知すると最寄り階にエレベーターのかごを停止させて、乗客を逃がす仕組みだ。
ところが、震源が近く、最寄り階に到着する前にS波に襲われると、かごが止まってしまう。
また、地震の性質にかかわらず、エレベーターに予備電源がないと、停電が閉じ込めの原因になることもある。
「震源の浅い直下型地震では、震源地から45キロ圏内で震度5強以上の揺れだと、装置があっても閉じ込められる可能性は高い」と、防災対策を進める民間のグループ「災害対策研究会」の釜石事務局長は指摘する。
大阪北部地震の震源は都市部で浅かったこともあり、139基は、この装置を備えていたのに閉じ込めがあった。
全体(346基)の4割に上る。
地震大国でエレベーターに乗っていたら、いつ閉じ込めに遭ってもおかしくない。
だが、マンションを中心に、対応は進んでいない。
閉じ込められた人の救出は、エレベーター保守会社の保守員や消防のレスキュー隊員に任せるのが大前提になっている。
住民による救出活動は2次災害につながる危険性があるためで、それゆえ、住民参加の救出訓練に及び腰の保守会社は多い。
ある大手保守会社の保守員は、「住民による訓練はほとんど聞いたことがない」と明かす。
地震の被害状況によっては、保守会社やレスキュー隊員が駆けつけられない恐れがある。
釜石事務局長は、こうした現状に危機感を持ち、各地の講演会で住民参加の訓練の必要性を訴える。
「住民同士で訓練の必要性や危険性について十分議論し、訓練の実施に向け保守会社と粘り強く交渉してほしい」
【全ての階のボタン押して】
一方、エレベーターの中で大きな揺れがあった場合、どうすればいいのか。
エレベーター保守会社「i-tec24(アイテックツーフォー)」(東京都世田谷区)の吉村専務が教えてくれた。
全国約77万基のうち約18万基には、揺れを検知すると最寄りの階に自動停止する装置が付いていない。
ただ、地震に遭った時、自分がたまたま乗っていたエレベーターにこの装置が付いているかは分からない。
「やってほしいのは、揺れを感じた直後に、全ての階のボタンを押すことです」。
すると、どこかの階に止まって扉が開くかもしれないからだ。
そうしたら、速やかに外へ避難できる。
その後、揺れが大きいと扉が閉まって、保守会社の保守員が点検するまで停止状態になる。
もし、正しい位置で停止した後、扉が閉じて避難し損ねても、焦る必要はない。
エレベーター内の「開」のボタンを押せば開くからだ。
外のボタンを押しても開けられない。
もし、外に出られなかった場合は、できるだけ早く外に知らせることが重要だ。
覚知が早いほど、救出が早まる可能性は高い。
11年の東日本大震災では、覚知までに80分ほどかかった事例があった。
マンションだと、エレベーター内のインターホンのボタンを押すと、管理人室や保守会社などにつながる。
つながらなければ、携帯電話で連絡してもいい。
吉村専務は、「連絡がつけば、保守員は必ず復旧に向かうので、慌てずに救助を待ってほしい。密室で不安になると思うが、閉じ込め自体でけがをすることはほとんどなく、酸欠などの心配もない」と話す。
家族や知人が閉じ込められたら、どうすればいいのか。
その場合、インターホンや携帯電話がつながれば、「中は安全だ」と伝えた上で状況を聞き取り、保守会社や消防のレスキュー隊に救助を求めると、よりスムーズな救出につながる。
【主な地震でのエレベーターの閉じ込め件数】
2011年 3月 東日本大震災 210件
16年 4月 熊本地震 54件
18年 6月 大阪北部地震 346件
21年 10月 東京都と埼玉県で震度5強を観測
した地震 25件
※国土交通省などへの取材に基づき作成
https://mainichi.jp/articles/20211215/ddm/012/040/078000c
2021年11月25日21時11分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前11時ごろ、神奈川県南足柄市関本の南足柄市役所で作業中のゴンドラが落下した、と119番通報があった。
ゴンドラに乗っていた藤沢市在住の自営業の男性(30)が腰の骨を折るなどの重傷を負い、ゴンドラのワイヤに接触した綾瀬市の自営業の男性(30)が腰に軽いけがを負った。
松田署によると、同日同8時半ごろから、4人の作業員が2人ずつ2台のゴンドラに乗車し、庁舎のネジの交換作業に当たっていた。
綾瀬市の男性が庁舎屋上でゴンドラを降車後、ゴンドラのワイヤを固定していた庁舎設置のアンカーが抜け、ゴンドラは庁舎屋上から正面玄関の屋根部分まで、約9メートル落下した。
もう1台のゴンドラも地上1メートル付近から落下したが、作業員2人にけがはなかった。
署が事故原因を調べている。
市管財契約課によると、市では今年9月から来年1月中旬まで、庁舎や天井などの防水工事を行っており、ネジの交換作業はこの日から実施していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c49827eb55e553d08212997c8093d0c9c03032
11月25日23時29分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
作業用のゴンドラが落下し、男性作業員2人がけがをしました。
25日午前11時すぎ、神奈川県南足柄市の職員から、「市役所で作業をしていた人が屋根に落ちて倒れている」と119番通報がありました。
警察などによりますと、市役所の窓の防水作業をしていたゴンドラが高さ10メートルの場所から6メートルほど下の屋根の上に落下していました。
乗っていた30代の男性作業員がけがをしたほか、直前にゴンドラを降りた20代の男性作業員も外れたワイヤが直撃し、けがをしました。
いずれも命に別状はないということです。
警察が事故原因について調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a9dc83d3588c818311b820e5f73aa85f108fe4
2021年8月24日19時38分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市の高層ビルで清掃作業員2人が乗ったゴンドラが宙づりになりました。
JR広島駅前の一等地に建つ52階建ての高層ビル。
警察や消防などが出動し、騒然とした事態になりました。
午前11時半ごろ、「清掃作業中のゴンドラが回転し、宙づり状態になっている」と付近の人から消防に通報がありました。
ゴンドラが宙づりになったのは25階付近です。
30代の男性作業員2人を乗せた状態で風にあおられ、揺れ続けます。
消防がビル側から救助に当たります。
目撃した人:
「上見上げたらゴンドラが止まっていて、しかも人が乗って
いて風が強かったんですよ。これはよっぽど怖いなと。
揺れるし、高いし」
通報から約1時間後、作業員2人はゴンドラの衝突で割れた窓から救助されました。
1人が軽傷だということです。
広島市中区では、午前11時頃に最大瞬間風速14.7メートルを記録していました。
通報によると、事故当時も強い風が吹き、ゴンドラは風にあおられていたといいます。
消防は、ゴンドラの設置業者とともに、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ea88f83ece099cbc881adaf50290c11c9b61e1c
8月24日12時19分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、ゴンドラ内の作業員は窓の付近を手で持ち、ゴンドラが揺れたりしないようにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防は救助工作車など8台を出動させ、ゴンドラにいる清掃員2人の救助活動を行いました。
ゴンドラはビルから垂直に飛び出した格好となり、また、ゴンドラを吊り下げるワイヤーは、途中で交差した状態でした。
ゴンドラの中にいる作業員が窓の付近を手で持ち、ゴンドラが建物から離れたり揺れたりしないようにした状態が続き、時折、ゴンドラが風で揺れる様子も見られましたが、通報からおよそ1時間後に、消防隊員が建物の窓から作業員を救助しました。
この事故で、警察と消防は現場付近の道路を一部規制しました。
このビルはJR広島駅南口すぐそばにある高層ビルで、周囲は普段から人通りの多い場所です。
なお、ビルの下層、中層階は店舗やホテルで、上層階はマンションになっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2810f0c6fd0eae331bf77d9321f5c887aad902c6
8月24日15時52分にNHK広島からは、ゴンドラが回転してビルの窓ガラスを割ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時半ごろ、広島市南区松原町のJR広島駅前にあるマンションなどが入る高層ビルで「作業員が乗るゴンドラが回転しビルの窓ガラスを割って、宙づりになっている」と、ビルの管理会社から消防に通報がありました。
警察によりますと、ゴンドラには30代の男性作業員2人がビルの清掃をするために乗っていて、52階建てのビル25階付近、地上およそ100メートルの高さで動かなくなったということです。
ゴンドラは、およそ1時間にわたって宙づりの状態になっていましたが、消防隊がビルの25階付近のガラスを割るなどして、午後0時40分に2人を救助しました。
この事故で、1人が指を切る軽いけがをしました。
このマンションに住む40代の男性は、「当時は風が強く、ゴンドラがかなりゆれていた。今までにこのようなことはなかった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210824/4000013936.html
(ブログ者コメント)
日本クレーン協会のHPには、ゴンドラの安全対策について、以下の記述がある。
『可搬型ゴンドラの安全作業のポイント』
・・・・・
4.ゴンドラ使用時の注意事項
・・・
⑥ 強風,大雨,大雪などの悪天候時*には作業を行っては
ならない。
* 悪天候:強風とは10分間の平均風速が毎秒10m以上
大雨とは一降りの降雨量が50mm 以上
大雪とは一降りの積雪量が25cm 以上
・・・・・
http://www.cranenet.or.jp/susume/susume09_04.html
2021年6月21日19時55分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
重さ100キロを超える荷物用のエレベーターが3階から落下しましたが、作業中の男性は命に別条はありませんでした。
騒然とする事故現場。
119番通報 「荷物エレベーターが落下し、作業員1人が挟まれている」
事故があったのは21日午前、台東区にある5階建てビル。
警視庁によりますと、40代の男性作業員が1階部分で、古くなった荷物用エレベーターの取りかえ作業を行っていたといいます。
120センチほどの脚立の上で作業していたという男性。
すると3階部分から、重さ100キロを超えるエレベーターが落下してきたといいます。
しかし、右足などにケガをしただけで済んだという男性。
どのようにして、一命をとりとめたのでしょうか。
男性は、箱が落ちてくる前に脚立脇の隙間に落下したため、エレベーターの下敷きにならずに済んだといいます。
現場では、なぜ事故が起きたのか。
通常、取りかえは、エレベーターが落ちてこないように固定した上で、作業を行うといいます。
しかし、男性は作業の手順を間違え、固定する前にエレベーターのワイヤを切ってしまったため、エレベーターが落下したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4aac7d5c269c7bbbec75d0c0565c31830edd0cd
2021年5月26日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知・刈谷労働基準監督署は、構造規格に適合しないエレベーターを使用したとして、自動車部品製造業のT社(愛知県碧南市)と同社専務取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で名古屋地検岡崎支部に書類送検した。
労働者2人が大腿骨などを骨折する労働災害が発生している。
労災は令和2年9月に、同社北工場で発生した。
エレベーターを用いて荷を工場の3階から1階に運搬していたところ、搬器が突然停止した。
状態を確認しようと労働者2人が2階の昇降路の扉を開けて確認した際、突然、再度降下した搬器に挟まれている。
安衛法ではエレベーターについて、搬器が昇降路の出入口の戸の位置に停止していない場合には、カギを用いなければ外から戸が開かないようにする装置を備えるものでなければ使用してはならないと規定している。
災害発生当時、エレベーターには該当する装置が設置されていなかった。
愛知県内におけるエレベーターおよびリフトに関する労災は、直近10年で平均した致死率が7.22%で、休業4日以上の全労災の致死率0.73%と比べて高くなっている。
https://www.rodo.co.jp/column/105909/
2021年4月26日17時13分にYAHOOニュース(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前9時半ごろ、名古屋市千種区の貸衣装店でエレベーターの修理作業中にエレベーターが落下し、1階部分で部品交換の作業をしていたベトナム国籍で愛知県稲沢市の会社員、ファンさん(30)が下敷きになりました。
警察と消防によりますと、ファンさんは約15分後に救出され病院に搬送されましたが、頭などを打っていて意識不明の重体です。
当時、4人で作業を行っていたということで、警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66ab382a1c2a18213f2e294941b44902ae8635f8
4月26日16時53分に読売新聞からは、荷物運搬用のエレベーターだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前9時25分頃、名古屋市千種区今池の5階建てビルで、「作業員がエレベーターの下敷きになっている」と119番があった。
消防が荷物運搬用エレベーターの下から30歳くらいの男性作業員を救助したが、男性は意識不明の重体。
愛知県警千種署によると、男性は1階で部品の交換作業中だった。
約1メートル50センチ四方のエレベーターが何らかの原因で上層階から落下したとみられ、同署が原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210426-OYT1T50163/
2021年4月22日17時58分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後0時半ごろ、習志野市津田沼の飲食店などが入る商業ビルで「女性がマンホールの下に落ちた」と通報がありました。
警察と消防が駆けつけると、50代の女性がビルの1階部分のエレベーターホールの床にある水道設備の点検口から3メートルほど下に転落していて、すぐに救助されました。
女性は足や腕にけがをしましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、点検口は1メートル四方で、エレベーターを降りるとすぐ目の前にあり、ふだんはふたがしてありますが、当時は点検のために開けられていたいうことです。
点検口の近くには作業員がいたということで、警察は安全管理が適切に行われていたのかなど詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210422/1080014300.html
2021年3月2日12時21分にYAHOOニュース(長崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東彼・川棚町の食品会社の工場内で1日夕方、社員の男性が簡易リフトに首を挟まれる事故がありました。
男性は意識不明の重体で病院に救急搬送されました。
警察によりますと1日午後5時頃、東彼・川棚町百津郷のO食品工業の工場内で、社員の山口さん(男性、52歳)が、1階と2階の間で資材などを運ぶための簡易リフトの天井と金属製の防護柵に首を挟まれました。
同じ工場内で作業をしていた別の従業員が首を挟まれ意識がない山口さんを見つけ消防に通報。
山口さんは大村市内の病院に救急搬送されました。
警察によりますと、山口さんは事故当時、2階にあった簡易リフトを1階に下ろす作業をしていたということで、警察が事故の原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/54f9cccbb3457345f9484231671c79d7aa2ab41d
3月2日12時36分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、下を覗き込んだ際に昇降機が下りてきた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東彼・川棚町の食品加工会社の工場で1日、作業中の男性が 運搬用の昇降機に首を挟まれる事故がありました。
男性は意識不明の重体です。
事故があったのは東彼・川棚町で、豆腐などを作るO食品工業の工場です。
警察や消防によりますと、1日午後5時すぎ、従業員の山口さん(52)が運搬用の昇降機に首を挟まれているのを同僚が発見し、119番通報しました。
山口さんは大村市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
昇降機には、高さ約1メートル30センチの防護柵が設置されていましたが、警察は、山口さんが下をのぞき込んだ際に、昇降機が下りてきた可能性もあるとみて、詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c066db3cfb948d683dd25be3ecd7c663baa16243
2020年12月13日1時3分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後4時前、浦安市富岡の12階建てマンションで「ゴンドラが傾いて人が落ちた」と通行人から110番通報がありました。
警察によりますと、マンションの11階から12階の間で、男性作業員2人がゴンドラに乗り、窓枠の交換作業をしていたところ、ゴンドラが傾き、1人がマンションの下に転落したということです。
男性は千葉市稲毛区のガラス工事業、鶴岡さん(49)で、病院に搬送されましたが、およそ40分後に死亡が確認されました。
もう1人の男性は自力でゴンドラから脱出し、けがはありませんでした。
警察は助かった男性から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f20b08c90655d0f7c8cd3b9d2f19eb474fc3d99
12月13日5時0分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後3時55分ごろ、浦安市富岡3の12階建てマンションで、窓枠交換の準備作業を行っていた年齢不詳の男性がゴンドラから転落し、市内の病院で死亡が確認された。
浦安署によると、通行人の女性から「ゴンドラのケーブルが切れてぶら下がり、人が落ちた」と110番通報があった。
当時は11階と12階の間にゴンドラが宙づりになっていたという。
男性は機械式のゴンドラに乗り、2人組で窓枠のシーリング材を取り外す作業を行っていたが、何らかの原因でゴンドラが傾き、マンション敷地内の芝生に落下したとみられる。
一緒に作業していた男性は自力で脱出し無事だった。
同署は、死亡した男性の身元や詳しい状況を調べている。
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/747638
2020年11月6日18時2分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時半ごろ、高松市屋島西町にあるホームセンター、「Nジョイ屋島店」の従業員から「転倒した高齢の女性がいる」と通報がありました。
警察によりますと、このホームセンターでは通報の直前に3階建ての建物の1階から2階に向かうエスカレーターが急停止し、上から5段目のあたりにいた79歳の男性と76歳の女性の2人がバランスを崩して足に軽いけがをしたほか、下から2段目のあたりにいた85歳の女性も後ろに倒れて頭にけがをしたということです。
会社やメーカーによりますと、このエスカレーターは建物がスーパーとして利用されていた23年前に設置されたということで、現在は毎月1回点検が行われ、先月27日の点検でも異常は確認されなかったということです。
このエスカレーターは、強い衝撃が加わった場合に安全装置が働く仕組みになっているということで、警察がトラブルの原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20201106/8030008413.html
2020年9月30日18時30分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日朝、大阪メトロ「天王寺駅」で3歳の男の子がエスカレーターに手首を挟まれる事故がありました。
男の子は約20分後に救出されましたが、手首にケガをしました。
【記者リポート】
「男の子はJRと大阪メトロを結ぶ、こちらのエスカレーターで転び、手を挟みました」
午前9時50分ごろ、大阪メトロ「天王寺駅」で「男の子がエスカレーターに挟まっている」と通りかかった人から消防に通報がありました。
消防などによると、3歳の男の子が母親と歩いていたところ、駅の下りエスカレーターに乗りこむ際に転倒し、右手首がステップと側面部分との間に挟まれたということです。
エスカレーターは自動的に緊急停止し、男の子は約20分後に救出されました。
男の子は右手首にけがをして病院で治療を受けています。
大阪メトロによると、事故があったエスカレーターのステップと側面部分との間には3.5ミリほどの隙間しかなく、欠損や不具合などもないということで、事故が起きた原因を詳しく調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/79eb516d1b78d530e59d8fbb6b865714b223126c
9月30日12時4分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、通常は2mmの隙間で、駆け下りようとして転倒したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、JR天王寺駅と大阪メトロ天王寺駅を結ぶ下りエスカレーターで、消防などによると、午前9時50分ごろ、「子供が挟まれて動けない」と119番通報があった。
挟まれたのは3歳の男の子で、駆け下りようとして転倒し、通常は2ミリの隙間に、右手の手先から腕にかけて挟まれたという。
エスカレーターは自動で止まり、男の子は約30分後に助け出された。
けがの程度はわかっていないが、意識はあり、命に別条はないという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9c9aa5394abd92f60f6a556bb95cf84b0c95528
9月30日13時4分に産経新聞からは踏み段脇の隙間に挟まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府警天王寺署や大阪メトロによると、男児は下りエスカレーターに乗った直後にバランスを崩して転倒し、右手が踏み段脇の隙間に挟まった。
エレベーターは直後に緊急停止。
男児は右の手首まで挟まっていたが、出血などはなかったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/200930/afr2009300010-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、関西テレビ映像の2コマ。
2020年3月12日21時20分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後3時ごろ、横浜市旭区鶴ケ峰1丁目の商業施設のエスカレーターで、点検していたメンテナンス業者の男性(42)がエスカレーターに巻き込まれ、死亡する事故が起きた。
旭署が詳しい原因を調べている。
署によると、現場は施設1階と2階の間のエスカレーターで、男性は点検作業のため停止させた上で、一人で作業中だった。
エスカレーターが何らかの原因で動き出し、男性が巻き込まれたとみられるという。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-297447.html
3月13日0時39分にFNN PRIMEからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午後3時ごろ、横浜市旭区の商業施設の1階と2階の間にあるエスカレーターで点検作業を行っていた藤沢市の会社員・高橋さん(男性、42歳)が、足から腹部付近までを巻き込まれ、その後、死亡が確認された。
警察によると、点検作業は高橋さん1人で行っていて、事故が起きる直前、高橋さんは2階で作業をしていたという。
https://www.fnn.jp/posts/00433772CX/202003130039_CX_CX
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIME映像の1コマ。
事故が起きたエスカレーターだと思われる。
2012年11月7日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正6として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2424/
(2020年2月28日 修正6 ;追記)
2020年2月20日19時36分にNHK石川から、ブレーキライニングが磨耗していたが、目で確認できる範囲を超えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8年前の平成24年10月、JR金沢駅前のホテルで、エレベーターが扉が開いた状態で上昇し、清掃作業員の前多さん(女性、当時63歳)が体を挟まれて死亡しました。
捜査関係者によりますと、事故が起きたエレベーターは、天井付近の滑車からワイヤでかごを吊り下げるタイプのもので、この滑車にブレーキが付いているということです。
このブレーキは、ブレーキライニングという部品を動力に押しつけて摩擦の力によってエレベーターを停止させますが、この部品が摩耗してブレーキが効かなくなったとみられることがわかったということです。
警察は、2月3日付で、業務上過失致死の疑いで保守点検業者など数人を書類送検しました。
警察は、ブレーキの摩耗は目で確認出来る範囲を超えているということで、今回の事故を十分に予見できたとは言えないとして、処分を求めない意見を付けました。
これについて前多さんの長男は、「警察から説明を受けてしばらくは悲しかったが、捜査した結果なので受け入れるしかないと思っています」というコメントを出しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200220/3020004008.html
(ブログ者コメント)
「ブレーキの摩耗は目で確認出来る範囲を超えているということで、今回の事故を十分に予見できたとは言えない」と報じられている件、意味がよく分からない。
第1報修正4での報道は下記。
「事故の直前まではエレベーターの利用者が多く、ブレーキドラムが摩擦熱で膨張したため、摩耗した状態でもブレーキがかかっていたが、その後、ドラムが冷えて縮むとパッドとの間に0.5〜0.6mmの隙間ができ、ブレーキが利かなくなっていた。」
そのことから考えると、ブレーキはさほど磨耗していなかったが、ドラムとパッドとの隙間は目で確認しにくかった・・ということだろうか?
2019年8月23日13時17分に京都新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
鉄道駅でのエスカレーター事故を防ごうと、京都市交通局を含む全国の鉄道事業者や日本エレベーター協会(東京)などが今夏、「エスカレーター乗り方改革」と題した安全キャンペーンを展開している。
交通機関でのエスカレーター事故は増加傾向といい、慣例化している「片側あけ」による歩行も危険を伴うとして、「歩かずに立ち止まろう」と呼び掛けている。
同協会がエスカレーター製造・保守の会員企業に調査した結果、2013~14年に転倒や挟まれ、転落など、1475件の事故が発生した。
うち、鉄道駅など交通機関は半数の751件で、08~09年調査から324件増えた。
事故原因は、「手すりを持たずに転倒」、「踏み段の黄色の線から足をはみ出して挟まれる」など、安全ではない乗り方が大半。
そのため、全国の鉄道事業者などは、10年に安全キャンペーンを始めた。
京都市内で運行する事業者では、市交通局のほか、JR西日本、阪急電鉄、京阪電気鉄道、近畿日本鉄道、叡山電鉄が参加している。
今年は、「歩かず立ち止まる」ことを初めて明確に掲げたのが特徴だ。
市営地下鉄では、かつて、急ぐ人にエスカレーターの右側を空けるよう呼び掛けていた時代もあり、左側に並ぶ光景が目立つ。
山科区の50代男性は、「上りエスカレーターで前にいた高齢女性が、隣をすり抜けた人と接触してこちらに倒れてきた経験がある。もし自分がいなければ、女性は下まで転落していた」と振り返る。
また、左側に立つ前提だと、左手のけがや障害のために右手でしか手すりを持てない人は不自由を強いられるといい、日本エレベーター協会は、「2列で並んで止まってほしい」と呼び掛ける。
市交通局でも、キャンペーンに合わせて8月31日まで地下鉄各駅にポスターを張りだしており、「通勤・通学時に、急ぐ人はエスカレーターを歩きたくなる気持ちも分かるが、だれもが安全に利用できるように考え方を転換してほしい」としている。
https://this.kiji.is/537444389325440097?c=39546741839462401
8月28日13時15分にNHK東北からは、仙台でのキャンペーン状況が下記趣旨でネット配信されていた。
エスカレーターを安全に使ってもらおうと、1列に2人ずつ立ち止まって利用するよう呼びかけるキャンペーンが28日から仙台市で始まった。
このキャンペーンは、東京オリンピックの開幕まで1年を切り、利用客のマナーの向上を目指そうと、全国各地の鉄道事業者が行っている。
28日朝は、仙台市交通局の職員らが、仙台駅のエスカレーターの前で「エスカレーターは立ち止まって利用して下さい」とポケットティッシュを配りながら呼びかけた。
このエスカレーターでは、通常、歩く人のために右側が空いていることが多いということだが、28日は職員の呼びかけに応じて、多くの人が立ち止まって利用していた。
エスカレーターを歩いて利用すると、荷物がぶつかったり、あやまって転倒したりするおそれがあり、仙台市地下鉄では、こうした事故が年間およそ20件起きているという。
仙台市交通局の三浦営業課長は、「来年には東京オリンピックも控えているので、海外の方々も安心して利用できるよう、エスカレーターは立ち止まって乗ってもらいたい」と話していた。
仙台市地下鉄では、このキャンペーンを今月31日まで行うことにしている。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190828/6000006735.html
(ブログ者コメント)
8月中旬、テレビのワイドショーを見ていた時のこと。
女性アナウンサーだったか誰かが、「エスカレーターは、今、歩かないようになっている」などとしゃべると、コメンテーターだったか誰かが、「へー、そうなの・・・?」などと返していた。
まだまだ認知度は低そうだ。
2018年7月23日9時8分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月23日19時9分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本の駅に設置されたエスカレーターで2017年度、利用客が転倒するなどの事故が約180件に上ったことが23日、同社への取材で分かった。
危険なケースが絶えないとして、事故の件数を初めて明らかにした。
同社など全国の鉄道事業者は、23日、手すりにつかまって2列で利用するよう呼び掛ける安全キャンペーンに乗り出した。
東京駅では、エスカレーターの乗り場付近や手すりをラッピングし、駅員が通勤客らに声を掛けた。
JR東は、「安全に気持ちよく目的地に行ってもらうためにも、事故をゼロにしなければならない」と理解を求めた。
JR東によると、駅のエスカレーターでの事故には、酒に酔った上での転倒のほか、落ちてきたスーツケースにぶつかる、衣服が巻き込まれるなどの例があり、過去には死者が出たこともある。
08年6月、新橋駅(東京・港)で酔った男性が転落、死亡したほか、09年3月には水戸駅(水戸市)で、50代女性が転倒した際にマフラーが巻き込まれて首に巻き付き、死亡した。
10年12月、保土ケ谷駅(横浜市)では、降り場付近の女性が突然つまずいて転倒し、後続の男女4人が相次いで倒れ込み、腰や膝を打った。
12年12月には、西船橋駅(千葉県船橋市)でエスカレーターのチェーンが切れて緊急停止し、2人が手首と足にけがをした。
〔共同〕
出典
『駅のエスカレーター事故 JR東、2017年度180件』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3327012023072018CC0000/
『駅エスカレーター事故防げ JR東、1年で180件』
http://www.sankei.com/affairs/news/180723/afr1807230028-n1.html
2018年5月26日12時25分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前、JR大阪駅のホームにあるエスカレーターで複数の人が転倒する事故があり、2人が病院に運ばれた。
JR西日本などによると、26日午前10時ごろ、JR大阪駅のホームから改札口に降りる下りエスカレーターで1人が転倒した。
これを見ていた人が緊急停止ボタンを押してエスカレーターが突然停まった影響で複数の人が転倒し、そのうち2人が病院に搬送されたという。
【事故を見た人は…】
「倒れる感じの雰囲気。緊急停止ボタンと叫んでる人もいて、将棋倒し的な感じになっていました。」
警察が事故の原因を詳しく調べている。
出典
『JR大阪駅 エスカレーター事故 2人病院搬送』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-12250802-kantelev-l27
5月26日12時55分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察やJRによると、エスカレーターに乗っていた4人が相次いで転倒し、このうち30代と60代の女性2人が病院に運ばれたが、けがの程度は軽いという。
警察によると、利用者の靴ひもがエスカレーターに巻き込まれて転倒し、後ろの人がそれを避けるために進行方向とは逆に上って緊急停止ボタンを押したという。
出典
『大阪駅エスカレーターで2人けが』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180526/0000378.html
5月26日13時29分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西によると、現場は大阪駅5・6番乗り場の下りエスカレーター。
乗っていた利用客のくつひもがからまって転倒し、出口部分がふさがったことで、後から続いた数人が巻き込まれた可能性がある。
近くにいた人が非常停止ボタンを押したが、間に合わなかったという。
事故後にエスカレーターの安全確認などを行っていた関係者は、「靴ひもがほどけていたようだ。エスカレーターは問題ないとみられる」と説明した。
出典
『JR大阪駅エスカレーターで転倒事故 女性3人けが』
https://www.sankei.com/west/news/180526/wst1805260030-n1.html
5月26日13時10分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西によると、神戸・宝塚方面の電車が発着する5・6番乗り場から1階へ下るエスカレーターの降り場付近で男性がうずくまり、後ろの女性らが次々に接触して転倒したという。
出典
『JR大阪駅エスカレーターで女性ら3人転倒 病院に搬送』
https://mainichi.jp/articles/20180526/k00/00e/040/260000c
5月26日17時58分に読売テレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西や警察によると、けさ9時50分ごろ、JR大阪駅のホームから中央改札に降りるエスカレーターで30代の男性の靴ひもが挟まり、男性が転倒。
このはずみで後ろにいた女性2人が転倒し、さらに下に降りられなくなった人たちが逆走するなど、大混乱となった。
出典
『エスカレーター事故 きっかけは“靴ひも”』
http://www.rnb.co.jp/nnn/news88922057.html
(ブログ者コメント)
緊急停止したはずみで転倒したと報じているメディアもあるが、情報を総合的に勘案すると、ほどけていた靴紐が降り口でステップ収納部分に巻き込まれ、その人が転倒したため後続の人も転倒した・・・そんな感じだったのではないだろうか?
2018年4月19日13時4分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前7時半ごろ、尾花沢市鶴子の建設会社「T」で、「2階にあったエレベーターのワイヤーが切れて落下した」と従業員から消防に通報があった。
当時、エレベーターには、従業員の高橋さん(男性、46歳)が乗っていて、病院に搬送されたが、右足の骨を折って全治3か月の重傷だという。
警察や会社によると、エレベーターは建築資材の運搬に使う簡易性のもので、当時、高橋さんは建設現場で使う道具などを積み込んでいたという。
落下した高さは3mほどで、警察は、エレベーターをつるしていたワイヤーが切れたとみて、詳しい原因を調べている。
出典
『運搬エレベーター落下 1人重傷』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20180419/6020000515.html
(2018年5月19日 修正1 ;追記)
2018年4月20日付の山形新聞紙面には、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
昇降機を使い、2階の資材を下ろしていた高橋さんが、昇降機に乗った状態で1階に落下し、右足のスネの骨を折る大けがをした。
警察によると、昇降機は2m四方の箱型で、3方に仕切り板があり、荷受け口と天井が空いた簡易な構造。
ワイヤで上下する仕組みになっていた。
高橋さんは昇降機を2階に上げ、ビニールシートなどを1人で積んでいた。
その際にワイヤーが切れ、昇降機ごと約3m下に落ちた。
近くにいた同僚が物音に気付いて発見し、119番通報した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。